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4/27 春季兵庫大会3回戦 ウインク球場 三田学園-姫路工 9:59~12:34 

    一二三四五六七八九十計HE
三田学園203005010 11140 中内、北本、平林、熊野-沖
姫 路 工010001500 742 水谷、加藤-田中

        第二試合 
        明 石 商
        神院大付

 春季兵庫大会は早くも3回戦に突入していた。昨秋3位に入り秋季近畿大会20年ぶりに出場した古豪・三田学園がまたもや県大会出場を果たし3回戦で姫路工とぶつかる。
昨秋は絶対的エース・熊野と沖のバッテリーを中心に穂積野球を受け継いだ岩根監督の采配も冴えて躍進した。一冬越えて課題の打力が向上すれば悲願の夏制覇も見えてくるが・・・・・。
相手は最近低迷しているとはいえ姫路工でウインク球場での試合だけにアウエー感は否めない。

両アルプス共にブラスバンドが駆け付け姫工はチアガールも動員していた。快晴の姫路で相手の高井監督は半袖アンダーシャツだったが、岩根監督はまだ早いと言わんばかりに長袖アンダーシャツ。
注目の先発投手は姫路工はエース・高井だったが、三田学園は背番号18の2年生中内だった。すでに夏の第1シード権を獲得しているだけにエースを隠すあるいは酷使しない方針なんだろうか?
そうなれば打線の援護が必要不可欠だが、この試合は三田らしくロースコアの接戦と真逆で壮絶な乱打戦となった!!

いつも先攻を好む三田学園は1回表1死から2番・栗須がレフト前ヒットを放つと今日はセンターを守るエースの熊野が右中間にツーベースを放ち2・3塁とし、4番・沖がセンター前タイムリー。5番・三輪奈がサード頭上にポトリと落ちるタイムリーで2塁を陥れる好走塁も見せつけ2点を先制。
先行逃げ切り型の三田にとっては理想的な立ち上がりだが、経験の少ない2年生が先発ということで、、、いきなりストレートの四球を与えさらには暴投で無死2塁。5球連続ボール球でどうなることかと心配したが、相手が1ボールからバントファールして助けてくれた。1-1から送りバントで1死2塁とされたが、3・4番をチェンジアップで連続三振に抑えなんとか流れを離さなかった。

2回表2四球で1・2塁のチャンスをもらったが、追加点を奪えず姫工も簡単には勝ちを譲ってくれずその裏、死球の走者を置いて2死から8番・水谷投手自らレフトへタイムリーツーベースを放ち2-1と追い上げ態勢に入った。

しかし、伝統的に打線が弱い三田だが、3回エース・熊野が死球をぶつけられ、4番と言えども送りバントで1死2塁にすると思われたが、岩根監督は強攻策でゴリ押ししレフトフライ。しかし、5・6番の双子の三輪兄弟が連打で満塁とし、7番・河口が走者一掃のレフトへタイムリースリーベースを放ち5-1と大量リードして楽になった。こうなると三田野球のお家芸であるスクイズを敢行したが、再三セーフティーを試みるもファールやボール球で結局四球。9番・葉山にもセーフティ―スクイズのサインが出ていたようだが決め切れず追い込まれて見逃しの三振など4点止まり。
姫工はそれでも食い下がる姿勢を見せてその裏、ストレートの四球やどん詰まりのピッチャーゴロが内野安打になるなどして2死満塁のチャンスを築いたが、6番・河村チェンジアップに三振でまさかのコールドゲームも視野に入ってきた!

姫工は早くも4回からエース水谷を諦めて10番・加藤にスイッチ。これがはまって4回2番からの三田打線を三者凡退に抑え5回は1死からエラーで出塁を許したものの外野にボールを飛ばされることなく抑えた。
こうなると2年生中内投手が抑えて逃げ切り体制に入りたい。4回裏先頭打者に四球を与えたが、4点ビハインドで送りバントを敢行しキャッチャーフライ・・・。しかし9番打者にストレートの四球を与えさらに1番・長瀬大にも2ボールと6球連続ボール球で焦りも出たが、ここは待球作戦ではなく強打に来てサードライナーダブルプレー・・・。一歩間違えれば一気に流れが姫工に押し寄せそうだし、福井監督がいた頃の強打の姫工だったらビッグイニングで飲み込まれる可能性もあったが、、、、
岩根監督はここらが限界とみてか?5回から背番号10の北本投手をリリーフさせた。期待に応えて2番からの攻撃を3人で抑えて5-1のまま整備に入った。

しかし、ここまでは上出来だった。打てないと思われた三田打線が3回まで7安打5得点で相手エースをKOして、経験不足であろう2年生投手を先発させ4回を1失点に抑えて継投に入りセンターに回っているエース・熊野も控えているだけにほぼほぼベスト8は当確だろうか?準々決勝でも勝てば無条件に最終日まで野球ができるので夏に向けて大きな収穫となる。

6回表三田は1死から9番・葉山が四球を選びここから再びの大爆発!1番・音松がセーフティーやバスターで揺さぶり盗塁を決めてからライト前ヒット。2番・栗須がレフト前タイムリーで5点差。3番・熊野が犠打野選でもう1点入り1・3塁。4番・沖がレフト前ヒットでコールド圏内突入の7点差。さらに死球後6番・三輪歩がレフト前2点タイムリーヒットで続くなど打者11人攻撃で5点追加し10-1と信じられない得点差が!!!
こうなってしまうとコールド回避の為に姫工の同情応援に走ってしまう・・・。9点差ゆえに6回コールドは回避できたが、残り2イニングで最低3得点しなければならない。先頭の6番・岡がヒットを放ち2四球などで1死満塁とチャンスをもらい代打・松岡を起用するも2球で追い込まれショートフライ。しかし1番・長瀬大がフルカウントから1球も振らずに押し出し四球をもらいあと2点欲しかったがファーストゴロで万事休す。。。。。

あるいはここが最終回になるかもしれない7回の攻防。三田は8点リードの余裕もあるが、先頭打者が四球で出塁すると3番・熊野に送りバントのサインを出す磐根監督だがまさかの2-6-3ダブルプレー・・・・・。2死から4番・沖がショート内野安打を放つも無得点。やはりコールド回避をするなら7回裏の守りで2点お布施してほしかったが・・・・・。
7回裏岩根監督は2年生サウスポー平林にスイッチ。なにがなんでもこの回で終わらすつもりならエース・熊野の投入もあったと思うが、、、、
いきなり初球デッドボールで雲行きが怪しくなり、サードゴロで1つアウトを取ったものの、コントロールがバラバラでまさかの4連続四死球で2点を与えて7回コールドは回避したが点の取られ方があまりにも悪すぎて素直に喜べない、、、なおも続く1死満塁のピンチで代打・鷲尾は1ストライクからファーストフライ。しかし2死から1番・長瀬大がレフトへ2点タイムリーヒットを放ち10-6と迫ったところで岩根監督は辛抱たまらずセンターを守っていたエース・熊野を緊急登板。しかし、準備不足なのか?まさかの連続四球で4点差に迫られ満塁でバッター4番と緊迫の場面。
ここは全力投球で2球で追い込みスライダーで空振り三振を取り3球三振で本領発揮。

ヒヤヒヤしたもののコールド回避には成功!エース・熊野がリリーフしたので残り2回3点リードなら大丈夫と思うが、8回表2死ランナーなしから8番・藤井がレフトへツーベースを放ち、四球で上位に回して三田らしく2死1・2塁から1番・音松が意表を突くセーフティーバントが内野安打となり、押し出し四球で4点差。さらに3番・熊野がセンターへ大飛球を放ちこれが抜ければまたコールド圏内・・・というところだが、センター・河村が背走してナイスキャッチでコールド回避。
やはりエース・熊野は走者がいない場面では本領を発揮して残り2イニング内野ゴロと三振でアウトを積み重ね最後はライトフライで試合終了。

兵庫の三田野球としては珍しい11-7という大乱戦となり試合時間2時間35分で第2試合が13時30分までずれ込んだ!!最初からエース・熊野が投げていればコールド確定だったろうが、岩根監督はこの試合2番手以降の投手の育成と経験を積ませることに重きを置いたようでその結果がこういう乱戦になったと思われる。
やはり三田はエース・熊野が大黒柱で彼抜きでは語れない。夏を見据えれば第1シードは獲得してしているが、7試合勝ち抜かなければ甲子園はないのでどこで温存するかが大きなカギとなりそう。
姫路工は昔の強打の姫工の片りんは見せてくれたが、やはり昔ほどの迫力はなく相手に助けられてコールド回避が精いっぱいという印象だった。

さて、続く第2試合は明石商-神戸学院大付の一戦。昨秋、9回大逆転の3時間ゲームで明石商が大逆転負けを喰らい早々にセンバツ出場の道を断たれただけに狭間監督は本気で勝ちに来ると思われた。そしてこの試合も同じようにロングゲームの熱戦、、、それは次回の講釈で。

チーム名 選手名 投球回 打者 投球数 安打 犠打 四球 死球 三振 暴投 失点 自責
三田学園 中 内  4  19  67  2  1  5  1  5  2  1  1
三田学園 北 本  2  10  44  1  0  3  0  1  0  1  1
三田学園 平 林   2/3  8  24  1  0  1  3  0  0  5  5 
三田学園 熊 野  2 1/3  9  27  0  0  2  0  2  0  0  0 

姫 路 工 水 谷  3   19  69  7  1  3  1  1  0  5  5
姫 路 工 加 藤  6   32 123  7  1  5  1  4  0  6  4

                         (完)  
                     
                      🌟次回予告🌟   
 R7年度春季近畿地区高校野球大会兵庫予選観戦記② 魅せろ明商魂 明石商観戦記                   
    4/27 春季兵庫大会3回戦 ウインク球場 明石商-神戸学院大付
2026/08/02(日) 22時13分56秒 No.2559 編集 削除