自ら健康に、水から健康に。合言葉は「はやめに、こまめに」
10/6 秋季和歌山大会二次予選 決勝戦 紀三井寺球場 智弁和歌山-和歌山東 14:24~16:26
TEAM 12345678910RHE
和 智 辯 000100000 171 渡邊、宮口-山田凛
和歌山東 000000000 0111 西岡、中西-田崎
UMPIRES
PL1B2B3B
井 岩 藤
戸 橘
本 本 森
2024年僕だけの聖地・紀三井寺球場で行われる最後の公式戦。すでに近畿大会出場は決まっておるので、どこまでガチンコ勝負になるのかは不透明な状況だったが、和智弁・和歌山東ともに1位通過で近畿出場しセンバツに近づきたいという意思が読み取れるエースの先発だった。
和智弁は二次予選も危なげなく大差で勝ち上がり、やはり新チームの和歌山も一歩・二歩抜けている気がする。和歌山東は夏4強止まりでセンバツは初出場を果たし甲子園1勝を挙げたが夏の和歌山大会は4強が最高でなかなか勝ち抜けない。今回は市和歌山に競り勝って決勝に来ただけに連戦とはなるが、和智弁をも下して勢いに乗りたいところ。
スタメンを見ていると和智弁はなんと3~7番打者が1年生となっており、愛知から来た山田凛捕手など逸材を県外から数多くかき集めているようで、あとはナカタニの采配がかみ合えば近畿そしてセンバツでも上位進出が期待できる。
新チームのエース・渡邊は昨秋二次予選準決勝でリリーフし、田辺の4番打者・山本陣に痛恨の逆転満塁ホームランを喰らってセンバツ出場の望みを断ち切られた苦い過去がある。
夏の甲子園でもエースナンバーをつけていたし、神奈川から野球留学してきただけに最終学年で躍進したい。
和歌山東は基本的に先攻派だが、なぜかしらこの日は後攻となった。どちらがじゃんけんで勝って選択したのかは分からないが、おそらく米原監督が宗旨替えしたものと思われる。
14時24分僕だけの聖地にサイレンが鳴り響きプレーボール。高嶋先生時代の和智弁はスロースターターだったが、1番・藤田が1-3からセンター前ヒットで出塁。俊足の藤田が出塁したので足を絡めるかと思われたが、いつも手堅い中谷は初球送りバントもファール。。。切り替えて1-1から打たせたがセンターフライ。3番・山下は1ストライクからエンドランを仕掛けたが、センターフライ。さらに4番・荒井にも1ボールから2球目エンドランを仕掛けるもピッチャーゴロで無得点。
その裏和歌山東は1死から2番・梶本がセカンド内野安打で出塁。米原監督はナカタニに触発されたのか?いきなり初球エンドランのサインを出したがライトフライ。直後に4番・田中がレフト前ヒットを放っただけに素直に送っていたら1点先制できたかもしれないが、、、、、結局5番・福田がファーストライナーに倒れ二者残塁となったのがケチの着け始めで攻撃面でかみ合わなかった・・・。
2回表西岡投手は本領発揮してサードゴロ2つと三振で和智弁打線を寄せ付けず、3回も下位打線を牛耳り2死から1番・藤田のピッチャーライナーを弾き内野安打とするが、バックアップしたセカンドが悪送球・・・しかしキャッチャー田崎が上手くバックアップしており、俊足ゆえに2塁を伺おうとした藤田がオーバーランして1塁に戻り切れずにタッチアウト!足はものすごく早いのだが、伝統的に走塁がヘタな和智弁の悪しき伝統が顔を覗かせてしまった・・・。
チャレンジャーの和歌山東は先制してプレッシャーをかけたいが、2回裏6番・谷口が初球センター前ヒットを放つも米原監督はまた初球打たせてショートゴロで1死2塁。しかし8番・田崎カウント1-3から何かしら米原監督のトリッキーなサインが出ていたのか?ただスキを見せてしまっただけなのか?いずれにせよ2塁けん制タッチアウト!この直後に四球をもらっただけにちぐはぐな攻めで無得点。
3回は1番からの好打順だったが、渡邊投手がエンジンかかってきようで、この試合初めて三者凡退に打ち取り0-0のまま序盤が終わり投手戦の様相を呈してきた。
試合は4回に動いた。和智弁は2番からの攻撃で先頭の福元が初球レフトへツーベースヒット。3番・山下はやはり手堅く送りバントで来たが、これが西岡投手の1塁悪送球を誘い思わぬ形で1点が転がり込んだ!!とはいえこの1点で試合が決まるとは思いもよらなかったのだが、、、、、ここから和智弁が一気に畳みかける風でもなく。。。4番・荒井はフリーに打たせてセンターフライに倒れると直後に盗塁を決め揺さぶり四球で1死1・2塁とチャンス拡大したものの、連続初球打ちはセンターフライ・セカンドゴロと単調な攻めに終わり追加点ならず。
先手を取られた和歌山東はその裏すぐさま先頭の4番・田中がレフト前ヒットで反撃開始。米原監督は素直に送りバントのサインを出すが2球で追い込まれてしまった・・・しかし初志貫徹でスリーバント成功し1死2塁。6番・谷口が1-3からサードゴロを放ったが、2塁走者セオリー無死で3塁へ走ってしまいタッチアウト・・・。これでは1つアウトを献上して2塁へ進めた意味がなくなり無得点。
5回表和智弁は下位打線も日高よろしく初球からガンガン手を出し凡打を積み重ね5球でツーアウト。しかし1番・藤田が初球センター前ヒットで結果を残し、すかさず2番・福元初球エンドランと攻めてきたがファーストライナー・・・。
同じように和歌山東もその裏8番からの攻撃で2死から1番・中松がレフト前ヒット。2番・榎本のショートゴロをショート山田希がまさかのトンネルで1・2塁とピンチを招き守備のタイムを取り落ち着かせたが、3番・坂井見事に初球センター前ヒットを放ち当然2塁走者中松ホーム突入するも。。。ホーム寸前タッチアウト!
1-0で試合を折り返したが、両チームともに3回裏を除いて走者を出しまくっており投手戦という印象もなく、もっと点数が入っていてもおかしくない状況だが、走塁ミスや好守備がありホームが遠い試合となった。
しかし、和歌山東打線が好調で和智弁のエース・渡邊から6安打放ち例年よりも打力は高い印象を受けた。後攻ゆえに同点に追いつけば一気に逆転してそのまま優勝するかも?!という機運もあった。
クーリングタイムもなく、1時間弱で5回を終え晴天なんでナイターには無縁そうだし、あと4イニングどこで和智弁打線が爆発するのかを焦点に観ていた。
6回表早速先頭の3番・山下がショートゴロイレギュラーによる内野安打で出塁。4番・荒井には全幅の信頼があるのか?フリーに打たせ2ボールからファールになると、1-3からエンドランでファーストゴロの間に1死2塁。西岡投手はこの回ボール先行が目立ったが、中谷は四球狙いはせず打者有利のカウントから積極的に打たせている印象だ。2死後6番・楠本が四球を選ぶと代走・大谷を起用しさりげなく選手層の厚さを見せつけ、7番・黒川まさかの初球セーフティーバントをかますがピッチャーゴロ・・・。2死からバントとは高嶋先生時代の和智弁には全く考えられないが、ナカタニのコスい野球がここで顔をのぞかせた!
その裏、和歌山東も先頭の4番・田中が2球連続見逃し3球勝負で来たところを一発で仕留めてライト前ヒットで猛打賞。米原監督は当初送りバントを考えていたが、5番・福田初球バント空振り、、、前の打席も送りバントのサインで空振り・ファールと苦戦し何とかスリーバントを決めたが、この空振りを見て米原監督がシビレを切らせたのか??2球目苦し紛れのエンドランはショートゴロでなんとか1死2塁と形を作ったものの、スライダー・チェンジアップで連続空振り三振と渡邊投手が走者を背負ってからギアを上げてホームを踏ませなかった。
早く追加点を挙げて逃げ切り体制に入りたい和智弁は7回先頭の渡邊投手がフルカウントから四球を選び手堅く送って1死2塁。このタイミングで2点目を許さないと米原監督が動きエースをベンチに下げて2番手に技巧はサウスポー中西を投入。しかし1番・藤田がこの日4安打目となるセンター前ヒットを放ち1・3塁。すぐさまタイムを要求し内野は中間守備。ここらでスクイズでもして大きな追加点をもぎ取るのか?と思いきや、2・3番ともに初球に手を出し2人ともセンターフライに倒れて無得点。
ピンチを脱出して気をよくした中西投手が1死後打席に入りセンター前ヒットで出塁。ここで米原監督はあくまでも強気の攻めでバントを封印し、1番・中松2-2からエンドランを仕掛けサードゴロで2死2塁。3回を除いて毎回得点圏に走者を進めているが、2番・榎本セカンドゴロに倒れこれで残塁8を数えゼロ更新が続く・・・・・。
2番手・中西投手は期待に応えて8・9回をヒット1本に抑え2人の投手リレーで和智弁打線を犠打エラーの1点で封じ込めあとは打線が奮起するのみ。
8回裏和東は3・4番がいずれも追い込まれてからヒットを放ち無死1・2塁。定石通り5番・福田は送りバント。第2打席でなんとかスリーバントを決めたが、第3打席では初球バント空振りでしゃーなしにエンドランに切り替えられたがここが是が非でも送りたい場面で初球バントファール・・・。2球目ボールの後にバントしたが、渡邊投手の好フィールディングに阻まれ3塁封殺!
6番・谷口は初球レフトフライに倒れたが、代打・樫野が起用され1球ボールの後に2塁走者に代走・八木を起用。そして1-2からの4球目見事にライト前ヒットを放ちついに同点・・・と思ったが、この回からライトを守っていた奥からホームに好返球が送られ2度目のホーム寸前タッチアウト!!それでも米原監督は手をたたいて喜んでいた。
いよいよ9回裏だが、表の攻撃で先頭打者だったエース・渡邊に代打が送られた関係で最後は速球派右腕・宮口がマウンドへ。1-0という緊迫の試合の9回裏のマウンドだけに緊張感たっぷりかと思いきや、150km・152kmと剛速球を連発し和東打線もバットにボールが当たっても前に飛ばない・・・。
セカンドゴロに剛速球を見せられ追い込んでからスライダーでバッターが翻弄され連続三振で試合終了。
終わってみれば1-0という試合だったが、投手戦というよりも何か不完全燃焼で物足りない印象が強かった。
和智弁は犠打エラーの1点止まりで準決勝までの爆発力を考えると、もっと打てると確信があったがやたら早打ちが目立ち凡打の積み重ねで3度の得点圏の走者を活かせなかった。
和歌山東は和智弁を上回る11安打を放ちながら完封負け・・・。なかなかプロアマ通じても11安打完封負けなんてお目にかかれないものだが、2つの2塁走者ホーム寸前好返球でタッチアウトというのが痛く、和智弁の守り勝ちというところだろうか?
これでHMF神戸には和智弁・和歌山東・市和歌山が近畿大会に出場する。3校ルールがあるので、どれだけ頑張ってもそのうち1校は確実に脱落してしまうのだが・・・・・。
この時点で2校がセンバツ出場できるとは確信を持てなかった。
時を少し戻して兵庫大会は9月上旬に開幕となる。7日に岐阜・プリニーの球場に出かけたが、返す刀で翌日に高砂へ出向いていた。
滝川高校にはプロスカウトの評判高い新井投手がいるということで、楽しみにしていたが部員19人の神戸一相手に大苦戦を強いられ。。。それはまた次回の講釈で。
チーム名 選手名 投球回 打者 投球数 安打 犠打 四球 三振 失点 自責
和 智 辯 渡 邊 8 34 103 11 1 1 5 0 0
和 智 辯 宮 口 1 3 13 0 0 0 2 0 0
和歌山東 西 岡 6 1/3 27 79 5 2 2 1 1 1
和歌山東 中 西 2 2/3 10 29 2 0 0 1 0 0
(完)
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R7年度秋季近畿地区高校野球大会兵庫予選観戦記① 泣きたくなければ強くなれ 神戸一観戦記
9/8 秋季兵庫大会1回戦 高砂球場 神戸一-滝川
TEAM 12345678910RHE
和 智 辯 000100000 171 渡邊、宮口-山田凛
和歌山東 000000000 0111 西岡、中西-田崎
UMPIRES
PL1B2B3B
井 岩 藤
戸 橘
本 本 森
2024年僕だけの聖地・紀三井寺球場で行われる最後の公式戦。すでに近畿大会出場は決まっておるので、どこまでガチンコ勝負になるのかは不透明な状況だったが、和智弁・和歌山東ともに1位通過で近畿出場しセンバツに近づきたいという意思が読み取れるエースの先発だった。
和智弁は二次予選も危なげなく大差で勝ち上がり、やはり新チームの和歌山も一歩・二歩抜けている気がする。和歌山東は夏4強止まりでセンバツは初出場を果たし甲子園1勝を挙げたが夏の和歌山大会は4強が最高でなかなか勝ち抜けない。今回は市和歌山に競り勝って決勝に来ただけに連戦とはなるが、和智弁をも下して勢いに乗りたいところ。
スタメンを見ていると和智弁はなんと3~7番打者が1年生となっており、愛知から来た山田凛捕手など逸材を県外から数多くかき集めているようで、あとはナカタニの采配がかみ合えば近畿そしてセンバツでも上位進出が期待できる。
新チームのエース・渡邊は昨秋二次予選準決勝でリリーフし、田辺の4番打者・山本陣に痛恨の逆転満塁ホームランを喰らってセンバツ出場の望みを断ち切られた苦い過去がある。
夏の甲子園でもエースナンバーをつけていたし、神奈川から野球留学してきただけに最終学年で躍進したい。
和歌山東は基本的に先攻派だが、なぜかしらこの日は後攻となった。どちらがじゃんけんで勝って選択したのかは分からないが、おそらく米原監督が宗旨替えしたものと思われる。
14時24分僕だけの聖地にサイレンが鳴り響きプレーボール。高嶋先生時代の和智弁はスロースターターだったが、1番・藤田が1-3からセンター前ヒットで出塁。俊足の藤田が出塁したので足を絡めるかと思われたが、いつも手堅い中谷は初球送りバントもファール。。。切り替えて1-1から打たせたがセンターフライ。3番・山下は1ストライクからエンドランを仕掛けたが、センターフライ。さらに4番・荒井にも1ボールから2球目エンドランを仕掛けるもピッチャーゴロで無得点。
その裏和歌山東は1死から2番・梶本がセカンド内野安打で出塁。米原監督はナカタニに触発されたのか?いきなり初球エンドランのサインを出したがライトフライ。直後に4番・田中がレフト前ヒットを放っただけに素直に送っていたら1点先制できたかもしれないが、、、、、結局5番・福田がファーストライナーに倒れ二者残塁となったのがケチの着け始めで攻撃面でかみ合わなかった・・・。
2回表西岡投手は本領発揮してサードゴロ2つと三振で和智弁打線を寄せ付けず、3回も下位打線を牛耳り2死から1番・藤田のピッチャーライナーを弾き内野安打とするが、バックアップしたセカンドが悪送球・・・しかしキャッチャー田崎が上手くバックアップしており、俊足ゆえに2塁を伺おうとした藤田がオーバーランして1塁に戻り切れずにタッチアウト!足はものすごく早いのだが、伝統的に走塁がヘタな和智弁の悪しき伝統が顔を覗かせてしまった・・・。
チャレンジャーの和歌山東は先制してプレッシャーをかけたいが、2回裏6番・谷口が初球センター前ヒットを放つも米原監督はまた初球打たせてショートゴロで1死2塁。しかし8番・田崎カウント1-3から何かしら米原監督のトリッキーなサインが出ていたのか?ただスキを見せてしまっただけなのか?いずれにせよ2塁けん制タッチアウト!この直後に四球をもらっただけにちぐはぐな攻めで無得点。
3回は1番からの好打順だったが、渡邊投手がエンジンかかってきようで、この試合初めて三者凡退に打ち取り0-0のまま序盤が終わり投手戦の様相を呈してきた。
試合は4回に動いた。和智弁は2番からの攻撃で先頭の福元が初球レフトへツーベースヒット。3番・山下はやはり手堅く送りバントで来たが、これが西岡投手の1塁悪送球を誘い思わぬ形で1点が転がり込んだ!!とはいえこの1点で試合が決まるとは思いもよらなかったのだが、、、、、ここから和智弁が一気に畳みかける風でもなく。。。4番・荒井はフリーに打たせてセンターフライに倒れると直後に盗塁を決め揺さぶり四球で1死1・2塁とチャンス拡大したものの、連続初球打ちはセンターフライ・セカンドゴロと単調な攻めに終わり追加点ならず。
先手を取られた和歌山東はその裏すぐさま先頭の4番・田中がレフト前ヒットで反撃開始。米原監督は素直に送りバントのサインを出すが2球で追い込まれてしまった・・・しかし初志貫徹でスリーバント成功し1死2塁。6番・谷口が1-3からサードゴロを放ったが、2塁走者セオリー無死で3塁へ走ってしまいタッチアウト・・・。これでは1つアウトを献上して2塁へ進めた意味がなくなり無得点。
5回表和智弁は下位打線も日高よろしく初球からガンガン手を出し凡打を積み重ね5球でツーアウト。しかし1番・藤田が初球センター前ヒットで結果を残し、すかさず2番・福元初球エンドランと攻めてきたがファーストライナー・・・。
同じように和歌山東もその裏8番からの攻撃で2死から1番・中松がレフト前ヒット。2番・榎本のショートゴロをショート山田希がまさかのトンネルで1・2塁とピンチを招き守備のタイムを取り落ち着かせたが、3番・坂井見事に初球センター前ヒットを放ち当然2塁走者中松ホーム突入するも。。。ホーム寸前タッチアウト!
1-0で試合を折り返したが、両チームともに3回裏を除いて走者を出しまくっており投手戦という印象もなく、もっと点数が入っていてもおかしくない状況だが、走塁ミスや好守備がありホームが遠い試合となった。
しかし、和歌山東打線が好調で和智弁のエース・渡邊から6安打放ち例年よりも打力は高い印象を受けた。後攻ゆえに同点に追いつけば一気に逆転してそのまま優勝するかも?!という機運もあった。
クーリングタイムもなく、1時間弱で5回を終え晴天なんでナイターには無縁そうだし、あと4イニングどこで和智弁打線が爆発するのかを焦点に観ていた。
6回表早速先頭の3番・山下がショートゴロイレギュラーによる内野安打で出塁。4番・荒井には全幅の信頼があるのか?フリーに打たせ2ボールからファールになると、1-3からエンドランでファーストゴロの間に1死2塁。西岡投手はこの回ボール先行が目立ったが、中谷は四球狙いはせず打者有利のカウントから積極的に打たせている印象だ。2死後6番・楠本が四球を選ぶと代走・大谷を起用しさりげなく選手層の厚さを見せつけ、7番・黒川まさかの初球セーフティーバントをかますがピッチャーゴロ・・・。2死からバントとは高嶋先生時代の和智弁には全く考えられないが、ナカタニのコスい野球がここで顔をのぞかせた!
その裏、和歌山東も先頭の4番・田中が2球連続見逃し3球勝負で来たところを一発で仕留めてライト前ヒットで猛打賞。米原監督は当初送りバントを考えていたが、5番・福田初球バント空振り、、、前の打席も送りバントのサインで空振り・ファールと苦戦し何とかスリーバントを決めたが、この空振りを見て米原監督がシビレを切らせたのか??2球目苦し紛れのエンドランはショートゴロでなんとか1死2塁と形を作ったものの、スライダー・チェンジアップで連続空振り三振と渡邊投手が走者を背負ってからギアを上げてホームを踏ませなかった。
早く追加点を挙げて逃げ切り体制に入りたい和智弁は7回先頭の渡邊投手がフルカウントから四球を選び手堅く送って1死2塁。このタイミングで2点目を許さないと米原監督が動きエースをベンチに下げて2番手に技巧はサウスポー中西を投入。しかし1番・藤田がこの日4安打目となるセンター前ヒットを放ち1・3塁。すぐさまタイムを要求し内野は中間守備。ここらでスクイズでもして大きな追加点をもぎ取るのか?と思いきや、2・3番ともに初球に手を出し2人ともセンターフライに倒れて無得点。
ピンチを脱出して気をよくした中西投手が1死後打席に入りセンター前ヒットで出塁。ここで米原監督はあくまでも強気の攻めでバントを封印し、1番・中松2-2からエンドランを仕掛けサードゴロで2死2塁。3回を除いて毎回得点圏に走者を進めているが、2番・榎本セカンドゴロに倒れこれで残塁8を数えゼロ更新が続く・・・・・。
2番手・中西投手は期待に応えて8・9回をヒット1本に抑え2人の投手リレーで和智弁打線を犠打エラーの1点で封じ込めあとは打線が奮起するのみ。
8回裏和東は3・4番がいずれも追い込まれてからヒットを放ち無死1・2塁。定石通り5番・福田は送りバント。第2打席でなんとかスリーバントを決めたが、第3打席では初球バント空振りでしゃーなしにエンドランに切り替えられたがここが是が非でも送りたい場面で初球バントファール・・・。2球目ボールの後にバントしたが、渡邊投手の好フィールディングに阻まれ3塁封殺!
6番・谷口は初球レフトフライに倒れたが、代打・樫野が起用され1球ボールの後に2塁走者に代走・八木を起用。そして1-2からの4球目見事にライト前ヒットを放ちついに同点・・・と思ったが、この回からライトを守っていた奥からホームに好返球が送られ2度目のホーム寸前タッチアウト!!それでも米原監督は手をたたいて喜んでいた。
いよいよ9回裏だが、表の攻撃で先頭打者だったエース・渡邊に代打が送られた関係で最後は速球派右腕・宮口がマウンドへ。1-0という緊迫の試合の9回裏のマウンドだけに緊張感たっぷりかと思いきや、150km・152kmと剛速球を連発し和東打線もバットにボールが当たっても前に飛ばない・・・。
セカンドゴロに剛速球を見せられ追い込んでからスライダーでバッターが翻弄され連続三振で試合終了。
終わってみれば1-0という試合だったが、投手戦というよりも何か不完全燃焼で物足りない印象が強かった。
和智弁は犠打エラーの1点止まりで準決勝までの爆発力を考えると、もっと打てると確信があったがやたら早打ちが目立ち凡打の積み重ねで3度の得点圏の走者を活かせなかった。
和歌山東は和智弁を上回る11安打を放ちながら完封負け・・・。なかなかプロアマ通じても11安打完封負けなんてお目にかかれないものだが、2つの2塁走者ホーム寸前好返球でタッチアウトというのが痛く、和智弁の守り勝ちというところだろうか?
これでHMF神戸には和智弁・和歌山東・市和歌山が近畿大会に出場する。3校ルールがあるので、どれだけ頑張ってもそのうち1校は確実に脱落してしまうのだが・・・・・。
この時点で2校がセンバツ出場できるとは確信を持てなかった。
時を少し戻して兵庫大会は9月上旬に開幕となる。7日に岐阜・プリニーの球場に出かけたが、返す刀で翌日に高砂へ出向いていた。
滝川高校にはプロスカウトの評判高い新井投手がいるということで、楽しみにしていたが部員19人の神戸一相手に大苦戦を強いられ。。。それはまた次回の講釈で。
チーム名 選手名 投球回 打者 投球数 安打 犠打 四球 三振 失点 自責
和 智 辯 渡 邊 8 34 103 11 1 1 5 0 0
和 智 辯 宮 口 1 3 13 0 0 0 2 0 0
和歌山東 西 岡 6 1/3 27 79 5 2 2 1 1 1
和歌山東 中 西 2 2/3 10 29 2 0 0 1 0 0
(完)
🌟新シリーズのお知らせ🌟
R7年度秋季近畿地区高校野球大会兵庫予選観戦記① 泣きたくなければ強くなれ 神戸一観戦記
9/8 秋季兵庫大会1回戦 高砂球場 神戸一-滝川