自ら健康に、水から健康に。合言葉は「はやめに、こまめに」
☟夏の高校野球兵庫大会 熱戦開幕 尼崎西、西脇らが初戦突破 雨で3試合が中止、1試合が継続試合に
https://news.yahoo.co.jp/articles/62efadb0b4cab65e22978644c35e981191b530b4
第108回全国高校野球選手権兵庫大会は、4日、1回戦の10試合が行われ、夏の甲子園を目指す兵庫の球児たちの熱い夏が始まった。
夏の兵庫大会で初めて指名打者(DH)制が導入された今大会。初日は当初、県内6会場で13試合が予定されていたが、天候不良のため3試合が中止、順延に。また尼崎・ベイコム野球場の第2試合、舞子対松陽は、5回裏2アウトで継続試合となった。
2回戦へ駒を進めたのは、尼崎西、尼崎双星、六甲アイランド、市西宮、西脇、北条、三木、北摂三田、御影。
なお、明石トーカロ球場での開幕試合では、スケートボード女子ストリート世界選手権銀メダリストの大西七海さん(神戸弘陵1年、稲美町出身)が始球式を行った。大西さんは「笑顔で、けがなく、試合に挑んでほしい」と球児にエールを送った。
4日の天候不良による試合の中止、継続試合を受けて、5日の試合日程が一部変更されている。また、9日以降の試合日程については、5日の試合後に発表される。大会は今後も県内各地で熱戦が続き、球児たちが夏の甲子園出場を懸けて戦いを繰り広げる。
【7月4日の結果】1回戦
●明石
尼崎西 2-1 神戸
北摂三田 8-0(7回コールド) 神崎
出石・村岡(試合中止)尼崎北
●高砂
市西宮 10-0(6回コールド) 伊川谷・伊川谷北・神戸学園都市
和田山(試合中止)三田祥雲館
●淡路
六甲アイランド 11-5 明石西
香寺(試合中止)県立西宮
●城山(三田)
西脇 6-2 甲南
三木 9-0(7回コールド) 琴丘
●尼崎
北条 7-3 篠山鳳鳴・氷上西
舞子 9-3(5回裏2アウト、継続試合) 松陽
●豊岡
尼崎双星 7-0(8回コールド) 播磨南
御影 10-3(7回コールド) 洲本実
【7月5日の予定】1回戦(◎の試合は2回戦)
●明石
9:00 淳心学院 - 上郡
11:30 出石・村岡 - 尼崎北
14:00 神戸商 - 尼崎小田(◎)
●神サ
10:00 神戸鈴蘭台 - 甲陽学院
13:00 西宮南 - 姫路飾西(◎)
●尼崎
10:00 淡路三原 - 鳴尾
13:00 神戸高塚 - 須磨翔風(◎)
●城山(三田)
10:00 園田学園 - 神港学園
13:00 加古川北 - 浜坂(◎)
●高砂
10:00 市伊丹 - 北須磨
13:00 和田山 - 三田祥雲館
●姫路
10:00 淡路 - 姫路南・網干
13:00 香住 - 川西北陵(◎)
●豊岡
10:30 伊丹北 - 佐用・千種・姫路別所・太子
13:30 加古川南 - 飾磨工(◎)
●淡路
10:00 育英 - 飾磨
13:00 明石城西 - 市川(◎)
☟三重県高野連 本日(7/4)の第2試合について(17:00更新)
https://mie-kouyaren.com/2026/07/04/%e6%9c%ac%e6%97%a5%ef%bc%887-4%ef%bc%89%e3%81%ae%e7%ac%ac%ef%bc%92%e8%a9%a6%e5%90%88%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/
・四日市霞ヶ浦球場 予定通り2試合目も終了
・ダイムスタジアム伊勢 4回表終了、その後降雨のため継続試合
・津球場公園内野球場 第2試合中止
・ドリームオーシャンスタジアム 第2試合中止
※本日、中止となりました
津球場公園内野球場第2試合「名張-桑名北」は、明日5日 (日) 第2試合(15時開始)に順延
ドリームオーシャンスタジアム第2試合「四日市-相可」は、明日5日 (日) 第2試合(15時開始)に順延
また、継続試合となりましたダイムスタジアム伊勢第2試合「伊勢工-暁」は、明日5日 (日) 第2試合15時から再開します。
本日の試合結果を反映させたトーナメント表・・・https://mie-kouyaren.com/wp-content/uploads/2026/07/38665f1f69836ef6241253f457222a04.pdf
☝開幕勝利の尼崎西に“プロの原石”発見 森田実徳捕手が攻守に躍動 中日スカウト評価の強肩
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ed4fc3ee7ebb811cea150ee029096e2f5103d58
◇第108回全国高校野球選手権 兵庫大会1回戦 尼崎西2―1神戸(2026年7月4日 明石トーカロ)
尼崎西が神戸に競り勝ち、他会場よりも1時間早くプレーボールが掛かった夏の兵庫の“開幕戦”で勝利を飾った。
全国的には無名と言える公立校に“プロの原石”がいた。主将の森田実徳捕手(3年)だ。この日も、攻守にチームをけん引した。
まずは、バットで魅せた。「来た球を打とうと思って、たまたま甘いところに来た」。0―0の2回1死二塁で、右中間へ先制二塁打。「開幕ゲームで、みんなドキドキしていた」チームを、鼓舞する一撃となった。
そして、自慢の強肩も発動した。イニング間の二塁送球から幾度となく、低い弾道のまま野手のグラブに到達する“キャノン”を放って、相手ベンチを威圧。1―1の7回2死一塁では、二盗企図をストライク送球で阻止し、相手の鋭気をくじいてみせた。
「肩にはめっちゃ自信があります」と自賛するように、遠投100メートル、二塁送球到達タイム最速1秒8台。すでにプロでも強肩と言われるレベルにある。持ち味とするスローイングは巨人・甲斐を参考に、1年冬から「ずっと自分とどこが違うかを、研究してきました」。地肩の強さに技を掛け合わせ、“キャノン”へと昇華した。
ネット裏から視察した中日・清水昭信スカウトも思わぬ“原石”発見に驚きの表情だ。ここまでノーマークだったというが、「まず肩がいい。この日も一つ、いいのがありましたしね。体格もありますし、大学で力を付ければ十分、(プロでやれる)可能性があるなと思いながら見ていました。思いのほか良かった」と評価。この日の二塁送球到達タイムも1秒90を計測したという逸材に、「まだもっと良くなると思います」と伸びしろも見いだした。
昨秋の新チーム結成時から指揮を執る西谷佳晃監督は、頼もしき大黒柱の活躍に目を細めた。「打つ方も守る方も、あの子が引っ張ってくれました。チーム内では“プチ監督”と言えるほど信頼しています。野球脳も非常に高くなりました」。そう称えた上で「本人も上のレベル(大学)でやりたいと言っているので、上のレベルでも通用する選手になってほしいですね」と期待した。
現時点では大学進学希望で、準硬式でのプレー継続を予定しているという森田。「(プロについて考えたことは)ない」と断言したが、「(プロから評価されたら)ちょっと揺らぐかも」と笑った。次戦の相手は、昨秋準優勝のシード校・市尼崎。「みんなめちゃくちゃ燃えています。抽選で決まってから“市尼に勝つ”と言って練習してきて、まず1回戦に勝てた。いい形で入れると思います。総力戦で勝てるように頑張りたいです」。大一番でも攻守にチームを引っ張り、勝利に導いてみせる。
📝夏の地方大会いよいよ本格化! 甲子園を狙う"知られざる異色校"の野望
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7ca4f3989452ac4c116b8b58db7975fdf6e2b90?page=1
夏の地方大会が本格化する中、全寮制の公立校や大手予備校が運営する新設校など、個性豊かな注目校が続々。甲子園を目指す異色の高校を紹介したい。
【「下剋上球児」第2章。今度の主役は昴学園】
今春、高校野球界でひそかに異変が起きていた。三重県の春季大会で、昴学園という耳なれない高校が初優勝を遂げたのだ。校名からして私立高校と思いきや、実は県立高校である。しかも、全校生徒の大半が寮生活を送る、かなり特殊な環境だ。
昴学園を率いるのは、東拓司監督。前任の白山では、夏の三重大会で10年連続初戦敗退という弱小校を強化し、2018年夏の甲子園出場に導いた。その快挙を記した書籍『下剋上球児』(カンゼン)はTBS日曜劇場でテレビドラマ化されている。かつて夏の三重大会で16年連続初戦敗退という弱小校だった昴学園でも、東監督は再び「下剋上球児」を育て上げている。
指導体制もまた、ドラマチックだ。東監督を支えるベテラン指導者・冨山悦敬コーチは、かつて白山と三重大会決勝を戦った松阪商の元監督。ドラマ版にたとえるなら、鈴木亮平扮する南雲脩司と松平健扮する賀門英助がタッグを組んだようなものである。
昴学園のある多気郡大台町は、町全域が生物多様性の保全を目的とするユネスコエコパークに登録されている。校舎の周囲は鬱蒼とした緑に覆われ、北側には美しい清流で有名な1級河川・宮川が流れるが、少子高齢化・過疎化のため、1学年80人の募集定員を下回り、廃校の危機がささやかれた時代もあった。
だが、今や野球部には約90人の部員が集まり、活況を呈している。地域住民による私設後援会「昴学園野球部を応援する会」も立ち上がり、昴学園の野球部は大台町の希望になりつつある。
エースの石川大介(3年)は、昨夏の三重大会で名門・三重高を完封した実戦派右腕で、強豪大学からスカウトも受けていた。だが、本人は高卒でのプロ入りを熱望。ドラフト会議で指名漏れだった場合、実家のすし店ですし職人として働く意向を示している。
今夏の組み合わせ抽選の結果、昴学園は白山と宇治山田商の勝者と初戦を戦うことに。いずれも手ごわい相手だが、もし白山が勝ち上がった場合はドラマ性に拍車がかかることは必至。ほかにも津田学園など、強豪校がひしめく激戦ブロックに入っている。
【校内で活動している部活は野球部のみ】
今夏の甲子園出場を狙える特殊な高校といえば、日高中津も外せない。和歌山県大会で昨秋はベスト4、今春はベスト8に食い込んだ。西武などで活躍した大砲・垣内哲也の出身校として知られる。校舎は日高郡日高川町にあり、日高高校の中津分校として設置されている。1997年春には分校として史上初めて、甲子園に出場した。
校内で活動している部は野球部しかない。それもそのはずで、全校生徒39人中、野球部員が38人を占める。山々に抱かれたグラウンドには柔らかな日の光が降り注ぎ、神秘的な空間をつくり出す。
日高川町は中島大輔(楽天)や西川史礁(ロッテ)の出身地でもあり、実は野球どころでもある。だが、両選手とも龍谷大平安(京都)に進学したように、有望な選手は地元を離れる傾向がある。
一方で、日高中津は学校に寮が併設されており、大阪府や県内の自宅から通えない地域から選手が流入してくる。若者に選ばれる地域になることは、自治体としての存亡にも関わってくる。それだけに、地域住民の日高中津野球部への期待は熱い。
高校球界の異端チームといえば、武田(広島)も見逃せない。学業最優先の方針のため、平日の全体練習の時間はわずか50分程度。それなのに、武田は広島県内でダークホースと恐れられている。
中学時代に実績がある選手が入ってくるわけでもない。アイデアマンの岡嵜雄介(おかざき・ゆうすけ)監督の指導の下、選手たちは次々に才能を開花させていく。
例えば投手なら、140キロの速球を投げるために何が必要か、筋力や柔軟性など具体的な数値条件を挙げて可視化している。細かく設定された目標数値をクリアしていくと、選手は劇的に進化していく。過去にNPB球団から2選手が育成ドラフト指名を受けるなど、毎年のようにドラフト候補を育成している。
近年は佐々木麟太郎(スタンフォード大)のように高校卒業後にアメリカの大学に進学する例も目立つが、武田では複数の部員がアメリカの大学に渡るケースもある。常に高校野球界のトレンドを先取りしているチームだ。
【予備校発!? 四谷学院が高校野球界に参戦】
関東に目を移すと、幸福の科学学園(栃木)が異彩を放っている。宗教団体・幸福の科学が創立した高校で、那須郡那須町の山中に立つ教団施設の隣に校舎がある。
昨年には「プロ注目のドミニカ共和国人バッテリーがいる」と話題になった。元中日監督の森繁和氏によって橋渡しされたドミニカ人留学生が、日本の高校野球を学んで急成長。
13歳で野球を始めたエミール・プレンサは昨夏の栃木大会でサヨナラ満塁本塁打を放つなど、大活躍。同年秋のドラフト会議でソフトバンクに育成指名されている。
ドミニカ人留学生コンビが引退した後も快進撃は続き、昨秋は栃木ベスト4に進出。現在も外国人留学生は在籍しているが、決して有望選手を積極的にスカウトしているわけではない。高い次元で学業と両立している選手も多く、今後も高校野球界に新風を吹かせる可能性は十分ある。
隣の茨城県では、四谷学院という新たな個性派野球部が誕生した。大手予備校の四谷学院が通信制高校を開校。今春から、四谷学院の教育ノウハウを活用する野球部1期生が始動した。
大谷翔平(ドジャース)が高校時代に64項目にまたがる目標設定シートを書いたことは有名だが、このシートはカリスマ教育者の原田隆史氏の「原田メソッド」が基になっている。原田氏は四谷学院の理事を務めており、野球部にも原田メソッドが注入されている。今夏は1年生だけでの大会参加になるが、いずれ四谷旋風が吹き荒れる日が来るかもしれない。
通信制高校といえば、近年ではクラーク記念国際(北海道)、エナジックスポーツ(沖縄)、未来富山(富山)など、甲子園出場校が増えている。特にエナジックスポーツはユニークで、野球以外にもゴルフ、ボウリングなどが強化指定部になっている。
通信制高校の場合は「野球ばかりやっている」という批判がつきまとうが、エナジックスポーツは資格試験の勉強にも注力している。日本情報処理検定に多数の合格者を出すなど、野球だけでなく社会で即戦力になれる人材の育成を進めている。
最後に紹介したいのは、問題山積の廃校寸前から甲子園常連校へと進化した創成館(長崎)である。理事長であり校長でもある奥田修史氏が改革を推し進め、社会人球界で実績のあった稙田龍生監督を招聘。九州屈指の強豪へと育て上げた。試合になれば奥田氏が自ら太鼓を打ち鳴らす光景は今や名物になっている。
諫早市にある学校の前には、強烈な看板がある。まるで宇宙観測所のような巨大なアンテナの下に、創成館の校名とともに「選ばれ続ける学校」「トップクラスの人気校!」とキャッチフレーズが並ぶ。
出るくいは打たれるが、もはや出すぎたくいは打たれない。本稿で紹介した〝クセ強〟な高校も、いずれ創成館のような「出すぎたくい」になる可能性は十分にある。
📝伝統校でもユニホーム「白色化」の流れ 深刻な暑さ、球児にも好評
https://news.yahoo.co.jp/articles/e65a5e6c8456b367b408e4564caeef2b5aedd68a
「ユニホームの色を変えることになった」
掛川西高校野球部の大石卓哉監督(46)が昨春のミーティングでそう口にすると、選手たちは驚きの表情を浮かべた。
1901年創部で、甲子園に計10回出場した強豪校。伝統のユニホームは、「掛川西高」の丸文字がプリントされた白地のシャツに、「K」と赤で縁取りされた紺の帽子、紺のストッキングというものだった。そのうち帽子とストッキング、打撃時のヘルメットについて夏は白色基調のものに変えた。理由は、深刻化する暑さだった。
「とにかく暑いので、できることは何かと考えた」と大石監督は振り返る。すでに県高校野球連盟が試合中のクーリングタイムの実施やベンチへのスポットクーラーの設置などは進めていた。さらなる対策を模索していた24年の夏、出場した甲子園で、他県の代表校が帽子やアンダーシャツを黒から白へと変更しているのを目の当たりにし、今回の取り組みにつながったという。
大石監督も掛川西出身で、慣れ親しんだユニホームへの愛着もあった。また、卒業した部員らが受け入れてくれるか不安もあった。だが、「選手たちが最大限の力を発揮できるような環境を整えるのが自分の一番の仕事だ」と決断した。
■選手の反応は上々
実際に変えてみると、「汗の出方が違う」など選手の反応は上々だった。谷口篤郎主将(3年)は「入学前から憧れていたユニホームだったので、変えると聞いたときは驚いた。最初は違和感もあったけど、熱がこもらず涼しいと感じます」と話す。
この取り組みも相まって、昨夏は熱中症になったり、足がつったりする選手は一人もいなかったという。
同様の動きは、他校でも見られる。県東部の強豪・日大三島高校は、昨夏から試合用の帽子とヘルメットを黒色基調から白色に変更。新居高校も今年から帽子とヘルメット、ストッキングを紺色基調から白色基調に変えた。
新居高校は夏の静岡大会に浜松湖北佐久間分校と連合チームを組んで出場する。新居高校の兼子拓也監督(26)は「部員が多くないので、熱中症で選手が離脱しないよう、できるだけ暑さ対策をしようと思った」と話す。
また、県高野連は今夏から、審判員の着用する帽子の色を昨年までの紺色から白色基調のものに変更した。松浦弘季理事長は「審判員も選手と同じようにグラウンドにいる。熱中症対策のためにできることはしていきたい」としている。
☝緑風冠が大阪一番星 主将の前川思温「めっちゃうれしい」10年ぶり初戦突破
https://news.yahoo.co.jp/articles/a841cf4c0948ac1a37984288a60c2f1c042a341a
<高校野球大阪大会:緑風冠3-1大教大池田>◇4日◇1回戦◇京セラドーム大阪
第108回全国高校野球選手権大会(の出場をかけた地方大会は4日、東西東京や大阪で開会式が行われるなど各地で本格化した。東東京の開幕戦では昨夏4強の実践学園が大勝発進。大阪の開幕戦では緑風館が10年ぶりに初戦突破を決めた。順調に日程が進めば、28日に全国49代表が出そろう。
大阪一番星は緑風冠だ。大阪大会が京セラドーム大阪で開幕。注目の一戦で大教大池田に3-1で勝利した。2年生エースの山本凌大投手が7回3安打1失点の快投。4回に1点を先制した打線は、5回先頭の前川思温捕手(3年)が左中間を深々と破る三塁打を放つと、1死から山本が適時左前打。バッテリーで勝ち越しそのまま逃げ切った。
チームは昨秋から今春にかけて一時部員が9人になった。主将の前川は「実戦練習が全然できなくて、でも先生方が練習試合をたくさん組んでくれた」と感謝する。その後マネジャー1人含め8人の1年生が入部した。ピンチを乗り越えての1勝は10年ぶりの初戦突破ともなり「めっちゃうれしいです」。11日の次戦は甲子園出場経験もあり今夏シード校の金光大阪。「大阪のトップレベル。もう次は楽しんでいくんですけど、負ける気で行くんじゃなくて勝つ気で。どんどん楽しんでやっていこうかなと思います」と意気込んだ。
☟雨の中の高校野球広島大会の開会式 「108の縫い目」に思いはせ
https://news.yahoo.co.jp/articles/8602284c19cd77814a9afbc571bc90d573ef6325
第108回全国高校野球選手権広島大会の開会式が4日、広島市南区のマツダスタジアムであった。雨のため入場行進はせず、主将だけが参加する式となった。予定されていた国泰寺―庄原格致の開幕試合は5日に順延された。5日は県内5球場で11試合が予定され、91校85チームによる甲子園をかけた戦いが始まる。
開会式は、グラウンドで選手全員が入場行進する予定だったが取りやめ、コンコースに各校の主将が整列して行われた。コンコースでの開催は14年ぶり。ファンら入場者は主将らをぐるっと取り囲むようにして式の様子を見守った。91校の校名が順番に読み上げられると、大きな拍手が起きた。
大会会長の折田裕之・広島県高野連会長は大会歌の「栄冠は君に輝く」に触れ、「優勝だけでなく、仲間を信じ、相手を敬い、自らを成長させた一人ひとりに栄冠は輝きます」とあいさつした。大会副会長の稲田信司・朝日新聞広島総局長は「あいにくの雨となりましたが、皆さんの晴れの舞台は整いました。夏の大会は一生の宝物になるでしょう」とエールを送った。
決勝は28日、マツダスタジアムで開かれる予定。
■「108の縫い目のボールには歴史や夢が…」宣誓
「私たちが今こうして野球ができているのは、当たり前のことではありません」
呉工の田淵晴貴主将(3年)は選手宣誓で、大好きな野球ができることへの感謝の思いを込めた。お弁当を作ってくれたり送迎してくれたりした両親の顔を思い浮かべ、まっすぐ前を向いて声を張った。
選手宣誓の大役をくじで引き当ててから、母親や監督、同級生と話し合い、宣誓の言葉を練った。高校で野球に一区切りをつけるという田淵主将。大会の108回の歴史にも触れて、こう誓った。
「108の縫い目が刻まれたボールには、先輩方の108回の歴史や私たちの夢が込められています。白球に刻まれた108の絆とともに仲間を信じ、最後まで正々堂々プレーすることを誓います」
■開幕試合中止、ベンチで円陣「やっぱり雨は…」
開会式が終わった後の午前11時前に、場内アナウンスで開幕試合の中止が発表されると、スタンドの屋根の下で試合を待っていたファンや保護者は次々と球場を後にした。開幕試合をする予定だった国泰寺と庄原格致の選手たちは、ベンチやブルペンに入ってマツダスタジアムの雰囲気を味わった。
国泰寺の大野晋之介主将(3年)は「やっぱり雨は嫌いやな」と一言。学校行事の日も雨が降ることが多いのだという。「準決勝からはまたマツダでできる。ここへ戻ってこられるように頑張りたい」と気持ちを切り替え、ベンチ内で円陣を組んで気合を入れた。
庄原格致の山口巧寛主将(同)も「マツダの大舞台でやりたかったので悔しい」。県北部の同校からマツダまでは約70キロの距離がある。「応援に来てもらえるのは当たり前じゃないと改めて気づいた。感謝の気持ちを持って試合に臨みたい」と話した。
試合は5日に順延し、広島県三次市の電光石火きんさいスタジアム三次の3試合目で行われる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/62efadb0b4cab65e22978644c35e981191b530b4
第108回全国高校野球選手権兵庫大会は、4日、1回戦の10試合が行われ、夏の甲子園を目指す兵庫の球児たちの熱い夏が始まった。
夏の兵庫大会で初めて指名打者(DH)制が導入された今大会。初日は当初、県内6会場で13試合が予定されていたが、天候不良のため3試合が中止、順延に。また尼崎・ベイコム野球場の第2試合、舞子対松陽は、5回裏2アウトで継続試合となった。
2回戦へ駒を進めたのは、尼崎西、尼崎双星、六甲アイランド、市西宮、西脇、北条、三木、北摂三田、御影。
なお、明石トーカロ球場での開幕試合では、スケートボード女子ストリート世界選手権銀メダリストの大西七海さん(神戸弘陵1年、稲美町出身)が始球式を行った。大西さんは「笑顔で、けがなく、試合に挑んでほしい」と球児にエールを送った。
4日の天候不良による試合の中止、継続試合を受けて、5日の試合日程が一部変更されている。また、9日以降の試合日程については、5日の試合後に発表される。大会は今後も県内各地で熱戦が続き、球児たちが夏の甲子園出場を懸けて戦いを繰り広げる。
【7月4日の結果】1回戦
●明石
尼崎西 2-1 神戸
北摂三田 8-0(7回コールド) 神崎
出石・村岡(試合中止)尼崎北
●高砂
市西宮 10-0(6回コールド) 伊川谷・伊川谷北・神戸学園都市
和田山(試合中止)三田祥雲館
●淡路
六甲アイランド 11-5 明石西
香寺(試合中止)県立西宮
●城山(三田)
西脇 6-2 甲南
三木 9-0(7回コールド) 琴丘
●尼崎
北条 7-3 篠山鳳鳴・氷上西
舞子 9-3(5回裏2アウト、継続試合) 松陽
●豊岡
尼崎双星 7-0(8回コールド) 播磨南
御影 10-3(7回コールド) 洲本実
【7月5日の予定】1回戦(◎の試合は2回戦)
●明石
9:00 淳心学院 - 上郡
11:30 出石・村岡 - 尼崎北
14:00 神戸商 - 尼崎小田(◎)
●神サ
10:00 神戸鈴蘭台 - 甲陽学院
13:00 西宮南 - 姫路飾西(◎)
●尼崎
10:00 淡路三原 - 鳴尾
13:00 神戸高塚 - 須磨翔風(◎)
●城山(三田)
10:00 園田学園 - 神港学園
13:00 加古川北 - 浜坂(◎)
●高砂
10:00 市伊丹 - 北須磨
13:00 和田山 - 三田祥雲館
●姫路
10:00 淡路 - 姫路南・網干
13:00 香住 - 川西北陵(◎)
●豊岡
10:30 伊丹北 - 佐用・千種・姫路別所・太子
13:30 加古川南 - 飾磨工(◎)
●淡路
10:00 育英 - 飾磨
13:00 明石城西 - 市川(◎)
☟三重県高野連 本日(7/4)の第2試合について(17:00更新)
https://mie-kouyaren.com/2026/07/04/%e6%9c%ac%e6%97%a5%ef%bc%887-4%ef%bc%89%e3%81%ae%e7%ac%ac%ef%bc%92%e8%a9%a6%e5%90%88%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/
・四日市霞ヶ浦球場 予定通り2試合目も終了
・ダイムスタジアム伊勢 4回表終了、その後降雨のため継続試合
・津球場公園内野球場 第2試合中止
・ドリームオーシャンスタジアム 第2試合中止
※本日、中止となりました
津球場公園内野球場第2試合「名張-桑名北」は、明日5日 (日) 第2試合(15時開始)に順延
ドリームオーシャンスタジアム第2試合「四日市-相可」は、明日5日 (日) 第2試合(15時開始)に順延
また、継続試合となりましたダイムスタジアム伊勢第2試合「伊勢工-暁」は、明日5日 (日) 第2試合15時から再開します。
本日の試合結果を反映させたトーナメント表・・・https://mie-kouyaren.com/wp-content/uploads/2026/07/38665f1f69836ef6241253f457222a04.pdf
☝開幕勝利の尼崎西に“プロの原石”発見 森田実徳捕手が攻守に躍動 中日スカウト評価の強肩
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ed4fc3ee7ebb811cea150ee029096e2f5103d58
◇第108回全国高校野球選手権 兵庫大会1回戦 尼崎西2―1神戸(2026年7月4日 明石トーカロ)
尼崎西が神戸に競り勝ち、他会場よりも1時間早くプレーボールが掛かった夏の兵庫の“開幕戦”で勝利を飾った。
全国的には無名と言える公立校に“プロの原石”がいた。主将の森田実徳捕手(3年)だ。この日も、攻守にチームをけん引した。
まずは、バットで魅せた。「来た球を打とうと思って、たまたま甘いところに来た」。0―0の2回1死二塁で、右中間へ先制二塁打。「開幕ゲームで、みんなドキドキしていた」チームを、鼓舞する一撃となった。
そして、自慢の強肩も発動した。イニング間の二塁送球から幾度となく、低い弾道のまま野手のグラブに到達する“キャノン”を放って、相手ベンチを威圧。1―1の7回2死一塁では、二盗企図をストライク送球で阻止し、相手の鋭気をくじいてみせた。
「肩にはめっちゃ自信があります」と自賛するように、遠投100メートル、二塁送球到達タイム最速1秒8台。すでにプロでも強肩と言われるレベルにある。持ち味とするスローイングは巨人・甲斐を参考に、1年冬から「ずっと自分とどこが違うかを、研究してきました」。地肩の強さに技を掛け合わせ、“キャノン”へと昇華した。
ネット裏から視察した中日・清水昭信スカウトも思わぬ“原石”発見に驚きの表情だ。ここまでノーマークだったというが、「まず肩がいい。この日も一つ、いいのがありましたしね。体格もありますし、大学で力を付ければ十分、(プロでやれる)可能性があるなと思いながら見ていました。思いのほか良かった」と評価。この日の二塁送球到達タイムも1秒90を計測したという逸材に、「まだもっと良くなると思います」と伸びしろも見いだした。
昨秋の新チーム結成時から指揮を執る西谷佳晃監督は、頼もしき大黒柱の活躍に目を細めた。「打つ方も守る方も、あの子が引っ張ってくれました。チーム内では“プチ監督”と言えるほど信頼しています。野球脳も非常に高くなりました」。そう称えた上で「本人も上のレベル(大学)でやりたいと言っているので、上のレベルでも通用する選手になってほしいですね」と期待した。
現時点では大学進学希望で、準硬式でのプレー継続を予定しているという森田。「(プロについて考えたことは)ない」と断言したが、「(プロから評価されたら)ちょっと揺らぐかも」と笑った。次戦の相手は、昨秋準優勝のシード校・市尼崎。「みんなめちゃくちゃ燃えています。抽選で決まってから“市尼に勝つ”と言って練習してきて、まず1回戦に勝てた。いい形で入れると思います。総力戦で勝てるように頑張りたいです」。大一番でも攻守にチームを引っ張り、勝利に導いてみせる。
📝夏の地方大会いよいよ本格化! 甲子園を狙う"知られざる異色校"の野望
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7ca4f3989452ac4c116b8b58db7975fdf6e2b90?page=1
夏の地方大会が本格化する中、全寮制の公立校や大手予備校が運営する新設校など、個性豊かな注目校が続々。甲子園を目指す異色の高校を紹介したい。
【「下剋上球児」第2章。今度の主役は昴学園】
今春、高校野球界でひそかに異変が起きていた。三重県の春季大会で、昴学園という耳なれない高校が初優勝を遂げたのだ。校名からして私立高校と思いきや、実は県立高校である。しかも、全校生徒の大半が寮生活を送る、かなり特殊な環境だ。
昴学園を率いるのは、東拓司監督。前任の白山では、夏の三重大会で10年連続初戦敗退という弱小校を強化し、2018年夏の甲子園出場に導いた。その快挙を記した書籍『下剋上球児』(カンゼン)はTBS日曜劇場でテレビドラマ化されている。かつて夏の三重大会で16年連続初戦敗退という弱小校だった昴学園でも、東監督は再び「下剋上球児」を育て上げている。
指導体制もまた、ドラマチックだ。東監督を支えるベテラン指導者・冨山悦敬コーチは、かつて白山と三重大会決勝を戦った松阪商の元監督。ドラマ版にたとえるなら、鈴木亮平扮する南雲脩司と松平健扮する賀門英助がタッグを組んだようなものである。
昴学園のある多気郡大台町は、町全域が生物多様性の保全を目的とするユネスコエコパークに登録されている。校舎の周囲は鬱蒼とした緑に覆われ、北側には美しい清流で有名な1級河川・宮川が流れるが、少子高齢化・過疎化のため、1学年80人の募集定員を下回り、廃校の危機がささやかれた時代もあった。
だが、今や野球部には約90人の部員が集まり、活況を呈している。地域住民による私設後援会「昴学園野球部を応援する会」も立ち上がり、昴学園の野球部は大台町の希望になりつつある。
エースの石川大介(3年)は、昨夏の三重大会で名門・三重高を完封した実戦派右腕で、強豪大学からスカウトも受けていた。だが、本人は高卒でのプロ入りを熱望。ドラフト会議で指名漏れだった場合、実家のすし店ですし職人として働く意向を示している。
今夏の組み合わせ抽選の結果、昴学園は白山と宇治山田商の勝者と初戦を戦うことに。いずれも手ごわい相手だが、もし白山が勝ち上がった場合はドラマ性に拍車がかかることは必至。ほかにも津田学園など、強豪校がひしめく激戦ブロックに入っている。
【校内で活動している部活は野球部のみ】
今夏の甲子園出場を狙える特殊な高校といえば、日高中津も外せない。和歌山県大会で昨秋はベスト4、今春はベスト8に食い込んだ。西武などで活躍した大砲・垣内哲也の出身校として知られる。校舎は日高郡日高川町にあり、日高高校の中津分校として設置されている。1997年春には分校として史上初めて、甲子園に出場した。
校内で活動している部は野球部しかない。それもそのはずで、全校生徒39人中、野球部員が38人を占める。山々に抱かれたグラウンドには柔らかな日の光が降り注ぎ、神秘的な空間をつくり出す。
日高川町は中島大輔(楽天)や西川史礁(ロッテ)の出身地でもあり、実は野球どころでもある。だが、両選手とも龍谷大平安(京都)に進学したように、有望な選手は地元を離れる傾向がある。
一方で、日高中津は学校に寮が併設されており、大阪府や県内の自宅から通えない地域から選手が流入してくる。若者に選ばれる地域になることは、自治体としての存亡にも関わってくる。それだけに、地域住民の日高中津野球部への期待は熱い。
高校球界の異端チームといえば、武田(広島)も見逃せない。学業最優先の方針のため、平日の全体練習の時間はわずか50分程度。それなのに、武田は広島県内でダークホースと恐れられている。
中学時代に実績がある選手が入ってくるわけでもない。アイデアマンの岡嵜雄介(おかざき・ゆうすけ)監督の指導の下、選手たちは次々に才能を開花させていく。
例えば投手なら、140キロの速球を投げるために何が必要か、筋力や柔軟性など具体的な数値条件を挙げて可視化している。細かく設定された目標数値をクリアしていくと、選手は劇的に進化していく。過去にNPB球団から2選手が育成ドラフト指名を受けるなど、毎年のようにドラフト候補を育成している。
近年は佐々木麟太郎(スタンフォード大)のように高校卒業後にアメリカの大学に進学する例も目立つが、武田では複数の部員がアメリカの大学に渡るケースもある。常に高校野球界のトレンドを先取りしているチームだ。
【予備校発!? 四谷学院が高校野球界に参戦】
関東に目を移すと、幸福の科学学園(栃木)が異彩を放っている。宗教団体・幸福の科学が創立した高校で、那須郡那須町の山中に立つ教団施設の隣に校舎がある。
昨年には「プロ注目のドミニカ共和国人バッテリーがいる」と話題になった。元中日監督の森繁和氏によって橋渡しされたドミニカ人留学生が、日本の高校野球を学んで急成長。
13歳で野球を始めたエミール・プレンサは昨夏の栃木大会でサヨナラ満塁本塁打を放つなど、大活躍。同年秋のドラフト会議でソフトバンクに育成指名されている。
ドミニカ人留学生コンビが引退した後も快進撃は続き、昨秋は栃木ベスト4に進出。現在も外国人留学生は在籍しているが、決して有望選手を積極的にスカウトしているわけではない。高い次元で学業と両立している選手も多く、今後も高校野球界に新風を吹かせる可能性は十分ある。
隣の茨城県では、四谷学院という新たな個性派野球部が誕生した。大手予備校の四谷学院が通信制高校を開校。今春から、四谷学院の教育ノウハウを活用する野球部1期生が始動した。
大谷翔平(ドジャース)が高校時代に64項目にまたがる目標設定シートを書いたことは有名だが、このシートはカリスマ教育者の原田隆史氏の「原田メソッド」が基になっている。原田氏は四谷学院の理事を務めており、野球部にも原田メソッドが注入されている。今夏は1年生だけでの大会参加になるが、いずれ四谷旋風が吹き荒れる日が来るかもしれない。
通信制高校といえば、近年ではクラーク記念国際(北海道)、エナジックスポーツ(沖縄)、未来富山(富山)など、甲子園出場校が増えている。特にエナジックスポーツはユニークで、野球以外にもゴルフ、ボウリングなどが強化指定部になっている。
通信制高校の場合は「野球ばかりやっている」という批判がつきまとうが、エナジックスポーツは資格試験の勉強にも注力している。日本情報処理検定に多数の合格者を出すなど、野球だけでなく社会で即戦力になれる人材の育成を進めている。
最後に紹介したいのは、問題山積の廃校寸前から甲子園常連校へと進化した創成館(長崎)である。理事長であり校長でもある奥田修史氏が改革を推し進め、社会人球界で実績のあった稙田龍生監督を招聘。九州屈指の強豪へと育て上げた。試合になれば奥田氏が自ら太鼓を打ち鳴らす光景は今や名物になっている。
諫早市にある学校の前には、強烈な看板がある。まるで宇宙観測所のような巨大なアンテナの下に、創成館の校名とともに「選ばれ続ける学校」「トップクラスの人気校!」とキャッチフレーズが並ぶ。
出るくいは打たれるが、もはや出すぎたくいは打たれない。本稿で紹介した〝クセ強〟な高校も、いずれ創成館のような「出すぎたくい」になる可能性は十分にある。
📝伝統校でもユニホーム「白色化」の流れ 深刻な暑さ、球児にも好評
https://news.yahoo.co.jp/articles/e65a5e6c8456b367b408e4564caeef2b5aedd68a
「ユニホームの色を変えることになった」
掛川西高校野球部の大石卓哉監督(46)が昨春のミーティングでそう口にすると、選手たちは驚きの表情を浮かべた。
1901年創部で、甲子園に計10回出場した強豪校。伝統のユニホームは、「掛川西高」の丸文字がプリントされた白地のシャツに、「K」と赤で縁取りされた紺の帽子、紺のストッキングというものだった。そのうち帽子とストッキング、打撃時のヘルメットについて夏は白色基調のものに変えた。理由は、深刻化する暑さだった。
「とにかく暑いので、できることは何かと考えた」と大石監督は振り返る。すでに県高校野球連盟が試合中のクーリングタイムの実施やベンチへのスポットクーラーの設置などは進めていた。さらなる対策を模索していた24年の夏、出場した甲子園で、他県の代表校が帽子やアンダーシャツを黒から白へと変更しているのを目の当たりにし、今回の取り組みにつながったという。
大石監督も掛川西出身で、慣れ親しんだユニホームへの愛着もあった。また、卒業した部員らが受け入れてくれるか不安もあった。だが、「選手たちが最大限の力を発揮できるような環境を整えるのが自分の一番の仕事だ」と決断した。
■選手の反応は上々
実際に変えてみると、「汗の出方が違う」など選手の反応は上々だった。谷口篤郎主将(3年)は「入学前から憧れていたユニホームだったので、変えると聞いたときは驚いた。最初は違和感もあったけど、熱がこもらず涼しいと感じます」と話す。
この取り組みも相まって、昨夏は熱中症になったり、足がつったりする選手は一人もいなかったという。
同様の動きは、他校でも見られる。県東部の強豪・日大三島高校は、昨夏から試合用の帽子とヘルメットを黒色基調から白色に変更。新居高校も今年から帽子とヘルメット、ストッキングを紺色基調から白色基調に変えた。
新居高校は夏の静岡大会に浜松湖北佐久間分校と連合チームを組んで出場する。新居高校の兼子拓也監督(26)は「部員が多くないので、熱中症で選手が離脱しないよう、できるだけ暑さ対策をしようと思った」と話す。
また、県高野連は今夏から、審判員の着用する帽子の色を昨年までの紺色から白色基調のものに変更した。松浦弘季理事長は「審判員も選手と同じようにグラウンドにいる。熱中症対策のためにできることはしていきたい」としている。
☝緑風冠が大阪一番星 主将の前川思温「めっちゃうれしい」10年ぶり初戦突破
https://news.yahoo.co.jp/articles/a841cf4c0948ac1a37984288a60c2f1c042a341a
<高校野球大阪大会:緑風冠3-1大教大池田>◇4日◇1回戦◇京セラドーム大阪
第108回全国高校野球選手権大会(の出場をかけた地方大会は4日、東西東京や大阪で開会式が行われるなど各地で本格化した。東東京の開幕戦では昨夏4強の実践学園が大勝発進。大阪の開幕戦では緑風館が10年ぶりに初戦突破を決めた。順調に日程が進めば、28日に全国49代表が出そろう。
大阪一番星は緑風冠だ。大阪大会が京セラドーム大阪で開幕。注目の一戦で大教大池田に3-1で勝利した。2年生エースの山本凌大投手が7回3安打1失点の快投。4回に1点を先制した打線は、5回先頭の前川思温捕手(3年)が左中間を深々と破る三塁打を放つと、1死から山本が適時左前打。バッテリーで勝ち越しそのまま逃げ切った。
チームは昨秋から今春にかけて一時部員が9人になった。主将の前川は「実戦練習が全然できなくて、でも先生方が練習試合をたくさん組んでくれた」と感謝する。その後マネジャー1人含め8人の1年生が入部した。ピンチを乗り越えての1勝は10年ぶりの初戦突破ともなり「めっちゃうれしいです」。11日の次戦は甲子園出場経験もあり今夏シード校の金光大阪。「大阪のトップレベル。もう次は楽しんでいくんですけど、負ける気で行くんじゃなくて勝つ気で。どんどん楽しんでやっていこうかなと思います」と意気込んだ。
☟雨の中の高校野球広島大会の開会式 「108の縫い目」に思いはせ
https://news.yahoo.co.jp/articles/8602284c19cd77814a9afbc571bc90d573ef6325
第108回全国高校野球選手権広島大会の開会式が4日、広島市南区のマツダスタジアムであった。雨のため入場行進はせず、主将だけが参加する式となった。予定されていた国泰寺―庄原格致の開幕試合は5日に順延された。5日は県内5球場で11試合が予定され、91校85チームによる甲子園をかけた戦いが始まる。
開会式は、グラウンドで選手全員が入場行進する予定だったが取りやめ、コンコースに各校の主将が整列して行われた。コンコースでの開催は14年ぶり。ファンら入場者は主将らをぐるっと取り囲むようにして式の様子を見守った。91校の校名が順番に読み上げられると、大きな拍手が起きた。
大会会長の折田裕之・広島県高野連会長は大会歌の「栄冠は君に輝く」に触れ、「優勝だけでなく、仲間を信じ、相手を敬い、自らを成長させた一人ひとりに栄冠は輝きます」とあいさつした。大会副会長の稲田信司・朝日新聞広島総局長は「あいにくの雨となりましたが、皆さんの晴れの舞台は整いました。夏の大会は一生の宝物になるでしょう」とエールを送った。
決勝は28日、マツダスタジアムで開かれる予定。
■「108の縫い目のボールには歴史や夢が…」宣誓
「私たちが今こうして野球ができているのは、当たり前のことではありません」
呉工の田淵晴貴主将(3年)は選手宣誓で、大好きな野球ができることへの感謝の思いを込めた。お弁当を作ってくれたり送迎してくれたりした両親の顔を思い浮かべ、まっすぐ前を向いて声を張った。
選手宣誓の大役をくじで引き当ててから、母親や監督、同級生と話し合い、宣誓の言葉を練った。高校で野球に一区切りをつけるという田淵主将。大会の108回の歴史にも触れて、こう誓った。
「108の縫い目が刻まれたボールには、先輩方の108回の歴史や私たちの夢が込められています。白球に刻まれた108の絆とともに仲間を信じ、最後まで正々堂々プレーすることを誓います」
■開幕試合中止、ベンチで円陣「やっぱり雨は…」
開会式が終わった後の午前11時前に、場内アナウンスで開幕試合の中止が発表されると、スタンドの屋根の下で試合を待っていたファンや保護者は次々と球場を後にした。開幕試合をする予定だった国泰寺と庄原格致の選手たちは、ベンチやブルペンに入ってマツダスタジアムの雰囲気を味わった。
国泰寺の大野晋之介主将(3年)は「やっぱり雨は嫌いやな」と一言。学校行事の日も雨が降ることが多いのだという。「準決勝からはまたマツダでできる。ここへ戻ってこられるように頑張りたい」と気持ちを切り替え、ベンチ内で円陣を組んで気合を入れた。
庄原格致の山口巧寛主将(同)も「マツダの大舞台でやりたかったので悔しい」。県北部の同校からマツダまでは約70キロの距離がある。「応援に来てもらえるのは当たり前じゃないと改めて気づいた。感謝の気持ちを持って試合に臨みたい」と話した。
試合は5日に順延し、広島県三次市の電光石火きんさいスタジアム三次の3試合目で行われる。