自ら健康に、水から健康に。合言葉は「はやめに、こまめに」

ようこそいらっしゃいました。監督(管理人)の宏鈴法師です。当掲示板は全国どこの話題でもOKですのでどうぞ野球談義・よもやま話をお楽しみ下さい!なお、ご意見ご要望はメールでお願いします。悪しからずご了承くださいませ。


紀州レンジャーズ チーム結成以来全成績 175勝187敗35分け 42雨天中止  4新型インフルエンザ発生&流行中止1降雨ノーゲーム(OBチーム1試合)
📝 R7 春季地区予選結果および岡山県大会出場校
https://www.okayama-hbf.com/information/article/218

令和7年度春季岡山県高等学校野球大会各地区予選が本日終了しました。

地区予選の結果および県大会出場校は別紙の通りです。
https://www.okayama-hbf.com/uploads/202504/20250420_20847869356804a9ddc911d.pdf

【県大会出場校】
≪秋季ベスト8≫岡山東商・商大附・学芸館・創志学園・倉敷商・倉敷工・玉野光南・おかやま山陽

(東部地区7校)東岡工・西大寺・岡山工・城東・理大附・就実・朝日

(西部地区7校)玉島商・玉野・作陽学園・玉野商工・総社南・金光学園・方谷學舎

(北部地区2校)津山商・美作

県大会は4月26日(土)から開催します。抽選会は4月23日(水)15:30~ マスカットスタジアム会議室で行います。

✌帯広三条が室内練習場の倒壊乗り越え、24年ぶりの夏甲子園出場を目指す…記録的大雪、、、湯佐星真主将「嘘じゃないかと」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e02b5af933c307672ec58803030fac48bf310f65

夏の甲子園に5度出場している帯広三条は、2月に大雪の影響で室内練習場が倒壊。オフは十勝管内の中学硬式野球チームや他校の施設を借りて練習に励んできた。限られた環境の中で鍛え上げた打撃を武器に春は全道出場、夏には24年ぶりの甲子園出場を目指す。

“打の三条”で逆境を乗り越える。湯佐星真主将(3年)は「この冬はいろんな人にお世話になった。活躍している姿で恩返しして、感謝の気持ちを伝えていきたい」と力を込めた。

想定外のアクシデントに見舞われた。十勝地方に記録的な大雪が降った2月初旬。1991年9月に建てられた縦25メートル、横12メートルの室内練習場が雪の重みに耐えきれず、同月4日に倒壊した。数日間休校だったため、野球部のSNSで被害を知った湯佐主将は「嘘じゃないかと。納得がいかないというか(事実として)認められなかった」と振り返る。

室内練習場は取り壊された。自校の体育館は他の部活が使用するため、野球部が専用利用できるのはウエートトレーニングルームのみ。平日は往復約1時間かけて芽室町内にある中学硬式野球チームの施設に通ったほか、帯広北、帯広農といったライバル校の室内練習場を貸してもらいながらグラウンドの雪解けを待った。

例年と比べて時間、場所が制限される中、全体練習の約8割を打撃に充てて徹底的に強化。佐藤竣介監督(31)が自腹で購入した弾道測定分析機器のラプソードを使って計測しながら、長打になりやすい打球速度130キロ以上、角度15度を目指してバットを振り込んだ。成果は早くも現れ、打球がライト(94メートル)の高さ12メートルの柵を越えることも出てきた。柵の先には民家が並んでおり、指揮官は「(左打者に)引っ張るな、とも言えないですしね。ちょっと困ってます」と、うれしい誤算に苦笑いだ。

打撃は例年以上の手応えをつかみ、春、そして勝負の夏に向かっていく。理想の展開は「打ち勝つ野球」と湯佐主将。新室内練習場建設の協議も進む中、ハンデに負けることなく突き進んでいく。

💢春季茨城県大会 牛久公園の2試合が球場設備停電で中止 22日以降も使用せず別球場に振り替え
https://news.yahoo.co.jp/articles/09d46ad5c0e4abea17e541a4110956e435ea7c2e

茨城県高野連は21日、牛久公園野球場で予定されていた2試合が球場設備の停電により、中止になったことを発表した。22日以降も使用せず、下記の日程で予定していた試合をすべて別球場に振り替える。

【21日予定】
土浦三―岩瀬日大→22日の笠間市民球場での第3試合(午後1時30分から)に振り替え

石岡商―水戸桜ノ牧→22日のノーブルホームスタジアム水戸の第3試合(午後1時30分から)に振り替え

※22日の笠間市民、ノーブルホームスタジアムはそれぞれ3試合になったため、第1試合が午前8時50分から、第2試合が11時10分からに変更される

【22日予定】
日立一―藤代→23日のノーブルホームスタジアム水戸の第1試合(午前10時から)に振り替え

勝田工―守谷→23日のノーブルホームスタジアム水戸の第2試合(午後12時20分から)に振り替え

⚾shionomisakiさんへ
2代目カンドクのHP見たら、25日・5月2日といずれも金曜日の12時から堺主催の試合が組まれてますね。

2年前まで2代目カンドクは田辺SPや上富田あたりで試合を開催して、紀三井寺には来なかったですが、去年ようやく聖域に足を踏み入れ、今年はなんと堺までホームグラウンドにするとは!!

他県民のボクにとっては、紀南のチームだけでなく、大阪からもわざわざホームグラウンドとして使用してくれてありがとう!!と素直に喜んでおります。

紀三井寺にはJRか南海か2ルートありますね。
車窓を楽しむなら、行き帰り別ルートにすれば堪能できます。
僕は行きは確実に試合前に着きたいので、JR移動で紀三井寺駅から徒歩。帰りは和歌山バスで南海和歌山市駅に行き、南海電車の車窓から夕陽の海岸線観てました。

12時開始なんで15時前後に終わるだろうから、時間に余裕があれば入場無料の西国33か所2番札所の紀三井寺参拝もオススメできますね!!

余談ですが・・・shionomisakiさんの足元にも及びませんが、昨日は三重まで足を運びました。

三重4大球場のうち僕は松阪が一番のお気に入りで・・・。
かつて三重スリーアローズが2年間活動していた折には津が本拠地で伊勢・四日市がサブ扱いで松阪は無縁と。

2010年7月第1週の日曜日に伊勢市営倉田山球場に行きましたが、その直前に大阪GVの集団とばく事件が発覚し、リーグ解散の危機の中、三重球団は7連敗中で・・・。

あの日は梅雨の晴れ間で猛暑となり、当時の倉田山は屋根もなくスコアボードも守備位置は電光表示ながら選手名の掲示欄すらない設備で・・・・・。

午前中に外宮参拝し、13時開始のデーゲームで非常に熱く、紀州Rの宿敵である三重TAがまた大敗すると思いきや初回の4得点で盛り上がり、たしか5-3で逃げ切り連敗ストップだったかなと。

5回終了グラウンド整備時に、2度目の対面となったかれんさんに『満月ポン』をお土産として手渡し、試合直後のヒーローインタビュー前に感極まってかれんさんが号泣して言葉がしばらくでなかったことなどが思い出されますが・・・。

あの当時紀州Rは創部3年目で勝利した試合では一部の選手と握手していたので。。。試合後の倉田山球場でドサクサに紛れて「とりあえず、、、良かったですね」と右手差し出して握手してもらいました!!

とにかく直射日光を遮るものがなくダウン寸前で・・・かれんさんと握手できてノボセてしまい3日ほど興奮して寝付けなかった照れ隠しの意図はなかったと思うけど、、、

「しかし、今日は倒れそうやったわ・・・(屋根のある)松阪でやりましょうよ~・・・熱いねん!!」と思わず吠えてしまいました。

その後、調べたら三重4大球場唯一の松阪は球場使用料がやたらに高く、ましてや有料試合のプロ興業ともなればバカ高いと!

9月中旬に泊まりで『アロー津ナイター』観戦の折に、サイン色紙もってかれんさんに悪ノリして一筆リクエストしたら「サインなんてとんでもない!ただの球団職員ですから」とやんわり断られた後に、「松阪の球場使用料の件を話して事情が分かった!あの時は吠えてスンマセン」と。

ケンカ別れした憎い同業者の紀州Rファンが片道4時間かけてズカズカと自分たちの縄張りに入って好き放題しゃべって適当に帰っていく・・・そんなワガママな15歳年上の異性相手に対しても、初対面で渡した1枚の紙からアドレス検索して掲示板に2度書き込みしてくれた かれんさん の優しさは一生忘れられないですね。

あの当時は三重球団退職して鈴鹿サーキットレースクイーンで女王として2年間君臨されていた時期だったし。

あと、松阪には国道166号線があり、松阪から球場最寄りの中部中学校前までは15分370円ですが、終点のスメールは約90分1680円で・・・・・。

昨日、もらったスタンプラリーの見取り図観たら、中部台運動公園から飯高の波瀬までは約60kmあるらしいです・・・。
バスの終点スメールからまだ12kmほど南下せなアカンとか・・・。

スタンプラリーは4月1日~11月30日までやってます。
shionomisakiさんくらいの機動力があれば僕も走破したいですが、、、166号線中部台運動公園までが限界です!

P・S 昨日、女子学ランの話で書ききれなかったので・・・。

ボールボーイもたしかにボールパーソンと呼称が変わっているらしいですね。僕なんて未だにSBO表示でしかカウントを書けないので・・・。

学校の制服で一部の学校が女子はスカート・ズボンどちらでも選べるところもあるそうで。
たしかに女子の場合、ベッピンさんになればなるほど、盗撮や痴漢被害のターゲットになりかねないので、やむを得ない側面もあるかもしれませんが、男子はスカート履きたくないですね!!

ごくたまにゴスロリ姿のおじさんを街で見かけますが・・・。

男女混合でポンポン応援・・・これは相当勇気がいると思います。僕なんて、数年前の創志学園のチアボーイを好奇のまなざしで観てしまいましたから・・・・・。

今年のセンバツ甲子園のアルプスでも、女子の学ラン姿・山梨学院の矢絣着物と袴に必勝ハチマキのボーイッシュな女子応援団2人に滋賀学園のダンス応援から群馬のご当地アイドル!?まで多士済々でしたが・・・。

あくまでも選手が一番の主役ということが大前提ですが、野球部でなくても目立ちたい気持ちは多感なお年頃だけに大目に見たいですね。メイド服着た応援団が出てきたら、「もう、勘弁してくれ!!」と苦笑いするしかないかもしれませんが。。。

といいつつ、紀州レンジャーズの試合に何度か『和歌山初 地域密着型ご当地アイドル』Fun×Fam(ファン ファン)の女の子が紀三井寺球場に応援に駆けつけてきた折には、いつも以上に僕のテンションも上がり、エースの最上くんに満面の笑みを浮かべて「今日はファン ファンが応援に来てくれてるで!エエとこ見せなアカンよなあ!!」って話しかけてたしか、ももクロ推しの九州男児最上くん(宮崎一高OB)は苦笑いしていた。

しかし、大分高校元野球部マネージャーのモモナ・元8号門クラブ(特にラガーマン)・アンジャッシュ渡部を筆頭とした一部の高校野球ダイスキ芸人・・・・・といった高校野球をネタに売名行為に走る輩だけは許せない気持ちが強いですね!
2025/04/21(月) 22時02分29秒 No.1730 編集 削除
今週末に紀三井寺公園野球場で開催予定です。
仕事休めそうなら足を運ぼうかと。
管理人さんの行程を参考にはします。
南海電鉄の企画きっぷで行くかJRくろしおで
和歌山乗り換えかは前日深夜には決めようかと。
はやっさんのホテル前の紀三井寺バス停から
2025/04/21(月) 21時57分20秒 No.1729 編集 削除
⚾今日の和歌山大会試合結果(6日目 3回戦)
田辺SP球場・・・和 智 弁7-0粉  河(7回)・神  島9xー2和 高 専(8回)・日  高8-5向  陽(10回タイブレーク)
上富田球場・・・・初芝橋本5-0和歌山商・星  林5-4海  南・市和歌山7-0南部龍神(7回)

⚾今日の兵庫大会試合結果(2日目 2回戦)
明石トーカロ・・・明 石 商1-0神港学園・姫 路 工5-0東 播 磨
ウインク球場・・・育  英3-2武庫総合・三田学園5ー1彩星工科
高砂球場・・・・・滝 川 二5xー4 社  (14回タイブレーク)・報徳学園13-1市 尼 崎(5回)
G7スタジアム・・神院大付2xー1県 伊 丹・滝  川6-1西 宮 東

📝(4/20 2回戦詳細試合結果)第72回 春季東海地区高等学校野球三重県大会
https://mie-kouyaren.com/wp-content/uploads/2025/04/ff9cc643fcd1d487349da019d701cfa5.pdf

当初の天気予報が大きく変わり、今日の三重大会無事に3試合できる見込みとなったので、4時起床で5時08分の始発電車に乗って久しぶりに松阪へ・・・・・。

いつの間にか、バス時刻表が大きく変わり、普通に乗ったら9時30分まで松阪駅から動けないので、あえて9時ちょうど発のバスで厚生病院前下車して3km弱歩いて9時47分到着と。

試合は4回表途中で昴学園が2死満塁のビッグチャンスを三振で潰し、エラー連発やエース温存で0-5からようやくエース3番手投入などチグハグな野球でまさかの7回コールド負け・・・。

せっかく松阪まで来てこれでは辛いと朝から不機嫌丸出しでしたが・・・・・。三重高野連の配慮で10時37分第1試合終了だったが第2試合は11時30分開始と定刻通りのアナウンス(試合開始は11時27分はご愛敬!?)

50分間のインターバルで「みえこどもの城」や中部台運動公園トリムコ-ス散策の余裕が生まれた!

第2試合1回表無死2塁カウント2-2からボーク判定に高田高校の監督さんがブチ切れてサードの主将に再三再四球審にモノ申させ、4氏審判に控え審判まで出てきてバックネット1塁側出口付近でオロオロして、、、、、11分間中断の末にまさかの「ボーク取り消し!!」

取り消された久居農林の監督さんがヤケにおとなしかったのが気になった。

初回から3-2と激しく動き、2時間19分の死闘を演じ、久居農林といえば・・・2001年夏甲子園初出場時にエース・世古が2度ほどマウンドで足がけいれんし、その都度中断しつつ2-4で惜敗するも熱闘甲子園で美談として取り上げられましたが、その伝統を受け継いだのか???

9回裏最後のアウトを取った瞬間、エースが足を攣り地力歩行できないくらい悶絶し、仲間の肩を借りながら整列し、その後もかなり苦しそうだった!!

第3試合は松阪商が前身タイツ(ゴチバトルをクビになったヤベチャンマンよろしく赤・金・桃などたしか4人が仮装)
太鼓1つの応援に口ラッパをノリノリ演奏して3番打者の時には 🎵全開HONDA あるいは 英明音頭(仮) を謡っていた。

上手く継投がはまってエース温存で松阪商が2-1で相可を振り切り応援団に応えたと。

願わくば16時36分のバスで下山したかったが、試合終了16時29分でスコア集計や片付けして僕の足で12~3分かかるバス停までたどりつけるわけがないので、朝来た道を引き返し、17時30分頃に松阪駅1つ手前のバス停で下車して18時19分の急行まで時間調整でお土産買ってから散策と。

久しぶりに・・・松阪市民歌🎵「未来へ・・・松阪市」
https://www.youtube.com/watch?v=3OPQkbWhoKE

📝津西、昴学園、四日市、久居がベスト16入り 春季東海地区高校野球三重県大会
https://news.yahoo.co.jp/articles/d7503a938f38b5e05f9c111ea1d7c5d8905bd7cc

第72回春季東海地区高校野球県大会は19日、津球場公園内野球場▽ドリームオーシャンスタジアム(県営松阪)▽ダイムスタジアム伊勢の3球場で1回戦残り4試合が行われ、津西、昴学園、四日市、久居が勝って、2回戦進出とベスト16入りを決めた。

津西は四日市商を7―6の九回サヨナラで下した。昴学園は伊賀白鳳に9―0の七回コールド勝ち。四日市は松阪を7―4で退け、久居は四日市南を6―4で振り切った。

20日は3球場で2回戦8試合が行われ、夏の県大会のシードを獲得するベスト8が決まる。2回戦から地区予選上位1、2位チームも登場し、津球場第2試合では北地区予選1位校で昨年秋の県大会覇者の海星が津西と対戦する。

📝「なぜ大阪桐蔭は苦戦している?」エース&主将が明かした“名門の今”…夏の甲子園“最後の優勝”は7年前、新たなライバル校も出現「カギは世代No.1投手」
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f8513f1b715a20d2f5459de9c5a7085b6807071

大阪桐蔭の今「主将とエースは別の部屋に…」
 
全選手が寮で暮らす大阪桐蔭の主将・中野大虎は、2年前の入学時から同じ大型右腕の森陽樹と同部屋で過ごしてきた。中学時代にボーイズリーグで名を馳せた豪腕と、宮崎の中学校で軟式野球に励んできた森をわざわざ同部屋にするのは、グラウンドで競わせるだけでなく私生活でも刺激し合う関係を築かせようという学校関係者の意向もあったのだろう。切磋琢磨しあうふたりは共に1年秋よりベンチ入りしてきた。中野は言う。

「ライバルのようにいつも言われるんですけど、日本一を獲るためにやっている良いチームメイトであり、刺激をもらう仲間です」

しかし、昨夏の甲子園2回戦で小松大谷(石川)に敗れたあと、新チームの主将となった中野は、森との別離を決断する。主将自ら決定する部屋割りで、森とは別の部屋で過ごすことにしたのだ。

「1年以上も同部屋で、お互いに色々知ることができて、刺激し合ってきました。目指す道は同じプロなんですけど、(同じ部屋で)一緒の道を進んでいたらダメだと思ったんで、自分は自分の道、森は森の道を進む第一歩として部屋を別にしました」

中野も森と一緒に高校日本代表候補の強化合宿に参加したが、初日に「プロ志望」を明言した森とは違い、中野はプロ志望であることを明言はしなかった。

「自分自身、迷ってはいないんですけど、最後は自分の結果(次第)やと思うんで、まずは夏の日本一を目標にやりながら、その後に進路の選択肢が出てくると思う」

ブランド健在も…なぜ苦戦気味?
 
1991年夏に初出場・初制覇を遂げ、2008年夏にも全国制覇を遂げた大阪桐蔭が、いよいよ黄金期を迎えたのは藤浪晋太郎や森友哉を擁し、春夏連覇を達成した2012年だろう。98年に就任した西谷監督は、日本一の回数を「9」にまで伸ばし、自身の通算勝利数も歴代最多となる70勝に達した。10年以上も高校野球界でトップの座に君臨し続けた学校は100年を超える歴史で一例もない。

だが、一強時代を築いてきた大阪桐蔭も最後に甲子園を制したのは22年の春だ。昨春は2勝したものの西谷監督の母校である報徳学園に敗れ、昨夏は小松大谷を相手に0対3と完封負けを喫する。

そしてこの春は、大阪桐蔭はセンバツ出場を6年ぶりに逃した。もちろん、これほどの頻度で甲子園にやってくる学校は全国を見渡してもなかなかいない。だが万が一、今夏の甲子園も逃すようなことがあれば、一時代の終焉を口にする者も増えるだろう。

低反発バットの影響か
 
大阪桐蔭の強みは、全国の有望中学生に目を光らせるスカウティング力であり、圧倒的な打力にあった。身体能力に長けた球児が金属バットの特性を最大限活かすように強く振り、初回から相手の戦意を喪失させるような打撃戦を仕掛けるのが大阪桐蔭だった。勝つ時は豪快に、敗れる時は劇的に——そんな大阪桐蔭に異変が起き始めたのは昨春頃からだ。

ビッグイニングを作るようなケースが少なくなり、劣勢になったときに試合をひっくり返すような一発も出ない。昨夏、小松大谷の西川大智に、わずか92球で完封を許したのは大阪桐蔭の低迷を象徴するような出来事であった。

そして大阪桐蔭の成績が低迷し始めたタイミングは、新基準バットの導入と重なる。低反発バットの影響を最も受けた学校かもしれない。

昨秋の背番号は森が「1」で中野は「7」。打線が心許ない現状、両者がマウンド上で大車輪の活躍をしなければ、昨秋の大阪大会決勝で敗れた履正社はおろか、突出したスカウティング力で地力をつけてきている大阪学院大高に足をすくわれる可能性すらある。

キーマン2人…本人の証言
 
主将の中野は言う。「意地でも、夏は負けられない。まずは絶対に大阪を勝ち抜く。甲子園に行くことができたら、ここ(日本代表候補合宿)に来ているメンバーと戦う機会があると思う。ここでの経験を活かして戦いたい」

大阪桐蔭復権のカギを握るのはやはりエースの森だ。1年秋のデビューが鮮烈だったからこそ、森に対する期待値は膨らみ、結果が伴わなくなれば「早熟」だの、「完成されていてのびしろがない」などと言われてしまう。それは2学年先輩の前田悠伍(現・福岡ソフトバンク)も通ってきた道である。最後の夏の結果で、そうしたネガティブな声を跳ね返すしかない。

MAXは153キロの森は、昨秋以降は球速表示よりも、ボールの質にこだわって直球を磨いてきた。森は言う。

「ベース上で強い球というか、相手打者が差し込まれるようなストレートを求めてきました。打者の手元でボールがたれない(沈まない)ことだけでなく、スピン量も意識しています。とにかくキャッチボールから、低くて強いボールを投げる。ピッチング練習でも、捕手に定位置よりも後ろに座ってもらって、よりボールを伸ばしていく練習にも取り組んできました」

プロ基準を上回った…森の“異常値”
 
大阪桐蔭では最後の夏を前に、野球のデータ解析を行うラボ「ネクストベース」に投手陣の球質を解析してもらうことが慣例となっていて、「2200」がプロの基準といわれる1分間の回転数で、森は驚愕の数値を叩き出してきた。

「1年生の時は2500。去年も2400ぐらいありました。1年から2年の間に回転数が落ちたとかじゃなくて、誤差の範囲だと思っています。自分は直球はどちらかというと真っスラ気味で、スライド成分過多らしいんです。でもシュート成分過多よりは良いらしくて……そこは安心しました。球速にはこだわっていないですけど、やっぱり最後の夏には155キロを出したいと思っています」

強化合宿の2日目に行われた紅白戦で、森は打者6人と対戦した。球速は146キロを計測するも、やはりコントロールが定まらず、変化球でかわすような投球となった。

「ちょっと力が入ってしまって、コントロールが乱れてしまった。悪いなりにも、変化球で打ち取ることができたのは良かった。アピールできたと思います」

「世代No.1」奪還なるか
 
1年生の秋、この世代で最も大きな注目を集めたのは、今回のセンバツで155キロを記録した石垣元気(健大高崎)でも、優勝した横浜の左腕・奥村頼人でもなく、大阪桐蔭の森だった。雌伏の時を過ごしてきたからこそ、世代ナンバーワンの称号を夏に取り戻したい森がいる。

「その気持ちは持っているんですけど、周りにどう思われるかよりもまずは自分なので。夏は絶対に自分たちが甲子園に行って、必ず日本一になります」

有言実行を果たすことができれば、9月には侍ジャパンのユニフォームを着た森が、そして晩秋にはプロからの指名を受ける森の姿があるに違いない。

✌明石商 背番号10左腕にロッテなど8球団熱視線!今春初登板で4回零封、故障から復帰で上々アピール
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b77cb0443b2ad8345f1dd7ba9ff8c6ec1b8e500

◇高校野球春季兵庫県大会2回戦 明石商1―0神港学園(2025年4月20日 明石トーカロ)

明石商(兵庫)は神港学園との2回戦を1―0で競り勝ち、3回戦に進んだ。

プロ注目の最速141キロ左腕・石原大暉(3年)が今春初登板初先発。毎回走者を背負う我慢の投球ながら直球とフォークを軸に攻めて、4回を被安打4、無失点と力投した。

「今日の内容は全然ダメでしたけど、ピンチをゼロで抑えられることが自分の強み。結果としては、まずまずだったかなと思います」

昨秋に左肘を痛め、1月中旬に投球練習を再開。球場でロッテなどNPB8球団のスカウトが見守る前で力投し、狭間善徳監督は「今年復帰したところだけど、元々の能力は高い。夏までに成長してくれれば面白い」と高い期待を寄せた。

🔥滝川の今秋ドラフト候補右腕・新井が1失点完投&150キロマーク…次戦は報徳学園と対決
https://news.yahoo.co.jp/articles/6e9c8c349a7a3db4a5bacbf5ffa5375c583a3553

◆春季兵庫県大会 ▽2回戦 滝川6―1西宮東(20日・G7 STADIUM KOBE)

滝川が西宮東を破り、16強入りで今夏の兵庫大会第1シードを獲得した。

5球団のNPBスカウトが視察する中、今秋ドラフト候補の最速151キロ右腕・新井瑛太(3年)が9回6安打1失点、8奪三振で完投。打っては、5打数1安打だった。

6四死球と制球に苦しみ、6回まで毎回走者を背負いながらも、要所を締めて無失点。7回に1点を失ったが、8、9回は3者凡退に抑えた。今春初の150キロもマークした右腕は「粘り強く投球できたのはいいこと。次の試合からは3人え抑えて流れを作れるように調整していきたい」と振り返った。

今月上旬にU―18日本代表候補選手強化合宿に参加した。世代トップレベルの選手たちと交流し「真っすぐで空振りを取ることができたので、そこは自信にして投球につなげています」と新井。近藤洋輔監督も「頼もしくなって帰ってきた。そういう空気の中でやれたのは、かなり彼を成長させたのかなと思います」と目を細めた。

次戦は、昨夏王者の報徳学園。新井は「ひるまずに、自分たちの野球を自分たちのペースでできたら」と意気込んだ。

☝報徳学園コールド発進 監督「チームの顔探している」背番号1に二塁兼任の強肩・山岡純平抜てき
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d6277ff4e0206fc867f9abe7cff26fb9cdecf5e

<高校野球春季兵庫大会:報徳学園13-1市尼崎(5回コールド)>◇20日◇1回戦◇高砂

報徳学園が背番号11、16の継投でコールド発進した。先発の岡田壮真投手(3年)が4回まで試合を作り、5回は中尾勇貴投手(2年)が締め、計9奪三振で1失点にまとめた。

昨夏までは間木歩と現阪神・今朝丸裕喜のダブルエース体制だった。大角健二監督(44)は「チームの顔を探している」と投手陣の底上げへ、二塁兼任の強肩・山岡純平投手(3年)を背番号1に抜てき。「チームの顔になれるように」と山岡は気合を入れた。

次戦はプロ注目の二刀流・新井瑛太投手(3年)擁する滝川と対戦する。

🎵滝川二、社との延長14回激闘制す 東丸尚哉へ吹奏楽部が後押し「きつね♪たぬき♪」CMソング
https://news.yahoo.co.jp/articles/602ae5911db0b7938a45050865887b93c2214e1e

<高校野球春季兵庫大会:滝川二5-4社(延長14回タイブレーク)>◇20日◇1回戦◇高砂

滝川二が社との激闘の末に競り勝ち、2回戦へ駒を進めた。

初回は滝川二・内田大翔内野手(3年)の左翼越えソロで先制したが、シーソーゲームの展開で延長戦に突入。4-4の延長14回タイブレークに深沢琉央(れお)外野手(3年)の中前適時打で勝ち越した。

同校吹奏楽部は、昨秋行われた全国大会で7大会連続13度目の金賞を獲得。この日スタンドに駆けつけ、応援を後押しした。

「いくぞ♪ たきに♪ 頼れる♪ 一番♪ かっとばせ♪ 東丸♪」-。

1番東丸尚哉内野手(3年)の打席で、ヒガシマル醤油のCMテーマソング「うどんかぞえうた」が演奏され、補欠部員は、替え歌を熱唱した。次戦は育英と対戦予定。

⚾shionomisakiさんへ
お待たせしました。まず、四国遠征お疲れさまでした!!
坂出~阿南と県またぎのハシゴ観戦で返す刀で船中泊ですか・・・かなりのハードスケジュールでしたね。

土曜日は快晴で四国もかなり熱かったと察します。
明石はずいぶん霧が発生して、車窓から淡路島が全く見えない状況で、大阪や神戸に比べて3~4度低い最高気温でしたが、居住区とあまり変わりない熱さに感じました。

ちなみに日曜日の岡山県営ですが、2試合連続7回コールドで第3試合は8-7ながらも3回終了6-0というスコアで試合終了15時42分とありましたから行かなくて正解だったと思います。

さて、東都2部の件ですが・・・あれは当事者にとっては非常に辛いことと思います。
雨が降って第2試合終了後打ち切りで順延でもかなりショックは残りますが、時間オーバーだと悔やみきれないですね。

選手たちは試合開始予定数時間前に現地入りしてウォーミングアップなどして試合に備えていただろうし、応援団や家族たちもいくらか交通費はたいて、あるいは仕事や私用をキャンセルして球場に来る方もいただろうし・・・。

僕などは試合が長引けば長引くほど喜んでしまいますが、その代償が大きく予定の第3試合見れなかったとなると、、、天国から地獄に突き落とされた気分になるかなと・・・・。

ちなみに4月13日の中国大学野球なんですが・・・おそらく雨の影響で9時開始予定を大幅に遅らせて、、、

1部 鶴岡一人記念球場 ① 吉備国際大2-0 広島文化大 11:31~13:58
            ② 環太平洋大7-4 東 亜 大 14:18~17:27
            ③ 至誠 館大6-3 周南公立大 17:47~20:20

2部 松江市営球場   ① 福 山 大6-2 鳥 取 大 12:41~15:02
            ② 岡山商科大13-7 川崎医療大 15:24~18:04
            ③ 岡山理科大10-0 島 根 大 18:22~20:04 5回コールド

僕が松江にいたら、大満足しつつも5回裏の島根大の攻撃で「1点取って6回まではやろう!!」と檄を飛ばしていただろうなあ・・・。松江は駅までバスで20分強かかるし、最終バスは遅くまで出ているけど、球場から下り坂でバス停まで10分程度歩くし、JR乃木駅まで30分程度かかり、1時間に1本しか電車来ないので・・・・・。
 
それから東西の老舗ですが、巨人は太っ腹で寛大な関東人。阪神はケチな関西人という気質が出てしまったような感じで、、、、、

ベイコム球場のことを考えれば、空きがあれば夏の兵庫大会で使用しても良さそうなもんですが・・・・・。

女子学生・生徒の学ラン・・・これは平成以降の中学・高校では圧倒的に学ランからブレザーにネクタイという制服に様変わりしていますが、逆に女学生にとっては憧れでもあるのかな!?

個人的には学ラン=バンカラのイメージが強く、女学生の学ラン姿は近寄りがたい雰囲気を感じて、ネット裏からそっと双眼鏡で遠目に見る感じですね。。。
球場外周ですれ違ってもなるべく距離を空けて素通りしてしまいそう・・・。

万が一、向こうからにじり寄られて「紀州レンジャーズの帽子ですね」「掲示板いつも読んでますよ!」なんて声かけらえてもしどろもどろで「ああ、どうも・・・」とドギマギしてしまう自分の姿が安易に想像できます(笑)
2025/04/20(日) 22時37分42秒 No.1728 編集 削除
東都大学2部の試合順延にいて

使用制限の件での順延について記者が書かれて珍事と。
この記者は珍事と感じても私はままあることで
特に珍事とは思いません。以前の四国アイランドリーグでは
社会人野球や高校野球、地元での試合が長引き
同リーグの試合が開催できなかったこともあったみたいだし。
ナイターの開始が17時からにしているのは
21時までに後かたずけ完了しないといけないんで、
試合を打ち切りしないようにとのことでしょう。

阪神の大物球場についてはアマに貸してもいいかと。
巨人のGタウン球場はアマに貸しているし、今後も
貸している予定もあるので。

女子学生・生徒の学ラン応援ですが、増えてますね。
特に驚くこともないし。現に大学の団長で女性も
いますから。あと、「マン・ウーマン」とかいうのも
「パーソン」に言い換えてるんで。裏方さんの
球拾いも「ボールパーソン」だしチアも
「チアリーディング」とか「チアリーダー」とか
言ってますし。男女混合でポンポン応援も
最近みかけるようになりました。時代の流れですね。

4月20日雨予報だったけど、雨は降らなかったみたい。
その前日に四国へ行ったので現地で泊まって、翌日
岡山県営野球場で中国地区大学野球2部リーグ観る
ことはできたね。雨天中止だと宿代がもったいなく
感じ、予定通りなら最大3試合みられる。
雨天と予想して帰りましたけど予想はずれましたね。

2025/04/20(日) 18時16分53秒 No.1727 編集 削除
宏鈴法師(管理人) MAIL URL

お知らせ

編集済
⚾今日の和歌山大会試合結果(5日目 2・3回戦)
田辺SP球場・・・日  高13-3橋  本(6回)・向  陽6-2那  賀・和歌山工2-1桐  蔭
上富田球場・・・・南部龍神4-2和歌山北・市和歌山19-0農芸笠田(5回)・耐  久3-0和歌山東

⚾今日の兵庫大会試合結果(初日 1回戦)
明石トーカロ・・・三  木5-1小  野・明石清水4-3三田松聖・網  干1-0洲  本
ウインク球場・・・篠 山 産4-1須磨学園・関西学院2-1氷  上
  
⚾明日の和歌山大会組み合わせ(6日目 3回戦)
田辺SP球場
  ☆ 09:00~ 智弁和歌山-紀 北 工
    11:30~ 和歌山高専- 神 島 
  ☆ 14:00~  日 高 - 向 陽 
 
上富田球場
☆☆☆ 09:00~ 初芝 橋本-和歌 山商
 ☆☆ 11:30~  星 林 - 海 南
  ☆ 14:00~ 南部 龍神ー市和 歌山

⚾明日の兵庫大会組み合わせ(2日目 2回戦)
明石トーカロ球場
☆☆☆ 10:00~ 明 石 商-神港 学園
    13:00~ 姫 路 工-東 播 磨

ウインク球場
  ☆ 10:00~ 武庫荘総合- 育 英
☆☆☆ 13:00~ 彩星 工科-三田学園

高砂球場
 ☆☆ 10:00~   社  -滝 川 二
 ☆☆ 13:00~ 報徳 学園-市 尼 崎

G7スタジアム
    10:00~ 県 伊 丹-神戸学院付
  ☆ 13:00~ 西 宮 東- 滝 川

☟東都2部で珍事…異例の第3試合「球場使用制限のため順延」前の2試合が延長タイブレーク激戦…4時間押し
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a46cb9f6c52a273969132b2fca90d1aa9792d41

東都大学野球2部リーグは18日、大田スタジアムで3試合が行われる予定だったが、第3試合に予定されていた駒大―東農大の試合が「球場使用制限のため順延」となる“珍事”が起きた。

第1試合の国士舘大―専大は、9回を終え4―4の同点でタイブレークに突入。10回表に専大が3点を奪い、その裏の守りで1失点に抑え専大が激戦を制した。

続く第2試合の拓大―立正大は乱打戦に。立正大は熊谷、三好に1号ソロが飛び出すなど2回から6イニング連続得点で9回までに8点。後攻の拓大は2回に2点を奪い逆転。2―6で迎えた5回に4得点を奪い同点に追いつくと、2点のリードを許した7回に2点を奪い返し再び同点に追いつき9回を終え8―8の同点で、2試合連続でタイブレークに突入した。タイブレークによる延長10回は両軍無得点。11回に立正大が1点を勝ち越したが、その裏に拓大が2点を奪いサヨナラ勝利を飾った。

2試合連続でタイブレークに突入する激戦が続いたことで、第3試合の駒大―東農大にまさかの通告が出された。「球場使用制限のため順延」。試合会場の大田スタジアムの利用時間は午前7時から午後9時までで、準備や片付けの時間も含まれている。当初の第3試合開始予定時間は午後2時だったが、第2試合終了までで4時間超押しという珍しい事態に。午後6時をすぎても試合が始められない状況の中で、異例の判断となった。

☝龍谷大平安 川口新監督が初采配でコールド発進、不祥事から再出発「もう一度“京都は平安や”と」
https://news.yahoo.co.jp/articles/419648dd929961455e22c3d1d75cb0bb8f99e41e

◇高校野球春季京都大会1回戦 龍谷大平安10―0洛西(2025年4月19日 龍谷大平安G)

龍谷大平安(京都)が19日、洛西との1回戦に臨み、10―0の6回コールド勝利で初戦を突破した。

原田英彦前監督が部員暴行の責任を取って3月2日付で退職。4月1月に就任した川口知哉新監督にとっては、公式戦初采配となる春初戦だった。

先発右腕の背番号18・河内慶(3年)が6回無安打無失点投球を達成。攻撃陣は、主将で4番の鏡悠斗(3年)が初回2死一塁で右越えの先制打、4―0の5回無死一、三塁では高校通算5本塁打目となる右越え3ランを放つなど、13安打10得点と機能した。

同校OBの川口新監督は、3年生だった97年夏の甲子園でエース左腕として準優勝を果たした。同年ドラフトで4球団競合の末にオリックスに入団。現役引退後は女子プロ野球の指導などを経て、22年4月に母校コーチに就任していた。

そして、母校復帰3年目での監督就任。「(試合前は選手に)“いつも通り、普段通りプレーしてほしい”と伝えた。(名門校の)重圧を感じるのは僕だけでいい。現時点では京都国際の方が力が一つ上だが、このままでは終われない。“京都は平安や”ともう一度見せたい」と決意を新たにした。

▼龍谷大平安・鏡悠斗(4番・右翼で先発出場し、3ランを含む2安打4打点)全国制覇を掲げているけど、まずは京都で優勝しないといけない。ここ最近は、ずっと京都国際に負けているので、まずはこの春に勝てるようにしっかりと準備したいです。

📝「模擬・甲子園」SGLを見て思う、高校野球のメッカになる可能性はあるのか
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd0263bf0f0921c2ed65d4a7cdcb7fd1dc0158fe

阪神の2軍新本拠地・日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎がオープンして2カ月近くが経つ。足を運ぶたびに、文句のつけようのない施設だと実感する。

青々とした芝生、立派な観客席、甲子園に合わせた色味のフェンスラバーを見ていると「ここで高校野球の試合を見てみたい」という考えが頭をもたげた。ちょうど、この週末から近畿地区で高校野球の春季大会が本格化。阪神の本拠地・兵庫でも県大会が19日からスタートしている。

現在の兵庫大会は明石を中心に、設備が整うほっともっと神戸や姫路が主会場格として機能している。そこに「SGL」が加わることはできないか…。

結論から言うと今年に限っては「NO」だった。関係者に話を聞くと、今年は高校野球に貸すことはないし、大学野球などその他団体が使うことも想定していないという。

阪神にとっては、ビッグプロジェクトの走り出しの1年。まずは阪神だけでシーズンを運用してみて、球団にとって理想的な使い道を探る。将来的にどうするかは、運用を重ねながら検討するということだった。当然と言えば当然だ。

兵庫県高野連はかつて、兵庫大会で甲子園を使用していた。一部の批判的な声に加え、日程調整や使用料の面から、04年を最後に使われなくなった。甲子園が使われることはもうないかもしれないが、SGLも甲子園同様、高校野球はじめ、全カテゴリーの選手に魅力的に映ることだろう。

SGLはグラウンドの向き、サイズ、形状など全て本家に合わせた「模擬・甲子園」として設計されている。阪神側の事情を度外視すると、この魅力的なスタジアムをプロ以外でも生かせないものかと思ってしまうのは確かだ。

📝ビックリ出現「今まで対戦した投手でNo.1」大阪桐蔭もスカウトも驚いた“2人の無名高校生”は何者か? 強豪校の誘いゼロ「超ダイナミックなフォーム」
https://news.yahoo.co.jp/articles/47cce951121f22cfc67a5df1ade15b2d4a020b2d

「二人とも……正直、知りませんでした」。大阪桐蔭のエリート選手たちが衝撃を受けた2人の高校生投手――。そのうち一人は北陸の左腕、「強豪校から誘いなかった」と話す謎のサウスポーだ。いったい何者なのか? 

全国から42人の選手が集まり、4月3日から3日間にわたって実施された高校日本代表候補合宿の初日——。大阪桐蔭の190cm右腕・森陽樹は、最初のメニューであるキャッチボールの相手に未来富山の江藤蓮を選んだ。 世代で最も早く注目を集めた153キロ右腕と、全国的には無名の北陸の左腕。高校野球界における知名度は比ぶべくもないが、森は江藤の投げるボールに驚きを隠せなかった。

「真っ直ぐに伸びもあって、強いボールだった。『どんなイメージで投げているの? 』と質問しました」

「中学は超無名」江藤蓮とは何者?
 
ネット裏に陣取ったスカウトや報道陣が驚いたのは2日目の紅白戦だ。身長180cm、体重83kgの江藤は左腕をムチのように使って130キロ台後半のストレートと、スライダー、フォークの変化球を投げ込んでいく。打者6人に対し、許したヒットはゼロ。重たそうなボールの質やがっしりとした肉体は、2年前の合宿に参加していた愛知・享栄時代の東松快征(現・オリックス)を想起させた。

江藤の通う未来富山は通信制の高校で、これまで甲子園出場経験はない。同校は部内でいじめがあったとして、日本学生野球協会により3月1日から1カ月の対外試合禁止の処分も下されたが、江藤は関与がなくこの合宿に参加していた。ノーマークの学校とはいえ、北陸ナンバーワン投手という触れ込みも納得のピッチングだった。江藤は言う。

「中学時代は球速も130キロは出ていなかったですし、強豪校から勧誘を受けることはまったくありませんでした。野球を始めた頃からプロ野球選手になりたくて、できることなら高校からプロに行きたい。(全日制に比べれば)通信制の学校は勉強の時間が少なくて、その分、野球に費やせる時間が増える。だから未来富山を進学先に選びました」

大阪桐蔭選手も驚き「知りませんでした」
 
森と共に参加した大阪桐蔭の主将で、右投手の中野大虎も、目を見開いて江藤のマウンドを凝視した。

「代表候補ですから、参加している選手はみんなすごいんですが、江藤君と芹澤君にはびっくりしました。二人とも……正直、知りませんでした。全国にはまだまだ凄い選手がいっぱいいるんやなって。ここに来る選手というのは、技術ももちろん持っているんですけど、野球に対する熱量がすごくある。野球が上手いだけじゃあかんなと思いました」

中野が挙げたもう一人「芹澤」とは、愛知の公立校・高蔵寺高校の芹澤大地で、紅白戦では江藤の次にマウンドに上がった。打者6人に対して、4三振を奪い、そのうち3つはストレートがウイニングショットだった。

もう一人…芹澤大地とは?
 
身長は182cmで、体重は72kg。細身の印象は拭えないが、ボールの縫い目にかけた指先が粘り着くようにリリースされる直球の球速は既に150キロに達し、全身を使ったダイナミックなフォームは迫力満点だ。

センバツで準優勝した智弁和歌山の先頭打者・藤田一波も、芹澤のピッチングには舌を巻いた。

「今まで対戦した投手の中でも芹澤が1番かもしれません。ただ速いだけじゃなく、キレと勢いが別次元です」

芹澤に参加選手やスカウト、報道陣がざわついていることを伝えると、嬉しそうにこう答えた。

「合宿に来る前は、自分なんて通用しないと思っていたんですけど、けっこう、通用しました。(なぜあれほどの球速が出るのか? )自分の中で大事にしているのは、身体のしなり。左腕のしなりと、身体のしなりですね。僕自身がすごいなと思った選手は、大阪桐蔭の二人です。ガタイも良くて、球も速かった」

現状は社会人で野球を続けるのが有力だが、夏の結果次第によっては進路変更もあるかもしれない。

「同世代の選手と3日間でいろんな話ができた。参考にしながら、自分の進路も考えていきたいです」

「常勝だった」大阪桐蔭は今…?
 
甲子園の土を踏んだことのない「無印」の学校にも逸材はいる。

ところで常勝軍団・大阪桐蔭は、根尾昂や藤原恭大がいた2018年を最後に夏の甲子園優勝から遠ざかっている。かつて「189cmのスーパー1年生」と騒がれた森、そしてキャプテン・中野の証言から、大阪桐蔭の今を追った――。

📝大阪桐蔭“あの189cmスーパー1年生”は今「細かった身体が…激変していた」西谷浩一監督と話し合った進路…森陽樹17歳、異例の“プロ志望”明言ウラ側
https://news.yahoo.co.jp/articles/3390700a14fb4ffb8381539288b2f4b6457c02ca

「189cmのスーパー1年生」として注目された森陽樹も3年生に――。2018年を最後に夏の甲子園優勝から遠ざかる、大阪桐蔭の今。

「世代No.1だった」森陽樹の今
 
42人の高校日本代表候補に選ばれた大阪桐蔭のエース右腕・森陽樹は、4月3日から3日間にわたって実施された強化合宿に参加しながら、小学5年生の頃(2018年)に見た高校日本代表対宮崎県選抜の試合を思い出していた。宮崎第3の都市である延岡市に生まれた森は会場の「ひなたサンマリンスタジアム宮崎」に足を運び、高校日本代表を相手に快投した聖心ウルスラ学園の戸郷翔征(現・巨人)に魅了される。同時に、いつか自分も日本代表の縦縞ユニフォームに袖を通すことを夢見た。

聖心ウルスラ聡明中時代に軟式野球に励み、高校は全国の有望中学生が集う大阪桐蔭の門を叩いた森にとって、強化合宿への参加はその第一歩といえた。

「高校日本代表で先頭打者だった藤原恭大さん(当時・大阪桐蔭、現・ロッテ)のヒットも記憶に残っています。まだ候補の段階ですけど、選ばれたからには自覚を持って、もっとやらなあかんと思います」

入学から2年の時が過ぎる間に宮崎弁の訛りも消え、あの素朴な15歳がいつの間にか関西弁を操っているのがなんとも微笑ましい。昨年の6月に徳島県阿南市で行われた招待試合で登板した森は、試合後、弁当を頬張る仲間を横目に、ウインドブレーカーを着込み、ライトとレフトのポール間走を繰り返していた。以来、会う度に森の身体は大きく、幹が太くなっていった。

じつは異例…「プロ志望」公言
 
卒業後の進路についても、森ははっきり次のように口にした。

「自分はプロ志望届を出そうと思っています。迷いなく決めました。将来、日本を代表するピッチャー、人間としても大きな選手になっていきたい」

大阪桐蔭の3年生が、春の段階でここまではっきりとプロ志望届の提出を明言することは稀だ。
2022年の松尾汐恩(現・横浜DeNA)や2023年の前田悠伍(現・福岡ソフトバンク)のように、高校からドラフト1位でプロ入りすることが確実視されていた選手でさえも、最後の夏を控えた段階ではなんとなくぼやかしながら未来への青写真を言葉にしたものだ。大阪桐蔭ではこの時期、西谷浩一監督と進路について話し合う面談が実施される。森が続ける。

「西谷先生に『プロに行きたい』と伝えると、『自分で掴み取るしかないから、もっとやれ』みたいな感じで言われました」

センバツ逃して…大阪桐蔭の今
 
全国屈指の激戦区である大阪ではライバルである履正社に加え、大阪学院大高校もスカウティングに力を入れて大阪2強に肉薄する。今春のセンバツ出場を逃した名門の「1」を背負うからには、2季連続で甲子園切符を逃すわけにはいかない——そんな森の覚悟が、早々の「プロ志望」明言に込められているような気がしてならない。

2007年生まれが中心となる今年の3年生世代にあって、森は誰よりも早く注目を集めた投手だった。入学時より身長が伸びていよいよ190cmに達した1年秋、大阪大会、近畿大会とセンバツ切符の懸かる重要な試合で起用され、150キロに迫る直球を武器として期待に応えていく。変化球もスライダー、スプリットに加え、落差の大きいパワーカーブも森の武器だった。

ちょうどその時期、2年先輩の前田悠伍がドラフトで1位指名された。前田と入れ替わるように出現した長身の豪腕には前田と同じ道を歩む期待を抱いてしまう。ドラフト指名が確実視されるようなルーキーが登場した際に、西谷監督は度々、「大きく育てたい」と口にする。森に対しては「大きく大きく育てたい」とわざわざ強調するほどだった。

しかし、昨春と昨夏の甲子園では1年時に残したインパクト以上の足跡は聖地で残せず、昨年10月の近畿大会では初戦の滋賀学園戦に先発するも、珍しく制球を乱す場面が目立ち、2対3で敗れてしまう。結果、大阪桐蔭は6年ぶりにセンバツ出場を逃した。

「一番の原因は気持ちの面で、この初戦に負けたらセンバツがなくなるという……悪い意味でのプレッシャーが自分自身のどこかにあって、力んでしまったし、粘りきれなかった。気持ちの部分で負けていたと思います」

森は成長してる? 主将の見解
 
滋賀学園戦で森をリリーフしたのは、主将の中野大虎だ。中野は森の乱調をこう振り返った。

「誰しもピッチャーは調子の良い日、悪い日がある。森の場合、秋までは試合中に修正することがなかなかできなかった。それが秋の試合に出たかなと思う。やっぱり近畿大会ということで1勝すれば甲子園に近づく。

4回表に1点を先制された直後に味方が逆転してくれたのに、再びピンチを迎えて、逆転を許してしまった。もうひとつ気持ちを込めたピッチングができなかったのは、森が言うように勝てば甲子園(センバツ)が近づくことへのプレッシャーがあったからだと思う」

昨秋の屈辱から5カ月——。森は雌伏の時を過ごしてきた。

「とにかく夏一本に絞って、ゆっくりじゃなく、じっくり一から土台作り、体作りをしてきました。まだまだ力不足ですが、夏に向けてどれだけ仕上げられるか。ここから気を引き締めていきたい」

森には身近に最大のライバルがいる。浜寺ボーイズに在籍していた中学時代はボーイズリーグを代表する有望選手で、大阪桐蔭入学後は同じ右の豪腕タイプの森と同部屋で過ごし、同じように1年秋からベンチ入りしてきた前述の中野だ。

しかし中野は、新チーム発足後、森との“別離”を決断していた。
2025/04/19(土) 21時37分37秒 No.1726 編集 削除
⚾明日の和歌山大会組み合わせ(5日目 2・3回戦)
田辺SP球場
    09:00~  橋 本 - 日 高
  ☆ 11:30~  向 陽 ー 那 賀
 ☆☆ 14:00~ 和歌 山工- 桐 蔭 
 
上富田球場
    09:00~ 南部 龍神-和歌 山北
    11:30~ 市和 歌山-農芸 笠田
  ☆ 14:00~ 和歌 山東ー 耐 久

⚾明日の兵庫大会組み合わせ(2日目 2回戦)
明石トーカロ球場
    09:00~  三 木 - 小 野
 ☆☆ 11:30~ 明石 清水-三田 松聖
  ☆ 14:00~  網 干 - 洲 本

ウインク球場
  ☆ 10:00~ 須磨 学園-篠 山 産
    13:00~  氷 上 -関西 学院

📣近江・多賀章仁監督 勇退試合に密着
https://sports.yahoo.co.jp/video/player/20062109

📝高校野球 学ラン女子、応援担う センバツで注目 「かっこいい」チアから転身も
https://news.yahoo.co.jp/articles/b68790651ad66c183a6e6c6a39588aa465430af1

甲子園で、高校球児のプレーとともに注目を集めるのがアルプススタンドの声援だ。3月に開催された第97回選抜高校野球大会では、学ランなどを着た女子生徒の応援団員が目立った。男子が担ってきたイメージがあった応援団だが、彼女たちの思いとは。

「それ行け横高!」。3月24日にあった沖縄尚学との2回戦。横浜(神奈川)のアルプススタンドで、応援指導部・前川美彩さんが声を張り上げると、応援歌が流れ始めた。

応援指導部は、吹奏楽部やチアリーディング、控えの野球部員らを統率する。「平成の怪物」と評された松坂大輔さんを擁して春夏連覇を達成した1998年から、応援スタイルは変わらない。

前回センバツに出場した2019年当時、横浜は男子校だった。アルプス席は学ランを着た男子生徒でいっぱいだった。だが、20年の男女共学化により、応援指導部も女子の入部が認められた。

前川さんは高校受験を控えていた時、20年に入部した初の女子生徒についての新聞記事を目にした。「かっこいいと思って、野球部の応援をしたくなった」と、横浜への進学を決めた。

前川さんは「男子校時代のキツさはあるのかなと思っていました。先輩たちは確かに練習の時は厳しいですが、終わった後はしっかりと良くなかった部分を細かく伝えてくれて、フォローしてくれます」と話した。

「娘の学ランを買うことになるとは」。母のあゆみさんは、前川さんから応援指導部に入りたいと聞いた当時をこう振り返る。

それでも「応援団は激しいというイメージだったので大丈夫かなと思いましたが、娘のやりたいという熱意が大きかったです」。アルプススタンドで堂々と応援をリードする娘の姿を見て「うれしいです」と喜んだ。

応援団に憧れ、チアリーダーから転身した女子生徒もいた。
日本航空石川の沖崎愛生さんは、学校の男子制服を着て応援をリードする「統制隊」の一員だ。
昨春のセンバツはチアリーダーとして応援に駆けつけた。その時に制服姿の統制隊を見て「かっこいい」と思った。
応援団の総監督に「(統制隊の一員に)なりたい」と伝えて発声を披露。「テスト」に合格し、入隊を認められた。

憧れの姿でアルプススタンドに立ち「制服を着ると、応援をまとめる責任を感じる。統制隊の一員として甲子園で応援できたことを誇りに思う」と胸を張った。

常葉大菊川(静岡)の応援団は、約20人全員が女子生徒だった。3月22日にあった聖光学院(福島)との1回戦。学ランに紫色のハチマキ、腕には応援団の腕章という「正装」で、アルプススタンドから声援を送った。

常葉大菊川は72年に女子校として創立され、女子生徒の比率が高い。
応援団は十数年前は男子生徒が多かったが、徐々に女子が増えた。前回センバツに出場した23年は団員12人のうち男子は1人。24年度はついに男子がゼロになったという。

竹原詩乃さんは「女性が男性と同じことをやるのは華やかさもあって良いなと思いますが、女性が発案した応援もしてみたい。『応援団は男子のイメージ』という偏見がなくなるのならうれしい」と話した。

日本の応援の文化に詳しい鳥取大の瀬戸邦弘准教授(スポーツ人類学)は「実感として、女子の応援団員が増えてきた感覚はある」と話す。

応援団は戦前の旧制学校で、運動部の活動が学校対抗戦など学外で盛んになったのに伴い発展した。当初、運動部の活動は男子が行うものであったため応援団も男性が担ってきた歴史がある。

瀬戸准教授は「昔から応援団に入りたい女性はいたと思うが、門戸が開かれていなかった。近年は時代背景もあり、受け入れる側の意識や環境が変わった」と推測する。

さらに「ジェンダーフリーという考え方を一方的に押しつけるのではなく、あくまで、純粋に応援を頑張りたいという女子生徒たちの思いを尊重することが大切だ」とした上で、「(歴史的に男性が担ってきた)応援団を女性も受け継げるようになったのはすてきなこと。これからの応援団の一つの可能性かもしれない」と話した。

📝今夏にも実現? 甲子園に「ビデオ判定」導入の可能性…《審判守るためにも絶対必要》の世論が後押し
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/370410

10日の理事会で来春からのDH制導入が決定した東京六大学リーグ。同時に、きょう12日に開幕する春のリーグ戦から、「ビデオ判定」の導入も承認された。

リプレー映像で審判のジャッジを検証する「ビデオ判定」が採用されるのは学生野球では初のことになるが、以前から導入を望む声が大きくなっていたのが、高校野球界だった。

「六大学の決定を受け、早ければ今夏の甲子園大会から、高校野球でも『ビデオ判定』が導入される可能性が出てきました」と高野連関係者がこう続ける。

「高野連が今年1月に初会合を開いた『7イニング制等高校野球の諸課題検討会議』でも、ビデオ判定の導入が検討議題に挙がりました。高野連の宝会長は前向きだったものの、それ以前の理事会では『賛否は半々』と発言している。試合時間が長くなることなどの懸念から反対意見が多かったのも事実です。現実問題として、カメラ設備などのハード面から各地方大会での導入は難しい。しかし、テレビ中継される地方大会決勝と甲子園大会はすでにハード面がクリアされている。六大学リーグの今春リーグ戦での運用を見て、問題がなければ今夏から導入する準備は整っています」

今春のセンバツ甲子園を制した横浜高の元野球部長、小倉清一郎氏は数年前から日刊ゲンダイのコラムで何度も、「現場にいると、“疑惑の判定”が実に多い。以前から言い続けているが、甲子園大会と地方大会の決勝だけでもいいから、高野連にはリプレー検証の導入をお願いしたい。すでに導入されているプロ野球でさえ、頻繁に判定の“差し違え”が起きている。アマの審判が間違えるのは恥ずかしいことではない。だからこそ、映像を見て確認して欲しい。今は地方大会の早い段階でも動画が見られる時代。映像に困ることはないはずです。高野連はすぐに動いてほしい」と、「ビデオ判定」の導入を訴えてきた。

頑なだった高野連が軟化し始めたきっかけは、2023年夏の神奈川大会決勝、横浜と慶応の試合だったという。横浜の2点リードで迎えた九回無死一塁で慶応の打者がニゴロ。併殺で横浜の甲子園出場が決定的となるところ、二塁手からの送球を受けた横浜の遊撃手が二塁ベースを踏まずに一塁に送球したと判定されてオールセーフとなり、直後に慶応の逆転3ランが飛び出して慶応が甲子園進出を決めた。

「オールセーフの判定を下した当該審判がSNSなどで激しい批判にさらされました。高校野球の審判は弁当、交通費、数千円の日当のみでやっているボランティア。ただでさえ負担が大きいうえに、注目度の高い甲子園などではその判定が批判の的となり、個人を特定されてSNSの餌食になってしまう事例が増えている。ビデオ判定の導入は、アマチュアの審判を守るためにも絶対に必要だという声が大きくなってきたのです」(同)

誤審の被害者となる球児のためにも、ビデオ判定の導入は自然な流れではないか。

日刊ゲンダイは2020年夏、高野連に「なぜ導入しないのか」と直接理由を尋ねたことがある。そこで高野連は何を語ったのか。ここまで決断を先送りにしてきたわけだが、どのような「言い分」があったのか。

☟異例の「2段階組み合わせ抽選」今夏の甲子園で実施、酷暑対策でノックは短縮 改革進む
https://news.yahoo.co.jp/articles/24ef067e78537331c13b520e7d59a7bfe7dcda51

日本高野連は18日、大阪市内で第107回全国高校野球選手権大会(8月5日開幕、甲子園)の第2回運営委員会を開き、組み合わせ抽選を2段階で行うことを決めた。

まず8月1日に、開幕試合の対戦カードだけを決める抽選をオンラインで行う。同3日にそれ以外の抽選会を通常通りに大阪市のフェスティバルホールで実施する。開幕試合の2校も来場し、選手宣誓の抽選などに参加する。

抽選会から開幕まで2日と期間が短く、応援団の移動などに配慮した。本抽選と同様に、北海道同士と東京同士の組み合わせは避ける。

同大会では酷暑対策として、開会式を5日の午後4時から行い、その後、同5時30分から1試合だけを実施する異例のスケジュールが発表されていた。

また、これまで原則7分までとしていた試合前のシートノックを5分までに短縮する。申告すれば、ノック自体を行わなくても問題ない。いずれも選手の疲労軽減、試合間のインターバルの短縮など、酷暑対策の一環。

💢「あの人がここまで」甲子園で注目の野球部マネ、水着ショットが拡散 “誤報”と本人否定「グラビアデビューしてない」
https://news.yahoo.co.jp/articles/a5fbb4410cd6180aaff1778d4a97fdb2e0a90eb6

“誤報”を信じたユーザーも「あの人がここまでなるとは」

2016年の夏の甲子園で大分高のマネジャーとして注目を集めたクリエイターの首藤桃奈が18日までに自身のXを更新。Xの悪質なまとめアカウントに反応している。

大分高のマネジャーだった首藤は開幕前の甲子園練習でグランド入り。ノックの手伝いを行っていたが、当時の規定で女子生徒がグラウンドに立つことは許されていなかったため、退場していた。

この日は「【朗報】野球部マネ、グラビアデビューして主将歓喜」と野球部時代と水着写真を無断転載したXのポストに対し、「グラビアデビューしてないし、主将はこんなことで歓喜するお猿さんじゃないよ」と反応した。

首藤の反応は1600万表示超え。ユーザーからは「あの人がここまでなるとは」「返しがちゃんとしててとても真面目な方なんだなと」「気をつけたほうがいいよ」「相変わらず桃奈ちゃん可愛い」などの声が上がっている。

⚾shionomisakiさんへ
もうすでに4月・5月のスケジュールは大筋で決まっているようですね!
とりあえず、明日は4月とは言え結構な熱さになりそうなんで、早くも熱中症対策のリハーサルになるのかなと思います。

僕は屋根のない明石で9時から3試合ですが。。。ペットボトルの水を凍らせて、第2試合終了後には外野芝生席の木陰で弁当食べて、3試合観戦後には須磨の喫茶店で打ち上げと。

運よく、日曜日の天気も雨予報から一転して曇に変わり松阪で3試合できそうな希望が出てきたので、、、
始発電車に乗っても9時には間に合わないので開き直って始発電車で旅立ち特急を見送り鶴橋から急行で片道2時間かけて松阪入りして、いつもの「中部中学校前」ではなく、後学の為に「厚生病院前」で下車して3km弱歩いて10時前に球場入りして第3試合終了後帰りのバスはツープラトン体制で下山しようかと!

明石などでは球場でよく顔を合わす常連さんや昔は我が掲示板の投稿者の方々によく声を掛けられてましたが、近畿を離れると無名人になれるので気楽にハネを伸ばせるかなと(笑)

5月3日はさとやくスタジアムで4試合組まれているし、春季近畿には三重と岡山に浮気して1試合も通えないので・・・。といいつつ、2/11橿原神宮紀元祭でちゃっかりあの界隈歩いてますが。

橿原神宮前駅構内にある19時30分ラストオーダーの「きはる」という定食屋はお気に入りです。向かいに「粉もんや八」もありますね。
踏切越えたらラーメン屋にマクドナルドもあるので、第4試合終わったらどこで食べようかと。
橿原だったら2時間あれば帰宅できるので!

しかし、奈良で高校野球公式戦終了後にクラブチームの試合があるとは驚きです!たいがい高校野球の試合が組まれている日には他団体は使用不可のイメージがあるので。

95年夏に尼崎市民球場(現・ベイコム球場)で夏の兵庫大会3試合終了後に草野球チーム?のオトナたちが入れ替わりで入場してましたがそれくらいしか覚えがないですね。。。

P・S この話は次に岩手さんが来た時にしようと思ってましたが、明日から明石~松阪と観戦するし、余裕がなくなるので前倒しで・・・・・。

今年のセンバツ31試合中15試合はTV観戦でしたが、上の記事にあるように『学ランを着た女学生』の姿が目立ちました。

昨秋、東洋大姫路に1人米子東に1人いずれも紅一点で学ラン着た女学生は球場で見かけましたが・・・・・。

なんとなく東海地区にそういう応援が多い気がしますが、昨今中学・高校の制服はブレザーが主流なんで、、、
僕は中学高校6年間ずっと学ランでネクタイに憧れてましたね!

しかし、女子がズボン履いたり学ラン着るのは「ジェンダーフリー」で受け入れらるのかもしれませんが、逆に男子がスカート履いてチアガールしたら気持ち悪がられますよね!

ここ最近だと思いますが、夏の岡山大会マスカットで創志学園にチアボーイが2~3人いたはずで、女子に混ざってポンポン振って踊ってましたが「それはちょっと~~~・・・」と思いました。

あと、忘れた頃に話題になる首藤 桃奈・・・・・。
もうマスコミも相手にしない方が良いと思うのですが、、、

高校時代からモモナがいいと思ったことは1度もないし、元野球部マネージャーを売名行為にしないで欲しいのですが。

2004年夏の茨城代表・下妻二高のマネージャーさんは童顔でものすごく可愛かったのを覚えてますが、名前はすぐに忘れたし今春だったら早稲田実のチアガールがものすごくベッピンさんだったと記憶しておりますね。

もっとも僕は基本的に球場では1球ごとにスコア付けしているし、野球に集中しているので、インターバルくらいしかアルプス見ませんが。

こういう稼業(掲示板の管理人)やっている手前?ネタ探しで動くこともありますが、不審者に間違われる怖さがあるので内向的な性格も相まって自分から他人に話しかけることはメッタにしませんが・・・・・。初対面の女性に話しかける時は、

①自分は何も悪意を持って話しかけるのではない
②この人に不審者扱いされて警察に突き出されてもやむを得ない

と勇気と覚悟を持って挑むわけで・・・。セクハラだとかなんだとか世知辛い世の中なんで、初対面の若い娘さんを相手したいと思ったら、、、閲覧者の方々も細心の注意を払って頂けたらと存じます!
2025/04/18(金) 22時06分17秒 No.1725 編集 削除
管理人さんが今後の予定を公表されていましたので
私も現段階での検討事項を披露したいと思います。

4.19某地区を球場はしご
4.26高校野球四国大会~丸亀
どこかに泊まろうかと
4.27大学野球

4.29近鉄株主券2枚あるから近鉄沿線で

5.3~5.4独立リーグ
5.5と5.6は大学野球

5.17独立リーグ
5.24高校の野球

すでに列車、高速バス、宿を予約しているところあり。
変更はあります。

管理人さんが5月3日に奈良行きを予定されているようですが、

私事ですが、2017年5月3日は奈良で観戦しました。
桜井高校-橿原学院高校 1-9 佐藤薬品スタジアム
王寺工業高校-天理高校 0-10 佐藤薬品スタジアム |
大和高田クラブ-奈良Jメンテナンス 11-2
佐藤薬品スタジアム

3試合入場無料でした。当時は奈良大会3回戦から
有料開催だったのですが、この日は確か1回戦
だったでしょうか。高校野球終了後に社会人野球
することになりました。以上のようなことは
今後難しいでしょうね。

2025/04/18(金) 22時02分14秒 No.1724 編集 削除
5/19 春季東海大会2日目第1試合 長良川球場 菰野(三重②)-県岐阜商(岐阜①) 9:56~12:24

    一二三四五六七八九十計HE
菰  野00010100136100 贄、奥野、磯部、森-吉田、栗本
県岐阜商00010020025102 池田、近藤、渡辺、森-大東
 
        第二試合   
        津田学園
        中  京

 前日の可児は2024年初の真夏日突破でこれからの夏の猛暑のリハーサルのようなうだる熱さだったが、、、この日の岐阜は一転して曇天で雨予報が当初は夜遅くだったので、完全に雨雲から逃げ切り岐阜を脱出できると信じていたが、早ければ午前中から降る予感・・・・・。

できればこの日のうちに帰宅したかった。延泊はあまり考えたくないし、翌日も中止だったら目も当てられないので。

不安な目覚めで大垣のホテルでいつも通り朝ご飯結構詰め込んで岐阜行。長良川へ行くバスの車中でちょっぴり雨が降ったので心配だったが、球場に着くと雨もなく11時過ぎには薄日も漏れて大勢に影響はなかった。

さて第1試合は昨日、可児で享栄から5回コールド勝ちするかと思わせて猛追喰らってなんとか9-7で逃げ切った菰野が鍛治舎監督率いる県岐阜商に挑戦する。
昨日、可児に市岐阜商のブラスバンドが来ていたので、県岐阜商もホームだし、応援団やブラスバンドが来るかと思いきや控え野球部員のみの応援で、菰野も可児にはブラスバンド来たが、さすがに長良川までは来れなかったのか?こちらも太鼓1つの応援。

菰野は昨日エース・栄田が165球完投していたのでやはりスタメンに名前がなく、同じく2年生の背番号10の贄が抜擢された。県岐阜商も背番号11の池田先発で様子を見て勝機を探るといった風情だろうか?

しかし、遠目から見ても鍛治舎監督のウエストは西谷監督に匹敵するような大きさだった!!試合前ノックするわけでもないし、普段の練習からただ見てるだけで指導はすべてコーチ陣に任せているのだろうか???

戸田監督はよほど先攻が好きなようでこの日もそうだった。
1回表2死から四球で出塁するとすかさず盗塁を仕掛けキャッチャーの悪送球を誘い2死3塁。4番・森が基本に忠実なセンター返しのバッティングで先制タイムリーかと思われたが、ショート・駒瀬がうまく捌いて1塁アウトとファインプレーで魅せた。
その裏、心配していた贄投手の立ち上がりだが、いきなりフォーク・カーブが冴えて連続三振。3番・加納にヒットと盗塁を許したものの4番・坂口ショートゴロに抑えて上々の立ち上がり。

しかし菰野打線は相手先発池田投手を打ちあぐね、2・3回ともに3者凡退で3回まで外野にボールが飛んだのはわずか1度だけという低反発バット野球に苦慮している。
それを尻目に県岐阜商は2回裏2死から連続長短打を放ち8番・駒瀬のレフトへの長打でレフト・菊池がボールの処理を誤り弾いたのを見て1塁走者・井上が長躯ホームインを狙ったが、7-6-2の完璧な中継プレーでホーム寸前タッチアウト!!
三重県内4大球場で長良川のような立派なスタジアムは皆無だが、両翼97、6mという広い球場でしっかり守って完全アウエーながら辛抱の戦いをしていた。
3回は初めて三者凡退に打ち取り前日と一転して厳しい投手戦の立ち上がりとなった。

試合が動いたのは4回。まず菰野が先頭の2番・土屋のショートゴロ悪送球で出塁すると、3番・加瀬が初球ライトフェンス直撃のツーベースで無死2・3塁。戸田監督は4番・森にフリーに打たせて、2ボールからショートゴロでホーム封殺。しかし、5番・梶谷が2-1からショートへ高いゴロを放ちこれが幸いして1塁送球でスクイズと同じ格好で菰野が先制。
しかし、その裏当初の予定通りなのか?4回から17番・奥野がリリーフし、先頭の3番・加納がショート内野安打で出塁。4番・坂口が強攻してショートフライ。しかし、5・6番が奮起し連打を放ってあっさり同点に追いつかれなおも1死1・2塁のピンチに陥ったが、鍛治舎監督が7番・井上の1-1からエンドランを仕掛けたが、ファーストライナーダブルプレーで采配が裏目に出て同点止まり。

追いつかれた菰野は5回先頭の7番・吉田が9球粘って四球をもぎ取り手堅く送って1死2塁。9番・中川はフルカウントからショートゴロで2死3塁。1番・菊池はカウント1-3から強打に出るもファーストゴロで無得点。。。
その裏奥野投手は落ち着いた投球を見せ池田投手に代打・小鑓の右中間への痛烈な打球もライト梶谷のスライディングキャッチに救われ三者凡退に抑え1-1のまま整備に入った。

長良川球場は外野芝生席にも屋根がついており、僕は雨を恐れて上段スタンドにいて天気の状況が分かりづらかったが、トイレに行くために下段に降りると・・・太陽の位置が分かった!なんとか第2試合まで消化でき無事に今日のうちに帰れそうだなと。。。

試合はお互いエース温存で手の内を隠しつつ控え投手の踏ん張りで投手戦となっている。今後どのような継投で相手打線を交わして勝機を探っていくのか???なんとなく後攻有利な気もするが、まだこの時点では延長タイブレークを意識することはなかった。

6回から代打の関係で、2番手は背番号10の近藤が登板。
しかし1死後四球をきっかけに崩れ始め、戸田監督が初球盗塁で揺さぶりをかけるもタッチアウト!しかし2死ランナーなしから4・5番が連打を放ち監督の采配ミスを助け、6番・松山が初球頭部デッドボールで満塁・・・。やはりこれで動揺したか?近藤投手制球を乱し痛恨の押し出し四球で再び菰野がリード。なおも続く2死満塁のチャンスで奥野投手がそのまま打席に入るも外ストレートに手が出ず、見逃しの三振で1点止まり。
ピンチの後にチャンスありとよく言われるが、その裏県岐阜商は先頭の2番・寺前がレフト前ヒット。3番・加納は2打数2安打ゆえに打ってくるのは間違いなく、奥野投手も勇気をもってストライク先行で2球で追い込み遊び球は一切なしで真っ向勝負し3球目ファールの後に6-4-3ダブルプレーで切り抜け結果的に3人で抑え菰野に勝機が出てきた!!

さらに勝機を広げるべく菰野は7回連打と送りバントで1死2・3塁と大きなチャンスを作った。ここで鍛治舎監督は3番手投手に1年生の背番号18渡辺を起用。よほどこのサウスポーが期待されているのか?勝負所で1年生サウスポーの投入に驚いた!戸田監督は小細工をせず真っ向勝負で挑み買うと1-1から浅いレフトフライだったが、3塁コーチャーホーム突入を指示して7-5-2の中継プレーに阻まれ無念のダブルプレー・・・。鍛治舎監督の継投がはまってしまった。
戸田監督も予定通りなのか?惜しげもなく好投していた奥野投手をベンチに下げて3番手・磯部がリリーフ。しかし、制球定まらず初球デッドボールでリズムを崩し、その後四球と暴投で無死2・3塁と完全に一人相撲を取り、無死2・3塁と自滅して7番・井上のどん詰まりのサードゴロがタイムリー内野安打となり試合の流れは県岐阜商へ。8番・駒瀬のレフト犠飛で3-2と逆転を許してしまい、手堅くバントで2死2塁として渡邊投手に代打・佐藤を起用し逃げ切り体制に入ってきた。なんとか佐藤をショートゴロに仕留めたもののここでの逆転劇は致命的だ・・・・・。

8回から満を持してエース・森が登板。4番からの攻撃だったがおとなしく三者凡退に終わりオール2年生スタメンの快進撃もここまでかと思われた。
磯部投手はなおも続投し8回裏もヒットと送りバントで1死2塁バッター4番というピンチになったが、戸田監督は動かずまさかここからの6失点はないだろうという読みもあったのか?3年生投手に任せっきりでなんとか内野ゴロ2つで1点差のまま9回へ。

最後の攻撃は7番からの下位打線ゆえに戸田監督は思い出代打を連発し、1死から2人目の代打となるエース・栄田が意地のレフト前ヒット。しかしすかさず代走が送られ追いついてもこの試合の登板はなくなった、、、9番・中井はそのまま打席に立ち送りバントかと思いきや無策でスライダーに三振。
やはり相手エースが出てくると安定感抜群で逃げ切られてしまうと思った刹那・・・1番・菊池がフルカウントからライト前ヒットで2死1・3塁と最後の抵抗を見せ、この回3人目の代打背番号2の栗本が起死回生のレフト前タイムリーを放ちまさかまさかの3-3同点。代打で出てきて初球を狙い撃ちと積極性の光るバッテイングだった!!
なおも続く2死1・2塁のチャンスで3番・加瀬のバットに期待したが、スライダーに三振。
こうなると4番手投手は誰が投げるのか???となる。すでに3投手交代し、エース・栄田に代走が送られたので・・・。するとファーストの森投手が緊急登板することになった。
9回裏は6番からの攻撃でいきなり2ボールとなり四球連発の悪夢が脳裏をよぎったが、なんとか立て直しフルカウントから外ストレートに三振。これで落ち着きが出て、三振とセンターフライで簡単に三者凡退に抑えまさかの岐阜で延長タイブレーク観戦となった!!

雨予報の絡みがあるのか知らないが、9回終了整備もなく即10回に突入・・・。
菰野は4番から県岐阜商は9番からの攻撃なんで最低での10回表2点取って鍛治舎監督を慌てさせたいところ。
手堅くバントで1死2・3塁として攻めるか?あるいは4番・森の打撃を信じて打たせてビッグイニングを作りに行くか???
判断が非常に難しいところだが、戸田監督は迷わずリリーフ登板した森にすべてを託したようで、相手エースとの森対決に挑み、1球見逃しストライクの後に、なんと左中間突破の2点タイムリーツーベースであっさり2点をもぎ取った!
さらに5番・梶谷も2ボールから強打で右中間にヒットを放ち無死1・3塁。
なんだか三重の高校らしからぬ打線の爆発を見せたが、ここで戸田監督は6番・松山の初球シレっとセーフティ―スクイズのサインを出すがファール・・・。すると1-2から4球目盗塁を仕掛け見事に成功し結局四球で無死満塁。
一気に5~6点奪って試合を決めたいところだが、7番・途中出場の野田はボール球に手を出し三振。
この流れでは2点止まりになりかねないと危険を察知したのか?またもや戸田監督は初球セーフティ―スクイズのサインを出し途中出場の8番・渡辺がきっちり転がし3点目。
満塁のスクイズは非常に難しいが、それをセーフティーで決めたところに値打ちがあった。
さすがに3点差ついて簡単に送りバントもできないので、菰野の勝利は確定だと安穏としていた10回裏。
先頭の9番・小鎗はサードゴロで送りバントと同じ格好で1死2・3塁。エース・森に代打・大野が起用され2ボールから浅いレフトフライで2アウト。
ホームランさえなければ大丈夫というところで、2番・寺前1ストライクからレフトフェンス直撃の大ファール・・・。
ヒヤッとさせられ、1球ボールを挟んでから勝負球をレフト前にはじき返され6-5と1点差に詰め寄られ、さらに初球盗塁で2死2塁。すかさず戸田監督がタイムを要求したものの直後にデッドボール・・・・・。
ここで今日ノーヒットとはいえ4番・坂口登場でどうなることかと思ったが、1-1からセカンドゴロでなんとか逃げ切った!

気が付けば試合時間2時間28分で雨雲の動きも気になるが、なんとかあと1試合消化できそうだ!!
それにしても菰野は春とはいえ、オール2年生で享栄・県岐阜商相手にハイスコアの接戦を制し逃げ切ったことが大きかった。
特にエース・栄田を登板回避しての延長10回タイブレークでの勝利は今後に大きな財産となりそうだ。

県岐阜商は鍛治舎監督が就任してものすごく強いイメージを持ってしまうが、秀岳館時代ほどの有望選手を集められない影響か?イメージとは違い、案外打てないし接戦にモロさを見せている感が否めない。
甲子園での市和歌山戦や明徳義塾戦がいい例だろうか?
結局、このあとの夏の大会も予選敗退でついに鍛治舎監督が退任し、あのユニホームもすぐ元に戻してくれたらと・・・。

さて、第2試合は13時05分開始予定と発表された。
案の定、中京は享栄と同じく太鼓1つの応援だが、津田学園は今日も張り切って桑名からブラスバンドとチアガールの応援団が駆け付けた!
決勝の相手が菰野と決まり、津田学園としては県大会同様もう1回試合して連勝し夏につなげたい意図もあったと思うが、中京のカベはあまりにも厚かった・・・。それはまた次回の講釈で。

チーム名 選手名 投球回 打者 投球数 安打 犠打 犠飛 四球 死球 三振 暴投 失点 自責
菰  野  贄   3  11   44  3  0  0  0  0  3  0  0  0
菰  野 奥 野  3  11   26  4  0  0  0  0  0  0  1  1
菰  野 磯 部  2  10   29  2  2  1  1  1  0  2  2  2
菰  野  森   2   8   28  1  0  0  0  1  2  0  2  0 

県岐阜商 池 田  5  19   78  1  1  0  2  0  1  0  1  0
県岐阜商 近 藤  1 1/3 10   35  4  1  0  2  1  1  0  1  1   
県岐阜商 渡 辺    2/3  1   3  0  0  0  0  0  0  0  0  0
県岐阜商  森   3  15   49  5  1  0  1  0  4  0  4  2
 
                    (完)

                 🌟次回予告🌟
5/19 春季東海大会2日目第2試合 長良川球場 津田学園(三重①)-中京大中京(愛知②)
2025/04/17(木) 22時25分06秒 No.1723 編集 削除
宏鈴法師(管理人) MAIL URL

お知らせ

編集済
📝宮崎県高野連の新会長に佐土原高の香川校長 招待試合に横浜と明徳
https://news.yahoo.co.jp/articles/907e00a809599f74a2d30afd8aa301dae21a518a

宮崎県高校野球連盟は16日、宮崎市で総会を開き、2年間会長を務めた田平裕三氏の後任に佐土原高校長の香川健二氏を選任した。新任の副会長に宮崎大宮高校長の高橋哲郎氏が就いた。

この日は今年度の事業計画も確認。5月10、11日の招待高校野球は明徳義塾(高知)と第97回選抜高校野球大会優勝校の横浜を招き、延岡学園や宮崎商などとの試合を予定している。第107回全国高校野球選手権宮崎大会は7月5~26日を予定。秋の第157回九州地区高校野球大会は宮崎で開催される。

☟高校野球山形大会 暑さ対策、第1試合を午前9時開始に
https://news.yahoo.co.jp/articles/a249ce94850626f0f7461a69de6c0b839eab6055

山形県高校野球連盟は16日、山形市で理事会と評議員会を開き、この夏の第107回全国高校野球選手権山形大会の日程を正式に決めた。大会は7月10日に中山町のヤマリョースタジアム山形(県野球場)で開幕し、26日に同スタジアムで決勝を迎える。大会はほかに、米沢市営野球場、新庄市民球場、鶴岡ドリームスタジアムが会場となる。組み合わせ抽選会は6月26日にある。

新たな暑さ対策として、第1試合の開始時間をこれまでの午前10時から1時間早め、午前9時に変更した。第2試合の開始時間は30分早めて正午に固定し、選手たちが体調管理をしやすいようにした。準決勝2試合の開始時間は未定だが、決勝は昨夏に引き続き午前10時開始とする。

また、大会中に熱中症特別警戒アラートが出た場合は、臨時の運営委員会を開き、翌日の試合を原則的に中止とすることも確認した。

役員改選では、会長の高橋良治氏の退任に伴い、新たに山形工業高校の安部康典校長が会長に就任した。
安部会長は「高校野球の持続的な発展と、多くの人に愛され応援してもらえる高野連であるために尽力したい」と抱負を述べた。

📝高校野球秋田大会、暑さ対策で決勝は初の午前開始 7月10日開幕
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec9f4b746940ad7610e487ea6ea90370b9814c94

秋田県高校野球連盟は16日、秋田市で評議員・理事会を開いて2025年度事業計画を承認し、夏の第107回全国高校野球選手権秋田大会について7月10日に開幕する日程を決めた。決勝は22日。組み合わせ抽選会は6月26日に開かれる。

秋田大会は、改修を終えたこまちスタジアム(秋田市)が2年ぶりに主会場となる。さきがけ八橋球場(同)、能代球場、グリーンスタジアムよこて(横手市)とあわせた4球場で甲子園への切符を争う。これまで午後に組まれていた決勝は、暑さ対策として、初めて午前中に早め、10時開始とした。昨夏の初日は開会式のみだったが、今夏は従来通り、式のあと開幕戦1試合を行う。

このほか、春季県大会を5月10~25日に開催。加盟42校のうち41校が参加し、三つの連合チームを含む36チームが出場予定だ。秋季県大会は8月29日~9月21日の日程で、1次予選と敗者復活戦の2次予選を行い、16チームが本大会に出場する。
また、水谷佳延会長が任期1年を残して退任したのに伴う役員補充があり、秋田中央の田口康校長(58)が新会長に就任した。

奈良市の学校グラウンドで起きた落雷事故を受け、雷発生の兆候がある際には、生徒を避難させるなど適切な行動を取るよう、各校に注意を促した。

📝夏の大会日程決まる 北海道は南・北ともにエスコンで甲子園切符
https://vk.sportsbull.jp/koshien/articles/AST4K3SD3T4KIIPE001M.html

第107回全国高校野球選手権南・北北海道大会の日程が17日、道高野連の理事会で決まった。

南大会は7月10日、札幌円山球場、北大会は同12日に旭川スタルヒン球場で開幕する。両大会の準決勝、決勝は同19~22日にエスコンフィールド北海道で行われる。両大会への各16の出場チームを決める10地区の大会は6月21日、函館、十勝、釧根地区から始まる。

札幌地区では、札幌麻生球場の改修工事に伴い、モエレ沼公園野球場が会場に加わった。

来夏の第108回大会から、南・北の地区大会を廃止して、トーナメントをそれぞれ一本化するため、現行方式では最後の大会となる。
2025/04/17(木) 22時24分20秒 No.1722 編集 削除
📝前 説・・・『チーム宏鈴』結成21年6ヶ月
3月の1ヶ月間・・・のべ469人の方々から閲覧履歴があり1344アクセスしていただき感謝申し上げます。

さて、今後の観戦記は以下の順で執筆予定です。

・【6年ぶり真夏日の可児】春季東海大会観戦記in岐阜【2年前継続試合のリベンジ長良川】(残2話)

・熱闘トーカロ🔥🔥🔥 終わらない内野外壁工事 鉄骨とブルーシートとバリケードの洗礼(7話)

・勝ちたいんや。だから頑張るねん。 106回選手権大阪大会 大商学園観戦記(2話)

・僕だけの聖地・紀三井寺 Fun×Famの歌声 106回選手権和歌山大会観戦記(3話)

・マスカットの夏も熱いぞ~ 106回選手権岡山大会観戦記(2話)

・ここにかける、ここから始まる。 106回選手権観戦記(12話)

ちなみに『春の野球観戦予定と目当て』ですが、現時点ではこのように考えてます。

4月 19日 明石 トーカロ (スタンド観客席がリニューアルされたらしいのでそれを楽しみに今大会唯一の3試合日観戦)
   20日 ドリームオーシャン (今春の東海大会の会場から外されたので、県大会でお気に入りの松阪へ。バスの本数考えたらできれば予備日の月曜を熱望!)
    26日 岡山 県営 (昨春ついに初来場したが、3試合連続コールドに雨だったのでもう1回中国大学2部観戦)
   27日 ウイ ンク (20日雨天中止なら三田ー彩星が見たいので岡山県営と順番を入れ替え) 
   29日 ウイ ンク (日程通りでもスライドされてもここが好カードになりそう)

5月 3日 佐藤薬品S (奈良大会唯一の4試合日。近畿大会不参加のためここで橿原行き)
   5日 明石 トーカロ (兵庫大会準決勝観戦)
   6日 マイネット皇子山(滋賀大会最終日観戦)
     10日 明石 トーカロ (兵庫大会最終日観戦。打ち上げは海を見てから明石焼き)
    15日 紀三 井寺 (2代目カンドク17時開始薄暮ナイターで紀三井寺ナイター観戦)
  17日 守山 市民 (2代目滋賀球団の開幕戦を楽しみに)
  18日 わかさ京都 (久しぶりに八坂神社参拝を兼ねて)
  24日 津 市 営 (先代のご当地で東海大会宿泊観戦初日)
   25日 ダイムS伊勢 (東海大会宿泊観戦2日目・試合後は四日市入りして翌日の養老鉄道観光に備える)
   31日 倉敷 市営 (過去3回観戦はすべてナイター点灯の伝説の球場へ)

6月 1日 倉敷 MS (9月からリニューアル工事に入る前にここから3か月連続通います!)
   7日 ウイ ンク (軟式近畿大会観戦・組み合わせと天気次第で8日か14日かも)
   19日 紀三 井寺 (2代目カンドク12時開始ゆえにレンタサイクルで和歌山爆走再び・・・梅雨ゆえ予備日に25日・7/2を準備)   

センバツは予定通り5回観戦し、4/3は豊中ローズで近畿学生3部リーグ(3/4 2代目カンドクオープン戦雨天中止の代替)
4/5は舞洲へ足を運び近畿学生野球の開会式から堪能。
4/12は僕だけの聖地で4試合和歌山大会無料観戦!今年ここまでナイター5度・2試合延長タイブレーク観戦できました!!

岡山はマスカットが9月からリニューアル工事に入るので、6月の春季中国大会・7月の選手権岡山大会・8月末の中国大学野球で入り浸り。

三重は東海大会で津~伊勢そして翌日は観光で養老鉄道1日フリー切符で岐阜まで。夏は二部制なんで・・・検討中。11月22日の第3回愛知県・三重県ピックアップチーム交流試合in伊勢に行けるのでこれでいいと。

紀三井寺はバースデー休養日に便乗して和歌山市内サイクリングを楽しみ道中めざとく紀三井寺球場で練習試合をみつけ、あざとく15分だけ無料観戦。今年は2度の2代目カンドク観戦を含めて8回程度行こうかなと。

奈良大会はややこしい近畿唯一前売りのみのチケット販売が廃止されたが、春季近畿大会は三重と岡山で東海&中国とかち合い浮気するので、秋の近畿大会皆勤して8回程度お世話になる予定。

最後に7年連続山陰行きですが・・・鳥取での秋季中国大会が来年に回されたので、9/13~15秋季県大会で鳥取~鳥取~倉吉の2泊3日で足を運びます。

今日もこれからもずっと・・・💙しつこく💚しぶとく💜泥臭く💛『チーム宏鈴』は「誰からも愛される」というよりも「誰かに慕われる」掲示板目指してアットホームな雰囲気でやっていきたいのでお願いします。

📝持丸修一 76歳名将の高校野球論
我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/370443

4月19日の春季千葉大会開幕が迫り、その3カ月後には新3年生たちの最後の夏が始まります。
我が専大松戸の仕上がりはどうかと問われれば、正直に言って、「準備万端整った」とは言い難い状況です。

対外試合が解禁された3月1日から地方の強豪校とも練習試合を重ねていますが、チームの色がはっきり見えてこない。投手陣はぼちぼちめどが立ち始めているから、このチームは守りで勝つと、腹をくくるしかないのかもしれません。それでも、どこか物足りなさが残ります。野手はここぞという好機にあと一本が出ず、流れを手繰り寄せられない場面が目立つのも確かです。

チームにやや停滞ムードが漂い、もどかしさを感じていたタイミングで、希望を感じさせる出来事がありました。新1年生15人の入部です。今はまだ全員の実力を完全に把握しきれてはいませんが、投手志望者の中に「面白い素材」と感じる選手が何人かいたのは、大きな収穫でした。

180センチ超のアンダーハンド右腕や、中学3年時に最速140キロ近くをマークした長身右腕。さらに、背丈こそ高くはないものの、直球にキレがあり、打者の手元でしっかり伸びる左腕は、カーブの高低差が大きく、打者のタイミングを外す「落ち感」はなかなかのもの。新1年生のレベルじゃないなと思わせてくれました。

もう少し見極めが必要ですが、早い段階で実戦で使い、チーム内の競争をあおることで起爆剤にしようかとも考えています。背伸びさせてでも場数を踏ませることは、本人たちにもプラスになる。緊張するマウンドに慣れさせることで、ひょっとすると、彼らの中からプロから声がかかるような選手が出てくるかもしれません。

プロといえば、複数のスカウトが新2年生の内野手・吉岡伸太朗をチェックしていると聞きます。1年春からベンチ入りさせ、中軸を任せてきたからか、自覚も出てきている。練習の意識も高く、夏の公式戦を終えた後は、「バットが外回りしていたから」と、内回りで振る練習を繰り返していました。純粋な素質だけでなく、課題にしっかり向き合い、努力できるのも彼の魅力。着実に力を伸ばしており、今後が楽しみな存在です。

吉岡がプロ志望かどうかはまだわかりませんが、彼に限らず、野手は大学や社会人を経てからプロに進むのが理想だと、個人的には感じています。その理由については、また別の機会にお話しできればと思います。

📝「できないことはやらない」エナジック、大院大高…なぜ「ノーサイン野球」は躍進を起こせるのか
https://news.yahoo.co.jp/articles/15eaee4b435153f3ab0c713bbfe6ca196b358b3c

高校野球で「ノーサイン野球」を実践するチームの台頭が続いている。今春選抜では、創部4年目のエナジックスポーツ(沖縄)がエンドランや盗塁などを選手自らの判断で仕掛けて初戦を突破した。試合後の取材では、神谷嘉宗監督が「監督が指揮するのが野球なのか。この考えを変えないと、やらされている野球しかできない」と言葉に力をこめて、自主性に重きを置くことの重要性を訴えた。

強豪私立がそろう大阪でも、ノーサインを貫く高校が躍進を続けている。甲子園出場が1996年春の1度しかない大院大高だ。今坂幸暉(現オリックス)を擁した昨春の大阪大会で大阪桐蔭、履正社を破って初優勝を挙げると、新チームとなった昨秋も近畿大会8強入りを果たすなど着実に力をつけている。

23年3月に就任した辻盛英一監督がノーサイン野球を掲げて快進撃が始まった。同監督は強調する。「勘違いされやすいけど、ノーサイン野球はノー作戦ではないんです」。統計学を基にしたセイバーメトリクスの論文を読み漁って得点効率の高い作戦を把握し、実戦練習を通して選手と知識を共有してきた。

 「この場面、このカウントでの得点確率はこうだから、こういう作戦を取れる可能性があると全選手が分かっている。だから試合では、その作戦の中から選手自身が取捨選択をし、勝手に試合の中でやってくれています」

選手が作戦を選ぶことと、監督がサインを出して指示することの差は何なのか――。「自分ができないことはやらなくなるので成功確率が上がります。たとえば、無死一塁でバントをしても得点確率は上がらない。ただし、打者が打率0割に近ければバントした方がいいですよね。この投手は打てないなと思えばバントしてもいい。“5打席で1度は打てると思うなら打っていいよ”など確率を提示した上で、あとは選手に選択してもらっています」。選手は目の前の判断に自信を持っているからこそ、グラウンド上で生き生きと動き回ることができる。

サインを出さないとなれば、試合中の監督の仕事も変わってくる。「試合中の役割はアナリストだと思っています。試合中にデータを集め、投手に癖がないかを見たり、得点確率を上げる方法を考えています」。監督が意外な一手を選択して局面を打開する「マジック」を選手が起こす日もあるだろう。ノーサイン野球を実践する高校の好成績が続くのは偶然ではない。

📝スーパー中学生たちの「スカウト合戦」最前線】今春センバツを制した横浜と出場を逃した大阪桐蔭の差はどこにあったのか
https://news.yahoo.co.jp/articles/561516caffe9e6bea8f487588c35d6dab7afdb8d?page=1

今春のセンバツは名門・横浜が19年ぶりに優勝した一方、98年ぶりに激戦区・大阪の出場校がゼロとなり、強豪・大阪桐蔭の姿は見られなかった。その背景にある、中学球児たちの「スカウト合戦」の模様をノンフィクションライター・柳川悠二氏が活写する。

智弁和歌山とのセンバツ決勝を制した翌3月31日の朝、横浜の主将である阿部葉太は、監督の村田浩明や次期主将候補の後輩・小野舜友らと甲子園球場を再び訪れた。

外周を歩き、開幕前に必勝祈願を行った甲子園素戔嗚神社で今度はお礼参りをした。そこで阿部は偶然にも参拝に訪れていた両親と遭遇する。聖地に導かれたような不思議な感覚に身を委ねながら、阿部は横浜に初めて勧誘を受けた中学2年の冬の日を思い出していた。

「あの頃は横浜に対してただ単に凄い(伝統校)ということしか知らなくて。そんな学校から声がかかったのならやってみたい、全国優勝したいと思った。まさかこんな景色が待っているなんて想像していなかったです」

中学時代に愛知豊橋ボーイズに在籍していた阿部だけでなく、滋賀野洲ボーイズ出身のエース左腕・奥村頼人もおよそ50校から声がかかったスーパー中学生だった。全国の名門・強豪が入学直後からの起用や甘言を囁き、中学生の気を誘う。だが、横浜だけは違った。

「『入学したら横一線だぞ』と声をかけてもらって、これだな、と思いました」(奥村)

琵琶湖の湖畔で競争に飢えていた左腕は、予め特別扱いはしないと伝えられ、むしろ厳しい環境に身を置くことが自身の成長につながると感じた。
奥村は1年生の秋から主戦投手となり、阿部はまだ上級生がいた2年生の5月に主将を任された。19年ぶりのセンバツ制覇は、いわば将来有望な選手を横浜に導いたスカウティングの勝利でもあった。監督の村田は言う。

「“村田と一緒にやりたい”という強い想いのある子、プレーしていて輝いて見える子に来てほしいと思っています」

2年前の夏、強豪校関係者の間ではこんな話題で持ちきりだった。

「大阪桐蔭が中学生の勧誘に苦戦している。西谷浩一監督は東海中央ボーイズで『ビッグ5』と呼ばれる5人に声をかけ、全員に断わられたらしい」

私が当時、中学硬式野球で「最強」の座にあった東海中央ボーイズを訪ねると、噂は本当だった。
5人のうち、左投手にして打棒にも長けた小野舜友、俊足外野手の江坂佳史は横浜に。そして鉄砲肩の捕手・山田凜虎は智弁和歌山の門を叩き、元プロ野球選手の指揮官・中谷仁から帝王学を学ぶということだった。小野は横浜進学の決め手に、高校との交渉が解禁となる中2の秋以降、最初に声をかけられたことを挙げた。

「大阪桐蔭に行きたくなかったわけじゃないです。西谷先生も良い方でしたし、自分の将来についていろいろと話をしてくださいました。凄い監督さんだなと思いましたが、やっぱり一番に声をかけてくれた横浜に進学して、熱い監督さんを日本一にしたいと思いました」

小野同様、プロを夢見る江坂も、横浜に進学した理由をこう話した。「大阪桐蔭というより、関西の野球というのは、けっこうオラオラ系というか(笑)。自分の野球スタイルが関西のほうでは合わないかな、と」

小野は今回のセンバツでは一塁手としてスタメン出場を続け、江坂もまたレフトもライトも守れる外野手として八面六臂の活躍を見せた。

小野と江坂、そして山田は「いつか甲子園で対戦しよう」と約束して愛知を離れた。山田も2年生ながら智弁和歌山の正捕手の座を掴み、3人はセンバツ決勝の舞台で再会を果たした。

一方、高校野球の世界で一強時代を築く大阪桐蔭は、近年はスーパー中学生と呼ばれるような選手に敬遠される傾向にある。2012年に春夏連覇を成し遂げた森友哉(現・オリックス)以降、大阪桐蔭のOBがプロの世界で大成していないことも、勧誘の不調の一因だろう。

昨秋の大阪大会で優勝を逃し、センバツ切符が懸かった近畿大会では初戦敗退。2年前の選手勧誘の敗北が、6年ぶりにセンバツ出場を逃した結果につながったのでは、と考えるのは穿ちすぎだろうか。

小学生のうちから…
 
そんな桐蔭の3年生に、意外な経歴の逸材がいる。宮崎・聖心ウルスラ学園の系列中学で軟式野球に励んでいた189cm右腕の森陽樹だ。宮崎出身の私は、選手勧誘に苦戦する大阪桐蔭が宮崎の軟式出身選手にまでスカウトの手を広げたのかと驚いた。森は1年秋に公式戦デビューを果たすと、昨夏までに2度の甲子園を経験。間違いなく世代ナンバーワン投手だったが、身体が大きく成長した昨秋は制球に苦しみ、今春のセンバツを逃した。同郷の森に肩入れする私は彼の復調こそ大阪桐蔭復権のカギを握ると見る。

スカウティングとは数年先を見据えたチーム作りだ。選手の獲得には、小野が一番に声をかけてくれた横浜を選んだように「どのタイミングで声をかけるか」が重要であり、もっといえば、「いつから見ているか」も縁結びの明暗をわける。横浜で選手勧誘を担当する部長の高山大輝は小学生の動向にも注目する。

「(小学生のNPB12球団)ジュニアトーナメントに足を運ぶこともあります。それに硬式、軟式も問いません。(エースの奥村と2枚看板を成す2年生の)織田翔希のように、軟式にも素晴らしい選手はいますから」
 
強豪校のスカウト担当が指標とするのは、小学生時代の12球団ジュニアトーナメント出場歴に加え、中学硬式野球の日本代表歴、とりわけ中学生のトップオブトップが集うU-15侍ジャパン代表は注目銘柄だ。現在の高校3年生が中学3年生だった3年前の侍リストには、センバツ準優勝の智弁和歌山のWエースである渡邉颯人と宮口龍斗、そして中堅手で1番を打つ藤田一波の名前もある。同校もスカウティングの勝ち組から、センバツの勝ち組へと昇華した。

全国制覇の経験もある強豪校のスカウト担当教員が話す。
「私学には広報部のような部署があり、生徒募集の名目として、経費を使って選手のスカウティングに奔走します。いま、我々が勧誘している中学3年生が高校3年生となる年に、センバツが100回の記念大会を迎えます。夏の100回大会(2018年)と同じく、各校が力を入れる世代です」

今春も、横浜には兵庫・明石ボーイズ出身で、U-15W杯で世界一&MVPに輝いた注目遊撃手が入学。大阪桐蔭にも東京城南ボーイズの大型左腕が進学した。2年後、3年後の甲子園は、すでに始まっている。

📝高校野球岩手大会は7月9日開幕、決勝は24日 6月26日に抽選会
https://news.yahoo.co.jp/articles/fcb41ddd91f719d60527158e117220fd4ecb6448

県高校野球連盟は15日、理事会を開き、夏の甲子園につながる全国高校野球選手権岩手大会の日程を7月9日開幕、24日決勝と決めた。春季と秋季の県大会の日程も決定。17日の評議員会を経て、日程は確定する。

岩手大会の組み合わせ抽選会は6月26日。大会中の試合はきたぎんボールパーク(盛岡市)と花巻球場(花巻市)で行われ、決勝はきたぎんの予定だ。

春季県大会は5月16日開幕で決勝は同25日。今月末からの地区予選を突破した25校が出場する。準々決勝までを一関市の東山球場と金ケ崎町のしんきん森山スタジアムで、準決勝と決勝を野田村のライジング・サン・スタジアムで行う。

秋季県大会は9月19日開幕で決勝は同28日。その上位3校が出場する秋季東北大会は今季、県内で10月9日から開催される。決勝は15日、きたぎんボールパークで。

⚾岩手さんへ
僕は近隣地区しか土地勘がないので、ましてや東北の相関図が見えてこないのでなんともですが・・・・・。
同じ県内でも、島国の淡路島の佐野や雪国の豊岡こうのとりのようにはるか遠方に、あるいやそれ以上遠そうですね・・・・・。

一応、淡路佐野にはバスやレンタサイクルで3回・豊岡こうのとりは1回顔を出しておりますが・・・・・。

岩手では2016年あたりに国体があったのではと思います。最初の国体は55年前ですか・・・その折にWBS和歌山放送から若き日のレジェンド睦郎さんが、在りし日の中村 作栄デスクに「翌年、和歌山黒潮国体が開催されるので岩手国体を取材して勉強して来い!」とハッパかけられ岩手出張に行かれたようですが、何が何やらサッパリ分からないまま期日が終わり和歌山に帰還。

すかさず作栄デスクに「岩手国体はどうだった?」と聞かれて正直に「何にも分かりませんでした~」と答えたら「アホか~~~~~!!!」と怒鳴られたとラジオ祭りで暴露されていました(笑)。

さて、球場のリニューアルは流行しているのかな???
明石トーカロでは内野座席が全部改装され、前列は背もたれイスになり、後列も長椅子ではなく個別のイスになったようで土曜日が楽しみです!!

四日市霞ヶ浦も長いこと休眠中だし、浜山も1年間かけてプロ野球2軍誘致に励むようだし、どら焼きドラマチックパーク米子も去年秋に工事してましたね。
いつの間にか南港中央も工事していたようで・・・。
あとマスカットスタジアムも9月から2月まで改装工事に入ると。

中には1年かけて工事した豊中ローズのようにほとんど何にも変わっていないようなところもありますが・・・・・。
2025/04/16(水) 22時27分34秒 No.1721 編集 削除
 春季岩手県大会の球場使用は、北銀パークは無しで、東山、森山、決勝はライジングサンで、移動手段が車だけなので、私の観戦断念決定しました!
 広い意味で当然の結果でしょうね。

滋賀国体の硬式野球会場で改築工事があったと思いましたが、私の地元市営球場も、55年前の岩手国体の軟式野球会場に当市が選ばれ、整備されたように聞きました。
 再三、地元野球関係者が改築工事をお願いしているが、硬式野球が使用出来るようにするには、最低限15億円以上はかかるみたいらしい。
 ただ山林火山の影響で当然ダメダメですね!

こちらでどこどこで球場改築工事みますがウラΧ8やましいですね!

つくづく、球場も遠いし、バス、鉄道の本数も数本、野球観戦には不自由していますね。

今日も雨のち晴れのち雨風のち晴れて、風吹く一日でしたね。
2025/04/16(水) 21時13分30秒 No.1720 編集 削除
⚾今日の和歌山大会試合結果(4日目 2回戦 紀三井寺球場)
神  島2x-1熊  野(10回タイブレーク)・海  南4-2紀 央 館(8回裏1死満塁から再開)

📝春季兵庫高校野球の組み合わせ決定 東洋大姫路は三木―小野の勝者と
https://news.yahoo.co.jp/articles/02d6736b4e41bf42186d054b79e5febfad78b31a

春季兵庫県高校野球大会の組み合わせが15日決まった。大会は19日に開幕する。

大会には県内5地区の代表34チームのほか、昨秋の近畿大会に出場した東洋大姫路、神戸学院大付、三田学園の計37チームが出場する。3回戦に進んだ16チームが今夏の第107回全国高校野球選手権兵庫大会のシード校になる。

【表】春季兵庫県高校野球大会の組み合わせ
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20250415003057.html?oai=AST4H31JFT4HPIHB00KM&ref=yahoo

今春の第97回選抜大会に出場した東洋大姫路は初戦の2回戦で三木―小野の勝者と対戦。昨夏の第106回全国選手権大会に出た報徳学園は初戦の2回戦で市尼崎と戦う。

優勝チームはさとやくスタジアム(奈良県橿原市)で5月24日に開幕する近畿大会に出場する。

☝近江八幡の市営野球場がリニューアル 「国スポ」競技会場に、観光活用も
https://omihachiman.keizai.biz/headline/18/

近江八幡市立運動公園野球場(近江八幡市津田町)が4月1日、リニューアルオープンした。一般供用開始は5月1日から。

同施設は1979(昭和54)年の開設から40年以上が経過し、これまで地域の住民や競技団体から改修を望む声が上がっていた。今秋開催する「わたSHIGA輝く国スポ」の軟式野球競技会場となることから、近江八幡市ではこれまで、大会基準に沿った大規模改修工事を進めてきた。総工費は約23億4000万円。

改修では、県内で初めて全面人工芝のフィールドを採用。観客席はメインスタンドと内野スタンド合わせて約1500席を設置。このほか、LEDフルビジョンのスコアボード、夜間照明6基を新設した。

人工芝は、「琵琶湖に近く風が強い」という立地条件に適合した物を採用した。近江八幡市スポーツ課職員の村田崇さんによると、従来の黒土に比べ整備にかかる時間と費用コストを抑えることができ、透水性舗装により水はけの課題も改善されているという。「グラウンドの凹凸もなくなり、プレー環境が良くなった」とも。

村田さんは「国スポに間に合ってホッとしている。市では今後、地域の運動会や未就学児童の参加行事など、野球以外の目的にも対応していく。球場利用と観光を組み合わせたスポーツツーリズムの取り組みも現在検討している」と話す。

同市では今回、新球場の供用開始に合わせネーミングライツ制度を初導入した。現在「カローラ滋賀はちまんスタジアム」の名称で運用が始まり、新たな名称の下でさまざまな活用が予定されている。

📝衝撃の“ドラフト指名漏れ”から3年…山田健太のいま「野球やめようかなと思いましたけど…」大阪桐蔭「最強世代」最後のプロ入りへ「何がなんでも」
https://news.yahoo.co.jp/articles/4f70b4d5e2a98f8aadfca892865b439b7afc8b5b

大阪桐蔭で春夏3度の優勝を経験した山田は、立教大に進学する。六大学野球で1年春からレギュラーとして活躍し、4年間のリーグ戦では3割以上を4度もマーク。ベストナインに2度選出されるなど、神宮球場のスター選手として活躍した。順風満帆なキャリアにも見えるが、4年間の中では様々な試行錯誤があったのだという。

「桐蔭の時みたいに嬉しいことばかりではなかったので、その時にもう一度頑張ろうと乗り越える力は4年間で身についたと思います。チームではキャプテンをやったのですが、高校時代は中川や根尾がそういうところを担ってくれていたので、大学で初めてチームをまとめる大変さも知りました」

選ばれていた「幻の侍ジャパン」
 
全国から精鋭が集まり、「全国制覇」というただ一つの目標に集中していた大阪桐蔭とは違い、大学にはさまざまなレベルの選手が集ってくる。プロ入りや社会人野球を明確に目指す選手、そうではない選手。さまざまな目的と意識を持つ仲間をまとめるのは大変なことだ。

「桐蔭の時と同じことやっても、一人で何言ってるんだ、って思われてしまいますしね。立教の良さとして、明るく前向きに野球をやろうというところがある。良いことなんですけど、その脆さも感じたので、そのバランスをとっていくのは難しかったです。自分のことだけでなく、周りを見てやることの大切さを学びました」

大学日本代表でも主将を務めた山田は、実は「幻の侍ジャパン」にも選ばれていた。2023年のWBCを見据えて行われる予定だった22年3月の台湾代表との練習試合で、当時の日本代表・栗山英樹監督がアマチュアから山田と日体大・矢沢宏太(現・日本ハム)の2人だけを抜擢していたのだ。

23年WBC世界一メンバーの中で…
 
試合はコロナ禍で中止となったが、のちに栗山監督が全選手の名前を明かしている。その顔ぶれは錚々たるもので、今永昇太(現・カブス)、村上宗隆(ヤクルト)、岡本和真(巨人)ら後のWBC優勝メンバーが10人も名を連ねていた。

「本当に嬉しかったです。嬉しかったけど……試合、やりたかったですね」

檜舞台になるはずだった代表戦の不運な中止。思えばそこから、運命は反転していったのかもしれない。22年10月20日のドラフト会議。事前の報道でも指名は確実と言われ、注目を集めた中で、山田は運命の時を迎えた。

「僕は会見場ではなく、寮の部屋で友達とインターネットの中継を見ていました。同級生の荘司(康誠)は楽天の1位と公言されていたので、その隣には座りたくないなと思っていたので……」

まさかの指名漏れ、その時…

「山田健太」の名は、最後まで呼ばれなかった。上位指名という見方もあった中で、まさかの指名漏れだった。当時の思いを率直に振り返る。

「周りにも注目されてプロに行けると漠然と思っていましたけど、実は全然自信がなかったと、今になれば思います。それこそ、荘司の隣に座るのは嫌だなと思っていた自分もいたわけですから。社会人に進んで、1年目の時に思いました。もしあの時プロに行っても、すぐにクビだったな、って。負け惜しみかもしれないですけど、守備もバッティングもそれくらい技術が足りていなかったと思う」

傷心の山田に、当時の立教大・溝口智成監督と、大阪桐蔭時代の西谷監督は奇しくも同じ言葉をかけた。「人間万事塞翁が馬」。目の前の結果に一喜一憂するな、本当の吉凶は後になってからしかわからない。諭すように、思いを伝えてくれたのだという。

「勝手にプロ行けると思っていて指名漏れして、その直後は本当に、もう野野球やめようかなと思いました。でも色々な人に言葉をかけてもらって、こんなにたくさんの方に応援されているのだと分かった。その声に励まされて、またもう一回頑張ろう、またみんなを喜ばせたいと思えるようになりました」

ベテランの姿に「自分はスカしてたな…」
 
進んだのは都市対抗、日本選手権で計7度の優勝を誇る社会人野球の名門・日本生命。挫折から再スタートを切った新天地で、山田は新たな刺激を得た。目にしたのは10歳近く年上の選手が泥だらけになって必死にプレーする姿だった。

「ベテランがそれくらい泥臭くやっている姿に驚きましたし、もの凄くかっこいいと思った。野球に対してみんな熱いんです。自分はスカしていたな、もっとガツガツやらないといけないと初心に返ったような思いでした」

まず取り組んだのは苦手だった守備の強化だ。大阪桐蔭の先輩でもある岩下(知永)コーチの指導を受け、足の置き方やグローブの形など基礎的なところから見直した。バッティングは1年目の23年は日本選手権で打率.364と活躍するなど順調だったが、2年目は大きな壁に当たった。出場した都市対抗や日本選手権近畿地区予選などを通じて結果を残せず、迷う日々が続いた。

“指名解禁”昨秋のドラフト会議は…

「あれもダメ、これもダメみたいな感じでした。ドツボにハマって、失敗を恐れて、という感じで自分の軸を持てなかったと思います」

指名解禁となった昨年10月のドラフト会議でもプロ入りの声はかからなかった。しかし、立大時代の「指名漏れ」とは心境が全く違ったと言う。

「去年はプロに行きたいと言えるような結果を残していませんでしたから。当日も普通に練習をしていましたし、2025年に向けてすでに気持ちは切り替えていた。大学4年の時とは全然違う状況でした」

「絶対にもうひと花咲かせたい」
 
昨オフは体づくりに励み、バッティングをパワーアップするためのトレーニングに注力してきた。今季からはチームの副キャプテンにも就任し、さらに増した責任感と共にプレーしている。

「バッティングの軸を作るためにも、体づくりから取り組んできました。自分に求められているのは長打力だと思うので、さらにパワーアップしていきたいです」

プロ野球選手という夢は捨てていない。むしろその思いはより強くなっているという。

「もう山田はもう無理やろ、って思っている人もいるかもしれない。でも大学4年の時、ダメだった時から、応援し続けてくれている人たちがいて、そういう人たちを喜ばせたいという思いは強いです。周りにはプロ野球選手が多いし、同じ世界で活躍したい。必ずできると思っている自分もいる。絶対にもうひと花咲かせたいです」

柿木から受けた「引退報告」
 
昨年末には、大阪桐蔭時代のチームメートとじっくり話をする機会があった。忘年会で顔を合わせた横川(巨人)の近況報告に刺激をもらい、日本ハムから戦力外通告を受けた柿木からは直接、現役引退の報告を受けた。自宅に招き、「寂しいけど、よく頑張ったな」と労ったのだという。

高卒でプロ入りした4人の中で初めて、ユニフォームを脱ぐ仲間がいる。複雑な思いとともに、改めて大きな夢をしっかりと見据える。

「本当に今年がラストチャンス。何がなんでも、という気持ちを強く持ってやりたい」

今も高校野球史に燦然と輝く「最強世代」から、“大トリ”でプロ入りへ、死に物狂いで挑む一年の始まりだ。

☝57年ぶり春県大会へ 氷上高校「新たな歴史刻んだ」 前回は農業高校時代
https://news.yahoo.co.jp/articles/28ab9b3756b174c3298f214dd3da410d1a9bd01b?page=1

兵庫県丹波市の氷上高校野球部が、19日に開幕する春季県高校野球大会に出場する。同校によると、1968年(昭和43)以来57年ぶり。前回は、前身の氷上農業時代にさかのぼる。同県の丹有、但馬地区の高校が出場した但丹地区大会を勝ち抜き、同地区の4校に与えられる出場権を獲得した。部員は11人、けがなどで2人が出場できず、ぎりぎりの9人での戦いとなったが、身上とするチームワークの良さとミスを恐れない思い切ったプレーで半世紀以上ぶりに強豪への挑戦権を得た。選手たちは「新たな歴史を刻んだ」と胸を張っている。

春季県大会は、各地区大会を勝ち抜いた34校と、昨秋の近畿地区大会に出場した東洋大姫路、神院大付、三田学園の推薦3校が出場する。夏の甲子園の県予選でのシード権を懸けた戦いとなる。氷上は2018年、秋季県大会に出場したが、春季県大会は長らく出場がなかった。

氷上は香住、和田山、北摂三田とのブロックに同居。初戦の香住戦では、初回から着実に得点を重ね、6―1で快勝した。

続く代表決定戦では、昨秋の県大会に出場した北摂三田と対戦。氷上は三回表、9番川本快大さん(2年)がレフト線を破る三塁打を放ちチャンスメイク。その後、無死満塁とすると、3番前林明磨主将(3年)がレフトに犠飛を放って先制した。この回、相手のミスに乗じてさらに1点を加えた。六回表には、8番瀧谷俊樹さん(2年)のスクイズが決まって加点。七回裏に1点差に迫られたが、九回表に2点を追加して相手を突き放した。投げてはエース右腕の貝塚征也さん(3年)が完投。5―2で勝利した。

3年生4人、2年生7人。マネジャーはいない。原智徳監督は「個々の能力は決して高くない」と話す一方で、チームの特長を「チームワークの良さ。互いに支え合う精神を持っていることが大きい。高い集中力で黙々と練習できていることが強み」と話す。放課後の練習では、少人数とは思えないほど声が飛び交い、それぞれがチームを鼓舞している。

そんなチームが自信に変えているのが、雪が積もったグラウンドで、長靴を履いて取り組んだバッティング練習「ロングティー」という。原監督は「こんな環境でも練習をしたという自信が支えになり、見えない力になったのでは」と目を細める。

練習メニューは、選手たちが決める。前林主将がメンバーに投げかけ、チームが課題と捉える練習に励む。前林主将は「自分たちで決めた方が、チームは成長できる」と自信をのぞかせつつ、「県大会は久しぶりの出場過ぎてびっくり」と目を丸くする。「強豪ばかり。緊張すると思うが、いつも通り声を出して臨みたい」と闘志を燃やす。また、捕手で4番を打つ徳平怜さん(3年)は、「氷上高校の歴史を塗り替えた。夏のシード権が取れるように頑張る」と語った。

唯一の「丹波っ子」の岡田柊真さん(2年)は、2番打者を務める三塁手。市外出身の他のメンバーは寮などで生活しており、入部当初は会話に入れなかったという。「でも、すぐに仲良くなった」と笑顔を見せる。57年ぶりのひのき舞台を前に、「持ち味の間を抜く打撃や、バントなど小技で勝利に貢献する。県1勝を目指す」と力を込めた。

🎤「SNS叩き」「ビデオ判定」も怖くない…令和に野球審判員を務める「メンタル」を西貝雅裕氏に聞いた
https://news.yahoo.co.jp/articles/1282941fee401ffd438eb251699d4944c521a562

100周年の節目を迎えた東京六大学野球連盟は12日開幕の春季リーグ戦から映像で判定を検証する「ビデオ検証」が導入された。14日に行われた東大―早大の2回戦では東大側から2度「ビデオ検証」が要請され、成功1度、失敗1度だった。

「リクエスト」が一般的になったプロ野球、そして節目を迎えた東京六大学野球でリプレー映像による判定検証が導入されたことによって、学生野球にもテクノロジーを駆使した判定検証は広まっていくだろう。

高校野球界でも意見が分かれる判定が起こる度に「ビデオ判定」導入の声が挙がっている。充実した中継設備のある甲子園大会では設備上は導入可能で、東京六大学野球が今後のモデルケースになる可能性がある。

全日本大学野球連盟は2月22日に神奈川県平塚市で行った審判研修会で2つの試みを実践していた。1つはタブレットで撮影した映像を用いた判定の検証。そして特筆すべきは「審判員のメンタルトレーニング研修」だ。今後の審判界にアジャストしていくための必要な技能と体感した。(取材 元NPB審判員、アマチュア野球担当キャップ・柳内 遼平)

審判講習会といえば、先輩審判員が後輩たちに判定における「武勇談」を語ったり、一列に並んでセーフ、アウトコールを繰り返す「ゴー・ストップ・コール」を行ったりすることが一般的だ。だからこそ、全国の大学リーグから審判員が集結した研修会で「メンタル研修」が行われることは新鮮だった。

北海道から九州まで全国の大学野球リーグに所属する86人の審判員が集結した。審判技術、そしてメンタルのスペシャリストといえる人材が講師を務めた。高校野球の甲子園大会で活躍した審判員として知られ、スポーツメンタルトレーニング指導士の資格を持つ西貝雅裕氏が「令和時代に審判員として生き抜くためのメンタル」を説いた。
 
審判員にとって、メンタルとジャッジの技術は決して切り切り離すことはできない。規則に関する知識を深く知っていても、高いアンパイア技術を備えていても、本番で発揮できなければ、「絵に描いた餅」だ。西貝氏が言葉に熱を込める。

「私は審判になる前からメンタルトレーニングについて勉強しており、資格も持っていたので主に選手に指導をしていました。自分が審判をするようになり、実は審判も選手と同じでメンタルが大事と気づいた。審判として試合に立つとやっぱり、凄くドキドキするわけですよ。“これはメンタルが必要だな”と実感しましたね」

情報化社会になった現代はアマチュア球界においても、ミスジャッジを犯せばSNSを通じて話題になることがある。試合での緊張に加え、新たな重圧に耐えながらグラウンドに立つ必要がある。だからこそ、判定を下すにおいてより、メンタルが鍵になる。

「一番は呼吸法を意識しました。野球はプレーが止まっている時間が長いので、呼吸を意識することができます。意識的な呼吸をすることで緊張を和らげられる。そして“自分はできる”や“大丈夫だ”など自分自身とセルフトークすることも緊張に対して有効です」

セルフトーク。この言葉には思わず心の中で「その通りだ」と同調した。記者もNPB審判員時代は試合中にずっと独り言を続けた。「バッター野間や、ショート飛んだら際どくなるぞ…ショートに行った!一塁は…スパイク一足分、アウトや…一塁手はちゃんと捕球しているな?」などと自分自身と会話することで、判定を下すためのチェックリストをクリアした。西貝氏はそれを言語化していた。

さらにミスジャッジを防ぐメンタルも大事だが、ミスジャッジをした後のコントロールも重要だという。

「判定を間違えた後も試合は続きます。そこで落ち込み、審判員としてのパフォーマンスを発揮できなければ、さらに両チーム、他の審判員に迷惑をかけてしまう。試合中に反省してしまう心情は理解できますが、反省は試合が終わってからできるわけで、次のプレーに意識を向けるべきです。だからこそ思考、感情のコントロールに取り組んでいくことが大事。スポーツ選手は経験則としてメンタルが大事だと知っていますが、指導者になっるとトレーニングとして捉えないケースが多い。審判員も“切り替えないといけない”と理屈では分かっていても、切り替えるためにはトレーニングをしていないと実践できないわけです。結局、コントロールできないことに引きずられないことが重要。自分がコントロールできるのは次の判定でベストを尽くすことだけなのです」

西貝氏が語ったのはダメージコントロールの概念だ。もし失敗しても最小限に留める。それを行うためには訓練されたメンタルが必要になる。

将来的に甲子園大会など高校野球でも「ビデオ検証」の導入は自然な流れだ。試合中に下したジャッジが変更になった場合、それ以降も安定した判定を下すためには強いメンタルが求められる。「これだけテクノロジーが進化している時代なので、それを活用しない手はないでしょう。ただ判定が覆ったとしても、堂々と訂正できるようになったと前向きに受け止め、次のプレーをシンプルにプレーをジャッジできるかが大事になる」と言った。

アマチュア球界にテクノロジーを駆使した判定検証が広がる未来が迫るからこそ、新たな環境でジャッジする審判員のメンタルの重要性は増す。西貝氏が説いた「メンタル」の考えは今後の必須科目となりそうだ。

⚾岩手さんへ
白山はいつだったか?東監督が体罰か何かしらの不祥事で謹慎処分喰らった記憶がありますが、シレっと復帰されてますね。
ボチボチ菰野の戸田監督も半年間の謹慎処分が解除されるので、この春から復帰されていれば良いのですが・・・・・。

相可はS58夏に甲子園出場してからなかなか出て来れないですね。ドラマはあまり見ないので、詳しくは分かりませんが2校ともモデル校になっていたかと思います。

三重は個性豊かですよね!かつて日生第二も甲子園出ていたし、65校程度しかないですがいろんなカラーがありますね。

和歌山は13時から2試合だったようですが、今日もかなり天気怪しく大阪市内では雹が降ったとか!!
なんとか無事に消化したようですが、昨日天気のいたずらなければ・・・第4試合だった神島ー熊野が延長10回逆転サヨナラゲームだったので、ホンマに21時過ぎまで野球やっていた計算になりますね!!

最終電車などの絡みもあるので、一般客は全員途中退出したと思いますが!

関東は高野連HPによると、開催県3校でその他は2校の計17校だとか。
https://jhbf.or.jp/topics/info/250407_1.html

いずれにせよ、どこが出て来ても穴がないので初戦から拮抗した試合が続くんでしょうね。
近畿・東海・北信越・中国・四国とは違って春でもブラスバンドなど総動員で華やかそうだし、関東のスマートな応援が展開されるはず。

ただ、目の肥えた野球ファンが多数押し寄せるだろうから開門前から大行列で徹夜組も続出すると思われますね!
さすがに近畿や中国などで春の大会で前夜から球場前に待機する者はおらんでしょうから!

関東はかつての滋賀や中国における山陰などカモがいないので、狭き門を潜り抜けるのは本当にしんどいでしょうね。
横浜や相模など神奈川のビッグネームに、山梨学院は毎年のように出てくるし、千葉・埼玉は千葉黎明や浦和実といった無名校でも結果出してくるし、常総学院・作新学院あたりは名前聞くだけでも対戦したくないチームといった風情で・・・・・。

関西人なんでアッチの実情は分かりませんが、どこが出て来ても強いイメージがあるので、甲子園では関東勢と対戦したくないですね!
2025/04/15(火) 22時13分18秒 No.1719 編集 削除