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10/22 秋季近畿大会2日目第1試合 大阪シティ信用金庫スタジアム 田辺(和歌山②)-京都国際(京都②) 9:00~11:00

第4話 舞洲に響く🎵田辺が大将 本当の大将になれるのはいつ!?

    一二三四五六七八九十計HE
田  辺1000000100261 寺西-前田
京都国際0010000101x370 中崎-奥井
 
      第二試合  第三試合 
      京 外 西   滋賀学園
      彦 根 総   履 正 社

 昨夜の舞洲花火の興奮醒めやらぬまま、また早朝から自宅を出発して二日連続レンタサイクルで西九条から舞洲入り。

当初、自転車で行くなんて無謀に思えていたが、コロナ騒動でロクに野球観戦できなかった2020年夏に交流試合が終わりヒマだったので一つ試しに行けるところまで炎天下の中、舞洲へ行こうと画策し、1時間強あれば到着できることが分かった!
気候の良い、春秋だったら問題ないだろうし、自宅~甲子園球場までと同じ距離ならばバスのストレスを考えても小回りが利く自転車の方が利便性がいいと。あとは雨が降らないことを祈るのみだったが、春に続いて秋もほぼほぼ天候に恵まれた!

大会初日はまさかの3試合連続完封試合で力の差をヒシヒシと感じた。今日の第1試合では田辺が登場する。運が悪ければ大会3日目の最後のブロックに入り、倉敷遠征のため2つ勝たなければ観戦不可というドツボブロックに入りかねなかったが、耐久がそこに入ってくれたので助かった!!
相手は京都国際ゆえに完敗も覚悟しつつ、予想通り遠路はるばる田辺から紀三井寺を軽く通り越して舞洲まで早朝からブラスバンドにチアガールの応援団がやってきた!!

やはり田辺といえば・・・🎵田辺が大将 を筆頭に他校にない独特の応援歌がそこにある。僕の一番のお気に入りは・・・🎵扇ヶ浜 https://www.youtube.com/watch?v=J6pt1oOaFMQ
95年夏に甲子園初出場を果たしたが、初戦敗退でそこからはなかなか勝ち上がれず、近畿大会にすら出てこれなかったが、1年春から登板していたエース・寺西が覚醒し、市和歌山・和智弁を県二次予選で相次いで連破し悲願の舞洲入り。

京都国際は2位通過だったが、サウスポー中崎投手がいるし、ここ5年ほどで急激に力をつけ甲子園出場の常連になりつつあるので相当な強敵だ!むしろ外大西の方がやりやすかったかもしれない。
外大西は三原監督時代から先攻派だが、京都国際は21年春に東海大菅生に逆転サヨナラ負けを喰らってから後攻派に転向した。田辺はいつも先攻派なんで当然今日も先攻だ。
とにかくエース・寺西投手が最少失点に抑えて後半勝負にもちこみたかった。

試合は1回表いきなり先頭打者の岡本がライト前ヒット。これを送って1死2塁と形を作り、3番・山本結は外ストレートに空振り三振だったが、市和歌山&和智弁を本塁打で撃沈させた4番・山本陣のバットが今日もさく裂し、レフト前タイムリーヒットでこれ以上ない最高の立ち上がりで1点をもぎ取った!!
寺西投手は1番・清水を3球三振に打ち取ったはいいが、舞洲の慣れないマウンドと緊張感があったのか?連続四球さらにはセカンド尾崎のエラーも絡んで1死満塁の大ピンチ。
小牧監督はベンチ奥から戦況を見つめるだけで打者に任せている模様。5番・奥井に2ボールとなり押し出し覚悟も持ち直して2-2から外ストレートで空振り三振。6番・長谷川は内ストレートで見逃しの三振と厳しい立ち上がりを0点で凌いでずいぶん気が楽になった。

しかし、中崎投手も2回以降は立ち直り簡単に追加点を許してくれそうにもなかった。。。
先頭にデッドボールをぶつけるも、田中監督はバントのサインを出さず強気の姿勢だったが、ストレートの球威に負けて三者連続三振。。。3回も相手の好守もあり三者凡退と攻略は至難の業だ。

寺西投手は2回2死からエース・中崎にヒットを許すも打たせて取るピッチングで制球も良くなり無失点。
しかし2打順目に入った3回裏。先頭打者の四球と送りバントでピンチを招き、4番・高岸に同点タイムリーヒットを浴び苦しくなってきた。しかし、その後のピンチは冷静に抑えて最後は内ストレートで見逃しの三振に抑え大崩れはなさそうな雰囲気だった。

中崎投手は追いついてもらい気分よく得点直後の4回の守りで田辺打線を寄せ付けず連続三振にショートゴロで付け入るスキをもう与えてくれない。
5回1死から8番・大田がセンター前ヒットを放ち、定石通り送りバントで2死2塁と1回以来のスコアリングポジションのランナーを出し数少ないチャンスをモノにしたかったが、5番・岡本はショートゴロに倒れ焦りが募る!!
しかし、田辺のエース・寺西も市和歌山・和智弁打線をいずれも2点で抑えて完投勝利しただけに、やや迫力が劣る京都国際打線を恐れず立ち向かい4・5回3人ずつで抑え初回のような制球難は影を潜め早いペースで試合は進み整備に入った。

ロースコアの接戦となれば田辺ペースと言いたいところだが、スミ1で打線が沈黙し中崎投手から点が取れるイメージがわかない・・・・・。
しかし、和智弁との準決勝で0-2の7回ワンチャンスをモノにして逆転満塁本塁打などで5得点してそのまま逃げ切った試合を観戦しているのであの再現をもう1度と奇跡の連続を願うしかなかった。。。
そのためにも1-1で食らいつき勝機が来るのを息をひそめて待つしかない。こういう展開になると後攻の方が圧倒的有利に感じてしまう。

6回2番からの好打順で何とかしたい田辺打線だったが、凡打の積み重ねであえなく三者凡退。ただ、6回81球投げさせており前日の興国のような76球完封負けに比べると内容は良いので!
京都国際も打線が沈黙を続け4回からパーフェクトに抑えられ6回裏も三者凡退と未だに2安打に抑えられイライラが募る展開に違いない。終盤どちらがジレてミスが出て試合が動くかに注目していた。

7回表の田辺は三振とセカンドゴロ2つに倒れこのまま延長に持ち込んでタイブレークのドサクサに紛れて決勝点を奪うしか勝機がないように思えてきた・・・。寺西投手は味方の援護が全くない中、4回からずっとパーフェクトピッチングを続け、100球に迫る7回も4球でツーアウト。9番・中崎にセカンド内野安打を許すも、ゴロを弾くのを見て2塁を狙う走者を冷静にサード山本結が打球を処理して2塁封殺と守備も盛り上げていた。

そして8回表1死から9番・尾崎がセンター前ヒットで6回以降重苦しかった打線が活気づくきっかけを作った。
1死1塁から何か策はあるのか?とベンチ奥の田中監督の様子を伺いたかったが、姿がネット裏からは見えず、無策のまま2球で追い込まれ京都国際バッテリーも探りを入れてウエストするも全く動く気配なく2-1からライト前ヒットで1・2塁。小牧監督はここで危険を察知しこの試合初めてタイムを要求。そしてスタンドには🎵田辺が大将 https://www.youtube.com/watch?v=IPXpcR574To

ここは2番・柳田が打席に入っているのでセーフティーバントで揺さぶるかと思いきや特に作戦もなくカウント1-3で四球で満塁の色気もあったが、結局フルカウントから打ちストレートに手が出ず見逃しの三振。。。万事休すと思われたところで3番・山本結が2-1と追い込まれながらもセンター前に抜けそうなゴロを放ち、これがセカンドベースに当たり大きくライト方向にイレギュラーバウンドする間に2塁走者尾崎がホームイン!!3塁を狙った1塁走者は惜しくも5回から代わったライト・石田の強肩に刺殺されたがこの1点は大きい!!
これで逃げ切り体制に入れると思ったが、京都国際も劣勢に強かった。すぐさま1番・清水がレフト前ヒットを放ち、送りバントがファールで追い込まれると強攻に切り替え2-2からランエンドヒットを仕掛け三振と盗塁成功で1死2塁。
3番・澤田が2ボールからセカンドゴロを放ち2死3塁とコツコツ攻めて4番・高岸がレフト前タイムリーを放ちすかさず2-2同点。これお以上の失点は是が非でも防ぎたいところで5番・奥井をセンターフライに打ち取り勝負は大詰め9回へ。

4番・山本陣の1発に期待したが、7球粘るも最後は外ボール球に手を出し空振り三振。5番・寺西は2-1と追い込まれた後にまさかの足に死球を喰らいこの後のピッチングに不安を覚える出塁。田中監督は定石通り送りバントのサインを出して2死2塁と形を作り、小牧監督は2度目のタイムを要求。7番・山根は3打数ノーヒットで代打も出さずヒット待ちの姿勢で、初球三遊間に快心の打球を放つもショート・清水に上手く捌かれ無得点・・・・・。
いよいよ9回裏足の痛みとサヨナラ負けの不安もあってか?先頭打者に四球を与えてしまった・・・。当然送りバントのケースで1塁で1つアウトをもらえたら、、、と考えていたが寺西投手は勇気をもって2塁封殺!!1死1塁から8番・服部がセンターへ大飛球を放ちあるいはそのままスタンドへ・・・と思われた打球も無風だったのが幸いしてかブルーモンスターの一歩手前で失速してセンターフライ。9番・中崎は初球セカンドゴロに倒れ初日と違い2-2同点のまま第1試合からまさかの延長タイブレークに突入した!

こうなれば運の様相が非常に強くなる。果たして先攻で良かったのかどうか・・・・・。とりあえず2点は欲しい!!あわよくばビッグイニングを作って相手に戦意喪失させるくらいの勢いがあれば・・・・・。

田辺は8番から京都国際は1番からの打順となる。普通に考えたら送りバントで1死2・3塁と形を作って1ヒット2点取りたいと思うのだが、、、、、9回終了後に整備もなくそのまま10回表が始まりこの短い時間で田中監督のヒラメキがあったのかどうかは分からないが。。。。。

ここまでオーソドックスに攻めてきた感があったが、いきなり代打・家高を起用して送りバント要員を匂わせつつ、その初球まさかのダブルスチール・・・・・完全に意表を突かれて唖然呆然と僕はしてしまったが、キャッチャー奥井は落ち着いて3塁送球しタッチアウト!!
まさかの出来事に一瞬何が起こったのか分からなかったが、この試合初めて見せたギャンブル采配が失敗に終わり続く1死2塁のチャンスも空振り三振とセカンドゴロに倒れ無得点となった時点で10回裏のサヨナラ負けを覚悟した。
ミスで終わって欲しくないという願いをもって10回裏1番・清水は定石通り送りバントだったが、寺西投手が3塁送球してタッチアウト!しかしまだ1死1・2塁とピンチは続き、2番・三谷には2ボール。ここでの四球はかなり痛いと考えていた3球目意表を突いてセーフティーバントがショート前に転がり内野安打で1死満塁の大ピンチ!!
1度失敗したバントをもう1回試みて成功させたが、先攻の守りで0点に抑えた余裕がもたらした業だろうか?
3番・澤田は4打席ノーヒットだったが、このチャンス初球から振り抜き打球は無情にもライト前に運ばれサヨナラゲーム。

2時間ちょうどで田辺の挑戦は終わり、あとは耐久の奮闘に期待するしかなかった。
10回表無得点だった時点で初のセンバツ甲子園が遠くに逃げて行った感覚があった。
それでも11月12日のマスターズ甲子園で田辺OBが愛須監督の下、国府OB相手に5-2と逆転勝ちを収め、95年夏に果たせなかった甲子園1勝を達成して満足していた。

仮に和歌山から21世紀枠で選ばれるとしたら県優勝の耐久高校と思っていたし、早くとも来年(2024年)夏以降でないと田辺高校の甲子園出場はないと思っていたが、、、、、

善戦虚しく初戦敗退の田辺高校にスタンドから悔しさというよりも強豪相手に堂々とした戦いっぷりに健闘を送る拍手をして「まあ、しゃーないか・・・よくやった」とサバサバした表情でスタンド最上段を散歩していたあの時の僕は、2024年センバツ甲子園で🎵田辺が大将 https://www.youtube.com/watch?v=rcZpcqlxYtY の大合唱を聴けるなんてこれっぽっちも考えていなかった。

さて、第2試合は久しぶりに表舞台に復帰した京都外大西が2年連続センバツ出場を狙う彦根総合との対戦。

試合展開は全く予想できなかったが、三原監督時代からストイックな野球というか楽に勝てる相手でもなぜかしら苦戦を強いられ終盤までロースコアの接戦にもつれ込む試合を過去に何度も見せられたが、今回もご他聞に漏れず、、、それは次回の講釈で。

⚾今日の投手陣
チーム名 選手名 投球回 打者 投球数 安打 犠打 四球 死球 三振 失点 自責
田  辺 寺 西  9 1/3 39 133  7   1  4  0  7  3  2  

京都国際 中 崎  10  36 135  6  3  0  2 12  2  2  

                    (完)

                   🌟次回予告🌟
10/22 秋季近畿大会2日目第2試合 大阪シティ信用金庫スタジアム 京都外大西(京都①)-彦根総合(滋賀③)
2024/12/01(日) 23時19分22秒 No.1470 編集 削除