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⚾今日のセンバツ甲子園試合結果(1回戦)
5日目第1試合 高松商(香川)-早稲田実(東京) 9:02~11:26
一二三四五六七八九十計HE
早稲田実020210003 8121
高 松 商000000011 2101
5日目第2試合 常葉大菊川(静岡)-聖光学院(福島) 12:03~14:33
一二三四五六七八九十11121314151617181920計HE
常葉菊川000000000210 360
聖光学院000000000211x 490
5日目第3試合 滋賀学園(滋賀)-浦和実(埼玉) 15:10~16:41
一二三四五六七八九十計HE
浦 和 実000030000 351
滋賀学園000000000 060
⚾明日のセンバツ甲子園組み合わせ(6日目 1・2回戦)
09:00~ 航空 石川(石 川)-東海大札幌(北海道)
11:30~ 二松学舎付(東 京)-花 巻 東(岩 手)
☆☆ 14:00~ 健大 高崎(群 馬)-敦賀 気比(福 井)
☟滋賀学園が初戦敗退…6校出場の近畿勢、初戦3年連続負け越しはワースト3位
https://news.yahoo.co.jp/articles/49d0c58ab787153f8e3dad10fd1348eb665ed976
◇22日 センバツ高校野球大会1回戦 浦和実3―0滋賀学園(甲子園)
6校が出場した近畿勢で初戦を突破したのは東洋大姫路(兵庫)、智弁和歌山の2校だけ。2023年の3勝4敗、24年の2勝5敗に続く3年連続の負け越しとなった。
近畿の代表校が初戦の成績で3年連続以上、負け越したのは1998年から2002年までの5年連続、83年から86年までの4年連続に次ぎ、71年から73年までの3年連続と並ぶワースト3位。
📝初戦突破のエナジックスポーツ ノーサインに加え…神谷監督が率先する〝絶叫練〟の中身
https://news.yahoo.co.jp/articles/dec3fb7265d1f021486ef2e72b7f1f0d06e18f1d
第97回選抜高校野球大会の第4日(21日)第2試合で創部3年目で初出場のエナジックスポーツ(沖縄)が至学館(愛知)に8―0と大勝し、初白星をつかんだ。
先発・久高(3年)が4安打完封をやってのけ、7回には打者一巡の猛攻で一挙6点を奪って投打に圧倒。選手に考えさせて判断させる型破りな「ノーサイン野球」を聖地でも実践し、神谷嘉宗監督(69)は「こういう野球もあるということ。楽しんでやっていることを全国にアピールしたい」と目を細めた。
そんなエナジックナインは普段から超絶ハイテンションで〝自己解放〟している。この日の試合中も絶叫の掛け声が絶えず、チームの士気を高めるとともに相手にプレッシャーを与え続けた。練習中も常に雄たけびをあげ、オーバーリアクションでエネルギーを発散。ウエートトレ中でも全員が月夜のオオカミのようにほえまくる。ナインの1人は「声を出して自分をアピールしている感じです。試合では自分たち一人ひとりが叫んでるだけですが、相手からすると相当威圧感があるのかなと思います」と声をからして話した。
その裏には神谷監督の存在が大きい。おとなしそうに見えて実情は逆。沖縄の寮では自分をさらけ出しているようで、チーム内からも「突然スイッチが入るんですよ。僕たちが知らない昭和っぽい曲を歌いだしたり、ダンスというか変わった動きをしたり。オリジナルのギャグを言ってみたり…。自由人で不思議な監督です」との声が飛び交う。
当然ながら〝絶叫練〟を推奨しており、叫び声が小さい選手には「叫べないのか、叫んでみい!」と喝を入れ、自ら「うおおお~」と絶叫し「これくらい叫ぶんだ!」と見本を見せることも。ある選手は「叫び声の話は終わったかな?と思った瞬間に、監督がいきなり叫びだして…。あれは驚きましたね」とそのパワーに圧倒されたという。〝ハイテンション軍団〟の勢いは止まりそうにない。
📝監督明かす“真髄”「強い私立を食うため」 エナジックスポーツ躍進の理由
https://news.yahoo.co.jp/articles/68ced6468d48cb650e923d379a14dbb2f5b212d4
かつては浦添商を夏の甲子園ベスト4、美里工を選抜出場に導いた神谷嘉宗監督
第97回選抜高校野球大会は21日、創部4年目で春夏を通じ甲子園初出場のエナジックスポーツ(沖縄)が1回戦で至学館(愛知)に8-0で大勝。69歳の今大会最高齢監督で豊富な経験を持つ神谷嘉宗監督が繰り出す“ノーサイン野球”が炸裂した。
「最後まで元気があって、よかったと思います」。神谷監督は試合後、好々爺的な笑みを浮かべて穏やかに振り返った。
送りバント、ヒットエンドラン、バスター、盗塁といった攻撃上の作戦を、全てグラウンドで戦っている選手たちの判断と、選手同士のアイコンタクトに任せている。監督が直接手を下すのは、代打、代走、投手の継投くらい。この日、1-0とリードして迎えた3回の守備で2死満塁のピンチに追い込まれたが、神谷監督はベンチから伝令を出すこともなく、バッテリーと内野陣が話し合うのを眺めていた。「タイムを取るタイミングも基本的に、選手たちに任せています。最近はいいタイミングで取れるようになってきたので、言うべきこともありません。私は『楽しいな』と思いながら見ているだけ……」と全幅の信頼を置いている。
なぜ、ノーサインなのか。「私は40年ずっと、沖縄の公立校の監督を務めてきて、どうすれば弱いチームが強い私立を食えるかを研究してきました」と神谷監督。これまでに八重山、前原、中部商などの監督を歴任し、2008年の夏の甲子園では浦添商をベスト4、2014年には美里工を選抜出場に導いた。
「美里工在任中に出会ったのが、山口県の東亜大の監督として3度の明治神宮大会優勝を成し遂げた、中野泰造さんの野球でした。彼がノーサイン野球の神様です」と力を込める。
美里工在任の途中からノーサイン野球を導入し始めた神谷監督は、2021年に学校法人大城学園が名護市に開校したエナジックスポーツ高等学院に初代野球部監督として招かれ、ここで熟成させていくことになった。
ノーサイン野球に必要なのは勇気、反省とフィードバック、コミュニケーション
「こちらの攻撃も、相手の守備も動いている中で、相手の隙に気付けたとしても、サインが出ていたら、そこを衝けない。ワンテンポ遅れてしまう。瞬間瞬間に勝負していく野球は、今後もっと広まっていくと思いますし、広まってほしいと思います。子どもたちにとっても、こういう野球は楽しいと思います」と説明する。
ノーサイン野球を行うには、必要なものがある。まず第一には「勇気」と神谷監督は強調する。「自分で判断して、自分で責任を取らなければなりませんから。日頃の練習の積み重ねを信じ、失敗を恐れない。それも勇気です」。
もう一つは「反省とフィードバック」だ。試合後はこれに長い時間を費やしているという。さらに、ノーサインでも選手同士がお互いの考えていることがわかるくらい、普段の深いコミュニケーションが大事になる。「その点、ウチの野球部は1学年18人くらいの小所帯で、みんな寮生活ですから、コミュニケーションを深めやすいと思います。人数が増えすぎると、できなくなることです」と指摘するのだ。
「僕も一応、選手たちにセオリーを教えます。しかし理由があれば、セオリーは無視しても構いません。型にはまってしまったら、意表をつけません」とも付け加えた神谷監督。基本的な考え方として「必ずしも監督の言っていることが正しいとは限りません。監督はベンチで選手たちと同等に会話をする、仲間の1人に過ぎないと思っています」と言い切った。
数多くの公立校を監督として渡り歩き、輝かしい結果も残した名将が還暦後に到達した境地は、刺激に満ちていてワクワクさせられる。神谷監督はこれからまだまだ時間をかけて、日本の野球を南端から変えていくのかもしれない。
👣「志摩供養」実らず高松商が100年ぶりの対戦で早実に完敗 唐渡大我「負けたけど胸を張れた」
https://news.yahoo.co.jp/articles/d1fd9da9963d35d1f8d02676eb8265e3ebac0ab4
◆第97回センバツ高校野球大会第5日 ▽1回戦 早実8―2高松商(22日・甲子園)
高松商(香川)が、1924年第1回大会の決勝カードに敗れた。唐渡大我三塁手(3年)は、同大会の優勝メンバーで、没後100年がたった志摩定一さんをしのび、守備に就く前に三塁ベースに右手を触れ、左手で持った帽子を胸に当てて30秒間、祈りをささげた。公式戦で高松商の三塁手が行う「志摩供養」をして試合に臨んだ。「志摩さんが100年に1度帰ってくるということで『見てくれているんだな』と。『志摩さん、(甲子園に)帰ってきました』という思いで。志摩さんは『三塁ベースを死んでも守る』とおっしゃっていた。そのような気持ちで守りたいと思った」
7日に胃腸炎を患い、17日の開会式リハーサルは微熱のため欠席した。1回戦に向けて体調を整え、8回無死一、二塁で右前適時打を放った。「1、2打席目は大振りになっていた。コンパクトに打つ」。2安打を放ったが、空振り三振で最後の打者となった。
夏を含めて早実(東京)とは100年ぶり3度目の対戦。甲子園のセンバツでは初対戦で初めて敗れた。「(志摩さんは)第1回大会で優勝された本当に素晴らしい方。負けたけど、胸が張れた。個人としては反省が多いので、甲子園で負けた分、夏は甲子園で勝ちたい。今度は『勝ちましたよ』という報告をしたい」と約束した。
☟二松学舎大付が登録選手変更 熊木涼太を再登録
https://news.yahoo.co.jp/articles/491521b3ada588ac6687b2134237cded84d78a63
第97回選抜高校野球大会の大会本部は22日、二松学舎大付(東京)の登録選手の変更を発表した。感染症の疑いに伴い、17日に登録を外れた熊木涼太を再登録した。
変更選手は以下の通り。丸囲み数字は背番号、名前の後は学年、身長、体重、投打。カッコ内は抹消選手。
【二松学舎大付(東京)】⑤熊木涼太、3年、177センチ、73キロ、右左(中地楓生)
☟東洋大姫路・阪下蓮が1回緊急降板…春の「二枚看板」相次ぐ故障に12球団スカウト悲鳴
https://news.yahoo.co.jp/articles/9bae7a73dd7a064624c9ef95566bdcd5acc3d6af
「ヤバそうだな…」ネット裏のスカウトが思わず天を仰いだ。
20日のセンバツ高校野球。優勝候補の東洋大姫路(兵庫)のエースで、今秋ドラフト候補の最速147キロ右腕・阪下蓮(3年)が初回に23球を投げただけで緊急降板し、2番手投手に交代したのだ。
試合後、本人は「自分は行けるところまで行こうと思っていたが、肘の張りが凄くあった。制球面も苦しみ、何とか1イニング持つのが精いっぱいだった。今まで経験のない張りで、自分の中で限界というか危険信号が出た。(監督の)岡田先生に降板を直訴した」と明かした。
阪下によれば、昨日の練習で右肘に異変が出たという。大舞台の初戦を託された責任感もあって、懸命な治療をして試合に臨んだが、無理をおして投げた結果、肘がいよいよ悲鳴を上げたというわけだ。
「明らかに状態が良くないというか、肘を気にしながら投げているよう見えた。ドラフト候補として複数の球団がマークしている逸材。無理やり投げたことが今後に影響しなければいいが…」
と、パ球団のスカウトが顔を曇らせたのも無理はない。
高校生と言えばまだまだ成長途上。プロと違ってカラダが出来上がっていない分、故障のリスクは高まる。
故障と言えば、同じくドラフト候補である健大高崎(群馬)の最速158キロ右腕・石垣元気(3年)も、大会直前に左わき腹を痛めた影響で、18日の1回戦は登板を回避した。
すでに医師から投球再開のゴーサインが出ているそうで、2回戦からの復帰も視野に入れているという。
甲子園は高校生にとって最大の目標。まして健大高崎は、昨春からの連覇がかかっている。
今大会の「投手2枚看板」が相次いで故障に苦しむ中、前出のスカウトは、「石垣は阪下以上に速いボールを投げる分、カラダにかかる負担は大きい。プロの立場からすれば、センバツは欠場してくれたほうがいい、というのがホンネです」と明かす。
センバツ後の両右腕の状態次第では、各球団のドラフト戦略にも大きな影響を及ぼすだろう。
📝浦和実・辻川監督「浦学とは過去通算2勝50敗くらい。昨秋勝てたのは奇跡ですよ」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/369374x
辻川正彦監督(浦和実/59歳)
激戦区を制し、春夏通じて初の甲子園出場を果たしたのが、明日22日出場の浦和実だ。昨秋の県大会は強豪の聖望学園や浦和学院を下して優勝。関東大会は準決勝で横浜(神奈川)に敗れはしたものの、2-3の接戦を演じた。1988年に就任した辻川監督に話を聞いた。
──就任当時はグラウンドも河川敷だったそうですね。
「学校から車で1時間ですよ。僕が部員を乗せてグラウンドまで送って、帰りも学校まで乗せて帰る。練習時間は長くて1時間半ほどでした。今は専用グラウンドがありますが、そこも学校から自転車で30~40分。打撃練習もケージの中だけ。以前はフリー打撃もしていましたが、民家の瓦にぶち当たったりして、さすがにまずいなと(笑)」
──練習試合などは組めたのですか?
「最初は結構断られました。知名度もなく、抽選会に行っても知り合いもいない。監督・顧問の飲み会があっても『はい、若いのは向こう』と、手で追い払われるように隅っこに行かされた。そこで2、3時間、誰とも話さず、自分でお酒をついで飲んで……。なんだろう、『ちくしょう!』って思いますよね。見返してやろうとか。その辺が僕の原点だと思います」
──手応えを感じたのはいつですか?
「就任4年目ですね。5年目で夏の埼玉大会ベスト8、秋は準優勝。関東大会では史上最強だった常総学院(茨城)にサヨナラ負け。ああ、甲子園って簡単に行けるかも……と思ったら、これが大間違いだった(笑)。特にウチが一番強かった20年夏は、新型コロナで大会が中止。『俺って運がないな……』と。心が折れかけた時期もありました」
──それでも昨秋は浦学を破りました。
「僕は常々、ベスト8まで行けば何が起こるかわからない、と考えています。県大会3回戦で聖望に勝ってベスト8。そして浦学です。ポテンシャル的には、今年の浦学は歴代でも3本の指に入ると思っています」
──それまで浦学との対戦成績は?
「去年の秋までは2勝して50敗くらいですね。練習試合はBチーム戦を2回だけやって、そこでもコテンコテンに負けた。夏に1度、そして浦和市民大会で1回勝ったきりでした。それが昨秋は違った」
──と言いますと。
「初回が終わった時、『あれ? 今日は勝負になりそうだぞ』と。すると二回に2点を先制。以前ならそこから何度も逆転されましたが、四回に2点を追加。相手も焦っているのが手に取るようにわかりましたが、それでも浦学は怖い。試合が終わるまで何時間にも感じたほどです。通算3回目の勝利ですよ。関東大会でも横浜にボロ負けせず、ようやくチャンスをものにできました。聖望戦が転機で、浦学戦は奇跡ですよ」
──普段の練習時間はどれくらいですか。
「授業が全部終わって、午後4時20分ごろに練習開始。そこから7時までです。寮もありません。埼玉県で寮のない学校が甲子園に出るのが27年ぶりだとか」
──選手集めなどは。
「寮がないので基本は県内の子ですが、ウチの学校は武蔵野線と京浜東北線が交差している南浦和にある。東京や千葉から来れる子はいます。ただ、断られることも多い。『このグラウンドなんですか……』と言われたこともあります(苦笑)」
⚾岩手さんへ
昨日書き忘れましたが、WBS和歌山放送では和智弁の試合も実況中継され、キャッチャー体型の北尾博伸アナがキャッチャー出身の多賀監督とコンビ組んでおりました。
2回戦でも実況があればよいのですが・・・。
さて、今日はかなり温かい気候でした。残りのセンバツ観戦は25日・26日の2日間ですが、もう寒さ対策&雨対策せずに観戦できそうですね。
さて、今日は第1試合から2万人の観衆で試合が進みました。和泉監督はまだ甲子園初戦敗退がないらしいですが、この日も大応援団に支えられましたね。
第2試合はタイブレークの弊害もあり、貧打戦から一転して点取り合戦となりました。
9回完了までで言えば東海3校すべて無得点でした、、、
第3試合は期待していた滋賀学園がまさかの完封負けで、わずか1時間41分で瞬殺されるとは↓↓
ただ、昨春1回戦で青森山田にサヨナラ負けした京都国際が4月以降甲子園決勝まで公式戦無敗で全国制覇したケースもあるので捲土重来に期待ですね。
5日目第1試合 高松商(香川)-早稲田実(東京) 9:02~11:26
一二三四五六七八九十計HE
早稲田実020210003 8121
高 松 商000000011 2101
5日目第2試合 常葉大菊川(静岡)-聖光学院(福島) 12:03~14:33
一二三四五六七八九十11121314151617181920計HE
常葉菊川000000000210 360
聖光学院000000000211x 490
5日目第3試合 滋賀学園(滋賀)-浦和実(埼玉) 15:10~16:41
一二三四五六七八九十計HE
浦 和 実000030000 351
滋賀学園000000000 060
⚾明日のセンバツ甲子園組み合わせ(6日目 1・2回戦)
09:00~ 航空 石川(石 川)-東海大札幌(北海道)
11:30~ 二松学舎付(東 京)-花 巻 東(岩 手)
☆☆ 14:00~ 健大 高崎(群 馬)-敦賀 気比(福 井)
☟滋賀学園が初戦敗退…6校出場の近畿勢、初戦3年連続負け越しはワースト3位
https://news.yahoo.co.jp/articles/49d0c58ab787153f8e3dad10fd1348eb665ed976
◇22日 センバツ高校野球大会1回戦 浦和実3―0滋賀学園(甲子園)
6校が出場した近畿勢で初戦を突破したのは東洋大姫路(兵庫)、智弁和歌山の2校だけ。2023年の3勝4敗、24年の2勝5敗に続く3年連続の負け越しとなった。
近畿の代表校が初戦の成績で3年連続以上、負け越したのは1998年から2002年までの5年連続、83年から86年までの4年連続に次ぎ、71年から73年までの3年連続と並ぶワースト3位。
📝初戦突破のエナジックスポーツ ノーサインに加え…神谷監督が率先する〝絶叫練〟の中身
https://news.yahoo.co.jp/articles/dec3fb7265d1f021486ef2e72b7f1f0d06e18f1d
第97回選抜高校野球大会の第4日(21日)第2試合で創部3年目で初出場のエナジックスポーツ(沖縄)が至学館(愛知)に8―0と大勝し、初白星をつかんだ。
先発・久高(3年)が4安打完封をやってのけ、7回には打者一巡の猛攻で一挙6点を奪って投打に圧倒。選手に考えさせて判断させる型破りな「ノーサイン野球」を聖地でも実践し、神谷嘉宗監督(69)は「こういう野球もあるということ。楽しんでやっていることを全国にアピールしたい」と目を細めた。
そんなエナジックナインは普段から超絶ハイテンションで〝自己解放〟している。この日の試合中も絶叫の掛け声が絶えず、チームの士気を高めるとともに相手にプレッシャーを与え続けた。練習中も常に雄たけびをあげ、オーバーリアクションでエネルギーを発散。ウエートトレ中でも全員が月夜のオオカミのようにほえまくる。ナインの1人は「声を出して自分をアピールしている感じです。試合では自分たち一人ひとりが叫んでるだけですが、相手からすると相当威圧感があるのかなと思います」と声をからして話した。
その裏には神谷監督の存在が大きい。おとなしそうに見えて実情は逆。沖縄の寮では自分をさらけ出しているようで、チーム内からも「突然スイッチが入るんですよ。僕たちが知らない昭和っぽい曲を歌いだしたり、ダンスというか変わった動きをしたり。オリジナルのギャグを言ってみたり…。自由人で不思議な監督です」との声が飛び交う。
当然ながら〝絶叫練〟を推奨しており、叫び声が小さい選手には「叫べないのか、叫んでみい!」と喝を入れ、自ら「うおおお~」と絶叫し「これくらい叫ぶんだ!」と見本を見せることも。ある選手は「叫び声の話は終わったかな?と思った瞬間に、監督がいきなり叫びだして…。あれは驚きましたね」とそのパワーに圧倒されたという。〝ハイテンション軍団〟の勢いは止まりそうにない。
📝監督明かす“真髄”「強い私立を食うため」 エナジックスポーツ躍進の理由
https://news.yahoo.co.jp/articles/68ced6468d48cb650e923d379a14dbb2f5b212d4
かつては浦添商を夏の甲子園ベスト4、美里工を選抜出場に導いた神谷嘉宗監督
第97回選抜高校野球大会は21日、創部4年目で春夏を通じ甲子園初出場のエナジックスポーツ(沖縄)が1回戦で至学館(愛知)に8-0で大勝。69歳の今大会最高齢監督で豊富な経験を持つ神谷嘉宗監督が繰り出す“ノーサイン野球”が炸裂した。
「最後まで元気があって、よかったと思います」。神谷監督は試合後、好々爺的な笑みを浮かべて穏やかに振り返った。
送りバント、ヒットエンドラン、バスター、盗塁といった攻撃上の作戦を、全てグラウンドで戦っている選手たちの判断と、選手同士のアイコンタクトに任せている。監督が直接手を下すのは、代打、代走、投手の継投くらい。この日、1-0とリードして迎えた3回の守備で2死満塁のピンチに追い込まれたが、神谷監督はベンチから伝令を出すこともなく、バッテリーと内野陣が話し合うのを眺めていた。「タイムを取るタイミングも基本的に、選手たちに任せています。最近はいいタイミングで取れるようになってきたので、言うべきこともありません。私は『楽しいな』と思いながら見ているだけ……」と全幅の信頼を置いている。
なぜ、ノーサインなのか。「私は40年ずっと、沖縄の公立校の監督を務めてきて、どうすれば弱いチームが強い私立を食えるかを研究してきました」と神谷監督。これまでに八重山、前原、中部商などの監督を歴任し、2008年の夏の甲子園では浦添商をベスト4、2014年には美里工を選抜出場に導いた。
「美里工在任中に出会ったのが、山口県の東亜大の監督として3度の明治神宮大会優勝を成し遂げた、中野泰造さんの野球でした。彼がノーサイン野球の神様です」と力を込める。
美里工在任の途中からノーサイン野球を導入し始めた神谷監督は、2021年に学校法人大城学園が名護市に開校したエナジックスポーツ高等学院に初代野球部監督として招かれ、ここで熟成させていくことになった。
ノーサイン野球に必要なのは勇気、反省とフィードバック、コミュニケーション
「こちらの攻撃も、相手の守備も動いている中で、相手の隙に気付けたとしても、サインが出ていたら、そこを衝けない。ワンテンポ遅れてしまう。瞬間瞬間に勝負していく野球は、今後もっと広まっていくと思いますし、広まってほしいと思います。子どもたちにとっても、こういう野球は楽しいと思います」と説明する。
ノーサイン野球を行うには、必要なものがある。まず第一には「勇気」と神谷監督は強調する。「自分で判断して、自分で責任を取らなければなりませんから。日頃の練習の積み重ねを信じ、失敗を恐れない。それも勇気です」。
もう一つは「反省とフィードバック」だ。試合後はこれに長い時間を費やしているという。さらに、ノーサインでも選手同士がお互いの考えていることがわかるくらい、普段の深いコミュニケーションが大事になる。「その点、ウチの野球部は1学年18人くらいの小所帯で、みんな寮生活ですから、コミュニケーションを深めやすいと思います。人数が増えすぎると、できなくなることです」と指摘するのだ。
「僕も一応、選手たちにセオリーを教えます。しかし理由があれば、セオリーは無視しても構いません。型にはまってしまったら、意表をつけません」とも付け加えた神谷監督。基本的な考え方として「必ずしも監督の言っていることが正しいとは限りません。監督はベンチで選手たちと同等に会話をする、仲間の1人に過ぎないと思っています」と言い切った。
数多くの公立校を監督として渡り歩き、輝かしい結果も残した名将が還暦後に到達した境地は、刺激に満ちていてワクワクさせられる。神谷監督はこれからまだまだ時間をかけて、日本の野球を南端から変えていくのかもしれない。
👣「志摩供養」実らず高松商が100年ぶりの対戦で早実に完敗 唐渡大我「負けたけど胸を張れた」
https://news.yahoo.co.jp/articles/d1fd9da9963d35d1f8d02676eb8265e3ebac0ab4
◆第97回センバツ高校野球大会第5日 ▽1回戦 早実8―2高松商(22日・甲子園)
高松商(香川)が、1924年第1回大会の決勝カードに敗れた。唐渡大我三塁手(3年)は、同大会の優勝メンバーで、没後100年がたった志摩定一さんをしのび、守備に就く前に三塁ベースに右手を触れ、左手で持った帽子を胸に当てて30秒間、祈りをささげた。公式戦で高松商の三塁手が行う「志摩供養」をして試合に臨んだ。「志摩さんが100年に1度帰ってくるということで『見てくれているんだな』と。『志摩さん、(甲子園に)帰ってきました』という思いで。志摩さんは『三塁ベースを死んでも守る』とおっしゃっていた。そのような気持ちで守りたいと思った」
7日に胃腸炎を患い、17日の開会式リハーサルは微熱のため欠席した。1回戦に向けて体調を整え、8回無死一、二塁で右前適時打を放った。「1、2打席目は大振りになっていた。コンパクトに打つ」。2安打を放ったが、空振り三振で最後の打者となった。
夏を含めて早実(東京)とは100年ぶり3度目の対戦。甲子園のセンバツでは初対戦で初めて敗れた。「(志摩さんは)第1回大会で優勝された本当に素晴らしい方。負けたけど、胸が張れた。個人としては反省が多いので、甲子園で負けた分、夏は甲子園で勝ちたい。今度は『勝ちましたよ』という報告をしたい」と約束した。
☟二松学舎大付が登録選手変更 熊木涼太を再登録
https://news.yahoo.co.jp/articles/491521b3ada588ac6687b2134237cded84d78a63
第97回選抜高校野球大会の大会本部は22日、二松学舎大付(東京)の登録選手の変更を発表した。感染症の疑いに伴い、17日に登録を外れた熊木涼太を再登録した。
変更選手は以下の通り。丸囲み数字は背番号、名前の後は学年、身長、体重、投打。カッコ内は抹消選手。
【二松学舎大付(東京)】⑤熊木涼太、3年、177センチ、73キロ、右左(中地楓生)
☟東洋大姫路・阪下蓮が1回緊急降板…春の「二枚看板」相次ぐ故障に12球団スカウト悲鳴
https://news.yahoo.co.jp/articles/9bae7a73dd7a064624c9ef95566bdcd5acc3d6af
「ヤバそうだな…」ネット裏のスカウトが思わず天を仰いだ。
20日のセンバツ高校野球。優勝候補の東洋大姫路(兵庫)のエースで、今秋ドラフト候補の最速147キロ右腕・阪下蓮(3年)が初回に23球を投げただけで緊急降板し、2番手投手に交代したのだ。
試合後、本人は「自分は行けるところまで行こうと思っていたが、肘の張りが凄くあった。制球面も苦しみ、何とか1イニング持つのが精いっぱいだった。今まで経験のない張りで、自分の中で限界というか危険信号が出た。(監督の)岡田先生に降板を直訴した」と明かした。
阪下によれば、昨日の練習で右肘に異変が出たという。大舞台の初戦を託された責任感もあって、懸命な治療をして試合に臨んだが、無理をおして投げた結果、肘がいよいよ悲鳴を上げたというわけだ。
「明らかに状態が良くないというか、肘を気にしながら投げているよう見えた。ドラフト候補として複数の球団がマークしている逸材。無理やり投げたことが今後に影響しなければいいが…」
と、パ球団のスカウトが顔を曇らせたのも無理はない。
高校生と言えばまだまだ成長途上。プロと違ってカラダが出来上がっていない分、故障のリスクは高まる。
故障と言えば、同じくドラフト候補である健大高崎(群馬)の最速158キロ右腕・石垣元気(3年)も、大会直前に左わき腹を痛めた影響で、18日の1回戦は登板を回避した。
すでに医師から投球再開のゴーサインが出ているそうで、2回戦からの復帰も視野に入れているという。
甲子園は高校生にとって最大の目標。まして健大高崎は、昨春からの連覇がかかっている。
今大会の「投手2枚看板」が相次いで故障に苦しむ中、前出のスカウトは、「石垣は阪下以上に速いボールを投げる分、カラダにかかる負担は大きい。プロの立場からすれば、センバツは欠場してくれたほうがいい、というのがホンネです」と明かす。
センバツ後の両右腕の状態次第では、各球団のドラフト戦略にも大きな影響を及ぼすだろう。
📝浦和実・辻川監督「浦学とは過去通算2勝50敗くらい。昨秋勝てたのは奇跡ですよ」
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辻川正彦監督(浦和実/59歳)
激戦区を制し、春夏通じて初の甲子園出場を果たしたのが、明日22日出場の浦和実だ。昨秋の県大会は強豪の聖望学園や浦和学院を下して優勝。関東大会は準決勝で横浜(神奈川)に敗れはしたものの、2-3の接戦を演じた。1988年に就任した辻川監督に話を聞いた。
──就任当時はグラウンドも河川敷だったそうですね。
「学校から車で1時間ですよ。僕が部員を乗せてグラウンドまで送って、帰りも学校まで乗せて帰る。練習時間は長くて1時間半ほどでした。今は専用グラウンドがありますが、そこも学校から自転車で30~40分。打撃練習もケージの中だけ。以前はフリー打撃もしていましたが、民家の瓦にぶち当たったりして、さすがにまずいなと(笑)」
──練習試合などは組めたのですか?
「最初は結構断られました。知名度もなく、抽選会に行っても知り合いもいない。監督・顧問の飲み会があっても『はい、若いのは向こう』と、手で追い払われるように隅っこに行かされた。そこで2、3時間、誰とも話さず、自分でお酒をついで飲んで……。なんだろう、『ちくしょう!』って思いますよね。見返してやろうとか。その辺が僕の原点だと思います」
──手応えを感じたのはいつですか?
「就任4年目ですね。5年目で夏の埼玉大会ベスト8、秋は準優勝。関東大会では史上最強だった常総学院(茨城)にサヨナラ負け。ああ、甲子園って簡単に行けるかも……と思ったら、これが大間違いだった(笑)。特にウチが一番強かった20年夏は、新型コロナで大会が中止。『俺って運がないな……』と。心が折れかけた時期もありました」
──それでも昨秋は浦学を破りました。
「僕は常々、ベスト8まで行けば何が起こるかわからない、と考えています。県大会3回戦で聖望に勝ってベスト8。そして浦学です。ポテンシャル的には、今年の浦学は歴代でも3本の指に入ると思っています」
──それまで浦学との対戦成績は?
「去年の秋までは2勝して50敗くらいですね。練習試合はBチーム戦を2回だけやって、そこでもコテンコテンに負けた。夏に1度、そして浦和市民大会で1回勝ったきりでした。それが昨秋は違った」
──と言いますと。
「初回が終わった時、『あれ? 今日は勝負になりそうだぞ』と。すると二回に2点を先制。以前ならそこから何度も逆転されましたが、四回に2点を追加。相手も焦っているのが手に取るようにわかりましたが、それでも浦学は怖い。試合が終わるまで何時間にも感じたほどです。通算3回目の勝利ですよ。関東大会でも横浜にボロ負けせず、ようやくチャンスをものにできました。聖望戦が転機で、浦学戦は奇跡ですよ」
──普段の練習時間はどれくらいですか。
「授業が全部終わって、午後4時20分ごろに練習開始。そこから7時までです。寮もありません。埼玉県で寮のない学校が甲子園に出るのが27年ぶりだとか」
──選手集めなどは。
「寮がないので基本は県内の子ですが、ウチの学校は武蔵野線と京浜東北線が交差している南浦和にある。東京や千葉から来れる子はいます。ただ、断られることも多い。『このグラウンドなんですか……』と言われたこともあります(苦笑)」
⚾岩手さんへ
昨日書き忘れましたが、WBS和歌山放送では和智弁の試合も実況中継され、キャッチャー体型の北尾博伸アナがキャッチャー出身の多賀監督とコンビ組んでおりました。
2回戦でも実況があればよいのですが・・・。
さて、今日はかなり温かい気候でした。残りのセンバツ観戦は25日・26日の2日間ですが、もう寒さ対策&雨対策せずに観戦できそうですね。
さて、今日は第1試合から2万人の観衆で試合が進みました。和泉監督はまだ甲子園初戦敗退がないらしいですが、この日も大応援団に支えられましたね。
第2試合はタイブレークの弊害もあり、貧打戦から一転して点取り合戦となりました。
9回完了までで言えば東海3校すべて無得点でした、、、
第3試合は期待していた滋賀学園がまさかの完封負けで、わずか1時間41分で瞬殺されるとは↓↓
ただ、昨春1回戦で青森山田にサヨナラ負けした京都国際が4月以降甲子園決勝まで公式戦無敗で全国制覇したケースもあるので捲土重来に期待ですね。