自ら健康に、水から健康に。合言葉は「はやめに、こまめに」
⚾明日の和歌山大会組み合わせ(8日目 2回戦)
09:00~ 箕 島 -県和 歌山
☆ 11:30~ 海 南 - 那 賀
14:00~ 和歌山高専- 田 辺
📝「教職員スト&生徒募集停止」で一時は部員ゼロも…“レゲエ校歌”の和歌山南陵高野球部が復活 「6人の新入生」がそれでも同校を選んだワケは?
https://news.yahoo.co.jp/articles/c47b13d136887d12807df1c21109fd74c097dc12
昨夏、3年生10人だけの野球部で「レゲエ校歌」も話題になった和歌山南陵高校。同校では教職員への給与未払いなどが相次ぎ、2022年に学校法人側が行政から生徒募集停止の措置命令を受けた。その影響で過去2年間は生徒募集ができず、昨年の在校生は3年生のみだったが、今年からようやく新入生が入学。野球部も今春から活動を再開し、和歌山大会へと戻ってきた。合同チームながら確かな一歩を刻んだ、同校のいまをレポートする。
連合チームに見つけた「和歌山南陵」の文字
再出発の夏は、ほろ苦さと強い決意が交差する結果となった。
和歌山大会2回戦。有田中央、貴志川と共に連合チームとして今夏の県大会に出場した和歌山南陵は、優勝候補筆頭とされる今春センバツ準Vの智弁和歌山との一戦に臨むも0-10(5回コールド)で敗れた。
連合チームの内訳は、有田中央は7人、和歌山南陵は6人、貴志川は1人。指揮を執った有田中央の岩尾元監督は、試合後時折苦笑いを浮かべながらこう振り返る。
「力の差を、あらためて感じました。何点取られるかと思いましたが……。でも、(2回に)三者凡退のイニングもありましたし、よく頑張ってくれたと思います」
互いのスケジュールの関係もあり、土日のみ、3校で有田中央のグラウンドに集まり合同練習をしながらこの日に備えてきたという。ただし、和歌山南陵の登録選手6人は、すべて1年生だ。
給与未払い、教員スト…3年前に募集停止に
同校で経営難による教員の給与未払いが発覚し、教職員の授業ボイコットが起きたのは22年6月のこと。その後、和歌山南陵高を運営する学校法人が県から経営改善の措置命令を受け、以降は生徒募集の停止が続いていた。
昨夏の大会は22年春に入学した10人の3年生のみで戦った。それでも初戦で勝利を飾り、個性的な「レゲエ校歌」は全国的にも大きな話題となった。
だが、夏の大会で敗れた後、10人の選手は野球部を引退。唯一の学年が抜けたことで、一度は野球部員がゼロになった。
だが、昨年から理事長のポストに就いた甲斐三樹彦氏が業務改善に奔走し、措置命令が解除。昨年12月から、ようやく生徒募集が再開されていた。とは言え世間的に12月となればほとんどの中学3年生の進路は決まっている。
しかも、前述のボイコットの件を発端に多くのメディアで報道されたことで、組織内のゴタゴタがあったことも周知されていた。
そんな状況にもかかわらず、6人の新入生が和歌山南陵を選んだ理由はなんだったのだろうか?
📝「人数が少ない分、たくさん練習できる」“レゲエ校歌”で話題も…廃校寸前だった高校野球部のリスタート「学校唯一の2年生」は強豪校からの転校生?
https://news.yahoo.co.jp/articles/734bed5183ee1b87cf973e28c840ff26f4d6c8a9
昨年まで部長を務め、今年4月に監督に就任した小林祐哉は言う。
「(募集停止の)措置命令が出ている段階では、こちらは(有望な選手などに)声を掛けることはできないんです。でも、6人も1年生が入ってきてくれたのは、再建途中のチームですから『(今後が)楽しみなので』というのと『試合に確実に出られる』という理由から決めてくれたようです」
チームには「学校唯一の2年生」も…!
6人は大阪、兵庫と県外の選手ばかりだが、いずれの選手も「南陵でまた野球ができるようになるのなら」と志してくれた生徒ばかりだという。さらにチームには“新2年生”もいる。一昨年まで某強豪私学の野球部に所属していた佐藤尋斗だ。
一昨夏、2、3年生だけの計18人のチームで県4強まで勝ち進んだ和歌山南陵の躍動を知り、転校を決意したという。
前の学校では早くから試合に出場するなどチーム内でも有望株だったが、大所帯のチーム内で埋もれ気味のような立場でもあった。
「転校後1年間は公式戦に出場できない」という高野連の規定で今大会は選手としての出場は叶わなかった。だが、毎日の練習でも率先して声を出すなど盛り上げ役としてチームの中心的存在でもある。この日は試合前ノックの補助、ボールボーイとしてチームのサポートに徹した。
授業は教諭とのマンツーマン
和歌山南陵では全校生徒で2年生は佐藤1人だけだ。そのため授業も教諭とのマンツーマンで行われているという。
小林監督は佐藤についてこう明かす。「1年生6人のお兄ちゃん的な存在で、何かあれば佐藤が1年生を守ってくれるんです。チームは佐藤を中心に作っている感じで、キャプテンでもあります。今日の試合は出られませんが、夏の大会の雰囲気をグラウンドで味わいたいという思いがあったようで、良い経験になるのではと思いました」
佐藤も自身の立場についてこう明かしてくれた。「人数が少ない分、自分たちはたくさん練習できるという思いでやっています。今はできることを全力でしっかりとやるだけ。勝てるチームになろうと常に言い合っています」
普段の練習場所は、学校の近くにある南山スポーツ公園野球場だ。実戦形式の練習はなかなかできないが、ノックを受けたりティー打撃を行ったりしながら連日汗を流している。
全国常連校相手に…「常に“圧”を感じた」
試合は初回から2点を先制され、終始、智弁和歌山に主導権を握られた。2回には有田中央の岩尾監督が言うように三者凡退のイニングも作ったが、3回にはミスなども絡んでさらに4点を失った。
5回には四球などで走者が溜まり、2本の長打でさらに4点を追加され5回で試合は終わった。佐藤はボールボーイとして、ただ戦況を見つめるしかなかった。
「智弁和歌山からは常に“圧”を感じました。個々の選手からもそうですし、(ブラスバンド部や全校生徒による)応援のすごさも感じました。こういう結果になってしまいましたけど、次に繋がる経験はできたと思います」
スタメンでは9人中4人、いずれも内野のポジションに和歌山南陵の選手が名を連ねた。智弁和歌山の各打者の強い打球を取り損ねる場面も幾度かあったが、全国で戦うチームの各打者のパワーを肌で感じ、何を思ったのだろうか。
小林監督はこの試合では連合チームの部長としてベンチに入り最後まで選手たちを温かく見つめたが、試合後感慨深げな表情も浮かべていた。
「昨年も2戦目で智弁和歌山さんと試合をさせてもらって、この夏もまた智弁和歌山さんと対戦させていただいて。何か運命のようなものも感じました。試合には負けましたけど、これからチームを再建していく中で、特に1年生たちにとっては間違いなく良い経験になったはず。今日のことは、この秋や来年以降に必ず生きてくると思います」
グラウンドも建設中…新生野球部の第一歩
現在、学校の敷地内に運動部が使えるグラウンドを建設中だという。黒土を敷き、野球部メインで使えるよう、工事が急ピッチで進んでいる。寮の整備も含め新生・和歌山南陵へ着々と準備が進められている最中だ。そして、今年から一新されたユニフォームにもあるこだわりがある。
「(学校が所在する)日高川町の町花は藤の花なんです。その藤の色をモチーフにしたユニフォームに今年から変えました。町に根付いたチームを目指していこうと思っています」(小林監督)
昨夏は“レゲエ校歌”でも注目を集めたが、藤の色に身を包んだ選手たちが地元にしっかりと足をつける。そして連合チームとして戦い切ったこの夏の日は、今後への一歩目に――。
14の瞳は、もうしっかりと前を見つめている。
📝初回で“プロ野球最長級”中断…北嵯峨シード撃破の裏で摩訶不思議な偶然
https://news.yahoo.co.jp/articles/1724677039f3277a269ca5b283d35b1333652b85
◇第107回全国高校野球選手権京都大会4回戦 北嵯峨5―1北稜(2025年7月18日 わかさスタジアム京都)
高校野球の京都大会4回戦が18日に行われ、北嵯峨が北稜を5―1で破って準々決勝に進んだ。
雨ニモマケズに戦った。1回表2死一塁から降雨のために試合中断。雨が止んでからもグラウンド整備に時間を要し、中断時間は2時間10分まで伸びた。
前日17日にはプロ野球の広島―DeNA14回戦(マツダ)で、天候による中断としては2リーグ制以降最長を更新する計2時間21分が記録されたばかり。この記録に匹敵する中断時間に、牧野隆史監督は「(整備など)多くの大人が動いてくれている。試合ができるのは当たり前ではない。試合が再開できたなら、“ありがとうございます”と言えるようにしないとあかんで」と選手に伝えて試合再開を迎えた。
試合再開直後の初回に両校とも1得点ずつ挙げるなど選手たちは集中力を保って戦った中、北嵯峨の打線が8安打5得点と機能して勝利した。
秋の京都大会でも「北稜との4回戦」の「初回」に約2時間の降雨中断があった。その一戦では2―5で敗戦。加藤弘基主将(3年)は「秋と全く一緒の状況だったので、次こそ絶対に勝とうと話していました」とシード校撃破に胸を張った。
👧NGT48西川晴菜、高校野球新潟大会を観戦 スコア記入も体験「あきらめなかった証しが」
https://news.yahoo.co.jp/articles/ee1b51f4df59c58ed27450473f764a8dab91699a
NGT48のメンバーが新潟のアスリートを取材する連載コラム「NGT48スポーツコラム」。今回は西川晴菜(22)が全国高校野球新潟大会の開会式と開幕カードを観戦。スコアの記入も体験しました。
第107回全国高校野球選手権新潟大会の開会式が9日、ハードオフエコスタジアム新潟で行われた。私は大阪出身で、子どものころから野球好きの父に高校野球や甲子園球場によく連れて行ってもらっていた。ただ、開会式を見るのは初めてだった。球児たちの行進のリズムや、生で聴く「栄冠は君に輝く」はとても感動的だった。
開会式直後の開幕戦は加茂暁星-新潟青陵。緊張がスタンドまで伝わってきた。私は試合を見ながら、勉強中のスコアをつけた。試合のスピードに書く速さを合わせるのはとても難しかった。加茂暁星が3回裏でリード! 必死に食らい付く新潟青陵。逃げ切って欲しい気持ちと追いついて欲しい気持ちとでペンを持つ手にも力が入った。
スコアは、点が入れば入るほど頭が大混乱…。でも、つけていることで気づけたこともあった。試合は加茂暁星が5-0で勝った。点差はついてしまったが、ヒットの数は加茂暁星が7本、新潟青陵が6本とあまり変わらなかった。新潟青陵が最後まであきらめなかった証しがスコアブックの中に残っていた。
途中で足がつってしまう選手もいた。それでも粘り強く戦っていた。その姿を見て胸が熱くなった。アイドル活動で、思うようにいかないこともある。そんな時はこの日を思い出して、私も粘り強く頑張り続けたいと思う。
☟無断配信にニセ記者…高校野球で写真・動画のSNS投稿は禁止?
https://news.yahoo.co.jp/articles/51d2c7ac4a995a1ccbf970909280cad0bb08ac02
高校野球で、試合中の写真や動画を交流サイト(SNS)に投稿することを規制する動きが強まっている。プロ野球では今季から、プレー中の選手の写真や動画のSNS投稿を禁止し、波紋を呼んでいる。高校野球でも地方大会から制限がかけられている場合が多い。背景には高校野球ならではの事情がある。
◇スコアボードやトイレに禁止を明示
「撮影した画像や動画をSNSなど不特定多数が視聴できる媒体に投稿しないでください」
甲子園大会出場を懸け、各地で熱戦を繰り広げている地方大会。球場内では試合前やグラウンド整備時などに、こうしたアナウンスがなされる場面が目立つようになってきた。
5月に茨城県で行われた春季関東大会では、スコアボードにも同様の注意文を表示し、観客にルール順守を促した。
宮崎県高校野球連盟は5月に県内で開催した招待試合で注意を呼び掛けた。今春の県の春季大会では写真や動画がネット上に出回っていると通報があった。センバツ大会優勝の横浜(神奈川)と明徳義塾(高知)という知名度の高い両校を招く試合のため対応策を検討し、SNS上に投稿しないよう求める文書を、球場内のチケット売り場やトイレ、スタンドなど約50カ所に掲示した。
◇禁止区域から無断でライブ配信
SNSへの投稿制限を含む地方大会に関するルールはそれぞれ、大会を運営する各地の都道府県高野連が定めている。
各連盟とも、個人で楽しむ範囲の撮影は規制対象にしていない。ただ、グラウンド上の選手に限らず、スタンドの応援団も含めて、観客が撮影したものをSNSに投稿することは不可としている。観客らに対しては「肖像権を巡るトラブルを防ぐため」と説明していることが多い。
さらに、規制する理由に挙げられるのが商業利用の禁止だ再生数に応じて収益を得られる動画投稿サイトに試合の映像を流すことや、表示回数に応じて広告収入を得られる仕組みのあるXへの投稿で収益を得ることは、学生野球や野球部などの商業利用を禁じる日本学生野球憲章に反する、との考えがある。
ほっともっとフィールド神戸であった昨秋の近畿大会では、試合の映像がユーチューブで無断でライブ配信されていた。撮影者が禁止区域で撮影していたこともあり、やめるように促したが難航した。これをきっかけに、今春から注意喚起の放送を流すことにした。商業利用の禁止に加え、中傷のリスクを避ける狙いもある。
茨城県高野連の榎戸努専務理事は「チームへの批判や(選手個人に対する)中傷などはどんどんエスカレートしていく」と禁止の理由を語る。
判定を巡る中傷を避けるため、選手に限らず、審判を守る視点を挙げる連盟もある。
愛知県高野連は「偵察対策」も理由に挙げている。愛知ではビデオ撮影で選手の動きを記録することなどを「偵察行為」として禁じており、プレーの動画が公開されれば偵察と同じ情報が得られることになると考えるためだ。
主催者の許可なく第三者に公開する目的での写真、ビデオ撮影は認めておらず、鶴田賀宣理事長は「チームからも(動画の投稿が)迷惑だという声があった。連盟として偵察を禁止している」と語る。
◇ニセ記者まで登場
ただ、禁止のルールがありながらも守られていない例は散見される。関東大会では健大高崎(群馬)の右腕・石垣元気投手が156キロを計測するなど注目を集め、関連する画像や動画がネット上で目立った。
しかし、和歌山県高野連の高津亮専務理事が「投稿している人が分かった場合は注意するが、なかなか追いついていない」と話すように、投稿者の特定は難しく、現状としては「お願い」にとどまる。
京都府高野連の米川勲参与は「規制を強めたからか、偽物と思われる新聞社の腕章をつけて(スタンドの)女子生徒を撮影する人まで現れるようになった。あの手この手で来るので、いたちごっこになっている」と苦悩を明かす。
高校野球の試合を巡るインターネット上への画像や映像の投稿について、大阪体育大の藤本淳也教授(スポーツマーケティング)は「選手が学校という枠組みの中で活動している教育的な視点からみても、一定の制限は選手らを守る意味で大切だ」と話す。
一方で、「全てを規制しても必ず違反がゼロにはならないし、ファンあっての高校野球という側面があるのも事実だと思う。ある程度のルールを定めて許容しつつ、観客側のICT(情報通信技術)モラルを上げていくということが重要になるのではないか」と指摘している。
📝甲子園「マル得」情報
東京の東西代表が夏の甲子園で勝率が高い納得の理由「勝ち上がること自体、大変なことだが…」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/374908
西東京の上位シード2校がそろって快勝発進だ。今春のセンバツで16強入りを果たした早実(第3シード)は、16日の初戦の3回戦で玉川学園を圧倒。10-1で七回コールド勝ちを収めれば、春の東京大会準優勝の東海大菅生(第1シード)も初戦に臨み、16安打の猛攻で日野台に21-0の五回コールド勝ちである。
夏の東・西東京大会は「打高投低」の傾向がある。関東の強豪校の監督が言う。
「昨夏の甲子園で2勝した早実は、西東京大会決勝で日大三を10-9で下した。その前の準々決勝の国学院久我山戦も14-13という乱打戦を制したが、甲子園では8-4、1-0、2-3と2年生エースの中村が別人のように締まった試合を演出。同年の甲子園で決勝まで進んだ関東第一は、東東京大会決勝は帝京に8-5と打ち勝ったが、甲子園では7-1、3-2、2-1、2-1、1-2で準優勝。こちらもエースの坂井を中心に失点を抑えながら勝ち上がった。東京を勝ち上がること自体、大変なことですが、もともと打線がいい上に、接戦を勝ち抜くことで、点差にかかわらず、勝負強さが身につくのです」
おのずと甲子園での勝率も上がるというわけだ。
💢元米子東野球部員が練習中にけが、鳥取県に3800万円賠償命じる
https://news.yahoo.co.jp/articles/2be8fdd365ba70387724b1c015514c11ff2c4015
鳥取県米子市の県立米子東高校で2019年6月、野球部員だった男性(22)が練習中に打球を左目に受けて重い後遺症が残ったのは、事故を防ぐための措置が十分でなかったためだとして、この男性が県を相手取って約5200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が18日、岡山地裁であった。溝口優裁判官は県に約3800万円の支払いを命じた。
判決などによると、男性は19年6月、野球部の打撃練習で打撃マシンに球入れをしていた際、打球が防球ネットのすきまから飛び込み、左目を直撃。左眼球打撲、左眼窩底骨折などのけがを負い、左目の視力が戻らず、日常生活にも支障が生じるなど後遺症も残った。
判決は、野球部の指導者はフェースガードなどの防具を装着させたり、打球が直撃しない立ち位置でマシンの操作をさせたりするなどの安全指導を徹底しておらず、「事故の発生を防止し、生徒の生命身体に危害が及ぶことがないよう、十分な措置を講じるべき注意義務に違反した」とした。
☟暑さ対策で19日第2試合の開始時間を変更 高校野球山形大会
https://news.yahoo.co.jp/articles/a20d7fc2c1b9d885e430d4f39741dc3972dd177f
山形県高校野球連盟は、第107回全国高校野球選手権山形大会の19日第2試合の開始時間を、正午から午後3時に変更すると18日発表した。
熱中症対策の一環で、気温が高く、厳しい暑さが予想されるため判断した。第2試合は東北文教大山形城北と村山産が対戦する。第1試合の酒田光陵―山形南の開始は予定通り午前9時から。20日以降については天気予報などを踏まえ、随時判断する。
山形大会は暑さ対策として、今年から第1試合の開始時間を午前10時から9時に前倒しした。第2試合は、選手たちの準備時間が長くなりすぎることなどを避け負担を軽減するため、正午に固定していた。
📝「デカいだけのちゃらんぽらんなヤツ」がなぜMLBからドラフト指名まで?…“名門校で甲子園出場→ハワイ大進学”の武元一輝(21歳)とは何者なのか
https://number.bunshun.jp/articles/-/866554?utm_source=news.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=relatedLink
高校野球の名門・智弁和歌山高出身で、現在は米ハワイ大に在籍する武元一輝(21歳)がMLBドラフトでアスレチックスから指名を受けた。甲子園でも活躍し、昨年は全米最高峰のサマーリーグで最優秀投手にも選ばれた大器は一体何者なのか。また、なぜ異国の地への進学を選んだのだろうか。
日本のプロ野球を経て、メジャーリーグに挑戦する。それは今も「王道」かもしれないが、「当たり前」ではなくなった。近年、アマチュア時代に「プロ注目」と、約束手形を得た選手たちが続々と海を渡る。
高校時代の「プロ注」が続々、海外へ
花巻東時代に高校生最多の140本ものホームランを量産した佐々木麟太郎は、2024年にスタンフォード大に進学。高校通算45本のホームランに最速153キロの「二刀流」として異彩を放った桐朋の森井翔太郎は、今年からアスレチックスとマイナー契約を結んだ。武元一輝いつきもその時流に乗るひとりである。先人たちがいることは理解するが、自身が後進だという認識はない。
「正直に言うと……」武元がそう切り出してから発していた言葉には、謙虚であるようで、実は強烈な自我が含まれているようだった。
「人に刺激を受けるとかどうこうはないです。『自分がどうなりたいか』ということに集中しているというか。そんなに人を気にするほど実力もないですし」
メジャーリーガーを志し、ハワイ大に進学した青年は今シーズン、NCAA(全米大学体育協会)でピッチャーとして15試合に登板して2勝6敗、防御率5.75。バッターとしては45試合に出場して打率2割5分6厘、1ホームラン、21打点を記録した二刀流である。武元はこの結果に満足していないというが、メジャーリーグから将来性を評価された。
今年のMLBドラフト。武元はアスレチックスから19巡目、全体では560位で指名を受けた。日本人では東北高校からアメリカに渡り、23年にホワイトソックスから指名されたオレゴン大の西田陸浮以来の事例となった。アメリカの4年制大学に通う選手は21歳からドラフトの対象とされているため、武元は解禁初年度でチャンスをものにしたわけだ。
ドラフト指名までの紆余曲折は?
今年に入り、「ドラフト候補」として指名が現実味を帯びてきた頃、武元は「それにしても」と笑いながら話していたものだ。
「高校を出てからのプロセスなんて立てていないくらい、なんも考えていなかったんで。周りから見たら、ただ体のデカいちゃらんぽらんなヤツだと思われていたでしょうし」
その“ちゃらんぽらん”な選手が自立し、メジャーリーガーへの第一関門となるドラフト指名を実現できたのには、武元の意識を変革させる人との出会いがあった。ひとつは、武元にとっての原点とも言える智弁和歌山時代である。2020年に入学した当初の武元は、典型的なお山の大将だった――。
09:00~ 箕 島 -県和 歌山
☆ 11:30~ 海 南 - 那 賀
14:00~ 和歌山高専- 田 辺
📝「教職員スト&生徒募集停止」で一時は部員ゼロも…“レゲエ校歌”の和歌山南陵高野球部が復活 「6人の新入生」がそれでも同校を選んだワケは?
https://news.yahoo.co.jp/articles/c47b13d136887d12807df1c21109fd74c097dc12
昨夏、3年生10人だけの野球部で「レゲエ校歌」も話題になった和歌山南陵高校。同校では教職員への給与未払いなどが相次ぎ、2022年に学校法人側が行政から生徒募集停止の措置命令を受けた。その影響で過去2年間は生徒募集ができず、昨年の在校生は3年生のみだったが、今年からようやく新入生が入学。野球部も今春から活動を再開し、和歌山大会へと戻ってきた。合同チームながら確かな一歩を刻んだ、同校のいまをレポートする。
連合チームに見つけた「和歌山南陵」の文字
再出発の夏は、ほろ苦さと強い決意が交差する結果となった。
和歌山大会2回戦。有田中央、貴志川と共に連合チームとして今夏の県大会に出場した和歌山南陵は、優勝候補筆頭とされる今春センバツ準Vの智弁和歌山との一戦に臨むも0-10(5回コールド)で敗れた。
連合チームの内訳は、有田中央は7人、和歌山南陵は6人、貴志川は1人。指揮を執った有田中央の岩尾元監督は、試合後時折苦笑いを浮かべながらこう振り返る。
「力の差を、あらためて感じました。何点取られるかと思いましたが……。でも、(2回に)三者凡退のイニングもありましたし、よく頑張ってくれたと思います」
互いのスケジュールの関係もあり、土日のみ、3校で有田中央のグラウンドに集まり合同練習をしながらこの日に備えてきたという。ただし、和歌山南陵の登録選手6人は、すべて1年生だ。
給与未払い、教員スト…3年前に募集停止に
同校で経営難による教員の給与未払いが発覚し、教職員の授業ボイコットが起きたのは22年6月のこと。その後、和歌山南陵高を運営する学校法人が県から経営改善の措置命令を受け、以降は生徒募集の停止が続いていた。
昨夏の大会は22年春に入学した10人の3年生のみで戦った。それでも初戦で勝利を飾り、個性的な「レゲエ校歌」は全国的にも大きな話題となった。
だが、夏の大会で敗れた後、10人の選手は野球部を引退。唯一の学年が抜けたことで、一度は野球部員がゼロになった。
だが、昨年から理事長のポストに就いた甲斐三樹彦氏が業務改善に奔走し、措置命令が解除。昨年12月から、ようやく生徒募集が再開されていた。とは言え世間的に12月となればほとんどの中学3年生の進路は決まっている。
しかも、前述のボイコットの件を発端に多くのメディアで報道されたことで、組織内のゴタゴタがあったことも周知されていた。
そんな状況にもかかわらず、6人の新入生が和歌山南陵を選んだ理由はなんだったのだろうか?
📝「人数が少ない分、たくさん練習できる」“レゲエ校歌”で話題も…廃校寸前だった高校野球部のリスタート「学校唯一の2年生」は強豪校からの転校生?
https://news.yahoo.co.jp/articles/734bed5183ee1b87cf973e28c840ff26f4d6c8a9
昨年まで部長を務め、今年4月に監督に就任した小林祐哉は言う。
「(募集停止の)措置命令が出ている段階では、こちらは(有望な選手などに)声を掛けることはできないんです。でも、6人も1年生が入ってきてくれたのは、再建途中のチームですから『(今後が)楽しみなので』というのと『試合に確実に出られる』という理由から決めてくれたようです」
チームには「学校唯一の2年生」も…!
6人は大阪、兵庫と県外の選手ばかりだが、いずれの選手も「南陵でまた野球ができるようになるのなら」と志してくれた生徒ばかりだという。さらにチームには“新2年生”もいる。一昨年まで某強豪私学の野球部に所属していた佐藤尋斗だ。
一昨夏、2、3年生だけの計18人のチームで県4強まで勝ち進んだ和歌山南陵の躍動を知り、転校を決意したという。
前の学校では早くから試合に出場するなどチーム内でも有望株だったが、大所帯のチーム内で埋もれ気味のような立場でもあった。
「転校後1年間は公式戦に出場できない」という高野連の規定で今大会は選手としての出場は叶わなかった。だが、毎日の練習でも率先して声を出すなど盛り上げ役としてチームの中心的存在でもある。この日は試合前ノックの補助、ボールボーイとしてチームのサポートに徹した。
授業は教諭とのマンツーマン
和歌山南陵では全校生徒で2年生は佐藤1人だけだ。そのため授業も教諭とのマンツーマンで行われているという。
小林監督は佐藤についてこう明かす。「1年生6人のお兄ちゃん的な存在で、何かあれば佐藤が1年生を守ってくれるんです。チームは佐藤を中心に作っている感じで、キャプテンでもあります。今日の試合は出られませんが、夏の大会の雰囲気をグラウンドで味わいたいという思いがあったようで、良い経験になるのではと思いました」
佐藤も自身の立場についてこう明かしてくれた。「人数が少ない分、自分たちはたくさん練習できるという思いでやっています。今はできることを全力でしっかりとやるだけ。勝てるチームになろうと常に言い合っています」
普段の練習場所は、学校の近くにある南山スポーツ公園野球場だ。実戦形式の練習はなかなかできないが、ノックを受けたりティー打撃を行ったりしながら連日汗を流している。
全国常連校相手に…「常に“圧”を感じた」
試合は初回から2点を先制され、終始、智弁和歌山に主導権を握られた。2回には有田中央の岩尾監督が言うように三者凡退のイニングも作ったが、3回にはミスなども絡んでさらに4点を失った。
5回には四球などで走者が溜まり、2本の長打でさらに4点を追加され5回で試合は終わった。佐藤はボールボーイとして、ただ戦況を見つめるしかなかった。
「智弁和歌山からは常に“圧”を感じました。個々の選手からもそうですし、(ブラスバンド部や全校生徒による)応援のすごさも感じました。こういう結果になってしまいましたけど、次に繋がる経験はできたと思います」
スタメンでは9人中4人、いずれも内野のポジションに和歌山南陵の選手が名を連ねた。智弁和歌山の各打者の強い打球を取り損ねる場面も幾度かあったが、全国で戦うチームの各打者のパワーを肌で感じ、何を思ったのだろうか。
小林監督はこの試合では連合チームの部長としてベンチに入り最後まで選手たちを温かく見つめたが、試合後感慨深げな表情も浮かべていた。
「昨年も2戦目で智弁和歌山さんと試合をさせてもらって、この夏もまた智弁和歌山さんと対戦させていただいて。何か運命のようなものも感じました。試合には負けましたけど、これからチームを再建していく中で、特に1年生たちにとっては間違いなく良い経験になったはず。今日のことは、この秋や来年以降に必ず生きてくると思います」
グラウンドも建設中…新生野球部の第一歩
現在、学校の敷地内に運動部が使えるグラウンドを建設中だという。黒土を敷き、野球部メインで使えるよう、工事が急ピッチで進んでいる。寮の整備も含め新生・和歌山南陵へ着々と準備が進められている最中だ。そして、今年から一新されたユニフォームにもあるこだわりがある。
「(学校が所在する)日高川町の町花は藤の花なんです。その藤の色をモチーフにしたユニフォームに今年から変えました。町に根付いたチームを目指していこうと思っています」(小林監督)
昨夏は“レゲエ校歌”でも注目を集めたが、藤の色に身を包んだ選手たちが地元にしっかりと足をつける。そして連合チームとして戦い切ったこの夏の日は、今後への一歩目に――。
14の瞳は、もうしっかりと前を見つめている。
📝初回で“プロ野球最長級”中断…北嵯峨シード撃破の裏で摩訶不思議な偶然
https://news.yahoo.co.jp/articles/1724677039f3277a269ca5b283d35b1333652b85
◇第107回全国高校野球選手権京都大会4回戦 北嵯峨5―1北稜(2025年7月18日 わかさスタジアム京都)
高校野球の京都大会4回戦が18日に行われ、北嵯峨が北稜を5―1で破って準々決勝に進んだ。
雨ニモマケズに戦った。1回表2死一塁から降雨のために試合中断。雨が止んでからもグラウンド整備に時間を要し、中断時間は2時間10分まで伸びた。
前日17日にはプロ野球の広島―DeNA14回戦(マツダ)で、天候による中断としては2リーグ制以降最長を更新する計2時間21分が記録されたばかり。この記録に匹敵する中断時間に、牧野隆史監督は「(整備など)多くの大人が動いてくれている。試合ができるのは当たり前ではない。試合が再開できたなら、“ありがとうございます”と言えるようにしないとあかんで」と選手に伝えて試合再開を迎えた。
試合再開直後の初回に両校とも1得点ずつ挙げるなど選手たちは集中力を保って戦った中、北嵯峨の打線が8安打5得点と機能して勝利した。
秋の京都大会でも「北稜との4回戦」の「初回」に約2時間の降雨中断があった。その一戦では2―5で敗戦。加藤弘基主将(3年)は「秋と全く一緒の状況だったので、次こそ絶対に勝とうと話していました」とシード校撃破に胸を張った。
👧NGT48西川晴菜、高校野球新潟大会を観戦 スコア記入も体験「あきらめなかった証しが」
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NGT48のメンバーが新潟のアスリートを取材する連載コラム「NGT48スポーツコラム」。今回は西川晴菜(22)が全国高校野球新潟大会の開会式と開幕カードを観戦。スコアの記入も体験しました。
第107回全国高校野球選手権新潟大会の開会式が9日、ハードオフエコスタジアム新潟で行われた。私は大阪出身で、子どものころから野球好きの父に高校野球や甲子園球場によく連れて行ってもらっていた。ただ、開会式を見るのは初めてだった。球児たちの行進のリズムや、生で聴く「栄冠は君に輝く」はとても感動的だった。
開会式直後の開幕戦は加茂暁星-新潟青陵。緊張がスタンドまで伝わってきた。私は試合を見ながら、勉強中のスコアをつけた。試合のスピードに書く速さを合わせるのはとても難しかった。加茂暁星が3回裏でリード! 必死に食らい付く新潟青陵。逃げ切って欲しい気持ちと追いついて欲しい気持ちとでペンを持つ手にも力が入った。
スコアは、点が入れば入るほど頭が大混乱…。でも、つけていることで気づけたこともあった。試合は加茂暁星が5-0で勝った。点差はついてしまったが、ヒットの数は加茂暁星が7本、新潟青陵が6本とあまり変わらなかった。新潟青陵が最後まであきらめなかった証しがスコアブックの中に残っていた。
途中で足がつってしまう選手もいた。それでも粘り強く戦っていた。その姿を見て胸が熱くなった。アイドル活動で、思うようにいかないこともある。そんな時はこの日を思い出して、私も粘り強く頑張り続けたいと思う。
☟無断配信にニセ記者…高校野球で写真・動画のSNS投稿は禁止?
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高校野球で、試合中の写真や動画を交流サイト(SNS)に投稿することを規制する動きが強まっている。プロ野球では今季から、プレー中の選手の写真や動画のSNS投稿を禁止し、波紋を呼んでいる。高校野球でも地方大会から制限がかけられている場合が多い。背景には高校野球ならではの事情がある。
◇スコアボードやトイレに禁止を明示
「撮影した画像や動画をSNSなど不特定多数が視聴できる媒体に投稿しないでください」
甲子園大会出場を懸け、各地で熱戦を繰り広げている地方大会。球場内では試合前やグラウンド整備時などに、こうしたアナウンスがなされる場面が目立つようになってきた。
5月に茨城県で行われた春季関東大会では、スコアボードにも同様の注意文を表示し、観客にルール順守を促した。
宮崎県高校野球連盟は5月に県内で開催した招待試合で注意を呼び掛けた。今春の県の春季大会では写真や動画がネット上に出回っていると通報があった。センバツ大会優勝の横浜(神奈川)と明徳義塾(高知)という知名度の高い両校を招く試合のため対応策を検討し、SNS上に投稿しないよう求める文書を、球場内のチケット売り場やトイレ、スタンドなど約50カ所に掲示した。
◇禁止区域から無断でライブ配信
SNSへの投稿制限を含む地方大会に関するルールはそれぞれ、大会を運営する各地の都道府県高野連が定めている。
各連盟とも、個人で楽しむ範囲の撮影は規制対象にしていない。ただ、グラウンド上の選手に限らず、スタンドの応援団も含めて、観客が撮影したものをSNSに投稿することは不可としている。観客らに対しては「肖像権を巡るトラブルを防ぐため」と説明していることが多い。
さらに、規制する理由に挙げられるのが商業利用の禁止だ再生数に応じて収益を得られる動画投稿サイトに試合の映像を流すことや、表示回数に応じて広告収入を得られる仕組みのあるXへの投稿で収益を得ることは、学生野球や野球部などの商業利用を禁じる日本学生野球憲章に反する、との考えがある。
ほっともっとフィールド神戸であった昨秋の近畿大会では、試合の映像がユーチューブで無断でライブ配信されていた。撮影者が禁止区域で撮影していたこともあり、やめるように促したが難航した。これをきっかけに、今春から注意喚起の放送を流すことにした。商業利用の禁止に加え、中傷のリスクを避ける狙いもある。
茨城県高野連の榎戸努専務理事は「チームへの批判や(選手個人に対する)中傷などはどんどんエスカレートしていく」と禁止の理由を語る。
判定を巡る中傷を避けるため、選手に限らず、審判を守る視点を挙げる連盟もある。
愛知県高野連は「偵察対策」も理由に挙げている。愛知ではビデオ撮影で選手の動きを記録することなどを「偵察行為」として禁じており、プレーの動画が公開されれば偵察と同じ情報が得られることになると考えるためだ。
主催者の許可なく第三者に公開する目的での写真、ビデオ撮影は認めておらず、鶴田賀宣理事長は「チームからも(動画の投稿が)迷惑だという声があった。連盟として偵察を禁止している」と語る。
◇ニセ記者まで登場
ただ、禁止のルールがありながらも守られていない例は散見される。関東大会では健大高崎(群馬)の右腕・石垣元気投手が156キロを計測するなど注目を集め、関連する画像や動画がネット上で目立った。
しかし、和歌山県高野連の高津亮専務理事が「投稿している人が分かった場合は注意するが、なかなか追いついていない」と話すように、投稿者の特定は難しく、現状としては「お願い」にとどまる。
京都府高野連の米川勲参与は「規制を強めたからか、偽物と思われる新聞社の腕章をつけて(スタンドの)女子生徒を撮影する人まで現れるようになった。あの手この手で来るので、いたちごっこになっている」と苦悩を明かす。
高校野球の試合を巡るインターネット上への画像や映像の投稿について、大阪体育大の藤本淳也教授(スポーツマーケティング)は「選手が学校という枠組みの中で活動している教育的な視点からみても、一定の制限は選手らを守る意味で大切だ」と話す。
一方で、「全てを規制しても必ず違反がゼロにはならないし、ファンあっての高校野球という側面があるのも事実だと思う。ある程度のルールを定めて許容しつつ、観客側のICT(情報通信技術)モラルを上げていくということが重要になるのではないか」と指摘している。
📝甲子園「マル得」情報
東京の東西代表が夏の甲子園で勝率が高い納得の理由「勝ち上がること自体、大変なことだが…」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/374908
西東京の上位シード2校がそろって快勝発進だ。今春のセンバツで16強入りを果たした早実(第3シード)は、16日の初戦の3回戦で玉川学園を圧倒。10-1で七回コールド勝ちを収めれば、春の東京大会準優勝の東海大菅生(第1シード)も初戦に臨み、16安打の猛攻で日野台に21-0の五回コールド勝ちである。
夏の東・西東京大会は「打高投低」の傾向がある。関東の強豪校の監督が言う。
「昨夏の甲子園で2勝した早実は、西東京大会決勝で日大三を10-9で下した。その前の準々決勝の国学院久我山戦も14-13という乱打戦を制したが、甲子園では8-4、1-0、2-3と2年生エースの中村が別人のように締まった試合を演出。同年の甲子園で決勝まで進んだ関東第一は、東東京大会決勝は帝京に8-5と打ち勝ったが、甲子園では7-1、3-2、2-1、2-1、1-2で準優勝。こちらもエースの坂井を中心に失点を抑えながら勝ち上がった。東京を勝ち上がること自体、大変なことですが、もともと打線がいい上に、接戦を勝ち抜くことで、点差にかかわらず、勝負強さが身につくのです」
おのずと甲子園での勝率も上がるというわけだ。
💢元米子東野球部員が練習中にけが、鳥取県に3800万円賠償命じる
https://news.yahoo.co.jp/articles/2be8fdd365ba70387724b1c015514c11ff2c4015
鳥取県米子市の県立米子東高校で2019年6月、野球部員だった男性(22)が練習中に打球を左目に受けて重い後遺症が残ったのは、事故を防ぐための措置が十分でなかったためだとして、この男性が県を相手取って約5200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が18日、岡山地裁であった。溝口優裁判官は県に約3800万円の支払いを命じた。
判決などによると、男性は19年6月、野球部の打撃練習で打撃マシンに球入れをしていた際、打球が防球ネットのすきまから飛び込み、左目を直撃。左眼球打撲、左眼窩底骨折などのけがを負い、左目の視力が戻らず、日常生活にも支障が生じるなど後遺症も残った。
判決は、野球部の指導者はフェースガードなどの防具を装着させたり、打球が直撃しない立ち位置でマシンの操作をさせたりするなどの安全指導を徹底しておらず、「事故の発生を防止し、生徒の生命身体に危害が及ぶことがないよう、十分な措置を講じるべき注意義務に違反した」とした。
☟暑さ対策で19日第2試合の開始時間を変更 高校野球山形大会
https://news.yahoo.co.jp/articles/a20d7fc2c1b9d885e430d4f39741dc3972dd177f
山形県高校野球連盟は、第107回全国高校野球選手権山形大会の19日第2試合の開始時間を、正午から午後3時に変更すると18日発表した。
熱中症対策の一環で、気温が高く、厳しい暑さが予想されるため判断した。第2試合は東北文教大山形城北と村山産が対戦する。第1試合の酒田光陵―山形南の開始は予定通り午前9時から。20日以降については天気予報などを踏まえ、随時判断する。
山形大会は暑さ対策として、今年から第1試合の開始時間を午前10時から9時に前倒しした。第2試合は、選手たちの準備時間が長くなりすぎることなどを避け負担を軽減するため、正午に固定していた。
📝「デカいだけのちゃらんぽらんなヤツ」がなぜMLBからドラフト指名まで?…“名門校で甲子園出場→ハワイ大進学”の武元一輝(21歳)とは何者なのか
https://number.bunshun.jp/articles/-/866554?utm_source=news.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=relatedLink
高校野球の名門・智弁和歌山高出身で、現在は米ハワイ大に在籍する武元一輝(21歳)がMLBドラフトでアスレチックスから指名を受けた。甲子園でも活躍し、昨年は全米最高峰のサマーリーグで最優秀投手にも選ばれた大器は一体何者なのか。また、なぜ異国の地への進学を選んだのだろうか。
日本のプロ野球を経て、メジャーリーグに挑戦する。それは今も「王道」かもしれないが、「当たり前」ではなくなった。近年、アマチュア時代に「プロ注目」と、約束手形を得た選手たちが続々と海を渡る。
高校時代の「プロ注」が続々、海外へ
花巻東時代に高校生最多の140本ものホームランを量産した佐々木麟太郎は、2024年にスタンフォード大に進学。高校通算45本のホームランに最速153キロの「二刀流」として異彩を放った桐朋の森井翔太郎は、今年からアスレチックスとマイナー契約を結んだ。武元一輝いつきもその時流に乗るひとりである。先人たちがいることは理解するが、自身が後進だという認識はない。
「正直に言うと……」武元がそう切り出してから発していた言葉には、謙虚であるようで、実は強烈な自我が含まれているようだった。
「人に刺激を受けるとかどうこうはないです。『自分がどうなりたいか』ということに集中しているというか。そんなに人を気にするほど実力もないですし」
メジャーリーガーを志し、ハワイ大に進学した青年は今シーズン、NCAA(全米大学体育協会)でピッチャーとして15試合に登板して2勝6敗、防御率5.75。バッターとしては45試合に出場して打率2割5分6厘、1ホームラン、21打点を記録した二刀流である。武元はこの結果に満足していないというが、メジャーリーグから将来性を評価された。
今年のMLBドラフト。武元はアスレチックスから19巡目、全体では560位で指名を受けた。日本人では東北高校からアメリカに渡り、23年にホワイトソックスから指名されたオレゴン大の西田陸浮以来の事例となった。アメリカの4年制大学に通う選手は21歳からドラフトの対象とされているため、武元は解禁初年度でチャンスをものにしたわけだ。
ドラフト指名までの紆余曲折は?
今年に入り、「ドラフト候補」として指名が現実味を帯びてきた頃、武元は「それにしても」と笑いながら話していたものだ。
「高校を出てからのプロセスなんて立てていないくらい、なんも考えていなかったんで。周りから見たら、ただ体のデカいちゃらんぽらんなヤツだと思われていたでしょうし」
その“ちゃらんぽらん”な選手が自立し、メジャーリーガーへの第一関門となるドラフト指名を実現できたのには、武元の意識を変革させる人との出会いがあった。ひとつは、武元にとっての原点とも言える智弁和歌山時代である。2020年に入学した当初の武元は、典型的なお山の大将だった――。