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10/15 秋季北信越大会準々決勝第2試合 福井県フェニックス球場 敦賀(福井④)-星稜(石川①) 15:50~17:08 16:28点灯 4回表から

第4話 屈辱の5回コールドゲームからの農道45分徒歩で県営へ・・・史上初はしごナイター観戦

    一二三四五六七八九十計HE
敦  賀00000     024 長谷川、加藤-雄島
星  稜02008x     10130 道本-能美

        第一試合  
        敦賀気比11
        帝京長岡5

 第1試合がまさかの延長3時間ゲームとなったので、第2試合は15時50分開始予定という・・・。
普通に天気さえよければもう終わっていた頃と思うのだが、、、、、なかなか福井が僕を帰らせてくれない!!

もっと気になるのは福井県営でうまくいけば歩いて戻ればまだ試合をしているかもしれないという期待もあった。
まだサンダーバードが福井まで走っているので2時間あれば大阪まで帰れるし!

できれば18時くらいまで粘ってナイター観戦と行きたいところだが、今年の星稜もめちゃくちゃ強い!松商学園も何とかかろうじてコールドを免れたのだが、今日の相手は日本文理ではなくなんと敦賀高校だった・・・・・。

前日、2-1で金星を挙げたようだが、連戦となるとピッチャーはしんどくなるしマグレは2度続かないと思っていたがそれにしても内容が悪すぎた・・・・・。
星稜は今日も太鼓1つとチアガールの応援だったが、敦賀は地元にもかかわらず太鼓をたたくだけの単調な応援で・・・日本文理だったら部員が非常に多いので口ラッパもそれなりに形になっていると思ったが。

場外を見るときれいなWの虹が出ており、星稜のノック時に降った雨が功を奏したのかもしれない。
3塁側スタンドからは早くも福井県営球場が点灯している様子が見え、その方向に歩けば間違いないという指標にはなる。

僕が目視したのは15時48分に県営の点灯は見えたが、フェニックスは点灯してくれない・・・。なんとか9回まで試合をして2時間ペースだったらめったに行けないフェニックスの貴重なナイターが観れるかもと。

1回表敦賀はアッサリ三者凡退。星稜の1年生・道本は連投となるが、簡単には打たせてくれない。
その裏いきなり敦賀の長谷川投手が先頭打者の2球目に頭部デッドボール・・・。プロ野球ならば即、危険球退場となるシーン。しかし、すぐに気持ちを切り替えて2番・中谷三振。3番・萩原の初球にパスボールで進塁を許すもショートゴロさらには三塁盗塁失敗で無失点に切り抜け、ロースコアの接戦で凌いでナイター点灯に期待したが。。。。。

2回も敦賀打線は打てる気配もなく三者凡退。最悪ノーヒットノーランも脳裏をよぎる中、その裏先頭打者に四球を与えバントヒットで無死1・2塁の大ピンチ。。。6番・能美は相次いでバントファールで追い込まれたが、強打に切り替えてライト前の微妙な当たりをダイビングキャッチを試みた背番号8の谷口がこれをはじくエラーで無死満塁。前日同様序盤で一気に畳みかけられると心配していたが、7番・中島幹がチェンジアップに三振。しかし、8番・中島海が初球センター犠飛で先制。ここで抑えてくれたら御の字だったが、9番・道本投手にフルカウントからライト前タイムリーヒットで2点目。さらに1番・吉田も左中間へ打球を飛ばすもレフトの守備範囲内で2点に収まったが防戦一方となった。

こうなると道本投手の投球が一段と冴えて3回パーフェクトピッチング。その裏1死から3・4番の連打で1・2塁と星稜は毎回得点圏に走者を置きプレッシャーをかけまくり、5番・浜田のカウント2-2の場面で山下監督の息子さんはエンドランを仕掛けるもショートライナーゲッツー!!

時刻は16時28分でまだ日没までは充分間があるのだが、ファンサービスの一環だろうか?下側1/3だけ点灯してくれてフェニックスでおそらく最初で最後となるであろうナイター観戦が実現した!!
これで目的を果たしたので、最悪ここがコールドでも県営まで45分かけて歩けばナイターはしご観戦もできるかなという色気が!!

レフト石田はともかくライト塚田は第1試合3塁塁審を務めていたので、しばらく休息をとる間はあったもののまたグラウンドに駆り出された格好だ。

2点を追う敦賀は11人目の打者となる2番でエースの長谷川が自らライト前ヒットを放ちノーヒットノーランを阻止!
吉長監督は打順関係なしに送りバントのサインを出して1発で決め2死2塁。4番・林のバットに託したがあえなく空振り三振。。。
しかし、長谷川投手は自らヒットを打ったことで気をよくしたのか?その裏の守りで3連続外野フライに抑えこのまま9回まで行けるかも?!という色気が出てきた。

しかし5回表に2死から7番・谷口がヒットを放ったのが敦賀高校最後の歓喜だった。しつこくエンドランをかけるものの三振で振り切られ悪夢の5回裏に突入。
まだこの時点で2点差だったのでまさかこの回でサイレンが鳴り響き5回終了のグラウンド整備が見れないとは夢にも思っていなかった・・・・・。

先頭の道本投手に内野安打を許したのが崩壊の始まりで、1番・吉田はサードゴロ2塁封殺だったもののこれが最後のアウトだった。。。
2番・中谷にエンドランを決められさらにライトのエラーも絡んで1塁走者が長躯ホームインして気持ちが一気に切れたのか???
3番・4番の連打にことごとくエラーも絡んで5-0。ようやく敦賀ベンチからタイムが取られたがすでに2回使っていたのでもうこれ以上は取れない・・・。
エースと心中するつもりで長谷川投手に任せるも星稜打線は勢い止まらず6連打で8-0とされなおも1死1塁とコールドがかなり現実味を増したところでようやく2番手・須藤がマウンドへ。
せめて7回までやって欲しかったが、須藤も連打を浴び9-0とされなおも1死1・3塁で1番・吉田を迎えて吉長監督は申告敬遠を選択。背水の陣を敷いたものの最後はまさかの押し出し四球で5回一気に8失点して0-10のサヨナラコールドゲームで1時間18分で試合が終わってしまった!!

結局、星稜がこの後北信越と神宮を制して強さを見せつけた格好となったが、仮に前日の試合で日本文理が勝っていればここまでの大差にはならなかったのでは?と。

もう日没が近づきつつあり、急いでスコア集計して農道を歩かなければならない。
福井県営のナイター照明を目印に懐中電灯片手に45分歩けば汗だくになりつつも希望の光カクテル光線に包まれる福井県営球場のゲートをくぐれば、、、、、5回終了のグラウンド整備をノンビリしているところだった。

前日はブラスバンドが駆け付けた北陸高校だったがこの日は太鼓1つだけの応援とグレードダウン。。
かなり空席が目立っていたので最前列の真ん中に陣取り6回から観戦。
林監督は最前列で福井商の北野監督よろしくしゃがみこんで戦況を見つけ続けそれに井黒投手が応えて1-0のまま膠着状態が動かず19時05分試合終了。
約1時間県営ナイターを堪能して人生最初でおそらく最後の「ナイターはしご観戦」が幕を下ろしかなり恵みの雨に感謝して大急ぎでバス停に移動し、福井駅へ向かった・・・。

サンダーバードで大満足して帰っていったが、雨のドラマはこれだけではなかった。約2週間後の中国大会倉敷で突然の雷雲が倉敷市営球場を襲い13時11分点灯され2時間26分の長い中断そして翌日は11時から2試合ではなく10時から3試合という設定に、、、それは次回の講釈で。

⚾今日の投手陣
チーム名 選手名 投球回 打者 投球数 安打 犠打 犠飛 四球 死球 三振 失点 自責
敦  賀 長谷川  4 1/3 26  82 11  0  1  1  1  2  9  6
敦  賀 加 藤    0/3  4  17  2  0  0  2  0  0  1  1

星  稜 道 本  5    17  51  2  1  0  0  0   5  0  0

                     (完)

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