自ら健康に、水から健康に。合言葉は「はやめに、こまめに」
今年も現地へ足を運べば3年連続となります。
2023年は屋根下座席確保のため少しのスペースも
無理して着席しました。そのこともあって2024年も
混むと思っていましたけど、まあまあの席に座れました。
2025年はどうでしょうか。北陸対福工大なら
集客あるでしょうが、敦賀気比対坂井ならどうかな。
テレビ中継は福井放送が9:55~11:20までで延長
ないでしょう。11:20からはQP3分クッキングある。
NHKは10時からで11:53からはサブチャンネルで
放送あるので最後までするでしょう。ワンセグテレビ
持参ですね。ラジオ放送は福井放送が10時から12時まで。
NHK福井はお昼の時間帯はニュース天気予報で
野球放送中断、試合が延びれば再開のようです。
テレビラジオ見ながら聞きながらならだれもいない
バックネット裏で機器の直射日光避けながらね。
当日考えます。
2023年は屋根下座席確保のため少しのスペースも
無理して着席しました。そのこともあって2024年も
混むと思っていましたけど、まあまあの席に座れました。
2025年はどうでしょうか。北陸対福工大なら
集客あるでしょうが、敦賀気比対坂井ならどうかな。
テレビ中継は福井放送が9:55~11:20までで延長
ないでしょう。11:20からはQP3分クッキングある。
NHKは10時からで11:53からはサブチャンネルで
放送あるので最後までするでしょう。ワンセグテレビ
持参ですね。ラジオ放送は福井放送が10時から12時まで。
NHK福井はお昼の時間帯はニュース天気予報で
野球放送中断、試合が延びれば再開のようです。
テレビラジオ見ながら聞きながらならだれもいない
バックネット裏で機器の直射日光避けながらね。
当日考えます。
⚾今日の和歌山大会試合結果(3回戦)
11日目第1試合 日高-橋本 9:00~12:02
一二三四五六七八九十計HE
日 高101000331 9103
橋 本41220020X 11113
11日目第2試合 那賀-箕島 12:44~14:56
一二三四五六七八九十計HE
那 賀000040102 7132
箕 島101000010 392
⚾今日の京都大会試合結果(準々決勝 わかさS京都)
準々決勝第1試合 京都国際-北嵯峨
一二三四五六七八九十計HE
北 嵯 峨0002001 3
京都国際530011X 10
準々決勝第2試合 立命館宇治-西城陽
一二三四五六七八九十計HE
西 城 陽001000300 4
立命宇治02101120X 8
⚾今日の岡山大会試合結果(倉敷MS)
準々決勝第1試合 玉野光南-倉敷工
一二三四五六七八九十計HE
玉野光南001000000 1
倉 敷 工000000000 0
準々決勝第2試合 おかやま山陽-西大寺
一二三四五六七八九十計HE
山 陽101010011 5
西 大 寺100000000 1
⚾今日の三重大会試合結果(準々決勝)
津市営球場第1試合 津田学園-明野
一二三四五六七八九十計HE
明 野0000000 0
津田学園140300X 8
津市営球場第2試合 津商-海星
一二三四五六七八九十計HE
海 星002000000 2
津 商10000070X 8
ダイムスタジアム伊勢第1試合 宇治山田商-昴学園
一二三四五六七八九十計HE
昴 学 園000001001 2
山 商00000201X 3
ダイムスタジアム伊勢第2試合 菰野-久居農林
一二三四五六七八九十計HE
菰 野000012132 9
久居農林100000000 1
⚾明日の和歌山大会組み合わせ(12日目 準々決勝)
09:00~ 星 林 - 粉 河
☆☆☆ 11:30~ 市和 歌山-智弁和歌山
⚾明日の奈良大会組み合わせ(準々決勝 さとやくスタジアム)
09:00~ 橿 原 -橿原 学院
11:30~ 智弁 学園- 桜 井
⚾明日の京都大会組み合わせ(準々決勝 わかさS京都)
☆ 09:00~ 鳥 羽 -立 命 館
☆☆ 11:30~ 京都外大西- 乙 訓
⚾明日の岡山大会組み合わせ(準々決勝 倉敷MS)
☆☆☆ 09:00~ 創志 学園-岡山学芸館
11:30~ 美 作 -倉 敷 商
📝好機と流れで那賀が快勝、箕島は新チームの成長楽しみ 高嶋仁の目
https://news.yahoo.co.jp/articles/9d126a2d38c905850341f012e64f0e26db18975b
(22日、第107回全国高校野球選手権和歌山大会3回戦 那賀7―3箕島)
中盤から流れをつかんだ那賀が箕島に快勝した試合でした。先頭打者の前山瑠星選手(2年)の本塁打などで序盤リードを奪った箕島でしたが、三回の攻撃は3安打を放ちながら無得点に終わってしまいます。1死満塁から内野フライを打ち上げてしまいますが、スクイズを選択してもよかった場面だと思いました。追加点が取れていれば箕島のペースで試合を進めることができたでしょう。
一方、那賀は五回の好機を生かして4点をあげます。流れが那賀に移ってしまったようです。七回にあげた追加点も大きかったと思います。二塁打で出塁した北村尚大投手(2年)が、次打者の単打でいっきに本塁まで戻ってくる好走塁でした。また、八回の守りで2死満塁から、ショートの湯川凌典主将(3年)の好プレーで内野安打にとどめ1失点で終えたのも勝因になりました。抜けていれば大量失点につながったかもしれませんでした。
敗れましたが箕島は先発バッテリーや本塁打を打った前山選手ら2年生が中心のチームだけに、新チームの成長が楽しみです。
🔥「可能性ゼロを1に」 明石商・狭間監督が東洋大姫路戦で得た境地
https://news.yahoo.co.jp/articles/81bd70a6f931f70a5cfe12be563c8eb843a1a200
(22日、第107回全国高校野球選手権兵庫大会5回戦 明石商―東洋大姫路)
「100回やっても、100回勝てないチームやね」
5月5日、春季兵庫県大会準決勝。明石商は、今春の選抜大会に出場した東洋大姫路に0―10で5回コールド負けした。試合後の取材で、明石商の狭間善徳監督は、そうつぶやいた。
「夏に向けて足りないところをやっていくしかない。100回戦って、1回勝てるチームになるしかない」この言葉の真意はなにか。7月上旬、明石商を訪ねて、改めて聞いてみた。
狭間監督は、そのときの言葉をこう振り返った。「打者陣の振り、投手陣の投球、能力の差を感じた」。だが一方で、「練習や気持ちでカバーできる。それが高校野球」だという。
狭間監督は、春夏あわせて4度の甲子園出場経験がある。「どんな試合でも食らいつき辛抱して、最後に1点取って逆転する。終盤に勝つというのが明石商業の野球だ」
ところが、春の東洋大姫路戦は、失策などのミスが目立った。ヒットはわずか2本で、反撃するチャンスさえもらえなかった。ミーティングで決めた守備位置や配球が徹底できていなかった。狭間監督は、独特の言葉遣いでこう表現した。「(今年のチームは)野球に対して、燃え続けられていない」
その後、明石商のメンバーの意識が変わるきっかけがあった。6月にあった関東遠征だ。夏のベンチ入りメンバーの選考会の意味合いもあり、3年生全員が参加した。遠征後、狭間監督は3年生のうち17人に「最後の夏はベンチに入れない」と告げた。17人は悔しさを胸の中に押し込んで、準備や水まきなどのサポートに徹していた。
山内宏斗主将(3年)は、ベンチを外れた選手から言われたことを、はっきりと覚えている。「何でも練習に付き合うから。1千本でも1万本でもノックを打つから。頑張ってくれ」
選手たちの練習に取り組む意識が変わった。山内主将は「試合に出られるやつらが気持ちを持ってやらんと。明石商業の強さを見せるのは、試合に出る選手しかできない」と力を込める。メンバー一人ひとりの個性が強いチームだが、「チームのために尽くす」という意識に変わっていったという。
狭間監督も「あのときから野球に対する取り組み方が変わった。高い意識で練習ができている」と話す。さらに明石商は「日本一ミーティングをする」という。一つのミスも妥協も許さない「高い意識の練習」に加え、対戦相手1校につき10時間以上のミーティングをすることで、接戦に持ち込むことができ、力量が上の相手にも勝てる、と考えている。
夏の兵庫大会は、3回戦で逆転してコールド勝ち。4回戦では石原大暉投手(3年)がノーヒットノーランを達成し、勝ち上がってきた。
次戦の5回戦は22日午前10時から、東洋大姫路と相まみえる。あの春の敗戦の借りを返すため、「生まれかわった明石商」が挑む。
☝「手書きのスコアボード」半世紀の歴史に幕 来春に電光掲示板へ
https://news.yahoo.co.jp/articles/f612c7f7b9f495e456e9a7da4c09bb6deac474ea
半世紀にわたって球児を見守り続けてきた兵庫県高砂市の高砂市野球場の「手書きのスコアボード」が22日、今夏の兵庫大会での最後の日を迎えた。1972年に整備された球場は老朽化が進み、8月下旬から電光掲示板への改修工事が始まる。署名活動を通じて球場改修のために奔走してきた県高野連審判部長の竹田英敏さん(50)が、最後の球審としてグラウンドに立った。
竹田さんは高砂市に近い播磨町出身。高砂の野球部に入部し、市野球場が身近な存在になった。高校卒業後も審判として高校野球に関わり続け、「夏の大会で初めて球審を務めたのも、この手書きボードがある高砂の球場だった」と振り返る。
一方、審判としてはこのスコアボードは「悩みの種」でもあった。選手が交代する際、通常は場内アナウンスとボード表示の切りかえが完了してからプレーを再開する。だが、手書きのスコアボードは選手名のつけかえに時間がかかるため、それが終わる前にプレーを再開せざるを得なかったという。
竹田さんは3年ほど前に仲間と市民グループを立ち上げて署名活動をするなど、市にスコアボードの改修を要望してきた。電光掲示板は来春ごろに完成する見通しだ。「ちょっとさみしい思いはあるが、新しい球場の姿が待ち遠しい」
📝旭川志峯が3つめの校名で3年ぶり11度目の甲子園出場、3年前は旭川大高、1968年初出場時の校名は…
https://news.yahoo.co.jp/articles/e4ab735fa05e6028eda6567244acc48c35035a46
第107回全国高校野球選手権大会の出場校を決める北北海道大会の決勝が22日にエスコンフィールド北海道で行われ、旭川志峯が4―3で白樺学園に競り勝ち、3年ぶり11度目の出場を決めた。
3年前に出場したときの校名は旭川大高で、2023年4月に現校名へ変更してからは初の出場。1968年夏に初出場したときの校名は北日本学院で、今回が3つ目の校名での甲子園出場となる。
これまで3つ以上の校名で出場したのは、静岡中、静岡一、静岡城内を含めた4つの静岡が最多。名古屋電工と名古屋電気を含めた愛工大名電、塚原、塚原青雲、創造学園大付で出場した長野・松本国際、秋田経大付と秋田経法大付を含めた明桜、大分二と大分城崎を含めた大分商、益田産と益田農林を含めた島根・益田翔陽などが3つの校名で出場している。
また、中京商と中京を含めた愛知・中京大中京や中京商と中京学院大中京を含めた岐阜・中京、平安中と平安を含めた京都・龍谷大平安、浪華商と浪商を含めた大阪・大体大浪商など終戦直後の学制改革や大学との関係を明示するために変更した例もある。
統廃合の場合は複雑な例が多く、鳴門商が撫養を含めた後に鳴門第一となり、さらに鳴門工と統合した徳島・鳴門渦潮が顕著。東京の慶応普通部と慶応商工が統合し、慶応二を経て慶応となった後に神奈川へ移った例や、いずれも甲子園に出場した別府商、別府青山、別府羽室台が統合して大分・別府翔青となった例もある。
👣今春の関東大会準Vの専大松戸が中央学院に敗戦 持丸修一監督「手も足も出なかったです…」
https://news.yahoo.co.jp/articles/c499155d06c03e33e0edd866631a301cd633d536
◆第107回全国高校野球選手権千葉大会 ▽5回戦 中央学院5―0専大松戸 (22日・千葉県総合スポーツセンター)
今春関東大会準Vの専大松戸が中央学院に0―5で敗れ5回戦で姿を消した。
初回1死一、二塁のピンチで、4番・佐藤佑人捕手(3年)に先制の3点本塁打を浴びると、その後も守備のミスが絡み2失点。終始流れをつかめず、敗戦した。
持丸修一監督は「春に勝った経験を夏に生かしきれなかった。指導者の責任です」と悔しがった。打線は相手先発・三宅遼真(3年)の前にわずか1安打。「長い間監督をやってきたが、こんなに完敗するのは珍しい。手も足も出なかったです」と相手をたたえた。
11日目第1試合 日高-橋本 9:00~12:02
一二三四五六七八九十計HE
日 高101000331 9103
橋 本41220020X 11113
11日目第2試合 那賀-箕島 12:44~14:56
一二三四五六七八九十計HE
那 賀000040102 7132
箕 島101000010 392
⚾今日の京都大会試合結果(準々決勝 わかさS京都)
準々決勝第1試合 京都国際-北嵯峨
一二三四五六七八九十計HE
北 嵯 峨0002001 3
京都国際530011X 10
準々決勝第2試合 立命館宇治-西城陽
一二三四五六七八九十計HE
西 城 陽001000300 4
立命宇治02101120X 8
⚾今日の岡山大会試合結果(倉敷MS)
準々決勝第1試合 玉野光南-倉敷工
一二三四五六七八九十計HE
玉野光南001000000 1
倉 敷 工000000000 0
準々決勝第2試合 おかやま山陽-西大寺
一二三四五六七八九十計HE
山 陽101010011 5
西 大 寺100000000 1
⚾今日の三重大会試合結果(準々決勝)
津市営球場第1試合 津田学園-明野
一二三四五六七八九十計HE
明 野0000000 0
津田学園140300X 8
津市営球場第2試合 津商-海星
一二三四五六七八九十計HE
海 星002000000 2
津 商10000070X 8
ダイムスタジアム伊勢第1試合 宇治山田商-昴学園
一二三四五六七八九十計HE
昴 学 園000001001 2
山 商00000201X 3
ダイムスタジアム伊勢第2試合 菰野-久居農林
一二三四五六七八九十計HE
菰 野000012132 9
久居農林100000000 1
⚾明日の和歌山大会組み合わせ(12日目 準々決勝)
09:00~ 星 林 - 粉 河
☆☆☆ 11:30~ 市和 歌山-智弁和歌山
⚾明日の奈良大会組み合わせ(準々決勝 さとやくスタジアム)
09:00~ 橿 原 -橿原 学院
11:30~ 智弁 学園- 桜 井
⚾明日の京都大会組み合わせ(準々決勝 わかさS京都)
☆ 09:00~ 鳥 羽 -立 命 館
☆☆ 11:30~ 京都外大西- 乙 訓
⚾明日の岡山大会組み合わせ(準々決勝 倉敷MS)
☆☆☆ 09:00~ 創志 学園-岡山学芸館
11:30~ 美 作 -倉 敷 商
📝好機と流れで那賀が快勝、箕島は新チームの成長楽しみ 高嶋仁の目
https://news.yahoo.co.jp/articles/9d126a2d38c905850341f012e64f0e26db18975b
(22日、第107回全国高校野球選手権和歌山大会3回戦 那賀7―3箕島)
中盤から流れをつかんだ那賀が箕島に快勝した試合でした。先頭打者の前山瑠星選手(2年)の本塁打などで序盤リードを奪った箕島でしたが、三回の攻撃は3安打を放ちながら無得点に終わってしまいます。1死満塁から内野フライを打ち上げてしまいますが、スクイズを選択してもよかった場面だと思いました。追加点が取れていれば箕島のペースで試合を進めることができたでしょう。
一方、那賀は五回の好機を生かして4点をあげます。流れが那賀に移ってしまったようです。七回にあげた追加点も大きかったと思います。二塁打で出塁した北村尚大投手(2年)が、次打者の単打でいっきに本塁まで戻ってくる好走塁でした。また、八回の守りで2死満塁から、ショートの湯川凌典主将(3年)の好プレーで内野安打にとどめ1失点で終えたのも勝因になりました。抜けていれば大量失点につながったかもしれませんでした。
敗れましたが箕島は先発バッテリーや本塁打を打った前山選手ら2年生が中心のチームだけに、新チームの成長が楽しみです。
🔥「可能性ゼロを1に」 明石商・狭間監督が東洋大姫路戦で得た境地
https://news.yahoo.co.jp/articles/81bd70a6f931f70a5cfe12be563c8eb843a1a200
(22日、第107回全国高校野球選手権兵庫大会5回戦 明石商―東洋大姫路)
「100回やっても、100回勝てないチームやね」
5月5日、春季兵庫県大会準決勝。明石商は、今春の選抜大会に出場した東洋大姫路に0―10で5回コールド負けした。試合後の取材で、明石商の狭間善徳監督は、そうつぶやいた。
「夏に向けて足りないところをやっていくしかない。100回戦って、1回勝てるチームになるしかない」この言葉の真意はなにか。7月上旬、明石商を訪ねて、改めて聞いてみた。
狭間監督は、そのときの言葉をこう振り返った。「打者陣の振り、投手陣の投球、能力の差を感じた」。だが一方で、「練習や気持ちでカバーできる。それが高校野球」だという。
狭間監督は、春夏あわせて4度の甲子園出場経験がある。「どんな試合でも食らいつき辛抱して、最後に1点取って逆転する。終盤に勝つというのが明石商業の野球だ」
ところが、春の東洋大姫路戦は、失策などのミスが目立った。ヒットはわずか2本で、反撃するチャンスさえもらえなかった。ミーティングで決めた守備位置や配球が徹底できていなかった。狭間監督は、独特の言葉遣いでこう表現した。「(今年のチームは)野球に対して、燃え続けられていない」
その後、明石商のメンバーの意識が変わるきっかけがあった。6月にあった関東遠征だ。夏のベンチ入りメンバーの選考会の意味合いもあり、3年生全員が参加した。遠征後、狭間監督は3年生のうち17人に「最後の夏はベンチに入れない」と告げた。17人は悔しさを胸の中に押し込んで、準備や水まきなどのサポートに徹していた。
山内宏斗主将(3年)は、ベンチを外れた選手から言われたことを、はっきりと覚えている。「何でも練習に付き合うから。1千本でも1万本でもノックを打つから。頑張ってくれ」
選手たちの練習に取り組む意識が変わった。山内主将は「試合に出られるやつらが気持ちを持ってやらんと。明石商業の強さを見せるのは、試合に出る選手しかできない」と力を込める。メンバー一人ひとりの個性が強いチームだが、「チームのために尽くす」という意識に変わっていったという。
狭間監督も「あのときから野球に対する取り組み方が変わった。高い意識で練習ができている」と話す。さらに明石商は「日本一ミーティングをする」という。一つのミスも妥協も許さない「高い意識の練習」に加え、対戦相手1校につき10時間以上のミーティングをすることで、接戦に持ち込むことができ、力量が上の相手にも勝てる、と考えている。
夏の兵庫大会は、3回戦で逆転してコールド勝ち。4回戦では石原大暉投手(3年)がノーヒットノーランを達成し、勝ち上がってきた。
次戦の5回戦は22日午前10時から、東洋大姫路と相まみえる。あの春の敗戦の借りを返すため、「生まれかわった明石商」が挑む。
☝「手書きのスコアボード」半世紀の歴史に幕 来春に電光掲示板へ
https://news.yahoo.co.jp/articles/f612c7f7b9f495e456e9a7da4c09bb6deac474ea
半世紀にわたって球児を見守り続けてきた兵庫県高砂市の高砂市野球場の「手書きのスコアボード」が22日、今夏の兵庫大会での最後の日を迎えた。1972年に整備された球場は老朽化が進み、8月下旬から電光掲示板への改修工事が始まる。署名活動を通じて球場改修のために奔走してきた県高野連審判部長の竹田英敏さん(50)が、最後の球審としてグラウンドに立った。
竹田さんは高砂市に近い播磨町出身。高砂の野球部に入部し、市野球場が身近な存在になった。高校卒業後も審判として高校野球に関わり続け、「夏の大会で初めて球審を務めたのも、この手書きボードがある高砂の球場だった」と振り返る。
一方、審判としてはこのスコアボードは「悩みの種」でもあった。選手が交代する際、通常は場内アナウンスとボード表示の切りかえが完了してからプレーを再開する。だが、手書きのスコアボードは選手名のつけかえに時間がかかるため、それが終わる前にプレーを再開せざるを得なかったという。
竹田さんは3年ほど前に仲間と市民グループを立ち上げて署名活動をするなど、市にスコアボードの改修を要望してきた。電光掲示板は来春ごろに完成する見通しだ。「ちょっとさみしい思いはあるが、新しい球場の姿が待ち遠しい」
📝旭川志峯が3つめの校名で3年ぶり11度目の甲子園出場、3年前は旭川大高、1968年初出場時の校名は…
https://news.yahoo.co.jp/articles/e4ab735fa05e6028eda6567244acc48c35035a46
第107回全国高校野球選手権大会の出場校を決める北北海道大会の決勝が22日にエスコンフィールド北海道で行われ、旭川志峯が4―3で白樺学園に競り勝ち、3年ぶり11度目の出場を決めた。
3年前に出場したときの校名は旭川大高で、2023年4月に現校名へ変更してからは初の出場。1968年夏に初出場したときの校名は北日本学院で、今回が3つ目の校名での甲子園出場となる。
これまで3つ以上の校名で出場したのは、静岡中、静岡一、静岡城内を含めた4つの静岡が最多。名古屋電工と名古屋電気を含めた愛工大名電、塚原、塚原青雲、創造学園大付で出場した長野・松本国際、秋田経大付と秋田経法大付を含めた明桜、大分二と大分城崎を含めた大分商、益田産と益田農林を含めた島根・益田翔陽などが3つの校名で出場している。
また、中京商と中京を含めた愛知・中京大中京や中京商と中京学院大中京を含めた岐阜・中京、平安中と平安を含めた京都・龍谷大平安、浪華商と浪商を含めた大阪・大体大浪商など終戦直後の学制改革や大学との関係を明示するために変更した例もある。
統廃合の場合は複雑な例が多く、鳴門商が撫養を含めた後に鳴門第一となり、さらに鳴門工と統合した徳島・鳴門渦潮が顕著。東京の慶応普通部と慶応商工が統合し、慶応二を経て慶応となった後に神奈川へ移った例や、いずれも甲子園に出場した別府商、別府青山、別府羽室台が統合して大分・別府翔青となった例もある。
👣今春の関東大会準Vの専大松戸が中央学院に敗戦 持丸修一監督「手も足も出なかったです…」
https://news.yahoo.co.jp/articles/c499155d06c03e33e0edd866631a301cd633d536
◆第107回全国高校野球選手権千葉大会 ▽5回戦 中央学院5―0専大松戸 (22日・千葉県総合スポーツセンター)
今春関東大会準Vの専大松戸が中央学院に0―5で敗れ5回戦で姿を消した。
初回1死一、二塁のピンチで、4番・佐藤佑人捕手(3年)に先制の3点本塁打を浴びると、その後も守備のミスが絡み2失点。終始流れをつかめず、敗戦した。
持丸修一監督は「春に勝った経験を夏に生かしきれなかった。指導者の責任です」と悔しがった。打線は相手先発・三宅遼真(3年)の前にわずか1安打。「長い間監督をやってきたが、こんなに完敗するのは珍しい。手も足も出なかったです」と相手をたたえた。
⚾今日の和歌山大会試合結果(3回戦)
10日目第1試合 智弁和歌山-和歌山工 9:00?~11:25?
一二三四五六七八九十計HE
和 智 弁120220000 7131
和歌山工010002000 371
10日目第2試合 初芝橋本-田辺工 12:05?~14:12
一二三四五六七八九十計HE
田 辺 工100000001 2112
初芝橋本00001110X 391
10日目第3試合 田辺-南部 14:54~17:05
一二三四五六七八九十計HE
南 部101000020 4105
田 辺00005302X 1083
⚾明日の和歌山大会組み合わせ(11日目 3回戦)
09:00~ 橋 本 - 日 高
☆ 11:30~ 箕 島 - 那 賀
⚾明日の京都大会組み合わせ(準々決勝 わかさS京都)
09:00~ 京都 国際-北 嵯 峨
11:30~ 立命館宇治-西 城 陽
⚾明日の岡山大会組み合わせ(準々決勝 倉敷MS)
09:00~ 玉野 光南-倉 敷 工
11:30~ 山 陽 -西 大 寺
⚾明日の三重大会組み合わせ(準々決勝)
津市営球場
☆ 09:00~ 津田 学園- 明 野
15:30~ 津 商 - 海 星
ダイムスタジアム伊勢
☆ 09:00~ 昴 学 園-宇治山田商
☆ 15:30~ 久居 農林- 菰 野
📝那賀、サヨナラで海南下す 勝敗分けた変化球への対応 高嶋仁の目
https://vk.sportsbull.jp/koshien/articles/AST7N1CGKT7NPXLB00YM.html
(19日、第107回全国高校野球選手権和歌山大会2回戦 那賀6―5海南)
どちらが勝ってもおかしくない熱戦は、那賀がサヨナラゲームで海南に勝利しました。決勝の二塁打を放った湯川凌典主将(3年)は九回表に1死一、三塁で登板し、二つの四球で同点に追いつかれていただけに、気合が入っていたことでしょう。また、この場面、走者が二塁にいたため外野手が浅めに守っていたことも、ヒットにつながりました。
九回表、同点に追いつかれた場面でいったん試合が、選手の治療のため中断に入りました。少しリラックスできたのか再開後の打者を抑え、逆転を許さなかったことも大きかったでしょう。さまざまな要素が展開を左右するのも高校野球のおもしろさですね。
両チームとも積極的な攻めをしていましたが、変化球をしっかり狙った那賀と、見送ることが多かった海南で勝敗を分けたようにも思いました。特に三回に走者一掃の二塁打、五回にも適時二塁打を放った北村尚大投手(2年)は、高めからの変化球を見逃しませんでした。相手投手の心境なども読めたのでしょう。
初戦はコールド勝ち、この試合はサヨナラゲームと勢いに乗っている那賀は気分良く次の試合にも臨めるでしょう。今後のゲームも楽しみです。
📝「失点つながるエラーは勝機逃がす」焦らずワンアウトを 高嶋仁の目
https://vk.sportsbull.jp/koshien/articles/AST7N355QT7NPXLB01WM.html
(20日、第107回全国高校野球選手権和歌山大会3回戦 市和歌山5―2桐蔭)
野球にエラーはつきものですが、エラーが失点に結びついてしまうと勝機を逃がしてしまうと感じる試合でした。
1点をリードしていた桐蔭ですが三回表の守りで1死一塁から、ゴロを処理した二塁手が遊撃手へ悪送球。併殺を狙ったのだと思いますが、焦らずにワンアウトを取る場面だったと思います。
その後、風に押し戻された打球が深く守っていた中堅手の前に落ちる安打で満塁とされ、この回逆転されてしまいました。市和歌山にもエラーはでましたが、失点にはつながらなかったのが勝敗を分けました。
市和歌山の先発、土井源二郎投手(3年)は初回に3連打で先取点を奪われましたが、二回以降は変化球をうまく使う投球に切り替え、桐蔭打線を抑えました。
捕手の川辺謙信主将(3年)のリードもよかったのでしょう。4番を打つ川辺主将はこの試合4安打。エースが好投し、4番が打つという理想的な試合で、市和歌山の力を感じさせました。
桐蔭の先発、内田悠斗投手(2年)は序盤、相手打線を抑えていましたが三回に2点を失ったことで動揺したのか、四回の投球は安定感を欠きました。
この回、2点を奪われますが回の途中で継投しても良かったと思います。2番手の中尾綾佑投手(3年)が好投しただけに、少し残念に思いました。
📝智弁和歌山、ミートに徹して和歌山工の左腕好投手を攻略 高嶋仁の目
https://vk.sportsbull.jp/koshien/articles/AST7P249NT7PPXLB003M.html
(21日、第107回全国高校野球選手権和歌山大会3回戦 智弁和歌山7―3和歌山工)
左腕の好投手、和歌山工の山田竜也投手(3年)を智弁和歌山がどう攻略するか注目していた試合でしたが、初回に先制した智弁和歌山が終始主導権を握り快勝しました。
4番の福元聖矢選手(3年)をはじめ、振り回さずにミートに徹し、センター中心に打ち返していました。準優勝した選抜大会以降、全国の強豪校との練習試合で左腕投手に抑えられるケースがあったようですが、それが良い経験になっているのでしょう。好機もきっちり生かせていました。先発した宮口龍斗投手(3年)も持ち味を発揮し、ストライクを先行させる投球で安定していました。
和歌山工の山田投手は初回、2死二塁から福元選手に先制打を許しましたが、カウントが不利になっている場面なので、勝負をせずにボール玉を投げる選択もあったかと思います。抑えようと力が入りすぎていたようにも見えました。力みが抜けた六回以降は、きっちり抑えていただけに残念に思います。和歌山工が先取点を挙げていれば、試合展開はまったく違ったものになっていたかもしれません。
📝持丸修一 77歳名将の高校野球論
私が対戦したくない相手投手は「制球力の悪い左腕」と「制球力バツグンの超遅球派」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/374998
全国各地の夏の地方大会で波乱が起きているようです。長野県では、シード8校中6校が8強までに姿を消したというニュースが飛び込んできました。
お隣の埼玉県にしても浦和学院が、春季埼玉大会を制して優勝候補といわれながら、3回戦で左腕エースを擁する滑川総合に1ー4で敗れました。「今夏最大の番狂わせ」などと報じられています。
左腕といえば、昨夏の甲子園で8強入りの大旋風を巻き起こした島根の公立校・大社や、同大会優勝校の京都国際、今春センバツで初出場ながら4強入りした浦和実(埼玉)にしても、チームの原動力となったのは左腕エースでした。左腕相手はやりにくい、という指導者は少なくありませんが、実のところ私は苦手意識を持っていません。
対戦機会が少ないから試合の序盤は打ちあぐねたとしても、イニングを重ねるごとに打者の目も慣れていきますからね。ただ、「制球力の悪い左腕」には嫌なイメージがあります。どこに球が来るのか分からないから、狙い球を絞るのが難しい。それくらいです。
チームに入ってきても必要以上に特別視することもない。これまでプロに9人の投手を送り出してきましたが、全員が右腕でした。右腕の母数が多いと言ってしまえばそれまでですが、左腕の育成には独特の難しさを感じることもあります。
たとえば、中学レベルだと左腕という理由だけでそこそこの成績を残せたりもします。しかし、高校はグッと競技人口が絞られる上に、体の成長期も落ち着き、打者のレベルが格段に上がる。そうなったときに武器が“左腕だけ”では通用しません。50年間の指導の中で、突然、立ち行かなくなる左腕を幾度となく見てきました。
だからこそ、新入生左腕を見る時は、過度な期待や先入観は持たず、伸びしろや性格、球筋、体の柔軟性など、高校野球で通用するかどうかを早い段階から注意深く観察するようにしています。とはいえ、春先のコラムでも軽く触れた我が校の1年生左腕はやっぱり面白い素材。詳細は省きますが、今大会にメンバー登録しているため、2年後を見据えながらどんどん起用していくつもりです。
その他に苦手な相手投手の特徴を挙げるなら、球がとても“遅く”て制球力が抜群のタイプ。120キロ台の球をストライクゾーンの低めに集められると厄介です。「140キロ中盤の球を投げる普通の投手」よりも断然、やりにくい。
なまじっか球が見える分、打者は打てると錯覚して余計な球にまで手を出してしまう。打ち損じを重ね、試合のペースを握られて、あっという間に試合終了ーー。負けたら終わりの最後の夏ともなれば、打者は打ち急いでしまうものです。高校野球ファンを驚かせる波乱の裏には、そんなケースが往々にしてあります。
さて、このコラムが公開される7月19日(土)、我が専大松戸は東京学館船橋との4回戦に臨みます。次回の紙面掲載日は千葉県大会閉幕後の8月2日付けの紙面。そこでうれしい報告ができるよう、気を引き締めて臨みます。
※編集部注:19日に行われた4回戦、東京学館船橋戦は6-0で快勝。5回戦は22日開催。さらに勝ち進むと、23日(水)準々決勝、25日(金)準決勝、27日(日)決勝となります。
👣何度はね返されても 智弁和歌山に挑む和歌山工・山田投手と梶原捕手
https://news.yahoo.co.jp/articles/9ef241b94a1e71a616906dc5cb2f935b4ce31728
(21日、第107回全国高校野球選手権和歌山大会3回戦 智弁和歌山7―3和歌山工)
和歌山工は昨秋の新チーム結成後、練習試合も含め智弁和歌山と4回対戦し全敗。「今日こそ智弁を倒して甲子園へ行く」。大会屈指の左腕・山田竜也投手(3年)と、息ぴったりのコンビを組む主将の梶原倖成捕手(3年)が「5度目の正直」に挑んだ。
梶原捕手は小2で野球を始めキャッチャー一筋だ。高校1年生から山田投手のボールを受けてきた。「山田の目を見るだけで、何を投げたいのか分かる。2人で一つという感じです」。中本和希監督も「2人の世界がある。そこはあまり口出ししないようにしている」と全幅の信頼を寄せる。
「お互いの気持ちを一つにしよう」。2人で話し合って臨んだ試合。二回までに3点を奪われた。「大応援に気持ちが押され、浮いた球を狙われた」と梶原捕手。二回裏には反撃の適時二塁打も放ったが、追いつけなかった。
試合終了後、紀三井寺で最後のキャッチボールをした2人。嗚咽する梶原捕手を、山田投手がしっかりと受け止めた。梶原捕手の父・和成さん(51)は「よく頑張った」と息子をねぎらった。「本当に良い仲間に恵まれた高校生活でした」。最後は吹っ切れた表情でグラウンドを後にした。
⚾SHIONOMISAKIさんへ
10年ぶり2度目の夏の福井大会・・・・・やはり関西に比べてメチャクチャ熱かったです!!
敦賀の方は海がすぐ近くにあるので、左→右への強烈な風に守られなおかつ終始屋根の下の日陰で涼みながらのスコア付けだったので楽でした!
以前は駅前の観光案内所でレンタサイクル借りて片道約5km最後は心臓破りの登り坂を上がって、総合運動公園に入り、球場はまだその奥(右側)なんで疲れました!
近所に飲食店がないのでまた駅方面に引き返してラーメン食べてまた登り坂・・・そして3試合観戦でしたが、今回はバス移動だったので楽でした。
ただ、第1試合が工大福井が爆発というよりも藤島4投手が15四死球と爆裂し、満塁で意味もなく1塁けん制投げてファールグラウンド転々・・・・・などで5回コールド。
第1試合終了後に敦賀駅弁食べるつもりが、10時40分頃に昼ご飯は早すぎるので第2試合終了まで待って3塁側池のほとりのあづまやで昼ご飯と。
そこから気比の松原まで約3km徒歩だし、15時55分のバスを逃すと1時間25分ほど待たなければならないので、時間配分に気を使いつつ無事に移動できました。
しかし、敦賀&福井は北陸新幹線延伸ブームで、ずいぶん賑わっており、駅前も見違えるようなハイカラな商業施設が大多数あります。
さて、福井県営球場 改め セーレン・ドリームスタジアムですが、、、、、
プロ野球でも使用するので立派な球場ですが、屋根が小さいので40段座席がありますが、ネット裏中央上から7番目の席に座りましたが、8時30分頃から14時30分頃まで・・・だんだん陽射しが入りつつあり少しずつ上に移動して最後は7番目と。
あの日は2回戦だったので客は非常に少なかったですが、決勝は???敦賀気比ー工大福井が順当かと思われますが、基本太鼓1つの応援が定番ですが、準決勝以降はブラスバンド来るかも?!
敦賀は家庭用ホース3つで散水してましたが、セーレン・ドリームはマウンド後方のマンホールから立派なホースで散水してました。
敦賀は売店なし(場外にキッチンカー1台)でしたが、コンコースに400円のかき氷やペットボトル・弁当など売っていたし、扇風機もいくつかあったので大丈夫かと思いますが、直射日光の下での決勝戦・閉会式観戦は危険かと。
僕は夏の県大会でスコア付けない場合は午前中は日向ぼっこして、昼ご飯食べた頃合いに屋根下・日陰席に移動しますが、先日はスコア付け考えていたので最初から屋根下に。
でもホンマに日本海側の夏の熱さは関西より2回り熱いのでご自愛ください!!
決勝はコールドがないので、試合時間2時間30分~3時間程度見るといいかも!閉会式もありますね。
あと、球場レフト後方にある「やまだ食堂」いつか行きたかったので、昨日初来店しました。昭和の大衆食堂みたいな風情でした。15時閉店らしいですが、なんとかギリギリ滑り込みました。玉子丼美味しかったです!
ハピライン線はのどかでいいですが、福井鉄道も僕のお気に入りで越前花堂で乗り換えて福井まで「ふくてつ」乗りました!
P・S 東北遠征に行かれていたんですね!お疲れさまでした。
天気に全く心配はなかったですが、北日本は涼しいイメージが強いですが、なかなかどうして・・・ですよね。
多分、秋田や山形はもっと熱い気もします。
10日目第1試合 智弁和歌山-和歌山工 9:00?~11:25?
一二三四五六七八九十計HE
和 智 弁120220000 7131
和歌山工010002000 371
10日目第2試合 初芝橋本-田辺工 12:05?~14:12
一二三四五六七八九十計HE
田 辺 工100000001 2112
初芝橋本00001110X 391
10日目第3試合 田辺-南部 14:54~17:05
一二三四五六七八九十計HE
南 部101000020 4105
田 辺00005302X 1083
⚾明日の和歌山大会組み合わせ(11日目 3回戦)
09:00~ 橋 本 - 日 高
☆ 11:30~ 箕 島 - 那 賀
⚾明日の京都大会組み合わせ(準々決勝 わかさS京都)
09:00~ 京都 国際-北 嵯 峨
11:30~ 立命館宇治-西 城 陽
⚾明日の岡山大会組み合わせ(準々決勝 倉敷MS)
09:00~ 玉野 光南-倉 敷 工
11:30~ 山 陽 -西 大 寺
⚾明日の三重大会組み合わせ(準々決勝)
津市営球場
☆ 09:00~ 津田 学園- 明 野
15:30~ 津 商 - 海 星
ダイムスタジアム伊勢
☆ 09:00~ 昴 学 園-宇治山田商
☆ 15:30~ 久居 農林- 菰 野
📝那賀、サヨナラで海南下す 勝敗分けた変化球への対応 高嶋仁の目
https://vk.sportsbull.jp/koshien/articles/AST7N1CGKT7NPXLB00YM.html
(19日、第107回全国高校野球選手権和歌山大会2回戦 那賀6―5海南)
どちらが勝ってもおかしくない熱戦は、那賀がサヨナラゲームで海南に勝利しました。決勝の二塁打を放った湯川凌典主将(3年)は九回表に1死一、三塁で登板し、二つの四球で同点に追いつかれていただけに、気合が入っていたことでしょう。また、この場面、走者が二塁にいたため外野手が浅めに守っていたことも、ヒットにつながりました。
九回表、同点に追いつかれた場面でいったん試合が、選手の治療のため中断に入りました。少しリラックスできたのか再開後の打者を抑え、逆転を許さなかったことも大きかったでしょう。さまざまな要素が展開を左右するのも高校野球のおもしろさですね。
両チームとも積極的な攻めをしていましたが、変化球をしっかり狙った那賀と、見送ることが多かった海南で勝敗を分けたようにも思いました。特に三回に走者一掃の二塁打、五回にも適時二塁打を放った北村尚大投手(2年)は、高めからの変化球を見逃しませんでした。相手投手の心境なども読めたのでしょう。
初戦はコールド勝ち、この試合はサヨナラゲームと勢いに乗っている那賀は気分良く次の試合にも臨めるでしょう。今後のゲームも楽しみです。
📝「失点つながるエラーは勝機逃がす」焦らずワンアウトを 高嶋仁の目
https://vk.sportsbull.jp/koshien/articles/AST7N355QT7NPXLB01WM.html
(20日、第107回全国高校野球選手権和歌山大会3回戦 市和歌山5―2桐蔭)
野球にエラーはつきものですが、エラーが失点に結びついてしまうと勝機を逃がしてしまうと感じる試合でした。
1点をリードしていた桐蔭ですが三回表の守りで1死一塁から、ゴロを処理した二塁手が遊撃手へ悪送球。併殺を狙ったのだと思いますが、焦らずにワンアウトを取る場面だったと思います。
その後、風に押し戻された打球が深く守っていた中堅手の前に落ちる安打で満塁とされ、この回逆転されてしまいました。市和歌山にもエラーはでましたが、失点にはつながらなかったのが勝敗を分けました。
市和歌山の先発、土井源二郎投手(3年)は初回に3連打で先取点を奪われましたが、二回以降は変化球をうまく使う投球に切り替え、桐蔭打線を抑えました。
捕手の川辺謙信主将(3年)のリードもよかったのでしょう。4番を打つ川辺主将はこの試合4安打。エースが好投し、4番が打つという理想的な試合で、市和歌山の力を感じさせました。
桐蔭の先発、内田悠斗投手(2年)は序盤、相手打線を抑えていましたが三回に2点を失ったことで動揺したのか、四回の投球は安定感を欠きました。
この回、2点を奪われますが回の途中で継投しても良かったと思います。2番手の中尾綾佑投手(3年)が好投しただけに、少し残念に思いました。
📝智弁和歌山、ミートに徹して和歌山工の左腕好投手を攻略 高嶋仁の目
https://vk.sportsbull.jp/koshien/articles/AST7P249NT7PPXLB003M.html
(21日、第107回全国高校野球選手権和歌山大会3回戦 智弁和歌山7―3和歌山工)
左腕の好投手、和歌山工の山田竜也投手(3年)を智弁和歌山がどう攻略するか注目していた試合でしたが、初回に先制した智弁和歌山が終始主導権を握り快勝しました。
4番の福元聖矢選手(3年)をはじめ、振り回さずにミートに徹し、センター中心に打ち返していました。準優勝した選抜大会以降、全国の強豪校との練習試合で左腕投手に抑えられるケースがあったようですが、それが良い経験になっているのでしょう。好機もきっちり生かせていました。先発した宮口龍斗投手(3年)も持ち味を発揮し、ストライクを先行させる投球で安定していました。
和歌山工の山田投手は初回、2死二塁から福元選手に先制打を許しましたが、カウントが不利になっている場面なので、勝負をせずにボール玉を投げる選択もあったかと思います。抑えようと力が入りすぎていたようにも見えました。力みが抜けた六回以降は、きっちり抑えていただけに残念に思います。和歌山工が先取点を挙げていれば、試合展開はまったく違ったものになっていたかもしれません。
📝持丸修一 77歳名将の高校野球論
私が対戦したくない相手投手は「制球力の悪い左腕」と「制球力バツグンの超遅球派」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/374998
全国各地の夏の地方大会で波乱が起きているようです。長野県では、シード8校中6校が8強までに姿を消したというニュースが飛び込んできました。
お隣の埼玉県にしても浦和学院が、春季埼玉大会を制して優勝候補といわれながら、3回戦で左腕エースを擁する滑川総合に1ー4で敗れました。「今夏最大の番狂わせ」などと報じられています。
左腕といえば、昨夏の甲子園で8強入りの大旋風を巻き起こした島根の公立校・大社や、同大会優勝校の京都国際、今春センバツで初出場ながら4強入りした浦和実(埼玉)にしても、チームの原動力となったのは左腕エースでした。左腕相手はやりにくい、という指導者は少なくありませんが、実のところ私は苦手意識を持っていません。
対戦機会が少ないから試合の序盤は打ちあぐねたとしても、イニングを重ねるごとに打者の目も慣れていきますからね。ただ、「制球力の悪い左腕」には嫌なイメージがあります。どこに球が来るのか分からないから、狙い球を絞るのが難しい。それくらいです。
チームに入ってきても必要以上に特別視することもない。これまでプロに9人の投手を送り出してきましたが、全員が右腕でした。右腕の母数が多いと言ってしまえばそれまでですが、左腕の育成には独特の難しさを感じることもあります。
たとえば、中学レベルだと左腕という理由だけでそこそこの成績を残せたりもします。しかし、高校はグッと競技人口が絞られる上に、体の成長期も落ち着き、打者のレベルが格段に上がる。そうなったときに武器が“左腕だけ”では通用しません。50年間の指導の中で、突然、立ち行かなくなる左腕を幾度となく見てきました。
だからこそ、新入生左腕を見る時は、過度な期待や先入観は持たず、伸びしろや性格、球筋、体の柔軟性など、高校野球で通用するかどうかを早い段階から注意深く観察するようにしています。とはいえ、春先のコラムでも軽く触れた我が校の1年生左腕はやっぱり面白い素材。詳細は省きますが、今大会にメンバー登録しているため、2年後を見据えながらどんどん起用していくつもりです。
その他に苦手な相手投手の特徴を挙げるなら、球がとても“遅く”て制球力が抜群のタイプ。120キロ台の球をストライクゾーンの低めに集められると厄介です。「140キロ中盤の球を投げる普通の投手」よりも断然、やりにくい。
なまじっか球が見える分、打者は打てると錯覚して余計な球にまで手を出してしまう。打ち損じを重ね、試合のペースを握られて、あっという間に試合終了ーー。負けたら終わりの最後の夏ともなれば、打者は打ち急いでしまうものです。高校野球ファンを驚かせる波乱の裏には、そんなケースが往々にしてあります。
さて、このコラムが公開される7月19日(土)、我が専大松戸は東京学館船橋との4回戦に臨みます。次回の紙面掲載日は千葉県大会閉幕後の8月2日付けの紙面。そこでうれしい報告ができるよう、気を引き締めて臨みます。
※編集部注:19日に行われた4回戦、東京学館船橋戦は6-0で快勝。5回戦は22日開催。さらに勝ち進むと、23日(水)準々決勝、25日(金)準決勝、27日(日)決勝となります。
👣何度はね返されても 智弁和歌山に挑む和歌山工・山田投手と梶原捕手
https://news.yahoo.co.jp/articles/9ef241b94a1e71a616906dc5cb2f935b4ce31728
(21日、第107回全国高校野球選手権和歌山大会3回戦 智弁和歌山7―3和歌山工)
和歌山工は昨秋の新チーム結成後、練習試合も含め智弁和歌山と4回対戦し全敗。「今日こそ智弁を倒して甲子園へ行く」。大会屈指の左腕・山田竜也投手(3年)と、息ぴったりのコンビを組む主将の梶原倖成捕手(3年)が「5度目の正直」に挑んだ。
梶原捕手は小2で野球を始めキャッチャー一筋だ。高校1年生から山田投手のボールを受けてきた。「山田の目を見るだけで、何を投げたいのか分かる。2人で一つという感じです」。中本和希監督も「2人の世界がある。そこはあまり口出ししないようにしている」と全幅の信頼を寄せる。
「お互いの気持ちを一つにしよう」。2人で話し合って臨んだ試合。二回までに3点を奪われた。「大応援に気持ちが押され、浮いた球を狙われた」と梶原捕手。二回裏には反撃の適時二塁打も放ったが、追いつけなかった。
試合終了後、紀三井寺で最後のキャッチボールをした2人。嗚咽する梶原捕手を、山田投手がしっかりと受け止めた。梶原捕手の父・和成さん(51)は「よく頑張った」と息子をねぎらった。「本当に良い仲間に恵まれた高校生活でした」。最後は吹っ切れた表情でグラウンドを後にした。
⚾SHIONOMISAKIさんへ
10年ぶり2度目の夏の福井大会・・・・・やはり関西に比べてメチャクチャ熱かったです!!
敦賀の方は海がすぐ近くにあるので、左→右への強烈な風に守られなおかつ終始屋根の下の日陰で涼みながらのスコア付けだったので楽でした!
以前は駅前の観光案内所でレンタサイクル借りて片道約5km最後は心臓破りの登り坂を上がって、総合運動公園に入り、球場はまだその奥(右側)なんで疲れました!
近所に飲食店がないのでまた駅方面に引き返してラーメン食べてまた登り坂・・・そして3試合観戦でしたが、今回はバス移動だったので楽でした。
ただ、第1試合が工大福井が爆発というよりも藤島4投手が15四死球と爆裂し、満塁で意味もなく1塁けん制投げてファールグラウンド転々・・・・・などで5回コールド。
第1試合終了後に敦賀駅弁食べるつもりが、10時40分頃に昼ご飯は早すぎるので第2試合終了まで待って3塁側池のほとりのあづまやで昼ご飯と。
そこから気比の松原まで約3km徒歩だし、15時55分のバスを逃すと1時間25分ほど待たなければならないので、時間配分に気を使いつつ無事に移動できました。
しかし、敦賀&福井は北陸新幹線延伸ブームで、ずいぶん賑わっており、駅前も見違えるようなハイカラな商業施設が大多数あります。
さて、福井県営球場 改め セーレン・ドリームスタジアムですが、、、、、
プロ野球でも使用するので立派な球場ですが、屋根が小さいので40段座席がありますが、ネット裏中央上から7番目の席に座りましたが、8時30分頃から14時30分頃まで・・・だんだん陽射しが入りつつあり少しずつ上に移動して最後は7番目と。
あの日は2回戦だったので客は非常に少なかったですが、決勝は???敦賀気比ー工大福井が順当かと思われますが、基本太鼓1つの応援が定番ですが、準決勝以降はブラスバンド来るかも?!
敦賀は家庭用ホース3つで散水してましたが、セーレン・ドリームはマウンド後方のマンホールから立派なホースで散水してました。
敦賀は売店なし(場外にキッチンカー1台)でしたが、コンコースに400円のかき氷やペットボトル・弁当など売っていたし、扇風機もいくつかあったので大丈夫かと思いますが、直射日光の下での決勝戦・閉会式観戦は危険かと。
僕は夏の県大会でスコア付けない場合は午前中は日向ぼっこして、昼ご飯食べた頃合いに屋根下・日陰席に移動しますが、先日はスコア付け考えていたので最初から屋根下に。
でもホンマに日本海側の夏の熱さは関西より2回り熱いのでご自愛ください!!
決勝はコールドがないので、試合時間2時間30分~3時間程度見るといいかも!閉会式もありますね。
あと、球場レフト後方にある「やまだ食堂」いつか行きたかったので、昨日初来店しました。昭和の大衆食堂みたいな風情でした。15時閉店らしいですが、なんとかギリギリ滑り込みました。玉子丼美味しかったです!
ハピライン線はのどかでいいですが、福井鉄道も僕のお気に入りで越前花堂で乗り換えて福井まで「ふくてつ」乗りました!
P・S 東北遠征に行かれていたんですね!お疲れさまでした。
天気に全く心配はなかったですが、北日本は涼しいイメージが強いですが、なかなかどうして・・・ですよね。
多分、秋田や山形はもっと熱い気もします。
⚾昨日の和歌山大会試合結果(2回戦)
8日目第1試合 箕島-県和歌山 9:00?~10:50?
一二三四五六七八九十計HE
県和歌山000010000 192
箕 島10001100X 350
8日目第2試合 海南-那賀 11:30?~14:15
一二三四五六七八九十計HE
海 南100100003 574
那 賀003020001x 6103
8日目第3試合 田辺-和歌山高専 14:55?~17:15?
一二三四五六七八九十計HE
田 辺400100001 581
和 高 専000000000 083
⚾今日の和歌山大会試合結果(3回戦)
9日目第1試合 星林-耐久 9:00?~11:00?
一二三四五六七八九十計HE
耐 久000001000 131
星 林20000000X 263
9日目第2試合 粉河-日高中津 11:30?~13:40?
一二三四五六七八九十計HE
粉 河010010000 2102
日高中津000001000 130
9日目第3試合 市和歌山-桐蔭 14:20?~16:00?
一二三四五六七八九十計HE
市和歌山002200001 5121
桐 蔭100010000 283
⚾明日の和歌山大会組み合わせ(10日目 3回戦)
☆☆☆ 09:00~ 智弁和歌山-和歌 山工
11:30~ 田 辺 工-初芝 橋本
14:00~ 南 部 - 田 辺
👣敦賀のエース、清水風門主将 敗れて「明日も練習する風景しか…」
https://news.yahoo.co.jp/articles/82964703fca3f2e602d214dfa7dec43cc7bbe6ad
(20日、第107回全国高校野球選手権福井大会2回戦 坂井9―2敦賀)
敦賀のエース清水風門投手(3年)は一回の立ち上がりに制球を乱し、持ち味の直球が安定しない中、甘く入った変化球を坂井打線に狙い打たれて、瞬く間に4点を失った。
二回から三塁、五回から中堅へと守備位置を変えながら、坂井打線の鋭い打球にしっかりと対応し、「もう一度投げて悔しさを晴らしたい」と思い続けた。
新チームになって、「明るい性格でチームを引っ張る」と主将に名乗りを上げた。野球部のグラウンドがない厳しい練習環境。工夫を重ね、メンタルトレーニングを取り入れるなどしてきた。吉長珠輝監督も「まとまりのあるチームになった」と手腕を評価する。
八回、無死一、二塁のピンチ。走者2人がかえればコールド負けの局面で、笑顔で再登板した。犠打で1死二、三塁となった後、一回に安打された2番打者を力のある直球で詰まらせて、捕飛に打ち取る粘りを見せた。しかし、3番打者に二塁打を浴びてしまった。
3年間を振り返り、「自分のためでなく誰かのために、と頑張ってきた。明日も練習する風景しか思い浮かばない。まだ、終わった気がしない」と話し、「1勝を挙げ、敦賀の人に少しだけ喜んでもらえたかな」と笑顔に戻った。
👣4番で捕手の若狭・西野帆高主将 「仲間の力を引き出せなかった」
https://news.yahoo.co.jp/articles/a99af7bcea6b53aea070167b9756e594b1e31c32
(19日、第107回全国高校野球選手権福井大会2回戦 大野4―0若狭)
「先制して勢いに乗ってきたチームなのに、今日は先制を許して力みと焦りが出てしまった」。若狭の4番打者で捕手の西野帆高主将(3年)は試合後、唇をかんだ。
若狭の先発は左腕の時田諒投手(同)。制球が定まらずボールが先行した。マスクをかぶる西野主将も、いつもと違い緊張しているのが分かった。初回のピンチはしのいだが、二回、三塁打と連打、押し出し四球で2点を先取された。
予定より早い継投で右腕のエース板谷慎太郎投手(同)がマウンドに上がると、西野主将は何度も笑顔で肩を上下させたり、深呼吸のポーズをとったりして、リラックスするよう促した。三回2死満塁や五回2死一、三塁のピンチをいずれも三振で切り抜けた。しかし、六回2死から大野の中軸に連続四死球を与え、適時打や暴投が重なり2点を追加された。それでも声を出し続けチームを鼓舞した。
若狭は八回1死から3連打で満塁の好機をつくったが、後続が併殺に倒れ、打順は回らなかった。九回は先頭打者で遊ゴロ。懸命に一塁にヘッドスライディングしたが及ばず、零封負けした。「攻守の軸の自分がいいパフォーマンスを出せず、仲間の力を引き出せなかった」と敗戦を背負った。
☝星林が25年ぶり8強入り 最速145キロ則藤瑞起がエース対決制す熱投
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f903e2ad2ba4d46237752ee602c7796af36ef50
<高校野球和歌山大会:星林2-1耐久>◇20日◇3回戦◇紀三井寺公園野球場
両エースによって繰り広げられた熱い投手戦は、星林の最速145キロ右腕・則藤瑞起投手(3年)に軍配が上がった。
安定して140キロ台をマークした速球と横に大きく変化するスライダーを中心に6回途中まで耐久打線を無安打に抑えた。さらに要所では、自身が理想とする広島森下を参考に昨冬磨いたというチェンジアップを織り交ぜ、三振の山を築いた。6回に暴投で1点を失ったが、9回3安打1失点10奪三振。129球の力投でチームを勝利に導いた。
耐久も好投手の野崎健友投手(2年)が8回6安打2失点の好投。立ち上がりで苦しんだが、2回以降は星林打線を無失点に抑えた。
星林・辻知幸監督(49)は「2回以降は点が取れず苦しんだが、則藤が頼もしかった。今日の勝因はピッチャーに尽きる」と、熱投の末に投げ勝った則藤に賛辞を贈った。この勝利で25年ぶりの夏8強入り。今春の県大会で準Vに甘んじた悔しさが原動力だ。「(春決勝で敗れた)智弁和歌山と戦うまでは負けられない」と意気込む則藤。リベンジの先にある35年ぶり5回目の聖地にたどり着くまで、腕を振り続ける。
✌市和歌山が8強進出 4番で主将の川辺謙信が4の4で獅子奮迅の活躍
https://news.yahoo.co.jp/articles/d07cf848246ebf50d36fd8ee8e0c8009e5af8053
<高校野球和歌山大会:市和歌山5-2桐蔭>◇20日◇3回戦◇紀三井寺公園野球場
チームを引っ張る主将として、打線の核を担う4番打者として、強力投手陣を支える女房役として、市和歌山の中心には川辺謙信捕手(3年)がいる。この日も苦しい場面でチームを盛り立てたのは、川辺だった。
先制された場面で、すかさず先発の土井源士郎投手(3年)のもとへ駆け寄り「1点はOKだから、大丈夫」と笑顔で気持ちを落ち着かせた。4打数4安打1四球と全ての打席で出塁し、好機を演出し続けた。
2点差に詰められ、流れが相手に傾きかけたときも冷静にナインを鼓舞した。
半田真一監督(45)は「主将として、自身がチームの雰囲気を決めることを自覚できている。捕手としても苦しい場面をずっと支えてくれていたね」と働きぶりをたたえた。
1年から試合に出続け、昨夏はまさかの初戦敗退も経験。高校野球の怖さは誰よりも知っている。「1点の重みを大切に、4番としてチャンスで1本打ってチームを勝たせられるようにしたい。キャッチャーとしては自分の長所であるリード面で投手陣を引っ張っていきたい。その上でキャプテンとして、常に冷静にチームの雰囲気に気を配りたい」と、チームのために自らの役割を全力で果たす。
苦汁をなめた昨夏、智弁和歌山に差を見せつけられた昨秋、王者・横浜に一歩及ばなかった今春。全ての敗戦を越えて、川辺が今夏のヒーローに成り上がる。
⚾岩手さんへ
大変お待たせしました・・・福井の夏は10年ぶり2度目で福井遠征は一昨年秋の北信越大会以来ですから5期ぶり10度目の宿泊観戦となりました。
敦賀は左→右(浜風と逆風)が10m近く吹いていたので、屋根下は夏の甲子園よろしく快適でしたが、福井市は朝方はまだ涼しかったですが8時にレンタサイクル借りて30分かけて球場入りしましたが、20分弱で交差点の信号待ちの折にふと左腕見たら玉のような汗を知らず知らず搔いてましたね・・・。
土曜の敦賀が33、7度。日曜の福井市は36、7度とありました。
この週末だいたい大阪が34度で神戸・和歌山が32度なんで・・・・・関西よりも2回り熱かったですね!!
敦賀・セーレン・ドリーム(福井県営)・福井フェニックスは屋根があるので助かります。丹南・三国は屋根なしで逃げ場がないので厳しすぎますね。
富山県の4球場は屋根がないようで、、、お客さん多数倒れても仕方ない環境ですね。
ところで東京大会は僕好みの乱打戦が多いらしいですね!!
両軍ともに2ケタ得点とかも珍しくないらしいし、3時間ゲーム続出するようで羨ましい限りです。
ただ、昨夏のワセダは東京では乱打戦を連発していたようですが、甲子園ではおとなしいスコアに終始しますね。
鶴岡東戦は延長で1-0だったし、伝説の大社戦もロースコアゲームでした。
清宮がいた頃もそんな感じでしたね。よほど東京モンの打力がハンパないんでしょうか?????
P・S やはり近畿から一歩外へ出ると野球が違いますね!
近畿の審判員は仕事が早いのか?兵庫はスピーディーな試合運びだし、それ以上に京都は早く感じる。
のんびりしているのは、滋賀・奈良くらいでしょうか。
福井の審判員は早くも白帽子着用。初めて見たので違和感思いっきり感じました!!小学生の体育帽みたいで(笑)
4試合中2試合がコールドゲームとなり、そこだけは不満でしたが5回コールドゲームでも1時間40分消化していたし、残りの試合は2時間25分くらいかかりましたね。
試合中に数名足が攣って中断やクーリングタイム6分と言いつつ、実際は11分くらい間がありました。
ノック時間を5分に短縮して3・7回の給水タイムもなかったですが、、、、、
9時から2試合で14時30分頃に終了では10時開始とあまり変わらないような気もします。
8日目第1試合 箕島-県和歌山 9:00?~10:50?
一二三四五六七八九十計HE
県和歌山000010000 192
箕 島10001100X 350
8日目第2試合 海南-那賀 11:30?~14:15
一二三四五六七八九十計HE
海 南100100003 574
那 賀003020001x 6103
8日目第3試合 田辺-和歌山高専 14:55?~17:15?
一二三四五六七八九十計HE
田 辺400100001 581
和 高 専000000000 083
⚾今日の和歌山大会試合結果(3回戦)
9日目第1試合 星林-耐久 9:00?~11:00?
一二三四五六七八九十計HE
耐 久000001000 131
星 林20000000X 263
9日目第2試合 粉河-日高中津 11:30?~13:40?
一二三四五六七八九十計HE
粉 河010010000 2102
日高中津000001000 130
9日目第3試合 市和歌山-桐蔭 14:20?~16:00?
一二三四五六七八九十計HE
市和歌山002200001 5121
桐 蔭100010000 283
⚾明日の和歌山大会組み合わせ(10日目 3回戦)
☆☆☆ 09:00~ 智弁和歌山-和歌 山工
11:30~ 田 辺 工-初芝 橋本
14:00~ 南 部 - 田 辺
👣敦賀のエース、清水風門主将 敗れて「明日も練習する風景しか…」
https://news.yahoo.co.jp/articles/82964703fca3f2e602d214dfa7dec43cc7bbe6ad
(20日、第107回全国高校野球選手権福井大会2回戦 坂井9―2敦賀)
敦賀のエース清水風門投手(3年)は一回の立ち上がりに制球を乱し、持ち味の直球が安定しない中、甘く入った変化球を坂井打線に狙い打たれて、瞬く間に4点を失った。
二回から三塁、五回から中堅へと守備位置を変えながら、坂井打線の鋭い打球にしっかりと対応し、「もう一度投げて悔しさを晴らしたい」と思い続けた。
新チームになって、「明るい性格でチームを引っ張る」と主将に名乗りを上げた。野球部のグラウンドがない厳しい練習環境。工夫を重ね、メンタルトレーニングを取り入れるなどしてきた。吉長珠輝監督も「まとまりのあるチームになった」と手腕を評価する。
八回、無死一、二塁のピンチ。走者2人がかえればコールド負けの局面で、笑顔で再登板した。犠打で1死二、三塁となった後、一回に安打された2番打者を力のある直球で詰まらせて、捕飛に打ち取る粘りを見せた。しかし、3番打者に二塁打を浴びてしまった。
3年間を振り返り、「自分のためでなく誰かのために、と頑張ってきた。明日も練習する風景しか思い浮かばない。まだ、終わった気がしない」と話し、「1勝を挙げ、敦賀の人に少しだけ喜んでもらえたかな」と笑顔に戻った。
👣4番で捕手の若狭・西野帆高主将 「仲間の力を引き出せなかった」
https://news.yahoo.co.jp/articles/a99af7bcea6b53aea070167b9756e594b1e31c32
(19日、第107回全国高校野球選手権福井大会2回戦 大野4―0若狭)
「先制して勢いに乗ってきたチームなのに、今日は先制を許して力みと焦りが出てしまった」。若狭の4番打者で捕手の西野帆高主将(3年)は試合後、唇をかんだ。
若狭の先発は左腕の時田諒投手(同)。制球が定まらずボールが先行した。マスクをかぶる西野主将も、いつもと違い緊張しているのが分かった。初回のピンチはしのいだが、二回、三塁打と連打、押し出し四球で2点を先取された。
予定より早い継投で右腕のエース板谷慎太郎投手(同)がマウンドに上がると、西野主将は何度も笑顔で肩を上下させたり、深呼吸のポーズをとったりして、リラックスするよう促した。三回2死満塁や五回2死一、三塁のピンチをいずれも三振で切り抜けた。しかし、六回2死から大野の中軸に連続四死球を与え、適時打や暴投が重なり2点を追加された。それでも声を出し続けチームを鼓舞した。
若狭は八回1死から3連打で満塁の好機をつくったが、後続が併殺に倒れ、打順は回らなかった。九回は先頭打者で遊ゴロ。懸命に一塁にヘッドスライディングしたが及ばず、零封負けした。「攻守の軸の自分がいいパフォーマンスを出せず、仲間の力を引き出せなかった」と敗戦を背負った。
☝星林が25年ぶり8強入り 最速145キロ則藤瑞起がエース対決制す熱投
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f903e2ad2ba4d46237752ee602c7796af36ef50
<高校野球和歌山大会:星林2-1耐久>◇20日◇3回戦◇紀三井寺公園野球場
両エースによって繰り広げられた熱い投手戦は、星林の最速145キロ右腕・則藤瑞起投手(3年)に軍配が上がった。
安定して140キロ台をマークした速球と横に大きく変化するスライダーを中心に6回途中まで耐久打線を無安打に抑えた。さらに要所では、自身が理想とする広島森下を参考に昨冬磨いたというチェンジアップを織り交ぜ、三振の山を築いた。6回に暴投で1点を失ったが、9回3安打1失点10奪三振。129球の力投でチームを勝利に導いた。
耐久も好投手の野崎健友投手(2年)が8回6安打2失点の好投。立ち上がりで苦しんだが、2回以降は星林打線を無失点に抑えた。
星林・辻知幸監督(49)は「2回以降は点が取れず苦しんだが、則藤が頼もしかった。今日の勝因はピッチャーに尽きる」と、熱投の末に投げ勝った則藤に賛辞を贈った。この勝利で25年ぶりの夏8強入り。今春の県大会で準Vに甘んじた悔しさが原動力だ。「(春決勝で敗れた)智弁和歌山と戦うまでは負けられない」と意気込む則藤。リベンジの先にある35年ぶり5回目の聖地にたどり着くまで、腕を振り続ける。
✌市和歌山が8強進出 4番で主将の川辺謙信が4の4で獅子奮迅の活躍
https://news.yahoo.co.jp/articles/d07cf848246ebf50d36fd8ee8e0c8009e5af8053
<高校野球和歌山大会:市和歌山5-2桐蔭>◇20日◇3回戦◇紀三井寺公園野球場
チームを引っ張る主将として、打線の核を担う4番打者として、強力投手陣を支える女房役として、市和歌山の中心には川辺謙信捕手(3年)がいる。この日も苦しい場面でチームを盛り立てたのは、川辺だった。
先制された場面で、すかさず先発の土井源士郎投手(3年)のもとへ駆け寄り「1点はOKだから、大丈夫」と笑顔で気持ちを落ち着かせた。4打数4安打1四球と全ての打席で出塁し、好機を演出し続けた。
2点差に詰められ、流れが相手に傾きかけたときも冷静にナインを鼓舞した。
半田真一監督(45)は「主将として、自身がチームの雰囲気を決めることを自覚できている。捕手としても苦しい場面をずっと支えてくれていたね」と働きぶりをたたえた。
1年から試合に出続け、昨夏はまさかの初戦敗退も経験。高校野球の怖さは誰よりも知っている。「1点の重みを大切に、4番としてチャンスで1本打ってチームを勝たせられるようにしたい。キャッチャーとしては自分の長所であるリード面で投手陣を引っ張っていきたい。その上でキャプテンとして、常に冷静にチームの雰囲気に気を配りたい」と、チームのために自らの役割を全力で果たす。
苦汁をなめた昨夏、智弁和歌山に差を見せつけられた昨秋、王者・横浜に一歩及ばなかった今春。全ての敗戦を越えて、川辺が今夏のヒーローに成り上がる。
⚾岩手さんへ
大変お待たせしました・・・福井の夏は10年ぶり2度目で福井遠征は一昨年秋の北信越大会以来ですから5期ぶり10度目の宿泊観戦となりました。
敦賀は左→右(浜風と逆風)が10m近く吹いていたので、屋根下は夏の甲子園よろしく快適でしたが、福井市は朝方はまだ涼しかったですが8時にレンタサイクル借りて30分かけて球場入りしましたが、20分弱で交差点の信号待ちの折にふと左腕見たら玉のような汗を知らず知らず搔いてましたね・・・。
土曜の敦賀が33、7度。日曜の福井市は36、7度とありました。
この週末だいたい大阪が34度で神戸・和歌山が32度なんで・・・・・関西よりも2回り熱かったですね!!
敦賀・セーレン・ドリーム(福井県営)・福井フェニックスは屋根があるので助かります。丹南・三国は屋根なしで逃げ場がないので厳しすぎますね。
富山県の4球場は屋根がないようで、、、お客さん多数倒れても仕方ない環境ですね。
ところで東京大会は僕好みの乱打戦が多いらしいですね!!
両軍ともに2ケタ得点とかも珍しくないらしいし、3時間ゲーム続出するようで羨ましい限りです。
ただ、昨夏のワセダは東京では乱打戦を連発していたようですが、甲子園ではおとなしいスコアに終始しますね。
鶴岡東戦は延長で1-0だったし、伝説の大社戦もロースコアゲームでした。
清宮がいた頃もそんな感じでしたね。よほど東京モンの打力がハンパないんでしょうか?????
P・S やはり近畿から一歩外へ出ると野球が違いますね!
近畿の審判員は仕事が早いのか?兵庫はスピーディーな試合運びだし、それ以上に京都は早く感じる。
のんびりしているのは、滋賀・奈良くらいでしょうか。
福井の審判員は早くも白帽子着用。初めて見たので違和感思いっきり感じました!!小学生の体育帽みたいで(笑)
4試合中2試合がコールドゲームとなり、そこだけは不満でしたが5回コールドゲームでも1時間40分消化していたし、残りの試合は2時間25分くらいかかりましたね。
試合中に数名足が攣って中断やクーリングタイム6分と言いつつ、実際は11分くらい間がありました。
ノック時間を5分に短縮して3・7回の給水タイムもなかったですが、、、、、
9時から2試合で14時30分頃に終了では10時開始とあまり変わらないような気もします。
2025年宿泊野球観戦第3弾は福井大会in敦賀&セーレン・ドリームスタジアム(福井県営)となります。
北陸新幹線が敦賀まで延伸したあおりをモロに受けて、帰りは福井からサンダーバード一本で京都まで帰れない憂き目に遭いますが・・・・・。
福井といえば思い出すのは前回2年前の10月。降水確率80%で前日夕方から雨が降り絶望的な状況が朝起きると奇跡的に朝日が出ており、フェニックス2時間遅れ(12時開始)~県営4時間遅れ(14時開始)となり、まさかのナイターハシゴ観戦!!
今となっては最終日だったら、終電との戦いがあるのでもうできませんが・・・・・。
ちなみに福井宿泊観戦は通算10回目。夏は10年ぶり2度目となります。
今日は晴れ時々曇り 明日は晴 の予報です。
日本海側の夏は山陰もそうですが、関西よりもメチャクチャ熱いので熱中症に気を付けて観戦&散策を楽しめたらと。
今日はルートイン福井にヤドを取っておるので、試合後は気比の松原を歩いて、気比神宮参拝後に喫茶店でくつろいでからの福井市入り。明日は駅リンくんでサイクリングして試合終了後にダイスキな『ふち中央公園』で休憩して鈍行でノンビリ帰宅。
みなさんの投稿は即時掲載されますが、レスは早くても21日の夜以降となるのであしからずご了承下さい。
それでは行ってきます!!
⚾明日の和歌山大会組み合わせ(9日目 3回戦)
☆☆ 09:00~ 耐 久 - 星 林
11:30~ 日高 中津- 粉 河
☆☆ 14:00~ 桐 蔭 -市和 歌山
📝「厳しい道を選んだほうがいい」イチローから助言も…「ハンパなく勉強して」アスレチックスからドラフト指名の21歳が“アメリカ進学”を選んだナゼ
https://number.bunshun.jp/articles/-/866562?page=1
2020年に智弁和歌山高に入学した当初の武元は、典型的なお山の大将だった。紅白戦で3年生の主戦ピッチャーからホームランを放つなど、すぐに力を発揮できていたことから不遜となる。先輩から注意されても「何がいけないんですか?」と怪訝な態度を見せる場面も散見され、その度に監督の中谷仁から叱責され、チームメートからも言動を戒められていたのだという。
武元が至らなかった自分を回顧する。「1年生のときは、天狗の状態で『敵なし』くらいに思っていて。自分のことしか考えていませんでした」
ただ、だからといって傍若無人に場をかき乱していたわけではない。
同級生が振り返る「武元評」
そこにはどこか憎めない側面もあるのだと、にやにやしながら教えてくれたのが、高校でバッテリーを組んでいた同級生の渡部海である。
「監督から怒られて、教わって、よくなったと思ったら、次の日にはちょっと違うことをやってまた怒られる、みたいな。そういうことが結構あったので(笑)。高校時代のあいつは変わっていたというか、怒られキャラだったのは間違いないです」
放埓というより、奔放。そんな振る舞いに見え隠れするのが、武元が抱えていた悩みである。1年時は特にそうだった。他の指と比べて中指がひときわ長く、そのせいでボールにうまく力を加えられず、ストレートがナチュラルにスライドしてしまう“真っスラ”に苦心していた。きれいな回転で投げなければ、と思えば思うほど右腕は萎縮し、本来の力のあるスピードボールが失われ、自信が持てなくなっていく。
ポテンシャルを解放しきれずにいた武元に転機が訪れたのは1年生オフ。20年12月である。高校生を初めて指導するため智弁和歌山を訪れたイチローからの助言だった。
「真っすぐがちょっと指に掛かり気味なんですけど、どうしたらいいですか?」意を決し、武元が尋ねる。すると通算3089安打を記録したメジャーリーグのレジェンドから、あっさりとこう返された。
「そのままでいいよ。自分を伸ばしなよ」
それまで悪癖だと懊悩してきた真っスラを、イチローは個性と認めてくれたのである。心を覆っていた霧が晴れていくのを、武元は感じた。
「イチローさんがそう言ってくれたことで、少し自信を持てるようになりました」
否定をしないイチローの教えは、捉え方によっては最も厳しい指導でもある。自分を伸ばすということとはつまり、妥協を許されないわけだ。イチローは「練習のための練習」ではなく、ブルペンでのピッチングのみならず、キャッチボールやノックなどの一球、一球に意味を持たせる感覚を養うことの重要性を説き続けてきた。
ふたつの道なら「厳しい道を選んだほうが…」
だからこそ、武元にとってイチローから授かったこの訓示は座右の銘となった。
「目の前にふたつの道があったら、厳しい道を選んだほうがいい」
高校時代を振り返る過程で「まだまだ未熟だった」と武元が言うように、奔放さは残りながらも少しずつ地に足がついていく。2年夏に控えピッチャーとして日本一を経験し、3年夏には甲子園の先発マウンドに立った。1年のときに自信を持てなかったストレートは最速を151キロまで伸ばし、バッターとしても通算20本のホームランを記録した187センチ、86キロの二刀流は、プロ注目と評価される選手へと成長を遂げた。だが、そんな武元にとってもそれは思いがけない提案だった。
当時の彼も「プロを目指すのならば日本」という「王道」を志していたなか、監督の中谷から勧められた進路はハワイ大だった。
「今の一輝はプロに行っても一軍レベルには届かない。ハワイ大学は技術面も精神面でも伸び伸びできる環境だと思うし、今よりもっと輝けると思う。一輝にはほとんどの人が挑戦したことがない道を進んでもらいたい」
あまりにも予想外の展開だったこともあり、このとき武元の脳裏には、イチローから授かった座右の銘は降りていなかった。しかし、アメリカの大学という選択肢が皆無だったなか心を揺さぶられたのは、監督からの「道」という言葉があったことも確かだった。
「人と違う道で、自分を強くしたい意志を示した武元は、家族と中谷から「必ずメジャーに行け」と背中を押され、正式にハワイ大への進学を目指した。
ユニフォームを着て野球をする前から、武元の過酷な挑戦は始まっていた。最低基準の語学力が必須のアメリカの大学入試において、英語がまったくできなかった武元は一から勉強することが必要となった。
「ほんと、やばいっすよ!」顔を歪ませながら教えてくれた、受験勉強に励んでいたおよそ1カ月半のタイムスケジュールはこうだ。
「食事と睡眠以外は猛勉強」の毎日
8時に起床して朝食を摂る。9時から10時半までオンラインで授業や小テストを受け、英文をスムーズにタイピングするためにパソコンの操作を指に馴染ませる。昼食を済ませた12時から17時までは、語学学校でみっちりと勉学に精を出す。そして、夕食を噛みしめる間もなく19時から2時間、家庭教師の個人レッスンが待っている。それらが終わっても、膨大な宿題をこなさなければならないため、就寝は0時を回っていたという。
食事と睡眠時間以外は机に向かう。それまで野球に打ち込んできた武元が、「ハンパなかった」と連呼しながら人生初の猛勉強をしてきた自分を省みる。
「受かろうと思ってやったんですけど『きついんちゃうかぁ……ちゃんとやらないと』と思って、合格するためにとにかく勉強しまくって。何時間やったかわからないくらいハンパなく勉強したんですけど、それも『アメリカに行く』って自分を律して、厳しくできた結果かなって思っています」
そして、武元はハワイ大に合格してから、より自分を律することの意味を痛感する。文武両道に重きを置くNCAA所属の大学での生存競争は苛酷だ。授業は月曜から金曜までみっちり入っており、武元のような外国人を悩ませるのがプレゼンテーションだという。資料を作成して説明するだけならまだしも、引用元など相手から聞かれたことに対し明確に答えられないと及第点を与えられない。
なにより厳しい現実を突きつけられるのが野球である。メジャーリーグのようにロースターが設けられており、40人の枠に入れなければチームどころか大学にすらいられなくなる。なかには“レッドシャツ”と呼ばれる、練習生のような立場で1年間の猶予期間をもらえる選手もいるが、そこにすら入れなかった場合は野球を辞める者もいるのだという。
「アメリカって自分に甘くすれば甘くやれるんですけど、実力主義なんで結果にすぐ出るというか。そういう生活のなかで自分と向き合う時間は増えたと思います」
この弱肉強食の世界で武元がハワイ大で生き残り、主力として立ち位置を築けた背景にも、重要な出会いがあった。
新たなコーチとの出会いもプラスに
大学生活2年目を迎えた24年5月。元アメリカンフットボール選手で、ハワイ在住のパフォーマンスコーチとして活動している栗原嵩に師事するようになってから、武元のなかに大きな変化が生まれた。
「それまで、体の一つひとつの動きを理解できていなかったんですけど、栗原さんからいろいろ学んで。運動力学を勉強することによって、『体のどこを動かせば、この筋肉が動く』とか『体のどこを支点にして投げればいいのか』とかを考えられるようになりました」
身体を探求していった成果は、最速154キロと数字にも表れる。さらには、ピッチングへの深い解釈にも連動していった。アメリカでは大学でもパワーヒッターが顔を揃える。最初は真っ向勝負を挑むが、打たれることもある。そうなれば次は違うボールで様子を窺うこともあるし、打たれても相手の反応次第では「同じボールで攻めたら違う結果になるかもしれない」と再度、試す。こういった分析によって、精神面が鍛えられていったのだと、武元は手応えをにじませた。
「とにかく頭を使うようになりましたね。打たれたとしても、気持ちの面で引かずに勝負できるようになりました」
武元の名が全米に知れ渡ったのはこの年の夏。大学野球のサマーリーグで「最高峰」と謳われるケープコッドリーグだった。ヤンキースのアーロン・ジャッジなど、多くのメジャーリーガーを輩出しているハイレベルなリーグで、武元は9試合に登板し3勝1敗、防御率0.71と圧巻のパフォーマンスを披露。最優秀投手に選ばれた。明確な実績を手にした武元が、嬉々として昨年の夏に思いを馳せる。
「ハワイだったらめちゃめちゃ二刀流でやれるんですけど、ケープコッドリーグはマジでヤバい! ドラフト候補しか招待されないんで。そういう相手に対しても攻めのピッチングを続けられた結果、ほとんど無失点に抑えられて、最優秀投手になれました」
メジャーからドラフト候補と認められても、猛者が集うリーグでタイトルを獲得しても、武元は自分を見失わない。より、厳しい道へ。武元にとってそれは、今や自然なことであり、自己探求には欠かせないエネルギーとなっている。彼の言葉がそれを物語る。
「正直、自分の現在地とか意識していなくて。賞を獲ったとか球速をもっと上げたいとかじゃなくて、『これから自分はどうなりたいのか』しか考えてないです」
「世界で活躍する、トップを取れる選手に」
自分はどうなりたいのか?志は常にアップデートされる。真っ先に見据えていた「MLBドラフトで指名される」ことは達成された。次になりたいものはもちろん、メジャーリーガーである。
「『最高峰のレベルでやりたい』という思いは変わらないので。世界で活躍する、トップを取れるような選手になりたいです」
MLBのドラフト指名選手で実績を挙げた日本人は、まだいない。前例のない、険しき道。だからこそ挑戦し甲斐があるのだと、武元はきっと今を楽しんでいる。
北陸新幹線が敦賀まで延伸したあおりをモロに受けて、帰りは福井からサンダーバード一本で京都まで帰れない憂き目に遭いますが・・・・・。
福井といえば思い出すのは前回2年前の10月。降水確率80%で前日夕方から雨が降り絶望的な状況が朝起きると奇跡的に朝日が出ており、フェニックス2時間遅れ(12時開始)~県営4時間遅れ(14時開始)となり、まさかのナイターハシゴ観戦!!
今となっては最終日だったら、終電との戦いがあるのでもうできませんが・・・・・。
ちなみに福井宿泊観戦は通算10回目。夏は10年ぶり2度目となります。
今日は晴れ時々曇り 明日は晴 の予報です。
日本海側の夏は山陰もそうですが、関西よりもメチャクチャ熱いので熱中症に気を付けて観戦&散策を楽しめたらと。
今日はルートイン福井にヤドを取っておるので、試合後は気比の松原を歩いて、気比神宮参拝後に喫茶店でくつろいでからの福井市入り。明日は駅リンくんでサイクリングして試合終了後にダイスキな『ふち中央公園』で休憩して鈍行でノンビリ帰宅。
みなさんの投稿は即時掲載されますが、レスは早くても21日の夜以降となるのであしからずご了承下さい。
それでは行ってきます!!
⚾明日の和歌山大会組み合わせ(9日目 3回戦)
☆☆ 09:00~ 耐 久 - 星 林
11:30~ 日高 中津- 粉 河
☆☆ 14:00~ 桐 蔭 -市和 歌山
📝「厳しい道を選んだほうがいい」イチローから助言も…「ハンパなく勉強して」アスレチックスからドラフト指名の21歳が“アメリカ進学”を選んだナゼ
https://number.bunshun.jp/articles/-/866562?page=1
2020年に智弁和歌山高に入学した当初の武元は、典型的なお山の大将だった。紅白戦で3年生の主戦ピッチャーからホームランを放つなど、すぐに力を発揮できていたことから不遜となる。先輩から注意されても「何がいけないんですか?」と怪訝な態度を見せる場面も散見され、その度に監督の中谷仁から叱責され、チームメートからも言動を戒められていたのだという。
武元が至らなかった自分を回顧する。「1年生のときは、天狗の状態で『敵なし』くらいに思っていて。自分のことしか考えていませんでした」
ただ、だからといって傍若無人に場をかき乱していたわけではない。
同級生が振り返る「武元評」
そこにはどこか憎めない側面もあるのだと、にやにやしながら教えてくれたのが、高校でバッテリーを組んでいた同級生の渡部海である。
「監督から怒られて、教わって、よくなったと思ったら、次の日にはちょっと違うことをやってまた怒られる、みたいな。そういうことが結構あったので(笑)。高校時代のあいつは変わっていたというか、怒られキャラだったのは間違いないです」
放埓というより、奔放。そんな振る舞いに見え隠れするのが、武元が抱えていた悩みである。1年時は特にそうだった。他の指と比べて中指がひときわ長く、そのせいでボールにうまく力を加えられず、ストレートがナチュラルにスライドしてしまう“真っスラ”に苦心していた。きれいな回転で投げなければ、と思えば思うほど右腕は萎縮し、本来の力のあるスピードボールが失われ、自信が持てなくなっていく。
ポテンシャルを解放しきれずにいた武元に転機が訪れたのは1年生オフ。20年12月である。高校生を初めて指導するため智弁和歌山を訪れたイチローからの助言だった。
「真っすぐがちょっと指に掛かり気味なんですけど、どうしたらいいですか?」意を決し、武元が尋ねる。すると通算3089安打を記録したメジャーリーグのレジェンドから、あっさりとこう返された。
「そのままでいいよ。自分を伸ばしなよ」
それまで悪癖だと懊悩してきた真っスラを、イチローは個性と認めてくれたのである。心を覆っていた霧が晴れていくのを、武元は感じた。
「イチローさんがそう言ってくれたことで、少し自信を持てるようになりました」
否定をしないイチローの教えは、捉え方によっては最も厳しい指導でもある。自分を伸ばすということとはつまり、妥協を許されないわけだ。イチローは「練習のための練習」ではなく、ブルペンでのピッチングのみならず、キャッチボールやノックなどの一球、一球に意味を持たせる感覚を養うことの重要性を説き続けてきた。
ふたつの道なら「厳しい道を選んだほうが…」
だからこそ、武元にとってイチローから授かったこの訓示は座右の銘となった。
「目の前にふたつの道があったら、厳しい道を選んだほうがいい」
高校時代を振り返る過程で「まだまだ未熟だった」と武元が言うように、奔放さは残りながらも少しずつ地に足がついていく。2年夏に控えピッチャーとして日本一を経験し、3年夏には甲子園の先発マウンドに立った。1年のときに自信を持てなかったストレートは最速を151キロまで伸ばし、バッターとしても通算20本のホームランを記録した187センチ、86キロの二刀流は、プロ注目と評価される選手へと成長を遂げた。だが、そんな武元にとってもそれは思いがけない提案だった。
当時の彼も「プロを目指すのならば日本」という「王道」を志していたなか、監督の中谷から勧められた進路はハワイ大だった。
「今の一輝はプロに行っても一軍レベルには届かない。ハワイ大学は技術面も精神面でも伸び伸びできる環境だと思うし、今よりもっと輝けると思う。一輝にはほとんどの人が挑戦したことがない道を進んでもらいたい」
あまりにも予想外の展開だったこともあり、このとき武元の脳裏には、イチローから授かった座右の銘は降りていなかった。しかし、アメリカの大学という選択肢が皆無だったなか心を揺さぶられたのは、監督からの「道」という言葉があったことも確かだった。
「人と違う道で、自分を強くしたい意志を示した武元は、家族と中谷から「必ずメジャーに行け」と背中を押され、正式にハワイ大への進学を目指した。
ユニフォームを着て野球をする前から、武元の過酷な挑戦は始まっていた。最低基準の語学力が必須のアメリカの大学入試において、英語がまったくできなかった武元は一から勉強することが必要となった。
「ほんと、やばいっすよ!」顔を歪ませながら教えてくれた、受験勉強に励んでいたおよそ1カ月半のタイムスケジュールはこうだ。
「食事と睡眠以外は猛勉強」の毎日
8時に起床して朝食を摂る。9時から10時半までオンラインで授業や小テストを受け、英文をスムーズにタイピングするためにパソコンの操作を指に馴染ませる。昼食を済ませた12時から17時までは、語学学校でみっちりと勉学に精を出す。そして、夕食を噛みしめる間もなく19時から2時間、家庭教師の個人レッスンが待っている。それらが終わっても、膨大な宿題をこなさなければならないため、就寝は0時を回っていたという。
食事と睡眠時間以外は机に向かう。それまで野球に打ち込んできた武元が、「ハンパなかった」と連呼しながら人生初の猛勉強をしてきた自分を省みる。
「受かろうと思ってやったんですけど『きついんちゃうかぁ……ちゃんとやらないと』と思って、合格するためにとにかく勉強しまくって。何時間やったかわからないくらいハンパなく勉強したんですけど、それも『アメリカに行く』って自分を律して、厳しくできた結果かなって思っています」
そして、武元はハワイ大に合格してから、より自分を律することの意味を痛感する。文武両道に重きを置くNCAA所属の大学での生存競争は苛酷だ。授業は月曜から金曜までみっちり入っており、武元のような外国人を悩ませるのがプレゼンテーションだという。資料を作成して説明するだけならまだしも、引用元など相手から聞かれたことに対し明確に答えられないと及第点を与えられない。
なにより厳しい現実を突きつけられるのが野球である。メジャーリーグのようにロースターが設けられており、40人の枠に入れなければチームどころか大学にすらいられなくなる。なかには“レッドシャツ”と呼ばれる、練習生のような立場で1年間の猶予期間をもらえる選手もいるが、そこにすら入れなかった場合は野球を辞める者もいるのだという。
「アメリカって自分に甘くすれば甘くやれるんですけど、実力主義なんで結果にすぐ出るというか。そういう生活のなかで自分と向き合う時間は増えたと思います」
この弱肉強食の世界で武元がハワイ大で生き残り、主力として立ち位置を築けた背景にも、重要な出会いがあった。
新たなコーチとの出会いもプラスに
大学生活2年目を迎えた24年5月。元アメリカンフットボール選手で、ハワイ在住のパフォーマンスコーチとして活動している栗原嵩に師事するようになってから、武元のなかに大きな変化が生まれた。
「それまで、体の一つひとつの動きを理解できていなかったんですけど、栗原さんからいろいろ学んで。運動力学を勉強することによって、『体のどこを動かせば、この筋肉が動く』とか『体のどこを支点にして投げればいいのか』とかを考えられるようになりました」
身体を探求していった成果は、最速154キロと数字にも表れる。さらには、ピッチングへの深い解釈にも連動していった。アメリカでは大学でもパワーヒッターが顔を揃える。最初は真っ向勝負を挑むが、打たれることもある。そうなれば次は違うボールで様子を窺うこともあるし、打たれても相手の反応次第では「同じボールで攻めたら違う結果になるかもしれない」と再度、試す。こういった分析によって、精神面が鍛えられていったのだと、武元は手応えをにじませた。
「とにかく頭を使うようになりましたね。打たれたとしても、気持ちの面で引かずに勝負できるようになりました」
武元の名が全米に知れ渡ったのはこの年の夏。大学野球のサマーリーグで「最高峰」と謳われるケープコッドリーグだった。ヤンキースのアーロン・ジャッジなど、多くのメジャーリーガーを輩出しているハイレベルなリーグで、武元は9試合に登板し3勝1敗、防御率0.71と圧巻のパフォーマンスを披露。最優秀投手に選ばれた。明確な実績を手にした武元が、嬉々として昨年の夏に思いを馳せる。
「ハワイだったらめちゃめちゃ二刀流でやれるんですけど、ケープコッドリーグはマジでヤバい! ドラフト候補しか招待されないんで。そういう相手に対しても攻めのピッチングを続けられた結果、ほとんど無失点に抑えられて、最優秀投手になれました」
メジャーからドラフト候補と認められても、猛者が集うリーグでタイトルを獲得しても、武元は自分を見失わない。より、厳しい道へ。武元にとってそれは、今や自然なことであり、自己探求には欠かせないエネルギーとなっている。彼の言葉がそれを物語る。
「正直、自分の現在地とか意識していなくて。賞を獲ったとか球速をもっと上げたいとかじゃなくて、『これから自分はどうなりたいのか』しか考えてないです」
「世界で活躍する、トップを取れる選手に」
自分はどうなりたいのか?志は常にアップデートされる。真っ先に見据えていた「MLBドラフトで指名される」ことは達成された。次になりたいものはもちろん、メジャーリーガーである。
「『最高峰のレベルでやりたい』という思いは変わらないので。世界で活躍する、トップを取れるような選手になりたいです」
MLBのドラフト指名選手で実績を挙げた日本人は、まだいない。前例のない、険しき道。だからこそ挑戦し甲斐があるのだと、武元はきっと今を楽しんでいる。
7/27 岡山大会準決勝第1試合 倉敷MS 岡山学芸館-岡山理大付 9:02~11:37
第1話 新鋭VS古豪対決 昨夏の山陽旋風再び
一二三四五六七八九十計HE
岡山理大000000000 061 池本、帆北、金澤-櫻木
学 芸 館00013010X 5120 丹羽、鳥山、沖田-佐藤
第二試合
金光学園
関 西
マスカットの夏に今年もやってきた。早朝より新幹線で30分乗車するとあっという間に岡山到着。
しかしながら、岡山県高野連は開門時間を試合開始40分前の8時20分に固執しているので・・・・・。
準決勝ともなれば早朝よりお客さんが列をなしており、この日は3塁側アルプスからレフトポール際に届きそうな行列が・・・・・。
シートノックは8時30分からだが、そんなものを見れるはずもなく、8時38分入場し、座席確保。春・秋の晴れた日には中段でもいいが、真夏のマスカット2試合スコア付けを考えるとどうしても2F席の日陰でないと体調が・・・。
息つく暇もなくスコアブックを広げスタメン記入し、すぐに試合前の挨拶と・・・。
第1試合はかつて夏の甲子園準優勝を果たしつつ、そこがピークで甲子園に出てもなかなか勝てない時期が続き、近年は甲子園にさえ届かず中国大会でも見かけなくなった岡山理大付と仙台育英OBの佐藤監督が就任し、新興勢力として強豪の一角を占める岡山学芸館の対戦。
両アルプス共にブラスバンドの応援を従えていた。創志ほどの迫力はないが、大阪大会などと比べると雲泥の差だ。
理大付はエース・池本が先発だが、学芸館は11番・丹羽の先発。チーム事情は分からないが、9時から2試合なんで2時間30分程度ゆっくり試合して昼ご飯の岡山駅弁が早弁になりすぎないように調整したいところ。
試合は1回表1番・寺尾がレフトへ大飛球を放つも広すぎるマスカットスタジアムが災いしてレフトフライ。。。倉敷市営やエイコンだったら間違いなく先頭打者ホームランだったと思われるがこれが理大付にとってはすべてだった。その後、2死から3番・櫻木がヒットを放つも無得点。
その裏、学芸館打線は理大付のエース・池本に対して江連続三振など三者凡退とおとなしい立ち上がり。
学芸館の丹羽投手はいきなり痛打を浴びたものの円陣がかかってきたようで、2・3回と三者凡退で三振も3つ奪い大舞台で先発に抜擢されただけの力があるところを見せつけた。
援護したい打線は2回裏、5番・竹下がセンター前ヒットを放ち手堅く送って2死2塁。7番・佐藤は2-1と追い込まれてからエンドラン。3塁線に鋭い打球を放つなど粘ったが、8球目レフトフライで無得点。
3回はエラーで先頭打者出塁も強攻策が裏目に出て、ライトフライゲッツーもあり0-0で序盤が終わった。
4回表理大付は2番からの攻撃。打者一巡して突破口を開きたいところだが、、、まさかの6球で3アウトと淡白な攻撃だった。
その裏、学芸館は2死後4番・坂本が右中間のポテンヒットで2塁へ進むラッキーなツーベース。そして次打者がフルカウントから四球を選び1・2塁。6番・小田が期待に応えてレフト前先制タイムリーで重い扉をこじ開け、7番・後藤が四球を選び2死満塁となったところで早川監督は早くもエースを諦め、サウスポー帆北と交代。果たして帆北は相手の左打者・田井をレフトフライに抑え早川監督の采配が当たった。
早く追いつきたい理大付は5回表1死から下位打線の連打で1・2塁と大チャンス。早川監督は早くも勝負を仕掛け、代打・西村を起用するも1-1からまさかのサードゴロダブルプレー・・・。最低でも同点に追いつきたい場面で痛恨の併殺だった。
これで流れが大きく変わり、その裏先頭の丹羽投手がヒットを放つもけん制球につり出されタッチアウト!
しかし、1番・古謝がセンター前ヒット。2年生・高安もレフト前ヒットで続き、さらには1年生3番・繁光がライト前ヒットの3連打を放つも、9-4-2の好返球でホーム寸前タッチアウト!
だが4番・阪本が1-3から快心の右中間2点タイムリースリーベースで5連打放ってようやく2点追加して3-0。さらに連打で7安打集中し帆北投手KO。
3番手・金澤もいきなりストレートの四球と苦しくなり6球連続ボールでどうなることかと思ったが、ショートゴロでようやく打者9人攻撃が止まった・・・。
3回まで0-0の緊迫の投手戦だったが、自力で勝るであろう学芸館が先制したら一気に突き放しまさかの7連打で3得点。しかし7連打で3得点というのも非常に珍しい気がするが・・・・・。
理大付もサウスポー3枚看板で岡山4強まで上がってきたので決して弱いチームではないと信じたいが、完全に防戦一方となってしまい、9回までできるかどうか??が最大の焦点となってしまった・・・。
しかし、5回終了1時間33分というのがいかにも岡山らしい展開だった。9時から2試合なんで昼ご飯を考えると特に第1試合は2時間30分超えの試合を願いたいが、2試合観戦後は前年秋に行けなかった新倉敷駅に行きたかったので日帰りだしそう考えるとあんまり余裕がないのだが・・・。
後半は理大付打線の反撃を願いつつ、すでに2投手がベンチに下がったので3番手・金澤の踏ん張りがカギとなりそうだ。
6回表先頭の金澤投手の微妙なセンターへの打球をセンター坂本ダイビングキャッチでテンションが大幅に下がったのか?1・2番は外角直球に2者連続見逃しの三振で攻撃終了。
その裏、先頭の丹羽投手が9球粘って四球をもぎ取り、無死1塁。ここは手堅く5点目狙いかと思いきや、佐藤監督は強気の強攻策をとるもフルカウントからスライダーに三振。
しかし、2番・高安に四球を与え1・2塁と傷口を広げ、クリーンアップに回したが、レフトフライ・セカンドフライに抑えフラフラになりながらも耐え忍んで終盤に入った。
7回表理大付は先頭の3番・櫻木が死球で出塁。4番だし4点ビハインドで長打期待するしかない場面。カウント2-2から早川監督が攻撃のサインを取り秘策を伝授するも5球目ボールの後6-4-3ダブルプレーでラストチャンスは一瞬にして潰えた。直後に5・6番が単打でつなぎ4番にバントしていれば確実に完封回避できたといったところだが、悔やんでも後の祭り。7番・平野は三遊間にゴロを転がしたがショートゴロ。
その裏学芸館は1死から6番・小田が右中間にスリーベースを放ち7番・佐藤のライト前タイムリーで5点目。なおも手堅く送って2死2塁とし、丹羽投手に代打・松村を起用。ホームランが出ればサヨナラコールドだったが、広いマスカットで低反発バットゆえにそこまでの危機感もなく初球ライトフライで8回へ。
8回のマウンドはアンダースローの鳥山がリリーフ。いわゆるサブマリン投法でブルペンを通目で見て投げて欲しいと願っていたので良かった。
5点リードということもありノビノビ投げて三者凡退。
その裏学芸館は1番からの攻撃で「取られても1点」と願ったが、金澤投手が最後の力を振り絞って三者凡退でコールド回避。
9回のマウンドにはエース・沖田が満を持して登板。1死からレフト前ヒットを浴びるもショートゴロで2死。最後は5番・是近に3球勝負で見逃しの三振を奪いゲームセット。
岡山らしく9回裏はなく終わったが試合時間2時間35分とロングゲームだった。
3・7回終了後に5分間の給水を取り、5回終了には7分間の整備もあったが5-0というワンサイドゲームでも試合は長かった。
序盤はどちらに転ぶか分からなかったが、中盤以降は学芸館が盤石の試合運びで横綱相撲を取った!
理大付は関西とともに10年以上甲子園から遠ざかっているが、早川監督はまだ健在だったし、3投手の継投でコールド回避に成功し夏4強まで進出したので復活の足掛かりとなるのだろうか?
いつもマスカットは次の試合の開始時間をアナウンスしてくれないが、だいたい40分弱を観ていたら間違いないのでコンコースの机とイスを借りて岡山駅弁を楽しんだ。
続く第2試合は金光学園ー関西。こちらも新鋭と古豪の対戦といったカラーだが、金光はブラスバンドが🎵金光マーチを炸裂させ甲子園初出場を狙う。
関西は教育者・江浦先生が勇退してから衰退の一途をたどっているが、いとこの浜田監督が突如退任して、藤井コーチが新監督に就任して4年目。
いつの間にか豪打・関西の看板が変わりメイデンのような走者なしでもセーフティーバントをかますチマチマした野球に変貌していた!それはまた次回の講釈で。
チーム名 選手名 投球回 打者 投球数 安打 犠打 四球 死球 三振 失点 自責
岡山理大 池 本 3 2/3 16 64 3 1 2 0 3 1 1
岡山理大 帆 北 1 8 35 7 0 0 0 0 3 3
岡山理大 金 澤 3 1/3 15 60 2 1 3 0 1 1 1
学 芸 館 丹 羽 7 25 74 5 0 0 1 5 0 0
学 芸 館 鳥 山 1 3 11 0 0 0 0 1 0 0
学 芸 館 沖 田 1 4 11 1 0 0 0 1 0 0
(完)
🌟次回予告🌟
7/27 岡山大会準決勝第2試合 倉敷MS 金光学園-関西
第1話 新鋭VS古豪対決 昨夏の山陽旋風再び
一二三四五六七八九十計HE
岡山理大000000000 061 池本、帆北、金澤-櫻木
学 芸 館00013010X 5120 丹羽、鳥山、沖田-佐藤
第二試合
金光学園
関 西
マスカットの夏に今年もやってきた。早朝より新幹線で30分乗車するとあっという間に岡山到着。
しかしながら、岡山県高野連は開門時間を試合開始40分前の8時20分に固執しているので・・・・・。
準決勝ともなれば早朝よりお客さんが列をなしており、この日は3塁側アルプスからレフトポール際に届きそうな行列が・・・・・。
シートノックは8時30分からだが、そんなものを見れるはずもなく、8時38分入場し、座席確保。春・秋の晴れた日には中段でもいいが、真夏のマスカット2試合スコア付けを考えるとどうしても2F席の日陰でないと体調が・・・。
息つく暇もなくスコアブックを広げスタメン記入し、すぐに試合前の挨拶と・・・。
第1試合はかつて夏の甲子園準優勝を果たしつつ、そこがピークで甲子園に出てもなかなか勝てない時期が続き、近年は甲子園にさえ届かず中国大会でも見かけなくなった岡山理大付と仙台育英OBの佐藤監督が就任し、新興勢力として強豪の一角を占める岡山学芸館の対戦。
両アルプス共にブラスバンドの応援を従えていた。創志ほどの迫力はないが、大阪大会などと比べると雲泥の差だ。
理大付はエース・池本が先発だが、学芸館は11番・丹羽の先発。チーム事情は分からないが、9時から2試合なんで2時間30分程度ゆっくり試合して昼ご飯の岡山駅弁が早弁になりすぎないように調整したいところ。
試合は1回表1番・寺尾がレフトへ大飛球を放つも広すぎるマスカットスタジアムが災いしてレフトフライ。。。倉敷市営やエイコンだったら間違いなく先頭打者ホームランだったと思われるがこれが理大付にとってはすべてだった。その後、2死から3番・櫻木がヒットを放つも無得点。
その裏、学芸館打線は理大付のエース・池本に対して江連続三振など三者凡退とおとなしい立ち上がり。
学芸館の丹羽投手はいきなり痛打を浴びたものの円陣がかかってきたようで、2・3回と三者凡退で三振も3つ奪い大舞台で先発に抜擢されただけの力があるところを見せつけた。
援護したい打線は2回裏、5番・竹下がセンター前ヒットを放ち手堅く送って2死2塁。7番・佐藤は2-1と追い込まれてからエンドラン。3塁線に鋭い打球を放つなど粘ったが、8球目レフトフライで無得点。
3回はエラーで先頭打者出塁も強攻策が裏目に出て、ライトフライゲッツーもあり0-0で序盤が終わった。
4回表理大付は2番からの攻撃。打者一巡して突破口を開きたいところだが、、、まさかの6球で3アウトと淡白な攻撃だった。
その裏、学芸館は2死後4番・坂本が右中間のポテンヒットで2塁へ進むラッキーなツーベース。そして次打者がフルカウントから四球を選び1・2塁。6番・小田が期待に応えてレフト前先制タイムリーで重い扉をこじ開け、7番・後藤が四球を選び2死満塁となったところで早川監督は早くもエースを諦め、サウスポー帆北と交代。果たして帆北は相手の左打者・田井をレフトフライに抑え早川監督の采配が当たった。
早く追いつきたい理大付は5回表1死から下位打線の連打で1・2塁と大チャンス。早川監督は早くも勝負を仕掛け、代打・西村を起用するも1-1からまさかのサードゴロダブルプレー・・・。最低でも同点に追いつきたい場面で痛恨の併殺だった。
これで流れが大きく変わり、その裏先頭の丹羽投手がヒットを放つもけん制球につり出されタッチアウト!
しかし、1番・古謝がセンター前ヒット。2年生・高安もレフト前ヒットで続き、さらには1年生3番・繁光がライト前ヒットの3連打を放つも、9-4-2の好返球でホーム寸前タッチアウト!
だが4番・阪本が1-3から快心の右中間2点タイムリースリーベースで5連打放ってようやく2点追加して3-0。さらに連打で7安打集中し帆北投手KO。
3番手・金澤もいきなりストレートの四球と苦しくなり6球連続ボールでどうなることかと思ったが、ショートゴロでようやく打者9人攻撃が止まった・・・。
3回まで0-0の緊迫の投手戦だったが、自力で勝るであろう学芸館が先制したら一気に突き放しまさかの7連打で3得点。しかし7連打で3得点というのも非常に珍しい気がするが・・・・・。
理大付もサウスポー3枚看板で岡山4強まで上がってきたので決して弱いチームではないと信じたいが、完全に防戦一方となってしまい、9回までできるかどうか??が最大の焦点となってしまった・・・。
しかし、5回終了1時間33分というのがいかにも岡山らしい展開だった。9時から2試合なんで昼ご飯を考えると特に第1試合は2時間30分超えの試合を願いたいが、2試合観戦後は前年秋に行けなかった新倉敷駅に行きたかったので日帰りだしそう考えるとあんまり余裕がないのだが・・・。
後半は理大付打線の反撃を願いつつ、すでに2投手がベンチに下がったので3番手・金澤の踏ん張りがカギとなりそうだ。
6回表先頭の金澤投手の微妙なセンターへの打球をセンター坂本ダイビングキャッチでテンションが大幅に下がったのか?1・2番は外角直球に2者連続見逃しの三振で攻撃終了。
その裏、先頭の丹羽投手が9球粘って四球をもぎ取り、無死1塁。ここは手堅く5点目狙いかと思いきや、佐藤監督は強気の強攻策をとるもフルカウントからスライダーに三振。
しかし、2番・高安に四球を与え1・2塁と傷口を広げ、クリーンアップに回したが、レフトフライ・セカンドフライに抑えフラフラになりながらも耐え忍んで終盤に入った。
7回表理大付は先頭の3番・櫻木が死球で出塁。4番だし4点ビハインドで長打期待するしかない場面。カウント2-2から早川監督が攻撃のサインを取り秘策を伝授するも5球目ボールの後6-4-3ダブルプレーでラストチャンスは一瞬にして潰えた。直後に5・6番が単打でつなぎ4番にバントしていれば確実に完封回避できたといったところだが、悔やんでも後の祭り。7番・平野は三遊間にゴロを転がしたがショートゴロ。
その裏学芸館は1死から6番・小田が右中間にスリーベースを放ち7番・佐藤のライト前タイムリーで5点目。なおも手堅く送って2死2塁とし、丹羽投手に代打・松村を起用。ホームランが出ればサヨナラコールドだったが、広いマスカットで低反発バットゆえにそこまでの危機感もなく初球ライトフライで8回へ。
8回のマウンドはアンダースローの鳥山がリリーフ。いわゆるサブマリン投法でブルペンを通目で見て投げて欲しいと願っていたので良かった。
5点リードということもありノビノビ投げて三者凡退。
その裏学芸館は1番からの攻撃で「取られても1点」と願ったが、金澤投手が最後の力を振り絞って三者凡退でコールド回避。
9回のマウンドにはエース・沖田が満を持して登板。1死からレフト前ヒットを浴びるもショートゴロで2死。最後は5番・是近に3球勝負で見逃しの三振を奪いゲームセット。
岡山らしく9回裏はなく終わったが試合時間2時間35分とロングゲームだった。
3・7回終了後に5分間の給水を取り、5回終了には7分間の整備もあったが5-0というワンサイドゲームでも試合は長かった。
序盤はどちらに転ぶか分からなかったが、中盤以降は学芸館が盤石の試合運びで横綱相撲を取った!
理大付は関西とともに10年以上甲子園から遠ざかっているが、早川監督はまだ健在だったし、3投手の継投でコールド回避に成功し夏4強まで進出したので復活の足掛かりとなるのだろうか?
いつもマスカットは次の試合の開始時間をアナウンスしてくれないが、だいたい40分弱を観ていたら間違いないのでコンコースの机とイスを借りて岡山駅弁を楽しんだ。
続く第2試合は金光学園ー関西。こちらも新鋭と古豪の対戦といったカラーだが、金光はブラスバンドが🎵金光マーチを炸裂させ甲子園初出場を狙う。
関西は教育者・江浦先生が勇退してから衰退の一途をたどっているが、いとこの浜田監督が突如退任して、藤井コーチが新監督に就任して4年目。
いつの間にか豪打・関西の看板が変わりメイデンのような走者なしでもセーフティーバントをかますチマチマした野球に変貌していた!それはまた次回の講釈で。
チーム名 選手名 投球回 打者 投球数 安打 犠打 四球 死球 三振 失点 自責
岡山理大 池 本 3 2/3 16 64 3 1 2 0 3 1 1
岡山理大 帆 北 1 8 35 7 0 0 0 0 3 3
岡山理大 金 澤 3 1/3 15 60 2 1 3 0 1 1 1
学 芸 館 丹 羽 7 25 74 5 0 0 1 5 0 0
学 芸 館 鳥 山 1 3 11 0 0 0 0 1 0 0
学 芸 館 沖 田 1 4 11 1 0 0 0 1 0 0
(完)
🌟次回予告🌟
7/27 岡山大会準決勝第2試合 倉敷MS 金光学園-関西
⚾明日の和歌山大会組み合わせ(8日目 2回戦)
09:00~ 箕 島 -県和 歌山
☆ 11:30~ 海 南 - 那 賀
14:00~ 和歌山高専- 田 辺
📝「教職員スト&生徒募集停止」で一時は部員ゼロも…“レゲエ校歌”の和歌山南陵高野球部が復活 「6人の新入生」がそれでも同校を選んだワケは?
https://news.yahoo.co.jp/articles/c47b13d136887d12807df1c21109fd74c097dc12
昨夏、3年生10人だけの野球部で「レゲエ校歌」も話題になった和歌山南陵高校。同校では教職員への給与未払いなどが相次ぎ、2022年に学校法人側が行政から生徒募集停止の措置命令を受けた。その影響で過去2年間は生徒募集ができず、昨年の在校生は3年生のみだったが、今年からようやく新入生が入学。野球部も今春から活動を再開し、和歌山大会へと戻ってきた。合同チームながら確かな一歩を刻んだ、同校のいまをレポートする。
連合チームに見つけた「和歌山南陵」の文字
再出発の夏は、ほろ苦さと強い決意が交差する結果となった。
和歌山大会2回戦。有田中央、貴志川と共に連合チームとして今夏の県大会に出場した和歌山南陵は、優勝候補筆頭とされる今春センバツ準Vの智弁和歌山との一戦に臨むも0-10(5回コールド)で敗れた。
連合チームの内訳は、有田中央は7人、和歌山南陵は6人、貴志川は1人。指揮を執った有田中央の岩尾元監督は、試合後時折苦笑いを浮かべながらこう振り返る。
「力の差を、あらためて感じました。何点取られるかと思いましたが……。でも、(2回に)三者凡退のイニングもありましたし、よく頑張ってくれたと思います」
互いのスケジュールの関係もあり、土日のみ、3校で有田中央のグラウンドに集まり合同練習をしながらこの日に備えてきたという。ただし、和歌山南陵の登録選手6人は、すべて1年生だ。
給与未払い、教員スト…3年前に募集停止に
同校で経営難による教員の給与未払いが発覚し、教職員の授業ボイコットが起きたのは22年6月のこと。その後、和歌山南陵高を運営する学校法人が県から経営改善の措置命令を受け、以降は生徒募集の停止が続いていた。
昨夏の大会は22年春に入学した10人の3年生のみで戦った。それでも初戦で勝利を飾り、個性的な「レゲエ校歌」は全国的にも大きな話題となった。
だが、夏の大会で敗れた後、10人の選手は野球部を引退。唯一の学年が抜けたことで、一度は野球部員がゼロになった。
だが、昨年から理事長のポストに就いた甲斐三樹彦氏が業務改善に奔走し、措置命令が解除。昨年12月から、ようやく生徒募集が再開されていた。とは言え世間的に12月となればほとんどの中学3年生の進路は決まっている。
しかも、前述のボイコットの件を発端に多くのメディアで報道されたことで、組織内のゴタゴタがあったことも周知されていた。
そんな状況にもかかわらず、6人の新入生が和歌山南陵を選んだ理由はなんだったのだろうか?
📝「人数が少ない分、たくさん練習できる」“レゲエ校歌”で話題も…廃校寸前だった高校野球部のリスタート「学校唯一の2年生」は強豪校からの転校生?
https://news.yahoo.co.jp/articles/734bed5183ee1b87cf973e28c840ff26f4d6c8a9
昨年まで部長を務め、今年4月に監督に就任した小林祐哉は言う。
「(募集停止の)措置命令が出ている段階では、こちらは(有望な選手などに)声を掛けることはできないんです。でも、6人も1年生が入ってきてくれたのは、再建途中のチームですから『(今後が)楽しみなので』というのと『試合に確実に出られる』という理由から決めてくれたようです」
チームには「学校唯一の2年生」も…!
6人は大阪、兵庫と県外の選手ばかりだが、いずれの選手も「南陵でまた野球ができるようになるのなら」と志してくれた生徒ばかりだという。さらにチームには“新2年生”もいる。一昨年まで某強豪私学の野球部に所属していた佐藤尋斗だ。
一昨夏、2、3年生だけの計18人のチームで県4強まで勝ち進んだ和歌山南陵の躍動を知り、転校を決意したという。
前の学校では早くから試合に出場するなどチーム内でも有望株だったが、大所帯のチーム内で埋もれ気味のような立場でもあった。
「転校後1年間は公式戦に出場できない」という高野連の規定で今大会は選手としての出場は叶わなかった。だが、毎日の練習でも率先して声を出すなど盛り上げ役としてチームの中心的存在でもある。この日は試合前ノックの補助、ボールボーイとしてチームのサポートに徹した。
授業は教諭とのマンツーマン
和歌山南陵では全校生徒で2年生は佐藤1人だけだ。そのため授業も教諭とのマンツーマンで行われているという。
小林監督は佐藤についてこう明かす。「1年生6人のお兄ちゃん的な存在で、何かあれば佐藤が1年生を守ってくれるんです。チームは佐藤を中心に作っている感じで、キャプテンでもあります。今日の試合は出られませんが、夏の大会の雰囲気をグラウンドで味わいたいという思いがあったようで、良い経験になるのではと思いました」
佐藤も自身の立場についてこう明かしてくれた。「人数が少ない分、自分たちはたくさん練習できるという思いでやっています。今はできることを全力でしっかりとやるだけ。勝てるチームになろうと常に言い合っています」
普段の練習場所は、学校の近くにある南山スポーツ公園野球場だ。実戦形式の練習はなかなかできないが、ノックを受けたりティー打撃を行ったりしながら連日汗を流している。
全国常連校相手に…「常に“圧”を感じた」
試合は初回から2点を先制され、終始、智弁和歌山に主導権を握られた。2回には有田中央の岩尾監督が言うように三者凡退のイニングも作ったが、3回にはミスなども絡んでさらに4点を失った。
5回には四球などで走者が溜まり、2本の長打でさらに4点を追加され5回で試合は終わった。佐藤はボールボーイとして、ただ戦況を見つめるしかなかった。
「智弁和歌山からは常に“圧”を感じました。個々の選手からもそうですし、(ブラスバンド部や全校生徒による)応援のすごさも感じました。こういう結果になってしまいましたけど、次に繋がる経験はできたと思います」
スタメンでは9人中4人、いずれも内野のポジションに和歌山南陵の選手が名を連ねた。智弁和歌山の各打者の強い打球を取り損ねる場面も幾度かあったが、全国で戦うチームの各打者のパワーを肌で感じ、何を思ったのだろうか。
小林監督はこの試合では連合チームの部長としてベンチに入り最後まで選手たちを温かく見つめたが、試合後感慨深げな表情も浮かべていた。
「昨年も2戦目で智弁和歌山さんと試合をさせてもらって、この夏もまた智弁和歌山さんと対戦させていただいて。何か運命のようなものも感じました。試合には負けましたけど、これからチームを再建していく中で、特に1年生たちにとっては間違いなく良い経験になったはず。今日のことは、この秋や来年以降に必ず生きてくると思います」
グラウンドも建設中…新生野球部の第一歩
現在、学校の敷地内に運動部が使えるグラウンドを建設中だという。黒土を敷き、野球部メインで使えるよう、工事が急ピッチで進んでいる。寮の整備も含め新生・和歌山南陵へ着々と準備が進められている最中だ。そして、今年から一新されたユニフォームにもあるこだわりがある。
「(学校が所在する)日高川町の町花は藤の花なんです。その藤の色をモチーフにしたユニフォームに今年から変えました。町に根付いたチームを目指していこうと思っています」(小林監督)
昨夏は“レゲエ校歌”でも注目を集めたが、藤の色に身を包んだ選手たちが地元にしっかりと足をつける。そして連合チームとして戦い切ったこの夏の日は、今後への一歩目に――。
14の瞳は、もうしっかりと前を見つめている。
📝初回で“プロ野球最長級”中断…北嵯峨シード撃破の裏で摩訶不思議な偶然
https://news.yahoo.co.jp/articles/1724677039f3277a269ca5b283d35b1333652b85
◇第107回全国高校野球選手権京都大会4回戦 北嵯峨5―1北稜(2025年7月18日 わかさスタジアム京都)
高校野球の京都大会4回戦が18日に行われ、北嵯峨が北稜を5―1で破って準々決勝に進んだ。
雨ニモマケズに戦った。1回表2死一塁から降雨のために試合中断。雨が止んでからもグラウンド整備に時間を要し、中断時間は2時間10分まで伸びた。
前日17日にはプロ野球の広島―DeNA14回戦(マツダ)で、天候による中断としては2リーグ制以降最長を更新する計2時間21分が記録されたばかり。この記録に匹敵する中断時間に、牧野隆史監督は「(整備など)多くの大人が動いてくれている。試合ができるのは当たり前ではない。試合が再開できたなら、“ありがとうございます”と言えるようにしないとあかんで」と選手に伝えて試合再開を迎えた。
試合再開直後の初回に両校とも1得点ずつ挙げるなど選手たちは集中力を保って戦った中、北嵯峨の打線が8安打5得点と機能して勝利した。
秋の京都大会でも「北稜との4回戦」の「初回」に約2時間の降雨中断があった。その一戦では2―5で敗戦。加藤弘基主将(3年)は「秋と全く一緒の状況だったので、次こそ絶対に勝とうと話していました」とシード校撃破に胸を張った。
👧NGT48西川晴菜、高校野球新潟大会を観戦 スコア記入も体験「あきらめなかった証しが」
https://news.yahoo.co.jp/articles/ee1b51f4df59c58ed27450473f764a8dab91699a
NGT48のメンバーが新潟のアスリートを取材する連載コラム「NGT48スポーツコラム」。今回は西川晴菜(22)が全国高校野球新潟大会の開会式と開幕カードを観戦。スコアの記入も体験しました。
第107回全国高校野球選手権新潟大会の開会式が9日、ハードオフエコスタジアム新潟で行われた。私は大阪出身で、子どものころから野球好きの父に高校野球や甲子園球場によく連れて行ってもらっていた。ただ、開会式を見るのは初めてだった。球児たちの行進のリズムや、生で聴く「栄冠は君に輝く」はとても感動的だった。
開会式直後の開幕戦は加茂暁星-新潟青陵。緊張がスタンドまで伝わってきた。私は試合を見ながら、勉強中のスコアをつけた。試合のスピードに書く速さを合わせるのはとても難しかった。加茂暁星が3回裏でリード! 必死に食らい付く新潟青陵。逃げ切って欲しい気持ちと追いついて欲しい気持ちとでペンを持つ手にも力が入った。
スコアは、点が入れば入るほど頭が大混乱…。でも、つけていることで気づけたこともあった。試合は加茂暁星が5-0で勝った。点差はついてしまったが、ヒットの数は加茂暁星が7本、新潟青陵が6本とあまり変わらなかった。新潟青陵が最後まであきらめなかった証しがスコアブックの中に残っていた。
途中で足がつってしまう選手もいた。それでも粘り強く戦っていた。その姿を見て胸が熱くなった。アイドル活動で、思うようにいかないこともある。そんな時はこの日を思い出して、私も粘り強く頑張り続けたいと思う。
☟無断配信にニセ記者…高校野球で写真・動画のSNS投稿は禁止?
https://news.yahoo.co.jp/articles/51d2c7ac4a995a1ccbf970909280cad0bb08ac02
高校野球で、試合中の写真や動画を交流サイト(SNS)に投稿することを規制する動きが強まっている。プロ野球では今季から、プレー中の選手の写真や動画のSNS投稿を禁止し、波紋を呼んでいる。高校野球でも地方大会から制限がかけられている場合が多い。背景には高校野球ならではの事情がある。
◇スコアボードやトイレに禁止を明示
「撮影した画像や動画をSNSなど不特定多数が視聴できる媒体に投稿しないでください」
甲子園大会出場を懸け、各地で熱戦を繰り広げている地方大会。球場内では試合前やグラウンド整備時などに、こうしたアナウンスがなされる場面が目立つようになってきた。
5月に茨城県で行われた春季関東大会では、スコアボードにも同様の注意文を表示し、観客にルール順守を促した。
宮崎県高校野球連盟は5月に県内で開催した招待試合で注意を呼び掛けた。今春の県の春季大会では写真や動画がネット上に出回っていると通報があった。センバツ大会優勝の横浜(神奈川)と明徳義塾(高知)という知名度の高い両校を招く試合のため対応策を検討し、SNS上に投稿しないよう求める文書を、球場内のチケット売り場やトイレ、スタンドなど約50カ所に掲示した。
◇禁止区域から無断でライブ配信
SNSへの投稿制限を含む地方大会に関するルールはそれぞれ、大会を運営する各地の都道府県高野連が定めている。
各連盟とも、個人で楽しむ範囲の撮影は規制対象にしていない。ただ、グラウンド上の選手に限らず、スタンドの応援団も含めて、観客が撮影したものをSNSに投稿することは不可としている。観客らに対しては「肖像権を巡るトラブルを防ぐため」と説明していることが多い。
さらに、規制する理由に挙げられるのが商業利用の禁止だ再生数に応じて収益を得られる動画投稿サイトに試合の映像を流すことや、表示回数に応じて広告収入を得られる仕組みのあるXへの投稿で収益を得ることは、学生野球や野球部などの商業利用を禁じる日本学生野球憲章に反する、との考えがある。
ほっともっとフィールド神戸であった昨秋の近畿大会では、試合の映像がユーチューブで無断でライブ配信されていた。撮影者が禁止区域で撮影していたこともあり、やめるように促したが難航した。これをきっかけに、今春から注意喚起の放送を流すことにした。商業利用の禁止に加え、中傷のリスクを避ける狙いもある。
茨城県高野連の榎戸努専務理事は「チームへの批判や(選手個人に対する)中傷などはどんどんエスカレートしていく」と禁止の理由を語る。
判定を巡る中傷を避けるため、選手に限らず、審判を守る視点を挙げる連盟もある。
愛知県高野連は「偵察対策」も理由に挙げている。愛知ではビデオ撮影で選手の動きを記録することなどを「偵察行為」として禁じており、プレーの動画が公開されれば偵察と同じ情報が得られることになると考えるためだ。
主催者の許可なく第三者に公開する目的での写真、ビデオ撮影は認めておらず、鶴田賀宣理事長は「チームからも(動画の投稿が)迷惑だという声があった。連盟として偵察を禁止している」と語る。
◇ニセ記者まで登場
ただ、禁止のルールがありながらも守られていない例は散見される。関東大会では健大高崎(群馬)の右腕・石垣元気投手が156キロを計測するなど注目を集め、関連する画像や動画がネット上で目立った。
しかし、和歌山県高野連の高津亮専務理事が「投稿している人が分かった場合は注意するが、なかなか追いついていない」と話すように、投稿者の特定は難しく、現状としては「お願い」にとどまる。
京都府高野連の米川勲参与は「規制を強めたからか、偽物と思われる新聞社の腕章をつけて(スタンドの)女子生徒を撮影する人まで現れるようになった。あの手この手で来るので、いたちごっこになっている」と苦悩を明かす。
高校野球の試合を巡るインターネット上への画像や映像の投稿について、大阪体育大の藤本淳也教授(スポーツマーケティング)は「選手が学校という枠組みの中で活動している教育的な視点からみても、一定の制限は選手らを守る意味で大切だ」と話す。
一方で、「全てを規制しても必ず違反がゼロにはならないし、ファンあっての高校野球という側面があるのも事実だと思う。ある程度のルールを定めて許容しつつ、観客側のICT(情報通信技術)モラルを上げていくということが重要になるのではないか」と指摘している。
📝甲子園「マル得」情報
東京の東西代表が夏の甲子園で勝率が高い納得の理由「勝ち上がること自体、大変なことだが…」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/374908
西東京の上位シード2校がそろって快勝発進だ。今春のセンバツで16強入りを果たした早実(第3シード)は、16日の初戦の3回戦で玉川学園を圧倒。10-1で七回コールド勝ちを収めれば、春の東京大会準優勝の東海大菅生(第1シード)も初戦に臨み、16安打の猛攻で日野台に21-0の五回コールド勝ちである。
夏の東・西東京大会は「打高投低」の傾向がある。関東の強豪校の監督が言う。
「昨夏の甲子園で2勝した早実は、西東京大会決勝で日大三を10-9で下した。その前の準々決勝の国学院久我山戦も14-13という乱打戦を制したが、甲子園では8-4、1-0、2-3と2年生エースの中村が別人のように締まった試合を演出。同年の甲子園で決勝まで進んだ関東第一は、東東京大会決勝は帝京に8-5と打ち勝ったが、甲子園では7-1、3-2、2-1、2-1、1-2で準優勝。こちらもエースの坂井を中心に失点を抑えながら勝ち上がった。東京を勝ち上がること自体、大変なことですが、もともと打線がいい上に、接戦を勝ち抜くことで、点差にかかわらず、勝負強さが身につくのです」
おのずと甲子園での勝率も上がるというわけだ。
💢元米子東野球部員が練習中にけが、鳥取県に3800万円賠償命じる
https://news.yahoo.co.jp/articles/2be8fdd365ba70387724b1c015514c11ff2c4015
鳥取県米子市の県立米子東高校で2019年6月、野球部員だった男性(22)が練習中に打球を左目に受けて重い後遺症が残ったのは、事故を防ぐための措置が十分でなかったためだとして、この男性が県を相手取って約5200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が18日、岡山地裁であった。溝口優裁判官は県に約3800万円の支払いを命じた。
判決などによると、男性は19年6月、野球部の打撃練習で打撃マシンに球入れをしていた際、打球が防球ネットのすきまから飛び込み、左目を直撃。左眼球打撲、左眼窩底骨折などのけがを負い、左目の視力が戻らず、日常生活にも支障が生じるなど後遺症も残った。
判決は、野球部の指導者はフェースガードなどの防具を装着させたり、打球が直撃しない立ち位置でマシンの操作をさせたりするなどの安全指導を徹底しておらず、「事故の発生を防止し、生徒の生命身体に危害が及ぶことがないよう、十分な措置を講じるべき注意義務に違反した」とした。
☟暑さ対策で19日第2試合の開始時間を変更 高校野球山形大会
https://news.yahoo.co.jp/articles/a20d7fc2c1b9d885e430d4f39741dc3972dd177f
山形県高校野球連盟は、第107回全国高校野球選手権山形大会の19日第2試合の開始時間を、正午から午後3時に変更すると18日発表した。
熱中症対策の一環で、気温が高く、厳しい暑さが予想されるため判断した。第2試合は東北文教大山形城北と村山産が対戦する。第1試合の酒田光陵―山形南の開始は予定通り午前9時から。20日以降については天気予報などを踏まえ、随時判断する。
山形大会は暑さ対策として、今年から第1試合の開始時間を午前10時から9時に前倒しした。第2試合は、選手たちの準備時間が長くなりすぎることなどを避け負担を軽減するため、正午に固定していた。
📝「デカいだけのちゃらんぽらんなヤツ」がなぜMLBからドラフト指名まで?…“名門校で甲子園出場→ハワイ大進学”の武元一輝(21歳)とは何者なのか
https://number.bunshun.jp/articles/-/866554?utm_source=news.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=relatedLink
高校野球の名門・智弁和歌山高出身で、現在は米ハワイ大に在籍する武元一輝(21歳)がMLBドラフトでアスレチックスから指名を受けた。甲子園でも活躍し、昨年は全米最高峰のサマーリーグで最優秀投手にも選ばれた大器は一体何者なのか。また、なぜ異国の地への進学を選んだのだろうか。
日本のプロ野球を経て、メジャーリーグに挑戦する。それは今も「王道」かもしれないが、「当たり前」ではなくなった。近年、アマチュア時代に「プロ注目」と、約束手形を得た選手たちが続々と海を渡る。
高校時代の「プロ注」が続々、海外へ
花巻東時代に高校生最多の140本ものホームランを量産した佐々木麟太郎は、2024年にスタンフォード大に進学。高校通算45本のホームランに最速153キロの「二刀流」として異彩を放った桐朋の森井翔太郎は、今年からアスレチックスとマイナー契約を結んだ。武元一輝いつきもその時流に乗るひとりである。先人たちがいることは理解するが、自身が後進だという認識はない。
「正直に言うと……」武元がそう切り出してから発していた言葉には、謙虚であるようで、実は強烈な自我が含まれているようだった。
「人に刺激を受けるとかどうこうはないです。『自分がどうなりたいか』ということに集中しているというか。そんなに人を気にするほど実力もないですし」
メジャーリーガーを志し、ハワイ大に進学した青年は今シーズン、NCAA(全米大学体育協会)でピッチャーとして15試合に登板して2勝6敗、防御率5.75。バッターとしては45試合に出場して打率2割5分6厘、1ホームラン、21打点を記録した二刀流である。武元はこの結果に満足していないというが、メジャーリーグから将来性を評価された。
今年のMLBドラフト。武元はアスレチックスから19巡目、全体では560位で指名を受けた。日本人では東北高校からアメリカに渡り、23年にホワイトソックスから指名されたオレゴン大の西田陸浮以来の事例となった。アメリカの4年制大学に通う選手は21歳からドラフトの対象とされているため、武元は解禁初年度でチャンスをものにしたわけだ。
ドラフト指名までの紆余曲折は?
今年に入り、「ドラフト候補」として指名が現実味を帯びてきた頃、武元は「それにしても」と笑いながら話していたものだ。
「高校を出てからのプロセスなんて立てていないくらい、なんも考えていなかったんで。周りから見たら、ただ体のデカいちゃらんぽらんなヤツだと思われていたでしょうし」
その“ちゃらんぽらん”な選手が自立し、メジャーリーガーへの第一関門となるドラフト指名を実現できたのには、武元の意識を変革させる人との出会いがあった。ひとつは、武元にとっての原点とも言える智弁和歌山時代である。2020年に入学した当初の武元は、典型的なお山の大将だった――。
09:00~ 箕 島 -県和 歌山
☆ 11:30~ 海 南 - 那 賀
14:00~ 和歌山高専- 田 辺
📝「教職員スト&生徒募集停止」で一時は部員ゼロも…“レゲエ校歌”の和歌山南陵高野球部が復活 「6人の新入生」がそれでも同校を選んだワケは?
https://news.yahoo.co.jp/articles/c47b13d136887d12807df1c21109fd74c097dc12
昨夏、3年生10人だけの野球部で「レゲエ校歌」も話題になった和歌山南陵高校。同校では教職員への給与未払いなどが相次ぎ、2022年に学校法人側が行政から生徒募集停止の措置命令を受けた。その影響で過去2年間は生徒募集ができず、昨年の在校生は3年生のみだったが、今年からようやく新入生が入学。野球部も今春から活動を再開し、和歌山大会へと戻ってきた。合同チームながら確かな一歩を刻んだ、同校のいまをレポートする。
連合チームに見つけた「和歌山南陵」の文字
再出発の夏は、ほろ苦さと強い決意が交差する結果となった。
和歌山大会2回戦。有田中央、貴志川と共に連合チームとして今夏の県大会に出場した和歌山南陵は、優勝候補筆頭とされる今春センバツ準Vの智弁和歌山との一戦に臨むも0-10(5回コールド)で敗れた。
連合チームの内訳は、有田中央は7人、和歌山南陵は6人、貴志川は1人。指揮を執った有田中央の岩尾元監督は、試合後時折苦笑いを浮かべながらこう振り返る。
「力の差を、あらためて感じました。何点取られるかと思いましたが……。でも、(2回に)三者凡退のイニングもありましたし、よく頑張ってくれたと思います」
互いのスケジュールの関係もあり、土日のみ、3校で有田中央のグラウンドに集まり合同練習をしながらこの日に備えてきたという。ただし、和歌山南陵の登録選手6人は、すべて1年生だ。
給与未払い、教員スト…3年前に募集停止に
同校で経営難による教員の給与未払いが発覚し、教職員の授業ボイコットが起きたのは22年6月のこと。その後、和歌山南陵高を運営する学校法人が県から経営改善の措置命令を受け、以降は生徒募集の停止が続いていた。
昨夏の大会は22年春に入学した10人の3年生のみで戦った。それでも初戦で勝利を飾り、個性的な「レゲエ校歌」は全国的にも大きな話題となった。
だが、夏の大会で敗れた後、10人の選手は野球部を引退。唯一の学年が抜けたことで、一度は野球部員がゼロになった。
だが、昨年から理事長のポストに就いた甲斐三樹彦氏が業務改善に奔走し、措置命令が解除。昨年12月から、ようやく生徒募集が再開されていた。とは言え世間的に12月となればほとんどの中学3年生の進路は決まっている。
しかも、前述のボイコットの件を発端に多くのメディアで報道されたことで、組織内のゴタゴタがあったことも周知されていた。
そんな状況にもかかわらず、6人の新入生が和歌山南陵を選んだ理由はなんだったのだろうか?
📝「人数が少ない分、たくさん練習できる」“レゲエ校歌”で話題も…廃校寸前だった高校野球部のリスタート「学校唯一の2年生」は強豪校からの転校生?
https://news.yahoo.co.jp/articles/734bed5183ee1b87cf973e28c840ff26f4d6c8a9
昨年まで部長を務め、今年4月に監督に就任した小林祐哉は言う。
「(募集停止の)措置命令が出ている段階では、こちらは(有望な選手などに)声を掛けることはできないんです。でも、6人も1年生が入ってきてくれたのは、再建途中のチームですから『(今後が)楽しみなので』というのと『試合に確実に出られる』という理由から決めてくれたようです」
チームには「学校唯一の2年生」も…!
6人は大阪、兵庫と県外の選手ばかりだが、いずれの選手も「南陵でまた野球ができるようになるのなら」と志してくれた生徒ばかりだという。さらにチームには“新2年生”もいる。一昨年まで某強豪私学の野球部に所属していた佐藤尋斗だ。
一昨夏、2、3年生だけの計18人のチームで県4強まで勝ち進んだ和歌山南陵の躍動を知り、転校を決意したという。
前の学校では早くから試合に出場するなどチーム内でも有望株だったが、大所帯のチーム内で埋もれ気味のような立場でもあった。
「転校後1年間は公式戦に出場できない」という高野連の規定で今大会は選手としての出場は叶わなかった。だが、毎日の練習でも率先して声を出すなど盛り上げ役としてチームの中心的存在でもある。この日は試合前ノックの補助、ボールボーイとしてチームのサポートに徹した。
授業は教諭とのマンツーマン
和歌山南陵では全校生徒で2年生は佐藤1人だけだ。そのため授業も教諭とのマンツーマンで行われているという。
小林監督は佐藤についてこう明かす。「1年生6人のお兄ちゃん的な存在で、何かあれば佐藤が1年生を守ってくれるんです。チームは佐藤を中心に作っている感じで、キャプテンでもあります。今日の試合は出られませんが、夏の大会の雰囲気をグラウンドで味わいたいという思いがあったようで、良い経験になるのではと思いました」
佐藤も自身の立場についてこう明かしてくれた。「人数が少ない分、自分たちはたくさん練習できるという思いでやっています。今はできることを全力でしっかりとやるだけ。勝てるチームになろうと常に言い合っています」
普段の練習場所は、学校の近くにある南山スポーツ公園野球場だ。実戦形式の練習はなかなかできないが、ノックを受けたりティー打撃を行ったりしながら連日汗を流している。
全国常連校相手に…「常に“圧”を感じた」
試合は初回から2点を先制され、終始、智弁和歌山に主導権を握られた。2回には有田中央の岩尾監督が言うように三者凡退のイニングも作ったが、3回にはミスなども絡んでさらに4点を失った。
5回には四球などで走者が溜まり、2本の長打でさらに4点を追加され5回で試合は終わった。佐藤はボールボーイとして、ただ戦況を見つめるしかなかった。
「智弁和歌山からは常に“圧”を感じました。個々の選手からもそうですし、(ブラスバンド部や全校生徒による)応援のすごさも感じました。こういう結果になってしまいましたけど、次に繋がる経験はできたと思います」
スタメンでは9人中4人、いずれも内野のポジションに和歌山南陵の選手が名を連ねた。智弁和歌山の各打者の強い打球を取り損ねる場面も幾度かあったが、全国で戦うチームの各打者のパワーを肌で感じ、何を思ったのだろうか。
小林監督はこの試合では連合チームの部長としてベンチに入り最後まで選手たちを温かく見つめたが、試合後感慨深げな表情も浮かべていた。
「昨年も2戦目で智弁和歌山さんと試合をさせてもらって、この夏もまた智弁和歌山さんと対戦させていただいて。何か運命のようなものも感じました。試合には負けましたけど、これからチームを再建していく中で、特に1年生たちにとっては間違いなく良い経験になったはず。今日のことは、この秋や来年以降に必ず生きてくると思います」
グラウンドも建設中…新生野球部の第一歩
現在、学校の敷地内に運動部が使えるグラウンドを建設中だという。黒土を敷き、野球部メインで使えるよう、工事が急ピッチで進んでいる。寮の整備も含め新生・和歌山南陵へ着々と準備が進められている最中だ。そして、今年から一新されたユニフォームにもあるこだわりがある。
「(学校が所在する)日高川町の町花は藤の花なんです。その藤の色をモチーフにしたユニフォームに今年から変えました。町に根付いたチームを目指していこうと思っています」(小林監督)
昨夏は“レゲエ校歌”でも注目を集めたが、藤の色に身を包んだ選手たちが地元にしっかりと足をつける。そして連合チームとして戦い切ったこの夏の日は、今後への一歩目に――。
14の瞳は、もうしっかりと前を見つめている。
📝初回で“プロ野球最長級”中断…北嵯峨シード撃破の裏で摩訶不思議な偶然
https://news.yahoo.co.jp/articles/1724677039f3277a269ca5b283d35b1333652b85
◇第107回全国高校野球選手権京都大会4回戦 北嵯峨5―1北稜(2025年7月18日 わかさスタジアム京都)
高校野球の京都大会4回戦が18日に行われ、北嵯峨が北稜を5―1で破って準々決勝に進んだ。
雨ニモマケズに戦った。1回表2死一塁から降雨のために試合中断。雨が止んでからもグラウンド整備に時間を要し、中断時間は2時間10分まで伸びた。
前日17日にはプロ野球の広島―DeNA14回戦(マツダ)で、天候による中断としては2リーグ制以降最長を更新する計2時間21分が記録されたばかり。この記録に匹敵する中断時間に、牧野隆史監督は「(整備など)多くの大人が動いてくれている。試合ができるのは当たり前ではない。試合が再開できたなら、“ありがとうございます”と言えるようにしないとあかんで」と選手に伝えて試合再開を迎えた。
試合再開直後の初回に両校とも1得点ずつ挙げるなど選手たちは集中力を保って戦った中、北嵯峨の打線が8安打5得点と機能して勝利した。
秋の京都大会でも「北稜との4回戦」の「初回」に約2時間の降雨中断があった。その一戦では2―5で敗戦。加藤弘基主将(3年)は「秋と全く一緒の状況だったので、次こそ絶対に勝とうと話していました」とシード校撃破に胸を張った。
👧NGT48西川晴菜、高校野球新潟大会を観戦 スコア記入も体験「あきらめなかった証しが」
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NGT48のメンバーが新潟のアスリートを取材する連載コラム「NGT48スポーツコラム」。今回は西川晴菜(22)が全国高校野球新潟大会の開会式と開幕カードを観戦。スコアの記入も体験しました。
第107回全国高校野球選手権新潟大会の開会式が9日、ハードオフエコスタジアム新潟で行われた。私は大阪出身で、子どものころから野球好きの父に高校野球や甲子園球場によく連れて行ってもらっていた。ただ、開会式を見るのは初めてだった。球児たちの行進のリズムや、生で聴く「栄冠は君に輝く」はとても感動的だった。
開会式直後の開幕戦は加茂暁星-新潟青陵。緊張がスタンドまで伝わってきた。私は試合を見ながら、勉強中のスコアをつけた。試合のスピードに書く速さを合わせるのはとても難しかった。加茂暁星が3回裏でリード! 必死に食らい付く新潟青陵。逃げ切って欲しい気持ちと追いついて欲しい気持ちとでペンを持つ手にも力が入った。
スコアは、点が入れば入るほど頭が大混乱…。でも、つけていることで気づけたこともあった。試合は加茂暁星が5-0で勝った。点差はついてしまったが、ヒットの数は加茂暁星が7本、新潟青陵が6本とあまり変わらなかった。新潟青陵が最後まであきらめなかった証しがスコアブックの中に残っていた。
途中で足がつってしまう選手もいた。それでも粘り強く戦っていた。その姿を見て胸が熱くなった。アイドル活動で、思うようにいかないこともある。そんな時はこの日を思い出して、私も粘り強く頑張り続けたいと思う。
☟無断配信にニセ記者…高校野球で写真・動画のSNS投稿は禁止?
https://news.yahoo.co.jp/articles/51d2c7ac4a995a1ccbf970909280cad0bb08ac02
高校野球で、試合中の写真や動画を交流サイト(SNS)に投稿することを規制する動きが強まっている。プロ野球では今季から、プレー中の選手の写真や動画のSNS投稿を禁止し、波紋を呼んでいる。高校野球でも地方大会から制限がかけられている場合が多い。背景には高校野球ならではの事情がある。
◇スコアボードやトイレに禁止を明示
「撮影した画像や動画をSNSなど不特定多数が視聴できる媒体に投稿しないでください」
甲子園大会出場を懸け、各地で熱戦を繰り広げている地方大会。球場内では試合前やグラウンド整備時などに、こうしたアナウンスがなされる場面が目立つようになってきた。
5月に茨城県で行われた春季関東大会では、スコアボードにも同様の注意文を表示し、観客にルール順守を促した。
宮崎県高校野球連盟は5月に県内で開催した招待試合で注意を呼び掛けた。今春の県の春季大会では写真や動画がネット上に出回っていると通報があった。センバツ大会優勝の横浜(神奈川)と明徳義塾(高知)という知名度の高い両校を招く試合のため対応策を検討し、SNS上に投稿しないよう求める文書を、球場内のチケット売り場やトイレ、スタンドなど約50カ所に掲示した。
◇禁止区域から無断でライブ配信
SNSへの投稿制限を含む地方大会に関するルールはそれぞれ、大会を運営する各地の都道府県高野連が定めている。
各連盟とも、個人で楽しむ範囲の撮影は規制対象にしていない。ただ、グラウンド上の選手に限らず、スタンドの応援団も含めて、観客が撮影したものをSNSに投稿することは不可としている。観客らに対しては「肖像権を巡るトラブルを防ぐため」と説明していることが多い。
さらに、規制する理由に挙げられるのが商業利用の禁止だ再生数に応じて収益を得られる動画投稿サイトに試合の映像を流すことや、表示回数に応じて広告収入を得られる仕組みのあるXへの投稿で収益を得ることは、学生野球や野球部などの商業利用を禁じる日本学生野球憲章に反する、との考えがある。
ほっともっとフィールド神戸であった昨秋の近畿大会では、試合の映像がユーチューブで無断でライブ配信されていた。撮影者が禁止区域で撮影していたこともあり、やめるように促したが難航した。これをきっかけに、今春から注意喚起の放送を流すことにした。商業利用の禁止に加え、中傷のリスクを避ける狙いもある。
茨城県高野連の榎戸努専務理事は「チームへの批判や(選手個人に対する)中傷などはどんどんエスカレートしていく」と禁止の理由を語る。
判定を巡る中傷を避けるため、選手に限らず、審判を守る視点を挙げる連盟もある。
愛知県高野連は「偵察対策」も理由に挙げている。愛知ではビデオ撮影で選手の動きを記録することなどを「偵察行為」として禁じており、プレーの動画が公開されれば偵察と同じ情報が得られることになると考えるためだ。
主催者の許可なく第三者に公開する目的での写真、ビデオ撮影は認めておらず、鶴田賀宣理事長は「チームからも(動画の投稿が)迷惑だという声があった。連盟として偵察を禁止している」と語る。
◇ニセ記者まで登場
ただ、禁止のルールがありながらも守られていない例は散見される。関東大会では健大高崎(群馬)の右腕・石垣元気投手が156キロを計測するなど注目を集め、関連する画像や動画がネット上で目立った。
しかし、和歌山県高野連の高津亮専務理事が「投稿している人が分かった場合は注意するが、なかなか追いついていない」と話すように、投稿者の特定は難しく、現状としては「お願い」にとどまる。
京都府高野連の米川勲参与は「規制を強めたからか、偽物と思われる新聞社の腕章をつけて(スタンドの)女子生徒を撮影する人まで現れるようになった。あの手この手で来るので、いたちごっこになっている」と苦悩を明かす。
高校野球の試合を巡るインターネット上への画像や映像の投稿について、大阪体育大の藤本淳也教授(スポーツマーケティング)は「選手が学校という枠組みの中で活動している教育的な視点からみても、一定の制限は選手らを守る意味で大切だ」と話す。
一方で、「全てを規制しても必ず違反がゼロにはならないし、ファンあっての高校野球という側面があるのも事実だと思う。ある程度のルールを定めて許容しつつ、観客側のICT(情報通信技術)モラルを上げていくということが重要になるのではないか」と指摘している。
📝甲子園「マル得」情報
東京の東西代表が夏の甲子園で勝率が高い納得の理由「勝ち上がること自体、大変なことだが…」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/374908
西東京の上位シード2校がそろって快勝発進だ。今春のセンバツで16強入りを果たした早実(第3シード)は、16日の初戦の3回戦で玉川学園を圧倒。10-1で七回コールド勝ちを収めれば、春の東京大会準優勝の東海大菅生(第1シード)も初戦に臨み、16安打の猛攻で日野台に21-0の五回コールド勝ちである。
夏の東・西東京大会は「打高投低」の傾向がある。関東の強豪校の監督が言う。
「昨夏の甲子園で2勝した早実は、西東京大会決勝で日大三を10-9で下した。その前の準々決勝の国学院久我山戦も14-13という乱打戦を制したが、甲子園では8-4、1-0、2-3と2年生エースの中村が別人のように締まった試合を演出。同年の甲子園で決勝まで進んだ関東第一は、東東京大会決勝は帝京に8-5と打ち勝ったが、甲子園では7-1、3-2、2-1、2-1、1-2で準優勝。こちらもエースの坂井を中心に失点を抑えながら勝ち上がった。東京を勝ち上がること自体、大変なことですが、もともと打線がいい上に、接戦を勝ち抜くことで、点差にかかわらず、勝負強さが身につくのです」
おのずと甲子園での勝率も上がるというわけだ。
💢元米子東野球部員が練習中にけが、鳥取県に3800万円賠償命じる
https://news.yahoo.co.jp/articles/2be8fdd365ba70387724b1c015514c11ff2c4015
鳥取県米子市の県立米子東高校で2019年6月、野球部員だった男性(22)が練習中に打球を左目に受けて重い後遺症が残ったのは、事故を防ぐための措置が十分でなかったためだとして、この男性が県を相手取って約5200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が18日、岡山地裁であった。溝口優裁判官は県に約3800万円の支払いを命じた。
判決などによると、男性は19年6月、野球部の打撃練習で打撃マシンに球入れをしていた際、打球が防球ネットのすきまから飛び込み、左目を直撃。左眼球打撲、左眼窩底骨折などのけがを負い、左目の視力が戻らず、日常生活にも支障が生じるなど後遺症も残った。
判決は、野球部の指導者はフェースガードなどの防具を装着させたり、打球が直撃しない立ち位置でマシンの操作をさせたりするなどの安全指導を徹底しておらず、「事故の発生を防止し、生徒の生命身体に危害が及ぶことがないよう、十分な措置を講じるべき注意義務に違反した」とした。
☟暑さ対策で19日第2試合の開始時間を変更 高校野球山形大会
https://news.yahoo.co.jp/articles/a20d7fc2c1b9d885e430d4f39741dc3972dd177f
山形県高校野球連盟は、第107回全国高校野球選手権山形大会の19日第2試合の開始時間を、正午から午後3時に変更すると18日発表した。
熱中症対策の一環で、気温が高く、厳しい暑さが予想されるため判断した。第2試合は東北文教大山形城北と村山産が対戦する。第1試合の酒田光陵―山形南の開始は予定通り午前9時から。20日以降については天気予報などを踏まえ、随時判断する。
山形大会は暑さ対策として、今年から第1試合の開始時間を午前10時から9時に前倒しした。第2試合は、選手たちの準備時間が長くなりすぎることなどを避け負担を軽減するため、正午に固定していた。
📝「デカいだけのちゃらんぽらんなヤツ」がなぜMLBからドラフト指名まで?…“名門校で甲子園出場→ハワイ大進学”の武元一輝(21歳)とは何者なのか
https://number.bunshun.jp/articles/-/866554?utm_source=news.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=relatedLink
高校野球の名門・智弁和歌山高出身で、現在は米ハワイ大に在籍する武元一輝(21歳)がMLBドラフトでアスレチックスから指名を受けた。甲子園でも活躍し、昨年は全米最高峰のサマーリーグで最優秀投手にも選ばれた大器は一体何者なのか。また、なぜ異国の地への進学を選んだのだろうか。
日本のプロ野球を経て、メジャーリーグに挑戦する。それは今も「王道」かもしれないが、「当たり前」ではなくなった。近年、アマチュア時代に「プロ注目」と、約束手形を得た選手たちが続々と海を渡る。
高校時代の「プロ注」が続々、海外へ
花巻東時代に高校生最多の140本ものホームランを量産した佐々木麟太郎は、2024年にスタンフォード大に進学。高校通算45本のホームランに最速153キロの「二刀流」として異彩を放った桐朋の森井翔太郎は、今年からアスレチックスとマイナー契約を結んだ。武元一輝いつきもその時流に乗るひとりである。先人たちがいることは理解するが、自身が後進だという認識はない。
「正直に言うと……」武元がそう切り出してから発していた言葉には、謙虚であるようで、実は強烈な自我が含まれているようだった。
「人に刺激を受けるとかどうこうはないです。『自分がどうなりたいか』ということに集中しているというか。そんなに人を気にするほど実力もないですし」
メジャーリーガーを志し、ハワイ大に進学した青年は今シーズン、NCAA(全米大学体育協会)でピッチャーとして15試合に登板して2勝6敗、防御率5.75。バッターとしては45試合に出場して打率2割5分6厘、1ホームラン、21打点を記録した二刀流である。武元はこの結果に満足していないというが、メジャーリーグから将来性を評価された。
今年のMLBドラフト。武元はアスレチックスから19巡目、全体では560位で指名を受けた。日本人では東北高校からアメリカに渡り、23年にホワイトソックスから指名されたオレゴン大の西田陸浮以来の事例となった。アメリカの4年制大学に通う選手は21歳からドラフトの対象とされているため、武元は解禁初年度でチャンスをものにしたわけだ。
ドラフト指名までの紆余曲折は?
今年に入り、「ドラフト候補」として指名が現実味を帯びてきた頃、武元は「それにしても」と笑いながら話していたものだ。
「高校を出てからのプロセスなんて立てていないくらい、なんも考えていなかったんで。周りから見たら、ただ体のデカいちゃらんぽらんなヤツだと思われていたでしょうし」
その“ちゃらんぽらん”な選手が自立し、メジャーリーガーへの第一関門となるドラフト指名を実現できたのには、武元の意識を変革させる人との出会いがあった。ひとつは、武元にとっての原点とも言える智弁和歌山時代である。2020年に入学した当初の武元は、典型的なお山の大将だった――。
⚾今日の和歌山大会試合結果(2回戦)
8日目第1試合 箕島-県和歌山
一二三四五六七八九十計HE
8日目第2試合 海南-那賀
一二三四五六七八九十計HE
8日目第3試合 田辺-和歌山高専
一二三四五六七八九十計HE
全試合雨天中止。。。
☟第107回選手権和歌山大会 雨天順延のお知らせ
https://www.whbf.jp/news.html#1060
大会第8日(7月17日)の3試合につきましては、7月19日(土)に順延します。詳細はこちらから。https://www.whbf.jp/uploads/20250717073711_oI58.pdf
なお、7月18日は公立学校終業式のため、試合は行いません。
📝第107回全国高等学校野球選手権奈良大会 7/17の2試合は悪天候のため中止、日程を変更しました。
http://www1.kcn.ne.jp/~nhsbbf/and/2025natu-kumiawse0717.pdf
20日に8時30分から4試合ぶち込んできましたね!!
28日決勝は動かないので、、、、、2日間繰り上げして26日にさとやくスタジアム&橿原神宮に行くか検討します。。。
📣熱中症対策に地方大会でも広がる2部制…選手「プレーしやすく」、運営「試合終了遅く人員ぎりぎり」
https://news.yahoo.co.jp/articles/595c13723321259bb85f5f494128f4d51fad3f98?page=1
夏の高校野球県大会で今年から、熱中症対策として試合時間を朝夕に分けて暑さのピークを避ける「2部制」が本格的に導入された。全国大会ではすでに導入されており、地方大会では今年、富山や三重が全日程で実施している。新制度の下、選手らのプレーやチーム方針に変化が生じる一方で、運営面では地方ゆえの課題も浮上している。
選手ら好感触
「後半から涼しくなって選手も楽になったと言っていましたし、2部制には大賛成ですね」。12日午後3時からの試合終了後、桜井高校の藤井翼監督は新制度への感触を話した。
同校では、午後遅い時間の試合に合わせ、準備運動の前後や試合中にうどんやゼリーといった軽食をとり、空腹でプレーに影響が出ないようにした。午前の試合では、開始が早まった分、前日練習を早く切り上げて対応した高校もあるという。
13日の試合で登板した、高岡工芸の宮腰悠樹投手は「強かった日光も回が進むごとに弱まって、ベンチでは風も感じられた。昼の試合よりかなりプレーしやすい」と評価した。
2部制が一部導入された昨年より前の夏の県大会は、1日2試合の場合、おおむね第1試合を午前10時、第2試合を午後1時半から始めていた。しかし、昨年7月の富山市の平均気温が、1939年の統計開始以来2番目の27・8度を記録するなど、近年は暑さが深刻化していた。
今夏は暑さ対策のため、第1試合を午前9時、第2試合を午後3時から実施。試合間が数時間空くため、観客には第1試合終了後に球場を出てもらい、午後2時から再入場するようお願いしている。
県内の球場には日差しを避ける屋根がほとんどなく、スタンドに居続けるのは危険だ。毎年、高校野球観戦のため球場に足を運ぶという富山市、無職(83)は「最近は暑さがすさまじくなっていた。2部制は選手、観客の両方に良い制度だと思う」と好印象を持っている。
運営人数ぎりぎり
一方、2部制は1日の試合終了が遅くなる分、球場に残る審判や教員の負担は増える。会場準備やグラウンド整備、試合後の撤収作業なども含めると、午前6時から午後6時まで球場にいることもある。午前と午後で運営スタッフを入れ替える手もあるが、県高野連の高橋英司理事長は「2部制のために四つの球場を使う関係で、運営側も人数がカツカツ。現在は1球場約8人でやっているが、これでもぎりぎりだ」と悩ましげに漏らす。入れ替えは、人数不足が解消される準々、準決勝以降に予定しているという。
球場側も、通常午後5時の閉場時間を延長し、2部制に対応している。県営富山球場を管理する、五福公園の笹島功・管理事務所長は「勤務時間が長引く分、職員の負担は増えてしまう。それでも、選手にはいいコンディションで試合をさせてあげたい」と力を込める。
選手らの負担を減らしたいという関係者の思いはひとつだ。高橋理事長は「2部制は、先生方や役員の方が生徒のために協力してくれるからこそ成り立つ。できる限りのことをやっていくしかない」と強調した。
📝甲子園「マル得」情報
甲子園で“来る”のは技巧派左腕を擁するチーム…浦和学院まさかの3回戦負けに確かな理由
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/374847
「甲子園に出れば優勝候補」とも言われた浦和学院が15日、埼玉大会3回戦で滑川総合に1-4で敗れた。
浦和学院は三回を除いて六回まで、毎回先頭打者を塁に出しながら犠飛による1得点だけ。技巧派左腕の緩急をつけた投球に拙攻を重ねた。スポーツマスコミは「ジャイアントキリング」「今夏最大の番狂わせ」と大騒ぎだ。
今春のセンバツで初出場ながら4強入りした浦和実のエースは、球の出どころの見づらい技巧派左腕だった。滋賀学園や聖光学院(福島)といった甲子園常連校の強力打線が打ちあぐねた。
昨夏は32年ぶりで甲子園に出場した公立校の大社(島根)が、報徳学園(兵庫)、創成館(長崎)、早稲田実(西東京)といった強豪を下して8強入り。原動力は速球にカーブ、スライダー、チェンジアップを織り交ぜて緩急をつける技巧派左腕だった。
「浦和学院はセンバツ出場のかかった昨秋の埼玉大会の準々決勝で、浦和実の技巧派左腕を打てずに完封負け。投打とも歴代三指に入るポテンシャルがありながら敗れただけに、森監督はこの夏に向けて、かなり入念な左腕対策をやったと聞きました。この日は滑川総合を上回る11安打を放ちながら、それでも決定打が出なかったのです」(関東の強豪校の監督)
甲子園でも穴をあけるのは技巧派左腕のいる学校か。
🔥13年ぶり出場を目指す飯塚はエース大塚永遠が完封で16強「腕を振れていた」
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe363ca6b6ec363d4e02a17c495c2be143987e8e
◇高校野球福岡大会4回戦 飯塚6―0筑陽学園(2025年7月17日 光陵グリーン)
2012年以来、13年ぶりの出場を目指す飯塚は筑陽学園と対戦し、6―0で勝利して5回戦進出、ベスト16入りを決めた。
原動力になったのは最速141キロ右腕の背番号1、大塚永遠(3年)だった。帽子を何度も飛ばしながら力強いボールを投げ込んだ。4回までパーフェクト投球。5回先頭に初安打を許したが、バックも堅い守備で盛り上げ8回2死までは二塁も踏ませない快投。9回5安打7奪三振で完封。120球を投げ「きょうは腕を振れていた。自信のあるスライダーも決まった」とうなずいた。
力感なく強いボールを投げる西武・今井のような投手が理想だ。今夏は初戦の3回戦に続いて2試合連続でひとりで投げ抜いた。帽子のつばには「孤高」と記す。この夏のマウンドにかける思いを込めた。5回戦はシード撃破で勢いに乗る北筑との対戦。「きょうより球数を少なく投げられたら」と思い描いていた。
👣昨夏4強の創価が継続試合から逆転負け…攻撃采配の堀内監督「悔いはない」
https://news.yahoo.co.jp/articles/3477df00c655868fc4d3cbaf570f2430a9269e7c
<高校野球西東京大会:明大八王子7-5創価>◇17日◇3回戦◇スリーボンドスタジアム八王子
前回ベスト4の創価は、逆転を許した直後に中軸が好機をつくったが、たたみかけられなかった。
2点を追う9回無死、先頭3番小牧莉央外野手(3年)が内野安打で出塁し、主砲の駒場悠太内野手(3年)も四球を選び、明大八王子4番手を攻める。
「(8回裏に)2点を取られた段階で僕は攻撃型で行こうと思っていたので。悔いはない」とは堀内尊法監督(57)。しかし、チーム初経験の継続試合から2点差をひっくり返すのは難しかった。
無死一、二塁。2ストライクで追い込まれた5番の安原颯汰主将(3年)が3球目の内角直球を詰まらせ、二ゴロの併殺打に倒れ、勝負は決した。「力不足でチームを勝たせることができませんでした」。大粒の涙がほおを伝った。
16日、同点に追いつかれ、8回2死二、三塁の大ピンチとなった途端、大雨が降り始めた。継続試合が決まった後、指揮官の「天候に恵まれたから仕切り直そう」の言葉に「自分たちは本当についているな」と安原も切り替えて、再び試合に臨んだという。
創価の3回戦敗退は15年の明治戦以来、10年ぶり。「いろんな人が応援してくれたので、朗らかに帰ろう」。堀内監督はそうナインに呼びかけていた。
📝大阪に出現「二刀流の“スーパー1年生”」林将輝とは何者か? 大阪桐蔭も東海大相模も誘った“恐るべき才能”「じつは大阪学院大高にもう一人、逸材いる」
https://news.yahoo.co.jp/articles/5acbe7b94327818fd06a50dc07755e4b2a006677?page=1
北海道から大阪学院大高へ入学した1年生の逸材がいる。172cm右腕、林将輝である。
6月上旬、再び林にインタビューをするべく訪れると、その変貌に驚いた。わずか1カ月前の幼さは消え、別人のような精悍な顔つきになっていたのだ。北海道からやってきて2カ月が経過し、公式戦を経る中で高校野球だけでなく大阪の水にも慣れてきたのだろう。いや、履正社戦のあの緊迫マウンドを経験したことが、スーパー1年生を一足飛びで成長させたのかもしれない。
「やっぱり、勝ちたかったですけど、負けたからこそ得られた経験も悔しさも絶対にある。それは無駄にしたくないですね。今は身長が172センチですけど、ちょっとずつ伸びてます。体重も入学時が65キロだったのが、67キロまで増えました。寮ではお風呂に入ってストレッチして、ゆっくりするだけ。携帯電話でYouTubeで研究したりもしています。息抜き? 部屋でWANIMAの曲を聴くことぐらいですかね」
大阪桐蔭も誘っていた
中3の夏にU-15侍ジャパンに選出された林にはおよそ15校から勧誘があったという。全国には数十校から声がかかる選手もいるが、飛び抜けた「特A」の選手に対しては、名門や甲子園常連校以外の学校は端(はな)から勧誘を諦めていることが多い。林もそのパターンだろう。 林に声をかけた学校の中には、大阪桐蔭もあった。林は一度、練習を見学に訪れたことがあったという。しかし、最終的には大阪学院大高を選んだ。判断材料に「甲子園への行きやすさ」はなかった。
「このチームは全体練習があまり長くなく、自主練とかを大事にしていて、自分に必要な練習に集中できると思った。自立の面というか、自分が大人になるためにも選んだ。甲子園に出ることも目標ではありますが、自分の夢の一番は甲子園に行くことじゃなく、プロ野球選手になること。そうしたことを踏まえて、大阪学院に決めました」
投手としての林は、癖のないオーソドックスな投球フォームから、地を這うようなMAX146キロのストレートを放る。
「自分では速球とスライダーが武器だと思っています。変化球は縦と横のスライダーとカーブ、スプリット、チェンジアップ。今、カットボールも練習中です」
じつは打撃もスゴかった…林の実力
辻盛監督が話していたように、指先が器用だからこそ、球種も豊富なのだろう。
「自分では指のスナップが力強いんだと思っています」
指? 手首ではなく? 「はい。手首のスナップもそれなりだとは思いますが、指のスナップ力がリリース時に最後までボールを押し込み、勢いを生んでいるような気はします」
高校3年間で目指す球速を訊ねると、林ははにかみながら即答した。「165キロで」
インタビューの前日、練習試合に出場した林は、特大の高校第1号本塁打を放ち、打つ方でも辻盛監督や先輩たちを驚かせたという。
「低めの真っ直ぐで、(振り出したときは)先っぽに当たりそうだったので、コロコロッと転がっていくかなと思ったんですけど、芯に当たってくれて、レフトのネットを越えて飛んでいったので、130メートルか、120メートルぐらいは飛んだと思います。自分、投げることも好きですけど、同じぐらいバッティングも好きなんです」
コラントッテ社の磁気ブレスレットを身につけ、グローブは医療従事者がプロデュースするブランド「ごりら印の野球道具」を愛用する。
小柄ながら強烈な個性と輝きを放つ15歳が高校入学後、最初の夏を迎える。
「何度も口にしちゃいますが、大阪桐蔭と履正社を倒して、甲子園で日本一になりたいです。1年夏から? はい。もちろん」
もう一人いた“新戦力”
大阪学院大高の新戦力はスーパー1年生・林将輝だけではない。智弁和歌山に一度は入学したものの、思春期にありがちな人間関係の悩みで自主退学し、大阪学院大高に転入してきた3年生の長瀨大来だ。高野連の規定によって昨年1年間は公式戦に出場できなかったものの、この春の大阪大会から投手兼外野手として出場してきた。
身長188センチ、体重92キロという大型選手の長瀨だが、投げてはMAX146キロを誇り、打っても右の長距離砲として打線の中軸を担う。
長瀨はプロ志望届の提出を明言しており、棒に振った昨年の分まで最後の夏に名を売りたいという野望も抱いて当然だろう。
「今は本当に野球を楽しめていますし、充実している。普通ではないスタートにもかかわらず、野球が二度とできるかもわからなかった自分を受け入れてくれて、強いチームでやらせてもらっている。チームとして日本一を目指していますから、そういう環境に身を置けて幸せです」
健気な印象を抱く長瀨に対しても、ちょっとした驚きがあった。髪型の自由が許されている同校にあって、長瀨だけが坊主頭になっていたのだ。春季大会中は髪の毛が長かったはず。バリカンで刈り上げた理由を長瀨に訊ねるとこんな答えが返ってきた。
「気合を入れるためです(笑)。それ以外の理由は……特にないです。やっぱり、高校野球を愛している人からすると、坊主の方が見栄えが良いというのは知っていますし、個人的にも甲子園で長髪は似合わないなと思っています」
智弁和歌山に長瀨が入学したのは23年だ。1年秋には20人のメンバーに入ったものの、自主退学した理由について、積極的に本人が語ることはないし、こちらも触れづらい話題である。
「野球以外のところで、うまくいかなかった部分が多かった。ひとつだけ言えるのは、中谷仁監督や仲間に対しては感謝の気持ちが強いということです」
身長188cm…長瀨の実力
かつての仲間はこの春、センバツで準優勝に輝いた。主力外野手の福元聖矢は箕面ボーイズ(大阪)でバッテリーを組んだ仲だ。長瀨は素直に智弁和歌山を応援できたのだろうか。それとも悔しさ交じりの感情も芽生えたのだろうか。「福元が活躍している姿を見るのは純粋に嬉しかったですね。“どうして自分があそこにいないのか”とか“自分も甲子園に立っていたはずなのに”とか、そういう気持ちはないんですけど、1年間一緒に野球をやった仲間があれだけ活躍していると、自然に“自分も夏にやってやろう”って気持ちになりました」
初めて長瀨のピッチングを見たのは3月の練習試合だった。プロのスカウトも訪れていたこの試合で、長瀨は長身から投げ下ろすような投球フォームで剛速球を投げ込んでいた。しかし、春季大会で長瀨の登板はなく、6月に見たブルペンでは、腕を下げた投球フォームにスタイルチェンジしていた。
「自分、投球する時に、左肩が上にあがっちゃう癖があって、それだとうまく体重移動ができず、ボールを投げる右腕に力が伝わっていかないんです。マウンドの傾斜に沿って体重を移動し、左肩の癖を修正しようと思うと、自然と腕の位置がサイド気味になりました。右腕が遅れて出てくるような感じがするかもしれませんが、自分としてはしっくりきているし、決して腕が遅れているわけではないんです」
「大阪桐蔭を倒したい」
プロへの道を切り拓くという意味でも、大事な夏となる。
「とにかく今は野球をやりきりたいと思っています。指名されるか、指名されないかは、自分が努力した結果でしかない。今からそれを考えるよりも、すべては結果が出てから受け止めようと思っています」
昨秋の大阪大会3位のメンバーに長瀨、林が加わり、さらに高知中学からやってきた右腕も将来有望で、既に大阪随一=日本随一の投手陣を築きつつあるのが大阪学院大高だ。
原稿執筆時点で大阪大会は3回戦までの組み合わせしかきまっておらず、仮に大阪学院大高と大阪桐蔭が順当に勝ち上がったとしても、どこで対戦するかはわからない。しかし、大阪学院大高にとって大阪桐蔭や履正社を倒さなければ、甲子園には到達しないだろう。長瀨は言う。
「兵庫県出身の自分としては、隣の大阪桐蔭というのは身近に感じている学校でしたし、特別視もしていない。甲子園に行くためには倒さないといけない相手というぐらいの感覚なんです。ただ、いまは大阪学院の全員が大阪桐蔭を倒すつもりで練習を頑張っている。僕もそれに同調して、大阪桐蔭を倒したい」
かつて大阪の高校野球は浪商(現・大体大浪商)が一時代を築き、1980年代にPL学園が隆盛期を迎え、絶大な人気を誇った。そして大阪の雄の座は2000年代に入ってPLから大阪桐蔭に代わった。時代の節目には新興勢力の台頭がつきものだ。
この夏に待つのは大阪桐蔭の捲土重来か。それとも盛者必衰の理が大阪桐蔭を襲うのか。
⚾岩手さんへ
夏の大会は1日300試合以上行われるので、注目選手やチームが続々と敗退していくのが世の常ですよね・・・・・。
センバツと違って北海道・東京以外は1県1校しか出れないので・・・。
同一県に複数の応援チームがあればいずれどこかで姿を消すのも仕方ないところです。
宝塚は昨秋県大会で関西学院に0-5で完敗した試合をウインク姫路で観戦しましたが、特に打者のフォームは気にならなかった・・・・・。
ずいぶん成長したのか3戦連続完封勝ちで珍しく4回戦まで上がってきました。
甲子園チケットですが・・・前半戦は二部制ゆえに中央特別前列は争奪戦でしょうが、あとは外野を中心に多数売れ残ると思ってます。
問題は11日~16日までのチケットですね!僕は14日・16日の3塁上段を狙ってますがどうなることやら・・・。
ネット経由で入手したら手数料がバカにならないので2日遅れのコンビニ狙いですが・・・・・。
二部制の方は、組み合わせ見て6日・7日のどちらか1つ。9日・10日のどちらか1つを当日購入して500円で外野からナイター観戦を考えております。
P・S 関西は3週間ほど前から梅雨明けしましたが、今日は和歌山を中心に不意の豪雨に襲われて・・・・・。
滋賀を除く2府3県予定されていた試合は全部中止と。
それを見越して、接骨院の予約を1日繰り上げて23日に市和歌山ー和智弁(あるいは桐蔭ー和歌山工かも?!)の事実上の決勝戦を観戦します。
あとは日程スライドされたので、28日のさとやくスタジアムを2日前倒しして26日の奈良準決勝に。28日は紀三井寺で閉会式見て、昼ごはん食べてから海南駅でレンタサイクル借りてマリーナシティに走ります。
⚾SHIONOMISAKIさんへ
国スポ情報ありがとうございます!!外野席発売しないのが痛恨ですが、、、、、なんとか頑張って初日のチケットは取れたらと。
7回制に移行されるので客が激減すればよいのですが、そういうわけにはいかないでしょうね・・・・・。
最悪、ダメだったらしゃーなしに軟式野球の今津にでも行こうかな???昨秋、甲賀にプレ大会観戦したので。
大阪高野連の仕事の遅さは今に始まったことではないですが、朝起きて和歌山高野連は今後の日程を発表してましたが、大阪は調整中でしたね。。。
今年から4回戦・5回戦 準々決勝~決勝 と3段階トーナメントでなく、4回戦から一気にヤグラ組みましたね。
僕は毎年負け惜しみになりますが・・・「もし、2日前勝っていたら5回戦までずっと万博かあ~~~↓↓くら寿司S堺に行きたかったなあ・・・せやけど、桐蔭・履正社・大阪学院と逆ブロックのラッキーくじで、仰星・北陽あたりがライバルかな!?」って考えてしまいます。。。
あと、京都も明日は12時から2試合組まれてますね!
4回戦以降全部わかさS京都だし、①京都国際ー京都共栄②北稜ー北嵯峨と好カードが組まれてます。
僕は6日に文教の試合観戦してきたし、敦賀-福井(セーレン・ドリームS)宿泊観戦が控えているので見合わせます。
しかし、大阪も京都も決勝日曜日にこだわったのか?ゴリゴリに日程詰めてきましたね!
8日目第1試合 箕島-県和歌山
一二三四五六七八九十計HE
8日目第2試合 海南-那賀
一二三四五六七八九十計HE
8日目第3試合 田辺-和歌山高専
一二三四五六七八九十計HE
全試合雨天中止。。。
☟第107回選手権和歌山大会 雨天順延のお知らせ
https://www.whbf.jp/news.html#1060
大会第8日(7月17日)の3試合につきましては、7月19日(土)に順延します。詳細はこちらから。https://www.whbf.jp/uploads/20250717073711_oI58.pdf
なお、7月18日は公立学校終業式のため、試合は行いません。
📝第107回全国高等学校野球選手権奈良大会 7/17の2試合は悪天候のため中止、日程を変更しました。
http://www1.kcn.ne.jp/~nhsbbf/and/2025natu-kumiawse0717.pdf
20日に8時30分から4試合ぶち込んできましたね!!
28日決勝は動かないので、、、、、2日間繰り上げして26日にさとやくスタジアム&橿原神宮に行くか検討します。。。
📣熱中症対策に地方大会でも広がる2部制…選手「プレーしやすく」、運営「試合終了遅く人員ぎりぎり」
https://news.yahoo.co.jp/articles/595c13723321259bb85f5f494128f4d51fad3f98?page=1
夏の高校野球県大会で今年から、熱中症対策として試合時間を朝夕に分けて暑さのピークを避ける「2部制」が本格的に導入された。全国大会ではすでに導入されており、地方大会では今年、富山や三重が全日程で実施している。新制度の下、選手らのプレーやチーム方針に変化が生じる一方で、運営面では地方ゆえの課題も浮上している。
選手ら好感触
「後半から涼しくなって選手も楽になったと言っていましたし、2部制には大賛成ですね」。12日午後3時からの試合終了後、桜井高校の藤井翼監督は新制度への感触を話した。
同校では、午後遅い時間の試合に合わせ、準備運動の前後や試合中にうどんやゼリーといった軽食をとり、空腹でプレーに影響が出ないようにした。午前の試合では、開始が早まった分、前日練習を早く切り上げて対応した高校もあるという。
13日の試合で登板した、高岡工芸の宮腰悠樹投手は「強かった日光も回が進むごとに弱まって、ベンチでは風も感じられた。昼の試合よりかなりプレーしやすい」と評価した。
2部制が一部導入された昨年より前の夏の県大会は、1日2試合の場合、おおむね第1試合を午前10時、第2試合を午後1時半から始めていた。しかし、昨年7月の富山市の平均気温が、1939年の統計開始以来2番目の27・8度を記録するなど、近年は暑さが深刻化していた。
今夏は暑さ対策のため、第1試合を午前9時、第2試合を午後3時から実施。試合間が数時間空くため、観客には第1試合終了後に球場を出てもらい、午後2時から再入場するようお願いしている。
県内の球場には日差しを避ける屋根がほとんどなく、スタンドに居続けるのは危険だ。毎年、高校野球観戦のため球場に足を運ぶという富山市、無職(83)は「最近は暑さがすさまじくなっていた。2部制は選手、観客の両方に良い制度だと思う」と好印象を持っている。
運営人数ぎりぎり
一方、2部制は1日の試合終了が遅くなる分、球場に残る審判や教員の負担は増える。会場準備やグラウンド整備、試合後の撤収作業なども含めると、午前6時から午後6時まで球場にいることもある。午前と午後で運営スタッフを入れ替える手もあるが、県高野連の高橋英司理事長は「2部制のために四つの球場を使う関係で、運営側も人数がカツカツ。現在は1球場約8人でやっているが、これでもぎりぎりだ」と悩ましげに漏らす。入れ替えは、人数不足が解消される準々、準決勝以降に予定しているという。
球場側も、通常午後5時の閉場時間を延長し、2部制に対応している。県営富山球場を管理する、五福公園の笹島功・管理事務所長は「勤務時間が長引く分、職員の負担は増えてしまう。それでも、選手にはいいコンディションで試合をさせてあげたい」と力を込める。
選手らの負担を減らしたいという関係者の思いはひとつだ。高橋理事長は「2部制は、先生方や役員の方が生徒のために協力してくれるからこそ成り立つ。できる限りのことをやっていくしかない」と強調した。
📝甲子園「マル得」情報
甲子園で“来る”のは技巧派左腕を擁するチーム…浦和学院まさかの3回戦負けに確かな理由
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/374847
「甲子園に出れば優勝候補」とも言われた浦和学院が15日、埼玉大会3回戦で滑川総合に1-4で敗れた。
浦和学院は三回を除いて六回まで、毎回先頭打者を塁に出しながら犠飛による1得点だけ。技巧派左腕の緩急をつけた投球に拙攻を重ねた。スポーツマスコミは「ジャイアントキリング」「今夏最大の番狂わせ」と大騒ぎだ。
今春のセンバツで初出場ながら4強入りした浦和実のエースは、球の出どころの見づらい技巧派左腕だった。滋賀学園や聖光学院(福島)といった甲子園常連校の強力打線が打ちあぐねた。
昨夏は32年ぶりで甲子園に出場した公立校の大社(島根)が、報徳学園(兵庫)、創成館(長崎)、早稲田実(西東京)といった強豪を下して8強入り。原動力は速球にカーブ、スライダー、チェンジアップを織り交ぜて緩急をつける技巧派左腕だった。
「浦和学院はセンバツ出場のかかった昨秋の埼玉大会の準々決勝で、浦和実の技巧派左腕を打てずに完封負け。投打とも歴代三指に入るポテンシャルがありながら敗れただけに、森監督はこの夏に向けて、かなり入念な左腕対策をやったと聞きました。この日は滑川総合を上回る11安打を放ちながら、それでも決定打が出なかったのです」(関東の強豪校の監督)
甲子園でも穴をあけるのは技巧派左腕のいる学校か。
🔥13年ぶり出場を目指す飯塚はエース大塚永遠が完封で16強「腕を振れていた」
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe363ca6b6ec363d4e02a17c495c2be143987e8e
◇高校野球福岡大会4回戦 飯塚6―0筑陽学園(2025年7月17日 光陵グリーン)
2012年以来、13年ぶりの出場を目指す飯塚は筑陽学園と対戦し、6―0で勝利して5回戦進出、ベスト16入りを決めた。
原動力になったのは最速141キロ右腕の背番号1、大塚永遠(3年)だった。帽子を何度も飛ばしながら力強いボールを投げ込んだ。4回までパーフェクト投球。5回先頭に初安打を許したが、バックも堅い守備で盛り上げ8回2死までは二塁も踏ませない快投。9回5安打7奪三振で完封。120球を投げ「きょうは腕を振れていた。自信のあるスライダーも決まった」とうなずいた。
力感なく強いボールを投げる西武・今井のような投手が理想だ。今夏は初戦の3回戦に続いて2試合連続でひとりで投げ抜いた。帽子のつばには「孤高」と記す。この夏のマウンドにかける思いを込めた。5回戦はシード撃破で勢いに乗る北筑との対戦。「きょうより球数を少なく投げられたら」と思い描いていた。
👣昨夏4強の創価が継続試合から逆転負け…攻撃采配の堀内監督「悔いはない」
https://news.yahoo.co.jp/articles/3477df00c655868fc4d3cbaf570f2430a9269e7c
<高校野球西東京大会:明大八王子7-5創価>◇17日◇3回戦◇スリーボンドスタジアム八王子
前回ベスト4の創価は、逆転を許した直後に中軸が好機をつくったが、たたみかけられなかった。
2点を追う9回無死、先頭3番小牧莉央外野手(3年)が内野安打で出塁し、主砲の駒場悠太内野手(3年)も四球を選び、明大八王子4番手を攻める。
「(8回裏に)2点を取られた段階で僕は攻撃型で行こうと思っていたので。悔いはない」とは堀内尊法監督(57)。しかし、チーム初経験の継続試合から2点差をひっくり返すのは難しかった。
無死一、二塁。2ストライクで追い込まれた5番の安原颯汰主将(3年)が3球目の内角直球を詰まらせ、二ゴロの併殺打に倒れ、勝負は決した。「力不足でチームを勝たせることができませんでした」。大粒の涙がほおを伝った。
16日、同点に追いつかれ、8回2死二、三塁の大ピンチとなった途端、大雨が降り始めた。継続試合が決まった後、指揮官の「天候に恵まれたから仕切り直そう」の言葉に「自分たちは本当についているな」と安原も切り替えて、再び試合に臨んだという。
創価の3回戦敗退は15年の明治戦以来、10年ぶり。「いろんな人が応援してくれたので、朗らかに帰ろう」。堀内監督はそうナインに呼びかけていた。
📝大阪に出現「二刀流の“スーパー1年生”」林将輝とは何者か? 大阪桐蔭も東海大相模も誘った“恐るべき才能”「じつは大阪学院大高にもう一人、逸材いる」
https://news.yahoo.co.jp/articles/5acbe7b94327818fd06a50dc07755e4b2a006677?page=1
北海道から大阪学院大高へ入学した1年生の逸材がいる。172cm右腕、林将輝である。
6月上旬、再び林にインタビューをするべく訪れると、その変貌に驚いた。わずか1カ月前の幼さは消え、別人のような精悍な顔つきになっていたのだ。北海道からやってきて2カ月が経過し、公式戦を経る中で高校野球だけでなく大阪の水にも慣れてきたのだろう。いや、履正社戦のあの緊迫マウンドを経験したことが、スーパー1年生を一足飛びで成長させたのかもしれない。
「やっぱり、勝ちたかったですけど、負けたからこそ得られた経験も悔しさも絶対にある。それは無駄にしたくないですね。今は身長が172センチですけど、ちょっとずつ伸びてます。体重も入学時が65キロだったのが、67キロまで増えました。寮ではお風呂に入ってストレッチして、ゆっくりするだけ。携帯電話でYouTubeで研究したりもしています。息抜き? 部屋でWANIMAの曲を聴くことぐらいですかね」
大阪桐蔭も誘っていた
中3の夏にU-15侍ジャパンに選出された林にはおよそ15校から勧誘があったという。全国には数十校から声がかかる選手もいるが、飛び抜けた「特A」の選手に対しては、名門や甲子園常連校以外の学校は端(はな)から勧誘を諦めていることが多い。林もそのパターンだろう。 林に声をかけた学校の中には、大阪桐蔭もあった。林は一度、練習を見学に訪れたことがあったという。しかし、最終的には大阪学院大高を選んだ。判断材料に「甲子園への行きやすさ」はなかった。
「このチームは全体練習があまり長くなく、自主練とかを大事にしていて、自分に必要な練習に集中できると思った。自立の面というか、自分が大人になるためにも選んだ。甲子園に出ることも目標ではありますが、自分の夢の一番は甲子園に行くことじゃなく、プロ野球選手になること。そうしたことを踏まえて、大阪学院に決めました」
投手としての林は、癖のないオーソドックスな投球フォームから、地を這うようなMAX146キロのストレートを放る。
「自分では速球とスライダーが武器だと思っています。変化球は縦と横のスライダーとカーブ、スプリット、チェンジアップ。今、カットボールも練習中です」
じつは打撃もスゴかった…林の実力
辻盛監督が話していたように、指先が器用だからこそ、球種も豊富なのだろう。
「自分では指のスナップが力強いんだと思っています」
指? 手首ではなく? 「はい。手首のスナップもそれなりだとは思いますが、指のスナップ力がリリース時に最後までボールを押し込み、勢いを生んでいるような気はします」
高校3年間で目指す球速を訊ねると、林ははにかみながら即答した。「165キロで」
インタビューの前日、練習試合に出場した林は、特大の高校第1号本塁打を放ち、打つ方でも辻盛監督や先輩たちを驚かせたという。
「低めの真っ直ぐで、(振り出したときは)先っぽに当たりそうだったので、コロコロッと転がっていくかなと思ったんですけど、芯に当たってくれて、レフトのネットを越えて飛んでいったので、130メートルか、120メートルぐらいは飛んだと思います。自分、投げることも好きですけど、同じぐらいバッティングも好きなんです」
コラントッテ社の磁気ブレスレットを身につけ、グローブは医療従事者がプロデュースするブランド「ごりら印の野球道具」を愛用する。
小柄ながら強烈な個性と輝きを放つ15歳が高校入学後、最初の夏を迎える。
「何度も口にしちゃいますが、大阪桐蔭と履正社を倒して、甲子園で日本一になりたいです。1年夏から? はい。もちろん」
もう一人いた“新戦力”
大阪学院大高の新戦力はスーパー1年生・林将輝だけではない。智弁和歌山に一度は入学したものの、思春期にありがちな人間関係の悩みで自主退学し、大阪学院大高に転入してきた3年生の長瀨大来だ。高野連の規定によって昨年1年間は公式戦に出場できなかったものの、この春の大阪大会から投手兼外野手として出場してきた。
身長188センチ、体重92キロという大型選手の長瀨だが、投げてはMAX146キロを誇り、打っても右の長距離砲として打線の中軸を担う。
長瀨はプロ志望届の提出を明言しており、棒に振った昨年の分まで最後の夏に名を売りたいという野望も抱いて当然だろう。
「今は本当に野球を楽しめていますし、充実している。普通ではないスタートにもかかわらず、野球が二度とできるかもわからなかった自分を受け入れてくれて、強いチームでやらせてもらっている。チームとして日本一を目指していますから、そういう環境に身を置けて幸せです」
健気な印象を抱く長瀨に対しても、ちょっとした驚きがあった。髪型の自由が許されている同校にあって、長瀨だけが坊主頭になっていたのだ。春季大会中は髪の毛が長かったはず。バリカンで刈り上げた理由を長瀨に訊ねるとこんな答えが返ってきた。
「気合を入れるためです(笑)。それ以外の理由は……特にないです。やっぱり、高校野球を愛している人からすると、坊主の方が見栄えが良いというのは知っていますし、個人的にも甲子園で長髪は似合わないなと思っています」
智弁和歌山に長瀨が入学したのは23年だ。1年秋には20人のメンバーに入ったものの、自主退学した理由について、積極的に本人が語ることはないし、こちらも触れづらい話題である。
「野球以外のところで、うまくいかなかった部分が多かった。ひとつだけ言えるのは、中谷仁監督や仲間に対しては感謝の気持ちが強いということです」
身長188cm…長瀨の実力
かつての仲間はこの春、センバツで準優勝に輝いた。主力外野手の福元聖矢は箕面ボーイズ(大阪)でバッテリーを組んだ仲だ。長瀨は素直に智弁和歌山を応援できたのだろうか。それとも悔しさ交じりの感情も芽生えたのだろうか。「福元が活躍している姿を見るのは純粋に嬉しかったですね。“どうして自分があそこにいないのか”とか“自分も甲子園に立っていたはずなのに”とか、そういう気持ちはないんですけど、1年間一緒に野球をやった仲間があれだけ活躍していると、自然に“自分も夏にやってやろう”って気持ちになりました」
初めて長瀨のピッチングを見たのは3月の練習試合だった。プロのスカウトも訪れていたこの試合で、長瀨は長身から投げ下ろすような投球フォームで剛速球を投げ込んでいた。しかし、春季大会で長瀨の登板はなく、6月に見たブルペンでは、腕を下げた投球フォームにスタイルチェンジしていた。
「自分、投球する時に、左肩が上にあがっちゃう癖があって、それだとうまく体重移動ができず、ボールを投げる右腕に力が伝わっていかないんです。マウンドの傾斜に沿って体重を移動し、左肩の癖を修正しようと思うと、自然と腕の位置がサイド気味になりました。右腕が遅れて出てくるような感じがするかもしれませんが、自分としてはしっくりきているし、決して腕が遅れているわけではないんです」
「大阪桐蔭を倒したい」
プロへの道を切り拓くという意味でも、大事な夏となる。
「とにかく今は野球をやりきりたいと思っています。指名されるか、指名されないかは、自分が努力した結果でしかない。今からそれを考えるよりも、すべては結果が出てから受け止めようと思っています」
昨秋の大阪大会3位のメンバーに長瀨、林が加わり、さらに高知中学からやってきた右腕も将来有望で、既に大阪随一=日本随一の投手陣を築きつつあるのが大阪学院大高だ。
原稿執筆時点で大阪大会は3回戦までの組み合わせしかきまっておらず、仮に大阪学院大高と大阪桐蔭が順当に勝ち上がったとしても、どこで対戦するかはわからない。しかし、大阪学院大高にとって大阪桐蔭や履正社を倒さなければ、甲子園には到達しないだろう。長瀨は言う。
「兵庫県出身の自分としては、隣の大阪桐蔭というのは身近に感じている学校でしたし、特別視もしていない。甲子園に行くためには倒さないといけない相手というぐらいの感覚なんです。ただ、いまは大阪学院の全員が大阪桐蔭を倒すつもりで練習を頑張っている。僕もそれに同調して、大阪桐蔭を倒したい」
かつて大阪の高校野球は浪商(現・大体大浪商)が一時代を築き、1980年代にPL学園が隆盛期を迎え、絶大な人気を誇った。そして大阪の雄の座は2000年代に入ってPLから大阪桐蔭に代わった。時代の節目には新興勢力の台頭がつきものだ。
この夏に待つのは大阪桐蔭の捲土重来か。それとも盛者必衰の理が大阪桐蔭を襲うのか。
⚾岩手さんへ
夏の大会は1日300試合以上行われるので、注目選手やチームが続々と敗退していくのが世の常ですよね・・・・・。
センバツと違って北海道・東京以外は1県1校しか出れないので・・・。
同一県に複数の応援チームがあればいずれどこかで姿を消すのも仕方ないところです。
宝塚は昨秋県大会で関西学院に0-5で完敗した試合をウインク姫路で観戦しましたが、特に打者のフォームは気にならなかった・・・・・。
ずいぶん成長したのか3戦連続完封勝ちで珍しく4回戦まで上がってきました。
甲子園チケットですが・・・前半戦は二部制ゆえに中央特別前列は争奪戦でしょうが、あとは外野を中心に多数売れ残ると思ってます。
問題は11日~16日までのチケットですね!僕は14日・16日の3塁上段を狙ってますがどうなることやら・・・。
ネット経由で入手したら手数料がバカにならないので2日遅れのコンビニ狙いですが・・・・・。
二部制の方は、組み合わせ見て6日・7日のどちらか1つ。9日・10日のどちらか1つを当日購入して500円で外野からナイター観戦を考えております。
P・S 関西は3週間ほど前から梅雨明けしましたが、今日は和歌山を中心に不意の豪雨に襲われて・・・・・。
滋賀を除く2府3県予定されていた試合は全部中止と。
それを見越して、接骨院の予約を1日繰り上げて23日に市和歌山ー和智弁(あるいは桐蔭ー和歌山工かも?!)の事実上の決勝戦を観戦します。
あとは日程スライドされたので、28日のさとやくスタジアムを2日前倒しして26日の奈良準決勝に。28日は紀三井寺で閉会式見て、昼ごはん食べてから海南駅でレンタサイクル借りてマリーナシティに走ります。
⚾SHIONOMISAKIさんへ
国スポ情報ありがとうございます!!外野席発売しないのが痛恨ですが、、、、、なんとか頑張って初日のチケットは取れたらと。
7回制に移行されるので客が激減すればよいのですが、そういうわけにはいかないでしょうね・・・・・。
最悪、ダメだったらしゃーなしに軟式野球の今津にでも行こうかな???昨秋、甲賀にプレ大会観戦したので。
大阪高野連の仕事の遅さは今に始まったことではないですが、朝起きて和歌山高野連は今後の日程を発表してましたが、大阪は調整中でしたね。。。
今年から4回戦・5回戦 準々決勝~決勝 と3段階トーナメントでなく、4回戦から一気にヤグラ組みましたね。
僕は毎年負け惜しみになりますが・・・「もし、2日前勝っていたら5回戦までずっと万博かあ~~~↓↓くら寿司S堺に行きたかったなあ・・・せやけど、桐蔭・履正社・大阪学院と逆ブロックのラッキーくじで、仰星・北陽あたりがライバルかな!?」って考えてしまいます。。。
あと、京都も明日は12時から2試合組まれてますね!
4回戦以降全部わかさS京都だし、①京都国際ー京都共栄②北稜ー北嵯峨と好カードが組まれてます。
僕は6日に文教の試合観戦してきたし、敦賀-福井(セーレン・ドリームS)宿泊観戦が控えているので見合わせます。
しかし、大阪も京都も決勝日曜日にこだわったのか?ゴリゴリに日程詰めてきましたね!
大阪高野連からの全試合雨天中止発表および振替日程
発表を確認したのはお昼頃でした。7/18終業式は
当初通り万博と南港でそれぞれ12時からと14:10からの
2試合するとのことです。ベンチ入り出場選手は公欠扱い
でしょうね。私は高校時代帰宅部だったのでクラブ
活動での公欠はなかった。電車の遅延で1時間目の
授業受けられず公欠になったことが数回あったかな。
甲チケサイトみました。職場のトイレにこもって入場券
ゲットする人もいるでしょう(笑)
仕事を休んで朝10時にスマホとにらめっこ。
私も以前仕事休んで入場券購入したこと
ありました。9時半以降は緊張の連続でした。
ネットつながって思わずガットポーズも。
いい思い出でした(笑)
国スポの高校野球はこちらをご覧ください
https://otsu-kokuspo2025.jp/event/koukouyakyu_nyuzyoken.html
発表を確認したのはお昼頃でした。7/18終業式は
当初通り万博と南港でそれぞれ12時からと14:10からの
2試合するとのことです。ベンチ入り出場選手は公欠扱い
でしょうね。私は高校時代帰宅部だったのでクラブ
活動での公欠はなかった。電車の遅延で1時間目の
授業受けられず公欠になったことが数回あったかな。
甲チケサイトみました。職場のトイレにこもって入場券
ゲットする人もいるでしょう(笑)
仕事を休んで朝10時にスマホとにらめっこ。
私も以前仕事休んで入場券購入したこと
ありました。9時半以降は緊張の連続でした。
ネットつながって思わずガットポーズも。
いい思い出でした(笑)
国スポの高校野球はこちらをご覧ください
https://otsu-kokuspo2025.jp/event/koukouyakyu_nyuzyoken.html
今日の朝日新聞高校野球面から、続々優勝候補、ドラ候補選手がいる学校、珍名君(私が好き)など
歯痛い☞敗退していますね。
先週の月曜日だったと思いますが、宝塚高のある選手のバッターボックスでの構えの写真が載っていましたよ!
ウケ狙いでは無いみたいと思いますが、打撃に影響は?気になる所です。
明日は野球仲間で甲子園観戦する仲間らは、別の理由で有給休暇申請して入場券入手に時間を費やすだろうな。
年ゞ入手に苦労すると聞きます、私などスマホ、ネットなどの端末類の操作が苦手な者はほとんど入手困難になりますね。
観戦予定表みました!
歯痛い☞敗退していますね。
先週の月曜日だったと思いますが、宝塚高のある選手のバッターボックスでの構えの写真が載っていましたよ!
ウケ狙いでは無いみたいと思いますが、打撃に影響は?気になる所です。
明日は野球仲間で甲子園観戦する仲間らは、別の理由で有給休暇申請して入場券入手に時間を費やすだろうな。
年ゞ入手に苦労すると聞きます、私などスマホ、ネットなどの端末類の操作が苦手な者はほとんど入手困難になりますね。
観戦予定表みました!