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⚾今日の和歌山大会試合結果(2回戦)
6日目第1試合 初芝橋本-高野山 8:33~11:04
一二三四五六七八九十計HE
初芝橋本300040000 7120
高 野 山111011000 5101
6日目第2試合 熊野-和歌山北 11:45~13:35
一二三四五六七八九十計HE
和歌山北000000002 230
熊 野00200003X 5102
6日目第3試合 向陽-神島 14:58~17:25
一二三四五六七八九十計HE
神 島000000001 160
向 陽02000001X 373
⚾明日の和歌山大会組み合わせ(7日目 2回戦)
08:30~ 市和 歌山-田 辺 工
☆ 11:00~ 有中/貴志-笠田/農芸
15:00~ 桐 蔭 -南部 龍神
👣「力負けしていなかった。悔しいのお」高野山のラストミーティング
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd98f67def609afdcd48f8622ec9c4fcb66c9fa6
第108回全国高校野球選手権和歌山大会が開かれています。試合後のチームのミーティングから、監督や選手らの言葉を紹介します。高野山・植幸彦監督です。
(15日、第108回全国高校野球選手権和歌山大会2回戦 初芝橋本7―5高野山)
■高野山・植幸彦監督
力負けしていなかった。悔しいのお。甲子園、行きたかった。負けの責任はぜんぶオレや。サインミスもなかった。ピッチャーもようやった。
お父さん、お母さんに感謝の気持ちを言おう。メンバーに入らなかったやつ、これからやで。レギュラーだけが特別やない。ゼロからのスタートやで。謙虚にいこう。君たちならできる。人生の甲子園をめざそう。
☝熊野・杉若寅示投手、最速140キロ 好調の和歌山北打線を抑える
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c9509b55d5c9d474663b93be183ca9634f795d9(15日、第108回全国高校野球選手権和歌山大会2回戦 熊野5―2和歌山北)
熊野のエース杉若寅示投手(2年)が、1回戦の勝利で勢いに乗る和歌山北を相手に好投を見せ、チームを勝利に導いた。
六回まで7奪三振、被安打0の快投。最速140キロの直球を軸に組み立てた。中盤以降は小畑祈捕手(2年)と相談し、変化球主体に切り替え、打たせて取る巧みな投球技術も見せた。
杉若投手が「自信につながった」という試合は、今春の近畿大会県予選3回戦。その後近畿大会で準優勝した智弁和歌山を相手に8回1失点と好投した。
この日の試合で和歌山北は、1回戦で4打数3安打と好調だった打者2人を上位に並べたが、「コースをついて、ていねいに投げた」と話した。一方で、四回までに3四球を与え、「課題が見えた」という。「一戦一勝。先輩と少しでも長くやりたい」と次戦を見据えた。
✌高田が奈良屈指の進学校対決を制す 領木蒼智の9回劇的V弾は公式戦初本塁打「今まで感じたことないくらいうれしい」
https://news.yahoo.co.jp/articles/f0c0b20892fce7ed44875aef2bad4ecfe2fecfad
◆第108回全国高校野球選手権奈良大会 ▽2回戦 高田1―0奈良(15日・さとやくスタジアム)
県内屈指の進学校対決は高田が投手戦を制し、3回戦進出を決めた。
スコアボードに0が並び続ける緊迫した状態が続く中、球場が大歓声に包まれた。9回1死。領木蒼智内野手(2年)が相手先発・黒川琢矢をついに捉えた。変化球を力強くはじき返すと、打球は左翼スタンドへ飛び込んだ。「ホームランは打ったことがなかったので今まで感じたことないくらいうれしかった」。公式戦初の一発がチームの決勝打となった。ホームランボールは「帰ったら両親、そしていつも応援してくれている祖父母に渡します」と笑顔を見せた。
投げては先発右腕・入矢優大(3年)が7安打完封。走者を背負いながらもチェンジアップと直球を織り交ぜた緩急をつけた投球で奈良打線を封じこめ「ピンチも背負ったが要所は丁寧に投げれた」と納得の表情。エースの頼もしい投球に田淵太監督は「ベストピッチング!」と絶賛したが、本塁打による1点に終わった打線については「このままだと話にならない。帰って練習や」と先を見据えた。
20日に予定される3回戦は春夏通算12度の甲子園出場を誇る郡山と対戦する。
👣あの1球、投げきれたら 八回1死まで無失点、奈良・黒川琢矢投手
https://news.yahoo.co.jp/articles/c55c84586ec70a8781df4850be3bc754a7729b89
両者無得点のまま進んだ九回表。奈良のエース、黒川琢矢(3年)は八回まで高田打線を4安打に抑えてきた。三振で1死を取り、8番打者の領木蒼智(2年)を打席に迎えた。
その4球目。捕手の西口明輝(3年)はアウトコースにミットを構えていたが、得意のカットボールが真ん中に入ってしまった。「回転が甘くなった」。打球は左翼方向に飛び、そのままスタンドに入った。
試合前から接戦が予想されていた。黒川は速球に自信がなかったため、カーブとチェンジアップで緩急をつけ、直球とカットボールを生かし、テンポ良く投げることを心がけた。本塁打を打たれた後も「1点なら大丈夫。次の回にかえしてくれる」と気持ちを落ち着かせ、後続を打ち取った。
最後の夏は、計143球を投げ、被安打5、奪三振6の成績で終わった。涙をこらえながら、「あの1球をしっかり投げきれたらと思うと、もう悔いしかありません。このメンバーでもう少しだけ野球をやりたかった」。
村岡大祐監督は「敗因は攻めきれなかったこと。すべて私の責任です。粘り強い良い野球をしてくれました。頼もしいと思います」と誇らしげに語っていた。
☝プロ注目右腕の奈良大付・新城楓雅が1失点完投の圧巻投球 NPB10球団の前で自己最速150キロも計測…奈良大会
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4668acc3fa0eda5faa07a9c31a91e1940d78695
◆第108回全国高校野球奈良大会▽2回戦 高田商1―8奈良大付=7回コールド=(15日・さとやくスタジアム)
2018年以来8年ぶりの甲子園出場を目指す奈良大付が「ハマの番長」こと前DeNA監督・三浦大輔氏の母校・高田商に快勝。NPB10球団のスカウトが見守る中、新城楓雅(3年)が7回コールドながら2安打で1失点完投と圧巻の投球を見せた。
初回から190センチの長身を生かした直球で高田商打線を押し込み、チャンスを与えなかった。「ブルペンでは調子が良くなかったけど、いざ試合が始まったらいい感じだった」と手応えを口にした。
巨人は水野編成本部長、柳館スカウト、岸スカウトの3人態勢で視察。巨人を含め10球団が見守る中、自己最速の150キロをマークし、スカウト陣をざわつかせる場面もあった。試合後に球速を聞いた新城は「え!ほんますか」と驚きの声を上げたが、プロ野球志望届を提出する意思を持っている。巨人の柳館スカウトは「球速が上がってもコントロールが乱れていない。制球力がいい」と評価した。
打線は6回1死一、三塁から3ランを放った3番・兼平大馳(だいち)中堅手(3年)と2打点の4番で主将の辻本泰盛遊撃手(3年)が躍動。田中一訓監督は「兼平と辻本が打てば点数が入る」と絶大な信頼を寄せた。
20日の3回戦は、今センバツ準優勝の智弁学園と香芝の勝者と対戦する。新城は「僕がこのチームでできることは抑えることだけ。なにがなんでも抑えていきたい」と闘志を燃やした。
👣最後の打席で脳裏に浮かんだ光景 高田商・佐瀬主将「幸せだなあ」
https://news.yahoo.co.jp/articles/490b35159d728f65fbde4316af23cf83fa0c4730
(15日、第108回全国高校野球選手権奈良大会2回戦 高田商1―8奈良大付、7回コールド)
7点を追う七回表。高田商の佐瀬春斗主将(3年)が打席に向かうと、入部した日の光景が脳裏に浮かんだ。新入生がグラウンドに集まり、周りを見回す。まだ互いを知らず、初々しかったあのころ。打席に立つと、応援歌が球場に響き渡り、青一色に染まったスタンドが見えた。「やっぱり幸せだなあ」
相手はプロ注目の190センチ右腕、新城楓雅(3年)。6球目、アウトコース高めのボール球にバットが空を切り、三振に倒れた。「最後にこんないい投手と戦えて楽しかった。自分はまだまだだな」。試合後の表情は晴れやかだった。
佐瀬は監督も認める努力家。母親に頼んで弁当は二つ持ち。一冬で体重を10キロ増やした。昨年の打率は1割2分ほど。ロングティーに励み、春には打率を4割近くまで伸ばした。
春の県大会で4強入りした高田商だったが、夏は初戦で幕を閉じた。「もちろん悔いはある。でも、本当にいい2年半だった。入部してよかった」。大学で野球を続け、さらに成長したい。涙を見せず、すでに次の舞台を見据えていた。
👣昨夏Vも初戦敗退の青藍泰斗、試合中に足をつる選手が続出 青山監督が明かした、暑さだけではないもう一つの敵とは
https://news.yahoo.co.jp/articles/50f1909699a5e380ea05948f205fd77abec9af22
◆第108回全国高校野球栃木大会▽2回戦 青藍泰斗1―4宇都宮工(15日、エイジェックスタジアム)
昨夏の甲子園に出場した青藍泰斗が宇都宮工に1―4で敗れ、初戦で姿を消した。まさかの初戦敗退の裏で、選手が何人も足をつるアクシデント。想定外の事態に青山尚緯監督(28)も「試合中の水分補給などをはじめ、できる限りのことをやってきた。それでも昨日今日の暑さで思うような準備ができなかった」と選手の負担に言及した。
試合が行われた栃木・宇都宮市のこの日の最高気温は35度。熱中症警戒アラートが発令される中での試合となった。気温が高くなった2試合目では、青藍泰斗の主将・服部隼士内野手(3年)など多くの選手が足をつり、その度に試合は一時中断を余儀なくされた。
普段は足をつることはなかったという服部。試合後「こういう暑さは想定してきた中で、前年の優勝校というプレッシャーで緊張してアクシデントが出てしまったのかなと思う」と、重圧も異変に影響したことを明かした。
青藍泰斗は葛生時代の1990年夏に甲子園初出場。校名変更後初の甲子園出場を果たした昨夏は、栃木大会準決勝で宇都宮工と対戦し6―0と完勝していた。青藍泰斗として初めて出場を果たしたが、今年はまさかの初戦敗退。青山監督は「野球の怖さです。シード校としてのゲームの入り方であったりなど、私の勉強不足。選手たちには見えないプレッシャーがあったと思う」と敗戦の責任を負った。
📝「下剋上球児」の奇跡は終わらない 廃校寸前、16年連続初戦敗退だった昴学園が三重王者として迎える夏
https://news.yahoo.co.jp/articles/a5da1ba7a04711e1f4638511d1df29b0e34d662d?page=1
今春、三重の高校野球界でまばゆい光を放つ"星団"が現れた。その名も昴学園。春の三重大会で鈴鹿、明野、津商といった甲子園出場経験校を次々に撃破し、初優勝を飾っている。
【赴任4年目で春の大会制覇】
昴学園という学校名だけを見ると新興私学に思えるかもしれないが、三重県多気郡大台町にある県立高校であり、原則全寮制の総合学科という、全国的にも珍しい形態を取っている。躍進の背景を語るには、ある監督の存在を抜きにできない。同校に赴任して4年目の東拓司監督である。東監督は昴学園の選手たちを見つめながら、苦笑交じりにこう漏らした。
「ここも中学時代に2番手だった選手ばかりです。あの選手なんか、中学時代は不登校やったけど、今はウチで試合に出てますから。ようやってますよ」
前任校の白山では、10年連続で夏の三重大会初戦敗退だった弱小校を甲子園出場に導いた。その実話を記した書籍『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』(カンゼン)は、2023年にTBS日曜劇場でドラマ化された(テレビドラマ版はフィクションのオリジナルストーリー)。
昴学園も一時は廃校寸前と言われ、野球部も16年連続で夏の三重大会初戦敗退という惨状だった。東監督や前任の高橋賢監督(現・四日市西高)の奔走で部員が集まるようになり、今や3学年で90人の選手が腕を競っている。主将を務める郁島晴渡は、神奈川県横浜市出身。昴学園に進学した理由を聞くと、こう説明した。
「中学時代(横浜瀬谷ボーイズ)の対戦相手の監督さんが昴学園の存在を教えてくださって、杉山監督(千春/当時)に勧めてもらいました。練習の雰囲気がよくて、寮とグラウンドが近くて、野球に打ち込めると感じました。その時にちょうど『下剋上球児』のドラマを見て、自分のなかで昴学園に行くのが確定した感じです」
ドラマの影響は大きい。エース右腕の石川大介(おおすけ)は、東監督についてこう語る。
「ドラマで見た鈴木亮平さんみたいに、選手のことをしっかりと思ってくれる監督さんです。東先生に教えてもらったからこそ、自分たちはここまで上がってこられたと感じています」
【充実した指導スタッフ】
白山と昴学園の選手たちの共通点を聞くと、東監督はこう答えた。
「根本は自分に自信がないところ。ウチに入ってくるのは、中学時代に強豪の控えだった子か、弱小のレギュラーだった子。野球も勉強も自信がないけど、なんとか高校で頑張ろうという子が入ってきてくれます」
白山との大きな違いは、寮生活を通して育成できる点だろう。白山では2時間に1本しか列車が来ないローカル線・名松線で、約2時間かけて通学する選手もいた。
指導スタッフも充実している。東監督を支えるのは、72歳のベテラン指導者・冨山悦敬コーチ。かつて松阪商の監督として、2018年夏の三重大会決勝で白山に敗れた奇縁がある。
現在、県内有数の遊撃手として注目される和志武涼一は、四日市南ボーイズに所属した中学時代は控え内野手。昴学園に入寮して1週間で「学校をやめたい」と申し出る、目立たない選手だった。だが、冨山コーチが「こいつの守備はええよ」と東監督に進言したことから、一躍中心選手にのし上がった。
ほかにも投手指導に定評がある池田泰一朗コーチなど、計7人の指導チームを組んでいる。東監督は「それぞれの個性を生かしてもらって、助けてもらっています」と語る。
今春の三重を制したとはいえ、チーム内に浮ついた様子はない。冨山コーチは呆れ気味にこうつぶやいた。
「優勝したといっても、地区予選を入れて8試合中7試合は負けていたかもしれない試合やったから。ちょっとは自信になるかと思ったけど、全然そんな様子がないね」
選手を代表して、主将の郁島も同調する。
「春は危ない試合ばかりでしたし、自分たちの力は全然ないですから。優勝して浮かれることはないです。夏は野手陣がもっと打って、投手陣を助けたいです」
【死のゾーンから目指す甲子園】
昴学園の躍進に、地域は大いに盛り上がっている。大台町には地域住民による後援組織「昴学園野球部を応援する会」が立ち上がった。春の東海大会は観光バスを1台貸し切って、地域の応援団が駆けつけた。昴学園のグラウンドは、地域住民の使う道路に面している。郁島は地域住民から頻繁に声をかけられると証言する。
「最初は横浜に帰りたい思いもあったんですけど、大台町の皆さんが『頑張れよ』と声をかけてくださって、元気づけられました。今は自分にとって特別な場所になりましたし、将来は大台町に住むのもいいなと思っているくらいです」
客観的に見れば、順調に階段を上がっているように感じられる。それでも、東監督は絶えず葛藤を抱えている。苦笑交じりに、こうこぼした。
「いや、もう常に『下剋上』がついて回りますよ。俺なんか『下剋上』って言ってもいないのに」
そもそも「下剋上」というフレーズは、2018年夏に甲子園出場した白山の主将・辻宏樹(現・相可高校監督)が発したものだった。
8年前の快挙にしても、東監督は「なぜ白山が甲子園に行けたのかわからない」と言い続けていた。昴学園でも甲子園に執着する理由は、「まぐれではなかった」と証明するためでもある。
自分に自信がなかった生徒が、野球をきっかけに社会で生き抜く力を養っていくこと。高校野球を通して地域が活性化すること。そういったやりがいはある。一方で、なかなか甲子園まで手が届かない現状に、もどかしさを覚えることも少なくない。東監督は「上を見たらキリがないんですけどね」と笑った。
そんな時、東監督の心の支えになる言葉がある。親交のある高嶋仁さん(元智辯和歌山監督)がサイン色紙にしたためた、この言葉だ。
「遂(と)げずばやまじ」
その心を東監督が説明する。「一度決めたら、やり遂げるまでやめるなという意味です。この言葉を見ながら、いつも自問自答していますよ。やっぱり、コツコツ積み重ねていくしかないんかな」
今夏の三重大会、昴学園は激戦ブロックに組み込まれた。初戦(2回戦)の相手は宇治山田商で、昨夏に準々決勝で敗れた因縁がある。ほかにも津田学園、四日市、近大高専といった強豪がひしめく「死のゾーン」である。
それでも、この難関を乗り越えることに価値がある。高校野球界に燦然と輝く星団を目指して。昴学園の挑戦が始まろうとしている。
6日目第1試合 初芝橋本-高野山 8:33~11:04
一二三四五六七八九十計HE
初芝橋本300040000 7120
高 野 山111011000 5101
6日目第2試合 熊野-和歌山北 11:45~13:35
一二三四五六七八九十計HE
和歌山北000000002 230
熊 野00200003X 5102
6日目第3試合 向陽-神島 14:58~17:25
一二三四五六七八九十計HE
神 島000000001 160
向 陽02000001X 373
⚾明日の和歌山大会組み合わせ(7日目 2回戦)
08:30~ 市和 歌山-田 辺 工
☆ 11:00~ 有中/貴志-笠田/農芸
15:00~ 桐 蔭 -南部 龍神
👣「力負けしていなかった。悔しいのお」高野山のラストミーティング
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd98f67def609afdcd48f8622ec9c4fcb66c9fa6
第108回全国高校野球選手権和歌山大会が開かれています。試合後のチームのミーティングから、監督や選手らの言葉を紹介します。高野山・植幸彦監督です。
(15日、第108回全国高校野球選手権和歌山大会2回戦 初芝橋本7―5高野山)
■高野山・植幸彦監督
力負けしていなかった。悔しいのお。甲子園、行きたかった。負けの責任はぜんぶオレや。サインミスもなかった。ピッチャーもようやった。
お父さん、お母さんに感謝の気持ちを言おう。メンバーに入らなかったやつ、これからやで。レギュラーだけが特別やない。ゼロからのスタートやで。謙虚にいこう。君たちならできる。人生の甲子園をめざそう。
☝熊野・杉若寅示投手、最速140キロ 好調の和歌山北打線を抑える
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c9509b55d5c9d474663b93be183ca9634f795d9(15日、第108回全国高校野球選手権和歌山大会2回戦 熊野5―2和歌山北)
熊野のエース杉若寅示投手(2年)が、1回戦の勝利で勢いに乗る和歌山北を相手に好投を見せ、チームを勝利に導いた。
六回まで7奪三振、被安打0の快投。最速140キロの直球を軸に組み立てた。中盤以降は小畑祈捕手(2年)と相談し、変化球主体に切り替え、打たせて取る巧みな投球技術も見せた。
杉若投手が「自信につながった」という試合は、今春の近畿大会県予選3回戦。その後近畿大会で準優勝した智弁和歌山を相手に8回1失点と好投した。
この日の試合で和歌山北は、1回戦で4打数3安打と好調だった打者2人を上位に並べたが、「コースをついて、ていねいに投げた」と話した。一方で、四回までに3四球を与え、「課題が見えた」という。「一戦一勝。先輩と少しでも長くやりたい」と次戦を見据えた。
✌高田が奈良屈指の進学校対決を制す 領木蒼智の9回劇的V弾は公式戦初本塁打「今まで感じたことないくらいうれしい」
https://news.yahoo.co.jp/articles/f0c0b20892fce7ed44875aef2bad4ecfe2fecfad
◆第108回全国高校野球選手権奈良大会 ▽2回戦 高田1―0奈良(15日・さとやくスタジアム)
県内屈指の進学校対決は高田が投手戦を制し、3回戦進出を決めた。
スコアボードに0が並び続ける緊迫した状態が続く中、球場が大歓声に包まれた。9回1死。領木蒼智内野手(2年)が相手先発・黒川琢矢をついに捉えた。変化球を力強くはじき返すと、打球は左翼スタンドへ飛び込んだ。「ホームランは打ったことがなかったので今まで感じたことないくらいうれしかった」。公式戦初の一発がチームの決勝打となった。ホームランボールは「帰ったら両親、そしていつも応援してくれている祖父母に渡します」と笑顔を見せた。
投げては先発右腕・入矢優大(3年)が7安打完封。走者を背負いながらもチェンジアップと直球を織り交ぜた緩急をつけた投球で奈良打線を封じこめ「ピンチも背負ったが要所は丁寧に投げれた」と納得の表情。エースの頼もしい投球に田淵太監督は「ベストピッチング!」と絶賛したが、本塁打による1点に終わった打線については「このままだと話にならない。帰って練習や」と先を見据えた。
20日に予定される3回戦は春夏通算12度の甲子園出場を誇る郡山と対戦する。
👣あの1球、投げきれたら 八回1死まで無失点、奈良・黒川琢矢投手
https://news.yahoo.co.jp/articles/c55c84586ec70a8781df4850be3bc754a7729b89
両者無得点のまま進んだ九回表。奈良のエース、黒川琢矢(3年)は八回まで高田打線を4安打に抑えてきた。三振で1死を取り、8番打者の領木蒼智(2年)を打席に迎えた。
その4球目。捕手の西口明輝(3年)はアウトコースにミットを構えていたが、得意のカットボールが真ん中に入ってしまった。「回転が甘くなった」。打球は左翼方向に飛び、そのままスタンドに入った。
試合前から接戦が予想されていた。黒川は速球に自信がなかったため、カーブとチェンジアップで緩急をつけ、直球とカットボールを生かし、テンポ良く投げることを心がけた。本塁打を打たれた後も「1点なら大丈夫。次の回にかえしてくれる」と気持ちを落ち着かせ、後続を打ち取った。
最後の夏は、計143球を投げ、被安打5、奪三振6の成績で終わった。涙をこらえながら、「あの1球をしっかり投げきれたらと思うと、もう悔いしかありません。このメンバーでもう少しだけ野球をやりたかった」。
村岡大祐監督は「敗因は攻めきれなかったこと。すべて私の責任です。粘り強い良い野球をしてくれました。頼もしいと思います」と誇らしげに語っていた。
☝プロ注目右腕の奈良大付・新城楓雅が1失点完投の圧巻投球 NPB10球団の前で自己最速150キロも計測…奈良大会
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4668acc3fa0eda5faa07a9c31a91e1940d78695
◆第108回全国高校野球奈良大会▽2回戦 高田商1―8奈良大付=7回コールド=(15日・さとやくスタジアム)
2018年以来8年ぶりの甲子園出場を目指す奈良大付が「ハマの番長」こと前DeNA監督・三浦大輔氏の母校・高田商に快勝。NPB10球団のスカウトが見守る中、新城楓雅(3年)が7回コールドながら2安打で1失点完投と圧巻の投球を見せた。
初回から190センチの長身を生かした直球で高田商打線を押し込み、チャンスを与えなかった。「ブルペンでは調子が良くなかったけど、いざ試合が始まったらいい感じだった」と手応えを口にした。
巨人は水野編成本部長、柳館スカウト、岸スカウトの3人態勢で視察。巨人を含め10球団が見守る中、自己最速の150キロをマークし、スカウト陣をざわつかせる場面もあった。試合後に球速を聞いた新城は「え!ほんますか」と驚きの声を上げたが、プロ野球志望届を提出する意思を持っている。巨人の柳館スカウトは「球速が上がってもコントロールが乱れていない。制球力がいい」と評価した。
打線は6回1死一、三塁から3ランを放った3番・兼平大馳(だいち)中堅手(3年)と2打点の4番で主将の辻本泰盛遊撃手(3年)が躍動。田中一訓監督は「兼平と辻本が打てば点数が入る」と絶大な信頼を寄せた。
20日の3回戦は、今センバツ準優勝の智弁学園と香芝の勝者と対戦する。新城は「僕がこのチームでできることは抑えることだけ。なにがなんでも抑えていきたい」と闘志を燃やした。
👣最後の打席で脳裏に浮かんだ光景 高田商・佐瀬主将「幸せだなあ」
https://news.yahoo.co.jp/articles/490b35159d728f65fbde4316af23cf83fa0c4730
(15日、第108回全国高校野球選手権奈良大会2回戦 高田商1―8奈良大付、7回コールド)
7点を追う七回表。高田商の佐瀬春斗主将(3年)が打席に向かうと、入部した日の光景が脳裏に浮かんだ。新入生がグラウンドに集まり、周りを見回す。まだ互いを知らず、初々しかったあのころ。打席に立つと、応援歌が球場に響き渡り、青一色に染まったスタンドが見えた。「やっぱり幸せだなあ」
相手はプロ注目の190センチ右腕、新城楓雅(3年)。6球目、アウトコース高めのボール球にバットが空を切り、三振に倒れた。「最後にこんないい投手と戦えて楽しかった。自分はまだまだだな」。試合後の表情は晴れやかだった。
佐瀬は監督も認める努力家。母親に頼んで弁当は二つ持ち。一冬で体重を10キロ増やした。昨年の打率は1割2分ほど。ロングティーに励み、春には打率を4割近くまで伸ばした。
春の県大会で4強入りした高田商だったが、夏は初戦で幕を閉じた。「もちろん悔いはある。でも、本当にいい2年半だった。入部してよかった」。大学で野球を続け、さらに成長したい。涙を見せず、すでに次の舞台を見据えていた。
👣昨夏Vも初戦敗退の青藍泰斗、試合中に足をつる選手が続出 青山監督が明かした、暑さだけではないもう一つの敵とは
https://news.yahoo.co.jp/articles/50f1909699a5e380ea05948f205fd77abec9af22
◆第108回全国高校野球栃木大会▽2回戦 青藍泰斗1―4宇都宮工(15日、エイジェックスタジアム)
昨夏の甲子園に出場した青藍泰斗が宇都宮工に1―4で敗れ、初戦で姿を消した。まさかの初戦敗退の裏で、選手が何人も足をつるアクシデント。想定外の事態に青山尚緯監督(28)も「試合中の水分補給などをはじめ、できる限りのことをやってきた。それでも昨日今日の暑さで思うような準備ができなかった」と選手の負担に言及した。
試合が行われた栃木・宇都宮市のこの日の最高気温は35度。熱中症警戒アラートが発令される中での試合となった。気温が高くなった2試合目では、青藍泰斗の主将・服部隼士内野手(3年)など多くの選手が足をつり、その度に試合は一時中断を余儀なくされた。
普段は足をつることはなかったという服部。試合後「こういう暑さは想定してきた中で、前年の優勝校というプレッシャーで緊張してアクシデントが出てしまったのかなと思う」と、重圧も異変に影響したことを明かした。
青藍泰斗は葛生時代の1990年夏に甲子園初出場。校名変更後初の甲子園出場を果たした昨夏は、栃木大会準決勝で宇都宮工と対戦し6―0と完勝していた。青藍泰斗として初めて出場を果たしたが、今年はまさかの初戦敗退。青山監督は「野球の怖さです。シード校としてのゲームの入り方であったりなど、私の勉強不足。選手たちには見えないプレッシャーがあったと思う」と敗戦の責任を負った。
📝「下剋上球児」の奇跡は終わらない 廃校寸前、16年連続初戦敗退だった昴学園が三重王者として迎える夏
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今春、三重の高校野球界でまばゆい光を放つ"星団"が現れた。その名も昴学園。春の三重大会で鈴鹿、明野、津商といった甲子園出場経験校を次々に撃破し、初優勝を飾っている。
【赴任4年目で春の大会制覇】
昴学園という学校名だけを見ると新興私学に思えるかもしれないが、三重県多気郡大台町にある県立高校であり、原則全寮制の総合学科という、全国的にも珍しい形態を取っている。躍進の背景を語るには、ある監督の存在を抜きにできない。同校に赴任して4年目の東拓司監督である。東監督は昴学園の選手たちを見つめながら、苦笑交じりにこう漏らした。
「ここも中学時代に2番手だった選手ばかりです。あの選手なんか、中学時代は不登校やったけど、今はウチで試合に出てますから。ようやってますよ」
前任校の白山では、10年連続で夏の三重大会初戦敗退だった弱小校を甲子園出場に導いた。その実話を記した書籍『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』(カンゼン)は、2023年にTBS日曜劇場でドラマ化された(テレビドラマ版はフィクションのオリジナルストーリー)。
昴学園も一時は廃校寸前と言われ、野球部も16年連続で夏の三重大会初戦敗退という惨状だった。東監督や前任の高橋賢監督(現・四日市西高)の奔走で部員が集まるようになり、今や3学年で90人の選手が腕を競っている。主将を務める郁島晴渡は、神奈川県横浜市出身。昴学園に進学した理由を聞くと、こう説明した。
「中学時代(横浜瀬谷ボーイズ)の対戦相手の監督さんが昴学園の存在を教えてくださって、杉山監督(千春/当時)に勧めてもらいました。練習の雰囲気がよくて、寮とグラウンドが近くて、野球に打ち込めると感じました。その時にちょうど『下剋上球児』のドラマを見て、自分のなかで昴学園に行くのが確定した感じです」
ドラマの影響は大きい。エース右腕の石川大介(おおすけ)は、東監督についてこう語る。
「ドラマで見た鈴木亮平さんみたいに、選手のことをしっかりと思ってくれる監督さんです。東先生に教えてもらったからこそ、自分たちはここまで上がってこられたと感じています」
【充実した指導スタッフ】
白山と昴学園の選手たちの共通点を聞くと、東監督はこう答えた。
「根本は自分に自信がないところ。ウチに入ってくるのは、中学時代に強豪の控えだった子か、弱小のレギュラーだった子。野球も勉強も自信がないけど、なんとか高校で頑張ろうという子が入ってきてくれます」
白山との大きな違いは、寮生活を通して育成できる点だろう。白山では2時間に1本しか列車が来ないローカル線・名松線で、約2時間かけて通学する選手もいた。
指導スタッフも充実している。東監督を支えるのは、72歳のベテラン指導者・冨山悦敬コーチ。かつて松阪商の監督として、2018年夏の三重大会決勝で白山に敗れた奇縁がある。
現在、県内有数の遊撃手として注目される和志武涼一は、四日市南ボーイズに所属した中学時代は控え内野手。昴学園に入寮して1週間で「学校をやめたい」と申し出る、目立たない選手だった。だが、冨山コーチが「こいつの守備はええよ」と東監督に進言したことから、一躍中心選手にのし上がった。
ほかにも投手指導に定評がある池田泰一朗コーチなど、計7人の指導チームを組んでいる。東監督は「それぞれの個性を生かしてもらって、助けてもらっています」と語る。
今春の三重を制したとはいえ、チーム内に浮ついた様子はない。冨山コーチは呆れ気味にこうつぶやいた。
「優勝したといっても、地区予選を入れて8試合中7試合は負けていたかもしれない試合やったから。ちょっとは自信になるかと思ったけど、全然そんな様子がないね」
選手を代表して、主将の郁島も同調する。
「春は危ない試合ばかりでしたし、自分たちの力は全然ないですから。優勝して浮かれることはないです。夏は野手陣がもっと打って、投手陣を助けたいです」
【死のゾーンから目指す甲子園】
昴学園の躍進に、地域は大いに盛り上がっている。大台町には地域住民による後援組織「昴学園野球部を応援する会」が立ち上がった。春の東海大会は観光バスを1台貸し切って、地域の応援団が駆けつけた。昴学園のグラウンドは、地域住民の使う道路に面している。郁島は地域住民から頻繁に声をかけられると証言する。
「最初は横浜に帰りたい思いもあったんですけど、大台町の皆さんが『頑張れよ』と声をかけてくださって、元気づけられました。今は自分にとって特別な場所になりましたし、将来は大台町に住むのもいいなと思っているくらいです」
客観的に見れば、順調に階段を上がっているように感じられる。それでも、東監督は絶えず葛藤を抱えている。苦笑交じりに、こうこぼした。
「いや、もう常に『下剋上』がついて回りますよ。俺なんか『下剋上』って言ってもいないのに」
そもそも「下剋上」というフレーズは、2018年夏に甲子園出場した白山の主将・辻宏樹(現・相可高校監督)が発したものだった。
8年前の快挙にしても、東監督は「なぜ白山が甲子園に行けたのかわからない」と言い続けていた。昴学園でも甲子園に執着する理由は、「まぐれではなかった」と証明するためでもある。
自分に自信がなかった生徒が、野球をきっかけに社会で生き抜く力を養っていくこと。高校野球を通して地域が活性化すること。そういったやりがいはある。一方で、なかなか甲子園まで手が届かない現状に、もどかしさを覚えることも少なくない。東監督は「上を見たらキリがないんですけどね」と笑った。
そんな時、東監督の心の支えになる言葉がある。親交のある高嶋仁さん(元智辯和歌山監督)がサイン色紙にしたためた、この言葉だ。
「遂(と)げずばやまじ」
その心を東監督が説明する。「一度決めたら、やり遂げるまでやめるなという意味です。この言葉を見ながら、いつも自問自答していますよ。やっぱり、コツコツ積み重ねていくしかないんかな」
今夏の三重大会、昴学園は激戦ブロックに組み込まれた。初戦(2回戦)の相手は宇治山田商で、昨夏に準々決勝で敗れた因縁がある。ほかにも津田学園、四日市、近大高専といった強豪がひしめく「死のゾーン」である。
それでも、この難関を乗り越えることに価値がある。高校野球界に燦然と輝く星団を目指して。昴学園の挑戦が始まろうとしている。