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📣マスカットスタジアム 岡山県が全面改修へ 天然芝張り替えや観客席一新
https://news.yahoo.co.jp/articles/23bb47b1ad395e05d117acd45cade3d574a4e1ad
甲子園出場を懸けた高校球児が躍動し、プロ野球公式戦も行われるマスカットスタジアム(岡山県倉敷市中庄)について、岡山県が2025年度、天然芝の張り替えを含めた全面的な改修に乗り出す方針を固めたことが24日、同県などへの取材で分かった。芝の劣化や施設の老朽化に伴う対応で、3万席を超える観客席も一新する。1995年のオープン以降初の大規模改修で、県野球界の聖地は開場30年の節目に生まれ変わる。
県などによると、天然芝は外野部分の約8800平方メートルに整備され、クッション性が高く、傷みからの回復に優れた品種を採用している。開場翌年からグラウンドキーパーを務める田中隆志さん(56)は「芝がはげるのは絶対に防ごうという気概で手入れをしている」と説明。実際、プロ球団がキャンプに訪れた際には「見た目が奇麗」「手入れが行き届いている」と高い評価を得ていたという。
それでも、手入れの一環で土を敷きならす「目土」が繰り返されたことで、近年は芝の高さが増し、ファウルゾーンの人工芝(約2700平方メートル)との段差が最大10センチ程度発生。天然芝を緩やかにならすなどして影響を最小限に抑えているものの、県は安全面や景観の観点から改修が必要と判断した。
計画では、野球シーズンを考慮して25年の秋以降に天然芝の張り替えに着手。例年は12月上旬までとしている球場の利用期間を8月末までに短縮して工期を確保し、プロ野球オープン戦などが見込まれる26年春までに完了させたいとする。
県は加えて、型式が古く交換が難しくなっている観客席(3万494席)の更新を進める考えで、より快適性の高い座席の採用などを含めて手法を検討。施設内の自家発電設備や球場の水はけに寄与してきた地下排水溝にも不具合が出てきており、併せて改修に取りかかる。
総事業費は約6億3900万円と見積もっており、県は25年度の当初予算で措置し、国の交付金で半額を賄う方針だ。県都市計画課は「美しく更新された施設をアピールしてプロ野球のゲーム誘致につなげ、県民に喜んでもらう機会を増やしたい。高校球児らにも気持ちよく、安全にプレーしてもらえれば」としている。
マスカットスタジアム 岡山県が所有する倉敷スポーツ公園の中核施設として1995年3月にオープン。公益財団法人倉敷スポーツ公園が管理運営する。両翼99・5メートル、中堅122メートル。グラウンド面積はプロ野球全12球団のどの本拠地よりも広く、収容人数は中四国ではマツダスタジアムに次ぐ規模を誇る。99年7月にはオリックス時代のイチローさんらが出場したオールスターゲームが開かれた。
📝「全国規模」へ生まれ変わる球場 本塁打量産した先輩からのエール
https://news.yahoo.co.jp/articles/5356ddb0c2eb1d789c2d7880d07bdc9adf9ba85c
島根の球児の戦いを見守り続けてきた球場が、より大きな舞台へと進化する。
県立浜山公園野球場。山陰地方では初となる「全国規模」の広さへ、この冬から改修中だ。
両翼91メートル、中堅120メートルだった球場は1974年に誕生した。ここでもっとも本塁打を放っているのは、江の川(現・石見智翠館)の中心打者だった谷繁元信(54)=元中日など=だろう。
88年夏の島根大会。初戦となった2回戦で大会第1号を放ち、3回戦では3打席連続本塁打。その後も準々決勝、準決勝、決勝と1発ずつ快音を響かせた。この球場で戦った全5試合でアーチを描き、計7本塁打でチームを2年連続の甲子園へと導いた。
「ポール際は少し近いかなと思ったけれど、当時は高校生だったし、狭いという感じはしなかった」と谷繁。当時を振り返りながら語った球場の一番の思い出は、「何よりもグラウンド整備がしっかりとされていた印象が強く残っているんですよ。選手にとって、すごくいい球場だなと思いながらプレーさせてもらった」と語る。
初戦からコールド勝ちを重ねた江の川だったが、準決勝の平田戦では冷や汗をかいた。四回にリードを許すなど緊迫した競り合い。七回表には、4―4に追いつかれた。その裏、打席に立ったのが主将の谷繁だった。
「ちょっとまずいな、という雰囲気を感じていた。とにかく自分のスイングをしよう」。そう振り抜いた一打は中堅へ伸び、決勝の2点本塁打になった。
ベースを駆け抜ける谷繁を平田の監督としてベンチから見つめていたのは、後に県高野連理事長も務める錦織正実(76)だった。「谷繁さんは、とにかく肩が強い鉄砲肩でね。一塁への牽制も鋭くて、走者は大きなリードが取れなかった。どう攻めようか……」。終盤での失点。思わず天を仰いだと振り返る。
現在も古希野球でプレーする錦織は学生時代から捕手だ。昨夏、松江市営野球場であった島根大会の開幕試合では、中学時代にバッテリーを組んでいた同級生投手の西治(おさむ)と始球式をするという縁に恵まれた。61年ぶりのことだったという。
■2024年は大社が旋風
こうして幕を開けた昨夏の島根大会を制したのは大社だった。大社は甲子園で63年ぶりに夏の勝利を挙げ、93年ぶりの8強入りを果たした。秋の県大会を制したのは出雲商で、62年ぶりの優勝だった。
「自分たちの始球式が、『何十年ぶり』という久々の出来事が起きるということに火をつけるきっかけになったんじゃないかって、笑い話になったんですよ」。錦織は目を細めた。
浜山公園野球場は24年秋にあった中国大会のあと、改修工事に入った。30年の「島根かみあり国スポ」の会場になったことが改修の決め手となった。26年には、公認野球規則にある広さを満たす両翼98メートル、中堅122メートルの球場として、新たなスタートを切る。
錦織は言う。「浜山公園野球場は、日本海からの風に影響されてフェンスをギリギリで越えるホームランもある。でも、球場が広くなるし、バットも低反発のものになった。県内での野球も変わっていくでしょう」
これから羽ばたいていく球児へ、谷繁は、こんなメッセージをくれた。
「目標を持つことが大事。こうしたい、こうなりたいんだという狙いを定める。そして、そこへ向かって行く。目標へ、頑張って進んでいって欲しい」
その強い思いが、快打にもつながるだろう。
島根県立浜山公園野球場
1974年完成。県立浜山公園内にあり、一畑電車大社線の浜山公園北口駅から徒歩10分。老朽化に伴い、2020年までにバックネット裏の観客席などの改修工事も行われた。
📝センバツ選考の明暗 「地域性」で落選となった岐阜第一 98年ぶり選出ゼロの大阪 選抜ガイドラインとは
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba278848115fe4cad8463f1a204a2e82110ca719
第97回選抜高校野球の選考委員会が24日に開かれ、21世紀枠2校、一般枠30校が決定した。
注目だったのは東海地区の3枠目。東海大会を制した大垣日大(岐阜)と準優勝の常葉大菊川(静岡)は順当に選出されたが、最後の1枠はベスト4の至学館(愛知)と岐阜第一の比較となり、至学館が3校目に選出された。選考委員の説明によると、試合内容、戦力、試合時のマナーなどが全てにおいて拮抗していたといい、最終的に「複数の学校の評価が並んだ場合、できるだけ多くの都道府県から出場できるよう地域性も考慮するという評価ポイントに沿う」とした選抜ガイドラインに従い、大垣日大が選出されていた同一県の岐阜第一ではなく、愛知の至学館が選出された。
ただ、選出決定直後には、この「地域性」という理由に疑問符が投げかけられた。「プレーヤーに地域性で落ちたと面と向かって言える?」「全く同じ評価だったと言わなきゃいいのに。なにか理由を付けてくれた方が落ちた方は納得できるんじゃないか」「選抜選考には曖昧さが今も残るから、いっそのこと夏と同じような選び方にすれば不平不満も出ないんじゃないかな」といった声もあった。
一方、関西地区からは近畿大会を制した東洋大姫路(兵庫)をはじめ、準優勝の智弁和歌山、ベスト4の市和歌山、天理(奈良)が選出され、5、6校目を近畿大会8強で大院大高(大阪)、滋賀学園、滋賀短大付、立命館宇治(京都)が争い、滋賀学園と滋賀短大付が選ばれた。「地域性」という観点に立てば、滋賀2校ではなく、大阪、京都のどちらかから1校を選出するのが妥当に思われるが、宝選考委員長は「京都、大阪から選考がないのは、人口が多い地域で残念だが致し方ない。98年ぶりに大阪から出場校がなく、大阪の人はショックを受けているかも。でもそれが選考、それがセンバツということ」と説明した。つまりは東海地区と異なり、複数の学校の評価が並ばなかったため、地域性を考慮することはなかったということなのだろう。
夏の甲子園大会と同様のシステムを採用すれば、各都道府県から最低1校は甲子園の土を踏める。ただ選抜においては、横浜と横浜清陵が選ばれた神奈川、二松学舎大付(東東京)と早実(西東京)が選出された東京、智弁和歌山と市和歌山、滋賀学園と滋賀短大付の滋賀、沖縄尚学とエナジックスポーツの沖縄と、記念大会などを除いては夏では実現できない各府県から2校が選ばれるという事象が発生する可能性があることも魅力のひとつではある。
ネットでも「これが選抜の醍醐味」「同じとこから2つ出られることの意味が選抜にはある」「春と夏を一緒にする必要はない」といった反応が見受けられた。
選ばれたチームは喜び、惜しくも出場を逃したチームは涙する。惜しくも朗報が届かなかったチームに、この悔しさをバネに-とたやすく声はかけられない。明確であるようで、明確でない線引き。これまでにも数々の選考ドラマがあったが、そのたびに高校生が受け止めるには重すぎる判断なのかもしれないと思ってしまう。
👣21世紀枠候補の釧路江南は“三度目の正直”ならず
https://news.yahoo.co.jp/articles/159c730f0567ee9e35e48ab9363208183fd68685
21世紀枠候補だった北海道・釧路江南のセンバツ初出場はならなかった。21世紀枠の地区候補は06、07年に続き3度目。過去4校(栃木・石橋、愛知・成章、徳島・富岡西、島根・平田)が3度候補校に選出され、いずれも3度目でセンバツ出場を果たしていたが、釧路江南は“三度目の正直”が実現しなかった。
同校で会見した楓川卓也監督(50)は「残念だが、この1か月、高い意識を持ち、甲子園を身近に感じて練習できた。必ず春、夏につながってくれると信じている」と前向きに話した。
楓川監督は昨年11月に明治神宮大会を視察。出場選手たちの「体の厚み」「打球の速さ」などに違いを感じ、この冬の課題として取り組んできた。この日を境に気持ちはリセット。「いいコンディションで春の大会を迎えたい」と力を入れ直した。
昨秋の道大会は準々決勝で北海に0―1と惜敗したが、選手18人で8強まで勝ち進む大健闘。宍戸瑛太主将(2年)は「自分たちは打てなくて負けた。まだ未熟なところがある」と寒さ厳しい雪上トレで弱点克服に励んできた。初のセンバツは逃しても「頑張れば手が届く」と実感できたのは収穫。「夏に甲子園に行くという気持ちが強くなった」と目を輝かせた。
👣【センバツ】じぇじぇじぇ!と歓喜ならず… あまちゃんロケ地・久慈は21世紀枠から落選
https://news.yahoo.co.jp/articles/fed850ba076b86110ab6a3a86bfa1ebdd32861a8
第97回センバツ高校野球大会の選考委員会が24日、大阪市内で行われ、出場32校が決まった。21世紀枠の東北地区候補だった久慈(岩手)は、全国9地区の中から選ばれる2校に入ることはできなかった。学校所在地の久慈市は13年のNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」のロケ地として有名。春初出場で応援してくれる方々に「じぇじぇじぇ!」と言わせたかったが、吉報は届かなかった。
「悔しい思いもあるけど、下を向かずにやっていきたい」と宇部智也主将(2年)。昨秋県大会準決勝で戦い0―3で敗れた花巻東が、一般枠でセンバツ出場を決めた。宇部智主将は「僅差と言われるけど、遠い3点だなとミーティングで話していた」と力の差を痛感したと話し、「甲子園に出て成長すると思うけど、自分たちもここで練習して負けないくらい成長していきたい」と力強く宣言。惜しくも選ばれなかったがセンバツを念頭に置いて練習できたことに、「全員の熱量がいつも以上にあった。選考されたことをプラスにやってこれた」と振り返った。
チームは出場校発表が終わった後、すぐにユニホームに着替えて練習を実施。「夏にチャンスが残っている。チーム全体で戦っていきたい」と、宇部智主将の視線もすでに前を向いていた。夏こそみんなに「じぇじぇじぇ!」と言わせるため、久慈の選手たちが早くも再スタートを切った。
👣センバツ高校野球 名古屋たちばな「またあすから」 21世紀枠逃す
https://news.yahoo.co.jp/articles/555f803ee71dcfa026801c7e2943397033ee82d1
21世紀枠の候補9校に残っていた名古屋たちばなの部員、保護者らは同校体育館に設置されたスクリーンに映し出される選考委員会の中継を見守った。
午後3時半すぎ、21世紀枠で壱岐(長崎)、横浜清陵(神奈川)の2校が発表され、部員たちは硬い表情のままでスクリーンを見つめた。
鈴木将吾監督(48)は生徒たちに「すごく今日までドキドキしたと思う。たちばなの名前は呼ばれなかったけど、またあしたから頑張ろう」と声をかけた。浅井太介主将(2年)は「(校名が呼ばれず)自分たちに足りないものを探す気持ちになった。春の大会で勝ち上がり、夏のシード権を取りたい」と話した。
👣センバツ2025 山城、21世紀枠選ばれず 「冬の頑張り夏につながる」
https://news.yahoo.co.jp/articles/692c2162ab1d958afa0feff8b08d799d5dbbfb02
第97回選抜高校野球大会の選考委員会が24日開かれ、「21世紀枠」の近畿地区候補校となっていた山城は、惜しくも出場校に選ばれず、補欠校に回った。
選手たちは大阪市内であった出場校の発表をインターネット中継で見守った。発表された瞬間は動じることなく、静かに真っすぐ前を見据えていた。藤浦和之校長は「次を目指して、また精進して力量のアップに努めてください。これからの活躍に期待しています」と選手たちに声をかけた。
選手と発表を見届けた岸本馨一郎監督は「センバツを目指して良い冬を過ごせた。ここまで頑張ったことは間違いなく夏につながる。悔しい思いを胸にしまい、また明日から京都国際を倒すという目標をしっかり持って頑張ってやっていきましょう」と思いを伝え、前を向いた。
発表後、岸本監督は取材に「近畿の候補校に選出された日から選手たちの意識ががらりと変わり、緊張感をもって高いレベルで練習してくれた。冬をわくわくしながら過ごせたのは初めて。いろんな方々へ感謝の気持ちでいっぱい」と答えた。補欠校に選ばれており「これからも緊張感をもって練習に取り組める。何があるか分からないので、しっかり準備したいと思う」と気を引き締めた。
また一般選考では、立命館宇治が近畿地区の補欠校に選ばれた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/23bb47b1ad395e05d117acd45cade3d574a4e1ad
甲子園出場を懸けた高校球児が躍動し、プロ野球公式戦も行われるマスカットスタジアム(岡山県倉敷市中庄)について、岡山県が2025年度、天然芝の張り替えを含めた全面的な改修に乗り出す方針を固めたことが24日、同県などへの取材で分かった。芝の劣化や施設の老朽化に伴う対応で、3万席を超える観客席も一新する。1995年のオープン以降初の大規模改修で、県野球界の聖地は開場30年の節目に生まれ変わる。
県などによると、天然芝は外野部分の約8800平方メートルに整備され、クッション性が高く、傷みからの回復に優れた品種を採用している。開場翌年からグラウンドキーパーを務める田中隆志さん(56)は「芝がはげるのは絶対に防ごうという気概で手入れをしている」と説明。実際、プロ球団がキャンプに訪れた際には「見た目が奇麗」「手入れが行き届いている」と高い評価を得ていたという。
それでも、手入れの一環で土を敷きならす「目土」が繰り返されたことで、近年は芝の高さが増し、ファウルゾーンの人工芝(約2700平方メートル)との段差が最大10センチ程度発生。天然芝を緩やかにならすなどして影響を最小限に抑えているものの、県は安全面や景観の観点から改修が必要と判断した。
計画では、野球シーズンを考慮して25年の秋以降に天然芝の張り替えに着手。例年は12月上旬までとしている球場の利用期間を8月末までに短縮して工期を確保し、プロ野球オープン戦などが見込まれる26年春までに完了させたいとする。
県は加えて、型式が古く交換が難しくなっている観客席(3万494席)の更新を進める考えで、より快適性の高い座席の採用などを含めて手法を検討。施設内の自家発電設備や球場の水はけに寄与してきた地下排水溝にも不具合が出てきており、併せて改修に取りかかる。
総事業費は約6億3900万円と見積もっており、県は25年度の当初予算で措置し、国の交付金で半額を賄う方針だ。県都市計画課は「美しく更新された施設をアピールしてプロ野球のゲーム誘致につなげ、県民に喜んでもらう機会を増やしたい。高校球児らにも気持ちよく、安全にプレーしてもらえれば」としている。
マスカットスタジアム 岡山県が所有する倉敷スポーツ公園の中核施設として1995年3月にオープン。公益財団法人倉敷スポーツ公園が管理運営する。両翼99・5メートル、中堅122メートル。グラウンド面積はプロ野球全12球団のどの本拠地よりも広く、収容人数は中四国ではマツダスタジアムに次ぐ規模を誇る。99年7月にはオリックス時代のイチローさんらが出場したオールスターゲームが開かれた。
📝「全国規模」へ生まれ変わる球場 本塁打量産した先輩からのエール
https://news.yahoo.co.jp/articles/5356ddb0c2eb1d789c2d7880d07bdc9adf9ba85c
島根の球児の戦いを見守り続けてきた球場が、より大きな舞台へと進化する。
県立浜山公園野球場。山陰地方では初となる「全国規模」の広さへ、この冬から改修中だ。
両翼91メートル、中堅120メートルだった球場は1974年に誕生した。ここでもっとも本塁打を放っているのは、江の川(現・石見智翠館)の中心打者だった谷繁元信(54)=元中日など=だろう。
88年夏の島根大会。初戦となった2回戦で大会第1号を放ち、3回戦では3打席連続本塁打。その後も準々決勝、準決勝、決勝と1発ずつ快音を響かせた。この球場で戦った全5試合でアーチを描き、計7本塁打でチームを2年連続の甲子園へと導いた。
「ポール際は少し近いかなと思ったけれど、当時は高校生だったし、狭いという感じはしなかった」と谷繁。当時を振り返りながら語った球場の一番の思い出は、「何よりもグラウンド整備がしっかりとされていた印象が強く残っているんですよ。選手にとって、すごくいい球場だなと思いながらプレーさせてもらった」と語る。
初戦からコールド勝ちを重ねた江の川だったが、準決勝の平田戦では冷や汗をかいた。四回にリードを許すなど緊迫した競り合い。七回表には、4―4に追いつかれた。その裏、打席に立ったのが主将の谷繁だった。
「ちょっとまずいな、という雰囲気を感じていた。とにかく自分のスイングをしよう」。そう振り抜いた一打は中堅へ伸び、決勝の2点本塁打になった。
ベースを駆け抜ける谷繁を平田の監督としてベンチから見つめていたのは、後に県高野連理事長も務める錦織正実(76)だった。「谷繁さんは、とにかく肩が強い鉄砲肩でね。一塁への牽制も鋭くて、走者は大きなリードが取れなかった。どう攻めようか……」。終盤での失点。思わず天を仰いだと振り返る。
現在も古希野球でプレーする錦織は学生時代から捕手だ。昨夏、松江市営野球場であった島根大会の開幕試合では、中学時代にバッテリーを組んでいた同級生投手の西治(おさむ)と始球式をするという縁に恵まれた。61年ぶりのことだったという。
■2024年は大社が旋風
こうして幕を開けた昨夏の島根大会を制したのは大社だった。大社は甲子園で63年ぶりに夏の勝利を挙げ、93年ぶりの8強入りを果たした。秋の県大会を制したのは出雲商で、62年ぶりの優勝だった。
「自分たちの始球式が、『何十年ぶり』という久々の出来事が起きるということに火をつけるきっかけになったんじゃないかって、笑い話になったんですよ」。錦織は目を細めた。
浜山公園野球場は24年秋にあった中国大会のあと、改修工事に入った。30年の「島根かみあり国スポ」の会場になったことが改修の決め手となった。26年には、公認野球規則にある広さを満たす両翼98メートル、中堅122メートルの球場として、新たなスタートを切る。
錦織は言う。「浜山公園野球場は、日本海からの風に影響されてフェンスをギリギリで越えるホームランもある。でも、球場が広くなるし、バットも低反発のものになった。県内での野球も変わっていくでしょう」
これから羽ばたいていく球児へ、谷繁は、こんなメッセージをくれた。
「目標を持つことが大事。こうしたい、こうなりたいんだという狙いを定める。そして、そこへ向かって行く。目標へ、頑張って進んでいって欲しい」
その強い思いが、快打にもつながるだろう。
島根県立浜山公園野球場
1974年完成。県立浜山公園内にあり、一畑電車大社線の浜山公園北口駅から徒歩10分。老朽化に伴い、2020年までにバックネット裏の観客席などの改修工事も行われた。
📝センバツ選考の明暗 「地域性」で落選となった岐阜第一 98年ぶり選出ゼロの大阪 選抜ガイドラインとは
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba278848115fe4cad8463f1a204a2e82110ca719
第97回選抜高校野球の選考委員会が24日に開かれ、21世紀枠2校、一般枠30校が決定した。
注目だったのは東海地区の3枠目。東海大会を制した大垣日大(岐阜)と準優勝の常葉大菊川(静岡)は順当に選出されたが、最後の1枠はベスト4の至学館(愛知)と岐阜第一の比較となり、至学館が3校目に選出された。選考委員の説明によると、試合内容、戦力、試合時のマナーなどが全てにおいて拮抗していたといい、最終的に「複数の学校の評価が並んだ場合、できるだけ多くの都道府県から出場できるよう地域性も考慮するという評価ポイントに沿う」とした選抜ガイドラインに従い、大垣日大が選出されていた同一県の岐阜第一ではなく、愛知の至学館が選出された。
ただ、選出決定直後には、この「地域性」という理由に疑問符が投げかけられた。「プレーヤーに地域性で落ちたと面と向かって言える?」「全く同じ評価だったと言わなきゃいいのに。なにか理由を付けてくれた方が落ちた方は納得できるんじゃないか」「選抜選考には曖昧さが今も残るから、いっそのこと夏と同じような選び方にすれば不平不満も出ないんじゃないかな」といった声もあった。
一方、関西地区からは近畿大会を制した東洋大姫路(兵庫)をはじめ、準優勝の智弁和歌山、ベスト4の市和歌山、天理(奈良)が選出され、5、6校目を近畿大会8強で大院大高(大阪)、滋賀学園、滋賀短大付、立命館宇治(京都)が争い、滋賀学園と滋賀短大付が選ばれた。「地域性」という観点に立てば、滋賀2校ではなく、大阪、京都のどちらかから1校を選出するのが妥当に思われるが、宝選考委員長は「京都、大阪から選考がないのは、人口が多い地域で残念だが致し方ない。98年ぶりに大阪から出場校がなく、大阪の人はショックを受けているかも。でもそれが選考、それがセンバツということ」と説明した。つまりは東海地区と異なり、複数の学校の評価が並ばなかったため、地域性を考慮することはなかったということなのだろう。
夏の甲子園大会と同様のシステムを採用すれば、各都道府県から最低1校は甲子園の土を踏める。ただ選抜においては、横浜と横浜清陵が選ばれた神奈川、二松学舎大付(東東京)と早実(西東京)が選出された東京、智弁和歌山と市和歌山、滋賀学園と滋賀短大付の滋賀、沖縄尚学とエナジックスポーツの沖縄と、記念大会などを除いては夏では実現できない各府県から2校が選ばれるという事象が発生する可能性があることも魅力のひとつではある。
ネットでも「これが選抜の醍醐味」「同じとこから2つ出られることの意味が選抜にはある」「春と夏を一緒にする必要はない」といった反応が見受けられた。
選ばれたチームは喜び、惜しくも出場を逃したチームは涙する。惜しくも朗報が届かなかったチームに、この悔しさをバネに-とたやすく声はかけられない。明確であるようで、明確でない線引き。これまでにも数々の選考ドラマがあったが、そのたびに高校生が受け止めるには重すぎる判断なのかもしれないと思ってしまう。
👣21世紀枠候補の釧路江南は“三度目の正直”ならず
https://news.yahoo.co.jp/articles/159c730f0567ee9e35e48ab9363208183fd68685
21世紀枠候補だった北海道・釧路江南のセンバツ初出場はならなかった。21世紀枠の地区候補は06、07年に続き3度目。過去4校(栃木・石橋、愛知・成章、徳島・富岡西、島根・平田)が3度候補校に選出され、いずれも3度目でセンバツ出場を果たしていたが、釧路江南は“三度目の正直”が実現しなかった。
同校で会見した楓川卓也監督(50)は「残念だが、この1か月、高い意識を持ち、甲子園を身近に感じて練習できた。必ず春、夏につながってくれると信じている」と前向きに話した。
楓川監督は昨年11月に明治神宮大会を視察。出場選手たちの「体の厚み」「打球の速さ」などに違いを感じ、この冬の課題として取り組んできた。この日を境に気持ちはリセット。「いいコンディションで春の大会を迎えたい」と力を入れ直した。
昨秋の道大会は準々決勝で北海に0―1と惜敗したが、選手18人で8強まで勝ち進む大健闘。宍戸瑛太主将(2年)は「自分たちは打てなくて負けた。まだ未熟なところがある」と寒さ厳しい雪上トレで弱点克服に励んできた。初のセンバツは逃しても「頑張れば手が届く」と実感できたのは収穫。「夏に甲子園に行くという気持ちが強くなった」と目を輝かせた。
👣【センバツ】じぇじぇじぇ!と歓喜ならず… あまちゃんロケ地・久慈は21世紀枠から落選
https://news.yahoo.co.jp/articles/fed850ba076b86110ab6a3a86bfa1ebdd32861a8
第97回センバツ高校野球大会の選考委員会が24日、大阪市内で行われ、出場32校が決まった。21世紀枠の東北地区候補だった久慈(岩手)は、全国9地区の中から選ばれる2校に入ることはできなかった。学校所在地の久慈市は13年のNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」のロケ地として有名。春初出場で応援してくれる方々に「じぇじぇじぇ!」と言わせたかったが、吉報は届かなかった。
「悔しい思いもあるけど、下を向かずにやっていきたい」と宇部智也主将(2年)。昨秋県大会準決勝で戦い0―3で敗れた花巻東が、一般枠でセンバツ出場を決めた。宇部智主将は「僅差と言われるけど、遠い3点だなとミーティングで話していた」と力の差を痛感したと話し、「甲子園に出て成長すると思うけど、自分たちもここで練習して負けないくらい成長していきたい」と力強く宣言。惜しくも選ばれなかったがセンバツを念頭に置いて練習できたことに、「全員の熱量がいつも以上にあった。選考されたことをプラスにやってこれた」と振り返った。
チームは出場校発表が終わった後、すぐにユニホームに着替えて練習を実施。「夏にチャンスが残っている。チーム全体で戦っていきたい」と、宇部智主将の視線もすでに前を向いていた。夏こそみんなに「じぇじぇじぇ!」と言わせるため、久慈の選手たちが早くも再スタートを切った。
👣センバツ高校野球 名古屋たちばな「またあすから」 21世紀枠逃す
https://news.yahoo.co.jp/articles/555f803ee71dcfa026801c7e2943397033ee82d1
21世紀枠の候補9校に残っていた名古屋たちばなの部員、保護者らは同校体育館に設置されたスクリーンに映し出される選考委員会の中継を見守った。
午後3時半すぎ、21世紀枠で壱岐(長崎)、横浜清陵(神奈川)の2校が発表され、部員たちは硬い表情のままでスクリーンを見つめた。
鈴木将吾監督(48)は生徒たちに「すごく今日までドキドキしたと思う。たちばなの名前は呼ばれなかったけど、またあしたから頑張ろう」と声をかけた。浅井太介主将(2年)は「(校名が呼ばれず)自分たちに足りないものを探す気持ちになった。春の大会で勝ち上がり、夏のシード権を取りたい」と話した。
👣センバツ2025 山城、21世紀枠選ばれず 「冬の頑張り夏につながる」
https://news.yahoo.co.jp/articles/692c2162ab1d958afa0feff8b08d799d5dbbfb02
第97回選抜高校野球大会の選考委員会が24日開かれ、「21世紀枠」の近畿地区候補校となっていた山城は、惜しくも出場校に選ばれず、補欠校に回った。
選手たちは大阪市内であった出場校の発表をインターネット中継で見守った。発表された瞬間は動じることなく、静かに真っすぐ前を見据えていた。藤浦和之校長は「次を目指して、また精進して力量のアップに努めてください。これからの活躍に期待しています」と選手たちに声をかけた。
選手と発表を見届けた岸本馨一郎監督は「センバツを目指して良い冬を過ごせた。ここまで頑張ったことは間違いなく夏につながる。悔しい思いを胸にしまい、また明日から京都国際を倒すという目標をしっかり持って頑張ってやっていきましょう」と思いを伝え、前を向いた。
発表後、岸本監督は取材に「近畿の候補校に選出された日から選手たちの意識ががらりと変わり、緊張感をもって高いレベルで練習してくれた。冬をわくわくしながら過ごせたのは初めて。いろんな方々へ感謝の気持ちでいっぱい」と答えた。補欠校に選ばれており「これからも緊張感をもって練習に取り組める。何があるか分からないので、しっかり準備したいと思う」と気を引き締めた。
また一般選考では、立命館宇治が近畿地区の補欠校に選ばれた。