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宏鈴法師(管理人) MAIL URL

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☝33年ぶりの春「うれしい知らせ待つ」 高校野球、米子松蔭の壮行会
https://news.yahoo.co.jp/articles/02b91f525c706bfbee2f9d8f84c3364e81df808a

第97回選抜高校野球大会に出場する米子松蔭の壮行会が12日、鳥取県米子市の同校体育館であった。在校生や教職員ら約400人を前に、惣郷峻吏主将は「チーム全員の力を合わせて、目標である『日本一』になりたい」と躍進を誓った。

壮行会は、全国大会に出場する剣道部の男子、男子ソフトボール部とあわせて実施。33年ぶり2回目の春の甲子園に臨む硬式野球部の選手らは大きな拍手に包まれて入場し、ダンス部やサッカー部の生徒らが応援パフォーマンスで盛り上げた。生徒会長の崎前美乃さん(2年)は「自分自身と仲間を信じ、悔いのないように戦ってきてください。うれしい知らせが来ることを待っています」と激励した。

初戦は開幕日の第2試合(午後1時開始予定)で花巻東(岩手)と対戦する。

📝【選抜高校野球】識者5人が優勝校を予想! 大本命・横浜の死角は? 健大高崎の連覇は? ダークホースは?
https://news.yahoo.co.jp/articles/16cde7c45f93df6802891a87df1b1c521d3fc6b5?page=1

第97回選抜高校野球大会が3月18日に開幕する。昨年秋の神宮大会を制した横浜、昨年の覇者・健大高崎、近畿王者の東洋大姫路を筆頭に、熾烈な戦いが繰り広げられそうだ。はたして、栄冠を手にするのはどのチームか。高校野球を知り尽くす気鋭のライター5人に今大会の優勝チームを予想してもらった。

楊順行氏(ライター) 優勝予想:明徳義塾

「優勝は横浜でしょ」昨年の明治神宮大会初日、顔を合わせた某校の監督はそう予言した。オープン戦で対戦経験があるというだけに真実味があり、事実、横浜はその神宮を制している。

奥村頼人、織田翔希という左右の両看板を中心に能力の高い選手が揃い、阿部葉太は旧チームからキャプテンを務めるなど経験も豊富で、おまけに神宮大会準決勝の東洋大姫路戦では内野5人シフトでタイブレークをしのぐなど試合巧者。

秋の神奈川県大会から関東地区大会、そして明治神宮大会をすべて制し、無敗の15連勝というのは1997〜98年、神宮と春夏連覇、それに国体と無敗の四冠を達成した松坂世代と同じ足取りで、センバツでも文句なしの優勝候補だ。

対抗は、その神宮大会で秋とは思えないほど完成度の高い試合を見せた東洋大姫路。エース阪下漣は最速147キロを誇るが、ピンチでも乱れない変化球のコントロールが真骨頂だ。センバツでの近畿勢は過去10大会で優勝5回、準優勝6回と、センバツ「連対率」10割超えというのも心強く、履正社時代に準優勝2回の岡田龍生監督にとっては三度目の正直か。

ううむ、横浜と東洋大姫路ではあまりに順当......と過去のデータをながめていると、一桁の数字が「7」の大会は初優勝が目立つことに気がついた。

戦後の55年、第27回大会で2回目の優勝を果たした浪華商を除き、すべて初優勝なのだ。37回=岡山東商、47回=高知、57回=伊野商、67回=観音寺中央、77回=愛工大名電、87回=敦賀気比。

そもそもセンバツはなぜか、初優勝が続く傾向がある。39〜48回大会にかけては、初優勝がなんと10年続いた。ここ2年は山梨学院と健大高崎が初優勝。今回の97回センバツでも、どこかが初優勝してもおかしくはない。去年も似たようなことを書いた気がするが、事実だからしょうがない。

となると、おもしろいのは明徳義塾か。エースの池﨑安侍朗と里山楓馬のバッテリーは安定感が出色で、もう一枚の羽岡拓哉も公式戦では無失点。失点が計算できるのは、守備からリズムをつくるチームカラーに理想的だ。

ただ1回戦の相手は健大高崎で、昨年優勝の原動力であり、大会屈指の158キロ右腕・石垣元気が健在。「上を狙うには、(強敵とは)初戦で当たるほうがいい。明徳の値打ちが問われる試合になる」とは、史上最多・春夏通算39回目の甲子園となる馬淵史郎監督だ。仮に横浜が勝ち上がれば、準決勝で対戦することになる。過去の甲子園では横浜が3戦全勝だが、はたして......。

戸田道男氏(ライター兼編集者) 優勝予想:東洋大姫路

今大会は横浜、健大高崎、東洋大姫路が「3強」というのがもっぱらの前評判。組み合わせ的にもブロックが分かれ、順当に勝ち上がった「3強」が上位で激突して大いに盛り上がるという展開は十分に考えられそうだ。

しかし、順当な展開を順当に予想するだけでは面白くないので、あくまで波乱が起きるとしたらどんな波乱が起きるかという前提で考えてみた。その結果、「3強」のうちの一つ、東洋大姫路が決勝まで勝ち上がり、初優勝を果たすと予想する。

もう一方のブロックで波乱が起こり、決勝の相手は、横浜でも健大高崎でもなかった......という展開になることが、この予想の最重要ポイントになる。

まず、「3強」の一角で前年優勝の健大高崎は、初戦でぶつかることになった明徳義塾との一戦が最大の難関。プロ注目の右腕・石垣元気、サポートする左腕の下重賢慎の投手陣は頼りになるが、明徳義塾の左腕エース・池崎安侍朗も安定感抜群で、攻略は容易ではない。ロースコアの接戦に持ち込むことができれば、百戦錬磨の馬淵史郎監督率いる明徳義塾の勝機は十分。

また、能力の高い選手を揃えて昨秋神宮大会を制した横浜にとっての山場は、青森山田と沖縄尚学の勝者が待ち受ける2回戦か。青森山田は佐藤洸史郎、菊池伊眞ら昨夏甲子園4強経験者が多く残る打線が強力。沖縄尚学は新2年の150キロ左腕・末吉良丞の計り知れないポテンシャルが怖い。横浜、健大高崎が入ったゾーンは一筋縄ではいかず、強敵を倒した明徳義塾、青森山田、沖縄尚学のいずれかが決勝までたどり着くと見る。

残る「3強」の一角・東洋大姫路も、広島商、エナジック、智弁和歌山ほか次々と強敵が待ち受け、道のりは険しいが、大黒柱のエース・阪下漣を中心にタフな戦いぶりで決勝まで勝ち上がると予想。98年ぶりに大阪勢が出ない今大会、長年履正社を率いた岡田龍生監督が大阪不在の分も背負って、めでたく母校を初のセンバツ覇者に導くというストーリーに期待したい。

元永知宏氏(ライター) 優勝予想:明徳義塾

新規格の低反発バットによって、各校の戦い方が大きく変わった。ビッグイニングは少なく、劣勢を一気に挽回するのは難しい。以前から「春は投手力」と言われていたが、その傾向は強くなっている。

当然、昨秋の明治神宮大会覇者の横浜が優勝候補の筆頭に挙げられる。抜群の投球術を誇るサウスポーの奥村頼人、150キロを超えるストレートを投げ込む2年生の織田翔希が揃う投手陣は盤石だ。

その対抗馬となるのは、明治神宮大会で横浜と接戦を演じた明徳義塾だ。試合経験豊富なエース・池﨑安侍朗、1年生の夏に甲子園でも活躍した里山楓馬のバッテリーが打倒・横浜を目指す。指揮を執るのは39度目の甲子園出場となる馬淵史郎監督だ。明治神宮大会では横浜・織田に2安打完封を許したが、名将が無策で臨むはずがない。連覇を狙う健大高崎との初戦を制することができれば、勢いがつくはずだ。

明徳義塾と同様に万全の横浜対策を練ってくるであろうと予想されるのが明治神宮大会決勝で横浜に苦杯をなめた広島商業だ。日本一7回の名門は、僅差での試合に抜群の強さを発揮する。横浜に前半で4点差をつけられながらも、3対4の接戦に持ち込んだ粘り強さが持ち味だ。

もうひとつ注目したいのが、101年ぶりにセンバツで激突する早稲田実業と高松商業の一戦。名門対決を制したチームが今大会の主役になりそうな予感がする。

両チームとも強力な投手陣を揃えているし、早実の和泉実監督も、高松商の長尾健司監督も策士で、選手のモチベーションを上げる術を持っている。勝ち上がるごとに、両校の伝統の力が彼らの背中を押すはずだ。

早実は昨夏の甲子園大会3回戦で大社にサヨナラ負けしたものの、エース・中村心大はすばらしいピッチングを披露した。昨秋の東京大会決勝では途中降板し、二松学舎大付に敗れている。敗北を力に成長するエースの姿を甲子園で見たい。

田尻賢誉氏(ライター) 優勝予想:健大高崎

選手個々の能力、秋の大会の実績から見て横浜と東洋大姫路が東西の優勝候補なのは間違いない。ともに、最大の武器は投手力。

横浜は球速、制球力ともにあり抜群の安定感を誇る織田翔希、ピンチに強い左腕の奥村頼人のダブルエース。スタミナ面に不安のある織田を奥村がどれだけカバーできるか。
東洋大姫路も秋の神宮大会で横浜から10三振(延長11回)を奪った阪下漣、変化球がよく制球力もある左腕の末永晄大の二枚看板が強力で失点を計算して戦える。

2校とも死角があるとすれば打力だ。ラインナップには他校がうらやむ打者が並ぶが、秋は素材から期待されるほどの打撃は見せられなかった。横浜は投手力のある青森山田と対戦が予想される2回戦がカギ。青森山田は3人の好投手を揃え、相手が慣れる前に継投するのがパターン。野手も昨夏の甲子園4強のレギュラー4人が残っており、大舞台での経験値は横浜の選手たちよりも高い。

この2校に引けを取らないほど戦力が充実しているのが健大高崎。最速158キロ右腕・石垣元気、左腕の下重賢慎の道産子二枚看板が強力。打線は横浜、東洋大姫路以上で、昨秋は9試合で6本塁打をマーク。チーム打率は出場校中1位の.390。関東大会決勝で横浜に敗れるまで4点差、6点差が1試合ずつで、残りの6試合はコールド勝ちと圧倒的な強さだった。

慣れない接戦になった場合に勝ち切れるかどうか。硬くなる初戦で好左腕・池﨑安侍朗を擁する明徳義塾と対戦。ここを無難に勝ち上がれば、波に乗れるだろう。

東洋大姫路に待ったをかけるとすれば高松商。四国大会で優勝した明徳義塾・馬淵史郎監督が「四国で一番強いのは高松商」と言っていたとおり、投打ともに戦力が充実している。末包旬希、行梅直哉を中心にした投手陣は「先発してゲームをつくれるピッチャーが複数出てきた」と長尾健司監督も手応え。

攻撃はチーム打率.367さることながら、OPS、BB/Kがともに32校中4位と選球眼、パワーも兼ね備える。組み合わせにも恵まれた感があり、チャンスだ。

昨春ほど低反発バットの影響がないと思われることから、戦力が充実する健大高崎、横浜、東洋大姫路、高松商がベスト4と予想する。そして決勝進出は健大高崎と高松商で、経験に勝る健大高崎が連覇を達成。

最後にひとこと。一ファンとしては、やはり昨夏のようなジャイアントキリングが見たい!

菊地高弘氏(ライター) 優勝予想:東洋大姫路

昨秋の明治神宮大会準決勝、横浜対東洋大姫路の試合が始まる前に「負けたほうをセンバツ優勝予想チームにしよう」と決めていた。

昨秋の段階で、この2チームの総合力が頭ひとつ抜けていた。両者が実力伯仲しているとなれば、「秋の悔しさを晴らそう」と冬場に取り組めるチームが強いはず。また、センバツで再戦した際にはリベンジに燃えるチームと、返り討ちにせんと構えるチームとでは前者のほうが勢いはあるはず。そう考え、秋の敗者である東洋大姫路を優勝予想チームに選ばせてもらった。
ちなみに、昨秋の明治神宮大会は延長11回タイブレークの死闘の末、東洋大姫路は1対3で惜敗している。

東洋大姫路の強さはエース右腕・阪下漣の完成度の高い投球もさることながら、岡田龍生監督に鍛え上げられた守備の堅さにある。春のセンバツは対外試合が解禁された直後に開幕するため、どのチームも「ぶっつけ本番」に近い。低反発バットの導入で大量得点が期待できないなか、ひとつの守備のミスが勝敗を分けることになる。その意味で東洋大姫路は「負けにくいチーム」といえる。

キーマンは左投手の末永晄大。決勝戦までになるべく長いイニングを投げ、阪下の負担を減らせるかにかかっている。潜在能力は高いだけに、大舞台で覚醒できるか。

準優勝予想とした横浜は新2年生の怪物候補・織田翔希は必見ながら、本気で優勝を狙うには新3年生左腕の奥村頼人がカギを握る。

昨秋の東洋大姫路戦でも、タイブレークで奥村が実力を発揮したことが勝利につながった。打撃面も鋭いスイングで外野の間を抜くだけに、投打とも勝負の際で存在感を見せたい。初戦で市和歌山、勝ち上がると青森山田対沖縄尚学の勝者という難敵が待ち構えるが、連勝して弾みをつけたいところ。

非常に気になるのは、1回戦屈指の好カードである健大高崎と明徳義塾の勝者だ。健大高崎はドラフト候補右腕の石垣元気が注目を浴びるが、昨秋の段階で実戦派左腕の下重賢慎のほうが安定感は上だった。試合巧者の明徳義塾としては、石垣のほうが攻略しやすいのではないか。石垣のひと冬越えての成長ぶり、健大高崎・青柳博文監督の采配に注目したい。

最後にダークホースとして挙げたいのが、高松商。好投手を複数揃え、昨秋の段階で明徳義塾の馬淵史郎監督が全国トップクラスの陣容を絶賛していた。早稲田実との1回戦に勝利できれば、勢いに乗りそうだ。

📝“練習無意味”発言に激怒「お前の仕事とは?」 大阪桐蔭を「選んで良かった」と思える理由
https://news.yahoo.co.jp/articles/74f3ca79d1577a114feee642f4a686f004711717?page=1

2012年春夏連覇時の主将・水本弦氏が綴る、名将・西谷浩一監督の“すごみ”

プロもアマも、本格的に野球のシーズンが始まる季節。そして、新たな人生を歩み出す季節――。高校野球の名門・大阪桐蔭高で、藤浪晋太郎(現マリナーズ・マイナー)らと甲子園春夏連覇を果たした当時の主将・水本弦氏が、名将・西谷浩一監督との思い出を振り返るとともに、野球を超えた学びと感謝を綴る。選手だけでなく、中学指導者や保護者からも信頼を集めた驚異的な“気配り”と深い哲学は、卒業後のビジネスや人生にも生きているという。

私が人生において大きな影響を受けた1人、大阪桐蔭高校の西谷浩一監督について綴ります。大阪桐蔭では3年生の時(2012年)に甲子園春夏連覇という貴重な経験ができました。もちろん、目標に掲げていた日本一達成は日々の練習が報われた喜びや充実感がありました。ただ、大阪桐蔭の野球部を選んで良かったと心から思える理由は、仲間と過ごした時間や指導者との出会いにあると断言できます。

中でも、西谷先生には野球を超えて人として大切なことをたくさん学びました。選手が毎年入れ替わる高校野球で安定した成績を残し、2024年の選抜で甲子園の歴代勝利数の記録を更新。高校野球界に名を刻む名将となった今も、周りへの感謝や気配りを忘れない姿には驚かされます。

指導を受けた選手の1人として、西谷先生のすごさを質問されることはよくあります。一言で表すと、「まめさ」です。西谷先生と挨拶した中学野球や大学野球の指導者と話をすると、誰もが「お忙しいはずなのに、お会いした翌日にお礼のメールが来ました」と口をそろえます。

私が大阪桐蔭でプレーしていた頃も、西谷先生はわずかな空き時間でも携帯電話からメールを送っていました。その相手は野球の指導者や関係者だけではなく、卒業から何年も経った選手も含まれます。

私も定期的に西谷先生から連絡をいただきます。昨年の元日に私の地元・石川県で地震が起きた際は、「ご両親は大丈夫か?」とメールが届きました。地元の野々市市に野球用具を寄贈したニュースが流れた時も「記事読んだぞ。頑張っているな」とメッセージが来ました。大阪桐蔭が富山県で試合をした際に石川県を通過した際には、「お前のことを思い出して連絡してみた」と声をかけていただきました。

私は大阪桐蔭を卒業して10年以上経っています。野球も引退しています。それでも、西谷先生は気にかけてくれます。私が主将をしていたから特別なわけではなく、他の選手に聞いても「連絡が来る」と話しています。自分たち卒業生にまで連絡するようなまめさや気配りが、西谷先生の周りに人が集まる理由だと思っています。

大阪桐蔭は「上手い選手を集めているから勝って当たり前」「選手を集めすぎ」という批判を受けることが少なくありません。これは正確な指摘ではありません。選手だけでなく、中学の指導者や保護者といった大人も、西谷先生のもとで野球をさせたいと望んで大阪桐蔭に入学します。「選手を集める」のではなく、「選手が集まる」のです。あれだけの結果を出しても全く奢らず、まめな性格は変わりません。

大阪桐蔭で過ごした3年間は人生の中でも特に濃密でした。西谷先生との記憶も数多いです。その中で、高校を卒業してから度々思い出すシーンがあります。主将をしていた高校3年生のある日、西谷先生に提出する野球ノートに次のような内容を書きました。

「最近は練習時間が長く、無意味になっているメニューもあります。練習時間を短くした方が良いと感じています」

次の日、私は西谷先生に呼ばれて怒られました。「意味がないと感じた練習に意味を持たせるのが、主将を任されたお前の仕事ではないのか」。主将には、練習の狙いや目的を明確にしてチームメートに伝える役割があります。しかし、私は「もっと早く寮に帰れるのにストレッチの時間が長すぎる」などと思っていました。西谷先生の言う通り、どんな練習にも意味を持たせることができますし、主将の発言としてふさわしくなかったと反省しました。

そして、高校卒業後に振り返ると、すごく深い言葉だったと実感しました。誰に対しても平等に時間が与えられている中で、より良い結果を出すには、どんな練習をするのか日々考える必要があります。無駄だと思って取り組む練習や指導者にやらされる練習は、パフォーマンス向上につながらず、それこそ無駄な時間を費やしてしまいます。

これは、野球に限らず他のスポーツにもビジネスにも通じます。選手に答えを示すよりも考えさせる西谷先生の指導の深さやありがたみは、大阪桐蔭を卒業してから、特に社会人になってからわかることも多いです。

💢「甲子園7回制」への流れが加速 大会存続のために苦渋の決断 高校球児の本音とは
https://news.yahoo.co.jp/articles/d0db9bd4da2c6716c9f2f98e3deea0fbe5009c15

「高校野球7イニング制」への流れが、加速するのではとの噂で持ちきりです。

 日本高野連はこの秋、滋賀県内で開催される国民スポーツ大会での高校野球競技で、7イニング制を導入することを決定しました。

夏の甲子園での上位校が8チーム選出され、3年生を中心に和やかな雰囲気で勝負を繰り広げる「国スポ」は、かつての呼び名である「国体」時代から高校野球ファンに愛され、開催県の人々を楽しませてきました。

夏の甲子園がガチの真剣勝負なら、エキシビジョン的な要素もある「国スポ」。まずはそこでの7回制導入となりました。しかしこれは持続可能な甲子園大会を考えたとき、避けて通れない施策であるとも言われているのです。

アマチュア野球に詳しいライターはこう説明します。

「現行の9イニング制から2イニングを短縮することになりますが、運営側も好きこのんで7回制にするわけではありません。年を追うごとに酷暑は激しさを増す一方で、止まることを知りません。熱中症のリスクは高まるばかりで、甲子園球児がいつ重篤な症状に見舞われてしまうのか、不安は大きくなるばかりです。健康管理の観点から、ドーム球場でやればいいと外野は声を上げますが、当の高校球児は甲子園で試合をすることに至高の価値を見いだしている。つまり、舞台を甲子園でやり続ける上でも、イニング数の短縮は避けられない事態なのです」

すでにU18といった高校野球日本代表が試合を行う国際大会でも7回制が導入されており、ハードルは高くないとされています。

「かつてタイブレークが導入される際にも、『そんなの野球じゃない』『3年生の最後の夏がタイブレークで終わってしまうことがあっていいのか』という議論がありました。しかし、結局は慣れの問題。昨夏の甲子園決勝がタイブレーク決着だったことも記憶に新しいです」(前述のライター)

当事者たる高校球児の本音はどうでしょうか。

「7回制を臨む球児はほぼいません。8、9回という終盤の攻防こそ、野球という競技の醍醐味。このギリギリで心身の集中力が途切れることなくパフォーマンスをできるために、日頃の苦しいトレーニングをしているのです。そして7回制なら出場選手も少数精鋭になり、控え選手の出番は自ずと減ります」(前述のライター)

それでも選手の健康管理という大義名分がある以上、7回制への流れは止めることができないとの声が日に日に強くなっています。今後の成り行きに注目です。
2025/03/13(木) 21時48分34秒 No.1649 編集 削除