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9/23 秋季兵庫大会準々決勝 明石トーカロ球場 三田学園-西宮東 13:17~15:08

    一二三四五六七八九十計HE
三田学園102001000 480 熊野-沖
西 宮 東100000000 191 三浦、柳井-渡辺
 
        第一試合   
        神国大付8
        市 尼 崎1

 2024年秋季兵庫大会も終盤戦に入りつつあった。準々決勝4試合を明石と姫路(ウインク)で行い勝者4校はどう転んでもあと2試合明石トーカロで野球ができる。椅子取りゲームで脱落しなければ、ほっともっとフィールド神戸で開催される近畿大会出場権を得られる。しかし、今日負けたらここまで勝ち上がった戦績が止まってしまい明日から長い冬が待っている・・・・・。

姫路では神戸学院大付ー姫路工・東洋大姫路ー明石清水が10時から2試合で同時進行されている。3期連続甲子園を狙った報徳学園が新チーム結成の遅れと今朝丸・間木の2枚看板が抜けた影響か?初戦で西脇工にまさかのサヨナラ負けで3回戦で激突するであろう東洋大姫路との大一番の前に姿を消す波乱もあった。

くじ運もあってか?久しぶりに姫路工が8強入りし、全くのノーマークだった明石清水・西宮東も名乗りを上げていた。そしてすっかり兵庫の粒ぞろいの群雄割拠に埋もれてすっかり名前を聞かなくなった市尼崎・三田学園がまだ残っている。市尼崎は尽誠学園・大阪学院を率いていた椎江監督が数年前に監督就任し、監督やコーチなど指導者の暴力・暴言・サイン盗み強要その他モロモロ不祥事に揺れたチームの火中の栗を拾いに行った椎江監督の手腕が注目されたが、神戸国際大付の強力打線の前にはコールド回避が精いっぱいで最後までエース温存し、尽誠時代は先攻派だったがこの日はシレっと後攻を選択し7回裏に貴重な1点をもぎ取りコールド回避し、8回表終了1-7で9回裏まで野球ができる権利を得て尼崎に帰って行った。
小野・滝川二という難敵をいずれも3-1で下しロースコアの接戦に勝機を見出したかったが、5回まで毎回失点では4投手のリレーでコールド回避が精いっぱいというところだろうか?

 そしていよいよお目当ての三田学園が第2試合に登場し西宮東と対戦。三田学園といえばセンバツ4度出場経験があり、近鉄の4番打者だった羽田選手や育英の監督だった藤村監督など歴戦の猛者が集っていたが平成3年春を最後に甲子園から遠ざかり穂積監督が就任し約20年間挑み続けたが秋2度ほど近畿大会に出場したもののいずれも初戦敗退で甲子園は遠かった。
いつもながら先攻一択でノック時のマシンガンノックで鍛え抜かれた守りで最少失点に抑えしつこいくらいスクイズのサインを出しまくって1点にこだわりストイックな野球でいかにも兵庫らしい野球スタイルだった。

残念ながら加古川東に初戦敗退した夏が最後となり、あの羽田耕一さんがアマチュア指導者資格を取り母校に復帰!近鉄のいてまえ打線の中軸ゆえに豪打のチームに切り替えるかと思われたが、穂積野球を踏襲し、それは今の岩根監督にも受け継がれている。
とにかく打てないのでロースコアの接戦は必至だし、相手が格下でも苦戦を強いられ先攻派ゆえにいつ追いつかれてサヨナラ負けするのかという不安がつきまとう。。。観ていてイライラする野球と言ってしまえばそれまでだが、それでも勝ち切った試合を何度も観戦しているので懲りずに応援している!

今大会の三田学園は琴丘・高砂・福崎に勝利して8強進出。運よく育英が初戦敗退し、育英に勝った加古川西も福崎に1-2で逆転負けとツキまくっていた。さらに準々決勝では社が最有力だったが、西宮東に6-5で延長タイブレークの末姿を消し、私学の強豪とぶつからずに上がってきた。西宮東は右胸にℍの文字1つのシンプルなユニホームで10分ほど歩けば甲子園球場に到着するはず。
たまに県大会に勝ちあがったら感動的な試合を展開してくれるので、あるいは社に勝った勢いそのままに近畿大会に出て21世紀枠で甲子園も現実味を帯びてくる。

アルプスを見ると珍しく三田学園はブラスバンドの応援が来ている!穂積監督時代はたいがい太鼓1つの応援だったが進化していた。西宮東は録音応援だった。
試合は第1試合が2時間25分かかった影響で定刻よりも17分遅いプレーボール。1回表幸先よく1死から2番・栗須が8球粘ってレフト前ヒット。そして三田はいつもながらにバッテリーが中軸を打っており3番がエース熊野 4番がキャッチャー沖だった。熊野投手が自らを楽にすべく左中間へタイムリーツーベースを放ち電光石火の攻撃で早くも1点先制!普通に送りバントしても「いつものパターン」と思いがちだが、岩根監督はバッテリーには攻守ともに絶大な信頼を寄せているようだった。しかし後続が続かず1点どまり。
その裏、西宮東は1死から四球をもらうと3番・渡辺2-1からエンドランを仕掛けセンター前ヒットでつなぎ1・2塁。1年生4番・和田は初球サードゴロゲッツーと思われたが、サードからの送球をファースト三輪奈が痛恨の落球で2死1・2塁とまだピンチを残し、6番・江見が2-2と追い込まれながらもセンター前タイムリーヒットをしぶとく放ってすかさず同点。さらに盗塁でイケイケドンドンだったが、6番・木村2ボールから手を出すもセンターフライで踏みとどまった。

追いつかれた三田は2回表先頭の三輪歩が四球で出塁。ちなみに5・6番は双子の兄弟だ。岩根監督は三田らしく初球バントのサインを出すがファール。穂積監督だったらスリーバントまで固執していたと思うが、2球目まさかの盗塁でマンマと成功。そして2-1と追い込まれたらバスターでファーストゴロ。これで1死3塁と得意の形になった。
兵庫のスクイズ好きと言えば現役監督だと明石商・狭間監督が筆頭格で神港学園の北原監督のお父さんや日大三島に異動した永田監督に東洋大姫路の藤田前監督&岡田監督などが思い浮かぶが、穂積監督イズムを持っている岩根監督もベンチでウズウズしていたのかもしれない・・・。8番・藤井ボール~ストライクと2球目まで双方ともに動きなく睨み合いだったが、先に動いたのが西宮東バッテリーで1-1並行カウントでウエストするも岩根監督は動かなかった。1-2と打者有利のカウントになり、3球目外しただけに連続ウエストはないと読んでようやく1球で仕留めるべくスクイズのサインを出したのだが、藤井はあろうことかスクイズするもキャッチャーフライで3塁走者戻りたい戻れないダブルプレー!!
これで苦戦を覚悟したが熊野投手が下位打線を打たせて取るピッチングで無難に抑え安定感が出てきた。

3回表初回よろしく2・3番の連打で2死から1・2塁のチャンスを迎え4番・沖。東監督がタイムを取って最少失点で食い止めたいところで3ボール。あるいは四球で満塁と思ったが、背番号10の三浦投手が制球よく追い込みフルカウントまでもってきたが、7球目にセンター後方のフライ。スタンドから見ていると落下点に入り追いついたかに思えたが、球運よくセンターがこれを捕れず2者生還するタイムリースリーベースで2点追加。これで何とか主導権握れて中盤までは安心できるかなと。
その裏、西宮東は1番からの攻撃で先頭に四球を与えてしまった・・・。2番・湊にも2ボールと不安はよぎったが、バントすることなく普通に打たせてフルカウントからランエンドヒットで三振と盗塁で1死2塁。ここで熊野投手が一段とギアを上げて外ストレートで見逃しの三振とキャッチャーフライに抑え3-1と2点リードして序盤を終えた。

まだ2点リードでは終盤どこに落とし穴があるのか分からないので安心できない。4回表内野安打~送りバント~セカンドゴロと三田らしく4球でコツコツと2死3塁のチャンスを作った。
穂積監督だったら9番打者にセーフティ―スクイズという奇策を用いて得点を狙うシーンも観戦したことがあったが、岩根監督は選手に任せチェンジアップに空振り三振。
その裏、西宮東は5番・江見がセンター前ヒットを放つと東監督は6番・木村に1-1からバスターエンドランを命じレフト前ヒット。さらにバントヒットで無死満塁と硬軟自在に攻めてビッグチャンスの到来。岩根監督はここぞの場面でタイムを要求。最悪3-3同点までは覚悟しつつも追いつかれたら三田打線が沈黙してその間に敗戦という最悪のコースを辿りかねないと。
三田内野陣は前進守備を敷き1点もやらない構え。8番・林は1-1から手を出しまさかのピッチャーゴロホームゲッツー!これで2死2・3塁となり、先発投手・三浦に代打・加本を起用して勝負に出た東監督。2ボールとなり1塁も空いている状況だが、三田バッテリーは勝負を挑みレフトフライで絶体絶命の大ピンチを無失点で凌いだ!!

代打の関係で投手交代。ここでエース投入かと思われたが、11番のアンダースロー柳井がリリーフ。エースは右オーバースローだが終盤まで温存するつもりだろうか?
最近、プロアマ問わずサブマリン投法はあまり見かけないが、突如現れた秘密兵器に三田打線は合わない。簡単に内野ゴロ2つで手玉に取られ熊野投手はデッドボール・・・・・。この後の投球にちと不安がよぎるがその前に4番・沖は外ストレートに手が出ず見逃しの三振。。。
その裏、西宮東も1番からの攻撃で早速ショート内野安打で反撃のノロシを上げる。東監督はここも強攻の構えで2-2からランエンドヒットを仕掛けボール球に手を出さず盗塁成功。無死2塁のピンチを招いたが、エース・熊野はデッドボールの痛みにも耐えて、チェンジアップで空振り三振。3番・渡辺は2球で追い込まれ高めのボール球に手を出し三振。4番・和田は1ストライクからセンターへ快心の打球を放つも藤井の守備範囲内で3-1と2点リードで整備に入った。

やはり三田学園の試合は見ていて本当に疲れるしイライラさせられる・・・・・。初回幸先よく先制しつつもすぐに追いつかれ、得意のスクイズはキャッチャーフライダブルプレー。3回の2得点も相手のセンターが上手かったら無得点だったはずだし、その後も2回を除いて毎回走者を許し耐えて凌いで神経すり減らしてなんとか2点リードをキープしているものの、2点リードは砂上の楼閣だろうか???相手は継投に出て上手くはまっているようだし、三田学園はおそらくエース・熊野が大黒柱なんだろう。彼と心中しなければならないチーム事情であるとするならば、夏は一人の投手で7~8試合勝ち抜くのは難しいのでやはりセンバツしか甲子園のチャンスは訪れないのか・・・・・。

6回表三田は1死から6番・三輪歩が初球セカンドゴロ後逸(記録はセンター前ヒット)で出塁。7番・柴田初球ストライクのあとに1塁けん制球がまさかの大暴投・・・1塁走者が一気に3塁へ進みタナボタの大チャンス!ここで2回表に失敗したスクイズをもう1回と穂積監督だったら敢行していたと思うが、岩根監督にそこまでの度胸はなかったのか?2球目ボールの後に3球目センターへの浅いフライ。。。微妙な打球だったが僕も3塁コーチャーも信号は青だ!!猛然と3塁走者・三輪歩がホーム突入し4点目の得点をこじあけてこれがダメ押しとなった!!
その裏、熊野投手が内野ゴロ3つで封じ込めこれで勝機がようやく見えてきたかなというところだった。

7回はお互い三者凡退であっさり終了し3回に続き2度目の給水タイム。願わくば8回表に3点奪ってコールド寸前スコアにもちこみ、9回表に大爆発が理想だった。
8回表3番でエースの熊野からだったがまさかの2打席連続デッドボール・・・・・。アンダースローの投手なんで本格派の剛速球ではないが大黒柱に2度もぶつけられては・・・。
4番・沖のセンター前ヒットに犠打野選で無死満塁と理想的な展開。穂積監督だったら5・6番の双子の兄弟に初球スクイズ2連発もあり得そうな感じだが、岩根監督は普通に打たせたのか?カウントが整うのを待っているうちに双子が打ちたい気持ちがはやってファーストストライクから打ちに行ったのか???ショートフライ・サードゴロホーム封殺で2死満塁。8番・藤井カウント1-3で押し出しに期待するも5球目見逃しストライク。最後はサードゴロで凌がれまさかの無得点。。。
一応3点リードあるので、そこまで悲観することもないのだが、三田学園は過去に幾度もこういう展開で逆転負けした悔しい試合を何度も観戦してきたので・・・・・。
事実その裏先頭の2番・湊に2ストライクからレフト前ヒットを浴びて「マズいっ!!」と冷や汗掻いた。。。3番・渡辺に1-2とバッティングカウントになり「四球も嫌やしかといって甘く入って打たれるのも・・・」と焦っていたが、4球目ショートゴロゲッツーでホッと一息。

しかし、9回表あっさり三者凡退に終わりまだ予断を許さない!その裏先頭の5番・江見がライト前ヒット。6番・木村に2ボールと旗色悪くなったが、立て直しフルカウントから内カットボールで見逃しの三振。ここで代打・岩崎が登場。ホームランを打たれてもまだ1点勝っている状況だし2球で追い込んだのでボール球を振らせていきたかったが、、、3球勝負は三遊間どん詰まりのゴロだったが、なんとこの当たり損ねの打球が三遊間を破るレフト前ヒット、、、岩根監督は2度目のタイムを取り最後まで気が抜けない状況。
8番・林は3打数ノーヒットだったので怖さはなかったが、1ボールからまさかの送りバントを2球ファール・・・。最後はショートゴロで3塁封殺して2死1・2塁としたがここでサードが足を負傷するアクシデント。
そこまで大きなケガでもなくすぐにプレー再開で柳井投手に代打・細川が起用。まだジリジリする展開だったが、初球打ちはセンターフライで1時間51分の苦行を耐え忍んだ三田バッテリーが20年ぶりの秋季近畿大会出場に王手をかけた。

終わってみれば4-1と完勝だったかもしれないが、最後までハラハラドキドキする展開だった。いつの間にかヒット数は西宮東が9安打とヒット数は1本上回っていたし。
2回表1死3塁でスクイズがキャッチャーフライダブルプレーに終わってしまったことにより、岩根監督がスクイズのサインを出すのを躊躇してしまったのかもしれないが、ノーエラーで守り勝つ三田の野球は存分に展開できたと思う。
欲を言えば8回無死満塁のチャンスで得点で来ていたらもっと楽に見れていたのかもしれないが、、、、、

翌週の準決勝で神戸学院大付に勝てば近畿大会出場決定となる。逆に言えば負けたら東洋大姫路ー神戸国際大付の敗者が3位決定戦で待ち構えるのでちょっと勝ち目は薄いかなあと思っていた。
準決勝の明石は観戦できるが最終日は橿原で奈良大会観戦の予定があるので観れない・・・。
いよいよ2024年兵庫大会最後の観戦となる準決勝の大一番。明石商を相手に最大5点ビハインドを跳ね返した神戸学院大付の勢いを三田バッテリーが止められるか?それはまた次回の講釈で。

チーム名 選手名 投球回 打者 投球数 安打 犠打 犠飛 四球 死球 三振 失点 自責              
三田学園 熊 野  9  36  129  9  0  0  2  0   6  1  1 

西 宮 東 三 浦  4   18   60  6   1  0   1  0   1  3  3  
西 宮 東 柳 井  5   20   57  2   1  1   0  2   2  1  1  

                        (完)  
                     
                    🌟次回予告🌟    
   R7年度秋季近畿地区高校野球大会兵庫予選観戦記⑥ さらなる高みへ桜陵健児 三田学園観戦記
       9/28 秋季兵庫大会準決勝第1試合 明石トーカロ球場 三田学園-神戸学院大付
2026/01/13(火) 22時42分32秒 No.2243 編集 削除