自ら健康に、水から健康に。合言葉は「はやめに、こまめに」

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紀州レンジャーズ チーム結成以来全成績 175勝187敗35分け 42雨天中止  4新型インフルエンザ発生&流行中止1降雨ノーゲーム(OBチーム1試合)
5/5 春季兵庫大会3位決定戦 明石トーカロ球場 明石商-東洋大姫路 9:59~11:53

    一二三四五六七八九十計HE
東洋姫路000000100 160 中島、木下-桒原 
明 石 商00010100X 250 横山-谷岡
 
        第二試合   
         社
        須磨翔風

 いよいよ春の兵庫も最終日。4強に入ると準決勝・負けても3位決定戦があるので2試合戦える。組み合わせが違うだけで見るチームは同じゆえに、あえて僕は準決勝か最終日どちらか1日は回避して別球場で観戦するようにしている。

2024年はHMF神戸に大学野球観戦でナイター見物していた。その頃、明石トーカロでは夏3連覇を目指す社と秋に続いて春の近畿大会出場を決めた須磨翔風が決勝進出。

3位決定戦には東洋大姫路と明石商が回った。監督が共に日体大OBで3位に入れば近畿大会に出れるのでどう戦うか?その熱量次第で勝敗も変わりそう。
明石は相変わらず、球場正面にバリケードと鉄骨そして一部通路にはブルーシートがかけられ不健康なスタイルで今月下旬に近畿大会開催されるが間に合うのだろうか不安だった。

さて、東洋はいつもながらブラスバンドにチアガールの応援が駆け付けているが、明石商は地元だが録音応援でちと寂しい。
東洋は報徳戦と同じようにエース・阪下温存で10番中島が先発。明石商は背番号18の横山先発だが、エースでないにせよ両投手ともに力があるので兵庫らしくロースコアの接戦が予想される。

今日もスタメン6人が1・2年生という東洋は1回表2死から3番・露本がライト線にヒットを放つも無得点。
明石商はスタメン全員3年生で固めており、横山投手は1番打者だった!
2番・清水が死球で出塁すると早速、狭間監督が仕掛けて3番・井川1ボールからエンドランはファーストゴロで2死2塁。4番・藤原ストレートの四球で歩くも5番・山内センターフライ。

先取点が重くなりそうな試合だが、お互い二日前に準決勝で1点差ゲームを落としてテンション低いのか?東洋は2・3回ともに三者凡退で特に3回は3者連続三振。
明石商は3回先頭の9番・谷岡がレフトへツーベースを放ち無死2塁。狭間監督のことだからバント~スクイズで1点を取りに行くと思ったが、よほど横山投手の打撃を評価しているのか?普通に打たせてフルカウントから外ボール球に手を出し三振。結局2塁走者釘付けのまま押し気味に明石商が進めながらも0-0で重苦しい。。。

均衡が崩れたのは4回だった。東洋は2番からの攻撃で、突破口を開きたいがあっさりツーアウト。しかし4番・見村がセンター前ヒットにボークでこの試合初めて得点圏に走者が進んだ。5番・白鳥の打撃に注目が集まったが、サードライナーで無得点。
その裏、明石商は4番・藤原がフルカウントとなり狭間監督が攻撃の伝令をかけて、その後1球ファールの後の7球目をライトオーバーのスリーベースで無死3塁。
5番・山内は初球浅いセンターフライに倒れてしまったが、ここから狭間監督の腕の見せ所。そして岡田監督と読みあいとなる。6番・上田いきなり初球スクイズもファール・・・。これで東洋バッテリーも警戒し、2球目・4球目とウエストして相手の出方を見るが動きなくカウント1-3。5球目再び狭間監督がスクイズのサインを出すもまたしてもファール・・・。しかし、これでスクイズがなくなり開き直って7球目にライトへ値千金の先制タイムリーツーベースで欲しかった先取点は明石商に入る。
岡田監督はすぐにタイムを取って落ち着かせ、7番・播田キャッチャーフライ。代打・来田はロッテの来田の弟でスタメンで出なかったのが寂しかったが、8球粘るもレフトフライに終わり、直後に宮田選手がセンターに入りお役御免。

これでますます横山投手のピッチは上がり5回も3者凡退でなかなか外野までボールが飛ばない!!
その裏、明石商は2死から四球で出塁するも無得点で1-0とリードして整備に入った。

やはり兵庫の3位決定戦ともなるとロースコアのお家芸が展開されることは容易に予想できたがその通りとなった。
狭間監督が2度スクイズのサインを出し、外されなかったがファール連発で自分の采配で得点できなかったことに不満はあると思うが、押し気味に試合を進め先制できこのまま18番・横山完投で逃げ切れるか?
東洋は中島投手が報徳戦に続き好投しているのでまだ1点差だしどこかでチャンスが来ると思われるが・・・・・。

6回表東洋は1死から1番・渡辺拓が四球で出塁。岡田監督が何か仕掛けると思ったが、手の内を隠しているのか?2番・大村は無策でカウント1-1から4-6-3ダブルプレー。
それを尻目に明石商はその裏、4番・藤原が初球ライトへツーベースを放ち送りバントで1死3塁としてさきほどスクイズを2度ファールして先制打を放った上田がまたしても初球スクイズを敢行し、今度はピッチャー前にきっちり決めて大きい2点目が入った。これでほぼ勝負ありだろうか???

しかし東洋はあきらめず7回表先頭の3番・露本がセンター前ヒットを放つと岡田監督は4番・見村のカウント1-2からエンドランを仕掛けファーストゴロで1死2塁。
5番・白鳥がフルカウントからライトへ大飛球を放つも両翼100mと広い明石のグラウンドに阻まれ同点2ランは幻となるライトフライ。しかし1年生の6番・渡辺祐が値千金のセンター前タイムリーヒットを放ち1点差。ここで一気に行きたかったが、7番・桑原セカンドフライ。
その裏、明石商は3人で攻撃が終わり流れが変わりつつあった。

8回表東洋は先頭打者に代打を送るなど最善尽くすも2死ランナーなし。1番に回り渡辺拓がセンター前ポテンヒットを放ち盗塁で2塁まで達するもセカンドゴロで追い込まれた。
1点でも欲しい明石商はその裏3番・井川がヒットを放つと岡田監督はここで11番・木下にスイッチ。
4番・藤原は2本長打を放っているだけに狭間監督も打たせたが3-6-1ダブルプレーで結果的に3人で終わり9回表の守りが苦しくなりそう。

案の定最終回の先頭打者にセンター前ヒットさらにストレートの四球で無死1・2塁と想像を超える厳しさだったが、狭間監督は18番横山投手を代えるつもりは全くないようだ。
岡田監督は定石通り手堅くバントで1死2・3塁。カウント2ボールからでもバントのサインを出し、四球狙いはなかった。
1死2・3塁で1年生渡辺祐に対し、狭間監督はあえて申告敬遠で満塁。押し出しも許されない緊迫の場面で、7番・桒原は初球ファーストフライ。最後は代打・諸戸が内ストレートに空振り三振で終わり緊迫の試合は2-1で明石商が逃げ切り地元での近畿大会に滑り込んだ。
結局、兵庫らしくロースコアの接戦にもつれ込み紙一重で明石商が逃げ切った形となった。
東洋はこの日もエース・阪下は登板せず余力を残して夏を迎えそう。

もう1回戦ったらどう転ぶか分からないと思われたが、夏は準決勝で対戦し明石商が1-0で東洋大姫路に勝利したので連勝という形になった。

岡田監督は当初から3年計画でチームを作っていたようなんで、ここまでの敗戦は織り込み済で2025年春夏連続甲子園を虎視眈々と狙っていたのかもしれない。

決勝戦は13時よりも少し早く始まるようだ。。。
秋の県大会2位の須磨翔風と3位ー社が激突。すでに両校ともに近畿大会出場を決めているので大黒柱のエースを休ませてブルペンデーを決めこんでいたようで、点の奪い合いとなった。それはまた次回の講釈で。

チーム名 選手名 投球回 打者 投球数 安打 犠打 四球 死球 三振 ボーク 失点 自責
東洋姫路 中 島  7 0/3 30 103   5  2  2  2  3  0   2  2 
東洋姫路 木 下  1   2  11  0  0  0  0  0  0   0  0  

明 石 商 横 山  9  35 129  6  1  3  0  8  1   1  1

                       (完)

                    🌟次回予告🌟
 R6年度春季近畿地区高校野球大会兵庫予選観戦記⑤ 魅せろ!煌めけ!翔風魂!! 須磨翔風観戦記
       5/5 春季兵庫大会決勝戦 明石トーカロ球場 須磨翔風-社
2025/03/12(水) 22時13分32秒 No.1648 編集 削除