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紀州レンジャーズ チーム結成以来全成績 175勝187敗35分け 42雨天中止  4新型インフルエンザ発生&流行中止1降雨ノーゲーム(OBチーム1試合)
第3話 20年ぶりの復活 三田学園。穂積野球を受け継いで さらなる高みを目指して        
        
10/20 秋季近畿大会2日目第2試合 ほっともっとフィールド神戸 三田学園(兵庫③)-市和歌山(和歌山③) 11:27~13:00 

    一二三四五六七八九十計HE
三田学園000000000 050 熊野-沖
市 和 歌000000010 163 土井-川辺
 
      第一試合  第三試合 
      東 洋 姫9 立命宇治
      龍谷平安0 奈  良

 いよいよ僕がこの1回戦でもっとも楽しみにしていた屈指の好カード・三田学園-市和歌山が始まろうとしている。翌週が中国大会観戦のために2泊3日で島根行きゆえに1回戦最後の登場となる大阪桐蔭・滋賀学園・智弁和歌山・神戸学院大付は観戦不能なんで運が良かった!あの兵庫準決勝でサヨナラ負けせずに延長タイブレークで勝ち上がり兵庫2位だったら・・・相手が和智弁だしせっかくの近畿大会で三田学園を見れない悲劇になるところだった。。。

ちなみに兵庫は1位が龍谷大平安 2位が智弁和歌山との対戦で、3位だったら同じ3位校の市和歌山と。ネームバリューだけで考えたら一番恵まれた相手かもしれない。
平安は先ほど完封コールド負けしたが、三田学園が同じように力でねじ伏せられる相手だとはとても思えないし、和智弁が相手だったら力でねじ伏せられても仕方がない。
市和歌山はエース土井に1年生の丹羽といった投手力が看板だが、毎年打力はそこまで高くないし、普通に守っていれば大量失点する相手ではない。

三田学園は過去4度センバツ出場しつつも夏の選手権出場はない。最後に出たのが91年春でそれを最後に低迷が続いている・・・・・。90年代半ばに穂積監督が就任して県大会の常連で春秋の県大会でしょっちょう観戦していたが、いかんせん激戦兵庫では途中で不覚をとることが多く2004年秋に近畿大会出場したのが目立った戦績で優勝とは縁がなかった。
試合前のマシンガンノックにランナー3塁にいけば徹底的にスクイズ。ツーアウトでも躊躇なくスクイズを仕掛けるしつこさ。
社の剛腕・大前投手を秋の3位決定戦で攻略すべく1試合3度もランナー1・3塁からのダブルスチールを仕掛け0-3から大逆転した試合がベストゲームだったろうか?
兵庫の監督にありがちな投手を中心に1点を守り切る野球に徹し、自分の采配で数少ないチャンスを活かして得点をもぎ取るタイプだった。

しかし、コロナ騒動前の夏の大会初戦敗退(加古川東 0-1)がラストゲームとなり、秋からはなんと近鉄の元4番打者・羽田 耕一選手が新監督に就任!
これによって堅守の三田から猛打の三田に変貌するかと思いきや、穂積野球は受け継がれ何も変わることなく同じチームカラーで総監督に退かれ岩根監督に交代してもやはり穂積監督のしつこい野球は健在だったが、兵庫のチームカラーが同じようなスタイルのチームが多いので、そのほか大勢の新興私学や中堅公立に足元を掬われるケースが目立った。
だが、今秋は兵庫大会でくじ運に恵まれなおかつ強豪私学や社といった有力校が序盤で姿を消したため準々決勝まですべて無名の公立相手でシブい野球で勝ち上がり、準決勝で神戸学院大附を最後まで苦しめながらもサヨナラ負けを喫し、4位で終わると思われたがあの神戸国際大付を5-1で完勝し近畿大会に滑り込みで出場。
兵庫3位とはいえ、運よく和歌山3位と初戦で対戦することができ、次に勝ち上がるであろう立命館宇治まで連覇すれば夢は広がる。

やはり試合展開はロースコアの接戦で2~3点勝負と思われたが、三田学園が打てないことは分かっていたがそれ以上に熊野投手の神ピッチが目立ち最後まで予断を許さない展開に!
アルプスでは両チームともにブラスバンドの応援が駆け付け、市和歌山はやはりチアガールも参戦。華やかなムードにHMF神戸は包まれた。
三田は昔から先攻一択なんで今日もその通り。エース熊野しか頼れる投手は不在と思われる。市和歌山は2枚看板どちらが来るか?と思ったが、半田監督は初戦はエースということで土井投手が先発。

1回表三田学園はいとも簡単に攻撃終了。。。その裏、熊野投手は先頭の津本を外134km直球で空振り三振。2死後3番・石山にライト前ヒットを喰らったが、4番・森本の三遊間へのゴロをショート・葉山が上手く処理して三田らしい堅守を披露。

2回表三田は1死から5番・三輪奈がショートゴロ後逸によるエラーで出塁。穂積監督だったら100%送りバントで得点圏に進めると思われたが、岩根監督はフリーに打たせて連続三振。。。
このような形で序盤から両投手の好投が光り3回まで三田はノーヒット5三振。市和歌山は1安打のみで4三振とお互い2塁ベースを踏むことなく淡々とアウトを積み重ねまるで軟式野球のような試合運びであっという間に序盤が終わってしまった、、、、、

完全なる三田学園ペースで試合が進み中盤戦。早く先制点を挙げてそのまま逃げ切りたいところで最大のチャンスが4回にやってきた!!1死から3番でエースの熊野が三遊間にゴロを放ちサード・森本が好捕しファインプレーと思われたが、1塁悪送球で2塁まで進み思わぬチャンスをもらった!さらに4番・沖が1-2から三遊間に快心の低いゴロを放ち1・3塁と絶好のチャンス到来!!
市和歌山内野陣はあえて中間守備をとってセカンドゲッツー狙い。余計にスクイズをやり易い状況ではあるが・・・・・。
穂積監督だったら初球からでもスクイズのサインを出し、ファールで失敗したら2球3球と連続でスクイズのサインを出しまくることも予想できるのだが、、、、、3塁走者がエース・熊野ということもあるのか?5番・三輪奈の打撃に期待していたのか??外されたときのバッシングが怖かったのか???岩根監督はあえて三田学園の十八番を封印して1ボールから強打してファール。
カウント1-1と並行カウントになり、スクイズするならこのタイミングかな?と思ったが、3球目も打ってきてサードに痛烈な打球が飛んだが、、、不運にもサード真正面のライナーで3塁走者熊野が戻りえずまさかのサードライナーダブルプレー・・・・・。この無得点はあまりにも痛かった。最悪外されても仕方ないのでスクイズ敢行で勝負に行って欲しかったシーンだった。
それでも熊野投手は気持ちを切り替えて4回も3イニング連続パーフェクトで市和歌山打線を寄せ付けなかった。

5回表土井投手が3回に続き3人で抑え守りからリズムをつかみその裏、2死から7番・井上が四球をもらったが、8番・土井投手は1ボールからキャッチャーファールフライ・・・これで整備に入れると席を立ちかけた時にまさかのキャッチャー沖落球。。。。。これで市和歌山が息を吹き返し土井は1-2からエンドランを仕掛けセカンド栗須が1・2塁間のゴロをダイビングして抑えたがオールセーフ。さらに9番・有本に8球粘られ四球で2死満塁。ここで失点したら致命傷になりかねないところ。1番・津本の打席が大きな勝負所になるが、2球で追い込み三田バッテリーはあえて3球勝負に挑みレフトフライで大ピンチ脱出!!

5回終了0-0だったら完全なる兵庫野球を体現しているので岩根監督や三田ナインに応援団たちはしてやったりと思っていたのかもしれない。しかし、先攻ゆえに接戦になると終盤になるにつれて後攻有利は否めないし、守っていてもどんどんプレッシャーがかかっていきそう・・・・・。
市和歌山サイドは1~2点リードして5回を終えたかったかもしれないが、土井投手が安定しておりまだ無四球なんでこのまま完投させそうな気もする。県大会では点の取り合いといった試合が目立っていたが、緊迫の投手戦は神経をすり減らすし、慣れない内野天然芝での守りでどこかで守備が破綻する可能性もあり得る。いずれにせよ先取点が大きなカギを握りそうだ!

6回表三田は1死から1番・音松が三田らしく初球見逃しストライクの後にセーフティーをかますが空振り。そして2-1から右中間にツーベースと三田らしからぬあたりが飛び出し大きなチャンスがやってきた。土井投手も若干心を乱してけん制球が2塁走者のケツに当たるアクシデント。。。そして2番・栗須がセーフティーバントでかく乱とするが、見逃しストライクにファールで追い込まれ、最後は2-1から外124km直球に空振り三振。。。3番・熊野はスライダーに手が出ず見逃しの三振でまたまた無得点。
その裏、市和歌山は2死から4・5番の連打で1・2塁と5回に続いてツーアウトからチャンスをつかむが、6番・川辺が2-2からライトフライで2者残塁。いよいよ0-0のまま延長タイブレークに突入することも視野に入ってきた!

7回表三田学園は4番からの攻撃で相手セカンド・有本の好守もあり三者凡退、、、市和歌山も下位打線ではあったがあっさり攻撃終了しハイペースで試合が進む。
このままだと1時間30分以内で終わりかねない淡々とした試合は8回に翁大きな山場を迎えた。
まず先攻の三田学園が先頭の7番・柴田のレフト前ヒットにスリーバントが決まり1死2塁。9番・藤井は初球セーフティーバントを試みるもファールで結局ピッチャーゴロで2死3塁。
ここで前の打席にツーベースをはなった1番・音松に快打が出ればようやく均衡が破られる。大いなる期待もあったが、フルカウントから1球ファールを放ち最後はチェンジアップに手が出ず見逃しの三振。。。
その裏、市和歌山も先頭の1番・有本がセンター前ヒットで出塁。同じく手堅く送って1死2塁。3番・石山はセカンドゴロで2死3塁と同じような形でチャンスを作り4番・森本と勝負。
ここまで3打数1安打1三振なんでほとんど互角の勝負だったが、、、岩根監督は2度目のタイムを取り4番に勝負を挑み1-1からライト前に力のない飛球が飛びライト・柴田懸命に前に突っ込み最後はダイビング・・・しかしわずかに届かず芝生の上に白球が弾みようやく均衡破れた8回裏。
さらに2死1塁から5番・井上がレフトへ大飛球を放ちあるいはそのままスタンドに・・・・・と思われたが、両翼99、1mと広い球場に助けられレフトフライで1点に抑えた。

最後9回表は打順よく2番からの攻撃。土井投手は8回まで101球しか投げておらずスタミナの心配はなさそう。先頭の栗須は三田らしく1ストライクからバントの構えをかましボール。結局トリッキーな動きはその時のみで2-2からサードゴロ。期待の3番・熊野もライトフライに倒れたが、4番・沖がレフト前ヒットを放ち首に皮一枚残った。
しかし、5番・三輪奈は初球サードフライに倒れ試合終了。

結局、20年前と同じ球場で近畿大会初戦敗退となってしまった三田学園。あの時は3人の好投手を抱えながらも八幡商に0-5で完敗したが、今回は紙一重の0-1だった。
どちらが勝ってもおかしくないハイレベルの投手戦でエラーやミスが明暗分けたわけではなかったので明日につながる敗戦と捉えたいが、惜しむらくはやはり4回表1死1・3塁でのサードライナーダブルプレー。あそこでスクイズを敢行してほしかったというのが唯一の心残りだった。
市和歌山は県大会でなんとか3位に入り近畿大会出場も新人戦で4強入りならず一次予選から勝ち上がり苦戦続きの二次予選をなんとか打線でカバーして勝ち上がってきたが、ここにきてエース・土井が5安打無四球完封と抜群の安定感を見せ厳しい投手戦を制したことでセンバツに一歩近づいた。

それにしても試合時間わずか1時間33分とは・・・・・いかにこの試合が淡白だったかということを物語っていた。市和歌山は次の試合の勝者と準々決勝でぶつかるわけだが、やはり京都1位の立命館宇治が一歩二歩リードしている気がしてならなかった。ましてやこの試合でみせた打線の低調さを考えると、、、、、ただ一発勝負は本当に分からないもので・・・・・。島根にいたので観戦できなかったが、市和歌山打線が近畿大会で6回コールド勝ちできる力があるとは考えられなかった。もし三田学園がこの試合勝っていたら、、、、、神戸国際大付に完勝したケースもあったのでどうだったんかなあと・・・・・。

さて、近畿大会らしく早い試合が目立ち第3試合開始は13時50分と発表されヘタすりゃコールドゲームで15時30分頃に終わりかねないかなと危機感を抱いていた。
立命館宇治は珍しくブラスバンドとチアガールの応援が駆け付けていたが奈良は県大会同様のスタイルで口ラッパと寂しかった。。。それはまた次回の講釈で。

チーム名 選手名 投球回 打者 投球数 安打 犠打 四球 三振 失点 自責              
三田学園 熊 野  8  32  113  6  1  2  5  1  1           
     
市和歌山 土 井  9  25  111  5  1   0 10  0  0  

                        (完)  
                     
                    🌟次回予告🌟 
10/20 秋季近畿大会2日目第3試合 ほっともっとフィールド神戸 立命館宇治(京都①)-奈良(奈良②)
2026/02/08(日) 22時20分42秒 No.2291 編集 削除