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⚾今日の軟式近畿大会試合結果(2日目 1回戦 さとやくスタジアム)
https://ohbl-rubber.com/
※本日の試合は雨天のため中止となりました※
ちなみに明日は30分繰り上げではなく、3時間遅れの13時から2試合とのことです。
13:00~ ■興 國(大阪)- 立 命 館(京都)
15:30~ ■兵庫工業(兵庫)- 天 理(奈良)
㊗岩美が山陰高校野球大会初優勝 開星に5―2で快勝 鳥取県勢7年ぶりV
https://www.nnn.co.jp/articles/-/747642?gsign=yes
第65回山陰高校野球大会最終日は7日、鳥取市のヤマタスポーツパーク野球場で決勝が行われ、初出場の岩美(鳥取2位)が開星(島根2位)を5―2で下して初優勝を飾った。鳥取県勢の優勝は2019年の米子東以来、7年ぶり。
岩美は初回に1点を先制し、二、三、四回にも1点ずつを加える毎回得点で主導権を握った。七回には貴重な追加点を挙げ、開星に傾きかけた流れを引き寄せた。連投となったエース寺口は制球良く打たせて取る投球で四回まで一人の走者も許さなかった。強打の開星打線を5安打に抑え、最後まで投げ切った。守備も随所に好守を見せ、無失策でリードを守り切った。
▽決勝
岩 美 111100100―5
000010001―2
開 星(島根)
○…岩美が序盤から小刻みに加点して逃げ切った。初回に先頭水口の安打と岡島の四球などで2死一、二塁とし、竹野の適時打で先制。二回は相宅の安打を足場に2死三塁とし、岡島の適時打で加点した。三、四回は敵失が絡んで1点ずつを追加。七回は1死一、三塁からスクイズを失敗したが、2死三塁から暴投の間に1点を加えた。
先発寺口は四回まで完璧な投球。五回と九回に失点したものの5安打2失点にまとめ、88球で完投した。守備も2試合連続の無失策でエースの好投を支えた。
積極性光り初の頂点 連投エース気迫の投球 岩美
岩美は攻撃で重盗や次の塁を狙うなど思い切りの良いプレーを見せ、守備でも際どい打球に果敢に飛び込んでアウトにするなど攻守に積極性が光り、初の頂点に立った。田中主将は「弱気にならずに攻めた結果」と充実感をにじませた。
決勝は初回の1点がチームを勢いづけた。無死一、二塁の先制機に2者連続で凡退。ここで1回戦でも貴重な同点打を放った竹野が「自分が決める」と、真っすぐをはじき返して先制に成功した。
開星のスタメンには2桁背番号の選手が名を連ねた。田中主将は「思うところはあったけど、気持ちに出さないようにした」と試合に集中。先制した直後の守備では右中間を襲った打球を好捕し、エースを救った。
初戦で142球を投げたエース寺口は連投の疲れもよそに、四回までパーフェクト。五回以降に主力選手が出てきたが、「絶対に抑えてやる」と内角を突く強気の投球で凡打の山を築いた。
春季県大会では、あと一歩で逃した優勝を成し遂げ、三田監督は「打線、守り、そして気持ちをつないだ」と評価。約1カ月後に迫った甲子園を懸けた戦いに向け、「この結果を自信にしつつ、さらにプレー精度を高めて臨む」と気を引き締めた。
岩 美5―2開 星
【岩 美】打安点振球
⑦ 水 口51000
⑥ 岡 島41111
⑧ 田 中52110
⑤ 浜 野50010
③ 竹 野43100
⑨ 石 橋10003
DH山根央30000
HD邨 田00001
② 相 宅31000
④ 日下部30010
犠併残
218338345
【開 星】打安点振球
⑤ 和 田41000
③ 田 本20010
37松 本22000
④ 上 田20000
4 景 山10000
⑧9中 村41000
DH土 橋10000
HD山 崎00001
3 森 00001
② 馬 庭10000
H2渋 谷31100
⑨ 須山陽10000
H8松 崎20000
⑥ 原 10000
H6三 島20000
⑦ 藤 田10000
71山 本20000
犠併残
214295112
▽二塁打 渋谷
▽犠打 岩2(相宅、日下部)開2(景山、山崎)
▽盗塁 岩2(岡島、竹野)開0
▽失策 岩0、開2(須山陽、吉田)
▽暴投 寺口、吉田
▽試合時間 1時間50分
▽審判 土井、平田、岡本、三谷
投 手回 打安振球失
寺 口9 335122
須山優2 124122
吉 田5 214223
山 本2 70110
📝伝統の高校野球山陰大会開幕 決勝は開星と岩美
https://news.yahoo.co.jp/articles/33e2517f1e0de8c9a6f9cccb101f535560233458
鳥取、島根両県の春の県大会上位2校ずつが出場する第65回山陰高校野球大会が6日、鳥取市のヤマタスポーツパーク野球場で開幕した。境(鳥取1位)と開星(島根2位)、岩美(鳥取2位)と石見智翠館(島根1位)が対戦し、開星と岩美が7日の決勝に勝ち進んだ。決勝はヤマタスポーツパーク野球場で午前10時から始まる。
(6日、第65回山陰高校野球大会 開星6ー2境)
序盤は両チームが得点を取り合う展開だったが、開星が終盤に突き放した。開星が一回と二回に松本七斗選手と和田一芯選手の適時打で、それぞれ1点ずつを奪い先行すると、境も反撃。二回に足立飛有馬選手の内野安打で1点をかえすと、三回には松田久志選手のスクイズで同点に追いついた。
開星は七回に敵失で1点を奪うと、和田選手の2点適時打などでさらに3点を挙げて試合を決めた。境はチーム全体で10安打を放ったが好機を生かしきれなかった。
(6日、第65回山陰高校野球大会 岩美4ー3石見智翠館=延長11回タイブレーク)
岩美が延長十一回タイブレークで石見智翠館にサヨナラ勝ちした。2点を追う六回に田中真輝選手の適時打と竹野竜ノ介選手の内野ゴロで同点に追い付いた。
無死一、二塁から始まる延長タイブレーク。十一回の表に犠飛で1点を勝ち越されたが、その裏、竹野選手が右前適時打で同点とすると、石橋翼選手が押し出しとなる四球を選び勝負を決めた。寺口陽投手は10回142球の力投を見せ、バックも無失策の堅守でエースをもり立てた。
☝えちぜん鉄道の利用者、過去最多の406万人に…北陸新幹線の県内開業効果「旅行会社と連携してインバウンドの新規開拓に力を入れ地域の希望を取り入れた企画も」
https://news.yahoo.co.jp/articles/6dc10a5efd8135643ac8f625e3820e248482ca24
えちぜん鉄道(福井市)は、2025年度の乗客数が過去最多の406万4118人だったと発表した。前年度比3・7%増で、400万人突破は初めて。北陸新幹線の福井県内開業効果が続き、国内外の観光客らの利用が好調だった。
同社は、福井駅から勝山駅を結ぶ「勝山永平寺線」と、福井駅と三国港駅を結ぶ「三国芦原線」を運行している。乗客数には、福井鉄道との相互乗り入れの利用者も含む。
普通乗車券や1日フリー切符などを使った観光客らの利用は、前年度比9・1%増と大きく伸びた。162万4479人で、全体の約4割を占めた。
同社によると、沿線周辺の県立恐竜博物館(勝山市)やあわら温泉(あわら市)、東尋坊(坂井市)などへの利用が堅調に推移。開業効果により、インバウンド(訪日外国人観光客)の利用も増えているとみられる。また、旅行会社とタイアップした企画列車も誘客に奏功した。車体や内装に恐竜をあしらった「恐竜列車」を通常(土日・祝日、予約制)以外に貸し切りで運行させたり、車内で地酒を楽しむといったターゲットを絞った列車を走らせたりして、観光客らの人気を集めた。
通勤・通学による定期券、回数券の利用は243万9639人で、前年度比0・4%増。回数券は交通系ICカード導入により利用が23・1%減少したものの、定期は通勤が2・3%、通学が5%増で、ともに前年度を上回った。
勤務先からの帰宅時に三国芦原線を利用しているという福井市の60歳代の会社員男性は「福井は車社会だが、高校生や高齢者など車を持たない人にとって、えち鉄はなくてはならない大事な鉄道」と話す。
同社は03年10月に全線開通し、乗客数は07年度に300万人を超えた。16年度以降は300万人台後半で推移し、コロナ禍で200万人~300万人台前半に落ち込んだが、23年度以降は再び300万人台後半に回復していた。
担当者は「旅行会社と連携して、インバウンドの新規開拓に力を入れたい。同時に、学校や町内会など地域の希望を取り入れた企画にも取り組み、地元利用の促進も進めていきたい」としている。
👣敦賀気比、佐久長聖に敗れる 北信越地区高校野球
https://news.yahoo.co.jp/articles/9deda5e7733a94b1b676facba5168e4388cb4164
第154回北信越地区高校野球大会が6日、長野市で開幕した。敦賀気比は佐久長聖(長野)に1―7で敗れた。序盤からリードを許し、七回に1点を返したが、及ばなかった。3投手が登板し、2番手の辻勇紗生投手(2年)は3イニングを被安打3、無四球、1失点で好投した。
敦賀気比は一回に四死球に長打、犠飛で2点を失い、2回にも失策から失点した。主将の長谷川陽竜(3年)は「自分たちの流れにならないまま、ずるずるいってしまった」と唇をかんだ。七回に3安打と敵失も絡めて1点を取った直後、2死満塁の好機で自身が凡退し、「あそこで打てていれば」と悔しがった。「チームのみんながきょうの悔しさを忘れないこと。自分はプレーで引っ張っていきたい」と心に期している。
🎤人気先行からON打ち取り、飛躍の転機も 聖地との不思議な因縁
https://news.yahoo.co.jp/articles/bbbbd5b21c0e6065801c023df214fd065d7f94c8
語る太田幸司(5)
■ファン投票1位に落ち込む
《甲子園のアイドルとして注目を浴びて近鉄に入団したが1年目は1勝、2年目は0勝。2年目はフォームもバラバラで不調になり、精神的にも落ち込んだ。それなのにオールスターのファン投票は3年連続1位。人気と実力のギャップに苦しんだ》
真っすぐとあまり曲がらないカーブしか投げられなかったから、最初から1軍でやれるなんて思っていなかった。2、3年は2軍でじっくり土台作りと考えていたのに、周りの過熱ぶりがすごい。特に2年目はろくに1軍で投げていないのにファン投票1位。毎朝起きてスポーツ紙を見るのが嫌になりました。「また票が増えている」と。
つらかったよね。人間不信になるというか、精神崩壊というか、外出するのも嫌になって、野球もやめようかなと。
■プロでの転機も甲子園だった
《3年目のオールスターが転機に。甲子園で行われた第3戦に先発し、ピンチで巨人の王貞治、長嶋茂雄の2人を抑えて飛躍のきっかけとなった》
2年目のオフにあるお寺の住職に「甲子園で投げていた太田幸司を捨ててみなさい」と言われ、気持ちを切り替えた。フォームを上手からスリークオーターに変え、シュートとスライダーを覚えて打ち取るスタイルを身につけた。
あのオールスターは無死一、二塁だったかな。王さんを外角のスライダーで遊飛。長嶋さんはシュートで詰まらせて二ゴロ併殺。マスターした二つの球が使えるなって。松坂大輔のセリフじゃないけど、自信が確信に変わりましたね。
🔥SNSもゲームもしない 高校生トップ捕手「時間がもったいない」
https://news.yahoo.co.jp/articles/9534b618474b4318cb05c2e7c5840eee666c93ba
■夏に輝く 智弁和歌山・山田凜虎
現役の高校生で「ナンバーワン捕手」との呼び声が高い。U18(18歳以下)日本代表候補に選ばれた智弁和歌山の山田凜虎(3年)だ。
甲子園で春夏通算4度の優勝を誇る強豪校で、1年秋から正捕手を担ってきた。強い肩と、パンチ力のある打撃が魅力だ。2年春は選抜大会準優勝に貢献。夏も甲子園に出場した。
だが、最上級生としてのスタートは悪かった。昨秋の県大会準々決勝で近大新宮に4―-9で敗戦。しかも八回に8点を奪われて逆転され、守りの要として責任を感じた。
ひきずりました。『智弁和歌山』というプレッシャーもあるなかで、あんな負け方をしてしまったことは恥ずかしい」と振り返る。
愛知県出身。関西有数の強豪校に進学したのは中谷仁監督(47)の存在があったからこそだ。
1997年の第79回全国選手権大会で主将兼捕手として日本一に貢献し、ドラフト1位でプロ野球・阪神に入団。楽天、巨人でも研鑽を積んだ。引退後、2018年から母校の監督になり、21年の夏に全国制覇を果たした。
山田は「中谷監督に学びたい」と地元を離れる決断をした。野球を始めた小学生のころから、ずっと捕手だ。「捕手として一番成長できる学校。野球で上(のレベル)に行きたかった」
中谷監督は、捕手としての技術や配球のほか、仲間への声かけ、チーム作りなど豊富な知識を伝授してくれている。心に残っているのは「捕手は勝たないと評価されない」という言葉。厳しいようだが、的を射ていると思った。「勝つためには投手に良い投球をしてもらわなければいけない。投手の良さを引き出したり、打者の狙いを読んだり。投げやすい環境作りをすることが捕手の仕事」という。
練習を終えて寮に戻れば、プロや大学の試合を見て配球を研究している。「SNS? 見ません。ゲームもしない。時間がもったいないので」
野球に捧げる高校生活を苦に感じたことはない。「本当に野球が好きなんです」。2年半の集大成を、この夏に発揮するつもりだ。
📝浦和学院・女子硬式野球部 森士部長が立ち上げ携わる 新ユニフォーム披露も 主将「一勝でも多く」
https://news.yahoo.co.jp/articles/85acc5c04992de5d440c78f17985f987bc5e981f
昨年4月に創部し、2年目を迎えた浦和学院女子硬式野球部は6日、さいたま市大宮区のメインKビルで出陣式を行った。チームからは森士部長、高田涼太監督らスタッフ7人と部員33人が出席。集まったスポンサー企業関係者や保護者ら約50人に向けて今季の意気込みを語った。
式の冒頭ではチームの立ち上げに携わった森氏があいさつ。創部初年度の昨季について、「右も左も分からない中での活動だったが、選手たちの『楽しい』という言葉が励みになった」と振り返った。トーナメントの大会は3大会に出場し、1勝。リーグ戦は5勝15敗と負け越したが、交代要員がいない部員9人で1年間を戦い抜いた。
続いて、新入部員の顔触れが新ユニホームとともにお披露目された。4月入学の2期生は、マネジャー含め昨季の2倍以上の24人。2年生の吉田ゆあ主将は「今季はたくさんの新入生が入部して、力もついている。一勝でも多くできるように頑張る」と意気込んだ。
同校男子硬式野球部OBの高田監督は「大会での2勝とリーグ勝ち越しが目標」と昨季越えに挑む。
💢高校野球「7イニング制」の根本的な矛盾…“猛暑対策”が理由なら“炎天下の甲子園”での開催にこだわるのはなぜか
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab0468cb9c08404b8db5ec7883d3de51646b5c56?page=1
日本高等学校野球連盟(以下、日本高野連)は、5月30日と6月6日の2回にわたり、指導者や有識者らを招いて意見交換会を開催した。日本高野連は昨年10回にわたって開催した「7イニング制等高校野球の諸課題検討会議」をふまえ、12月の理事会で「7イニング制の採用は、(中略)課題解決ならびに改善を目指すうえで極めて有効であると本会議では結論づけた」とし、「2028年3月の第100回記念選抜高校野球大会と同年度の各都道府県高校野球連盟の春季大会からの採用が望ましい」としている。その流れを受けて開かれたものだ。
「猛暑対策」に「7イニング」の矛盾
7イニング制移行については日本高野連もずいぶん慎重で、現場の指導者、選手の理解を得るためかなり気を使っている様子がうかがえる。それでいて、“7イニングへの移行はもはや避けられない”といった、強い決意も感じられる。この問題の矛盾や「おかしさ」を指摘したい。
5月30日の意見交換会では、今春の選抜大会で優勝した大阪桐蔭の西谷浩一監督が「断固反対です」と、出席者の中で唯一、明確に反対の意思を主張したと報道された。スポニチはこう報じている(5月31日)。
「『大変失礼だが、(9回制を維持する方法を)脳みそがちぎれるぐらいまでは考えられていないと思います』今回の出席が決まって以降「最終報告書」を毎日2度の熟読。先日読書をする中で『オープンマインドという言葉と出合った』という。『自分の考えに固執しないようにしろと言われたと思った。だから7回制の考え方に寄り添おうと思ったけど、断固反対です』。暑さ対策など知恵を絞れば、9回制維持の方法は残されていると主張。出席者では唯一、明確な意思を示して譲らなかった」
当事者である加盟校の意向はどうなのか? 昨年、日本高野連が実施したアンケートに対して「反対」が70.1%を占めた。だからこそ日本高野連は理解を深める努力を重ねているのだろう。反対を押し切ってでも移行しようとする背景には、「猛暑による危険防止」という切実な問題がある。だが、「だから7イニングに」と主張する日本高野連の主張には根本的な矛盾がある。
不思議な本末転倒
本稿で私は、端的に2つの指摘をしたい。ひとつは、「真夏に」「甲子園で」選手権を開催し続けるために、野球の根本ルールを変えるという、不思議な本末転倒である。
「真夏に甲子園で大会を続けるためなら、野球という競技の骨組みを変えてもいい」という日本高野連の考えは、“思い上がり”と言わざるを得ない。
スポーツのルールは時代や状況と共に変更されるものだと理解している。バレーボールやバドミントンのラリーポイント制への移行は、競技の本質を変えるものだったろう。それでも改訂し、選手たちは変更されたルールでナンバーワンを競い合っている。それがスポーツだとも言える。だが、変更の理由が、朝日新聞社主催の「夏の甲子園」をいまと同じ時期に同じ球場で開催し続けるためだとすれば、野球ファンは支持するだろうか。野球がより本来の競技性を高め、深めるためのルール変更なら愛好者も受け容れるだろう。しかし、9イニング制の妙味を間違いなく損ねる変更を「甲子園大会」のために強行する無礼と不遜をファンは許すだろうか。
もし強行すれば、「夏の甲子園」は野球ではなく似非野球であり、「大会としての価値はこれまでより下がる」と評価されるのが自然な結末で、自由な競争社会においては、「真の高校野球選手権大会を他の時期に他の場所で開催する」と企てる別組織が現れても当然だ。そういう動きは「ないに決まっている」と決めつける日本高野連と新聞社の思い上がりにも驚きを隠せない。単純な話、9回を7回にする以前に、開催時期を「真夏から秋に」、開催場所を「甲子園だけ」から「ドームを含めた複数の球場」に変更する方がよほど現実的だ。それなら、猛暑による健康被害の危険はかなり軽減される。
メインスポンサーの意向
投手の投球過多については、球数制限など他の方法で対策を講じることができる。もうひとつは、最終的な決断は誰がするのか? 世論の形成や報道の主な役割を夏の甲子園の主催者つまり当事者である朝日新聞が担っているという日本スポーツ界の不思議だ。この件について、朝日新聞社はかなり身を切るような報道もしている。5月23日、朝日新聞に慶應義塾高校野球部・森林貴彦監督の提言を掲載し、話題になった。曰く、
「本当に7イニング制が必要だったら断行しなきゃいけないと思っています。ただ、順番として先かというと、賛成ではありません。そもそも私は、「夏に甲子園球場で全国大会をやる」という最終報告書の前提から議論すべきだと思っています」
「今後100年間、炎天下の甲子園で全国大会を続けることを本当にイメージできますか。どこかで変えるべきで、その時期がもう、今、来ているのではないでしょうか。熱中症警戒アラートが出て、テレビには外出を控えるようにというテロップが出ている。あまりにも矛盾が大きい。だから、夏でいいのか、甲子園という場所でいいのか。本格的な検討をしてもいいと思います」
こうした提言を朝日新聞が発信したことに一定の意義はあると感じる。だが、ならばこの先に歩を進め、7イニング制への移行より、時期と球場の変更を優先すべきではないだろうか。その意志がないのであれば、朝日新聞に載った森林監督の金言も「ガス抜き」に使われたと感じられても仕方がないだろう。5月30日の意見交換会に出席した同志社大学政策学部教授の川井圭司教授も同様な指摘をしている(サンケイスポーツ、6月1日)。
「『高野連というのは特殊な意思決定構造があるのは皆さんもご存じの通りで、メディアが入っているところが一番特徴的。メディアとともに高校野球がここまで社会の文化としてやってきた』
指摘したのは朝日新聞社や毎日新聞社が全国大会などの主催者として高校野球文化を作り上げる役割を担ってきた事実だ。今回検討されているテーマについては(1)野球の本質にかかわるルール・制度の変更(2)野球を伝えるもの(大会・事業)の仕組みの変更、の2点が混同しており『誰が7回制移行に向けた判断を下すのかがちょっと不透明なところがある』」
サンスポは次のように続けている。
「川井教授はまた、『現場で7割の方が反対されているにもかかわらず、これが進んでいることに対して単純に関心がある。なぜこういう意思決定が可能なのか。かつ、こういう意思決定が適切なのかというところも含めて』と引き続き経過に注目していく考えを示した」
高校野球の根幹に関わる決定を、夏の大会の事業主体である民間企業が担っている。日本高野連もメインスポンサーである新聞社の意向に影響され、高校野球の総本山としての矜持を強く示さず大会運営にあたっている。今後もそれでいいのか、7イニングへの移行は、実はその根本が問われている。
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※本日の試合は雨天のため中止となりました※
ちなみに明日は30分繰り上げではなく、3時間遅れの13時から2試合とのことです。
13:00~ ■興 國(大阪)- 立 命 館(京都)
15:30~ ■兵庫工業(兵庫)- 天 理(奈良)
㊗岩美が山陰高校野球大会初優勝 開星に5―2で快勝 鳥取県勢7年ぶりV
https://www.nnn.co.jp/articles/-/747642?gsign=yes
第65回山陰高校野球大会最終日は7日、鳥取市のヤマタスポーツパーク野球場で決勝が行われ、初出場の岩美(鳥取2位)が開星(島根2位)を5―2で下して初優勝を飾った。鳥取県勢の優勝は2019年の米子東以来、7年ぶり。
岩美は初回に1点を先制し、二、三、四回にも1点ずつを加える毎回得点で主導権を握った。七回には貴重な追加点を挙げ、開星に傾きかけた流れを引き寄せた。連投となったエース寺口は制球良く打たせて取る投球で四回まで一人の走者も許さなかった。強打の開星打線を5安打に抑え、最後まで投げ切った。守備も随所に好守を見せ、無失策でリードを守り切った。
▽決勝
岩 美 111100100―5
000010001―2
開 星(島根)
○…岩美が序盤から小刻みに加点して逃げ切った。初回に先頭水口の安打と岡島の四球などで2死一、二塁とし、竹野の適時打で先制。二回は相宅の安打を足場に2死三塁とし、岡島の適時打で加点した。三、四回は敵失が絡んで1点ずつを追加。七回は1死一、三塁からスクイズを失敗したが、2死三塁から暴投の間に1点を加えた。
先発寺口は四回まで完璧な投球。五回と九回に失点したものの5安打2失点にまとめ、88球で完投した。守備も2試合連続の無失策でエースの好投を支えた。
積極性光り初の頂点 連投エース気迫の投球 岩美
岩美は攻撃で重盗や次の塁を狙うなど思い切りの良いプレーを見せ、守備でも際どい打球に果敢に飛び込んでアウトにするなど攻守に積極性が光り、初の頂点に立った。田中主将は「弱気にならずに攻めた結果」と充実感をにじませた。
決勝は初回の1点がチームを勢いづけた。無死一、二塁の先制機に2者連続で凡退。ここで1回戦でも貴重な同点打を放った竹野が「自分が決める」と、真っすぐをはじき返して先制に成功した。
開星のスタメンには2桁背番号の選手が名を連ねた。田中主将は「思うところはあったけど、気持ちに出さないようにした」と試合に集中。先制した直後の守備では右中間を襲った打球を好捕し、エースを救った。
初戦で142球を投げたエース寺口は連投の疲れもよそに、四回までパーフェクト。五回以降に主力選手が出てきたが、「絶対に抑えてやる」と内角を突く強気の投球で凡打の山を築いた。
春季県大会では、あと一歩で逃した優勝を成し遂げ、三田監督は「打線、守り、そして気持ちをつないだ」と評価。約1カ月後に迫った甲子園を懸けた戦いに向け、「この結果を自信にしつつ、さらにプレー精度を高めて臨む」と気を引き締めた。
岩 美5―2開 星
【岩 美】打安点振球
⑦ 水 口51000
⑥ 岡 島41111
⑧ 田 中52110
⑤ 浜 野50010
③ 竹 野43100
⑨ 石 橋10003
DH山根央30000
HD邨 田00001
② 相 宅31000
④ 日下部30010
犠併残
218338345
【開 星】打安点振球
⑤ 和 田41000
③ 田 本20010
37松 本22000
④ 上 田20000
4 景 山10000
⑧9中 村41000
DH土 橋10000
HD山 崎00001
3 森 00001
② 馬 庭10000
H2渋 谷31100
⑨ 須山陽10000
H8松 崎20000
⑥ 原 10000
H6三 島20000
⑦ 藤 田10000
71山 本20000
犠併残
214295112
▽二塁打 渋谷
▽犠打 岩2(相宅、日下部)開2(景山、山崎)
▽盗塁 岩2(岡島、竹野)開0
▽失策 岩0、開2(須山陽、吉田)
▽暴投 寺口、吉田
▽試合時間 1時間50分
▽審判 土井、平田、岡本、三谷
投 手回 打安振球失
寺 口9 335122
須山優2 124122
吉 田5 214223
山 本2 70110
📝伝統の高校野球山陰大会開幕 決勝は開星と岩美
https://news.yahoo.co.jp/articles/33e2517f1e0de8c9a6f9cccb101f535560233458
鳥取、島根両県の春の県大会上位2校ずつが出場する第65回山陰高校野球大会が6日、鳥取市のヤマタスポーツパーク野球場で開幕した。境(鳥取1位)と開星(島根2位)、岩美(鳥取2位)と石見智翠館(島根1位)が対戦し、開星と岩美が7日の決勝に勝ち進んだ。決勝はヤマタスポーツパーク野球場で午前10時から始まる。
(6日、第65回山陰高校野球大会 開星6ー2境)
序盤は両チームが得点を取り合う展開だったが、開星が終盤に突き放した。開星が一回と二回に松本七斗選手と和田一芯選手の適時打で、それぞれ1点ずつを奪い先行すると、境も反撃。二回に足立飛有馬選手の内野安打で1点をかえすと、三回には松田久志選手のスクイズで同点に追いついた。
開星は七回に敵失で1点を奪うと、和田選手の2点適時打などでさらに3点を挙げて試合を決めた。境はチーム全体で10安打を放ったが好機を生かしきれなかった。
(6日、第65回山陰高校野球大会 岩美4ー3石見智翠館=延長11回タイブレーク)
岩美が延長十一回タイブレークで石見智翠館にサヨナラ勝ちした。2点を追う六回に田中真輝選手の適時打と竹野竜ノ介選手の内野ゴロで同点に追い付いた。
無死一、二塁から始まる延長タイブレーク。十一回の表に犠飛で1点を勝ち越されたが、その裏、竹野選手が右前適時打で同点とすると、石橋翼選手が押し出しとなる四球を選び勝負を決めた。寺口陽投手は10回142球の力投を見せ、バックも無失策の堅守でエースをもり立てた。
☝えちぜん鉄道の利用者、過去最多の406万人に…北陸新幹線の県内開業効果「旅行会社と連携してインバウンドの新規開拓に力を入れ地域の希望を取り入れた企画も」
https://news.yahoo.co.jp/articles/6dc10a5efd8135643ac8f625e3820e248482ca24
えちぜん鉄道(福井市)は、2025年度の乗客数が過去最多の406万4118人だったと発表した。前年度比3・7%増で、400万人突破は初めて。北陸新幹線の福井県内開業効果が続き、国内外の観光客らの利用が好調だった。
同社は、福井駅から勝山駅を結ぶ「勝山永平寺線」と、福井駅と三国港駅を結ぶ「三国芦原線」を運行している。乗客数には、福井鉄道との相互乗り入れの利用者も含む。
普通乗車券や1日フリー切符などを使った観光客らの利用は、前年度比9・1%増と大きく伸びた。162万4479人で、全体の約4割を占めた。
同社によると、沿線周辺の県立恐竜博物館(勝山市)やあわら温泉(あわら市)、東尋坊(坂井市)などへの利用が堅調に推移。開業効果により、インバウンド(訪日外国人観光客)の利用も増えているとみられる。また、旅行会社とタイアップした企画列車も誘客に奏功した。車体や内装に恐竜をあしらった「恐竜列車」を通常(土日・祝日、予約制)以外に貸し切りで運行させたり、車内で地酒を楽しむといったターゲットを絞った列車を走らせたりして、観光客らの人気を集めた。
通勤・通学による定期券、回数券の利用は243万9639人で、前年度比0・4%増。回数券は交通系ICカード導入により利用が23・1%減少したものの、定期は通勤が2・3%、通学が5%増で、ともに前年度を上回った。
勤務先からの帰宅時に三国芦原線を利用しているという福井市の60歳代の会社員男性は「福井は車社会だが、高校生や高齢者など車を持たない人にとって、えち鉄はなくてはならない大事な鉄道」と話す。
同社は03年10月に全線開通し、乗客数は07年度に300万人を超えた。16年度以降は300万人台後半で推移し、コロナ禍で200万人~300万人台前半に落ち込んだが、23年度以降は再び300万人台後半に回復していた。
担当者は「旅行会社と連携して、インバウンドの新規開拓に力を入れたい。同時に、学校や町内会など地域の希望を取り入れた企画にも取り組み、地元利用の促進も進めていきたい」としている。
👣敦賀気比、佐久長聖に敗れる 北信越地区高校野球
https://news.yahoo.co.jp/articles/9deda5e7733a94b1b676facba5168e4388cb4164
第154回北信越地区高校野球大会が6日、長野市で開幕した。敦賀気比は佐久長聖(長野)に1―7で敗れた。序盤からリードを許し、七回に1点を返したが、及ばなかった。3投手が登板し、2番手の辻勇紗生投手(2年)は3イニングを被安打3、無四球、1失点で好投した。
敦賀気比は一回に四死球に長打、犠飛で2点を失い、2回にも失策から失点した。主将の長谷川陽竜(3年)は「自分たちの流れにならないまま、ずるずるいってしまった」と唇をかんだ。七回に3安打と敵失も絡めて1点を取った直後、2死満塁の好機で自身が凡退し、「あそこで打てていれば」と悔しがった。「チームのみんながきょうの悔しさを忘れないこと。自分はプレーで引っ張っていきたい」と心に期している。
🎤人気先行からON打ち取り、飛躍の転機も 聖地との不思議な因縁
https://news.yahoo.co.jp/articles/bbbbd5b21c0e6065801c023df214fd065d7f94c8
語る太田幸司(5)
■ファン投票1位に落ち込む
《甲子園のアイドルとして注目を浴びて近鉄に入団したが1年目は1勝、2年目は0勝。2年目はフォームもバラバラで不調になり、精神的にも落ち込んだ。それなのにオールスターのファン投票は3年連続1位。人気と実力のギャップに苦しんだ》
真っすぐとあまり曲がらないカーブしか投げられなかったから、最初から1軍でやれるなんて思っていなかった。2、3年は2軍でじっくり土台作りと考えていたのに、周りの過熱ぶりがすごい。特に2年目はろくに1軍で投げていないのにファン投票1位。毎朝起きてスポーツ紙を見るのが嫌になりました。「また票が増えている」と。
つらかったよね。人間不信になるというか、精神崩壊というか、外出するのも嫌になって、野球もやめようかなと。
■プロでの転機も甲子園だった
《3年目のオールスターが転機に。甲子園で行われた第3戦に先発し、ピンチで巨人の王貞治、長嶋茂雄の2人を抑えて飛躍のきっかけとなった》
2年目のオフにあるお寺の住職に「甲子園で投げていた太田幸司を捨ててみなさい」と言われ、気持ちを切り替えた。フォームを上手からスリークオーターに変え、シュートとスライダーを覚えて打ち取るスタイルを身につけた。
あのオールスターは無死一、二塁だったかな。王さんを外角のスライダーで遊飛。長嶋さんはシュートで詰まらせて二ゴロ併殺。マスターした二つの球が使えるなって。松坂大輔のセリフじゃないけど、自信が確信に変わりましたね。
🔥SNSもゲームもしない 高校生トップ捕手「時間がもったいない」
https://news.yahoo.co.jp/articles/9534b618474b4318cb05c2e7c5840eee666c93ba
■夏に輝く 智弁和歌山・山田凜虎
現役の高校生で「ナンバーワン捕手」との呼び声が高い。U18(18歳以下)日本代表候補に選ばれた智弁和歌山の山田凜虎(3年)だ。
甲子園で春夏通算4度の優勝を誇る強豪校で、1年秋から正捕手を担ってきた。強い肩と、パンチ力のある打撃が魅力だ。2年春は選抜大会準優勝に貢献。夏も甲子園に出場した。
だが、最上級生としてのスタートは悪かった。昨秋の県大会準々決勝で近大新宮に4―-9で敗戦。しかも八回に8点を奪われて逆転され、守りの要として責任を感じた。
ひきずりました。『智弁和歌山』というプレッシャーもあるなかで、あんな負け方をしてしまったことは恥ずかしい」と振り返る。
愛知県出身。関西有数の強豪校に進学したのは中谷仁監督(47)の存在があったからこそだ。
1997年の第79回全国選手権大会で主将兼捕手として日本一に貢献し、ドラフト1位でプロ野球・阪神に入団。楽天、巨人でも研鑽を積んだ。引退後、2018年から母校の監督になり、21年の夏に全国制覇を果たした。
山田は「中谷監督に学びたい」と地元を離れる決断をした。野球を始めた小学生のころから、ずっと捕手だ。「捕手として一番成長できる学校。野球で上(のレベル)に行きたかった」
中谷監督は、捕手としての技術や配球のほか、仲間への声かけ、チーム作りなど豊富な知識を伝授してくれている。心に残っているのは「捕手は勝たないと評価されない」という言葉。厳しいようだが、的を射ていると思った。「勝つためには投手に良い投球をしてもらわなければいけない。投手の良さを引き出したり、打者の狙いを読んだり。投げやすい環境作りをすることが捕手の仕事」という。
練習を終えて寮に戻れば、プロや大学の試合を見て配球を研究している。「SNS? 見ません。ゲームもしない。時間がもったいないので」
野球に捧げる高校生活を苦に感じたことはない。「本当に野球が好きなんです」。2年半の集大成を、この夏に発揮するつもりだ。
📝浦和学院・女子硬式野球部 森士部長が立ち上げ携わる 新ユニフォーム披露も 主将「一勝でも多く」
https://news.yahoo.co.jp/articles/85acc5c04992de5d440c78f17985f987bc5e981f
昨年4月に創部し、2年目を迎えた浦和学院女子硬式野球部は6日、さいたま市大宮区のメインKビルで出陣式を行った。チームからは森士部長、高田涼太監督らスタッフ7人と部員33人が出席。集まったスポンサー企業関係者や保護者ら約50人に向けて今季の意気込みを語った。
式の冒頭ではチームの立ち上げに携わった森氏があいさつ。創部初年度の昨季について、「右も左も分からない中での活動だったが、選手たちの『楽しい』という言葉が励みになった」と振り返った。トーナメントの大会は3大会に出場し、1勝。リーグ戦は5勝15敗と負け越したが、交代要員がいない部員9人で1年間を戦い抜いた。
続いて、新入部員の顔触れが新ユニホームとともにお披露目された。4月入学の2期生は、マネジャー含め昨季の2倍以上の24人。2年生の吉田ゆあ主将は「今季はたくさんの新入生が入部して、力もついている。一勝でも多くできるように頑張る」と意気込んだ。
同校男子硬式野球部OBの高田監督は「大会での2勝とリーグ勝ち越しが目標」と昨季越えに挑む。
💢高校野球「7イニング制」の根本的な矛盾…“猛暑対策”が理由なら“炎天下の甲子園”での開催にこだわるのはなぜか
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab0468cb9c08404b8db5ec7883d3de51646b5c56?page=1
日本高等学校野球連盟(以下、日本高野連)は、5月30日と6月6日の2回にわたり、指導者や有識者らを招いて意見交換会を開催した。日本高野連は昨年10回にわたって開催した「7イニング制等高校野球の諸課題検討会議」をふまえ、12月の理事会で「7イニング制の採用は、(中略)課題解決ならびに改善を目指すうえで極めて有効であると本会議では結論づけた」とし、「2028年3月の第100回記念選抜高校野球大会と同年度の各都道府県高校野球連盟の春季大会からの採用が望ましい」としている。その流れを受けて開かれたものだ。
「猛暑対策」に「7イニング」の矛盾
7イニング制移行については日本高野連もずいぶん慎重で、現場の指導者、選手の理解を得るためかなり気を使っている様子がうかがえる。それでいて、“7イニングへの移行はもはや避けられない”といった、強い決意も感じられる。この問題の矛盾や「おかしさ」を指摘したい。
5月30日の意見交換会では、今春の選抜大会で優勝した大阪桐蔭の西谷浩一監督が「断固反対です」と、出席者の中で唯一、明確に反対の意思を主張したと報道された。スポニチはこう報じている(5月31日)。
「『大変失礼だが、(9回制を維持する方法を)脳みそがちぎれるぐらいまでは考えられていないと思います』今回の出席が決まって以降「最終報告書」を毎日2度の熟読。先日読書をする中で『オープンマインドという言葉と出合った』という。『自分の考えに固執しないようにしろと言われたと思った。だから7回制の考え方に寄り添おうと思ったけど、断固反対です』。暑さ対策など知恵を絞れば、9回制維持の方法は残されていると主張。出席者では唯一、明確な意思を示して譲らなかった」
当事者である加盟校の意向はどうなのか? 昨年、日本高野連が実施したアンケートに対して「反対」が70.1%を占めた。だからこそ日本高野連は理解を深める努力を重ねているのだろう。反対を押し切ってでも移行しようとする背景には、「猛暑による危険防止」という切実な問題がある。だが、「だから7イニングに」と主張する日本高野連の主張には根本的な矛盾がある。
不思議な本末転倒
本稿で私は、端的に2つの指摘をしたい。ひとつは、「真夏に」「甲子園で」選手権を開催し続けるために、野球の根本ルールを変えるという、不思議な本末転倒である。
「真夏に甲子園で大会を続けるためなら、野球という競技の骨組みを変えてもいい」という日本高野連の考えは、“思い上がり”と言わざるを得ない。
スポーツのルールは時代や状況と共に変更されるものだと理解している。バレーボールやバドミントンのラリーポイント制への移行は、競技の本質を変えるものだったろう。それでも改訂し、選手たちは変更されたルールでナンバーワンを競い合っている。それがスポーツだとも言える。だが、変更の理由が、朝日新聞社主催の「夏の甲子園」をいまと同じ時期に同じ球場で開催し続けるためだとすれば、野球ファンは支持するだろうか。野球がより本来の競技性を高め、深めるためのルール変更なら愛好者も受け容れるだろう。しかし、9イニング制の妙味を間違いなく損ねる変更を「甲子園大会」のために強行する無礼と不遜をファンは許すだろうか。
もし強行すれば、「夏の甲子園」は野球ではなく似非野球であり、「大会としての価値はこれまでより下がる」と評価されるのが自然な結末で、自由な競争社会においては、「真の高校野球選手権大会を他の時期に他の場所で開催する」と企てる別組織が現れても当然だ。そういう動きは「ないに決まっている」と決めつける日本高野連と新聞社の思い上がりにも驚きを隠せない。単純な話、9回を7回にする以前に、開催時期を「真夏から秋に」、開催場所を「甲子園だけ」から「ドームを含めた複数の球場」に変更する方がよほど現実的だ。それなら、猛暑による健康被害の危険はかなり軽減される。
メインスポンサーの意向
投手の投球過多については、球数制限など他の方法で対策を講じることができる。もうひとつは、最終的な決断は誰がするのか? 世論の形成や報道の主な役割を夏の甲子園の主催者つまり当事者である朝日新聞が担っているという日本スポーツ界の不思議だ。この件について、朝日新聞社はかなり身を切るような報道もしている。5月23日、朝日新聞に慶應義塾高校野球部・森林貴彦監督の提言を掲載し、話題になった。曰く、
「本当に7イニング制が必要だったら断行しなきゃいけないと思っています。ただ、順番として先かというと、賛成ではありません。そもそも私は、「夏に甲子園球場で全国大会をやる」という最終報告書の前提から議論すべきだと思っています」
「今後100年間、炎天下の甲子園で全国大会を続けることを本当にイメージできますか。どこかで変えるべきで、その時期がもう、今、来ているのではないでしょうか。熱中症警戒アラートが出て、テレビには外出を控えるようにというテロップが出ている。あまりにも矛盾が大きい。だから、夏でいいのか、甲子園という場所でいいのか。本格的な検討をしてもいいと思います」
こうした提言を朝日新聞が発信したことに一定の意義はあると感じる。だが、ならばこの先に歩を進め、7イニング制への移行より、時期と球場の変更を優先すべきではないだろうか。その意志がないのであれば、朝日新聞に載った森林監督の金言も「ガス抜き」に使われたと感じられても仕方がないだろう。5月30日の意見交換会に出席した同志社大学政策学部教授の川井圭司教授も同様な指摘をしている(サンケイスポーツ、6月1日)。
「『高野連というのは特殊な意思決定構造があるのは皆さんもご存じの通りで、メディアが入っているところが一番特徴的。メディアとともに高校野球がここまで社会の文化としてやってきた』
指摘したのは朝日新聞社や毎日新聞社が全国大会などの主催者として高校野球文化を作り上げる役割を担ってきた事実だ。今回検討されているテーマについては(1)野球の本質にかかわるルール・制度の変更(2)野球を伝えるもの(大会・事業)の仕組みの変更、の2点が混同しており『誰が7回制移行に向けた判断を下すのかがちょっと不透明なところがある』」
サンスポは次のように続けている。
「川井教授はまた、『現場で7割の方が反対されているにもかかわらず、これが進んでいることに対して単純に関心がある。なぜこういう意思決定が可能なのか。かつ、こういう意思決定が適切なのかというところも含めて』と引き続き経過に注目していく考えを示した」
高校野球の根幹に関わる決定を、夏の大会の事業主体である民間企業が担っている。日本高野連もメインスポンサーである新聞社の意向に影響され、高校野球の総本山としての矜持を強く示さず大会運営にあたっている。今後もそれでいいのか、7イニングへの移行は、実はその根本が問われている。