自ら健康に、水から健康に。合言葉は「はやめに、こまめに」
⚾明日の熱闘甲子園組み合わせ(初日 1回戦)
08:30~ 開 会 式
☆ 10:00~ 有 田 工-滋賀 学園
16:00~ 英 明 -健大 高崎
☆ 18:30~ 岐阜 城北-智弁 学園
📣甲子園球児の9割が「7回制」に反対…緊急アンケートで見えた現場の声「終盤のドラマがなくなるのは寂しい」
https://news.yahoo.co.jp/articles/c471431d855367c2311cd542ad482648c7225132
高校野球の7回制導入、選手の皆さんはどう考えますか? 日本高野連はこのほど、暑さ対策や選手の健康面への配慮などから、7回制の導入について議論を始めたことを発表した。これを受けてスポーツ報知では2日からの3日間、甲子園練習に参加した選手のうち、50人に緊急アンケートを実施。9割が「反対」という結果になった。賛成派、反対派の生の声を聞いてみた。
厳しい地方大会を勝ち抜いたからこその意見なのだろう。「反対9割」の中でも多数派を占めたのは、「8、9回の攻防こそ野球の醍醐味」という意見だった。
「8、9回のドラマがなくなるのは寂しい」(四国・3年外野手)や「9回2死まで何が起こるか分からないのが野球」(北海道・2年外野手)、「終盤はみんな体力が落ちてくる。そこを自分たちは体力をつけて、チャンスと捉えてきた」(東海・2年投手)など、最後まで勝負が分からないハラハラドキドキこそが高校野球人気の大切な要素であり、それが失われることを危惧する声が多かった。
中学までの野球とは違う、高校野球のプライドとしての9回制存続を訴える声もあった。「7回制だと少年野球みたい」(北信越・3年外野手)、「中学校の延長みたいになる」(九州・2年内野手)、「9イニングでやるのが『ザ・高校野球』」(東北・3年捕手)と9回を戦い抜く心身を鍛え上げたことこそ、甲子園球児の誇りにも映った。さらには「2イニング削られると、回ってくる打席も1打席少なくなる」(関東・3年内野手)と当事者ならではの心の叫びも聞こえた。
3票にとどまったが、賛成も。「けがしやすいのと、甲子園は暑くて熱中症になりやすいので、短くして早く勝負が決まったほうがいい」(関東・3年投手)や「対策を話してくれているのはありがたい」(東北・3年捕手)と現実に即した意見もあった。
📣全校生徒18人、生徒募集停止の措置命令...それでも和歌山南陵高校が新たに「レゲエ校歌」をつくったワケ
https://news.yahoo.co.jp/articles/69ccdfe5a6a99b2eddc5351a27d1eec1a292b641?page=1
18人の青春~和歌山南陵高校物語(1)
初めてその校歌が紀三井寺球場に流れた瞬間、「本当に聴いていいのだろうか......」という気まずい緊張が走った。
『イエイエイエ~イ、和歌山南陵高校~、進め~』
一般的な校歌のイメージを覆すレゲエ調のリズム。「一歩前へ」を連呼する斬新な歌詞。そして、この曲が「校歌」として高校野球の公式戦中に流れる光景自体がシュールだった。平日の内野スタンドには空席も目立ったが、校歌を聴きながら顔を見合わせて苦笑する観客の姿も見られた。
【全校生徒はたった18人】
7月16日、私が和歌山へ行こうと決めたきっかけは、ある野球関係者から寄せられた「この校歌を知ってる?」という情報提供だった。
動画サイトにアップロードされた和歌山南陵高校の校歌を聴き、衝撃を受けた。なぜこの校歌に行き着いたのか、興味を抑えられなかった。
和歌山南陵の名前は、前から知っていた。以前からネガティブなニュースを目にする機会が頻繁にあったためだ。
給与未払いを発端に教職員がストを起こした事件。野球部員が理事長をパワハラで提訴した事件。国からの補助金の流用疑惑。つい最近には、部員たった6人のバスケットボール部がインターハイ出場を決めた一方、劣悪な寮生活を送る部員と保護者の窮状が報じられたばかりだった。
全校生徒はたった18名。内訳はバスケ部員6名、野球部員10名、吹奏楽部員2名だけ。学校法人として生徒募集停止の措置命令が出ているため、1~2年生はゼロという状況だという。
そんな学校がなぜ、「レゲエ校歌」を新たにつくったのか。今年4月から理事長に就任したばかりの甲斐三樹彦に話を聞くことにした。
紀三井寺球場に着くと、試合前に和歌山南陵の応援スタンドに向かった。せわしなく準備に動く教職員や保護者たちに交じり、バスケ部員や吹奏楽部員の姿もある。一部のバスケ部員が所用のため欠席したものの、ささやかな「全校応援」だった。
傍らにいた教員に「甲斐理事長はいらっしゃいますか?」と尋ねると、「そこにいるのが理事長です」と返ってきた。視線のすぐ先には、上に和歌山南陵高校のユニホーム、下はハーフパンツというラフなスタイルの男性がいた。てっきり野球部員の保護者かと思ったメガネ姿の中年男性こそ、甲斐理事長だったのだ。
「理事長らしくないとよく言われます。ウチはいいところも悪いところも完全にオープンです。お金の話もそうだし、寮が戦時中の貧乏長屋のようにひどい状況なのもオープンにしています。それを隠してきたのが、今までの南陵だったので」
甲斐理事長の本業は経営コンサルタントで、かつては南陵学園の営業部長を務めたキャリアもある。旧経営陣から経営を引き継いだばかりだが、甲斐理事長は「まさに『火中の栗』ですよね」と笑う。
「自分の親から『人生、好きなようにやれ』と言われてきたんですけど、後悔しかしていないんです。『若い頃の苦労は買ってでもしろ』と言いますけど、今回は『せんでいい苦労』かもしれません。でも、子どもたちに伝えたいことがあるし、せめて普通の高校生活を送らせてやりたい。そして、教育界を変えていきたい思いがあるんです」
【唯一無二の校歌】
学校再建の一手として、まず校歌を変えた。なぜ校歌だったのか。そう問うと、甲斐理事長はてらうことなく答えた。
「私が南陵学園の営業部長をしていた7年前、学校を再建する時にアーティストの横川翔くんに『校歌をつくってほしい』と頼んでいたんです。翔くんは『お金なんかいらんから』と二つ返事で受けてくれて。彼がレーベルを立ち上げる時に資金援助したことを恩義に感じてくれたんでしょうね。高校野球の試合中にこんな校歌が流れたら、テレビ中継を見ていた人もビックリするじゃないですか。まずは批判されてもいいから、やろうやと決めました」
和歌山南陵の校歌は複数の楽曲をひとつにまとめる、「ダブ」と呼ばれるレゲエ特有の手法でつくられた。『一歩前へ』(INFINITY16 feat.WARSAN)と『ドロだらけのスニーカー』(INFINITY16 feat.横川翔)の楽曲をベースに、新たな歌詞をプラスしている。
横川は制作までの経緯をこう語る。「7年前に酒を飲んだ時に、甲斐さんが『いつか理事長になる』と言っていたんですよ。『イエ~、なれなれ!』くらいのノリで校歌をつくる約束をしたんです。本当に理事長になって声をかけてくれたので、『絶対にやりたい』と言いました。僕もちょうどツアーをやったりしてWARSANさんやINFINITY16に力を借りていて。『仲間と一緒にやってもいいですか?』と、ファミリーのなかで一緒につくらせてもらいました」
和歌山大会は2回の攻撃開始前に両校の校歌が流れる。初戦である紀北農芸戦の2回、初めて和歌山南陵の校歌が場内に流れた。本来なら4分36秒ある楽曲を1分43秒に編集したものだ。
4対0で和歌山南陵が快勝した試合後にも、再び校歌が流れた。ホームベース付近で横並びに整列した選手たちは、晴れ晴れしい表情でレゲエ校歌を歌いあげた。
野球部主将の渡邊蓮に校歌について聞いてみると、こんな答えが返ってきた。
「最初に聞いた時は『えぇ?』みたいな反応だったんですけど、各自で歌う練習をしていくなかで『歌詞がめちゃくちゃいいわ』と気持ちよく歌えるようになりました。唯一無二の僕らにしかない校歌なので、歌えてよかったです。全国に広められるようにしていきたいですね」
1番打者として切り込み隊長を担う佐々木陸斗は、こう語っている。
「最初は校歌っぽくないなと思っていたんですけど、聞いていくうちに『自分たちのモノになる』と思ったんです。『一歩前へ』という歌詞が、僕たちの置かれた状況そのもので。10人だけで練習をやってきて、何回か折れてしまいそうになったんですけど、そのたびに10人で一歩前を向いてきたので」
【レゲエ論争にまで発展】
和歌山南陵の校歌はその物珍しさも手伝って、SNS上で瞬く間に拡散された。スポーツメディアだけでなく、テレビの情報番組やワイドショーまで取り上げるほどの注目度だった。もちろん、好意的な反応だけでなく、悪意に満ちた反響もあった。なかには「この校歌はレゲエなのか?」と音楽性に対する飛び火もあった。
楽曲を提供した横川は「こんな騒ぎになると予想できたら、怖くてつくれなかったかもしれません」と笑いつつ、「レゲエ論争」に関してはこう語った。
「ロックもそうじゃないですか。『こんな曲はロックじゃない』とか言われたりして。いつの時代もそういう論争はあるのかなと思います。むしろ自分たちの音楽がそんな論争の渦中に入れてうれしいですよ」
7月23日の3回戦・智辯和歌山戦に校歌制作に携わった横川、WARSAN、INFINITY16の3名が紀三井寺球場に応援に駆けつけた。試合は0対7で和歌山南陵が敗れたものの、WARSANは感慨深そうにこう語った。
「18人の青春......って、自分だったら寂しいと思うんです。そんななか、理事長が横川翔に声をかけて、こんな面白いことをしようとしてる人がいるんだ。絶対にやりたい。絶対に子どもたちの背中を押せる曲をつくりたいと思いました。俺らは俺らの音楽をつくっただけですけど、南陵高校の生徒以外にも『あの歌に元気をもらった』という声をいっぱいもらいました。これこそ音楽の一番大事なメッセージだし、南陵高校が『これから本当に一歩前へ踏み出すぞ!』というパワーとマッチしたんじゃないかと思います」
誰も聴いたことのない校歌に、眉をひそめた人間も多かったに違いない。それでも、新生・和歌山南陵の経営陣には、どうしても世間に訴えたいことがあった。
📣過酷すぎる学校生活に転校者が続出 18人の生徒たちはなぜ和歌山南陵に残る選択をしたのか
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/hs_other/2024/08/06/_18/
18人の青春〜和歌山南陵高校物語(2)
小鳥やセミの鳴き声が聞こえる田園風景が続く傍らを、資材を積んだトラックが轟音を立てて通り過ぎていく。和歌山県中部にある御坊市の中心部から、和歌山県道25号御坊中津線を西へ1時間以上も歩いた。
道中に「和歌山南陵高校」の案内板をひとつも目にすることなく、丘の上に建つ校舎までたどり着いた。
【毎月1500万円の赤字】
1990年に和歌山国際海洋高校として開校した私立高校。創設者は元衆議院議員の井脇ノブ子。ピンクのスーツを身にまとい、「やる気、元気、井脇!」のキャッチフレーズで知られた人物だった。自身が設立した財団法人少年の船協会の卒業生を受け入れるために学校法人を立ち上げ、静岡と和歌山に高校を開校した。
しかし、多くの負債を残して井脇は2010年に理事長を退任。新体制のもと学校名を和歌山南陵と改め、民事再生手続きを進めている。兄弟校の菊川南陵は野球部が2013年夏の静岡大会で準優勝と躍進した。
和歌山南陵の野球部は2016年に元オリックス二軍監督の岡本哲司(現・徳島インディゴソックス監督)が監督に就任。部員数が3学年合わせて100人を超えるほど集まった時期もある。
だが、その後はネガティブなニュースばかりが報じられるようになる。菊川南陵は2021年度から休校になり、和歌山南陵は全校生徒わずか18名という惨状。学校法人として生徒募集停止の措置命令が出ているため、3年生が卒業すれば生徒数はゼロになる。
今年4月に理事長に就いた甲斐三樹彦は、「毎月1500万円の赤字が積み重なっていきます」と明かした。
古びた校舎の教室は、ほとんど空き部屋になっている。18人の生徒はひとつの教室内に机を並べ、授業を受けていた。女子生徒は吹奏楽部員の西菊乃しかいない。
同級生が次々に学校をやめていくなか、西は和歌山南陵に残り続けた。どんな思いで学校生活を送っているのか聞くと、西は達観した様子で語り始めた。
「高校1年の夏休み明けに学校に来たら、みんな学校をやめていました。高1の終わりくらいに私もやめたいなと思ったんですけど、その時はバレー部や吹奏楽部の友だちもいたので。それも高2の終わりにバレー部が廃部になって、みんな転籍していって。吹奏楽部の子もやめて私ひとりになりました。女子ひとりで不便さはありますけど、とくに変わりはないですね。年相応のいざこざはあっても、仲はいいと思いますよ」
【朝食が菓子パン1個だけ】
バスケットボール部員のアリュー・イドリス・アブバカはナイジェリアからの留学生。205センチの長身ながらオールラウンドプレーヤーとして活躍し、インターハイ出場の原動力になった。
同級生から「イディ」と呼ばれるアブバカはスマートフォンの翻訳機能を駆使しながら、授業を受けていた。週4回、非常勤の講師による日本語の授業を受けており、日常会話には支障がないほど日本語を扱える。
「みんな仲がいいし、コミュニケーションがとれているのでストレスはないです。食事は納豆がまずかったけど、だいぶ慣れました」
そんなアブバカが「一度、ナイジェリアに帰りたいと思った」と明かすのが、寮の劣悪な環境だった。
学校側の許可を得て、寮内を見回ってみる。室内というのに、空き部屋には水たまりが浮いている。天井を見上げるとタイルがはがれ落ち、黒ずんでいる。頻繁に水漏れを起こし、部屋やトイレが水浸しになるという。大浴場はまるで廃旅館のように荒れ果てていた。
一時は業者への未払いが常態化していたため、「朝食が菓子パン1個だけ」とセンセーショナルに報じられたこともあった。
その一方で、野球部主将の渡邊蓮は意外なことを口にした。
「おかずは少なかったんですけど、量は多く食べられたので高校で体が大きくなりました。中学までは171センチ、58キロだったのが、今は173センチ、70キロに増えています」
学校をやめたいと思う時期はなかったのか。そう聞くと、渡邊は決然とした口調でこう答えた。
「自分は覚悟を決めて入ったので、一度来たからには最後までやり遂げるつもりでした。周りはけっこうやめたいと言っていましたけど、ひとりになってもやる気持ちでした」
とはいえ、誰もが渡邊のようにたくましい精神力を持っているわけではない。渡邊に「学校をやめそうだった人はいますか?」と聞くと、真っ先に名前が挙がったのが1番打者として活躍する佐々木陸斗だった。
「佐々木は入寮1日目に『やめたい』と言っていましたから」
佐々木本人に聞いてみると、苦笑しながら当時を振り返ってくれた。
「自分は頭が悪くて、行ける高校がなくて最後まで声をかけてくれた南陵に入ったんです。でも、入学して最初の1週間はホームシックになって、実家に帰りたくてしょうがなかったですね。1年生が12人入って、すぐに2人やめて10人になって。あとひとり欠けたら終わりやな......と思ってからやめられなくなりました。みんな仲がいいので、励まし合って最後まで続けられましたね」
【相次ぐ教職員たちの退職】
苦しい状況にあったのは、給与の未払いを経験した教職員も同じだ。教員の北原亮太は2022年のストの当事者だが、スト当日も通勤して自習する生徒の見守りをしていたという。
「それをストというのか僕にはわかりませんが、学校に来るなと強要されることもなかったので。学校経営のことをいろんな人に聞かれるんですけど、旧経営陣の頃は現場にいる教員まで情報が下りてこなくて。新聞沙汰になって初めて『こんな状態なんだ』と知ったくらいでした」
教職員の退職も相次ぎ、部活動を指導できる人材がいなくなって部が廃部になり、また生徒の転校が続出する負のループ。旧経営陣を一掃して新たに理事長に就いたのが、経営コンサルタントの甲斐だった。
「学校だけで再建はできません。いろんな企業の力を借りて、タイアップしながら生徒を育てていきたいんです。高校生にお金の話をするのは汚らしいと思われる風潮がありますが、私は社会に出た時の現実を教えたい。頭のいい、悪いではなく、生きていける力をつけさせてあげたい。彼らは過酷な学校生活のなかで、その土台をつくってきていますから」
甲斐理事長は金策に回り、滞納金を完済。寮の食生活も改善され、老朽化が進む校舎を改修するためにクラウドファンディングを開始している。
学校再建に向けた大きな焦点になるのは、学校法人として受けている生徒募集停止の措置が解除されるか否か。甲斐理事長に見通しを聞くと、「(措置解除に向けた)書類はひと通り提出しています」という答えとともに、驚愕の事実が明らかになった。
「ここ2年分の学校の決算書がなかったので、会計士とさかのぼって処理しています」
学校の決算書がない──。そんなことがありえるのか聞くと、甲斐理事長は困惑した表情でこう答えた。
「そうなんです。お金の問題だけでなく、国から指導されてきた書類も手つかずで山積みになっていたんです。生徒募集停止の措置が解除されれば協力してくれるという企業もあるので、なんとか解除に向けて動いている最中です」
苦境にあえぐ和歌山南陵だったが、そのなかでも大きな希望の光があった。部員わずか6人のバスケ部が今夏に福岡県で開催されるインターハイに出場したのだ。
(つづく)
☝高校軟式野球選手権大阪大会、興国が優勝 53年ぶりの全国大会へ
https://news.yahoo.co.jp/articles/6589d02f7a95ba11fec849ab2b9f05d6831feb10
第69回全国高校軟式野球選手権大阪大会の決勝が5日、大阪市住之江区の住之江球場であった。興国が3―0で関大一を破って優勝し、1971年以来53年ぶり10回目の全国大会出場を決めた。全国大会は25日、兵庫県の明石トーカロ球場などで開幕する。
53年ぶりに全国大会への復活出場を果たした興国。2020年には大阪府の独自大会で優勝したが、コロナ禍のため全国大会はなく、一昨年は決勝であべの翔学、昨年は延長十四回タイブレークの末に準決勝で河南に敗れた。悔しい思いをいくつも重ねていた分、チームの喜びはひとしおだった。
試合は勝負強さが光った。打線は四回まで無安打に抑えられたが、五回2死から死球で出た走者を西平が左越え二塁打でかえし、1点を先取。六回も四死球をきっかけに無安打で2点を加えた。エース小原は丁寧に内外角を突いて3安打完封。関大一に三塁を踏ませなかった。
53年ぶりとなる全国の舞台に向け、小原も闘志十分。「練習で投げ込んで、もっと力を付けて臨みたい。目標は全国制覇」と言葉に力を込めた。
52年ぶりの全国大会出場には届かなかったものの、関大一の健闘も光った。春の府大会優勝の大商大を準々決勝で破ると、準決勝では昨年の代表校である河南に勝った。この日の決勝も許した安打は1本のみで、投手を中心にしっかり守るチームの持ち味を出した。七回に二塁打を放つなど、チームを引っ張った主将の中木は「やり切った。すがすがしい気持ちです」。
☝「クーリングタイム」一部リニューアル シャーベット飲料配布拡大、冷気送風も2倍に
https://news.yahoo.co.jp/articles/70d7be8931655c63670f3559b208c7f11907cb91
第106回全国高校野球選手権が7日、阪神甲子園球場で開幕する。
熱中症対策として前回大会から導入された「クーリングタイム」が、一部リニューアルされる。昨年まで試合前と5回終了時の2度配布されていたアイススラリー(シャーベット飲料)を計6度程度に拡大。ユニホームの着替え用として背番号も1人2枚ずつ配布する。ベンチ裏のクーリングスペースの空調機2台が一新され、新たにエアコンが2台設置された。ベンチ内への冷気送風も約2倍となる。6回の試合再開に向けたウオームアップの始動は、「1分半前」から「3分前」に変更された。昨年はクーリングタイム後に脚がつる選手がいたことを受け、改善策が練られた。
08:30~ 開 会 式
☆ 10:00~ 有 田 工-滋賀 学園
16:00~ 英 明 -健大 高崎
☆ 18:30~ 岐阜 城北-智弁 学園
📣甲子園球児の9割が「7回制」に反対…緊急アンケートで見えた現場の声「終盤のドラマがなくなるのは寂しい」
https://news.yahoo.co.jp/articles/c471431d855367c2311cd542ad482648c7225132
高校野球の7回制導入、選手の皆さんはどう考えますか? 日本高野連はこのほど、暑さ対策や選手の健康面への配慮などから、7回制の導入について議論を始めたことを発表した。これを受けてスポーツ報知では2日からの3日間、甲子園練習に参加した選手のうち、50人に緊急アンケートを実施。9割が「反対」という結果になった。賛成派、反対派の生の声を聞いてみた。
厳しい地方大会を勝ち抜いたからこその意見なのだろう。「反対9割」の中でも多数派を占めたのは、「8、9回の攻防こそ野球の醍醐味」という意見だった。
「8、9回のドラマがなくなるのは寂しい」(四国・3年外野手)や「9回2死まで何が起こるか分からないのが野球」(北海道・2年外野手)、「終盤はみんな体力が落ちてくる。そこを自分たちは体力をつけて、チャンスと捉えてきた」(東海・2年投手)など、最後まで勝負が分からないハラハラドキドキこそが高校野球人気の大切な要素であり、それが失われることを危惧する声が多かった。
中学までの野球とは違う、高校野球のプライドとしての9回制存続を訴える声もあった。「7回制だと少年野球みたい」(北信越・3年外野手)、「中学校の延長みたいになる」(九州・2年内野手)、「9イニングでやるのが『ザ・高校野球』」(東北・3年捕手)と9回を戦い抜く心身を鍛え上げたことこそ、甲子園球児の誇りにも映った。さらには「2イニング削られると、回ってくる打席も1打席少なくなる」(関東・3年内野手)と当事者ならではの心の叫びも聞こえた。
3票にとどまったが、賛成も。「けがしやすいのと、甲子園は暑くて熱中症になりやすいので、短くして早く勝負が決まったほうがいい」(関東・3年投手)や「対策を話してくれているのはありがたい」(東北・3年捕手)と現実に即した意見もあった。
📣全校生徒18人、生徒募集停止の措置命令...それでも和歌山南陵高校が新たに「レゲエ校歌」をつくったワケ
https://news.yahoo.co.jp/articles/69ccdfe5a6a99b2eddc5351a27d1eec1a292b641?page=1
18人の青春~和歌山南陵高校物語(1)
初めてその校歌が紀三井寺球場に流れた瞬間、「本当に聴いていいのだろうか......」という気まずい緊張が走った。
『イエイエイエ~イ、和歌山南陵高校~、進め~』
一般的な校歌のイメージを覆すレゲエ調のリズム。「一歩前へ」を連呼する斬新な歌詞。そして、この曲が「校歌」として高校野球の公式戦中に流れる光景自体がシュールだった。平日の内野スタンドには空席も目立ったが、校歌を聴きながら顔を見合わせて苦笑する観客の姿も見られた。
【全校生徒はたった18人】
7月16日、私が和歌山へ行こうと決めたきっかけは、ある野球関係者から寄せられた「この校歌を知ってる?」という情報提供だった。
動画サイトにアップロードされた和歌山南陵高校の校歌を聴き、衝撃を受けた。なぜこの校歌に行き着いたのか、興味を抑えられなかった。
和歌山南陵の名前は、前から知っていた。以前からネガティブなニュースを目にする機会が頻繁にあったためだ。
給与未払いを発端に教職員がストを起こした事件。野球部員が理事長をパワハラで提訴した事件。国からの補助金の流用疑惑。つい最近には、部員たった6人のバスケットボール部がインターハイ出場を決めた一方、劣悪な寮生活を送る部員と保護者の窮状が報じられたばかりだった。
全校生徒はたった18名。内訳はバスケ部員6名、野球部員10名、吹奏楽部員2名だけ。学校法人として生徒募集停止の措置命令が出ているため、1~2年生はゼロという状況だという。
そんな学校がなぜ、「レゲエ校歌」を新たにつくったのか。今年4月から理事長に就任したばかりの甲斐三樹彦に話を聞くことにした。
紀三井寺球場に着くと、試合前に和歌山南陵の応援スタンドに向かった。せわしなく準備に動く教職員や保護者たちに交じり、バスケ部員や吹奏楽部員の姿もある。一部のバスケ部員が所用のため欠席したものの、ささやかな「全校応援」だった。
傍らにいた教員に「甲斐理事長はいらっしゃいますか?」と尋ねると、「そこにいるのが理事長です」と返ってきた。視線のすぐ先には、上に和歌山南陵高校のユニホーム、下はハーフパンツというラフなスタイルの男性がいた。てっきり野球部員の保護者かと思ったメガネ姿の中年男性こそ、甲斐理事長だったのだ。
「理事長らしくないとよく言われます。ウチはいいところも悪いところも完全にオープンです。お金の話もそうだし、寮が戦時中の貧乏長屋のようにひどい状況なのもオープンにしています。それを隠してきたのが、今までの南陵だったので」
甲斐理事長の本業は経営コンサルタントで、かつては南陵学園の営業部長を務めたキャリアもある。旧経営陣から経営を引き継いだばかりだが、甲斐理事長は「まさに『火中の栗』ですよね」と笑う。
「自分の親から『人生、好きなようにやれ』と言われてきたんですけど、後悔しかしていないんです。『若い頃の苦労は買ってでもしろ』と言いますけど、今回は『せんでいい苦労』かもしれません。でも、子どもたちに伝えたいことがあるし、せめて普通の高校生活を送らせてやりたい。そして、教育界を変えていきたい思いがあるんです」
【唯一無二の校歌】
学校再建の一手として、まず校歌を変えた。なぜ校歌だったのか。そう問うと、甲斐理事長はてらうことなく答えた。
「私が南陵学園の営業部長をしていた7年前、学校を再建する時にアーティストの横川翔くんに『校歌をつくってほしい』と頼んでいたんです。翔くんは『お金なんかいらんから』と二つ返事で受けてくれて。彼がレーベルを立ち上げる時に資金援助したことを恩義に感じてくれたんでしょうね。高校野球の試合中にこんな校歌が流れたら、テレビ中継を見ていた人もビックリするじゃないですか。まずは批判されてもいいから、やろうやと決めました」
和歌山南陵の校歌は複数の楽曲をひとつにまとめる、「ダブ」と呼ばれるレゲエ特有の手法でつくられた。『一歩前へ』(INFINITY16 feat.WARSAN)と『ドロだらけのスニーカー』(INFINITY16 feat.横川翔)の楽曲をベースに、新たな歌詞をプラスしている。
横川は制作までの経緯をこう語る。「7年前に酒を飲んだ時に、甲斐さんが『いつか理事長になる』と言っていたんですよ。『イエ~、なれなれ!』くらいのノリで校歌をつくる約束をしたんです。本当に理事長になって声をかけてくれたので、『絶対にやりたい』と言いました。僕もちょうどツアーをやったりしてWARSANさんやINFINITY16に力を借りていて。『仲間と一緒にやってもいいですか?』と、ファミリーのなかで一緒につくらせてもらいました」
和歌山大会は2回の攻撃開始前に両校の校歌が流れる。初戦である紀北農芸戦の2回、初めて和歌山南陵の校歌が場内に流れた。本来なら4分36秒ある楽曲を1分43秒に編集したものだ。
4対0で和歌山南陵が快勝した試合後にも、再び校歌が流れた。ホームベース付近で横並びに整列した選手たちは、晴れ晴れしい表情でレゲエ校歌を歌いあげた。
野球部主将の渡邊蓮に校歌について聞いてみると、こんな答えが返ってきた。
「最初に聞いた時は『えぇ?』みたいな反応だったんですけど、各自で歌う練習をしていくなかで『歌詞がめちゃくちゃいいわ』と気持ちよく歌えるようになりました。唯一無二の僕らにしかない校歌なので、歌えてよかったです。全国に広められるようにしていきたいですね」
1番打者として切り込み隊長を担う佐々木陸斗は、こう語っている。
「最初は校歌っぽくないなと思っていたんですけど、聞いていくうちに『自分たちのモノになる』と思ったんです。『一歩前へ』という歌詞が、僕たちの置かれた状況そのもので。10人だけで練習をやってきて、何回か折れてしまいそうになったんですけど、そのたびに10人で一歩前を向いてきたので」
【レゲエ論争にまで発展】
和歌山南陵の校歌はその物珍しさも手伝って、SNS上で瞬く間に拡散された。スポーツメディアだけでなく、テレビの情報番組やワイドショーまで取り上げるほどの注目度だった。もちろん、好意的な反応だけでなく、悪意に満ちた反響もあった。なかには「この校歌はレゲエなのか?」と音楽性に対する飛び火もあった。
楽曲を提供した横川は「こんな騒ぎになると予想できたら、怖くてつくれなかったかもしれません」と笑いつつ、「レゲエ論争」に関してはこう語った。
「ロックもそうじゃないですか。『こんな曲はロックじゃない』とか言われたりして。いつの時代もそういう論争はあるのかなと思います。むしろ自分たちの音楽がそんな論争の渦中に入れてうれしいですよ」
7月23日の3回戦・智辯和歌山戦に校歌制作に携わった横川、WARSAN、INFINITY16の3名が紀三井寺球場に応援に駆けつけた。試合は0対7で和歌山南陵が敗れたものの、WARSANは感慨深そうにこう語った。
「18人の青春......って、自分だったら寂しいと思うんです。そんななか、理事長が横川翔に声をかけて、こんな面白いことをしようとしてる人がいるんだ。絶対にやりたい。絶対に子どもたちの背中を押せる曲をつくりたいと思いました。俺らは俺らの音楽をつくっただけですけど、南陵高校の生徒以外にも『あの歌に元気をもらった』という声をいっぱいもらいました。これこそ音楽の一番大事なメッセージだし、南陵高校が『これから本当に一歩前へ踏み出すぞ!』というパワーとマッチしたんじゃないかと思います」
誰も聴いたことのない校歌に、眉をひそめた人間も多かったに違いない。それでも、新生・和歌山南陵の経営陣には、どうしても世間に訴えたいことがあった。
📣過酷すぎる学校生活に転校者が続出 18人の生徒たちはなぜ和歌山南陵に残る選択をしたのか
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/hs_other/2024/08/06/_18/
18人の青春〜和歌山南陵高校物語(2)
小鳥やセミの鳴き声が聞こえる田園風景が続く傍らを、資材を積んだトラックが轟音を立てて通り過ぎていく。和歌山県中部にある御坊市の中心部から、和歌山県道25号御坊中津線を西へ1時間以上も歩いた。
道中に「和歌山南陵高校」の案内板をひとつも目にすることなく、丘の上に建つ校舎までたどり着いた。
【毎月1500万円の赤字】
1990年に和歌山国際海洋高校として開校した私立高校。創設者は元衆議院議員の井脇ノブ子。ピンクのスーツを身にまとい、「やる気、元気、井脇!」のキャッチフレーズで知られた人物だった。自身が設立した財団法人少年の船協会の卒業生を受け入れるために学校法人を立ち上げ、静岡と和歌山に高校を開校した。
しかし、多くの負債を残して井脇は2010年に理事長を退任。新体制のもと学校名を和歌山南陵と改め、民事再生手続きを進めている。兄弟校の菊川南陵は野球部が2013年夏の静岡大会で準優勝と躍進した。
和歌山南陵の野球部は2016年に元オリックス二軍監督の岡本哲司(現・徳島インディゴソックス監督)が監督に就任。部員数が3学年合わせて100人を超えるほど集まった時期もある。
だが、その後はネガティブなニュースばかりが報じられるようになる。菊川南陵は2021年度から休校になり、和歌山南陵は全校生徒わずか18名という惨状。学校法人として生徒募集停止の措置命令が出ているため、3年生が卒業すれば生徒数はゼロになる。
今年4月に理事長に就いた甲斐三樹彦は、「毎月1500万円の赤字が積み重なっていきます」と明かした。
古びた校舎の教室は、ほとんど空き部屋になっている。18人の生徒はひとつの教室内に机を並べ、授業を受けていた。女子生徒は吹奏楽部員の西菊乃しかいない。
同級生が次々に学校をやめていくなか、西は和歌山南陵に残り続けた。どんな思いで学校生活を送っているのか聞くと、西は達観した様子で語り始めた。
「高校1年の夏休み明けに学校に来たら、みんな学校をやめていました。高1の終わりくらいに私もやめたいなと思ったんですけど、その時はバレー部や吹奏楽部の友だちもいたので。それも高2の終わりにバレー部が廃部になって、みんな転籍していって。吹奏楽部の子もやめて私ひとりになりました。女子ひとりで不便さはありますけど、とくに変わりはないですね。年相応のいざこざはあっても、仲はいいと思いますよ」
【朝食が菓子パン1個だけ】
バスケットボール部員のアリュー・イドリス・アブバカはナイジェリアからの留学生。205センチの長身ながらオールラウンドプレーヤーとして活躍し、インターハイ出場の原動力になった。
同級生から「イディ」と呼ばれるアブバカはスマートフォンの翻訳機能を駆使しながら、授業を受けていた。週4回、非常勤の講師による日本語の授業を受けており、日常会話には支障がないほど日本語を扱える。
「みんな仲がいいし、コミュニケーションがとれているのでストレスはないです。食事は納豆がまずかったけど、だいぶ慣れました」
そんなアブバカが「一度、ナイジェリアに帰りたいと思った」と明かすのが、寮の劣悪な環境だった。
学校側の許可を得て、寮内を見回ってみる。室内というのに、空き部屋には水たまりが浮いている。天井を見上げるとタイルがはがれ落ち、黒ずんでいる。頻繁に水漏れを起こし、部屋やトイレが水浸しになるという。大浴場はまるで廃旅館のように荒れ果てていた。
一時は業者への未払いが常態化していたため、「朝食が菓子パン1個だけ」とセンセーショナルに報じられたこともあった。
その一方で、野球部主将の渡邊蓮は意外なことを口にした。
「おかずは少なかったんですけど、量は多く食べられたので高校で体が大きくなりました。中学までは171センチ、58キロだったのが、今は173センチ、70キロに増えています」
学校をやめたいと思う時期はなかったのか。そう聞くと、渡邊は決然とした口調でこう答えた。
「自分は覚悟を決めて入ったので、一度来たからには最後までやり遂げるつもりでした。周りはけっこうやめたいと言っていましたけど、ひとりになってもやる気持ちでした」
とはいえ、誰もが渡邊のようにたくましい精神力を持っているわけではない。渡邊に「学校をやめそうだった人はいますか?」と聞くと、真っ先に名前が挙がったのが1番打者として活躍する佐々木陸斗だった。
「佐々木は入寮1日目に『やめたい』と言っていましたから」
佐々木本人に聞いてみると、苦笑しながら当時を振り返ってくれた。
「自分は頭が悪くて、行ける高校がなくて最後まで声をかけてくれた南陵に入ったんです。でも、入学して最初の1週間はホームシックになって、実家に帰りたくてしょうがなかったですね。1年生が12人入って、すぐに2人やめて10人になって。あとひとり欠けたら終わりやな......と思ってからやめられなくなりました。みんな仲がいいので、励まし合って最後まで続けられましたね」
【相次ぐ教職員たちの退職】
苦しい状況にあったのは、給与の未払いを経験した教職員も同じだ。教員の北原亮太は2022年のストの当事者だが、スト当日も通勤して自習する生徒の見守りをしていたという。
「それをストというのか僕にはわかりませんが、学校に来るなと強要されることもなかったので。学校経営のことをいろんな人に聞かれるんですけど、旧経営陣の頃は現場にいる教員まで情報が下りてこなくて。新聞沙汰になって初めて『こんな状態なんだ』と知ったくらいでした」
教職員の退職も相次ぎ、部活動を指導できる人材がいなくなって部が廃部になり、また生徒の転校が続出する負のループ。旧経営陣を一掃して新たに理事長に就いたのが、経営コンサルタントの甲斐だった。
「学校だけで再建はできません。いろんな企業の力を借りて、タイアップしながら生徒を育てていきたいんです。高校生にお金の話をするのは汚らしいと思われる風潮がありますが、私は社会に出た時の現実を教えたい。頭のいい、悪いではなく、生きていける力をつけさせてあげたい。彼らは過酷な学校生活のなかで、その土台をつくってきていますから」
甲斐理事長は金策に回り、滞納金を完済。寮の食生活も改善され、老朽化が進む校舎を改修するためにクラウドファンディングを開始している。
学校再建に向けた大きな焦点になるのは、学校法人として受けている生徒募集停止の措置が解除されるか否か。甲斐理事長に見通しを聞くと、「(措置解除に向けた)書類はひと通り提出しています」という答えとともに、驚愕の事実が明らかになった。
「ここ2年分の学校の決算書がなかったので、会計士とさかのぼって処理しています」
学校の決算書がない──。そんなことがありえるのか聞くと、甲斐理事長は困惑した表情でこう答えた。
「そうなんです。お金の問題だけでなく、国から指導されてきた書類も手つかずで山積みになっていたんです。生徒募集停止の措置が解除されれば協力してくれるという企業もあるので、なんとか解除に向けて動いている最中です」
苦境にあえぐ和歌山南陵だったが、そのなかでも大きな希望の光があった。部員わずか6人のバスケ部が今夏に福岡県で開催されるインターハイに出場したのだ。
(つづく)
☝高校軟式野球選手権大阪大会、興国が優勝 53年ぶりの全国大会へ
https://news.yahoo.co.jp/articles/6589d02f7a95ba11fec849ab2b9f05d6831feb10
第69回全国高校軟式野球選手権大阪大会の決勝が5日、大阪市住之江区の住之江球場であった。興国が3―0で関大一を破って優勝し、1971年以来53年ぶり10回目の全国大会出場を決めた。全国大会は25日、兵庫県の明石トーカロ球場などで開幕する。
53年ぶりに全国大会への復活出場を果たした興国。2020年には大阪府の独自大会で優勝したが、コロナ禍のため全国大会はなく、一昨年は決勝であべの翔学、昨年は延長十四回タイブレークの末に準決勝で河南に敗れた。悔しい思いをいくつも重ねていた分、チームの喜びはひとしおだった。
試合は勝負強さが光った。打線は四回まで無安打に抑えられたが、五回2死から死球で出た走者を西平が左越え二塁打でかえし、1点を先取。六回も四死球をきっかけに無安打で2点を加えた。エース小原は丁寧に内外角を突いて3安打完封。関大一に三塁を踏ませなかった。
53年ぶりとなる全国の舞台に向け、小原も闘志十分。「練習で投げ込んで、もっと力を付けて臨みたい。目標は全国制覇」と言葉に力を込めた。
52年ぶりの全国大会出場には届かなかったものの、関大一の健闘も光った。春の府大会優勝の大商大を準々決勝で破ると、準決勝では昨年の代表校である河南に勝った。この日の決勝も許した安打は1本のみで、投手を中心にしっかり守るチームの持ち味を出した。七回に二塁打を放つなど、チームを引っ張った主将の中木は「やり切った。すがすがしい気持ちです」。
☝「クーリングタイム」一部リニューアル シャーベット飲料配布拡大、冷気送風も2倍に
https://news.yahoo.co.jp/articles/70d7be8931655c63670f3559b208c7f11907cb91
第106回全国高校野球選手権が7日、阪神甲子園球場で開幕する。
熱中症対策として前回大会から導入された「クーリングタイム」が、一部リニューアルされる。昨年まで試合前と5回終了時の2度配布されていたアイススラリー(シャーベット飲料)を計6度程度に拡大。ユニホームの着替え用として背番号も1人2枚ずつ配布する。ベンチ裏のクーリングスペースの空調機2台が一新され、新たにエアコンが2台設置された。ベンチ内への冷気送風も約2倍となる。6回の試合再開に向けたウオームアップの始動は、「1分半前」から「3分前」に変更された。昨年はクーリングタイム後に脚がつる選手がいたことを受け、改善策が練られた。