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宏鈴法師(管理人) MAIL URL

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📝初戦から注目校同士の対戦も 夏の甲子園、各ゾーンの見どころ
https://news.yahoo.co.jp/articles/95d058e007b217448a805fd111d2c41811e33fe3

第108回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が1日、オンラインで行われ、出場49校の3回戦までの組み合わせが決まった。

■Aゾーン

3季連続甲子園の高川学園(山口)と、2年連続出場の天理(奈良)の争いか。高川学園はエース木下瑛二の球威が光る。打線も5試合で32四死球とそつがない。対する高岡商(富山)は富山大会3試合で逆転勝ちした粘りを見せたい。天理は長尾亮大と橋本桜佑の2投手を軸に奈良大会5試合は2失点と守り勝った。チーム打率3割4分台で、平均得点7.8点の福山(広島)が、天理の堅守をどう崩すか。

■Bゾーン

敦賀気比(福井)には頼れる2人の左腕がいる。昨夏の甲子園も経験した鶴田啓人と2年の辻琉成だ。57年ぶり2回目の出場の横手(秋田)は4完投のエース佐藤宙斗をもり立てて投手戦に持ち込みたい。

総合力の高い智弁和歌山を引っ張るのは、和歌山大会で打率5割超えの4番で捕手の山田凜虎。社は兵庫大会7試合でわずか3失点。岩井秀耶ら自慢の投手陣で抑え込みたい。

■Cゾーン

投打に充実する履正社(大阪)の力が頭ひとつ抜けている。4番辻竜乃介を中心に、得点力が高い。対する享栄(愛知)はロースコアの展開なら十分に勝機はある。上江滝拓未、近藤優ら多彩な投手陣の踏ん張りが鍵になる。松商学園(長野)は例年の機動力野球に加え、今年は打力も磨いてきた。選抜でも力を見せた三重の吉井海翔、上田晴優ら強力な投手陣に、どんな攻撃を見せるか注目だ。

■Dゾーン

仙台育英(宮城)と花咲徳栄(埼玉)が軸だ。仙台育英は宮城大会5試合で59得点。投手陣は最速140キロ超が顔を並べ、総合力が高い。対する札幌日大(南北海道)は、南北海道大会3本塁打の川合黎を中心に打ち勝てるか。この勝者と対戦する花咲徳栄は、選抜8強。初戦までの調整が鍵になる。

激戦区の千葉を勝ち抜いた拓大紅陵は勢いがあり、8年ぶり出場の佐賀商は攻撃にそつがない。

■Eゾーン

好投手がそろうゾーンの筆頭は、神村学園(鹿児島)だろう。制球力が武器のエース右腕・龍頭汰樹を軸に、速球が武器の2年生左腕松永遥斗が成長。チーム打率も4割強とバットが振れている。対する東筑(福岡)は堅実な守備から接戦に持ち込み、30年ぶりの勝利をつかみたい。

聖隷クリストファー(静岡)は最速150キロの左腕高部陸に注目だ。昨夏も甲子園で2試合に登板して好投した。佐野日大(栃木)はチーム打率が3割8分1厘と打線が好調だ。粘り強く攻め続け、好機をつかめるか。

健大高崎は群馬大会で7人が登板するなど投手陣の層が厚い。一方の八幡商(滋賀)は最速145キロの右腕・田上晴也が軸。チームは滋賀大会の5試合をすべて3点以下に抑えており、ロースコアの展開でしぶとく戦う。

東海大甲府(山梨)は右腕村尾竜弦が140キロ超の直球で押す。鶴岡東(山形)はチーム打率4割。5試合で27盗塁を決めた機動力で揺さぶりたい。

■Fゾーン

強打が売りの青森山田が軸か。青森大会準決勝まで4試合連続コールド勝ち。打率4割以上がレギュラーに5人いる。遊学館は石川大会の全5試合を計5人による継投で勝ち上がった。継投のタイミングが鍵になりそうだ。

立命館宇治(京都)と有明(熊本)はともにバッテリー中心のチーム。立命館宇治の2年生主将の捕手・江原雅登が打線でも要になる。初出場の有明は工(たくみ)修哉、斉藤遼汰郎の左腕リレーで主導権をつかみたい。

2年生の主力が多い白樺学園(北北海道)は経験値こそ少ないが、打線は爆発力を秘めている。初出場の東日大昌平(福島)は福島大会で防御率0点台だった、最速148キロ右腕・照沼佑崇の出来にかかっている。

立正大淞南(島根)は川口元が絶対的なエース。制球力で勝負する技巧派左腕を、堅い守りが支える。春夏連続出場を決めた長崎日大は、主軸の川鍋伶恩が勝負強い長距離打者に成長した。試合の流れを変える一打に注目したい。

■Gゾーン

関東第一(東東京)と英明(香川)はどちらも手堅い守備力と攻撃力を持つ好チーム。このカードの結果がゾーン全体の行方にも大きな影響を与えそう。英明が先制して相手の強打の焦りを誘えれば、より見応えのある展開になりそう。

花巻東(岩手)は5季連続の甲子園。投打の中心となる左腕萬谷堅心は落ち着いたマウンドさばきが魅力で、大量失点は考えにくい。新田(愛媛)は春の四国王者で攻守に地力がある。愛媛大会ではチーム無失策。ハイレベルな守り合いに期待したい。

大分商の右腕平田玲翔は最速152キロで大会でも指折りの好投手。ただ、大分大会では全試合、救援での登板だった。チーム打率4割超の日本文理(新潟)は、先制して平田を早めに登板させる展開にしたい。

鳥取大会で3完封の右腕下浦一心を擁する鳥取城北に対し、岡山学芸館はチーム打率1割台で「打てなくても点を取る」のが信条。ロースコアの好試合になりそう。

■Hゾーン

夏連覇をめざす沖縄尚学と、昨春の選抜大会を制し優勝候補にも挙げられる横浜(神奈川)の1回戦は、大会最注目と言っていい。

横浜は最速157キロ右腕・織田翔希を筆頭に、2年生左腕の小林鉄三郎ら最速150キロを超える投手が複数。一方の沖縄尚学も、昨年は2年生でただ一人、高校日本代表にも選ばれたエース左腕末吉良丞のほか、速球に伸びがある右腕新垣有絃らが控える。攻撃力ではチーム打率が4割を超える横浜に分があるが、点の取り合いは予想しにくい。緊迫の守り合いを制したチームが勝利をつかむ。

左右の二枚看板を軸に8年ぶり出場の日南学園(宮崎)は、試合巧者の明徳義塾(高知)に挑む。中京(岐阜)の鈴木悠悟、霞ケ浦(茨城)の稲山幸汰はともに好右腕で、ロースコアの展開が予想される。河本ロバート監督の長所を伸ばす指導が実り、春夏通じて初出場の八王子実践(西東京)は、右横手投げのエース西村大輝を軸に校名変更後の甲子園初勝利をめざす鳴門渦潮(徳島)と初戦でぶつかる。

🔥出場3大会連続で初戦敗退中の智弁和歌山、初戦相手は社/組み合わせ抽選会
https://news.yahoo.co.jp/articles/adbc622b149acaffe5df5c15b6f6671dd64a2fbb

智弁和歌山の初戦は大会第7日の11日、兵庫代表の社戦に決まった。

和歌山大会で夏3連覇を果たしたが、あわやという場面を何度も経験した。田辺との3回戦で5回までビハインドの展開も、終盤に意地を見せて逆転勝利。準々決勝の市和歌山戦では相手先発のプロ注目・丹羽涼介投手(3年)と緊迫した投手戦で7回まで試合が動かなかったが、最後にチャンスをものにして接戦を制した。

迎えた耐久との決勝戦も白熱した。同点の8回2死一塁、U18日本代表候補の4番山田凜虎捕手(3年)の左前打に相手遊撃手の失策が絡み、一塁走者が本塁へ決勝の生還し4-3で競り勝った。

厳しい和歌山を勝ち上がり、27度目の夏の甲子園に来た。22年は国学院栃木(●3-5)24年は茨城・霞ケ浦(●4-5)、そして昨夏は岩手・花巻東(●1-4)に敗れており、出場した3大会連続で初戦敗退をしている。エース和気匠太投手(3年)をはじめとした豊富な投手陣と、U18日本代表候補の山田凜虎捕手(3年)バッテリー陣が中心となり、まずは“鬼門”の初戦を突破だ。その先にある目標の日本一を全員でつかみにいく。

📝甲子園「マル得」情報
東海大甲府は「4強超え」の可能性も 巨人出身の仲沢監督が受け継ぐ「原&星野」イズムの中身
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/391167

大本命の山梨学院が準決勝で敗退した山梨を制したのが、盤石の投手陣を誇る東海大甲府だ。某強豪校の指導者がこう言った。

「エース右腕の村尾竜弦(3年)を軸とした投手力は、二刀流の菰田陽生(3年)擁する山梨学院に匹敵する。山梨大会決勝は帝京三の打線を相手に、先発の村尾が常時140キロを超える直球を武器に最後まで投げ抜いた。準々決勝で1失点完投した籾山慶人(2年)や熊谷晄(3年)も好投手。打線も県大会5試合で33得点。4番の伊沢拓真(3年)は大会通算.476と好調で、打線は準決勝の甲府工戦では九回に4点差を追いつく粘りを見せています」

率いるのは巨人、楽天で計6年間プレーした仲沢広基監督(39)だ。就任3年目での悲願達成となった。元プロの経験から、理想にあげる監督像は、巨人の原辰徳元監督と元楽天の星野仙一元監督だという。

「原監督からは前向きで選手の戦う姿勢を。1人が複数のポジションを守る危機管理などを学んだ。星野監督からは闘争心を出すことを叩き込まれた。2人の監督から学んだことを今の選手にうまく落とし込んでいます」(同前)

一部スポーツ紙の評価は「C」判定だが、「タテジマのプライド」を胸に、仲沢監督自身が同校で2004年に甲子園出場した際の「4強」超えの可能性もありそうだ。

📝PL学園休部から10年、寮生活も激変「誰が上級生、下級生かわからない」山口に誕生した“第二の超名門”…スタッフにOB集結、そっくりユニフォームも
https://news.yahoo.co.jp/articles/90ee101cda869d68bb8f96bfb0d7f353e393f4c6

山口県鴻城にも野球部専用寮があるが、寮生活はPL学園のそれとは全く異なるようだ。PLの黄金期を指導したコーチで、現在は山口県鴻城の総監督を務める清水孝悦が言う。

「たまに寮の様子も見に行くんですけど、和気あいあいとしていますね。知らない人が見たら、誰が上級生で、誰が下級生かわからないんじゃないですか。“今風”というかね。もっと厳しくしてるところもあるんでしょうけど、厳しければいいかというと、そこも疑問なんでね」

消えた「PLチャーハン」
 
PL出身者が、寮生活の思い出として語るのが「PLチャーハン」だ。“付き人”の関係にある後輩が、先輩のリクエストに応える形で、チャーハンをこしらえる。ユーチューブでは、歴代のOBたちが当時の記憶を頼りに鍋を振るう動画が人気を博してもいる。マヨネーズを油代わりに使うのがポイントなのだが、この技法を編み出したのが、何を隠そう清水である。

「僕らが入学したころから“焼きめし”を作る伝統はあったんやけど、普通のサラダ油でやってた。今みたいにフライパンがつるんつるんしてないから、それやと(米が)ひっつくんですね。元々ご飯にマヨネーズをかけて食べるのが好きやったから、何気なしにやってみたらひっつかへんし、まろやかで美味しい。同級生に『マヨネーズやったら、ひっつかへんで』と教えて、そこからPLチャーハンになりましたね」

山口県鴻城の選手に「鴻城チャーハン」はあるのか、と尋ねたところ、どうやらPLチャーハン自体も知らなかったようでキョトンとされた。それを清水に話すと笑った後に続けた。

「今はもう、子どもらが厨房に入ったらあかん規則があるみたいで。火のもとやし、衛生面のこともあって。だから、厳しくはないし、僕から何か言うことも少ないんやけど、『とにかく部屋は綺麗に』『身の回りを整えるように』とは言いますね。こういうのがヒット1本につながるんやぞ、とね。やっぱり高校野球の本質は感謝やと思うんで」

PL学園で指導…何を変えた?
 
清水が“今風”と表現したように、母校のグラウンドで鬼軍曹として声を張り上げていたころとは、選手たちの気質も異なる。

「今は情報がたくさんあって、他の選手のこともすぐにわかる時代なんでね。中学時代から知っているすごい選手や高校を、戦う前から上に感じたり。同じ高校生やぞ、とよく言われとったし、思っていたんですけど、そう思えないというか。現代の子らの方が体がたくましいのは間違いないんやけどね。僕らがどう言葉で奮い立たせていくかを考えるんですけど、昔は子どもらからエネルギーというか、グーっと入ってくるような感じがあった。最近は少し遠くに感じることもあって、どう言葉をかけていくか、難しいですね」

昨年のチームに、中学時代はサッカー部で、高校から野球を再開した選手がいた。清水はその選手に目をかけ、大学野球の関係者が来校したときは、こうプッシュした。

「今から打つの、俺の“推し”やねん」清水もまた、時代に合わせて変化しようとしている。

PLの復活は…?
 
PLの休部から10年。今も大阪に住む清水は、母校の現状が目に、耳に入るからこそ、復活の道の険しさを痛感しているという。

「前に進んでいないことが目に見えてわかるんで、ほんと寂しいというかね。変な話、弱くてもいいから野球部があってほしい、帰れるところがあってほしいとOBはみんな思っとったんですけど。最初はひょっとしたら、というのがあったけど、もう学校の生徒自体も少ないんでね。諦めてはないけど、難しいんかなというのはありますね」

プロ選手だけでなく、様々なカテゴリーに指導者を輩出しているのも、PLの大きな特徴である。母校の野球部が活動していない今、その息吹が感じられる山口県鴻城を“第二の母校”のように期待するPL出身者も多いそうだ。

本物のPLかと見紛うほどに…
 
その流れから、今の1、2年生には、生駒ボーイズなどPL出身者がかかわる関西圏の硬式チームから進学した選手が多い。特に1年生は粒ぞろいのようで、冬場の練習では田中が「春からの競争は、もう始まっとるぞ!」とハッパをかけ、春のベンチ入りの半数以上を1年生が占めた。激しさを増す競争で揉まれる上級生に、清水が思いをはせる。

「春の大会が終わって、また横一線になるわけですから。自分を奮い立たせてやるんやぞ、と声をかけています。さっきの話じゃないですけど、どうしても、『俺はもう無理か』と決めつけてしまうところがあるんで。ここで奮起してくれたら、チームのレベルアップにもつながるんでね」

山口県鴻城のPLを模したユニフォームを初めて見たとき、失礼ながらまだ選手が“着られている”印象がぬぐえなかった。だが、清水らの指導が浸透し、選手たちがたくましさを増すと、本物のPLかと見紛うことが増えた。この感想を清水に伝えると、少し口角が上がった。

「少し様になってきたな、と思ってくれる人が1人でも増えてくれるのはうれしいですね。ただ、似てるといえば似てるんですけど、文字がPLよりだいぶ小っちゃいんです。文字がぎょうさんあるから。甲子園に出させてもらえたら、大きくしようと話していて。PL野球部はないですけど、PLのOBが盛り上がれる機会を作りたいなというのはありますね」

かつて圧倒的な強さを誇り、高校野球ファンから絶大な人気を得た名門。その遺伝子は、遠く離れた地でたしかに息づいている。

☟《夏の甲子園》地方大会で山梨学院、智弁、大阪桐蔭が敗退も…スカウトが漏らした「むしろ敗退してくれてよかった」のホンネ
https://news.yahoo.co.jp/articles/d8770ffea00e41ec06c586717f7388c95b43b5c6

8月5日に開幕する第108回全国高校野球選手権の代表校を決める各地方大会で波乱が続出している。

強豪校の敗退に「むしろ敗退してくれてよかった」

今秋ドラフトの目玉で、投打二刀流の逸材とされる菰田陽生投手(3年)を擁する山梨学院や最速153キロ右腕吉岡貫介投手(3年)らを抱える大阪桐蔭が敗退。また北照(南北海道)、八戸学院光星(青森)、智弁学園(奈良)、神戸国際大附(兵庫)、東洋大姫路(兵庫)といった今春のセンバツ大会に出場した強豪校も続々と敗退している。だが、

「これに一安心しているのが、各プロ球団のアマチュアスカウトたちです」とは、スポーツ紙野球担当デスクの言。

「菰田らプロ注目の選手が最後の大舞台に進めなかったが、あるスカウトは『この酷暑の中で日程の厳しい甲子園で無理しても何もいいことはない。肩肘を故障しようものなら評価を下げざるを得ない。むしろ敗退してくれてよかった』と胸をなでおろしていました」

過去には早実・斎藤佑樹投手の例もある。2006年の甲子園で田中将大投手擁する駒大苫小牧との決勝再試合を含む全7試合に登板し、2週間で948球を投げ抜いた。進学した早大での故障もあり、プロに進んでからも思うような活躍はできなかった。

「斎藤は甲子園での無理が祟ったという指摘もあります。短期間での酷使は後々までダメージが残る」(同前)

「この夏は甲子園後の方が忙しくなる」スカウトたちの戦い
 
そんな中、「やっぱり勝ったか」と某スカウトが漏らしたのが、菰田とともに“超高校級”と評価される横浜のエース、織田翔希投手(3年)だ。神奈川大会で自己最速157キロをマークし、優勝に貢献した一方、準決勝と決勝では足を攣りながら投げ、故障の不安も指摘されている。

「村田浩明監督は『織田が行きたいと言ったので行かせました』と続投の理由を説明。甲子園でも無理したがる選手を止めない雰囲気です。優秀な二番手投手もいるのですが、たとえ肩が痛そうな素振りを見せても交代はないのでは」(同前)

スカウトの中にはこの夏は甲子園後の方が忙しくなるという者もいる。

「注目選手が全国の舞台に立たないことで、スカウトはより自分たちの選手を見る目が試される年になった。注目は甲子園終了後、高校日本代表を編成して臨む、第14回BFA U18アジア選手権です。同大会は木製バットを使用するため、野手の実力を測りやすい。二刀流の菰田の打撃もここで試される。代表には地方大会敗退組も選ばれるため、今年は甲子園組よりも、敗退校の選手が多く選ばれる事態も予想される」(同前)

夏の甲子園の裏で、スカウトたちの戦いも熱を帯びてきている。

📝7回制関連で各地区高野連幹部「安全安心という点で賛成」「何が正解かわからない」
https://news.yahoo.co.jp/articles/b7987a9b2cc99d0a7ac006dbc8d958dde302c757

日本高野連は31日、大阪市内で理事会を開き、「7イニング制諸課題検討会議最終報告書」に関して各地区高校野球連盟への説明と意見交換結果を踏まえた所感を発表した。
説明会は4~6月に担当者が全国の9地区を回って実施され、酷暑対策などを理由に「2028年の第100回記念選抜高等学校野球大会ならびに各都道府県高等学校野球連盟の春季大会から採用することが望ましい」と提言された最終報告書を元に報告した。主な意見は以下の通り。

<主な意見>

▽理事長の立場として、もし採用するのであれば、加盟校指導者に対して「何故7イニングを採用するか」を説明しなければならない。今日の日本高野連から受けた説明、具体的内容を記した資料などが重要になってくる。

▽高校野球は3年間頑張ってきても、トーナメント制のため、1回戦で加盟校の半分の学校約1800校が敗退し、2回戦でさらにその半分の900校が敗退する。生徒達は3年間の練習、努力の積み重ねを最後の夏の大会で発揮したいと思い日々練習に励んでいる。また、指導者もたとえ甲子園には行けなくても、野球を通じて何とか生徒達の成長を促し、毎日毎日様々なことを犠牲にしてでも指導にあたっている。生徒、指導者のことを考えると、2イニング、6つのアウトが減るということ、活躍の場が減ってしまうことは受け入れ難いものがある。

▽「見る・する・支える」全ての高校野球に携わる方々の安全安心という点で7イニング制には賛成の立場である。昨年、観客の方が熱中症により救急搬送される事象が1日に複数回発生した。そのうちの1名は意識朦朧とされていた。大事には至らなかったものの、今思い出しただけでも一歩間違っていればと想像し、背筋が凍る思いである。ただ、加盟校の指導者、選手たちの思いと大会運営を担う連盟側の考えには乖離があるのは事実であり、この意識の差をどのように埋めていくのかが重要。

▽これまでの過程で説明不足という感は否めない。加盟校の中には、7イニング制ありきで物事が進んでいるという印象を持っている指導者が多い。9イニング制を維持するために他にも出来ることがあるはず。

▽県内では行政からの指導がありWBGTの数値で一定以上になれば、野球だけではなく全ての大会を取り止めることになっている。このような背景が影響しているためか、県内理事の中で明確に反対という者はいない。世論を含めて9イニング制の維持ではなく、7イニング制しか許さない状況に今後なっていくと予想している。様々な意見があるかとは思うが、私としては、とにかく熱中症対策の一環として、一刻も早く7イニング制を採用して欲しい。

▽日本高野連の説明を聞いて、本当に細部にわたってよく考えられたうえでの報告書なのだということを感じた。日本高野連からトップダウンでやるということではなく、都道府県連盟、加盟校への説明を尽くすという言葉が印象的であった。3年間必死で頑張ってきてもトーナメント制である高校野球では約4000校のうちの半分の2000校は初戦で敗退する私が理事長の立場となり、大事にしていることは、その初戦で敗退した約2000校の生徒が高校野球をやって良かったと感じ、報われる高校野球にしないといけないという思いは常に持ち続けている。皆で真剣に意見、知恵を出し合うことが大事で最終的に7イニングならいいが、出来ることを全てやっていくという姿勢が大事なのではないか。

▽正直なところ結論として何が正解かわからない。今日、報告書の背景、経緯を耳にしたので、日本高野連が何を考えているのかを加盟校に伝えていかなければならない。これまでは結論としての7イニングのみを加盟校は見ている。

▽どうしても、熱中症対策のために7イニング制を行うという印象が拭い切れない。選抜大会、選手権大会のイニング数を必ずしも、一致させる必要があるのか。

▽7イニングにするには相当な覚悟がいる。高野連の組織は役員が審判に取り組むなど、数年前から盤石な組織作りを行ってきている。7イニングへの移行はもう少し時間を掛けて行うべきではないか。
2026/08/02(日) 0時17分26秒 No.2557 編集 削除