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✌思わぬ“大社効果” 甲子園ベスト8の余波続く パッケージに「大社」商品売り上げ倍増 「大社高校は近いのですか」聖地巡礼も クラファンは1週間で1千万円達成の反響
https://news.yahoo.co.jp/articles/4609d37b5e085edd57d0287e985b425c6094bc8c

大社高校の甲子園ベスト8入り(8月17日)から約2週間。島根県出雲市大社町では「大社」と名が付く商品の売れ行きが伸びるなど、聖地でのナインの活躍を追い風にした「大社効果」が生まれている。同校には全国から支援が集まっており、学校関係者は喜びの声を上げる。

神門通り沿いに店を構える古民家カフェ「大社珈琲」では、店内に販売している持ち帰り用のコーヒー豆やドリップコーヒーの売れ行きが好調だ。通常1日当たり計30個ほどの売れ行きが、ベスト8入りした17日以降、2倍に伸びる日もあったという。

自身も大社高校出身というオーナーの坂根めぐみさん(46)は、出雲大社周辺で「出雲」や「ご縁」の名が付く商品は多いが、「大社」の名を冠した商品はあまり見かけないといい、「パッケージに『大社』が入っているから、お土産で買って帰るのでは。思わぬ追い風だ」と喜んだ。

近隣の店舗でも「ベスト8おめでとうございます」「よかったですね」といった声をかけられることが多い。神門通り観光案内所では「大社高校は近いのですか」と尋ねられるようになったといい、スタッフの原久美子さん(44)は「これまで聞かれたことはなかった。甲子園で頑張られた姿を見て、関心を持ったのだろう」と話す。

大社高校にも支援が集まっている。「甲子園応援プロジェクト」と題して、同校では勝ち進むにつれ多額になった選手の遠征費などの費用を募るクラウドファンディングを、準々決勝(対神村学園戦)のあった19日に募集開始した。

黒崎孝治教頭は「経験もなく、最初は未知数だった」というが、約1週間後の26日には目標額の1千万円を達成し、31日午後5時現在、2348人から約1201万円が寄せられた。黒崎教頭は「反響の大きさに驚いている。たくさんの支援に感謝したい」と話した。

クラウドファンディングは9月30日まで募集する。

☟なぜ高校球児は「不祥事を起こす」のか…ある野球部で起きた実際のトラブルに、校長は《驚きの行動》に出た
https://news.yahoo.co.jp/articles/e11104456a51efe990d676782c06c36b3ed66950

不都合を隠すために退学させる

盗撮、窃盗、飲酒、喫煙。なぜ、高校球児たちは安易に不祥事を起こしてしまうのか。その大きな要因となっている、指導者たちを委縮させる変わり果てた教育現場の今を詳らかにする。

高校野球の指導歴が長いベテランの教諭は、以前と今の現場の違いを歯がゆさそうに、こう説明する。

「昔はなにか問題を起こした生徒でも、厳しく指導して更生させていたんですが、今の学校はその発覚を恐れて、すぐに退学処分にして切り捨ててしまう。

先日、定時制の軟式野球の全国大会があったのですが、その中に数人、甲子園に出ていた生徒がいたんです。すべてがそうではないかもしれませんが、なにかしら問題を起こして学校に残れず退学、転校したのでしょう」

指導者に対しても、ことなかれ主義は押しつけられている。

「体罰を容認するような人はもういませんが、強い言葉を使ったり、励ます目的で体を軽く叩くくらいのことはある。しかし、生徒はなにも気にしていないのに、父兄やときには部外者が学校に体罰だと訴えたりする。それで処分を課されてしまう指導者も少なくない。

ある神奈川の伝統校の監督のケースは一部の不満分子の生徒が体罰を訴えた。しかし実際にはそうした指導はなく、ほかの生徒たちも再三、校長に実際のところを説明させてほしいと願い出るも、問題を早く収めたい校長は会って話を聞くことすらしないまま、監督に無理やり認めさせようとした」(スポーツライター)

身に覚えがない監督は当然、首を縦に振らない。すると、校長は驚きの行動に出たという。

野球部が特別なわけではない

「実際とは違う報告書を教育委員会に上げ、監督が処分されました。その生徒たちや父兄は半年にもわたって、監督を戻してほしいと訴え続け、教育委員会にもかけあったそうですが、いずれもまともに取り合ってすらもらえなかった。

しかも、その高校は監督が代わったあと、すぐに部員の盗撮やいじめ、相次ぐ窃盗が起こり、保護者会を開く事態に。信じられないことですが、監督、部長は会に姿を見せず、部に携わる若い教諭に丸投げ。学校も『警察にお任せしています。このことは口外しないでください』と隠ぺいに走ったそうです。

それはもちろん神奈川に限ったことでなく、どこでも一緒。こうした環境下では厳しく指導することなどできません。いつ自分に火の粉が飛んでくるかわからないわけですから」(同前)

現在、巨人で活躍する坂本勇人は光星学院高校(現八戸学院光星)時代、一時帰省から学校に戻る際、髪を茶髪にし、耳にピアスをしてきたものの、当時の金澤成奉監督(現明秀日立監督)が愛情を持って厳しく時間をかけて指導したのは有名な話だ。

だが、今だったら問題児として、そこで見限られてしまったかもしれない。

「今の教育現場では素行に問題のある生徒は取れなくなる。スポーツを通じて更生させるなんてできない時代になった。一方で、盗撮や窃盗を思いつきのように犯してしまう生徒が後を絶たない。

もちろんそれは野球部だからではありません。ほかの生徒も同じような過ちをしている。高校という教育現場そのものがおかしくなっていることが背景にあるんです」(前出・教諭)

ルール、制度の的を射た改革が急務であることは言うまでもないが、教育現場の見直しも同じように急がれなくてはならないのが現状だ。
2024/08/31(土) 22時21分40秒 No.1350 編集 削除