自ら健康に、水から健康に。合言葉は「はやめに、こまめに」
📝持丸修一 77歳名将の高校野球論
「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/381279
12月になり、3月頭までの対外試合禁止期間が始まりました。この規則を「そろそろ見直してもいいのでは」といった意見が一部ではあるようです。なにせ、制定されたのは70年以上も前。当時と状況は大きく異なりますし、準レギュラー以下の選手が実戦経験を積む機会としても、ルールを緩和すべきという考え方も理解はできます。
ただ、私自身はこの期間、実はけっこう気に入っていて、むしろ必要だと思っているんです。学校によっては他校と「合同“練習”」を行うところもあるのでしょうが、やろうと思ったことすらありません。
理由は単純で、このコラムでもたびたび触れているように、高校野球はあまりにも過密だからです。3月から11月まで大会が連続し、春夏の甲子園に出場するようなチームであれば、息つく暇がありません。だからこそ、じっくり腰を据えて練習だけに専念できる期間があってもいいじゃないかと思うのです。それに、対外試合でしか得られない経験値もありますが、練習にも同じことが言えます。この3カ月間は精神的な疲労を取りつつ、基礎能力を底上げする期間として存分に有効活用するつもりです。
専大松戸では、平日は最低30分のチームプレーを必ず取り入れ、土日は紅白戦を中心に据えています。基礎動作と半実戦形式の反復練習を通して、攻守における野手の状況判断の精度を徹底的に高めることが主な狙いです。
特に重視しているのは、攻撃時の走者による打球判断です。打球がバットに当たった瞬間に「走るべきか否か」を決める。その判断の遅れはワンテンポで大きな差になります。打撃音、スイングスピード、インパクト直後の打球角度なども判断材料になる。細かな情報を瞬時に感じ取る能力は、本番の試合中ではなかなか養えません。冬の時間こそ、こうした“自分の感性”を研ぎ澄ます絶好の場になるのです。
もっとも、判断力にはセンスも絡むため、この期間は指導者にとっても大きな意味を持ちます。選手たちを3カ月も見ていれば、「偶然の好プレー」なのか「再現できる実力」なのかがはっきり分かりますからね。選手の本質に触れられる季節と言ってもいいかもしれません。
心待ちにしている来春センバツの開幕は3月19日。すでにベンチ入りメンバーの見極めは始まっています。
💢広陵高校野球部の暴力事案 書類送検された2人を家庭裁判所に送致
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f18d3d5bd5edbbb514c867b7be3b78b6d18e487
広島県の広陵高校・硬式野球部で起きた暴力事案で、広島地検は9日、少年2人を広島家庭裁判所に送致しました。
この事案は、ことし1月、学校内の寮で、規則で禁止されていたカップ麺を食べた当時の1年生が、複数の当時2年生の部員から暴力を加えられたものです。
広陵高校は1日、「3年生2人を暴行の疑いで書類送検した」と警察から連絡があったことを明らかにしていました。
広島地検は9日、この少年2人を暴行の非行事実で家庭裁判所に送致したと発表しました。
広島地検によりますと、少年2人は野球部の寮で1人は胸部を、もう1人は頬をそれぞれ手で殴打したとされています。
広島地検は少年2人の認否については明らかにしていません。今後少年2人は家庭裁判所で詳しい調査が行われる予定です。
📝異次元のスピードで甲子園を席巻したオコエ瑠偉 一塁強襲二塁打、1イニング2三塁打、超美守...
https://news.yahoo.co.jp/articles/852b7bf3c6c051f7bf061df3fc1cedb6f5333dd9?page=1
先月28日、巨人はオコエ瑠偉の電撃退団を発表した。海外挑戦などを含め、本人の選択肢を広げるために、あえて自由契約にしたと言われる。この、いわば温情に、オコエはどんな選択で応えるのか。
【感嘆符で埋め尽くされた衝撃の甲子園】
2015年夏の甲子園。関東一(東東京)のオコエの活躍は、それは衝撃的だった。当時の取材メモを振り返ると......。
「!」「??」「!!!」
もし目に見えるなら、その空気は感嘆符だらけだった。高岡商(富山)との一戦で、関東一の先頭打者・オコエが第1打席で放った打球は、一塁手の右を強襲する。弾いた打球が、フェンス際まで転がる。それを見たオコエは、ためらいなくスピードに乗って二塁に達した。一塁強襲二塁打。その速さは先刻承知。
なにしろ東東京大会では、センター前へのふつうの当たりを二塁打にしていたのだ。だが実際、はじいたにしても一塁手が触った打球で二塁に行くのを目の前で見れば、異次元のスピードだった。
3回には、さらに感嘆符が充満した。この回のオコエは、大量得点で2度回ってきた打席でいずれも右中間に三塁打。とにかく、二塁を回ってからの加速が尋常じゃない。初回の二塁打は挨拶がわりの快足で、49年ぶり、大会史上2人目という1イニング2三塁打に、関東一の米澤貴光監督はこう語ったものだ。
「塁間3歩くらいで行く(笑)。1イニング三塁打2本は、練習試合では珍しくありません。私は社会人野球のシダックス時代に、キューバの代表選手なども見てきましたが、それも含めて会ったことのないレベルのスピード。オコエには『頼むから、ベースだけは踏んでくれ』と言っています」
ふだんは生真面目で、冗談など言いそうにない米澤監督さえテンションが上がるのである。スピードに乗った時のオコエは、たしかにほれぼれするほどのストライドの大きさだ。
右中間を割った打球から早合点して、スコアブックに二塁打と書き込んだある記者は、目を上げてみたらオコエが三塁にいて首をひねったとか。元サッカー日本代表の俊足FWで、"ジョホールバルの歓喜"で知られる野人・岡野雅行氏から、かつて「犬に追いかけられたけど、ぶっちぎったことがある」と聞いた時は笑うしかなかったが、オコエの疾走はさながら、獲物に突進するチーターだ。
【三塁到達スピードはプロでもトップクラス】
だがいくらなんでも、塁間3歩はないだろう。そのことを本人にぶつけると、こんな答えが返ってきた。
「3歩......それはさすがに、人間じゃないですね(笑)。短距離はそうでもないんです。現に、チームでも井橋(俊貴)は僕より速いし、あるいは下級生でも5、6人いますよ。でも僕は、ベーラン(ベースランニング)が得意で。距離が長ければ長いほどよくて。二塁打はトップスピードに乗る前にベースに着いちゃうので、三塁打が一番速いですね」
50メートル5秒96はむろん俊足の部類だが、ずば抜けて速くはない。だが、三塁到達タイムとなると10・88秒で、これはプロ球界でもトップクラスだそうだ。ヒット性の打球を放つと、ふつうは一塁に走りながら3フィートラインあたりから右にふくらみ、一塁を回って二塁をうかがう。だがオコエは、打った瞬間にヒットと判断したら、スタートからゆるい弧を描くように一塁を目指し、左足でキャンバスを蹴って二塁を狙う。
オコエによると、「そのほうが、いざ二塁に走るときに減速しないし、距離的にも効率がいい」ためで、そのあたりはなかなかクレバーでもある。ただ甲子園期間中のオコエは、こと走塁に関しては、本調子ではなかったらしい。
「東東京大会で使う神宮は人工芝で、甲子園の走路は土。感覚の違いがあって、塁間の歩数が合っていなかったんです。だから三塁へのスライディングでも、遠くから滑りすぎて飛んじゃっているんですよね。また、神宮の赤土とでは、滑った時のスピードも違いました」
【中学まではホームランバッター】
すらりと長い四肢はナイジェリア人の父から受け継いだ。名前の「瑠偉」は、Jリーグで活躍したラモス瑠偉にあやかり、「父はサッカーをやってほしかったと思います」とのこと。だが、小学校で出会った野球にのめり込んだ。ジャイアンツ・ジュニアに名を連ねると、中学では東村山シニアでプレーした。少年野球の現場ではその当時、足の速い子どもならほぼ機械的に左打ちにさせる傾向が強かったが、オコエは小、中学時代ともに、左打ちを勧められることはなかったという。これは、右の強打者がノドから手が出るほどほしいNPBのニーズにもかなう。
「左打ちを勧められなかったのは、中学まではホームランバッターだったからでしょう。ただ、高校に入ってもホームラン打者のつもりでいたんですが、なかなか芽が出なかったんです。だから、東京で優勝した1年秋の大会はベンチ外。翌年のセンバツをアルプスから見て、どうしたらベンチに入れるか、自分の持ち味を生かす方法を考えた結果が、鋭いライナーを打つことでした」
米澤監督も「目の色が変わってきたのは選抜前、1年生の2月頃からです」と言うように、そこからのオコエはまず体づくりから取り組んだ。
「しんどいときこそ、もう1本」と走り込み、体幹トレーニングに汗を流し、体を大きくするために丼飯3杯など1日4、5食。増えた体重を質のいい筋肉にするため、トレーナーの助言を仰いだ。
体が充実すれば、技術は勝手についてくる。2年の選抜後に定位置をつかむと、2年夏には5試合で打率5割超、さらに秋を経て3年時にはプロ注目の逸材として脚光を浴びることになる。
【スピードが生んだ超美技】
夏の甲子園3回戦の中京大中京(愛知)との試合では、並外れた守備能力の高さも見せている。初回から二死満塁のピンチ。さらにオコエの守るセンターの左に鋭いフライ。抜ければ一挙3点......だが、さながら短距離走者のスピードでオコエが一直線に落下点に疾走し、長い左腕を懸命に伸ばすと、グラブの先にボールがすっぽりと収まった。
立ち上がりの3失点をゼロにする超美技には、「オコエなら、もしかすると......」と願った米澤監督も、4万7000のスタンドも、割れるような拍手だ。
過去、特大アーチや150キロ超の剛球でスタンドを魅了した高校生は何人もいる。だが、その足でここまで人気を得た球児は記憶にない。盗塁をしまくったのなら、足の速さはわかりやすい。だが意外なことに、この甲子園でのオコエは盗塁0。つまりファンは、数値ではなく長打や美技そのものにわくわくしたのだ。鮮烈なスピードは、それほど衝撃的だったということだろう。
興南(沖縄)との準々決勝では、厳しく内角を攻められ、4打数無安打2三振と精彩を欠いた。だが、3対3と同点の9回、二死二塁から苦しんでいた内角低めの直球を「100パーセント読んで」と巻き込むように強振すると、ライナーがレフトスタンドに飛び込んだ。夏の大会で関東一に初のベスト4進出をもたらす決勝2ラン。これが高校通算36本目のアーチだった。
この夏の甲子園4試合で残した成績は、18打数6安打6打点、盗塁0。数字だけを見れば、突出しているわけではない。だが、ファンの記憶には「オコエ劇場」と呼ばれた鮮烈な衝撃が、今も色濃く刻まれている。15年、ドラフト前に取材した時のオコエはこんなことを語っていた。
「1年前には、いまの自分は想像できませんでした。この間の通学中に『オコエさんですか?』と、知らない人に声をかけられたんですよ」
1年後。いまからは想像のつかない舞台で活躍しているオコエを見られるだろうか。
⚾岩手さんへ
昨夜は青森県を中心に巨大地震に襲われたようですが、文面から察するにそちらの方は大勢に影響がないものと察しております。
さて、本来ならば、来春のセンバツから即7イニング制導入したかったと思われますが、世論の声で先延ばしにできたといった風情でしょうか?
国体の時には何の前触れもなく、いきなり今年から7イニング制導入します・・・となってしまったので。
滋賀国体初日の折はたまたま早朝に通り雨があり、予定よりも1時間遅れで4試合開催してくれたので、17時50分頃終了となりましたが、普通にやっていたら8時30分開始で16時50分頃終了でナイターとは無縁だったんでしょうね・・・・・。
幸か不幸か7イニング制の影響で前席前売りでネット販売のみでしたが、大きな混乱もなく労せずして3塁内野席取れたのでその点はありがたかったですが・・・・・。兵庫国体や福井国体の折は朝から長蛇の列ができて難儀していたので!
それに国体は3年生の引退試合のようなもんで、甲子園のように真剣勝負というわけでもないので、心身の疲労はとても軽いと思います。てっきり僕は半分の4回終了後にグラウンド整備するかと思いきや従来通り5回終了後の整備なんで・・・・・後半がものすごく早く感じるし、先取点取られたら焦りが増幅されますね!
5回コールドは地方大会でもあまりないので、コールドゲームはずいぶん減ると思いますが、特に軟式でも7イニング制を採用されるとわざわざ球場にまで足を運ぶ機会がなくなるかと・・・・・。
選手ファースト・・・といいつつ、選手も9イニングを熱望する球児が圧倒的多数なんで。球数制限は現状1週間で500球以内と言われても初戦敗退するチームはまず抵触しないし、7日間で3試合以上組まれるゾーンに入って勝ち抜かない限りはひっかからないので、1試合100球以内などにしないと故障予防できないのでは???と。
クーリングタイムに関しては10分でも15分でもゆっくりやって欲しいですね。トイレの混雑も気にならないし、残り時間がまだたっぷりあるのでスタンドを適当に散歩できるので!
夏の紀三井寺だったら、外野席開放されているのでグルリ1周できるし気前のいいチームは氷水が入ったバケツに飲み物を大量に入れて「自由にお取り下さい!」とあるのでお言葉に甘えられるし!!
ユーチューバーの論客の意見を聴いていても全会一致で猛反対ですね!
「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/381279
12月になり、3月頭までの対外試合禁止期間が始まりました。この規則を「そろそろ見直してもいいのでは」といった意見が一部ではあるようです。なにせ、制定されたのは70年以上も前。当時と状況は大きく異なりますし、準レギュラー以下の選手が実戦経験を積む機会としても、ルールを緩和すべきという考え方も理解はできます。
ただ、私自身はこの期間、実はけっこう気に入っていて、むしろ必要だと思っているんです。学校によっては他校と「合同“練習”」を行うところもあるのでしょうが、やろうと思ったことすらありません。
理由は単純で、このコラムでもたびたび触れているように、高校野球はあまりにも過密だからです。3月から11月まで大会が連続し、春夏の甲子園に出場するようなチームであれば、息つく暇がありません。だからこそ、じっくり腰を据えて練習だけに専念できる期間があってもいいじゃないかと思うのです。それに、対外試合でしか得られない経験値もありますが、練習にも同じことが言えます。この3カ月間は精神的な疲労を取りつつ、基礎能力を底上げする期間として存分に有効活用するつもりです。
専大松戸では、平日は最低30分のチームプレーを必ず取り入れ、土日は紅白戦を中心に据えています。基礎動作と半実戦形式の反復練習を通して、攻守における野手の状況判断の精度を徹底的に高めることが主な狙いです。
特に重視しているのは、攻撃時の走者による打球判断です。打球がバットに当たった瞬間に「走るべきか否か」を決める。その判断の遅れはワンテンポで大きな差になります。打撃音、スイングスピード、インパクト直後の打球角度なども判断材料になる。細かな情報を瞬時に感じ取る能力は、本番の試合中ではなかなか養えません。冬の時間こそ、こうした“自分の感性”を研ぎ澄ます絶好の場になるのです。
もっとも、判断力にはセンスも絡むため、この期間は指導者にとっても大きな意味を持ちます。選手たちを3カ月も見ていれば、「偶然の好プレー」なのか「再現できる実力」なのかがはっきり分かりますからね。選手の本質に触れられる季節と言ってもいいかもしれません。
心待ちにしている来春センバツの開幕は3月19日。すでにベンチ入りメンバーの見極めは始まっています。
💢広陵高校野球部の暴力事案 書類送検された2人を家庭裁判所に送致
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f18d3d5bd5edbbb514c867b7be3b78b6d18e487
広島県の広陵高校・硬式野球部で起きた暴力事案で、広島地検は9日、少年2人を広島家庭裁判所に送致しました。
この事案は、ことし1月、学校内の寮で、規則で禁止されていたカップ麺を食べた当時の1年生が、複数の当時2年生の部員から暴力を加えられたものです。
広陵高校は1日、「3年生2人を暴行の疑いで書類送検した」と警察から連絡があったことを明らかにしていました。
広島地検は9日、この少年2人を暴行の非行事実で家庭裁判所に送致したと発表しました。
広島地検によりますと、少年2人は野球部の寮で1人は胸部を、もう1人は頬をそれぞれ手で殴打したとされています。
広島地検は少年2人の認否については明らかにしていません。今後少年2人は家庭裁判所で詳しい調査が行われる予定です。
📝異次元のスピードで甲子園を席巻したオコエ瑠偉 一塁強襲二塁打、1イニング2三塁打、超美守...
https://news.yahoo.co.jp/articles/852b7bf3c6c051f7bf061df3fc1cedb6f5333dd9?page=1
先月28日、巨人はオコエ瑠偉の電撃退団を発表した。海外挑戦などを含め、本人の選択肢を広げるために、あえて自由契約にしたと言われる。この、いわば温情に、オコエはどんな選択で応えるのか。
【感嘆符で埋め尽くされた衝撃の甲子園】
2015年夏の甲子園。関東一(東東京)のオコエの活躍は、それは衝撃的だった。当時の取材メモを振り返ると......。
「!」「??」「!!!」
もし目に見えるなら、その空気は感嘆符だらけだった。高岡商(富山)との一戦で、関東一の先頭打者・オコエが第1打席で放った打球は、一塁手の右を強襲する。弾いた打球が、フェンス際まで転がる。それを見たオコエは、ためらいなくスピードに乗って二塁に達した。一塁強襲二塁打。その速さは先刻承知。
なにしろ東東京大会では、センター前へのふつうの当たりを二塁打にしていたのだ。だが実際、はじいたにしても一塁手が触った打球で二塁に行くのを目の前で見れば、異次元のスピードだった。
3回には、さらに感嘆符が充満した。この回のオコエは、大量得点で2度回ってきた打席でいずれも右中間に三塁打。とにかく、二塁を回ってからの加速が尋常じゃない。初回の二塁打は挨拶がわりの快足で、49年ぶり、大会史上2人目という1イニング2三塁打に、関東一の米澤貴光監督はこう語ったものだ。
「塁間3歩くらいで行く(笑)。1イニング三塁打2本は、練習試合では珍しくありません。私は社会人野球のシダックス時代に、キューバの代表選手なども見てきましたが、それも含めて会ったことのないレベルのスピード。オコエには『頼むから、ベースだけは踏んでくれ』と言っています」
ふだんは生真面目で、冗談など言いそうにない米澤監督さえテンションが上がるのである。スピードに乗った時のオコエは、たしかにほれぼれするほどのストライドの大きさだ。
右中間を割った打球から早合点して、スコアブックに二塁打と書き込んだある記者は、目を上げてみたらオコエが三塁にいて首をひねったとか。元サッカー日本代表の俊足FWで、"ジョホールバルの歓喜"で知られる野人・岡野雅行氏から、かつて「犬に追いかけられたけど、ぶっちぎったことがある」と聞いた時は笑うしかなかったが、オコエの疾走はさながら、獲物に突進するチーターだ。
【三塁到達スピードはプロでもトップクラス】
だがいくらなんでも、塁間3歩はないだろう。そのことを本人にぶつけると、こんな答えが返ってきた。
「3歩......それはさすがに、人間じゃないですね(笑)。短距離はそうでもないんです。現に、チームでも井橋(俊貴)は僕より速いし、あるいは下級生でも5、6人いますよ。でも僕は、ベーラン(ベースランニング)が得意で。距離が長ければ長いほどよくて。二塁打はトップスピードに乗る前にベースに着いちゃうので、三塁打が一番速いですね」
50メートル5秒96はむろん俊足の部類だが、ずば抜けて速くはない。だが、三塁到達タイムとなると10・88秒で、これはプロ球界でもトップクラスだそうだ。ヒット性の打球を放つと、ふつうは一塁に走りながら3フィートラインあたりから右にふくらみ、一塁を回って二塁をうかがう。だがオコエは、打った瞬間にヒットと判断したら、スタートからゆるい弧を描くように一塁を目指し、左足でキャンバスを蹴って二塁を狙う。
オコエによると、「そのほうが、いざ二塁に走るときに減速しないし、距離的にも効率がいい」ためで、そのあたりはなかなかクレバーでもある。ただ甲子園期間中のオコエは、こと走塁に関しては、本調子ではなかったらしい。
「東東京大会で使う神宮は人工芝で、甲子園の走路は土。感覚の違いがあって、塁間の歩数が合っていなかったんです。だから三塁へのスライディングでも、遠くから滑りすぎて飛んじゃっているんですよね。また、神宮の赤土とでは、滑った時のスピードも違いました」
【中学まではホームランバッター】
すらりと長い四肢はナイジェリア人の父から受け継いだ。名前の「瑠偉」は、Jリーグで活躍したラモス瑠偉にあやかり、「父はサッカーをやってほしかったと思います」とのこと。だが、小学校で出会った野球にのめり込んだ。ジャイアンツ・ジュニアに名を連ねると、中学では東村山シニアでプレーした。少年野球の現場ではその当時、足の速い子どもならほぼ機械的に左打ちにさせる傾向が強かったが、オコエは小、中学時代ともに、左打ちを勧められることはなかったという。これは、右の強打者がノドから手が出るほどほしいNPBのニーズにもかなう。
「左打ちを勧められなかったのは、中学まではホームランバッターだったからでしょう。ただ、高校に入ってもホームラン打者のつもりでいたんですが、なかなか芽が出なかったんです。だから、東京で優勝した1年秋の大会はベンチ外。翌年のセンバツをアルプスから見て、どうしたらベンチに入れるか、自分の持ち味を生かす方法を考えた結果が、鋭いライナーを打つことでした」
米澤監督も「目の色が変わってきたのは選抜前、1年生の2月頃からです」と言うように、そこからのオコエはまず体づくりから取り組んだ。
「しんどいときこそ、もう1本」と走り込み、体幹トレーニングに汗を流し、体を大きくするために丼飯3杯など1日4、5食。増えた体重を質のいい筋肉にするため、トレーナーの助言を仰いだ。
体が充実すれば、技術は勝手についてくる。2年の選抜後に定位置をつかむと、2年夏には5試合で打率5割超、さらに秋を経て3年時にはプロ注目の逸材として脚光を浴びることになる。
【スピードが生んだ超美技】
夏の甲子園3回戦の中京大中京(愛知)との試合では、並外れた守備能力の高さも見せている。初回から二死満塁のピンチ。さらにオコエの守るセンターの左に鋭いフライ。抜ければ一挙3点......だが、さながら短距離走者のスピードでオコエが一直線に落下点に疾走し、長い左腕を懸命に伸ばすと、グラブの先にボールがすっぽりと収まった。
立ち上がりの3失点をゼロにする超美技には、「オコエなら、もしかすると......」と願った米澤監督も、4万7000のスタンドも、割れるような拍手だ。
過去、特大アーチや150キロ超の剛球でスタンドを魅了した高校生は何人もいる。だが、その足でここまで人気を得た球児は記憶にない。盗塁をしまくったのなら、足の速さはわかりやすい。だが意外なことに、この甲子園でのオコエは盗塁0。つまりファンは、数値ではなく長打や美技そのものにわくわくしたのだ。鮮烈なスピードは、それほど衝撃的だったということだろう。
興南(沖縄)との準々決勝では、厳しく内角を攻められ、4打数無安打2三振と精彩を欠いた。だが、3対3と同点の9回、二死二塁から苦しんでいた内角低めの直球を「100パーセント読んで」と巻き込むように強振すると、ライナーがレフトスタンドに飛び込んだ。夏の大会で関東一に初のベスト4進出をもたらす決勝2ラン。これが高校通算36本目のアーチだった。
この夏の甲子園4試合で残した成績は、18打数6安打6打点、盗塁0。数字だけを見れば、突出しているわけではない。だが、ファンの記憶には「オコエ劇場」と呼ばれた鮮烈な衝撃が、今も色濃く刻まれている。15年、ドラフト前に取材した時のオコエはこんなことを語っていた。
「1年前には、いまの自分は想像できませんでした。この間の通学中に『オコエさんですか?』と、知らない人に声をかけられたんですよ」
1年後。いまからは想像のつかない舞台で活躍しているオコエを見られるだろうか。
⚾岩手さんへ
昨夜は青森県を中心に巨大地震に襲われたようですが、文面から察するにそちらの方は大勢に影響がないものと察しております。
さて、本来ならば、来春のセンバツから即7イニング制導入したかったと思われますが、世論の声で先延ばしにできたといった風情でしょうか?
国体の時には何の前触れもなく、いきなり今年から7イニング制導入します・・・となってしまったので。
滋賀国体初日の折はたまたま早朝に通り雨があり、予定よりも1時間遅れで4試合開催してくれたので、17時50分頃終了となりましたが、普通にやっていたら8時30分開始で16時50分頃終了でナイターとは無縁だったんでしょうね・・・・・。
幸か不幸か7イニング制の影響で前席前売りでネット販売のみでしたが、大きな混乱もなく労せずして3塁内野席取れたのでその点はありがたかったですが・・・・・。兵庫国体や福井国体の折は朝から長蛇の列ができて難儀していたので!
それに国体は3年生の引退試合のようなもんで、甲子園のように真剣勝負というわけでもないので、心身の疲労はとても軽いと思います。てっきり僕は半分の4回終了後にグラウンド整備するかと思いきや従来通り5回終了後の整備なんで・・・・・後半がものすごく早く感じるし、先取点取られたら焦りが増幅されますね!
5回コールドは地方大会でもあまりないので、コールドゲームはずいぶん減ると思いますが、特に軟式でも7イニング制を採用されるとわざわざ球場にまで足を運ぶ機会がなくなるかと・・・・・。
選手ファースト・・・といいつつ、選手も9イニングを熱望する球児が圧倒的多数なんで。球数制限は現状1週間で500球以内と言われても初戦敗退するチームはまず抵触しないし、7日間で3試合以上組まれるゾーンに入って勝ち抜かない限りはひっかからないので、1試合100球以内などにしないと故障予防できないのでは???と。
クーリングタイムに関しては10分でも15分でもゆっくりやって欲しいですね。トイレの混雑も気にならないし、残り時間がまだたっぷりあるのでスタンドを適当に散歩できるので!
夏の紀三井寺だったら、外野席開放されているのでグルリ1周できるし気前のいいチームは氷水が入ったバケツに飲み物を大量に入れて「自由にお取り下さい!」とあるのでお言葉に甘えられるし!!
ユーチューバーの論客の意見を聴いていても全会一致で猛反対ですね!