自ら健康に、水から健康に。合言葉は「はやめに、こまめに」
⚾今日の熱闘甲子園試合結果(2回戦)
9日目第1試合 神村学園(鹿児島)-中京大中京(愛知) 8:01~10:27
一二三四五六七八九十計HE
神村学園000003001 490
中 京001100001 382
9日目第2試合 岡山学芸館(岡山)-掛川西(静岡) 11:11~13:10
一二三四五六七八九十計HE
掛 川 西000000000 060
学 芸 館01000010X 270
9日目第3試合 鶴岡東(山形)-早稲田実(西東京) 13:48~16:22 雷雲接近中断11分
一二三四五六七八九十計HE
鶴 岡 東0000000000041
早稲田実0000000001x150
9日目第4試合 大社(島根)-創成館(長崎) 16:58~19:16 18:00点灯 6回表から
一二三四五六七八九十計HE
大 社0000100202574
創 成 館0010020001462
⚾明日の熱闘甲子園組み合わせ(10日目 3回戦)
☆☆☆ 08:00~ 広 陵 -東海大相模
☆☆ 10:35~ 明徳 義塾-関 東 一
13:10~ 青森 山田- 石 橋
☆ 15:45~ 霞 ヶ 浦-滋賀 学園
☟早稲田実―鶴岡東、雷で11分間中断 甲子園に雷鳴ひびく
https://news.yahoo.co.jp/articles/3162b8d1e0d6b687d9ae2785ad1af4b60fe30fb1
早実(西東京)と鶴岡東(山形)の2回戦が4回表、鶴岡東の攻撃中に球場に雷鳴が響いたことで、選手と審判団がベンチへ避難し、試合が一時中断した。その後、試合は再開され、中断時間は11分だった。
天候による試合の中断は今大会初。今大会は天候に恵まれ、ここまでは日程の順延などなく、順調に開催されていた。
📝ポイントはスクイズ、大舞台で決めた大社は見事 高嶋仁の目
https://news.yahoo.co.jp/articles/5cd9c7b71fb4b5cf6e4a5c5a7a7341bbc245bf35
(15日、第106回全国高校野球選手権大会2回戦 大社5―4創成館)
両校とも守備にミスが出て失点しましたが、大社が、自分たちの野球を貫いたことが勝利に結びついたと思います。
ポイントはスクイズでしょう。八回に相手のミスで1点差に迫り、1死二、三塁から8番園山純正選手がきっちり決めて同点にしました。
さらに、タイブレークの十回も相手三塁手の悪送球で1点を取った後、また園山選手が落ち着いて投手の前に転がしました。この2点目が大きかったですね。地方大会の決勝もスクイズで勝っています。練習してきたことを大舞台で出せたのは見事やと思います。
左腕馬庭優太投手も気持ちのこもった投球でした。スライダーと100キロ前後の緩いカーブが効果的で、巧みに打たせて取っていました。味方のエラーで失点した後もむきにならず、冷静に投げていました。高校野球のお手本のような投手ですね。
私学優勢の現在の高校野球にあって、公立校の活躍、素晴らしいですね。集中して、一生懸命練習してきたのだと思います。
創成館は押し気味に試合を進めていたのですが、肝心なところでの内野手の悪送球が失点につながりました。バランスを崩して無理に投げたり、併殺を狙って呼吸が合わなかったり、細かいところのミスが残念でした。
☝大社がまたも大金星! 石飛監督「創成館さんに勝てたなんて…」敵将の本で勉強
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f9264e9047841987e7233215b44b4d33b94517f
第106回全国高校野球選手権大会の第9日(15日)第4試合は大社(島根)が創成館(長崎)に延長タイブレークの末、5―4で勝利し、1931年以来の2回戦突破を決めた。エース・馬庭優太(3年)は一人で10回を投げ切った。
時折り、夜空に稲妻が光る甲子園で雄たけびを上げた。馬庭は序盤から得意の真っすぐとスライダーを織り交ぜテンポのいい投球。失策も絡み2回に1点、6回に2点を失ったものの粘り強く投げ抜いた。
エースの熱投に打線が応えたのは8回だ。2本の安打で好機をつくると、馬庭の打球が相手の失策を誘い1点差に迫った。さらに一死二、三塁から園山(3年)がスクイズを見事に決め切って同点。試合を振り出しに戻した。
追いついてもらった左腕の投球にはさらに熱がこもる。息をのむ接戦は延長タイブレークに突入。表に相手の失策で1点を勝ち越し、またしても園山のセーフティースクイズで2点目をもぎ取った大社だが、その裏に無死満塁と絶体絶命のピンチを背負った。
それでも2つの内野ゴロで二死とすると、最後はスライダーで空振り三振を奪いゲームセット。馬庭は帽子を飛ばすほどのガッツポーズをして気持ちを爆発させた。115球で10回6安打無四球完投。試合後には「自分が最後までマウンドにいることができて、仲間も信じて投げることができましたし、最高のゲームになりました」と満足げに語った。
この日もアルプスが満員になるほどの大応援団が集結。第3試合の早実(西東京)の応援にも決して引けをとらない大声援が送られた。馬庭は「自分だけの力じゃなくて、地元の応援が自分の中で一番響いてます」と感謝を述べた。
1回戦の報徳学園(兵庫)に続いての強豪校撃破に石飛監督は相変わらずの大興奮。この日のヒーローを聞かれた際には「ちょっと何が起きたかわからないんで、どうやって点取ったのか。みんなしっかり守ったので…すみません、絞れません」と話した。
さらには対戦相手について「創成館さんに勝てたなんて…。もうホントに僕らからしたらテレビで見るチームなんで。(向こうの)監督さんが出されてる本を読んで勉強させていただいた立場で。こうやって甲子園を戦っていくんだなって勉強になりました」と敵将から学びを得ていた。
勢いが止まらない大社。次は17日に早実(西東京)と対戦する。
👣鶴岡東・桜井椿稀、「失投はあの1球だけでした」10回121球目で力尽きる 相手選手治療で5分間中断後、高めに浮いたスライダーでサヨナラ喫す
https://news.yahoo.co.jp/articles/c074f3687464629274dc217eaa6f5a39813418be
◇15日 第106回全国高校野球選手権2回戦 早実(西東京)1X―0鶴岡東(山形)=延長10回、甲子園
今春のU―18高校日本代表候補の強化合宿に参加した鶴岡東(山型)の左腕・桜井椿稀投手(3年)が121球目に力尽きた。タイブレークに突入した延長10回、サヨナラ負けを喫した。
味方の攻撃が無得点に終わると、その裏に1死満塁のピンチを迎えた際に長い”間”ができた。打席に入るはずだった中村心大投手(2年)は足がつっていたため、治療していたためだった。鶴岡東ナインは一度ベンチに戻って待機し、水分補給。桜井は「この後はやりきるだけというのはずっと思っていたので、自分のペースで休憩していました」。5分後に再開されると、高めに浮いた初球スライダーを中村にはじき返され、ライナーの打球が前進守備の右翼手頭上を越えていった。
「初めてあそこの球を投げたというか。9回までもうちょっと低めに投げていたと思いますが、最後は浮いちゃって。『やられたか』というのを一番に思いました。失投はあの1球だけでした」
175センチ、78キロの桜井は最速140キロ超。1回戦の聖光学院(福島)戦は9安打、3奪三振、無四球の1失点完投。それから中3日で迎えた2回戦。3回までパーフェクトに封じ、7回は1死二、三塁のピンチをスクイズ失敗から連続三振で切り抜けた。この日は130キロ台半ばの直球にスライダーやカーブなど変化球を交えて9回までは4安打、9奪三振と得点を与えなかった。早実の和泉実監督に「社会人野球の人とやっているような、上手に打たされて自分の打撃をさせてもらえませんから。四球もくれませんし、途中までパーフェクト食らうんじゃないかというぐらいの、本当に上手な投手で」と言わしめるほど緩急自在に制球力抜群の投球を繰り広げた。
それでも、打線が早稲田実の左腕・中村を打ち崩せず、2019年以来となる3回戦進出は逃した。「最後負けてしまったのは悔しいですけど、自分の力は出し切れたと思います」と桜井。涙は見せず、すがすがしい表情で甲子園を去った。
☝岡山学芸館が連続完封勝ちで5年ぶり16強 丹羽知則が6安打無四球完封 掛川西散る
https://news.yahoo.co.jp/articles/16ba57986c3d7074911791903969f2f38e856550
<全国高校野球選手権:岡山学芸館2-0掛川西>◇15日◇2回戦
岡山学芸館が掛川西(静岡)を2-0で破り5年ぶりの16強入りを決めた。初戦の聖カタリナ学園戦に続く2試合連続の完封勝ち。
先発は初戦で9回の1イニングを無失点に抑えた丹羽知則投手(3年)。打たせて取る投球で16本の内野ゴロの山を築き6安打完封した。打線は2回に内野ゴロで1点を先制。7回に2死三塁から9番丹羽の左前適時打で2点目を挙げた。岡山学芸館は3回戦で神村学園と対戦する。
1回戦で60年ぶり白星を挙げた掛川西は打線に得意の集中打が出ず完封負け。初の16強を逃した。
📝熱闘甲子園で異変!強豪校が片っ端から早期敗退の謎を解く…大阪桐蔭だけじゃない相次ぐ序盤の番狂わせ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/359117
大阪桐蔭よ、おまえもか──。
「優勝候補筆頭」といわれた大阪桐蔭が昨14日の甲子園大会2回戦で、8日に甲子園初勝利を挙げたばかりの小松大谷(石川)に不覚を取った。先発した森陽樹(2年)は六回まで無失点投球も、七回に2点を失い降板。自慢の強力打線は、小松大谷の西川大智(3年)に92球5安打に抑えられ、0-3の完敗だ。大阪桐蔭の完封負けは、夏50試合目にして初。100球未満の完封(マダックス)を食らったのも春夏通じて初めてで、今大会の大本命がまさかの早期敗退となった。
大阪大会を制した際、「本気の本気で日本一を目指したい」と春夏合わせて10度目の甲子園制覇を宣言していた西谷浩一監督は、「先発の森が頑張って投げてくれた。『しぶとく粘り強く』をモットーにやってきたけど、力及ばず、残念というか無念。向こうのピッチャーを攻略できず、うまく点数を取ってやれる形に持っていけなかった」と茫然自失の体だった。
大阪桐蔭だけじゃない。今大会は強豪校や甲子園常連校が序盤で敗れる番狂わせが相次いでいる。
1回戦では2017年夏に初優勝を飾った花咲徳栄(埼玉)が、初出場の新潟産大付に1-2で敗退。2年連続センバツ準優勝の報徳学園(兵庫)は、32年ぶり出場の公立校・大社(島根)に1-3で敗れた。春の九州王者で4年連続出場の明豊(大分)は、小松大谷に4-8で力負けを喫すれば、春夏通算4度の優勝を誇る智弁和歌山は、初戦の2回戦で、3度目の出場で甲子園未勝利だった霞ケ浦(茨城)に延長十一回タイブレークの末4-5。昨14日の2回戦でも、今春センバツVの健大高崎(群馬)が、智弁学園(奈良)に1-2で敗れ、春夏連覇の望みがついえた。
飛ばないバットの導入は「公立校に有利」とキッパリ
バッタバッタと倒れていく甲子園常連校。横浜高の元部長・小倉清一郎氏は「今春から導入された(低反発の)飛ばないバットの影響が大きい」とこう解説する。
「打球が飛ばないから、投手は強豪校の強力打線を相手にしても、高めに直球を投げ込みやすい。そのうえで、低めに落ちる変化球を投げ分けることができれば、内野ゴロが増える。内野手の守備力を固めれば、強豪校と勝負できる状況になっている。最近の流れで強豪校は『フライボール革命』といってアッパースイングになりがちだが、飛ばないバットにこのスイングは合わない。今のバットは打撃の基本通り、センター返しをしないと安打になりにくいし、打線がつながらない。実際、大阪桐蔭を粉砕した小松大谷の安打は、9本中センターから逆方向へ8安打。この日の大阪桐蔭はそうでもなかったが、長打力のある強豪校ほどバットを振り回して引っ張る傾向がある。これが足をすくわれる原因ではないか」
大阪桐蔭を完封した小松大谷の西川は、低反発バットの導入は「自分にはラッキーだと思った」とニヤリ。初出場で甲子園初勝利を挙げた公立校・石橋(栃木)の福田博之監督は、飛ばないバットの導入は「公立校に有利」とキッパリとこう言った。
「距離を飛ばすというのは才能の面が大きい。でも、低く強い打球を飛ばすこととか、ボールを見極めることは、努力でうまくなる。短い練習時間でも集中力で補える」
明徳義塾(高知)の馬淵史郎監督は鳥取城北との初戦に勝利した後、「一塁に走者を置いて右中間や左中間に打球を飛ばすことは期待できなくなった。二塁に確実に送ることがより大切になっている」と送りバントの重要性を強調した。前出の小倉氏が続ける。
「そうでなくても、今は延長に入ると、無死一、二塁のタイブレークになる。間違いなく送りバントの重要性は増していて、昔の野球に回帰しているのに、明らかにバントが下手になっている。智弁和歌山はスリーバント失敗が何度もあって好機をつぶしていた。強打のチームほどバントの練習量が少ない気がする。同じ強豪校でも、犠打を重視する馬淵監督の明徳はさすがでしたが……」
新バットの影響で、強豪校によるパワープレーが減り、どこが優勝してもおかしくない大混戦になっているようだ。
9日目第1試合 神村学園(鹿児島)-中京大中京(愛知) 8:01~10:27
一二三四五六七八九十計HE
神村学園000003001 490
中 京001100001 382
9日目第2試合 岡山学芸館(岡山)-掛川西(静岡) 11:11~13:10
一二三四五六七八九十計HE
掛 川 西000000000 060
学 芸 館01000010X 270
9日目第3試合 鶴岡東(山形)-早稲田実(西東京) 13:48~16:22 雷雲接近中断11分
一二三四五六七八九十計HE
鶴 岡 東0000000000041
早稲田実0000000001x150
9日目第4試合 大社(島根)-創成館(長崎) 16:58~19:16 18:00点灯 6回表から
一二三四五六七八九十計HE
大 社0000100202574
創 成 館0010020001462
⚾明日の熱闘甲子園組み合わせ(10日目 3回戦)
☆☆☆ 08:00~ 広 陵 -東海大相模
☆☆ 10:35~ 明徳 義塾-関 東 一
13:10~ 青森 山田- 石 橋
☆ 15:45~ 霞 ヶ 浦-滋賀 学園
☟早稲田実―鶴岡東、雷で11分間中断 甲子園に雷鳴ひびく
https://news.yahoo.co.jp/articles/3162b8d1e0d6b687d9ae2785ad1af4b60fe30fb1
早実(西東京)と鶴岡東(山形)の2回戦が4回表、鶴岡東の攻撃中に球場に雷鳴が響いたことで、選手と審判団がベンチへ避難し、試合が一時中断した。その後、試合は再開され、中断時間は11分だった。
天候による試合の中断は今大会初。今大会は天候に恵まれ、ここまでは日程の順延などなく、順調に開催されていた。
📝ポイントはスクイズ、大舞台で決めた大社は見事 高嶋仁の目
https://news.yahoo.co.jp/articles/5cd9c7b71fb4b5cf6e4a5c5a7a7341bbc245bf35
(15日、第106回全国高校野球選手権大会2回戦 大社5―4創成館)
両校とも守備にミスが出て失点しましたが、大社が、自分たちの野球を貫いたことが勝利に結びついたと思います。
ポイントはスクイズでしょう。八回に相手のミスで1点差に迫り、1死二、三塁から8番園山純正選手がきっちり決めて同点にしました。
さらに、タイブレークの十回も相手三塁手の悪送球で1点を取った後、また園山選手が落ち着いて投手の前に転がしました。この2点目が大きかったですね。地方大会の決勝もスクイズで勝っています。練習してきたことを大舞台で出せたのは見事やと思います。
左腕馬庭優太投手も気持ちのこもった投球でした。スライダーと100キロ前後の緩いカーブが効果的で、巧みに打たせて取っていました。味方のエラーで失点した後もむきにならず、冷静に投げていました。高校野球のお手本のような投手ですね。
私学優勢の現在の高校野球にあって、公立校の活躍、素晴らしいですね。集中して、一生懸命練習してきたのだと思います。
創成館は押し気味に試合を進めていたのですが、肝心なところでの内野手の悪送球が失点につながりました。バランスを崩して無理に投げたり、併殺を狙って呼吸が合わなかったり、細かいところのミスが残念でした。
☝大社がまたも大金星! 石飛監督「創成館さんに勝てたなんて…」敵将の本で勉強
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f9264e9047841987e7233215b44b4d33b94517f
第106回全国高校野球選手権大会の第9日(15日)第4試合は大社(島根)が創成館(長崎)に延長タイブレークの末、5―4で勝利し、1931年以来の2回戦突破を決めた。エース・馬庭優太(3年)は一人で10回を投げ切った。
時折り、夜空に稲妻が光る甲子園で雄たけびを上げた。馬庭は序盤から得意の真っすぐとスライダーを織り交ぜテンポのいい投球。失策も絡み2回に1点、6回に2点を失ったものの粘り強く投げ抜いた。
エースの熱投に打線が応えたのは8回だ。2本の安打で好機をつくると、馬庭の打球が相手の失策を誘い1点差に迫った。さらに一死二、三塁から園山(3年)がスクイズを見事に決め切って同点。試合を振り出しに戻した。
追いついてもらった左腕の投球にはさらに熱がこもる。息をのむ接戦は延長タイブレークに突入。表に相手の失策で1点を勝ち越し、またしても園山のセーフティースクイズで2点目をもぎ取った大社だが、その裏に無死満塁と絶体絶命のピンチを背負った。
それでも2つの内野ゴロで二死とすると、最後はスライダーで空振り三振を奪いゲームセット。馬庭は帽子を飛ばすほどのガッツポーズをして気持ちを爆発させた。115球で10回6安打無四球完投。試合後には「自分が最後までマウンドにいることができて、仲間も信じて投げることができましたし、最高のゲームになりました」と満足げに語った。
この日もアルプスが満員になるほどの大応援団が集結。第3試合の早実(西東京)の応援にも決して引けをとらない大声援が送られた。馬庭は「自分だけの力じゃなくて、地元の応援が自分の中で一番響いてます」と感謝を述べた。
1回戦の報徳学園(兵庫)に続いての強豪校撃破に石飛監督は相変わらずの大興奮。この日のヒーローを聞かれた際には「ちょっと何が起きたかわからないんで、どうやって点取ったのか。みんなしっかり守ったので…すみません、絞れません」と話した。
さらには対戦相手について「創成館さんに勝てたなんて…。もうホントに僕らからしたらテレビで見るチームなんで。(向こうの)監督さんが出されてる本を読んで勉強させていただいた立場で。こうやって甲子園を戦っていくんだなって勉強になりました」と敵将から学びを得ていた。
勢いが止まらない大社。次は17日に早実(西東京)と対戦する。
👣鶴岡東・桜井椿稀、「失投はあの1球だけでした」10回121球目で力尽きる 相手選手治療で5分間中断後、高めに浮いたスライダーでサヨナラ喫す
https://news.yahoo.co.jp/articles/c074f3687464629274dc217eaa6f5a39813418be
◇15日 第106回全国高校野球選手権2回戦 早実(西東京)1X―0鶴岡東(山形)=延長10回、甲子園
今春のU―18高校日本代表候補の強化合宿に参加した鶴岡東(山型)の左腕・桜井椿稀投手(3年)が121球目に力尽きた。タイブレークに突入した延長10回、サヨナラ負けを喫した。
味方の攻撃が無得点に終わると、その裏に1死満塁のピンチを迎えた際に長い”間”ができた。打席に入るはずだった中村心大投手(2年)は足がつっていたため、治療していたためだった。鶴岡東ナインは一度ベンチに戻って待機し、水分補給。桜井は「この後はやりきるだけというのはずっと思っていたので、自分のペースで休憩していました」。5分後に再開されると、高めに浮いた初球スライダーを中村にはじき返され、ライナーの打球が前進守備の右翼手頭上を越えていった。
「初めてあそこの球を投げたというか。9回までもうちょっと低めに投げていたと思いますが、最後は浮いちゃって。『やられたか』というのを一番に思いました。失投はあの1球だけでした」
175センチ、78キロの桜井は最速140キロ超。1回戦の聖光学院(福島)戦は9安打、3奪三振、無四球の1失点完投。それから中3日で迎えた2回戦。3回までパーフェクトに封じ、7回は1死二、三塁のピンチをスクイズ失敗から連続三振で切り抜けた。この日は130キロ台半ばの直球にスライダーやカーブなど変化球を交えて9回までは4安打、9奪三振と得点を与えなかった。早実の和泉実監督に「社会人野球の人とやっているような、上手に打たされて自分の打撃をさせてもらえませんから。四球もくれませんし、途中までパーフェクト食らうんじゃないかというぐらいの、本当に上手な投手で」と言わしめるほど緩急自在に制球力抜群の投球を繰り広げた。
それでも、打線が早稲田実の左腕・中村を打ち崩せず、2019年以来となる3回戦進出は逃した。「最後負けてしまったのは悔しいですけど、自分の力は出し切れたと思います」と桜井。涙は見せず、すがすがしい表情で甲子園を去った。
☝岡山学芸館が連続完封勝ちで5年ぶり16強 丹羽知則が6安打無四球完封 掛川西散る
https://news.yahoo.co.jp/articles/16ba57986c3d7074911791903969f2f38e856550
<全国高校野球選手権:岡山学芸館2-0掛川西>◇15日◇2回戦
岡山学芸館が掛川西(静岡)を2-0で破り5年ぶりの16強入りを決めた。初戦の聖カタリナ学園戦に続く2試合連続の完封勝ち。
先発は初戦で9回の1イニングを無失点に抑えた丹羽知則投手(3年)。打たせて取る投球で16本の内野ゴロの山を築き6安打完封した。打線は2回に内野ゴロで1点を先制。7回に2死三塁から9番丹羽の左前適時打で2点目を挙げた。岡山学芸館は3回戦で神村学園と対戦する。
1回戦で60年ぶり白星を挙げた掛川西は打線に得意の集中打が出ず完封負け。初の16強を逃した。
📝熱闘甲子園で異変!強豪校が片っ端から早期敗退の謎を解く…大阪桐蔭だけじゃない相次ぐ序盤の番狂わせ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/359117
大阪桐蔭よ、おまえもか──。
「優勝候補筆頭」といわれた大阪桐蔭が昨14日の甲子園大会2回戦で、8日に甲子園初勝利を挙げたばかりの小松大谷(石川)に不覚を取った。先発した森陽樹(2年)は六回まで無失点投球も、七回に2点を失い降板。自慢の強力打線は、小松大谷の西川大智(3年)に92球5安打に抑えられ、0-3の完敗だ。大阪桐蔭の完封負けは、夏50試合目にして初。100球未満の完封(マダックス)を食らったのも春夏通じて初めてで、今大会の大本命がまさかの早期敗退となった。
大阪大会を制した際、「本気の本気で日本一を目指したい」と春夏合わせて10度目の甲子園制覇を宣言していた西谷浩一監督は、「先発の森が頑張って投げてくれた。『しぶとく粘り強く』をモットーにやってきたけど、力及ばず、残念というか無念。向こうのピッチャーを攻略できず、うまく点数を取ってやれる形に持っていけなかった」と茫然自失の体だった。
大阪桐蔭だけじゃない。今大会は強豪校や甲子園常連校が序盤で敗れる番狂わせが相次いでいる。
1回戦では2017年夏に初優勝を飾った花咲徳栄(埼玉)が、初出場の新潟産大付に1-2で敗退。2年連続センバツ準優勝の報徳学園(兵庫)は、32年ぶり出場の公立校・大社(島根)に1-3で敗れた。春の九州王者で4年連続出場の明豊(大分)は、小松大谷に4-8で力負けを喫すれば、春夏通算4度の優勝を誇る智弁和歌山は、初戦の2回戦で、3度目の出場で甲子園未勝利だった霞ケ浦(茨城)に延長十一回タイブレークの末4-5。昨14日の2回戦でも、今春センバツVの健大高崎(群馬)が、智弁学園(奈良)に1-2で敗れ、春夏連覇の望みがついえた。
飛ばないバットの導入は「公立校に有利」とキッパリ
バッタバッタと倒れていく甲子園常連校。横浜高の元部長・小倉清一郎氏は「今春から導入された(低反発の)飛ばないバットの影響が大きい」とこう解説する。
「打球が飛ばないから、投手は強豪校の強力打線を相手にしても、高めに直球を投げ込みやすい。そのうえで、低めに落ちる変化球を投げ分けることができれば、内野ゴロが増える。内野手の守備力を固めれば、強豪校と勝負できる状況になっている。最近の流れで強豪校は『フライボール革命』といってアッパースイングになりがちだが、飛ばないバットにこのスイングは合わない。今のバットは打撃の基本通り、センター返しをしないと安打になりにくいし、打線がつながらない。実際、大阪桐蔭を粉砕した小松大谷の安打は、9本中センターから逆方向へ8安打。この日の大阪桐蔭はそうでもなかったが、長打力のある強豪校ほどバットを振り回して引っ張る傾向がある。これが足をすくわれる原因ではないか」
大阪桐蔭を完封した小松大谷の西川は、低反発バットの導入は「自分にはラッキーだと思った」とニヤリ。初出場で甲子園初勝利を挙げた公立校・石橋(栃木)の福田博之監督は、飛ばないバットの導入は「公立校に有利」とキッパリとこう言った。
「距離を飛ばすというのは才能の面が大きい。でも、低く強い打球を飛ばすこととか、ボールを見極めることは、努力でうまくなる。短い練習時間でも集中力で補える」
明徳義塾(高知)の馬淵史郎監督は鳥取城北との初戦に勝利した後、「一塁に走者を置いて右中間や左中間に打球を飛ばすことは期待できなくなった。二塁に確実に送ることがより大切になっている」と送りバントの重要性を強調した。前出の小倉氏が続ける。
「そうでなくても、今は延長に入ると、無死一、二塁のタイブレークになる。間違いなく送りバントの重要性は増していて、昔の野球に回帰しているのに、明らかにバントが下手になっている。智弁和歌山はスリーバント失敗が何度もあって好機をつぶしていた。強打のチームほどバントの練習量が少ない気がする。同じ強豪校でも、犠打を重視する馬淵監督の明徳はさすがでしたが……」
新バットの影響で、強豪校によるパワープレーが減り、どこが優勝してもおかしくない大混戦になっているようだ。