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⚾今日の熱闘甲子園試合結果(1回戦)
3日目第1試合 鶴岡東(山形)-東海大甲府(山梨) 8:02~10:10
一二三四五六七八九十計HE
鶴 岡 東000110000 281
東海甲府30001010X 5121
3日目第2試合 八幡商(滋賀)-高崎健康福祉大高崎(群馬) 13:32~15:44
一二三四五六七八九十計HE
八 幡 商000000001 140
健大高崎01006000X 7132
3日目第3試合 立命館宇治(京都)-有明(熊本) 16:15~18:28 18:01点灯 8回裏から
一二三四五六七八九十計HE
有 明000000204 661
立命宇治001002000 383
3日目第4試合 立正大淞南(島根)-長崎日大(長崎) 18:58~21:30
一二三四五六七八九十計HE
長崎日大030003324 15183
立正淞南000001000 143
⚾明日の熱闘甲子園組み合わせ(4日目 1回戦)
08:00~ 遊 学 館-青森 山田
13:30~ 白樺 学園-東日大昌平
16:00~ 日本 文理-大 分 商
☆ 18:30~ 英 明 -関 東 一
💢【8月21日】和歌山-姫路 試合時間変更のお知らせ
https://kandok.jp/archives/10808/
8月21日に予定されております下記公式戦につきまして、試合時間の変更がありましたのでお知らせいたします。
【開催日】8月21 日(金)
【時間】17:00試合開始予定
【対戦カード】和歌山ウェイブス-姫路イーグレッターズ
【球場】紀三井寺公園野球場
【変更前】17:00試合開始予定
【変更後】16:00試合開始予定
☝プロより遅い…第4試合終了は午後9時30分 最も遅いZOZOマリンより10分遅れ
https://news.yahoo.co.jp/articles/45a63bd946e74927179ff3936677c625955d19b3
<全国高校野球選手権:長崎日大15-1立正大淞南>◇7日◇1回戦◇甲子園
16年ぶり10度目出場の長崎日大が3年ぶり4度目出場の立正大淞南(島根)に大勝し16年ぶりの白星を挙げた。長崎県勢は19年から7大会連続の初戦突破となる。
185センチの大型右腕、古賀友樹投手(3年)がセンバツの屈辱を晴らした。長身からの角度ある直球と落差の大きいカーブで5回まで無安打に抑え7三振を奪った。6回に初安打を許し1点を失って降板したが勝利投手になった。
午後6時58分開始の試合は、午後9時30分に終了。プロ野球では最も遅かったロッテ-オリックスが行われたZOZOマリンが午後9時20分終了で、高校野球の方が10分遅くなった。
✌PL・中村順司元監督の孫の佐野日大・中村盛汰主将が初戦勝利に「辛かったし大変だった」
https://news.yahoo.co.jp/articles/c066ebd9d512e5bce124d1311e72ce2f842454b9
◇第108回全国高校野球選手権第2日 佐野日大1―0聖隷クリストファー(2026年8月6日 甲子園)
PL学園(大阪)で春夏6度の優勝に導いた中村順司元監督の孫で、佐野日大(栃木)の中村盛汰主将(3年)が初戦突破に胸をなで下ろした。
「9番・一塁」で出場し4打数無安打。聖隷クリストファーの左腕・高部陸(3年)の印象に「スピードも伸びも切れも、本当に全部素晴らしかった」と脱帽した。
祖父が残して来た功績について問われると「今日の1勝、本当に僕も辛かったし大変だったんですけど、それを何回もこう、勝ち続けてきたっていうのは非常に偉大な存在なのかなと思います」と話した。
👣1点に泣いた聖隷クリストファー 痛恨失策の中堅手・鈴木は号泣「台無しにしてしまった」エース高部は「自分の球がいかなかった」
https://news.yahoo.co.jp/articles/36e242a1a82827b1f60d68343707dbf84ac9bea4
聖隷クリストファーは完封負けで、2年連続の初戦突破はならなかった。
痛恨の失点は七回だった。エース高部が力投していたが、2死から三ゴロ失策と安打で一、二塁のピンチ。ここで8番・高橋の一打はセンターに上がったが、打球は風にも流され、中堅手・鈴木が落球。二塁走者が生還し、決勝点となった。打線も援護できず、1点に泣いた。
不慣れなナイターでの試合で、勝敗の明暗を分けたワンプレー。鈴木は「貴重な体験をさせてもらってるのに自分が最後チームを台無しにしてしまったので、その責任も背負ってこれからも過ごしていきたい。今日のことは忘れてはいけないと思う。すぐに切り替えて明るい顔はできないですけど、チームのみんなに迷惑をかけたのでまずは謝りたい」と涙が止まらず。今後については「夢はあまり決まってないけど、人のためになるような仕事に就きたい」と語った。
高部は9回1失点10奪三振の力投だったが、自責0で敗退。「粘り切れなかった。粘って粘ってやってきたけど、最後は自分が思ったような球がいかなかった」。仲間を思い、敗戦の責任を背負った。
📣三重高、応援団に一時〝消滅〟の危機 稲葉君中心に5人、甲子園向け気合
https://news.yahoo.co.jp/articles/c59962b8099b535fa8670cf0dcf1a4c76fda7463
センバツ直前は卒業生1人だけ
「応援団をなくしてはいけない」――。三重県松阪市久保町の私立三重高校応援部(服部太輔顧問、5人)の伝統を受け継ぐ3年の稲葉絆人君=大津町=らが、同校 野球部が挑む〝夏の甲子園〟での応援に向けて練習に励んでいる。
稲葉君の入部のきっかけは、一人の先輩の存在だった。
この春卒業した皇學館大1年の奥谷将大さん(18)。今年3月にあった第98回選抜高校野球大会まで、同部を一人で支えてきた。部の存続が危ぶまれる中、センバツの壮行会や試合などで、指先まで意識し、全身を使った応援を続けていた。その姿に憧れた稲葉君は、センバツ前の壮行会で呼び懸けられた「部員募集」を受け、「こんなにかっこいい部活をなくすわけにはいかない」と、同級生の西尾真太郎君=駅部田町=と共に入部した。
それまで所属していたのはワンダーフォーゲル部。日本アルプスを踏破するなどして培った体力を武器に、応援部という全く違う世界に飛び込んだ。いきなりセンバツで応援に加わると、選手や観客から伝わる熱気に魅了された。「応援って、こんなに楽しいんだ」
その後、同じく3年の大津拓音君=和屋町=と小川大樹君=駅部田町=の2人と、1年の林沙妃さん=伊勢市=も入部した。
稲葉君は現在、リーダーとして部員をまとめ、OB会(伊藤潤一会長、5人)や奥谷さんらの指導も仰ぎながら、「2拍」と呼ばれる基本動作や発声練習を重ねる。今夏の三重大会では気持ちを乗せて応援し、優勝を後押しした。次の舞台は夏の甲子園だ。
稲葉君は「三重高ナインが甲子園に向けて情熱の〝まき〟をくべるように、われわれもさらに熱を注ぎたい。校訓の『真剣味』で戦う選手たちのプレーに、われわれの『真剣味』で応えたい。一緒に甲子園を沸かせたい」と気合を入れる。
憧れから始まった挑戦は、伝統をつなぐ役割へと変わった。稲葉君は仲間とともに、三重高ナインへの応援を甲子園のスタンドに響かせる。
☟《夏の甲子園》「意識もうろうでも頑張れ」酷暑の高校野球、変わったこと/変わらないこと
https://news.yahoo.co.jp/articles/cfb8aa9ebd94ac9599827571202b8d29b4af6164
プロも倒れる暑さの中、高校生が戦っている。
「7月22日、さいたま市で行われたロッテ対オリックスの2軍戦は、選手2人が熱中症とみられる体調不良を訴え、4回途中でノーゲームに。試合開始時の気温は36・7度だったそうです」(スポーツ紙記者、以下同)
プロという“大人”ですら試合が成立しない。それが今の日本の酷暑。
熱中症なのに…「頑張ってほしかった」
「3日後の25日、高校野球東東京大会準決勝・二松学舎大附属と帝京の試合が神宮球場で行われました。2年生ながらメジャーからも注目される帝京の目代龍之介外野手が、6回の守備から熱中症のような症状で途中交代し、試合後に救急搬送されました」
この日の東京は熱中症警戒アラート発表下、最高気温は36度の見込みだった。帝京の金田優哉監督は試合後、一部スポーツ紙に次のように語っている。
《(目代選手は)完全に意識がもうろうとしてました。最後の記憶はないと思います。一度ベンチ裏に下げたが、自分の意思で戻ってきた。体力的な部分なのか、大一番でこういう展開になってしまって、本人も悔しいと思う》
実はこのコメント、配信から10数分で一部が削除されている。
「当初、最後の一文は《本人も悔しいと思うけど、今日頑張ってほしかった》というものでした。削除はされましたが、本当にこのように話していたとしたら、生徒を預かる監督として、熱中症の危険性への認識が甘すぎるのではないかと感じます」(前出・スポーツ紙記者、以下同)
夏の気温が上がり続けるなか、今と昔で甲子園大会は何が変わったのか。そして変わっていないのか。
「開会式は夕方4時、開幕試合は5時30分から。最も暑い時間帯を避ける『2部制』は導入初年の'24年が3日間、今年は計10日間に拡大されました。過去3年で熱中症の疑いや足のつりが起きたのは第2試合が42件と突出。その時間帯を外す狙いです。'23年に導入された、5回終了後に水分補給と身体の冷却ができるクーリングタイム、サーモグラフィーでの体温測定、シャーベット状のスポーツドリンク『アイススラリー』の提供も行います」
しかし、真夏・屋外(屋根なし)・9イニング・連戦は変わらず、昔のまま。
「考えるべきは、2部制も夕方開幕も、適用されるのは甲子園大会だけ。目代選手が倒れたのは地方大会。全国約3400校が戦う地方大会は、日程も球場も各都道府県高野連の裁量で、対策の水準はバラバラ。倒れるリスクに最も長くさらされているのは、甲子園にたどり着けなかった大多数の高校球児たちです」
白球を追う球児たちの汗は感動を呼ぶ。しかし、彼らを取り巻く環境やルール、現場の大人たちの意識がもっと変わらなければ、尊い汗だと美化ばかりはしていられない。
📝宮崎代表が甲子園で勝つには? 監督へのアンケートから見えた共通項
https://news.yahoo.co.jp/articles/eab9030fdedcc1834cffa147aad1f9608a3148cc
各チームの力を底上げして宮崎の高校野球の魅力を高め、裾野を広げていく――。その将来像は、現在の宮崎県高校野球連盟理事長の餅原裕士さん(53)も共有している。実現には何が課題で、どのような取り組みを考えているのだろうか。
この連載の前に、朝日新聞宮崎総局は今夏の宮崎大会に参加する47校の部長、監督にアンケートで「宮崎代表が甲子園で勝てなくなった理由」(複数回答可)を尋ねた。回答した45校の8割弱に当たる34校が選択肢の中から「各チームの実力が伯仲し、有力選手が分散するから」を選んだ。
餅原さんは「宮崎で野球をしている中学生たちは、ある年の有力な先輩たちが集まって強くなった高校があると、試合に出るチャンスを求めて別の高校に進学する傾向があると聞く」と話す。
一方で、それが多くのチームに甲子園出場の機会が巡ることにもつながっているとも指摘する。この状況を踏まえて、甲子園で勝利するにはどうしたらいいのか。「やはり県全体のレベルを底上げしていくのが良い」と餅原さんは語る。
底上げを担うのが県高野連の強化委員会だ。餅原さんは委員長に宮崎商の監督、副委員長に日南学園の監督を据えた。2人とも甲子園での指揮経験が複数回あり、毎年のようにチームを宮崎大会の優勝候補へと育てている。「県内で結果を出している両監督が宮崎のために何を考えてくれるのかなと、期待しています」
アンケートでは「中学の有力選手の県外流出」を選んだ回答も7割弱の31校にのぼった。
県高野連は、県内の中学校軟式野球部や硬式野球チームとの関係を深め、高校と中学の指導者同士が交流する場や、中学生に高校の指導者がアドバイスする実技講習会を設けていくという。
狙いは中学生が高校野球に触れる機会を公平につくること。県外に有力選手が出ていく流れを変えるきっかけになるのではと考えている。
今夏の宮崎大会では、出場チームに使わなくなった野球用具の提供を呼びかけている。県内の少年野球チームなどに寄贈する予定だ。提供を受けた子どもたちが、やがて高校で野球をする。そんな循環につなげたいと試みる。こうした取り組みに加え、甲子園で宮崎代表が活躍して、その姿に憧れてもらうことが何よりも野球の裾野を広げるのではないかという。
全国でも強いチームが宮崎に生まれ、活躍が全体の底上げにつながって次世代の球児たちを生み出していく。そんな未来へ一歩を踏み出すために「今夏の甲子園でまずは1勝を」。餅原さんをはじめとした県内の高校野球関係者たちは強く願っている。
📝「甲子園で勝てなくても素晴らしい」 県高野連の元幹部が語った真意
https://news.yahoo.co.jp/articles/e85eae4251ecce7e4ba6ed09c871a88979d39eeb
「甲子園で勝てなくても、私は宮崎県の高校野球は素晴らしいと思っています」。今春まで宮崎県高校野球連盟の理事長だった児玉正剛さん(60)は退任のあいさつでそう話した。その言葉を聞いて、宮崎代表が甲子園で勝つ術を追ってきた私は少し混乱した。どういうことなのだろう。
言葉の真意を児玉さんに尋ねた。まず宮崎の高校野球の素晴らしさとして挙げたのが、多くのチームに甲子園出場のチャンスがあるということ。昨夏の宮崎大会で宮崎商が61年ぶりに連覇するまでは、毎年代表チームが入れ替わっていた。
「他県には、2、3の強豪が甲子園出場の多くを占めているところがある。全国から有望選手を集めて勝ち続けているチームもある。果たしてそれが、高校野球本来の姿なのかなと思うんです」
今夏の宮崎大会では参加47校のうち6割近くの27校に甲子園出場経験がある。児玉さん自身も2012年春、監督をしていた県立宮崎西高が選抜大会に出場した。
宮崎西高は県内随一の進学校だ。2年生までは平日3時間、土曜4時間、日曜6時間の「さんしろう」、3年生は平日4時間、土曜6時間、日曜8時間の「ヨーロッパ」の自習が当たり前とされ、選手たちは「素振りをするなら机にも向かえ」と勉学に追われた。
グラウンドも右翼フェンスまで60メートル余りと手狭で、優れた選手ばかりではない。「肩が弱くて、最初は送球が届かない内野手もいた。なぜ、このチームで甲子園に行けたのか、今でも不思議です」と振り返る。
それでも、エースは球速に劣る分をスローカーブと制球で補う投球術を身につけ、野手陣も派手さはないが堅実な守備を磨いた。11年秋の県大会で準優勝し、九州大会でも1勝を挙げて選抜大会出場に結び付けた。圧倒的な力を持ったチームが存在しない分、普通の公立高でも鍛え上げれば本気で甲子園を狙える。その環境こそが宮崎の高校野球の良さだと、児玉さんは言う。
全国での勝ちにこだわらないわけではない。「野球を通じて人をつくる。野球を学びながら人として大切なことを学んでいく。その中で勝つということはすごく大事です」。勝利することで、努力や過程が間違っていなかったと自信につながるからだ。
高校時代にライバル校の同級生だった野球解説者の坂口裕之さんは「児玉さんが県高野連の理事長の時、誰よりも宮崎代表に勝って欲しいと願っていた」と明かす。
ただ、有望な選手が集中した特定のチームが甲子園で勝ちを重ねる姿を宮崎の高校野球の理想とは考えない。「いまはドングリの背比べかも知れないが、各チームがもっと力をつけて切磋琢磨し、高校野球の魅力を高めて部員数も増えていく」。そんな未来像を描いている。
📝酷暑回避の代償…甲子園「朝夕2部制」で浮かぶ〝ナイター格差〟
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6969962ac83ed3b2c20b0c329098bd15a03dad2
真夏の聖地は、暑さだけでなく「夜」にも勝てなければ生き残れない舞台へと変わった。第108回全国高校野球選手権大会が5日、甲子園で開幕。前日4日には開会式のリハーサルも昨夏に続き当日に合わせて熱中症対策として午後4時から行われ、出場49校がグラウンドに集結し、夕暮れの聖地を行進した。
日本高野連は酷暑を避けるため、2024年大会から試合を朝と夕方に分ける2部制を導入。今大会は2部制と同様の時間帯で開催する日を昨夏の6日間から10日間に拡大した。第3~8日は午前8時から1試合を行った後に観客を入れ替え、午後1時半から3試合。最終試合は午後6時半に始まる。
ただ、炎天下を避ける安全策が、新たな難題も生んでいる。午後1時半はなお厳しい暑さが予想される一方、ナイターでは照明下の打球や投球の見え方が昼間とは異なる。「これで十分なのか」という議論が消えない中、対応できる環境にも学校間で差がある。
第6日(10日)の第4試合で天理(奈良)と対戦する福山(広島)は、春夏通じて初出場。選手の一人はナイター対策について「やっていないですね…」と焦りを隠せなかった。
一方、第7日(11日)の第1試合で敦賀気比(福井)と対戦する横手(秋田)は、学校から車で約10分のグリーンスタジアムよこてで夜間練習を実施した。本番は午前8時開始ながら、選手は「ノックを受けたり、打席に立ったりして、光の見え方は把握できました。夜にやるのはかなり新鮮でした」と説明。朝夕で条件が大きく変わる2部制も見据え、経験できる環境を最大限に活用した。第7日の第4試合で三重とぶつかる松商学園(長野)も、隣県・山梨の高校との練習試合でナイターを経験。「本当にありがたかったです」と〝隣県の縁〟に感謝した。
5回終了後のクーリングタイムなど対策は進む。それでも安全を守るための大会改革が、準備環境の違いという新たな格差を浮かび上がらせた。変貌する甲子園への適応力もまた、勝敗を左右する時代に突入している。
🎤2026年夏の甲子園 監督突撃インタビュー
聖隷クリストファーのプロ注目左腕は「大学進学」揺るがず…田中監督が明かした親子の事情
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/391324
田中公隆(聖隷クリストファー/静岡/52歳)
きょう6日に佐野日大(栃木)と対戦する聖隷クリストファー(静岡)の田中公隆監督は大阪出身の情報科教諭。母校・大阪桐蔭の西谷浩一監督の下で10年間コーチを務めた後、福井工大福井で8年間、コーチと監督を歴任。2021年から聖隷で上村敏正前監督(現校長)を副部長として支え、今春から指揮を執ると、就任約4カ月で2年連続の甲子園出場を果たした。聖隷の監督に就任した経緯やプロ注目左腕・高部陸の進路、浜松商(静岡)を春夏7度甲子園に導いた上村前監督からチームを託された重圧などについて聞いた。
──大阪桐蔭を離れ、福井へ移った経緯は。
「たまたまご縁があったからです。大学時代(福井工大)を過ごしたなじみのある土地ですし。妻も福井出身なので、新天地で頑張ろうと決めました」
──ご自身は大阪桐蔭OB。ゆくゆくは自分で指揮を執りたいという気持ちはありましたか。
「それはなかったですね。はい」
──聖隷に来た経緯は?ご家族も静岡へ?
「福井を退職することが決まっていた時に、上村先生から声をかけていただきました。後継者として呼ばれたわけではなく、私が困っている時に拾っていただいた、という感じです。家族は福井に残してきました。なかなか帰れず、年に1回会えるかどうか」
──西谷監督、上村前監督から学んだことは。
「それぞれたくさんありますが、共通しているのは、生徒をしっかり観察して指導することです。いろいろな生徒がいる中で、一人一人の特色をつかみ、その子に合った指導を、とことん粘り強く続ける。そこは、やはりすごいと思います」
──ところで、エース高部はプロから注目されていますが、進学の意思は変わりませんか。
生徒たちも「上村先生に恩返しをしたい」と常々口に
「本人も親御さんも、聖隷を選んだ時から大学進学を目標にしていて、そこでしっかり経験を積みたいという考えでした。今もその気持ちは変わらないようです。本人がそう考えているのなら、特に口を出したり、ましてやプロ入りを勧めることはありません」
──「高部は○○大学への進学」などの情報が、公表前からネットにも出回っている。この状況に思うところは。
「まだ決まっているわけでも、合格をいただいているわけでもありません。これからです」
──その高部を軸に、昨年は春、夏、秋の県大会を制しました。上村前監督は「高部がいる間に渡したかった」と話しています。今春、上村前監督の後を継ぎ、「勝って当然」という重圧はありませんでしたか。
「重圧というより、まず監督が代わることで生徒たちが混乱すると思いました。そこを極力なくし、今まで通り進められるよう、しっかりやっていかないといけないという思いでした。『高部がいる間に』ということより、上村先生がチームを後進に譲るのは、かなりの決断だったはずです。その思いに応えないといけない。生徒たちも『上村先生に恩返しをしたい』と常々口にしていたので、簡単に負けさせるわけにはいかないという気持ちはありました。ただ、必ず結果を出してくれるだろうと信じていたので、私自身が特別に何かを背負っているという感覚ではありませんでした」
──県大会優勝時は涙を流しました。
「今まで野球で涙が出ることはなかったのですが、私を拾ってくれた上村先生に『おめでとう』と声をかけていただき、つい、こらえきれなくなってしまった。安堵や達成感というより、本当に、純粋に、その言葉が何よりもうれしかったんです」
3日目第1試合 鶴岡東(山形)-東海大甲府(山梨) 8:02~10:10
一二三四五六七八九十計HE
鶴 岡 東000110000 281
東海甲府30001010X 5121
3日目第2試合 八幡商(滋賀)-高崎健康福祉大高崎(群馬) 13:32~15:44
一二三四五六七八九十計HE
八 幡 商000000001 140
健大高崎01006000X 7132
3日目第3試合 立命館宇治(京都)-有明(熊本) 16:15~18:28 18:01点灯 8回裏から
一二三四五六七八九十計HE
有 明000000204 661
立命宇治001002000 383
3日目第4試合 立正大淞南(島根)-長崎日大(長崎) 18:58~21:30
一二三四五六七八九十計HE
長崎日大030003324 15183
立正淞南000001000 143
⚾明日の熱闘甲子園組み合わせ(4日目 1回戦)
08:00~ 遊 学 館-青森 山田
13:30~ 白樺 学園-東日大昌平
16:00~ 日本 文理-大 分 商
☆ 18:30~ 英 明 -関 東 一
💢【8月21日】和歌山-姫路 試合時間変更のお知らせ
https://kandok.jp/archives/10808/
8月21日に予定されております下記公式戦につきまして、試合時間の変更がありましたのでお知らせいたします。
【開催日】8月21 日(金)
【時間】17:00試合開始予定
【対戦カード】和歌山ウェイブス-姫路イーグレッターズ
【球場】紀三井寺公園野球場
【変更前】17:00試合開始予定
【変更後】16:00試合開始予定
☝プロより遅い…第4試合終了は午後9時30分 最も遅いZOZOマリンより10分遅れ
https://news.yahoo.co.jp/articles/45a63bd946e74927179ff3936677c625955d19b3
<全国高校野球選手権:長崎日大15-1立正大淞南>◇7日◇1回戦◇甲子園
16年ぶり10度目出場の長崎日大が3年ぶり4度目出場の立正大淞南(島根)に大勝し16年ぶりの白星を挙げた。長崎県勢は19年から7大会連続の初戦突破となる。
185センチの大型右腕、古賀友樹投手(3年)がセンバツの屈辱を晴らした。長身からの角度ある直球と落差の大きいカーブで5回まで無安打に抑え7三振を奪った。6回に初安打を許し1点を失って降板したが勝利投手になった。
午後6時58分開始の試合は、午後9時30分に終了。プロ野球では最も遅かったロッテ-オリックスが行われたZOZOマリンが午後9時20分終了で、高校野球の方が10分遅くなった。
✌PL・中村順司元監督の孫の佐野日大・中村盛汰主将が初戦勝利に「辛かったし大変だった」
https://news.yahoo.co.jp/articles/c066ebd9d512e5bce124d1311e72ce2f842454b9
◇第108回全国高校野球選手権第2日 佐野日大1―0聖隷クリストファー(2026年8月6日 甲子園)
PL学園(大阪)で春夏6度の優勝に導いた中村順司元監督の孫で、佐野日大(栃木)の中村盛汰主将(3年)が初戦突破に胸をなで下ろした。
「9番・一塁」で出場し4打数無安打。聖隷クリストファーの左腕・高部陸(3年)の印象に「スピードも伸びも切れも、本当に全部素晴らしかった」と脱帽した。
祖父が残して来た功績について問われると「今日の1勝、本当に僕も辛かったし大変だったんですけど、それを何回もこう、勝ち続けてきたっていうのは非常に偉大な存在なのかなと思います」と話した。
👣1点に泣いた聖隷クリストファー 痛恨失策の中堅手・鈴木は号泣「台無しにしてしまった」エース高部は「自分の球がいかなかった」
https://news.yahoo.co.jp/articles/36e242a1a82827b1f60d68343707dbf84ac9bea4
聖隷クリストファーは完封負けで、2年連続の初戦突破はならなかった。
痛恨の失点は七回だった。エース高部が力投していたが、2死から三ゴロ失策と安打で一、二塁のピンチ。ここで8番・高橋の一打はセンターに上がったが、打球は風にも流され、中堅手・鈴木が落球。二塁走者が生還し、決勝点となった。打線も援護できず、1点に泣いた。
不慣れなナイターでの試合で、勝敗の明暗を分けたワンプレー。鈴木は「貴重な体験をさせてもらってるのに自分が最後チームを台無しにしてしまったので、その責任も背負ってこれからも過ごしていきたい。今日のことは忘れてはいけないと思う。すぐに切り替えて明るい顔はできないですけど、チームのみんなに迷惑をかけたのでまずは謝りたい」と涙が止まらず。今後については「夢はあまり決まってないけど、人のためになるような仕事に就きたい」と語った。
高部は9回1失点10奪三振の力投だったが、自責0で敗退。「粘り切れなかった。粘って粘ってやってきたけど、最後は自分が思ったような球がいかなかった」。仲間を思い、敗戦の責任を背負った。
📣三重高、応援団に一時〝消滅〟の危機 稲葉君中心に5人、甲子園向け気合
https://news.yahoo.co.jp/articles/c59962b8099b535fa8670cf0dcf1a4c76fda7463
センバツ直前は卒業生1人だけ
「応援団をなくしてはいけない」――。三重県松阪市久保町の私立三重高校応援部(服部太輔顧問、5人)の伝統を受け継ぐ3年の稲葉絆人君=大津町=らが、同校 野球部が挑む〝夏の甲子園〟での応援に向けて練習に励んでいる。
稲葉君の入部のきっかけは、一人の先輩の存在だった。
この春卒業した皇學館大1年の奥谷将大さん(18)。今年3月にあった第98回選抜高校野球大会まで、同部を一人で支えてきた。部の存続が危ぶまれる中、センバツの壮行会や試合などで、指先まで意識し、全身を使った応援を続けていた。その姿に憧れた稲葉君は、センバツ前の壮行会で呼び懸けられた「部員募集」を受け、「こんなにかっこいい部活をなくすわけにはいかない」と、同級生の西尾真太郎君=駅部田町=と共に入部した。
それまで所属していたのはワンダーフォーゲル部。日本アルプスを踏破するなどして培った体力を武器に、応援部という全く違う世界に飛び込んだ。いきなりセンバツで応援に加わると、選手や観客から伝わる熱気に魅了された。「応援って、こんなに楽しいんだ」
その後、同じく3年の大津拓音君=和屋町=と小川大樹君=駅部田町=の2人と、1年の林沙妃さん=伊勢市=も入部した。
稲葉君は現在、リーダーとして部員をまとめ、OB会(伊藤潤一会長、5人)や奥谷さんらの指導も仰ぎながら、「2拍」と呼ばれる基本動作や発声練習を重ねる。今夏の三重大会では気持ちを乗せて応援し、優勝を後押しした。次の舞台は夏の甲子園だ。
稲葉君は「三重高ナインが甲子園に向けて情熱の〝まき〟をくべるように、われわれもさらに熱を注ぎたい。校訓の『真剣味』で戦う選手たちのプレーに、われわれの『真剣味』で応えたい。一緒に甲子園を沸かせたい」と気合を入れる。
憧れから始まった挑戦は、伝統をつなぐ役割へと変わった。稲葉君は仲間とともに、三重高ナインへの応援を甲子園のスタンドに響かせる。
☟《夏の甲子園》「意識もうろうでも頑張れ」酷暑の高校野球、変わったこと/変わらないこと
https://news.yahoo.co.jp/articles/cfb8aa9ebd94ac9599827571202b8d29b4af6164
プロも倒れる暑さの中、高校生が戦っている。
「7月22日、さいたま市で行われたロッテ対オリックスの2軍戦は、選手2人が熱中症とみられる体調不良を訴え、4回途中でノーゲームに。試合開始時の気温は36・7度だったそうです」(スポーツ紙記者、以下同)
プロという“大人”ですら試合が成立しない。それが今の日本の酷暑。
熱中症なのに…「頑張ってほしかった」
「3日後の25日、高校野球東東京大会準決勝・二松学舎大附属と帝京の試合が神宮球場で行われました。2年生ながらメジャーからも注目される帝京の目代龍之介外野手が、6回の守備から熱中症のような症状で途中交代し、試合後に救急搬送されました」
この日の東京は熱中症警戒アラート発表下、最高気温は36度の見込みだった。帝京の金田優哉監督は試合後、一部スポーツ紙に次のように語っている。
《(目代選手は)完全に意識がもうろうとしてました。最後の記憶はないと思います。一度ベンチ裏に下げたが、自分の意思で戻ってきた。体力的な部分なのか、大一番でこういう展開になってしまって、本人も悔しいと思う》
実はこのコメント、配信から10数分で一部が削除されている。
「当初、最後の一文は《本人も悔しいと思うけど、今日頑張ってほしかった》というものでした。削除はされましたが、本当にこのように話していたとしたら、生徒を預かる監督として、熱中症の危険性への認識が甘すぎるのではないかと感じます」(前出・スポーツ紙記者、以下同)
夏の気温が上がり続けるなか、今と昔で甲子園大会は何が変わったのか。そして変わっていないのか。
「開会式は夕方4時、開幕試合は5時30分から。最も暑い時間帯を避ける『2部制』は導入初年の'24年が3日間、今年は計10日間に拡大されました。過去3年で熱中症の疑いや足のつりが起きたのは第2試合が42件と突出。その時間帯を外す狙いです。'23年に導入された、5回終了後に水分補給と身体の冷却ができるクーリングタイム、サーモグラフィーでの体温測定、シャーベット状のスポーツドリンク『アイススラリー』の提供も行います」
しかし、真夏・屋外(屋根なし)・9イニング・連戦は変わらず、昔のまま。
「考えるべきは、2部制も夕方開幕も、適用されるのは甲子園大会だけ。目代選手が倒れたのは地方大会。全国約3400校が戦う地方大会は、日程も球場も各都道府県高野連の裁量で、対策の水準はバラバラ。倒れるリスクに最も長くさらされているのは、甲子園にたどり着けなかった大多数の高校球児たちです」
白球を追う球児たちの汗は感動を呼ぶ。しかし、彼らを取り巻く環境やルール、現場の大人たちの意識がもっと変わらなければ、尊い汗だと美化ばかりはしていられない。
📝宮崎代表が甲子園で勝つには? 監督へのアンケートから見えた共通項
https://news.yahoo.co.jp/articles/eab9030fdedcc1834cffa147aad1f9608a3148cc
各チームの力を底上げして宮崎の高校野球の魅力を高め、裾野を広げていく――。その将来像は、現在の宮崎県高校野球連盟理事長の餅原裕士さん(53)も共有している。実現には何が課題で、どのような取り組みを考えているのだろうか。
この連載の前に、朝日新聞宮崎総局は今夏の宮崎大会に参加する47校の部長、監督にアンケートで「宮崎代表が甲子園で勝てなくなった理由」(複数回答可)を尋ねた。回答した45校の8割弱に当たる34校が選択肢の中から「各チームの実力が伯仲し、有力選手が分散するから」を選んだ。
餅原さんは「宮崎で野球をしている中学生たちは、ある年の有力な先輩たちが集まって強くなった高校があると、試合に出るチャンスを求めて別の高校に進学する傾向があると聞く」と話す。
一方で、それが多くのチームに甲子園出場の機会が巡ることにもつながっているとも指摘する。この状況を踏まえて、甲子園で勝利するにはどうしたらいいのか。「やはり県全体のレベルを底上げしていくのが良い」と餅原さんは語る。
底上げを担うのが県高野連の強化委員会だ。餅原さんは委員長に宮崎商の監督、副委員長に日南学園の監督を据えた。2人とも甲子園での指揮経験が複数回あり、毎年のようにチームを宮崎大会の優勝候補へと育てている。「県内で結果を出している両監督が宮崎のために何を考えてくれるのかなと、期待しています」
アンケートでは「中学の有力選手の県外流出」を選んだ回答も7割弱の31校にのぼった。
県高野連は、県内の中学校軟式野球部や硬式野球チームとの関係を深め、高校と中学の指導者同士が交流する場や、中学生に高校の指導者がアドバイスする実技講習会を設けていくという。
狙いは中学生が高校野球に触れる機会を公平につくること。県外に有力選手が出ていく流れを変えるきっかけになるのではと考えている。
今夏の宮崎大会では、出場チームに使わなくなった野球用具の提供を呼びかけている。県内の少年野球チームなどに寄贈する予定だ。提供を受けた子どもたちが、やがて高校で野球をする。そんな循環につなげたいと試みる。こうした取り組みに加え、甲子園で宮崎代表が活躍して、その姿に憧れてもらうことが何よりも野球の裾野を広げるのではないかという。
全国でも強いチームが宮崎に生まれ、活躍が全体の底上げにつながって次世代の球児たちを生み出していく。そんな未来へ一歩を踏み出すために「今夏の甲子園でまずは1勝を」。餅原さんをはじめとした県内の高校野球関係者たちは強く願っている。
📝「甲子園で勝てなくても素晴らしい」 県高野連の元幹部が語った真意
https://news.yahoo.co.jp/articles/e85eae4251ecce7e4ba6ed09c871a88979d39eeb
「甲子園で勝てなくても、私は宮崎県の高校野球は素晴らしいと思っています」。今春まで宮崎県高校野球連盟の理事長だった児玉正剛さん(60)は退任のあいさつでそう話した。その言葉を聞いて、宮崎代表が甲子園で勝つ術を追ってきた私は少し混乱した。どういうことなのだろう。
言葉の真意を児玉さんに尋ねた。まず宮崎の高校野球の素晴らしさとして挙げたのが、多くのチームに甲子園出場のチャンスがあるということ。昨夏の宮崎大会で宮崎商が61年ぶりに連覇するまでは、毎年代表チームが入れ替わっていた。
「他県には、2、3の強豪が甲子園出場の多くを占めているところがある。全国から有望選手を集めて勝ち続けているチームもある。果たしてそれが、高校野球本来の姿なのかなと思うんです」
今夏の宮崎大会では参加47校のうち6割近くの27校に甲子園出場経験がある。児玉さん自身も2012年春、監督をしていた県立宮崎西高が選抜大会に出場した。
宮崎西高は県内随一の進学校だ。2年生までは平日3時間、土曜4時間、日曜6時間の「さんしろう」、3年生は平日4時間、土曜6時間、日曜8時間の「ヨーロッパ」の自習が当たり前とされ、選手たちは「素振りをするなら机にも向かえ」と勉学に追われた。
グラウンドも右翼フェンスまで60メートル余りと手狭で、優れた選手ばかりではない。「肩が弱くて、最初は送球が届かない内野手もいた。なぜ、このチームで甲子園に行けたのか、今でも不思議です」と振り返る。
それでも、エースは球速に劣る分をスローカーブと制球で補う投球術を身につけ、野手陣も派手さはないが堅実な守備を磨いた。11年秋の県大会で準優勝し、九州大会でも1勝を挙げて選抜大会出場に結び付けた。圧倒的な力を持ったチームが存在しない分、普通の公立高でも鍛え上げれば本気で甲子園を狙える。その環境こそが宮崎の高校野球の良さだと、児玉さんは言う。
全国での勝ちにこだわらないわけではない。「野球を通じて人をつくる。野球を学びながら人として大切なことを学んでいく。その中で勝つということはすごく大事です」。勝利することで、努力や過程が間違っていなかったと自信につながるからだ。
高校時代にライバル校の同級生だった野球解説者の坂口裕之さんは「児玉さんが県高野連の理事長の時、誰よりも宮崎代表に勝って欲しいと願っていた」と明かす。
ただ、有望な選手が集中した特定のチームが甲子園で勝ちを重ねる姿を宮崎の高校野球の理想とは考えない。「いまはドングリの背比べかも知れないが、各チームがもっと力をつけて切磋琢磨し、高校野球の魅力を高めて部員数も増えていく」。そんな未来像を描いている。
📝酷暑回避の代償…甲子園「朝夕2部制」で浮かぶ〝ナイター格差〟
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6969962ac83ed3b2c20b0c329098bd15a03dad2
真夏の聖地は、暑さだけでなく「夜」にも勝てなければ生き残れない舞台へと変わった。第108回全国高校野球選手権大会が5日、甲子園で開幕。前日4日には開会式のリハーサルも昨夏に続き当日に合わせて熱中症対策として午後4時から行われ、出場49校がグラウンドに集結し、夕暮れの聖地を行進した。
日本高野連は酷暑を避けるため、2024年大会から試合を朝と夕方に分ける2部制を導入。今大会は2部制と同様の時間帯で開催する日を昨夏の6日間から10日間に拡大した。第3~8日は午前8時から1試合を行った後に観客を入れ替え、午後1時半から3試合。最終試合は午後6時半に始まる。
ただ、炎天下を避ける安全策が、新たな難題も生んでいる。午後1時半はなお厳しい暑さが予想される一方、ナイターでは照明下の打球や投球の見え方が昼間とは異なる。「これで十分なのか」という議論が消えない中、対応できる環境にも学校間で差がある。
第6日(10日)の第4試合で天理(奈良)と対戦する福山(広島)は、春夏通じて初出場。選手の一人はナイター対策について「やっていないですね…」と焦りを隠せなかった。
一方、第7日(11日)の第1試合で敦賀気比(福井)と対戦する横手(秋田)は、学校から車で約10分のグリーンスタジアムよこてで夜間練習を実施した。本番は午前8時開始ながら、選手は「ノックを受けたり、打席に立ったりして、光の見え方は把握できました。夜にやるのはかなり新鮮でした」と説明。朝夕で条件が大きく変わる2部制も見据え、経験できる環境を最大限に活用した。第7日の第4試合で三重とぶつかる松商学園(長野)も、隣県・山梨の高校との練習試合でナイターを経験。「本当にありがたかったです」と〝隣県の縁〟に感謝した。
5回終了後のクーリングタイムなど対策は進む。それでも安全を守るための大会改革が、準備環境の違いという新たな格差を浮かび上がらせた。変貌する甲子園への適応力もまた、勝敗を左右する時代に突入している。
🎤2026年夏の甲子園 監督突撃インタビュー
聖隷クリストファーのプロ注目左腕は「大学進学」揺るがず…田中監督が明かした親子の事情
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/391324
田中公隆(聖隷クリストファー/静岡/52歳)
きょう6日に佐野日大(栃木)と対戦する聖隷クリストファー(静岡)の田中公隆監督は大阪出身の情報科教諭。母校・大阪桐蔭の西谷浩一監督の下で10年間コーチを務めた後、福井工大福井で8年間、コーチと監督を歴任。2021年から聖隷で上村敏正前監督(現校長)を副部長として支え、今春から指揮を執ると、就任約4カ月で2年連続の甲子園出場を果たした。聖隷の監督に就任した経緯やプロ注目左腕・高部陸の進路、浜松商(静岡)を春夏7度甲子園に導いた上村前監督からチームを託された重圧などについて聞いた。
──大阪桐蔭を離れ、福井へ移った経緯は。
「たまたまご縁があったからです。大学時代(福井工大)を過ごしたなじみのある土地ですし。妻も福井出身なので、新天地で頑張ろうと決めました」
──ご自身は大阪桐蔭OB。ゆくゆくは自分で指揮を執りたいという気持ちはありましたか。
「それはなかったですね。はい」
──聖隷に来た経緯は?ご家族も静岡へ?
「福井を退職することが決まっていた時に、上村先生から声をかけていただきました。後継者として呼ばれたわけではなく、私が困っている時に拾っていただいた、という感じです。家族は福井に残してきました。なかなか帰れず、年に1回会えるかどうか」
──西谷監督、上村前監督から学んだことは。
「それぞれたくさんありますが、共通しているのは、生徒をしっかり観察して指導することです。いろいろな生徒がいる中で、一人一人の特色をつかみ、その子に合った指導を、とことん粘り強く続ける。そこは、やはりすごいと思います」
──ところで、エース高部はプロから注目されていますが、進学の意思は変わりませんか。
生徒たちも「上村先生に恩返しをしたい」と常々口に
「本人も親御さんも、聖隷を選んだ時から大学進学を目標にしていて、そこでしっかり経験を積みたいという考えでした。今もその気持ちは変わらないようです。本人がそう考えているのなら、特に口を出したり、ましてやプロ入りを勧めることはありません」
──「高部は○○大学への進学」などの情報が、公表前からネットにも出回っている。この状況に思うところは。
「まだ決まっているわけでも、合格をいただいているわけでもありません。これからです」
──その高部を軸に、昨年は春、夏、秋の県大会を制しました。上村前監督は「高部がいる間に渡したかった」と話しています。今春、上村前監督の後を継ぎ、「勝って当然」という重圧はありませんでしたか。
「重圧というより、まず監督が代わることで生徒たちが混乱すると思いました。そこを極力なくし、今まで通り進められるよう、しっかりやっていかないといけないという思いでした。『高部がいる間に』ということより、上村先生がチームを後進に譲るのは、かなりの決断だったはずです。その思いに応えないといけない。生徒たちも『上村先生に恩返しをしたい』と常々口にしていたので、簡単に負けさせるわけにはいかないという気持ちはありました。ただ、必ず結果を出してくれるだろうと信じていたので、私自身が特別に何かを背負っているという感覚ではありませんでした」
──県大会優勝時は涙を流しました。
「今まで野球で涙が出ることはなかったのですが、私を拾ってくれた上村先生に『おめでとう』と声をかけていただき、つい、こらえきれなくなってしまった。安堵や達成感というより、本当に、純粋に、その言葉が何よりもうれしかったんです」