自ら健康に、水から健康に。合言葉は「はやめに、こまめに」
⚾今日の兵庫大会試合結果(準決勝)
HMF神戸第1試合 社-報徳学園 10:00~12:36
一二三四五六七八九十計HE
社 0000013000461
報徳学園0100003001x573
HMF神戸第2試合 明石商-東洋大姫路 13:31~15:49
一二三四五六七八九十計HE
東洋姫路000000000 071
明 石 商00010000X 161
⚾今日の奈良大会試合結果(さとやくスタジアム)
準決勝第1試合 奈良大付-高田商 9:03~11:17
一二三四五六七八九十計HE
高 田 商100000000 171
奈良大付00020110X 480
準決勝第2試合 智弁学園-郡山 12:00~14:08
一二三四五六七八九十計HE
郡 山000002000 291
智弁学園20400010X 7100
⚾今日の京都大会試合結果(準々決勝 わかさS京都)
準々決勝第1試合 京都外大西-鳥羽 9:00~11:50
一二三四五六七八九十11121314151617181920計HE
京外大西00001010017 11130
鳥 羽00100001010 343
準々決勝第2試合 京都国際-龍谷大平安 12:30~14:25
一二三四五六七八九十計HE
京都国際22011104 11171
龍谷平安01000000 123
⚾明日の和歌山大会組み合わせ(15日目 準決勝)
☆☆☆ 09:00~ 田 辺 -智弁和歌山
☆☆ 11:30~ 和歌 山東-近大 新宮
⚾明日の大阪大会組み合わせ(準決勝 大阪シティ信用金庫S)
10:00~ 大商 大高-東海大仰星
☆☆☆ 12:10~ 大阪 桐蔭-履 正 社
⚾明日の滋賀大会組み合わせ(決勝戦 マイネットスタジアム皇子山)
10:00~ 滋賀 学園- 綾 羽
⚾明日の岡山大会組み合わせ(準決勝 倉敷MS)
☆☆ 09:00~ 岡山理大付-岡山学芸館
☆☆ 11:30~ 金光 学園- 関 西
⚾明日の三重大会組み合わせ(準決勝 四日市市営霞ヶ浦球場)
08:45~ 津田 学園- 鈴 鹿
☆☆☆ 11:15~ 菰 野 - 三 重
🎁テレビ和歌山 「めざせ甲子園 高校野球ハイライト」
https://sports.yahoo.co.jp/video/player/15722204
7月25日大会14日目和歌山大会準々決勝
田 辺 4−1 海南
智辯和歌山 12−0 日高(5回コールド)
☝奈良大付が決勝進出!プロ注目・岸本佑也が今夏初安打 DeNAスカウト「価値ある一打」
https://news.yahoo.co.jp/articles/5cfc8c4e5d6fb946f0438b36764befa6b6cd7ca9
◆第106回全国高校野球選手権奈良大会 ▽準決勝 奈良大付4―1高田商(26日・さとやくスタジアム)
18年以来6年ぶり2度目となる夏の甲子園を目指す奈良大付が、17年春センバツ出場の高田商に逆転勝ちし、決勝進出を決めた。
プロ注目内野手・岸本佑也(3年)はこの日、「3番・遊撃」で先発出場。今夏初安打を含む、2打数1安打2四球1盗塁の結果だった。
初回の第1打席は、中飛で凡退。0―1で迎えた4回1死の第2打席では、中前打で出塁すると、直後に盗塁を成功させる。その後、チームは2得点を挙げて逆転。背番号6が、バットと足で流れを呼び込んだ。
第3打席は申告故意四球で歩かされると、第4打席も四球で出塁。遊撃手としては3度の守備機会を無難にこなし、攻守で存在感を見せつけた。
この日は、7球団のNPBスカウトがネット裏から熱視線。DeNA・吉見スカウトは「第1打席は真っすぐに差し込まれた中で、(次打席の安打は)自分で対応していたので、価値のある一打。肩の強さというのも大きな魅力」と評価した。
💢暑さ指数何のため? 高校野球半数が「運動は原則中止」で実施 埼玉
https://news.yahoo.co.jp/articles/d037bd1799a9505d29729b3ae6c00b4664d83eb1
2018年に国内最高気温41・1度を観測した埼玉県。昨夏開催の高校野球埼玉大会では、環境省が「暑さ指数」を公表している自治体で行われた110試合のうち約半数が、「運動は原則中止」とされる暑さ指数31以上を記録する中で実施されたことが判明した。甲子園では開始時間を午前と夕方に分ける「2部制」が今年から部分導入されるが、地方大会の対応は各都道府県の高校野球連盟などに委ねられており、関係者は頭を悩ませている。
暑さ指数は環境省が気温や湿度などから算出し、熱中症の危険度を判断する指標としている。
埼玉県内では23年7月8~28日、全国高校野球選手権の埼玉大会が9球場で開催された。毎日新聞は、このうち環境省が暑さ指数を公表している、さいたま▽越谷▽所沢▽熊谷――の4市内6球場で行われた110試合を分析。公表がない3球場34試合は除外した。
その結果、環境省などが「原則運動中止」を呼びかける暑さ指数31以上を公式記録の試合時間内に記録したのは53試合(48%)だった。「激しい運動は中止」とする暑さ指数28以上で見ると、全体の82%となる90試合に上った。今夏も梅雨明け発表の7月18日以降は、最高気温35度以上の猛暑日の中での試合が続く。
各地の高校野球地方大会では、試合開始時間を早めたり、2部制を試験導入したりする対策が実施されているが、埼玉ではいずれも導入されていない。全国最大規模の約140チームが参加する大会日程や、スタッフの不足が背景にある。
県高野連の担当者は「期末テストが終わるのが7月10日前後。そこから月末までに試合を消化しなければいけない」と話す。2部制はスタッフの拘束時間が長くなり、9球場をカバーしきれなくなる。給水タイムを試合中に3回設けるといった熱中症対策を取っているものの、抜本的な対応は難しいという。
熱中症とスポーツの問題に詳しい中京大の松本孝朗教授は「暑さ指数のガイドラインは一般の中高生の部活を想定しており、事故を減らすための注意喚起であって拘束力はない」と前置きした上で、こう指摘する。「たとえ暑さ指数28であっても相応に危険性がある。人や予算に余裕がある甲子園は対策が進んでいるが、地方大会まで徹底することは難しい。各県で対策することも重要だが、死者が出る前に秋開催も視野に大会のあり方を議論する必要がある」
☟夏の甲子園での熱中症対策 『特別アラート』発令時は対策本部を設置し対応 日本高野連が発表
https://news.yahoo.co.jp/articles/0276f065ea9084ea7079a9fb3277dc7014aa4597
日本高野連は26日、8月7日に開幕する第106回全国高校野球選手権大会の第3回運営委員会を大阪市内で開き、熱中症対策などを審議して、まとめた対策を発表した。今年から新設された「熱中症特別アラート」が発令された場合は速やかに対応を協議するために「熱中症特別警戒アラート対策本部」を設置して、対応する。メンバーは主催の日本高校野球連盟と朝日新聞社、そして阪神甲子園球場から適任者を選出する。
また、開会式の入場行進については開幕試合に登場する2校の負担を軽減するため、49校の出場校のうち、最後尾となる2校(48番目と49番目)とする。今年の順番は南の出場校から。開会式終了後の退場の際はその2校がそのまま直接ベンチに向かう。
式典で体を動かさない時間をできるだけ短くして、コンディションへの影響を軽減する配慮もなされる。他に次のように熱中症対策が取られる。
○代表校への補食提供
選手のヘルスケアを担当した理学療法士から早朝の起床によって宿舎で十分に朝食をとらないまま試合に出場した選手が栄養不足から熱中症の症状を発症したと考えられるとの報告があったことから、日本高野連理事で立命大スポーツ健康科学部の海老久美子教授(公認スポーツ栄養士)の助言のもと、第1試合と熱中症の症状を訴える選手が多かった第2試合と計4校の選手に試合前におにぎりやパン、100%果汁、ゼリータイプの栄養食品を提供する。第3試合、第4試合の4校の選手にもゼリーを提供する。
○審判委員に白色シューズ導入
審判委員(塁審)の暑さ対策の一環として。6月15日に大阪市内で開催された第1回審判研修会に参加した審判委員が試用し、外見やプレーへの支障の有無を確かめ、問題がなかったことから導入が決まった。選手のスパイクについては2020年から黒色に加え、白色も認められている。
○捕手のマニキュア
点灯試合の増加が予想されることから、捕手のサインを投手が見やすくして、サイン交換を円滑にするために、サインを出す手の指先にマニキュアなどで着色することを認めることになった。
📝寮生活が全然違う…桑田・清原のPL学園が2000年代以降に"大阪代表"の座から転げ落ち、大阪桐蔭が台頭した訳
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf8c48dcfa2ecbf669a3111e3a3cf16e529f45ee?page=1
かつて桑田・清原のKKコンビを擁して全国制覇したPL学園。長くその強さを甲子園で見せつけてきたが、2000年代以降に急失速し、2016年に休部に追い込まれた。野球評論家のゴジキさんは「PLに代わって一気に台頭したのが大阪桐蔭です。両校の違いは、部員が暮らす寮生活や先輩後輩の上下関係などにあり、桐蔭はいい人材を獲得できた」という――。
■没落したPL学園、勃興した大阪桐蔭…その差はどこにあったのか
1998年から現在まで大阪桐蔭の指揮を執る西谷浩一氏は、寮生活において比較的柔軟な方針を採っている。
かつてのPL学園とは異なり、寮の部屋のメンバー構成は先輩と後輩ではなく同学年で配置したり、付き人制度を廃止することで先輩の洗濯物を干したりといった必要以上の雑用に後輩が追われることはない。
また、先輩後輩の上下関係の壁をなくし、コミュニケーションを取れるような雰囲気があると、OBの廣畑実や水本弦もコメントしている。
その結果、2000年代以降、多くの有望な中学生が、PL学園ではなく大阪桐蔭を選ぶようになり、戦績は2000年代中盤から逆転。大阪桐蔭は、2008年夏の甲子園優勝以降、2014年には1985年のKKコンビを擁したPL学園以来25年ぶりの3年連続夏の大阪大会制覇を成し遂げ、2012年と2018年の春夏連覇、2017年から2018年の春連覇を達成し、PL学園に代わる強豪校として全国に名を轟かせてきた。
PL学園は2000年代以降、幾度となく暴力行為などの不祥事が取りざたされ、入部志望者が激減。2016年には休部に追い込まれている。PL学園はいわば、大阪という同じ地区の「競合他社」である大阪桐蔭にリクルーティングで負けて、強豪校の座を失ってしまったのである。
■大阪桐蔭・西谷監督がリクルートする人材の「絶対条件」
そんな大阪桐蔭の西谷氏が中学生をリクルーティングする際、マインド面で大事にしているポイントが2つある。「大阪桐蔭で野球がやりたい」ということと「三度の飯より野球が好き」いうことだ。
「色んな良い学校がある中で、どうしても大阪桐蔭でやりたいと言う選手と一緒にやりたいと思っています。基本は関西が中心ですが、最近では関東からも来たいと言ってくれる選手がいるので本当に有難く思っています」とコメントしている。
事実、OBや現役選手が大阪桐蔭に進みたいと思った理由には「全国制覇」や「自分を高めたい」というのが多い。
2018年夏の甲子園優勝投手の柿木蓮(現・北海道日本ハムファイターズ)は、「自分が高校進学を決める上での基準は『自分を高められる』学校だったんです。最初から投げられる学校ではなく、一からスタートして、競争できるようなレベルが高い学校でプレーしたいと思っていました」と話す。
2019年に北海道から入学を決めた大型左腕・松浦慶斗(現・北海道日本ハムファイターズ)も「北海道が物足りないわけではないですが、うまい人と一緒にプレーして自分を高めたかったからです」とコメントしている。
また、西谷氏は「上手い子はいても、本当に野球が好きな子はそんなに多くいるとは思わないです。練習を見にいったらはっきりわかります。試合だけでは案外わかりませんが、練習を見てると取り組む姿勢とか、指導者の方の話から見えてきます。やっぱり本当に野球が好きな子と一緒にやりたいと思いますね」と話すように、技術の高さよりも野球に対する情熱や取り組む姿勢を重視していることがわかる。
■中田翔を獲得した時は40、50回広島に通った
西谷氏は、スカウティングにおいてフットワークの軽さを見せる。選手からすると、日本一を誰よりも知る監督が直接自分に会いに来るとなると、心を動かされることは間違いない。社会科の教師でもある西谷氏がスカウト活動に充てられる時間は、基本的に週1日、土曜日の午前中だけだ。
午後からは練習があるため、ノックが始まる午後2時までにはグラウンドに戻る。「土曜日は朝6時前後に家を出れば、近場なら3、4チームは見て回れる。最初の選手は1打席目だけ見て、次のところへ行ったりする。そうして何度も顔を出すことが大事」と言う。
広島出身の中田翔を獲得した時は40、50回広島に通ったエピソードもある。金曜日の終電で広島へ移動し、ビジネスホテルに宿泊して、翌日は早朝から中田を見て、午前11時広島発の新幹線で大阪へ戻るスケジュールだ。
ただ、この西谷氏ですら、選手のもとへ頻繁に通い、最後の最後で振られたことも一度や二度ではない。「そりゃもう、がっかりっすよ。でも、それはよくあること。私は本気で好きになった選手は違う高校に行っても気になるんです。どんな選手になってるのかな、と」
また、近年はOBでコーチの石田寿也氏が中学校を回り、作成したおよそ200人のリストの中から、西谷氏が2~3年後のチーム編成を想像し、選手の適性を見極め、声をかけているのだ。
この行動力があるからこそ、大阪桐蔭は毎年のようにトップクラスの選手を揃えることができるのだろう。最強のチームづくりをする前に、リクルーティングの段階から、ここまでやっているからこそ長年トップに君臨しているのは間違いない。
加えて、大阪桐蔭は退部者の少なさも有名である。一学年20人ほどの少数精鋭で、育成をしているのだ。そのため、実戦の経験も積みやすい環境でもある。
「全選手平等に、同じぐらいの打席に立たせたいと思っていて、時には2か所に分かれて対外試合をすることもある。B戦はあくまで育成の場なので、相手校の了解を得て、DHをふたりにする特別ルールを設け、10番打者までいる打線で戦ったりもします※8」とコメントするように、レギュラーメンバーが中心となるAチームの試合だけでなく、控えメンバーが中心のBチームの試合も数多く組み、野手なら打席数、投手ならイニング数に差が出ないように配慮しながら起用していくのだ。
控えメンバーまで満遍なく出場機会を与えられて、切磋琢磨する。このように、引退まで部内の競争意識が高いからこそ、離脱者が少なくかつ強い組織をつくれるのだろう。
📝【夏の甲子園予選が佳境】高校野球の審判に求められる「教育的指導」の役割「監督ではなく選手が抗議」のルールにも意図がある
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed87bb2b2c0ba581d153359cac46cf3164e42933
各地で「第106回全国高校野球選手権大会」の都道府県大会が行なわれている。酷暑のなか、8月の甲子園大会を目指す球児とともに、長時間にわたってグラウンドに立ち続けるのは数多くの審判員だ。プロ野球の審判員と異なり、彼らは“ボランティア”である。60歳を超えた今もアマチュア野球の審判員として活動する内海清氏に、『審判はつらいよ』の著者・鵜飼克郎氏が聞いた。
1世紀以上の歴史を持つ春夏の甲子園は全国中継され、毎年、多くの人々が声援を送る。日本野球の嚆矢である大学野球は、かつてプロ野球以上の人気を誇った時期もある。
だが、アマチュア野球審判の“オフィシャルな歴史”は意外と浅い。
アマチュア野球規則委員会の公認審判員ライセンス制度がスタートしたのは2015年。講習を受講して審判の技術と見識を身につけると、各都道府県の審判員組織の認定によって3級審判員の資格を取得できる。3級取得から3年以上の実績を積んでペーパーテストと実技テストを受けて2級に昇格。さらに2級で3年以上の実績を積んで1級への昇級テストに合格すると、大学選手権など全国大会での審判員を務めることができる。
「私が審判となった頃は野球経験や職業をチェックされましたが、資格や試験といったものはありませんでした。ライセンス制度ができた2015年、すでに私は大学野球の全国大会で実績を積んでいたので、いきなり1級審判員に認定されました」
そう語るのは、県立尼崎高校野球部で甲子園を目指し、大学、社会人(軟式)とプレーした後に高校・大学野球の審判員となった内海清だ。主将を務めた大阪経済大学時代には、関西六大学野球リーグで優勝した経験もある。1994年に31歳で社会人野球を引退。審判員となった後は、信用金庫勤務の傍ら、週末を中心に年間80試合ほど審判員を務めた。2019年に尼崎駅前にバーを開店してからは、夏の地方大会が始まると平日も審判員としてグラウンドに立ってきた。
日本高等学校野球連盟にもアマチュア野球規則委員会の公認審判員ライセンス制度を導入する動きはあるが、現時点ではライセンス取得は義務付けられていない。
高校野球の審判員になるには、まず各都道府県の高校野球連盟に登録する(地域によって細かい違いがある)。公募されることもあるが、基本的に連盟理事や野球部部長の推薦が必要となる。
登録された審判員は、各都道府県の高野連が主催する審判講習会で基本動作やルールを習得し、練習試合で経験を積んでいく。都道府県大会で公式戦デビューとなるが、塁審を任されるまでには登録から1年、球審は2~3年かかるのが一般的だ。
同じアマチュア野球の審判であっても、高校野球と大学野球では異なる面があるという。
「大学野球は審判員が少ないこともあり、ライセンス制度導入前から審判の技術に寛容さがあると感じます。一方、高校野球は毎週のように勉強会が行なわれ、ミニテストもある。成績が悪いと“もっとルールブックを読んできなさい”と叱られます。特に甲子園球場がある兵庫県はレベルが高く、甲子園で松坂大輔がノーヒットノーランを達成した決勝戦(1998年夏)で球審を務めた岡本良一さんのような先輩方から鍛えられました」
そうした環境で切磋琢磨し、内海は兵庫県高野連審判部の幹事長にまでなった。
正確な判定に加えて「教育的指導者」の役割も
高校野球の審判には他のカテゴリーとは異なる「役割」もある。日本高野連が発行する『高校野球審判の手引き』には、高校野球審判員の要件として〈優秀な審判技術の持ち主であると同時に、高校野球らしさを正しく教える指導者でなければなりません〉と記されている。
「高校野球は競技スポーツであると同時に、教育の場なんです。高校野球の審判員は判定をするだけでなく、高校球児が高校生らしくスポーツマンシップに則ってプレーしているかどうかを監督する役割もあるのです」
大学野球の監督には審判への抗議が認められているが、高校野球では抗議するために監督がベンチから出ることができない。
「教育の現場ですから、大人(監督)がでしゃばるのではなく、子供たち(選手)に任せるという考え方です。監督がキャプテンに抗議意図を説明し、キャプテンがそれを理解したうえで、自分の言葉で審判員に質問する。そして審判員が判定の見解をキャプテンに伝え、それをベンチに戻って監督に説明する。その伝達ができるかどうかが問われるのも、高校野球らしさだと思います」
高野連のホームページに掲載されている「高校野球みんなの手引き」では、審判について〈単にアウト・セーフ、ボール・ストライクの判定をするだけではありません。正確なジャッジと、選手を励ましつつ適正な行動を促して、きびきびとした清々しい試合運びを高校生とともに作り出すことを心がけています。控え選手が代打や代走で出場してきた時も、適宜間をとって、スコアボードに選手名が表示されるよう配慮する場合もあります〉とある。また、各都道府県高野連の審判員募集要項には〈高校野球も審判員は選手の教育的指導が重要な役割です。ですから、審判員としては常識ある社会人であることが絶対条件となります〉と記されている。
⚾岩手さんへ
今日は気温36度超えの橿原へ・・・なぜかしら試合終了約15分前に突然雨が降り出し、橿原神宮へ向かう際にまたも小雨・・・しかも雷鳴付きで!!
幸い傘がいらない程度の雨で済み、助かりました。
さて、近年熱さ対策で2試合日の試合開始が9時からというのが流行りですが・・・・・。
もう8時頃に駅ついて徒歩5分で球場着いても汗が全身から噴き出して止まらないです!!
普段よりも1時間早く起床せなアカンし、10時から2試合。なんだったら11時から2試合にしてくれた方が、昼ご飯の調整がしやすいので・・・・・。
さて、早稲田摂陵 来年から早稲田大阪 意外と奮闘しましたね。まさか8強入りして桐蔭相手に9回まで試合ができるとは!!! 我が母校も昔の輝きを復活してそれくらい健闘してくれたら嬉しいのですが、、、女子サッカー部に期待します。
近江は多賀監督の采配をもってしても甲子園に行けないとは・・・。エースの離脱がいたかったですが、1年生打者が春からスタメンに入っていたし新チーム以降に期待できます。
菰野はもう。。。春の東海スタメンほとんど2年生で準優勝しただけに期待してましたが。戸田監督のスパルタ指導は今に始まったことではないので今さら言われても困ります。それを承知で入部しているだろうし!
こっちは日照り続きでいつ誰が倒れてもおかしくない猛暑ですが、日本海側は大雨らしいですね。そっちは。
近畿も梅雨明け発表が遅くイライラしてましたが、日本列島は広いですね!
HMF神戸第1試合 社-報徳学園 10:00~12:36
一二三四五六七八九十計HE
社 0000013000461
報徳学園0100003001x573
HMF神戸第2試合 明石商-東洋大姫路 13:31~15:49
一二三四五六七八九十計HE
東洋姫路000000000 071
明 石 商00010000X 161
⚾今日の奈良大会試合結果(さとやくスタジアム)
準決勝第1試合 奈良大付-高田商 9:03~11:17
一二三四五六七八九十計HE
高 田 商100000000 171
奈良大付00020110X 480
準決勝第2試合 智弁学園-郡山 12:00~14:08
一二三四五六七八九十計HE
郡 山000002000 291
智弁学園20400010X 7100
⚾今日の京都大会試合結果(準々決勝 わかさS京都)
準々決勝第1試合 京都外大西-鳥羽 9:00~11:50
一二三四五六七八九十11121314151617181920計HE
京外大西00001010017 11130
鳥 羽00100001010 343
準々決勝第2試合 京都国際-龍谷大平安 12:30~14:25
一二三四五六七八九十計HE
京都国際22011104 11171
龍谷平安01000000 123
⚾明日の和歌山大会組み合わせ(15日目 準決勝)
☆☆☆ 09:00~ 田 辺 -智弁和歌山
☆☆ 11:30~ 和歌 山東-近大 新宮
⚾明日の大阪大会組み合わせ(準決勝 大阪シティ信用金庫S)
10:00~ 大商 大高-東海大仰星
☆☆☆ 12:10~ 大阪 桐蔭-履 正 社
⚾明日の滋賀大会組み合わせ(決勝戦 マイネットスタジアム皇子山)
10:00~ 滋賀 学園- 綾 羽
⚾明日の岡山大会組み合わせ(準決勝 倉敷MS)
☆☆ 09:00~ 岡山理大付-岡山学芸館
☆☆ 11:30~ 金光 学園- 関 西
⚾明日の三重大会組み合わせ(準決勝 四日市市営霞ヶ浦球場)
08:45~ 津田 学園- 鈴 鹿
☆☆☆ 11:15~ 菰 野 - 三 重
🎁テレビ和歌山 「めざせ甲子園 高校野球ハイライト」
https://sports.yahoo.co.jp/video/player/15722204
7月25日大会14日目和歌山大会準々決勝
田 辺 4−1 海南
智辯和歌山 12−0 日高(5回コールド)
☝奈良大付が決勝進出!プロ注目・岸本佑也が今夏初安打 DeNAスカウト「価値ある一打」
https://news.yahoo.co.jp/articles/5cfc8c4e5d6fb946f0438b36764befa6b6cd7ca9
◆第106回全国高校野球選手権奈良大会 ▽準決勝 奈良大付4―1高田商(26日・さとやくスタジアム)
18年以来6年ぶり2度目となる夏の甲子園を目指す奈良大付が、17年春センバツ出場の高田商に逆転勝ちし、決勝進出を決めた。
プロ注目内野手・岸本佑也(3年)はこの日、「3番・遊撃」で先発出場。今夏初安打を含む、2打数1安打2四球1盗塁の結果だった。
初回の第1打席は、中飛で凡退。0―1で迎えた4回1死の第2打席では、中前打で出塁すると、直後に盗塁を成功させる。その後、チームは2得点を挙げて逆転。背番号6が、バットと足で流れを呼び込んだ。
第3打席は申告故意四球で歩かされると、第4打席も四球で出塁。遊撃手としては3度の守備機会を無難にこなし、攻守で存在感を見せつけた。
この日は、7球団のNPBスカウトがネット裏から熱視線。DeNA・吉見スカウトは「第1打席は真っすぐに差し込まれた中で、(次打席の安打は)自分で対応していたので、価値のある一打。肩の強さというのも大きな魅力」と評価した。
💢暑さ指数何のため? 高校野球半数が「運動は原則中止」で実施 埼玉
https://news.yahoo.co.jp/articles/d037bd1799a9505d29729b3ae6c00b4664d83eb1
2018年に国内最高気温41・1度を観測した埼玉県。昨夏開催の高校野球埼玉大会では、環境省が「暑さ指数」を公表している自治体で行われた110試合のうち約半数が、「運動は原則中止」とされる暑さ指数31以上を記録する中で実施されたことが判明した。甲子園では開始時間を午前と夕方に分ける「2部制」が今年から部分導入されるが、地方大会の対応は各都道府県の高校野球連盟などに委ねられており、関係者は頭を悩ませている。
暑さ指数は環境省が気温や湿度などから算出し、熱中症の危険度を判断する指標としている。
埼玉県内では23年7月8~28日、全国高校野球選手権の埼玉大会が9球場で開催された。毎日新聞は、このうち環境省が暑さ指数を公表している、さいたま▽越谷▽所沢▽熊谷――の4市内6球場で行われた110試合を分析。公表がない3球場34試合は除外した。
その結果、環境省などが「原則運動中止」を呼びかける暑さ指数31以上を公式記録の試合時間内に記録したのは53試合(48%)だった。「激しい運動は中止」とする暑さ指数28以上で見ると、全体の82%となる90試合に上った。今夏も梅雨明け発表の7月18日以降は、最高気温35度以上の猛暑日の中での試合が続く。
各地の高校野球地方大会では、試合開始時間を早めたり、2部制を試験導入したりする対策が実施されているが、埼玉ではいずれも導入されていない。全国最大規模の約140チームが参加する大会日程や、スタッフの不足が背景にある。
県高野連の担当者は「期末テストが終わるのが7月10日前後。そこから月末までに試合を消化しなければいけない」と話す。2部制はスタッフの拘束時間が長くなり、9球場をカバーしきれなくなる。給水タイムを試合中に3回設けるといった熱中症対策を取っているものの、抜本的な対応は難しいという。
熱中症とスポーツの問題に詳しい中京大の松本孝朗教授は「暑さ指数のガイドラインは一般の中高生の部活を想定しており、事故を減らすための注意喚起であって拘束力はない」と前置きした上で、こう指摘する。「たとえ暑さ指数28であっても相応に危険性がある。人や予算に余裕がある甲子園は対策が進んでいるが、地方大会まで徹底することは難しい。各県で対策することも重要だが、死者が出る前に秋開催も視野に大会のあり方を議論する必要がある」
☟夏の甲子園での熱中症対策 『特別アラート』発令時は対策本部を設置し対応 日本高野連が発表
https://news.yahoo.co.jp/articles/0276f065ea9084ea7079a9fb3277dc7014aa4597
日本高野連は26日、8月7日に開幕する第106回全国高校野球選手権大会の第3回運営委員会を大阪市内で開き、熱中症対策などを審議して、まとめた対策を発表した。今年から新設された「熱中症特別アラート」が発令された場合は速やかに対応を協議するために「熱中症特別警戒アラート対策本部」を設置して、対応する。メンバーは主催の日本高校野球連盟と朝日新聞社、そして阪神甲子園球場から適任者を選出する。
また、開会式の入場行進については開幕試合に登場する2校の負担を軽減するため、49校の出場校のうち、最後尾となる2校(48番目と49番目)とする。今年の順番は南の出場校から。開会式終了後の退場の際はその2校がそのまま直接ベンチに向かう。
式典で体を動かさない時間をできるだけ短くして、コンディションへの影響を軽減する配慮もなされる。他に次のように熱中症対策が取られる。
○代表校への補食提供
選手のヘルスケアを担当した理学療法士から早朝の起床によって宿舎で十分に朝食をとらないまま試合に出場した選手が栄養不足から熱中症の症状を発症したと考えられるとの報告があったことから、日本高野連理事で立命大スポーツ健康科学部の海老久美子教授(公認スポーツ栄養士)の助言のもと、第1試合と熱中症の症状を訴える選手が多かった第2試合と計4校の選手に試合前におにぎりやパン、100%果汁、ゼリータイプの栄養食品を提供する。第3試合、第4試合の4校の選手にもゼリーを提供する。
○審判委員に白色シューズ導入
審判委員(塁審)の暑さ対策の一環として。6月15日に大阪市内で開催された第1回審判研修会に参加した審判委員が試用し、外見やプレーへの支障の有無を確かめ、問題がなかったことから導入が決まった。選手のスパイクについては2020年から黒色に加え、白色も認められている。
○捕手のマニキュア
点灯試合の増加が予想されることから、捕手のサインを投手が見やすくして、サイン交換を円滑にするために、サインを出す手の指先にマニキュアなどで着色することを認めることになった。
📝寮生活が全然違う…桑田・清原のPL学園が2000年代以降に"大阪代表"の座から転げ落ち、大阪桐蔭が台頭した訳
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かつて桑田・清原のKKコンビを擁して全国制覇したPL学園。長くその強さを甲子園で見せつけてきたが、2000年代以降に急失速し、2016年に休部に追い込まれた。野球評論家のゴジキさんは「PLに代わって一気に台頭したのが大阪桐蔭です。両校の違いは、部員が暮らす寮生活や先輩後輩の上下関係などにあり、桐蔭はいい人材を獲得できた」という――。
■没落したPL学園、勃興した大阪桐蔭…その差はどこにあったのか
1998年から現在まで大阪桐蔭の指揮を執る西谷浩一氏は、寮生活において比較的柔軟な方針を採っている。
かつてのPL学園とは異なり、寮の部屋のメンバー構成は先輩と後輩ではなく同学年で配置したり、付き人制度を廃止することで先輩の洗濯物を干したりといった必要以上の雑用に後輩が追われることはない。
また、先輩後輩の上下関係の壁をなくし、コミュニケーションを取れるような雰囲気があると、OBの廣畑実や水本弦もコメントしている。
その結果、2000年代以降、多くの有望な中学生が、PL学園ではなく大阪桐蔭を選ぶようになり、戦績は2000年代中盤から逆転。大阪桐蔭は、2008年夏の甲子園優勝以降、2014年には1985年のKKコンビを擁したPL学園以来25年ぶりの3年連続夏の大阪大会制覇を成し遂げ、2012年と2018年の春夏連覇、2017年から2018年の春連覇を達成し、PL学園に代わる強豪校として全国に名を轟かせてきた。
PL学園は2000年代以降、幾度となく暴力行為などの不祥事が取りざたされ、入部志望者が激減。2016年には休部に追い込まれている。PL学園はいわば、大阪という同じ地区の「競合他社」である大阪桐蔭にリクルーティングで負けて、強豪校の座を失ってしまったのである。
■大阪桐蔭・西谷監督がリクルートする人材の「絶対条件」
そんな大阪桐蔭の西谷氏が中学生をリクルーティングする際、マインド面で大事にしているポイントが2つある。「大阪桐蔭で野球がやりたい」ということと「三度の飯より野球が好き」いうことだ。
「色んな良い学校がある中で、どうしても大阪桐蔭でやりたいと言う選手と一緒にやりたいと思っています。基本は関西が中心ですが、最近では関東からも来たいと言ってくれる選手がいるので本当に有難く思っています」とコメントしている。
事実、OBや現役選手が大阪桐蔭に進みたいと思った理由には「全国制覇」や「自分を高めたい」というのが多い。
2018年夏の甲子園優勝投手の柿木蓮(現・北海道日本ハムファイターズ)は、「自分が高校進学を決める上での基準は『自分を高められる』学校だったんです。最初から投げられる学校ではなく、一からスタートして、競争できるようなレベルが高い学校でプレーしたいと思っていました」と話す。
2019年に北海道から入学を決めた大型左腕・松浦慶斗(現・北海道日本ハムファイターズ)も「北海道が物足りないわけではないですが、うまい人と一緒にプレーして自分を高めたかったからです」とコメントしている。
また、西谷氏は「上手い子はいても、本当に野球が好きな子はそんなに多くいるとは思わないです。練習を見にいったらはっきりわかります。試合だけでは案外わかりませんが、練習を見てると取り組む姿勢とか、指導者の方の話から見えてきます。やっぱり本当に野球が好きな子と一緒にやりたいと思いますね」と話すように、技術の高さよりも野球に対する情熱や取り組む姿勢を重視していることがわかる。
■中田翔を獲得した時は40、50回広島に通った
西谷氏は、スカウティングにおいてフットワークの軽さを見せる。選手からすると、日本一を誰よりも知る監督が直接自分に会いに来るとなると、心を動かされることは間違いない。社会科の教師でもある西谷氏がスカウト活動に充てられる時間は、基本的に週1日、土曜日の午前中だけだ。
午後からは練習があるため、ノックが始まる午後2時までにはグラウンドに戻る。「土曜日は朝6時前後に家を出れば、近場なら3、4チームは見て回れる。最初の選手は1打席目だけ見て、次のところへ行ったりする。そうして何度も顔を出すことが大事」と言う。
広島出身の中田翔を獲得した時は40、50回広島に通ったエピソードもある。金曜日の終電で広島へ移動し、ビジネスホテルに宿泊して、翌日は早朝から中田を見て、午前11時広島発の新幹線で大阪へ戻るスケジュールだ。
ただ、この西谷氏ですら、選手のもとへ頻繁に通い、最後の最後で振られたことも一度や二度ではない。「そりゃもう、がっかりっすよ。でも、それはよくあること。私は本気で好きになった選手は違う高校に行っても気になるんです。どんな選手になってるのかな、と」
また、近年はOBでコーチの石田寿也氏が中学校を回り、作成したおよそ200人のリストの中から、西谷氏が2~3年後のチーム編成を想像し、選手の適性を見極め、声をかけているのだ。
この行動力があるからこそ、大阪桐蔭は毎年のようにトップクラスの選手を揃えることができるのだろう。最強のチームづくりをする前に、リクルーティングの段階から、ここまでやっているからこそ長年トップに君臨しているのは間違いない。
加えて、大阪桐蔭は退部者の少なさも有名である。一学年20人ほどの少数精鋭で、育成をしているのだ。そのため、実戦の経験も積みやすい環境でもある。
「全選手平等に、同じぐらいの打席に立たせたいと思っていて、時には2か所に分かれて対外試合をすることもある。B戦はあくまで育成の場なので、相手校の了解を得て、DHをふたりにする特別ルールを設け、10番打者までいる打線で戦ったりもします※8」とコメントするように、レギュラーメンバーが中心となるAチームの試合だけでなく、控えメンバーが中心のBチームの試合も数多く組み、野手なら打席数、投手ならイニング数に差が出ないように配慮しながら起用していくのだ。
控えメンバーまで満遍なく出場機会を与えられて、切磋琢磨する。このように、引退まで部内の競争意識が高いからこそ、離脱者が少なくかつ強い組織をつくれるのだろう。
📝【夏の甲子園予選が佳境】高校野球の審判に求められる「教育的指導」の役割「監督ではなく選手が抗議」のルールにも意図がある
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各地で「第106回全国高校野球選手権大会」の都道府県大会が行なわれている。酷暑のなか、8月の甲子園大会を目指す球児とともに、長時間にわたってグラウンドに立ち続けるのは数多くの審判員だ。プロ野球の審判員と異なり、彼らは“ボランティア”である。60歳を超えた今もアマチュア野球の審判員として活動する内海清氏に、『審判はつらいよ』の著者・鵜飼克郎氏が聞いた。
1世紀以上の歴史を持つ春夏の甲子園は全国中継され、毎年、多くの人々が声援を送る。日本野球の嚆矢である大学野球は、かつてプロ野球以上の人気を誇った時期もある。
だが、アマチュア野球審判の“オフィシャルな歴史”は意外と浅い。
アマチュア野球規則委員会の公認審判員ライセンス制度がスタートしたのは2015年。講習を受講して審判の技術と見識を身につけると、各都道府県の審判員組織の認定によって3級審判員の資格を取得できる。3級取得から3年以上の実績を積んでペーパーテストと実技テストを受けて2級に昇格。さらに2級で3年以上の実績を積んで1級への昇級テストに合格すると、大学選手権など全国大会での審判員を務めることができる。
「私が審判となった頃は野球経験や職業をチェックされましたが、資格や試験といったものはありませんでした。ライセンス制度ができた2015年、すでに私は大学野球の全国大会で実績を積んでいたので、いきなり1級審判員に認定されました」
そう語るのは、県立尼崎高校野球部で甲子園を目指し、大学、社会人(軟式)とプレーした後に高校・大学野球の審判員となった内海清だ。主将を務めた大阪経済大学時代には、関西六大学野球リーグで優勝した経験もある。1994年に31歳で社会人野球を引退。審判員となった後は、信用金庫勤務の傍ら、週末を中心に年間80試合ほど審判員を務めた。2019年に尼崎駅前にバーを開店してからは、夏の地方大会が始まると平日も審判員としてグラウンドに立ってきた。
日本高等学校野球連盟にもアマチュア野球規則委員会の公認審判員ライセンス制度を導入する動きはあるが、現時点ではライセンス取得は義務付けられていない。
高校野球の審判員になるには、まず各都道府県の高校野球連盟に登録する(地域によって細かい違いがある)。公募されることもあるが、基本的に連盟理事や野球部部長の推薦が必要となる。
登録された審判員は、各都道府県の高野連が主催する審判講習会で基本動作やルールを習得し、練習試合で経験を積んでいく。都道府県大会で公式戦デビューとなるが、塁審を任されるまでには登録から1年、球審は2~3年かかるのが一般的だ。
同じアマチュア野球の審判であっても、高校野球と大学野球では異なる面があるという。
「大学野球は審判員が少ないこともあり、ライセンス制度導入前から審判の技術に寛容さがあると感じます。一方、高校野球は毎週のように勉強会が行なわれ、ミニテストもある。成績が悪いと“もっとルールブックを読んできなさい”と叱られます。特に甲子園球場がある兵庫県はレベルが高く、甲子園で松坂大輔がノーヒットノーランを達成した決勝戦(1998年夏)で球審を務めた岡本良一さんのような先輩方から鍛えられました」
そうした環境で切磋琢磨し、内海は兵庫県高野連審判部の幹事長にまでなった。
正確な判定に加えて「教育的指導者」の役割も
高校野球の審判には他のカテゴリーとは異なる「役割」もある。日本高野連が発行する『高校野球審判の手引き』には、高校野球審判員の要件として〈優秀な審判技術の持ち主であると同時に、高校野球らしさを正しく教える指導者でなければなりません〉と記されている。
「高校野球は競技スポーツであると同時に、教育の場なんです。高校野球の審判員は判定をするだけでなく、高校球児が高校生らしくスポーツマンシップに則ってプレーしているかどうかを監督する役割もあるのです」
大学野球の監督には審判への抗議が認められているが、高校野球では抗議するために監督がベンチから出ることができない。
「教育の現場ですから、大人(監督)がでしゃばるのではなく、子供たち(選手)に任せるという考え方です。監督がキャプテンに抗議意図を説明し、キャプテンがそれを理解したうえで、自分の言葉で審判員に質問する。そして審判員が判定の見解をキャプテンに伝え、それをベンチに戻って監督に説明する。その伝達ができるかどうかが問われるのも、高校野球らしさだと思います」
高野連のホームページに掲載されている「高校野球みんなの手引き」では、審判について〈単にアウト・セーフ、ボール・ストライクの判定をするだけではありません。正確なジャッジと、選手を励ましつつ適正な行動を促して、きびきびとした清々しい試合運びを高校生とともに作り出すことを心がけています。控え選手が代打や代走で出場してきた時も、適宜間をとって、スコアボードに選手名が表示されるよう配慮する場合もあります〉とある。また、各都道府県高野連の審判員募集要項には〈高校野球も審判員は選手の教育的指導が重要な役割です。ですから、審判員としては常識ある社会人であることが絶対条件となります〉と記されている。
⚾岩手さんへ
今日は気温36度超えの橿原へ・・・なぜかしら試合終了約15分前に突然雨が降り出し、橿原神宮へ向かう際にまたも小雨・・・しかも雷鳴付きで!!
幸い傘がいらない程度の雨で済み、助かりました。
さて、近年熱さ対策で2試合日の試合開始が9時からというのが流行りですが・・・・・。
もう8時頃に駅ついて徒歩5分で球場着いても汗が全身から噴き出して止まらないです!!
普段よりも1時間早く起床せなアカンし、10時から2試合。なんだったら11時から2試合にしてくれた方が、昼ご飯の調整がしやすいので・・・・・。
さて、早稲田摂陵 来年から早稲田大阪 意外と奮闘しましたね。まさか8強入りして桐蔭相手に9回まで試合ができるとは!!! 我が母校も昔の輝きを復活してそれくらい健闘してくれたら嬉しいのですが、、、女子サッカー部に期待します。
近江は多賀監督の采配をもってしても甲子園に行けないとは・・・。エースの離脱がいたかったですが、1年生打者が春からスタメンに入っていたし新チーム以降に期待できます。
菰野はもう。。。春の東海スタメンほとんど2年生で準優勝しただけに期待してましたが。戸田監督のスパルタ指導は今に始まったことではないので今さら言われても困ります。それを承知で入部しているだろうし!
こっちは日照り続きでいつ誰が倒れてもおかしくない猛暑ですが、日本海側は大雨らしいですね。そっちは。
近畿も梅雨明け発表が遅くイライラしてましたが、日本列島は広いですね!