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宏鈴法師(管理人) MAIL URL

お知らせ

編集済
⚾今日の熱闘甲子園試合結果(2回戦)
6日目第1試合 広陵(広島)-熊本工(熊本) 8:02~10:21
          一二三四五六七八九十計HE
      広  陵000000200 263
      熊 本 工000010000 161

6日目第2試合 東海大相模(神奈川)-富山商(富山) 10:59~13:36
          一二三四五六七八九十計HE
      東海相模100001011 4121
      富 山 商000000000 043

6日目第3試合 鳥取城北(鳥取)-明徳義塾(高知) 14:12~16:25
          一二三四五六七八九十計HE
      鳥取城北000000000 050
      明徳義塾11003110X 7100

6日目第4試合 北陸(福井)-関東一(東東京) 17:02~19:24 18:35点灯 6回表から
          一二三四五六七八九十計HE
      北  陸100000000 181
      関 東 一00211201X 7131

⚾明日の熱闘甲子園組み合わせ(7日目 2回戦)
    08:00~ 長野 日大-青森 山田
    10:35~  石 橋 -聖和 学園
  ☆ 13:10~ 霞 ヶ 浦-智弁和歌山
    15:45~ 花 巻 東-滋賀 学園

☟打球を追った後、足がつった? 富山商の外野手交代 夏の甲子園
https://news.yahoo.co.jp/articles/8fec903828ee7354c6ebed3d327b61f72514f061

第106回全国高校野球選手権大会は12日、第2試合で東海大相模(神奈川)と対戦した富山商の左翼手、新井丈弐偉選手(3年)が試合中に足をつったような仕草を見せて交代した。

六回1死一塁で、東海大相模の和田勇騎選手(3年)が左中間に放った打球を追いかけた後、足を引きずる仕草を見せた。そのまま引き揚げ、水分補給をした後に治療のためベンチに下がった。そのまま交代となり、左翼には河村徳剛選手(3年)が入った。

👣鳥取城北・大林監督「継投が遅かった」 初戦突破ならず
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c9d7e03391377836bbc6f5593235c5de2af6779

鳥取城北が明徳義塾(高知)に0―7で敗れ、12年ぶりの初戦突破はならなかった。鳥取城北の大林仁監督の試合後の主なコメントは次の通り。

残念な結果になったが、生徒は最後まで諦めずに鳥取大会からやっていたことをやってくれた。四死球からの失点だったり、バントがしっかり決められなかったりといったところから、明徳義塾との差が開いたと思う。

<試合の流れを左右したイニングは>

一、二回の失点で浮足立ってしまった部分があると思う。

<エース鈴木欧音投手が五回途中から登板した。継投のタイミングは>

本当は(先発の田中勇飛投手が)もう少し投げてほしかったが、(代えるのが)遅かったと思う。

<明徳義塾が手ごわいと感じた部分は>

スリーバントもしっかり決めていたし、得点圏に走者が進んだときの集中力はしっかり鍛えられていると感じた。

(今年の鳥取城北の3年生は)本当に野球をしっかりやる子たちで、野球以外のところでも模範になるような生徒だった。2年生は、今以上のチームを作っていってほしい。

🎤明徳義塾・馬淵監督が采配ズバリ大勝も「あの得点差で盗塁したら怒られるでしょ」
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd7b82f7659754efd5b2ad9e718cf9c850237125

第106回全国高校野球選手権大会の第6日(12日)第3試合は2年ぶり23度目出場の明徳義塾(高知)が6年ぶり6度目出場の鳥取城北に7―0と完勝し、初戦突破を決めた。

大舞台で左腕が躍動した。先発した池崎安侍朗(2年)は初回からテンポのいい投球を披露。打たせて取る投球で併殺打を3つ奪うなど、走者を背負っても動じなかった。

わずか95球で9回を5安打完封。初の甲子園でマダックス(100球未満での完封)を達成した。馬淵監督は「(池崎は)本当に夏に強い。自分でも言うとる」と夏男として太鼓判を押した。

指揮官は試合を振り返りつつ「もう途中、点差に助けられてね。向こうも打ってくるしかないじゃないですか。併殺打3つは大きいですよ。3つ取って負けたらおかしいですよ。逆に3つ取られたらちょっと苦しいですよね。桂馬が3つあったら負けないって言うやん、昔から」と〝馬淵節〟を全開させた。

5点リードした6回一死一塁の場面ではバスターエンドランを敢行。結果的に二塁打となり好機を広げ、その後、適時内野安打でさらに追加点を奪った。見事に作戦がハマった采配を「あの得点差で盗塁したら怒られるでしょ。WBCやったら7点差で盗塁したら石投げられるで。(盗塁の)サインは出せんし、だったらとバスターエンドランやっただけや」と名将なりの持論を展開した。

👣北陸・林監督、五回に3人をつぎ込む“マシンガン継投”も裏目「継投ミス。自分のミスです」
https://news.yahoo.co.jp/articles/6e1ed86e43e0cc215d3593d8cf7dfee5b0d8942d

「全国高校野球選手権・2回戦、関東第一7-1北陸」(12日、甲子園球場)

2年連続出場の北陸(福井)は逆転負けで、1992年以来、32年ぶりの甲子園での勝利を逃した。
林監督は開口一番、「継投ミスです」と肩を落とした。

初回に3安打を集中して鮮やかに先制。しかし、福井大会の5試合全てで先発してきた井黒が三回に逆転を許すと、四回には3点目を失った。五回からセンターを守っていた左腕の鳴海を“左打者対策”でマウンドに送ったが、2本の安打で1死一、二塁のピンチを招くと、右下手投げの竹田煌にスイッチ。ところが、四球で1死満塁と傷口を広げてしまい、たまらず背番号「1」で兄の竹田海を投入した。

この“マシンガン継投”も実らずに暴投で4点目を失った。

林監督は「リードしている状態で竹田(海)につなげたいという気持ちが強すぎて、自分のミスです」と唇をかんだ。

☟高校野球“7回制”の賛否割れた…金足農から大阪桐蔭まで“監督ポツリ”意外な本音「9回制より守りたいのは…」「部員減の高校チャンス」揺れる現場
https://news.yahoo.co.jp/articles/e186676d17c22b89fd15ccf798068e4505c32eae

高校球界が揺れている。発端は8月2日、日本高校野球連盟の記者会見。甲子園、地方大会を含めて「高校野球の7イニング制導入」を検討していることが明かされたのだ。高校野球の根幹が変わりうるニュースを、甲子園に出場する監督たちはどう受け止めたのか。「予感はあった」「さみしい…」「一番いい対策なのかも」。抽選会が行われた8月4日、7人の監督たちに直撃した。

意外だった。質問することができた監督は7人だから、これが高校野球の現場の総意とは言い切れない。だが、「7イニング制が検討されている」ニュースについて見解を尋ねると、賛否ありながらも一様に冷静だったからである。

西谷監督「スポーツの本質が変わる」
 
高校野球の「暑さ」と「選手の疲労」。次なる対策を考えるとすれば、3つの案が浮かぶ。開催場所を変えるか、開催時期をずらすか、あるいは「9回から7回制」に変えることで“選手の日照時間”を減らすか。

「そういう時期が来るだろう、という予感はあった」

言葉を選びながら、迷う心境を率直に吐露したのは花咲徳栄の岩井隆監督(54歳)である。2017年に夏の甲子園を制し、昨夏はすでに7回制が導入されているU-18で、日本代表のヘッドコーチを務めた。

「私が生まれてから今まで、野球は9回だと。そういうものとして育ってきたから。U-18でも経験しましたけど、これまで3回、3回、3回でそれぞれ序盤、中盤、終盤と言われたきた野球で、終盤が事実上消える。相手投手に球数を放らせて後半勝負、という野球はなくなるでしょう。その意味では、7回となると違和感はありますよ」

岩井と同い年の大阪桐蔭・西谷浩一監督も同調する。

「スポーツの本質が変わるので。前半、ポンっていったら(複数点が取られたら)、そのまま試合が終わってしまう気がしますね。これまでずっと(給水タイムやクーリングタイムなどで)努力してきたので。他の部分で変えられるんじゃないか、そんなに急いで変えなくても……と思います。2イニングくらい、できるんじゃないかなと」

今年で106回大会を迎える夏の甲子園はすべて9回制で行われてきた。その意味ではゲームの根幹が変わるといっていいだろう。

岩井監督が明かす“7回制のメリット”
 
一方で、7回制を否定しきれないメリットもある。再び岩井の発言。

「現実問題として、全国の高校で部員の少なさに悩む指導者も多い。今では9人集めるのだけでも難しいと。甲子園に出るようなチームは人が集まるからいいんですけど、実際ね……」

岩井が語っているのは、少子化に伴う高校野球二極化への危機感だ。2020年から高校野球では、ピッチャーの疲労を軽減するために、投手1人につき1週間で500球以内という球数制限が導入されている。これにより全国の高校は、絶対エースに依存せずに、複数の好投手を育てることが急務になった。

「部員の人数的に、複数のピッチャーを持てないチームもあるんですよ。今年はひとり優れたピッチャーがいて甲子園を目指せる……というチームなのに、最後まで投げられないという状況が生まれてしまう。現実的に高校野球全体を考えれば、7回制にいい面もある」

絶対に変えないでほしい…「開催地は甲子園」の声
 
開催場所、開催時期、9回制。最も変えないでほしいものを聞くと、即答だった。

「(場所が)甲子園から変わるっていうのはありえないと思います。球場の形、土の匂い、浜風……あそこだけ、地場が違うんじゃないかと感じるくらい。世界遺産と同じです。僕はそう思っているので」

栃木代表の進学校、石橋の福田博之監督(58歳)も同じ意見だ。加えてその言葉には、夏の甲子園「初出場」という実感がこもっていた。

「可能であれば9回がいいです。高校野球の本来の姿なのかなと思うので。でも、どれを一番守ってほしいかと聞かれれば、甲子園でやることです。あそこでやりたいっていうのが選手や我々の希望です」

長崎は創成館の稙田龍生監督(60歳)も、熊本工の田島圭介監督(43歳)も同意見だった。甲子園開催は変えないでほしい、と。とはいえ監督の世代によっても違うのではないか。今大会の出場校、最年少監督の宮崎商・橋口光朗監督(36歳)に尋ねる。「(同年代の)森大さんとかいればいいんですけど」と、同じく青年監督として知られる浦和学院の監督の名前を出しながら、消え入るような声で本音を漏らす。

「7回制はさみしいです。8、9回って終盤の粘りがあるので。ただ、暑さを毎年経験しているのも、疲労問題を考えているのも高野連だと思います。だから決まったら従うしかない。でもやっぱり、さみしいです」

「7回制が一番いいんじゃないですかね」
 
そんな橋口も「甲子園開催」は変わってほしくないという。では時期はどうか。

「3年生は進路があるから。やっぱり後ろ倒しも難しいですよね。そう考えると……」

一息ついて、迷いを断ち切るように続けた。「7回制が一番いいんじゃないですかね」

金足農の監督「ドームしかないでしょう」
 
現状のまま9回制がいいけれど致し方ない部分もある。迷いながらも受け入れる監督が多かった中で、異彩を放っていたのは金足農・中泉一豊監督(51歳)だ。「この気候はね……。甲子園、暑いですから」。朴訥とした語り口で話し始める。

「選手の健康あってのことだとは思うんですよ、高校野球は。もちろん、9回が7回になれば、1試合で選手に打席が2回しか回ってこないケースもありえる。そういう点もあるんですけど、どこかで何かを変えないといけないことは間違いない。場所を変える、は僕はできないと思う。時期も、春にセンバツがあって前は難しいし、後ろは進路がある。そう考えると、ドームしかないと思うんですよ。本心から。(2028年の完成に向けて内野席の一部が屋根で覆われる工事を指して)甲子園球場も変化してきてるわけですよね。ならばいっそ、屋根がついてもおかしくない。その流れで、場所はそのままドームにするしかないでしょう」

甲子園開催を続けるためならば――。熊本工の田島監督はこうも語った。

「正直、7回制の野球はまったく想像がつかないんです。でも低反発バットもそうですが、選手たちの対応能力は驚くほど早い。最終的には“選手ファースト”がすべてです」

迫りくる変化と諦念の間で、監督たちの本音が交錯していた。

💢甲子園7回制に猛反対…大阪桐蔭・西谷浩一監督がじっくり語る“決定的な理由”…早稲田実業の監督も困惑「新ルール決まるスピードが速い」
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef47a296e84a6ed09af2f2b13212459ad25f4e00?page=1

噂されていた高校野球の「7回制」の導入がとうとう現実味を帯びてきた。

日本高等学校野球連盟は8月2日、理事会を開き、7回制の導入を検討する「高校野球7イニング制に関するワーキンググループ」を設置したと発表した。

この日はちょうど、第106回全国高等学校野球選手権大会出場校の甲子園練習があったこともあり、名物監督らのコメントが報じられたが、球数制限やタイブレークの時とは違って、ネガティブな意見=反対の意見が目立つ印象を抱いたのは筆者だけだろうか。

西谷監督がじっくり明かした「7回制反対の真意」
 
その筆頭格は、常勝軍団・大阪桐蔭を率いる西谷浩一監督だ。

「私個人としては、9イニングやってもらいたい」

そう、はっきり口にしていた。高野連に属する全国の学校の指導者は、軽々にその指針に反するような発言はできないものだ。本人に自覚はなくとも、歴代最多となる69勝を聖地であげている西谷監督は「現場の声」の代表として声をあげたようにすら思えた。

4日の組み合わせ抽選会後に改めて話を聞いた――。

「一生懸命に野球をやっている子どもたちに対して、イニングを減らすことは、現場の監督として言わせていただくなら避けてもらいたい。9イニングなら、スタメンの全選手が最低3打席は立つことができる。2回しか立てない選手がいるとなると、ちょっと少ないのかなと思う。しっかり9イニングやらせてもらいたいなというのは個人的な意見としてあります」

「サッカーやラグビーは出ずっぱり。野球は…」
 
日本高野連は近年、夏の暑さ対策や投手の投球障害予防を目的とする改革を相次いで実施してきた。たとえば、夏の甲子園は準々決勝、準決勝、決勝のそれぞれ前日に休養日が用意され、雨による順延がなければ17日間に渡るスケジュールに(記念大会を除く)。2021年春からは「1週間に500球以内」という球数制限が適用され、2018年春に延長13回から導入されたタイブレークも、昨年春には10回からとなった。また昨夏には5回終了時に10分間のクーリングタイムも実施され、今年も継続が決まった。さらに、今大会より開幕から3日間は強い陽射しの時間帯を避けた2部制も試験的に導入されている。

ベンチ入りメンバーの数も草創期の14人から15人、16人と増えていき、03年に18人、そして昨年からは地方大会と同じ20人になった。

酷暑の中で行われる夏の甲子園は何かと批判の対象となりがちだが、かように高校球児に対する配慮や対策は実施されてきた。

「日程(スケジュール)も含め、いろんなことをしていただいている。他の競技の状況は私も勉強不足ですが、たとえばサッカーやラグビーはずっと(炎天下で行われるゲームに)出ずっぱりですよね。その点、野球はベンチで休憩する時間もありますし、クーリングタイムも考えてもらっていますよね。(大阪桐蔭の)他の部活動の先生の話を聞く限り、野球はすごく考えていただいていると思います」

「日程は十分に配慮していただいている」
 
7回制だと「野球の本質が変わってくる気がする」と西谷監督は言う。

「そこ(イニング数)はいじらずに、他の部分で対策を練ればいいんじゃないか、と思いますね。DH制の導入もその候補でしょうし、ベンチ入りメンバーの数を増やすことも一案でしょうし。日程に関しては、十分に配慮していただいているような気がします」

2021年に球数制限が導入されたとはいえ、現状のスケジュールは、よほど雨などによる順延が続いて日程が詰まらない限り、球数制限に抵触することがないほど緩和されている。たとえばサッカーのインターハイは、8日間しか大会期間が用意されず、1回戦から登場する学校が決勝に進出した場合、6試合を戦うという強行軍だ。球児の健康を守る暑さ対策、疲労対策は既に十分過ぎるほど施されているのではないだろうか。これ以上、対策が不十分だという声があがるのなら、屋根のない球場で全国大会を開催することは不可能だろう。

早稲田実・和泉監督「新ルール決まるスピードがとにかく早い」
 
昨年は神奈川の慶應が107年ぶりの全国制覇を遂げたが、今年の夏は第1回大会から出場する東京の名門が登場する。清宮幸太郎が1年生だった2015年以来、9年ぶりとなる西東京代表の早稲田実だ。

「浦島太郎状態です」そう笑ったのは和泉実監督だ。06年には斎藤佑樹を擁し、駒大苫小牧との決勝は延長15回を戦って引き分け再試合となり、翌日、優勝旗を手にした。9年前には球数制限もなければ、タイブレークもなかった。コロナ禍を経て、出場校に課せられる細かいルールも増えている。

「斎藤の頃が大昔に感じられるぐらい、高校野球が大きく変わりましたよね。新しいルールが決まっていくスピードがとにかく早い印象がある。遠からずそうした7回制の時代が訪れるのかなとは思いますが、今年のうちなんかはどちらかというと8回、9回で試合をひっくり返して勝ち上がってきた。それが7回までとなると、うちは今回、甲子園には来られなかった。意外と先行逃げ切りの試合って少ないんですよ……当然、戦い方は変わってきますよね」

7回制で戦い方…どう変わる?
 
タイブレーク導入や新基準バットの導入とはまた違う意味で野球が変わる。和泉監督も、西谷監督同様に3回打席に立てる選手と、最悪2回しか立てない選手がいることに違和感を抱いている様子だ。

「たとえば完全試合をやられた場合、7回制だと3番打者で試合が終わる。4番以下の選手は2回しか打席に立てないことになりますよね。現代では145キロ以上の投手を複数抱える学校も多いじゃないですか。7回を球の速い投手3人がかりでこられたら、手が出ないんじゃねえかなって思いますね」

つまり私立と公立の格差が広がるということだろうか。

「私立だって大変な学校はいっぱいありますよ……」

大阪桐蔭などの強豪校が、思いがけず公立校の変則左腕に苦戦を強いられるようなケースはある。日本一を常に目標に掲げるような学校であれば150キロを打ち返す練習はいくらでもしていても、軟投派の変則投手を打ち崩す練習はなかなか取り組めない。それゆえの苦戦だろうが、万が一、そうした投手に“はまった”場合、7イニングでは攻略が難しいケースも出てくるかもしれない。

「私立と公立の差は広がる」
 
京都国際の小牧憲継監督にそんな話題をぶつけると、次の反応が返ってきた。

「1度のミス(失点)で取り返しがつかなくなることはあるかもしれません。ただ、基本は7回制の導入によって私立と公立の差は広がるんじゃないかなと思いますね。やっぱり、選手をたくさん抱えているところの方が安定して戦えると思います」

小学生の野球は基本的に7回制だ。中学生の硬式野球となると、公式戦で7回制の試合を一日に2試合こなすことも頻繁にある(その場合は、投手の球数制限やイニングの制限がある)。

「それやのに高校野球が7回でいいのか、ってなりますよね。時間を短縮するのが目的であれば……これはせっかく甲子園に出場した球児にとってはかわいそうなことかもしれませんが、コールドを採用する方が得策ではないでしょうか」

U-18野球W杯などで7回制が導入されているのは、10日間で9試合をこなさなければならないからだ。それよりも日程が長く、最大でも6試合となる夏の甲子園で、7回制の導入を急ぐ必要などあるのだろうか。

優先すべきは改革案に対する現場の声に耳を傾けることだ。
2024/08/12(月) 22時12分57秒 No.1323 編集 削除