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☝夏の甲子園「大社旋風」…秋の佐賀国スポでも再来を期待!石飛監督「ニューヒーロー誕生の予感」
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2b5dfc611b16ff9f01d4ccfb9b302c13e17d6e1
2024年の夏、甲子園で旋風を巻き起こした大社高校野球部。その大社ナインは、5日から佐賀県で開かれる国民スポーツ大会に出場します。この夏の熱狂を振り返るとともに、高校最後の戦いにかける思いを取材しました。
2024年の夏、記憶に新しいのが甲子園で巻き起こった「大社旋風」!エースの馬庭投手の気迫あふれるピッチング。しびれる場面で自ら志願した代打、安松選手の「神業バント」。強豪校を次々に撃破してのベスト8進出は、全国を熱狂させました。一方、戦いの裏にはこんなエピソードがありました。
大社高校野球部・石飛文太監督:あすの『キーマン』は、これまで出場していない選手達です。『全員野球』がうちのモットーですので…。
ベスト8進出を決めた翌日。TSKの単独取材に応じた石飛文太監督。ここまで1人で投げ抜いてきた馬庭投手を休ませ、準々決勝は総力戦で臨むことを決意していました。
その言葉通り、翌日の鹿児島・神村学園戦、中盤までマウンドを守ったのは、甲子園初登板の岸投手と山本投手でした。強豪相手に粘りの投球を見せ、エースにマウンドを託しました。
大社高校野球部女子マネージャー:ここまで頑張ってくれてありがとう…。
大社高校野球部・石飛文太監督:ニューヒーローが誕生しました。岸、山本、馬庭。公式戦3人でリレーしたのは初めて。3年生3人で投げ抜いたのは感慨深い。
大社高校野球部・岸恒介投手:まさか(ニューヒーローに)選ばれるとは思っていなかった…。
大社高校野球部・石飛文太監督:みんなが歴史の扉を開いてくれました。お前たちは本当に最高の仲間です。よくやった。
大社が掲げる「全員野球」が結実した夏でした…。あれから約1か月半が経った10月初め、大社高校の室内練習場には、激闘を繰り広げたナインの姿が。高校野球では、一般に夏の大会で3年生が引退を迎えますが、大社は甲子園ベスト8の実績により、5日から佐賀県で始まる、国民スポーツ大会の出場校に選ばれました。秋にも「大社旋風」を起こそうと、最終調整に汗を流します。
その国スポに向け、2日に激励に訪れた人がいました。甲子園のアルプスで、大応援団の演奏をリードしていたプロの音楽家・松尾圭司さんと、同じく大社高校吹奏楽部OBの坂口雄磨さんです。ナインとは約1か月半ぶりの再会です。
プロドラマー・松尾圭司さん:リアルタイムで甲子園球場から皆さんの雄姿を見られて感動したし、(野球の)技術だけでなく、人間力もしっかり磨かれてきたんだと感銘を受けました。
プロトランぺッター・坂口雄磨さん:僕が高校生の時に行きたかった場所ではありましたが、皆さんの力でOBとなって連れて行っていただき、ありがとうございました。4試合も吹かせていただき、感無量でした。
国スポに向けて、演奏でエールを送りました。国スポには、3年生の控え選手も引退せずに帯同します。そのうちの一人、手銭選手は、甲子園後に学校の人気者に。
大社高校野球部・手銭陽太選手:親とかに(SNSで)凄いことになっていると言われて、当たり前のことをしたのに結果的にこうなってうれしい。
早稲田実業戦でエラーした藤原選手をベンチで慰める手銭選手。甲子園から戻ると女子生徒から…。
大社高校野球部・手銭陽太選手:私も肩トントンして下さいって言われてしてあげたら、キャーって言われました。
大社高校野球部・藤原佑選手:あの時は(手銭選手が)「大丈夫だ」と温かい声を掛けてくれて、切り替えることができました。
これも監督が掲げる「全員野球」の一端。国スポに向けてもその思いは変わりません。
大社高校野球部・石飛文太監督:ベンチにいても、スタンドにいても、どこにいても大社高校野球部は一つですので、それを体現したい。佐賀では、また新たなニューヒーローが誕生する予感がしていますので、お楽しみいただければ。
大社高校野球部・藤江龍之介副主将:「神村学園」にリベンジしたい気持ちもありますけど、自分達の最後の戦いなので、全員で優勝目指して頑張ります。
全員野球で巻き起こす「大社旋風」第二章に期待です!
📝盈進―広島商と新庄―如水館、見どころは 中国大会進出懸け準決勝で激突 10月5日の高校野球秋季広島県大会
https://news.yahoo.co.jp/articles/85c55116b1acc6474b7e3c38eeca62d0f6631576
高校野球の秋季広島県大会が大詰めを迎えている。5日は準決勝2試合、最終日の6日は決勝と3位決定戦が、いずれも三次市の電光石火きんさいスタジアム三次である。来春の選抜大会の参考資料となる中国地区大会(25日開幕、島根県立浜山公園野球場ほか)に出場できるのは上位3校。準決勝を展望する。(左が一塁側)
【盈進―広島商(午前10時)】東西伝統校、鍵を握る1番打者
盈進はチーム打率3割3分。1番城田智也が打率6割3分6厘とけん引する。投手陣は全3試合を木原翔、中浜陸の両右腕が継投して勝ち上がってきた。
広島商は全3試合をコールド勝ちしてきた。打線は1番西村銀士を軸にチーム打率は4割7厘。投手陣はエース大宗和響が12回1/3で無四球、防御率0・73と安定する。
両チームの投手陣は、好調な相手打線の1番打者をどう封じるかか鍵となりそうだ。盈進は4年ぶり10度目、広島商は2年ぶり28度目の中国地区大会を懸けて、東西の伝統校がぶつかる。
【新庄―如水館(午後0時半)】新庄打線と如水館エースが対決
新庄は背番号1の荒木大虎が全3試合に先発し、防御率1・00。打線は1番姫野翔太が打率4割6分2厘、2番佐々木力仁がチーム最多4打点と引っ張る。
如水館は、3試合連続完投中の木村瑠生が大黒柱として奮闘する。27回で32三振を奪った右の本格派で、チーム打率2割2分5厘の打線をカバーしてきた。
3試合で11犠打飛と手堅い攻撃を見せる新庄打線と、如水館の木村の対戦が焦点となる。新庄は3年連続12度目、如水館は9年ぶり9度目の中国地区大会を目指す。
📝秋季高校野球北信越大会の組み合わせ決定
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3acf46f6e18f10cd83a7934453a6669ece4d425
秋季高校野球北信越地区大会の組み合わせ抽選会が3日、石川県内で行われ、初戦のカードが決まった。開催地の石川県からは県大会上位4校、富山、福井、長野、新潟の4県から上位3校の計16校が出場。12、13、19、20日の4日間の日程で、石川県立野球場など3球場で行う。
北信越地区の来春のセンバツ出場枠は2。決勝進出2校がほぼ当選確実となる。優勝校は、11月に開催される明治神宮野球大会の出場権も得られる。
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✌夏の甲子園8強入りの県立大社高、クラウドファンディングに1306万円…教頭「驚きながら感謝」
https://news.yahoo.co.jp/articles/891dab407df73ad9b9dabf532ba9c061771b2d19
夏の甲子園で8強入りした島根県立大社高が、選手の滞在費などに充てるために実施していたクラウドファンディングが9月30日で終了し、2522人から計1306万3000円が寄せられたことがわかった。
同校は8月19日から、学校や生徒を応援する専用サイト「Yellz」でCFを実施。1週間余りで目標額の1000万円を突破していた。同校は後援会などと相談し、残余金が出た場合は、今後の野球部の活動に役立てる予定という。
黒崎孝治教頭は読売新聞の取材に対し、「これだけたくさんの支援が寄せられ、驚きながら感謝しています」と話した。
☟野球部監督の激しい叱責で高校生が自殺 一転して遺族に見舞金支給へ
https://news.yahoo.co.jp/articles/4f1c356e0a8ba0fb63c2c83284135e9ae494fd92
岡山県立岡山操山高校の2年男子生徒(当時16)が2012年、所属していた野球部の監督による激しい叱責が原因で自殺した問題で、遺族に対する死亡見舞金を不支給とした独立行政法人・日本スポーツ振興センター(JSC、東京)が、不支給決定を取り消し、見舞金2800万円の支給を決めたことが1日、関係者への取材でわかった。
JSCは、学校で子どもがけがを負った時などに医療費や見舞金が支払われる災害共済給付制度を運営している。
男子生徒の自殺をめぐっては、県教委が設置した第三者調査委員会が21年3月、野球部の監督だった教諭からの激しい叱責が原因だったと結論づけていた。
関係者によると、遺族は同委の調査報告書をもとに22年10月、見舞金を支給するよう申請。JSCは23年7月、故意に死亡した場合は支給の対象外とするという、死亡当時の規定を適用して不支給とした。
これに対し、遺族側は同年10月に不服審査請求を行った。給付制度には精神障害などのケースを踏まえ、「自殺行為またはその結果に対する認識のないような場合には、故意とはみなさない」とする例外規定があり、遺族側は精神科医の意見書を提出。意見書は、男子生徒が当時、正常な精神機能を失って突発的な自死に至ったなどと指摘した。
JSCはこれらを考慮し男子生徒の自殺に例外規定を適用。今年9月20日付で支給を決定したという。
男子生徒の父親は「監督のパワハラ・体罰が息子を追い詰め、死に至らせたことをJSCが認めたことは意義深い」と評価。その上で「息子と同様の自死事件で不支給とされた全国の遺族の活動の積み重ねが、支給決定につながった。この件が不適切な不支給の防止につながれば」とコメントした。
JSCは取材に対し「個々の案件についての回答は控えたい」とした。
故意の死亡を対象外とするJSCの規定については、16年4月以降に学校でのいじめや体罰が原因で死亡した場合は対象になると改められている。
📝あまりに不公平、広島カープ「急ブレーキ」の原因はマツダスタジアムの“酷暑”、球界は抜本的対策を
https://news.yahoo.co.jp/articles/d651028d7adfdfd35e3d2b0081d014246389b01d?page=1
今夏、筆者は「今年の夏は、野球観戦に耐えうるのか」を体感するために、各地の球場に出向いた。高校野球の地方大会、甲子園、プロ野球、独立リーグなど、真夏の観客席で観戦しまくった。
7月後半から9月中旬まで、日本中で「熱中症警戒アラート」が鳴り響いた。北海道、エスコンフィールドでの観戦は快適そのものだったが、それ以外の地域での野球観戦は、本当に大変だった。
■ 暑さに慣れた選手たちの限界を超える暑さ
高校野球の都道府県大会が行われる地方球場は、そもそも内野の観客席に屋根やひさしがない施設が多い。観客は直射日光にさらされる。日傘をさすなど自衛をしていたが、2時間の試合時間は耐え難いと感じた。
その点、阪神甲子園球場の一塁側内野席は、朝から日陰ができる。それだけでかなり楽になるが、三塁側の内野席、さらには両サイドのアルプス席、外野席は終日強い陽光にさらされる。これは大変厳しいと感じられた。
猛暑の野球観戦には、凍らせたペットボトルの飲料が必需品だ。飲む以前に、これを首筋の後ろ側、わきの下などに当てて体温を下げるのだ。それでも1試合が終わると氷は解けて、完全に飲み干しているのが常だった。
ただ、筆者は「暑さ」の感覚は、選手と観客では大きく異なることも実感した。猛暑の中でも選手は野球をしている。これは日ごろの「暑熱順化」対策の賜物であろう。軍隊では、重装備で猛暑の中を行軍するような訓練が行われるが、これは兵士を「暑熱順化」するのが目的だ。
同様に野球選手も炎天下で長時間のノックを受けるような練習をする。こうして猛暑の中でもプレーができるように体質改善をするのだ。「試合よりも練習の方がずっと厳しい」とは、野球選手がよく口にする言葉だ。
しかしながら気温35度を超える酷暑になると「暑熱順化」も限界を迎える。甲子園でも、足がつるなど、熱中症の症状を訴える選手がでてきた。エラーも増えた。日本の酷暑は、人間の耐性を超えるレベルになろうとしているのだろう。
■ もはや無視できない野外球場とドーム球場の条件差
プロ野球は7月以降、ナイトゲームが中心となる。特に屋外球場ではデーゲームは観客にとって耐えがたい暑さとなるため、18時からの試合が標準になる。
筆者は今年もプロ野球の公式戦を60試合ほど見たが、最近は夜間でも30度を下回らない熱帯夜が続くようになり、ナイトゲームでも暑さと湿気でそうとうに厳しいと感じた。
その点、ドーム球場は空調が効いている。半屋外の西武本拠地のベルーナ・ドームを除くドーム球場はまことに快適だ。屋外球場との「環境格差」は開きつつあると感じた。
ナイトゲームが基本の屋外球場だが、イベント併催の都合で、午後の時間帯に試合が始まるケースが少数ながらある。
7月21日、神戸市のほっともっとフィールド神戸で行われたオリックス-楽天戦は、試合後に「花火大会」を行うために、午後4時にプレーボールとなった。この日の神戸市の最高気温は33.4度。兵庫県全域に熱中症警戒アラートが発表されていた。
グラウンドには強烈な直射日光が照りつけていたが、この日、プロ入り初先発となったオリックスの佐藤一磨は投球練習からストライクが入らず、1回表に3被安打、1与四球、2回途中50球で降板した。野球どころではない印象だった。
いかに「暑熱順化」していたとしても、昨今の猛暑はそれで乗り切れるような生易しいものではなかった。
今年の猛暑は、単に気温が高いだけではなく、湿度が高かった。さらにその高い最高気温が延々と続いたのが特徴だ。
例年であれば8月も下旬になれば秋風が吹き、最高気温も30度前後となり、過ごしやすい気候になるのだが、今年は一度最高気温が下がって9月6日ころから再び上昇し、西日本を中心に、熱中症警戒アラートが連日、発出されるようになった。
NPBの公式戦は、9月に入ればデーゲームが増えていく。屋外球場でも過ごしやすくなるからだ。しかし今年は9月になっても高温の日が続き「残暑」が「酷暑」になったのだ。
■ 9月になった途端にガクッと調子を落とした広島投手陣
8月中旬まで、巨人、阪神、DeNAと熾烈なペナント争いをしていた広島東洋カープがその後、急失速したのは、この「残酷暑」と関連しているのではないだろうか?
今季の広島、月次のホームゲームの成績と1試合当たりの得失点を見てみよう。
3、4月 5勝4敗2分 2.8得点/2.0失点
5月 8勝6敗1分 3.5得点/2.5失点
6月 7勝2敗 3.3得点/1.6失点
7月 5勝3敗 3.0得点/2.8失点
8月 8勝3敗 3.7得点/2.6失点
9月 5勝11敗 2.8得点/4.8失点
NPBは全般的に「投高打低」だ。広島の1試合当たりの得点も大きいとは言えないが、8月まではそれを下回る失点だった。投手陣は優秀だったのだ。
ロードでは負け越した月もあったが、ホームでの「貯金」で損失補填して上位をキープしてきた。しかし9月は、5勝11敗と大きく負け越し。得失点も大きくマイナスに転じた。失点は5点近くにまで落ちた。この失点を跳ね返すような打力は今の広島にはない。
その結果として9月4日には首位だったのが、28日時点では「借金1」で4位に沈んでいる。
■ 観客にも耐えがたい暑さ
プロ野球チームは、ナイトゲームがあるときは、午後には守備練習、打撃練習をグラウンドで行う。
真夏であっても日中から選手たちは身体を動かす。午後の厳しい日差しの中でも、選手たちはバットを振り、ボールを追いかける。長いシーズン、コンディションを維持するためには、不断の練習が必要なのだ。またこの練習は「暑熱順化」でもあるのだろう。
しかし炎天下での練習は選手の体力を確実に消耗させる。ベテラン選手は打撃練習だけで屋内に下がることも多いし、投手陣は一般的に室内のブルペンで調整する。
ドーム球場では、練習時間も快適に体を動かすことができるし、ベテランでも納得いくまでトレーニングすることができる。
猛暑にさらされながら練習する屋外球場を本拠とするチームの選手と、ドーム球場を本拠とする選手では、疲労度、消耗度に大きな差が出てくるのではないか。
マツダスタジアム内野上段の自由席は18時のプレーボールでも、15時に開場する。この時間帯は相手チームの選手が練習しているが、夏は大変に過酷に見える。この球場はホームベースを西として東西の方向に建てられている。太陽は外野の方向から上って、日中いっぱい球場を照らし続ける。屋根がある一塁側の上段席を除いて、真夏は強烈な日光にさらされる。
このために、場内アナウンスは「熱中症対策」を何度も訴えている。また、球場内にはアイスコーナーが設けられ、体を冷やすための氷が無料で利用できるようになっている。さらに右翼外野にはミストを噴出する「雲海」コーナーもある。暑い季節を「楽しもう」という演出ではあるが、それでも夏の野球観戦は厳しい。
永年、屋外球場でシーズンの半分をプレーしてきた広島の選手はドーム球場を本拠地とする選手より「暑さ対策」はできているはずだが、さすがに今年は例年をはるかに上回る夏の暑さで疲労が蓄積したうえに、「残酷暑」が選手の体力を奪ったのではないか。
■ 試合編成から考え直すべきとき
阪神タイガースは、夏季には本拠地の阪神甲子園球場を高校野球に明け渡してロードゲームの旅に出る。かつて過酷な夏の遠征は「死のロード」と言われたが、今は、オリックス・バファローズの本拠地、京セラドーム大阪を併用しているので、むしろ甲子園より快適に試合ができるようになった。
屋外球場を本拠地とする球団と、ドーム球場の球団とでは、環境による格差が開きつつある印象だ。
さらに言えば屋外球場は雨による中止が避けられない。マツダスタジアムの広島主催試合も6試合が雨で流れた。この試合の代替試合が、日程を厳しくしている。これもドーム球場を本拠地とする球団は経験しない苦労である。
来季の試合編成に当たっては、NPBは、屋外球場を本拠とする球団とドーム球場の球団の試合環境の「格差」に留意すべきだ。さらに異常気象のさらなる進行を想定して、9月以降もナイトゲームを増やすべきだろう。また昨今は、ナイトゲームの試合開始時刻は18時ちょうどが一般的になっているが、日没時間を考えれば18時30分にすることも考えたほうがよい。
さらに、阪神タイガースだけでなく、夏季の屋外球場での試合は、できるだけドーム球場に移行するなど、臨機応変な試合編成を考えるべきときだと思う。
もっと言わせてもらえば、あまり注目されていないが、二軍の公式戦は真夏でもデーゲームが一般的だ。夏以降、暑さに耐えかねて、二軍戦の観客は減少する。こちらもそろそろ考えるべきときが来ている。
選手ももちろんのこと、審判や観客にとっても「真夏の野球」は、過酷で、命の危険さえ考えるような状況になっている。地球温暖化は止まる兆しはない。ならばそれを見越した対策を先手を打って立てていくべきだと思う。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2b5dfc611b16ff9f01d4ccfb9b302c13e17d6e1
2024年の夏、甲子園で旋風を巻き起こした大社高校野球部。その大社ナインは、5日から佐賀県で開かれる国民スポーツ大会に出場します。この夏の熱狂を振り返るとともに、高校最後の戦いにかける思いを取材しました。
2024年の夏、記憶に新しいのが甲子園で巻き起こった「大社旋風」!エースの馬庭投手の気迫あふれるピッチング。しびれる場面で自ら志願した代打、安松選手の「神業バント」。強豪校を次々に撃破してのベスト8進出は、全国を熱狂させました。一方、戦いの裏にはこんなエピソードがありました。
大社高校野球部・石飛文太監督:あすの『キーマン』は、これまで出場していない選手達です。『全員野球』がうちのモットーですので…。
ベスト8進出を決めた翌日。TSKの単独取材に応じた石飛文太監督。ここまで1人で投げ抜いてきた馬庭投手を休ませ、準々決勝は総力戦で臨むことを決意していました。
その言葉通り、翌日の鹿児島・神村学園戦、中盤までマウンドを守ったのは、甲子園初登板の岸投手と山本投手でした。強豪相手に粘りの投球を見せ、エースにマウンドを託しました。
大社高校野球部女子マネージャー:ここまで頑張ってくれてありがとう…。
大社高校野球部・石飛文太監督:ニューヒーローが誕生しました。岸、山本、馬庭。公式戦3人でリレーしたのは初めて。3年生3人で投げ抜いたのは感慨深い。
大社高校野球部・岸恒介投手:まさか(ニューヒーローに)選ばれるとは思っていなかった…。
大社高校野球部・石飛文太監督:みんなが歴史の扉を開いてくれました。お前たちは本当に最高の仲間です。よくやった。
大社が掲げる「全員野球」が結実した夏でした…。あれから約1か月半が経った10月初め、大社高校の室内練習場には、激闘を繰り広げたナインの姿が。高校野球では、一般に夏の大会で3年生が引退を迎えますが、大社は甲子園ベスト8の実績により、5日から佐賀県で始まる、国民スポーツ大会の出場校に選ばれました。秋にも「大社旋風」を起こそうと、最終調整に汗を流します。
その国スポに向け、2日に激励に訪れた人がいました。甲子園のアルプスで、大応援団の演奏をリードしていたプロの音楽家・松尾圭司さんと、同じく大社高校吹奏楽部OBの坂口雄磨さんです。ナインとは約1か月半ぶりの再会です。
プロドラマー・松尾圭司さん:リアルタイムで甲子園球場から皆さんの雄姿を見られて感動したし、(野球の)技術だけでなく、人間力もしっかり磨かれてきたんだと感銘を受けました。
プロトランぺッター・坂口雄磨さん:僕が高校生の時に行きたかった場所ではありましたが、皆さんの力でOBとなって連れて行っていただき、ありがとうございました。4試合も吹かせていただき、感無量でした。
国スポに向けて、演奏でエールを送りました。国スポには、3年生の控え選手も引退せずに帯同します。そのうちの一人、手銭選手は、甲子園後に学校の人気者に。
大社高校野球部・手銭陽太選手:親とかに(SNSで)凄いことになっていると言われて、当たり前のことをしたのに結果的にこうなってうれしい。
早稲田実業戦でエラーした藤原選手をベンチで慰める手銭選手。甲子園から戻ると女子生徒から…。
大社高校野球部・手銭陽太選手:私も肩トントンして下さいって言われてしてあげたら、キャーって言われました。
大社高校野球部・藤原佑選手:あの時は(手銭選手が)「大丈夫だ」と温かい声を掛けてくれて、切り替えることができました。
これも監督が掲げる「全員野球」の一端。国スポに向けてもその思いは変わりません。
大社高校野球部・石飛文太監督:ベンチにいても、スタンドにいても、どこにいても大社高校野球部は一つですので、それを体現したい。佐賀では、また新たなニューヒーローが誕生する予感がしていますので、お楽しみいただければ。
大社高校野球部・藤江龍之介副主将:「神村学園」にリベンジしたい気持ちもありますけど、自分達の最後の戦いなので、全員で優勝目指して頑張ります。
全員野球で巻き起こす「大社旋風」第二章に期待です!
📝盈進―広島商と新庄―如水館、見どころは 中国大会進出懸け準決勝で激突 10月5日の高校野球秋季広島県大会
https://news.yahoo.co.jp/articles/85c55116b1acc6474b7e3c38eeca62d0f6631576
高校野球の秋季広島県大会が大詰めを迎えている。5日は準決勝2試合、最終日の6日は決勝と3位決定戦が、いずれも三次市の電光石火きんさいスタジアム三次である。来春の選抜大会の参考資料となる中国地区大会(25日開幕、島根県立浜山公園野球場ほか)に出場できるのは上位3校。準決勝を展望する。(左が一塁側)
【盈進―広島商(午前10時)】東西伝統校、鍵を握る1番打者
盈進はチーム打率3割3分。1番城田智也が打率6割3分6厘とけん引する。投手陣は全3試合を木原翔、中浜陸の両右腕が継投して勝ち上がってきた。
広島商は全3試合をコールド勝ちしてきた。打線は1番西村銀士を軸にチーム打率は4割7厘。投手陣はエース大宗和響が12回1/3で無四球、防御率0・73と安定する。
両チームの投手陣は、好調な相手打線の1番打者をどう封じるかか鍵となりそうだ。盈進は4年ぶり10度目、広島商は2年ぶり28度目の中国地区大会を懸けて、東西の伝統校がぶつかる。
【新庄―如水館(午後0時半)】新庄打線と如水館エースが対決
新庄は背番号1の荒木大虎が全3試合に先発し、防御率1・00。打線は1番姫野翔太が打率4割6分2厘、2番佐々木力仁がチーム最多4打点と引っ張る。
如水館は、3試合連続完投中の木村瑠生が大黒柱として奮闘する。27回で32三振を奪った右の本格派で、チーム打率2割2分5厘の打線をカバーしてきた。
3試合で11犠打飛と手堅い攻撃を見せる新庄打線と、如水館の木村の対戦が焦点となる。新庄は3年連続12度目、如水館は9年ぶり9度目の中国地区大会を目指す。
📝秋季高校野球北信越大会の組み合わせ決定
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3acf46f6e18f10cd83a7934453a6669ece4d425
秋季高校野球北信越地区大会の組み合わせ抽選会が3日、石川県内で行われ、初戦のカードが決まった。開催地の石川県からは県大会上位4校、富山、福井、長野、新潟の4県から上位3校の計16校が出場。12、13、19、20日の4日間の日程で、石川県立野球場など3球場で行う。
北信越地区の来春のセンバツ出場枠は2。決勝進出2校がほぼ当選確実となる。優勝校は、11月に開催される明治神宮野球大会の出場権も得られる。
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✌夏の甲子園8強入りの県立大社高、クラウドファンディングに1306万円…教頭「驚きながら感謝」
https://news.yahoo.co.jp/articles/891dab407df73ad9b9dabf532ba9c061771b2d19
夏の甲子園で8強入りした島根県立大社高が、選手の滞在費などに充てるために実施していたクラウドファンディングが9月30日で終了し、2522人から計1306万3000円が寄せられたことがわかった。
同校は8月19日から、学校や生徒を応援する専用サイト「Yellz」でCFを実施。1週間余りで目標額の1000万円を突破していた。同校は後援会などと相談し、残余金が出た場合は、今後の野球部の活動に役立てる予定という。
黒崎孝治教頭は読売新聞の取材に対し、「これだけたくさんの支援が寄せられ、驚きながら感謝しています」と話した。
☟野球部監督の激しい叱責で高校生が自殺 一転して遺族に見舞金支給へ
https://news.yahoo.co.jp/articles/4f1c356e0a8ba0fb63c2c83284135e9ae494fd92
岡山県立岡山操山高校の2年男子生徒(当時16)が2012年、所属していた野球部の監督による激しい叱責が原因で自殺した問題で、遺族に対する死亡見舞金を不支給とした独立行政法人・日本スポーツ振興センター(JSC、東京)が、不支給決定を取り消し、見舞金2800万円の支給を決めたことが1日、関係者への取材でわかった。
JSCは、学校で子どもがけがを負った時などに医療費や見舞金が支払われる災害共済給付制度を運営している。
男子生徒の自殺をめぐっては、県教委が設置した第三者調査委員会が21年3月、野球部の監督だった教諭からの激しい叱責が原因だったと結論づけていた。
関係者によると、遺族は同委の調査報告書をもとに22年10月、見舞金を支給するよう申請。JSCは23年7月、故意に死亡した場合は支給の対象外とするという、死亡当時の規定を適用して不支給とした。
これに対し、遺族側は同年10月に不服審査請求を行った。給付制度には精神障害などのケースを踏まえ、「自殺行為またはその結果に対する認識のないような場合には、故意とはみなさない」とする例外規定があり、遺族側は精神科医の意見書を提出。意見書は、男子生徒が当時、正常な精神機能を失って突発的な自死に至ったなどと指摘した。
JSCはこれらを考慮し男子生徒の自殺に例外規定を適用。今年9月20日付で支給を決定したという。
男子生徒の父親は「監督のパワハラ・体罰が息子を追い詰め、死に至らせたことをJSCが認めたことは意義深い」と評価。その上で「息子と同様の自死事件で不支給とされた全国の遺族の活動の積み重ねが、支給決定につながった。この件が不適切な不支給の防止につながれば」とコメントした。
JSCは取材に対し「個々の案件についての回答は控えたい」とした。
故意の死亡を対象外とするJSCの規定については、16年4月以降に学校でのいじめや体罰が原因で死亡した場合は対象になると改められている。
📝あまりに不公平、広島カープ「急ブレーキ」の原因はマツダスタジアムの“酷暑”、球界は抜本的対策を
https://news.yahoo.co.jp/articles/d651028d7adfdfd35e3d2b0081d014246389b01d?page=1
今夏、筆者は「今年の夏は、野球観戦に耐えうるのか」を体感するために、各地の球場に出向いた。高校野球の地方大会、甲子園、プロ野球、独立リーグなど、真夏の観客席で観戦しまくった。
7月後半から9月中旬まで、日本中で「熱中症警戒アラート」が鳴り響いた。北海道、エスコンフィールドでの観戦は快適そのものだったが、それ以外の地域での野球観戦は、本当に大変だった。
■ 暑さに慣れた選手たちの限界を超える暑さ
高校野球の都道府県大会が行われる地方球場は、そもそも内野の観客席に屋根やひさしがない施設が多い。観客は直射日光にさらされる。日傘をさすなど自衛をしていたが、2時間の試合時間は耐え難いと感じた。
その点、阪神甲子園球場の一塁側内野席は、朝から日陰ができる。それだけでかなり楽になるが、三塁側の内野席、さらには両サイドのアルプス席、外野席は終日強い陽光にさらされる。これは大変厳しいと感じられた。
猛暑の野球観戦には、凍らせたペットボトルの飲料が必需品だ。飲む以前に、これを首筋の後ろ側、わきの下などに当てて体温を下げるのだ。それでも1試合が終わると氷は解けて、完全に飲み干しているのが常だった。
ただ、筆者は「暑さ」の感覚は、選手と観客では大きく異なることも実感した。猛暑の中でも選手は野球をしている。これは日ごろの「暑熱順化」対策の賜物であろう。軍隊では、重装備で猛暑の中を行軍するような訓練が行われるが、これは兵士を「暑熱順化」するのが目的だ。
同様に野球選手も炎天下で長時間のノックを受けるような練習をする。こうして猛暑の中でもプレーができるように体質改善をするのだ。「試合よりも練習の方がずっと厳しい」とは、野球選手がよく口にする言葉だ。
しかしながら気温35度を超える酷暑になると「暑熱順化」も限界を迎える。甲子園でも、足がつるなど、熱中症の症状を訴える選手がでてきた。エラーも増えた。日本の酷暑は、人間の耐性を超えるレベルになろうとしているのだろう。
■ もはや無視できない野外球場とドーム球場の条件差
プロ野球は7月以降、ナイトゲームが中心となる。特に屋外球場ではデーゲームは観客にとって耐えがたい暑さとなるため、18時からの試合が標準になる。
筆者は今年もプロ野球の公式戦を60試合ほど見たが、最近は夜間でも30度を下回らない熱帯夜が続くようになり、ナイトゲームでも暑さと湿気でそうとうに厳しいと感じた。
その点、ドーム球場は空調が効いている。半屋外の西武本拠地のベルーナ・ドームを除くドーム球場はまことに快適だ。屋外球場との「環境格差」は開きつつあると感じた。
ナイトゲームが基本の屋外球場だが、イベント併催の都合で、午後の時間帯に試合が始まるケースが少数ながらある。
7月21日、神戸市のほっともっとフィールド神戸で行われたオリックス-楽天戦は、試合後に「花火大会」を行うために、午後4時にプレーボールとなった。この日の神戸市の最高気温は33.4度。兵庫県全域に熱中症警戒アラートが発表されていた。
グラウンドには強烈な直射日光が照りつけていたが、この日、プロ入り初先発となったオリックスの佐藤一磨は投球練習からストライクが入らず、1回表に3被安打、1与四球、2回途中50球で降板した。野球どころではない印象だった。
いかに「暑熱順化」していたとしても、昨今の猛暑はそれで乗り切れるような生易しいものではなかった。
今年の猛暑は、単に気温が高いだけではなく、湿度が高かった。さらにその高い最高気温が延々と続いたのが特徴だ。
例年であれば8月も下旬になれば秋風が吹き、最高気温も30度前後となり、過ごしやすい気候になるのだが、今年は一度最高気温が下がって9月6日ころから再び上昇し、西日本を中心に、熱中症警戒アラートが連日、発出されるようになった。
NPBの公式戦は、9月に入ればデーゲームが増えていく。屋外球場でも過ごしやすくなるからだ。しかし今年は9月になっても高温の日が続き「残暑」が「酷暑」になったのだ。
■ 9月になった途端にガクッと調子を落とした広島投手陣
8月中旬まで、巨人、阪神、DeNAと熾烈なペナント争いをしていた広島東洋カープがその後、急失速したのは、この「残酷暑」と関連しているのではないだろうか?
今季の広島、月次のホームゲームの成績と1試合当たりの得失点を見てみよう。
3、4月 5勝4敗2分 2.8得点/2.0失点
5月 8勝6敗1分 3.5得点/2.5失点
6月 7勝2敗 3.3得点/1.6失点
7月 5勝3敗 3.0得点/2.8失点
8月 8勝3敗 3.7得点/2.6失点
9月 5勝11敗 2.8得点/4.8失点
NPBは全般的に「投高打低」だ。広島の1試合当たりの得点も大きいとは言えないが、8月まではそれを下回る失点だった。投手陣は優秀だったのだ。
ロードでは負け越した月もあったが、ホームでの「貯金」で損失補填して上位をキープしてきた。しかし9月は、5勝11敗と大きく負け越し。得失点も大きくマイナスに転じた。失点は5点近くにまで落ちた。この失点を跳ね返すような打力は今の広島にはない。
その結果として9月4日には首位だったのが、28日時点では「借金1」で4位に沈んでいる。
■ 観客にも耐えがたい暑さ
プロ野球チームは、ナイトゲームがあるときは、午後には守備練習、打撃練習をグラウンドで行う。
真夏であっても日中から選手たちは身体を動かす。午後の厳しい日差しの中でも、選手たちはバットを振り、ボールを追いかける。長いシーズン、コンディションを維持するためには、不断の練習が必要なのだ。またこの練習は「暑熱順化」でもあるのだろう。
しかし炎天下での練習は選手の体力を確実に消耗させる。ベテラン選手は打撃練習だけで屋内に下がることも多いし、投手陣は一般的に室内のブルペンで調整する。
ドーム球場では、練習時間も快適に体を動かすことができるし、ベテランでも納得いくまでトレーニングすることができる。
猛暑にさらされながら練習する屋外球場を本拠とするチームの選手と、ドーム球場を本拠とする選手では、疲労度、消耗度に大きな差が出てくるのではないか。
マツダスタジアム内野上段の自由席は18時のプレーボールでも、15時に開場する。この時間帯は相手チームの選手が練習しているが、夏は大変に過酷に見える。この球場はホームベースを西として東西の方向に建てられている。太陽は外野の方向から上って、日中いっぱい球場を照らし続ける。屋根がある一塁側の上段席を除いて、真夏は強烈な日光にさらされる。
このために、場内アナウンスは「熱中症対策」を何度も訴えている。また、球場内にはアイスコーナーが設けられ、体を冷やすための氷が無料で利用できるようになっている。さらに右翼外野にはミストを噴出する「雲海」コーナーもある。暑い季節を「楽しもう」という演出ではあるが、それでも夏の野球観戦は厳しい。
永年、屋外球場でシーズンの半分をプレーしてきた広島の選手はドーム球場を本拠地とする選手より「暑さ対策」はできているはずだが、さすがに今年は例年をはるかに上回る夏の暑さで疲労が蓄積したうえに、「残酷暑」が選手の体力を奪ったのではないか。
■ 試合編成から考え直すべきとき
阪神タイガースは、夏季には本拠地の阪神甲子園球場を高校野球に明け渡してロードゲームの旅に出る。かつて過酷な夏の遠征は「死のロード」と言われたが、今は、オリックス・バファローズの本拠地、京セラドーム大阪を併用しているので、むしろ甲子園より快適に試合ができるようになった。
屋外球場を本拠地とする球団と、ドーム球場の球団とでは、環境による格差が開きつつある印象だ。
さらに言えば屋外球場は雨による中止が避けられない。マツダスタジアムの広島主催試合も6試合が雨で流れた。この試合の代替試合が、日程を厳しくしている。これもドーム球場を本拠地とする球団は経験しない苦労である。
来季の試合編成に当たっては、NPBは、屋外球場を本拠とする球団とドーム球場の球団の試合環境の「格差」に留意すべきだ。さらに異常気象のさらなる進行を想定して、9月以降もナイトゲームを増やすべきだろう。また昨今は、ナイトゲームの試合開始時刻は18時ちょうどが一般的になっているが、日没時間を考えれば18時30分にすることも考えたほうがよい。
さらに、阪神タイガースだけでなく、夏季の屋外球場での試合は、できるだけドーム球場に移行するなど、臨機応変な試合編成を考えるべきときだと思う。
もっと言わせてもらえば、あまり注目されていないが、二軍の公式戦は真夏でもデーゲームが一般的だ。夏以降、暑さに耐えかねて、二軍戦の観客は減少する。こちらもそろそろ考えるべきときが来ている。
選手ももちろんのこと、審判や観客にとっても「真夏の野球」は、過酷で、命の危険さえ考えるような状況になっている。地球温暖化は止まる兆しはない。ならばそれを見越した対策を先手を打って立てていくべきだと思う。