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9/8 秋季兵庫大会1回戦 高砂球場 神戸一-滝川 9:58~13:01

    一二三四五六七八九十11121314151617181920計HE
神 戸 一20200010001             661 小田、川崎-竹島
滝  川40000001000            582 新井、井伊-岡本
 
        第二試合   
        尼崎稲園
        豊岡総合

 前日、片道5時間かけて岐阜県各務原のプリニーの球場へ片道5時間かけてたどりついた。2年前の夏、宿泊観戦で無念の雨天中止のリベンジ達成し留飲を下げた9月上旬とはいえまだまだ真夏の日差し強烈な岐阜から帰り、この日は約1時間30分ほどかけて高砂へ。高砂はネット裏に屋根があるので観戦環境は良いが、2006年兵庫国体高校硬式野球の会場になったが、一切改装工事はせず未だに手書きのスコアボードで両翼91、2mと狭さも相変わらずでもちろんナイター設備なんてない。。。

遅まきながら2025年秋に長期改装工事に入りようやくスコアボードが電光掲示板になるようで、2026年春の来場を楽しみにしているが、この時点ではまだそのことを知らなかった。
この日は10時から2試合。まずプロ注目の二刀流と呼び声の高い滝川・新井投手が神戸一を迎え撃つ。
滝川は吉本監督が率いていた頃は甲子園常連校で非常に強かったが、滝川二が新設され野球部の流れが受け継がれ低迷期に入ってしまった・・・・・。
長い間不老監督が率いていたが、老いてしまったのか?定年退職か??分からないが数年前に近藤監督がチームを引き継ぎこの監督さんはアゴひげを蓄えたコワモテだった。
神戸一は神戸市内で数多くある私学の強豪に比べたら実績も何もないが、数年前の夏に育英に完勝したこともあるし、神戸学院大付ほどではないが今後の躍進がちと期待される。新チームとなり部員19人と寂しいところだが、剛腕・新井にどこまで食らいつけるか?

アルプスを見ると両チームともに太鼓1つの応援で滝川は録音応援というスタイル。試合は1回表先発を任された二刀流エース新井のコントロールが明らかにおかしかった・・・。
秋の県大会初戦という緊張感なのか?もともと立ち上がりのコントロールに課題があるのか分からないが、プレーボールから3球連続ボールで幕開けし、10球中8球がボール球でいきなり無死1・2塁の大ピンチ。3番・田中にも3ボールと歯止めが利かず、1-3からデッドボールで無死満塁・・・・・。
力関係を考えると神戸一がある程度ハンディーをもらった方が盛り上がるかも?!と見ていたが、滝川は早くも前進守備で余裕なく4番・高瀬1ボールからあえて打ちに行きセカンドゴロの間に1点先制。1つアウトを取ったので落ち着きたい新井投手だが、5・6番に連続四球を与え押し出しで2点目。これで開き直れたのか?外ストレートで見逃しの三振とレフトフライに抑え大気の片りんを見せたが、初回から38球を投げて無安打5四死球2失点と破天荒な立ち上がり。
しかし、滝川打線も奮起しその裏2死から3番・岡本がヒットを放つとエースで4番の新井もヒットで続き、5番・本山のレフトへのタイムリーツーベースで1点を返す。まだ2-1と1点勝っているが、川口監督は早くもエース・小田をベンチに下げて同じ1年生の川崎をリリーフに登板させた。しかし、6番・沢田の微妙なライト前のフライをライト辰野がダイビングするも後逸しタイムリースリーベースで逆転を許しパスボールでもう1点許し1回から4-2と大味な展開に。

なかなか兵庫では見られない初回からの激しい応酬にワクワクしていたがえてしてこういう時は2回のマウンドでは投手が別人のように変わる。新井投手はストライク先行であっさり三者凡退に抑え初回の5四死球はいったい何だったのか?と。リリーフした川崎投手も走者のいない場面で回の頭から入りこちらも三者凡退と落ち着いてきた。

しかし、3回表先頭打者のショートフライ落球で新井投手の歯車が再び狂い、4番・高瀬がカウント1-1からバスターをかましショート内野安打で無死1・2塁と同点のピンチを招いた。川口監督は手堅くバントで進めたい意向だったが、まさかの3球連続バントファールで三振。この流れで無得点だったらかなり苦しくなるところだが、2死から1年生キャッチャー竹島が起死回生の同点タイムリーツーベースをレフトに放ち2者生還で4-4同点!これで新井投手の気持ちが切れたのか?8・9番に連続四球を与え満塁となったが、ベンチからタイムは取られず1番・三宅3球勝負で外ストレート空振り三振と踏みとどまった。
追いつかれた滝川はその裏四球とエラーなどで2死1・2塁とチャンスをもらったが、7番・田中初球打ちはショートゴロに終わり4-4で序盤を終えた。

追いついた神戸一は勢いそのままに4回2番からの攻撃で勝ち越したかったが、新井投手がストライク先行のピッチングができ思うような攻撃ができず2死から4番・高瀬がレフトフライで三者凡退と思いきやレフト川本が打球を見失いツーベースヒット、、、
かなり味方に足を引っ張られている格好だが、ここは切り替えて5番・辰野を外ストレート空振りの三振で事なきを得た。 
その裏、滝川は1死から9番・北岡が1ストライクからセーフティーバントをかますなどして揺さぶり追い込まれてからしぶとくショート内野安打。さらに暴投で2塁へ進んだが上位打線が沈黙し無得点。

まだどちらに転ぶか全く見えてこない中盤戦。神戸一はおとなしく三者凡退。その裏滝川も3番からの攻撃だったが外野フライ2つでこのままあっさり整備突入かと思いきや、5番・本山がセンター前ヒットを放ちさらに四球で勝ち越しのチャンスを作ったが、7番・田中キャッチャーフライでようやく整備に入った。

しかし初回から点の取り合いでバタバタしたところもあったが、5回で1時間25分経過している。4-4同点だしあるいは延長突入の可能性も多分に含まれている。高砂はネット裏に立派な屋根があるので前日のプリニーの球場のような猛暑に晒されることなく済んだので助かったが、これが明石トーカロのような屋根なし球場だったら熱中症になっていても不思議ではなかった・・・・・。
期待の滝川・新井投手だが初回から5四死球と大乱調でここまで3安打7四死球4失点とガックリさせられる内容ではあるが、こういう大乱戦が好きな僕としてはコールド寸前のような試合よりも見ていて楽しい!そして制球難で野手も熱さで集中力を欠いているのか?落球や打球を見失うシーンもあり、仮に初戦突破しても近畿大会までは程遠そうな感じだ。
神戸一は部員19人で1年生バッテリー。エース・小田がまさかの1回途中KOで厳しいと思われたが、2番手・川崎投手が要所を締めて2回以降無失点に抑えているので大崩れもなさそう。

このまま4-4で最後まで行くのか?どちらかが1点を奪ったところで激しい点の取り合いが復活するのか??6回表神戸一は連続外野フライの後に2死から2番・中村がライト前ヒット。しかし、3番・田中のカウント1-1からあるいは何かしらのサインが出ていたのか?それとも初ヒットを打って浮かれていたのか???思わぬけん制球に戻れずタッチアウト・・・・・。
しかし、川崎投手は打たせて取るピッチングを変えることなく6回内野ゴロ3つで切り抜け終盤へと入っていく。

7回表神戸一は3番からの好打順。1死後4番・高瀬がデッドボールで出塁すると川口監督はあえてツーアウト覚悟で送りバントのサインを出すが、これが新井投手の悪送球を誘い2死2塁のイメージが1死1・3塁とノーヒットでタナボタのチャンス到来!
滝川内野陣はあえて中間守備を取り、ベンチの近藤監督は初回にタイムを取ったがその1度きりで選手任せのようだ。
6番・松葉は1-1からショートゴロゲッツー崩れの間に5点目が入り試合を優位に進められる態勢になった。なおも2死1塁から川口監督は積極的に攻め、7番・竹島カウント2-2からエンドランをかけライト前ヒット。2死1・2塁からダブルスチールを仕掛けまんまと成功。ここであと1点でも追加すれば試合を決めかねないところだが、新井投手が最後の力を振り絞り11球粘られたがショートゴロで振り切り首の皮一枚残った。
勝ち越された滝川だがその裏2番からの攻撃もファーストストライクを見逃しおとなしくツーアウト。しかし4番・新井が意地のライト前ヒットを放ったが無得点。

そして8回表新井投手はここまで145球を投げてきた疲労を考慮したのか?ライトに下がり右サイドスローの井伊投手がリリーフ。先発完投させると思ったが、すんなり交代。たしかに内容が悪すぎたしこれ以上投げさせても傷口が広がりそうな感は否めないが、、、井伊投手が好リリーフして結果的にこの継投で流れを変えた。
三者凡退で悪い流れを切り守りからリズムをつかんだ滝川は8回裏川崎投手が突如乱れたスキを突いた。1死から四球を選ぶと井伊投手バントの構えを見せるもまさかの8球連続ボールによる連続四球。9番・北岡も待球作戦かと思いきや初球から打ちに行きファール。2球目サードゴロゲッツー崩れの間に2塁走者田中の好走塁で一気にホームを陥れ5-5同点となり新井投手の負けを消した。

こうなると延長戦を堪能したい色気が出てくる。無難に両軍無得点の方が組み立てやすい。神戸一は3番からの攻撃でいきなりヒット性の打球を放つがセンター北岡のダイビングキャッチでチームを救い、1死から4番・高瀬がヒットそして盗塁とハッスルしたが、後続が断ち切られ無得点。
1回からロングリリーフしてすでに123球投げている川崎投手の疲労が心配な9回裏。2番からの攻撃を打たせて取るピッチングで無難にアウトを2つ積み重ねたが、4番・新井がセンターオーバーのスリーベースを放ち最後に美味しいところをもっていきそうな気配。危険を察知した川口監督が「申告敬遠」を宣告し6番・沢田と勝負。同じ1年生ゆえに気力と気力のぶつかり合いとなったが、フルカウントからスライダーで空振り三振を待望の延長戦に突入!

9回終了2時間31分を擁しまだ試合は終わりそうにもない。5回に続いてのグラウンド整備はなくいきなり延長タイブレークに突入。ともに継投策に出たが、1回途中からロングリリーフしている神戸一・川崎投手のスタミナを考えると俄然、後攻の滝川有利に思えてきた。スミ4で終わりかねないところを劣勢の8回裏に追いついた勢いそのままにサヨナラ勝ちの予感。
先攻の神戸一としては2点以上取ってプレッシャーをかけたかったが、、、、、
10回表神戸一は7番からの攻撃で下位打線に向かっていくが川口監督はあえて送りバントを選択。初球バントファールするとすかさず攻撃のタイムを取って指示を徹底させ送りバントの構えを5球目まで続けフルカウントからまさかのバスターエンドランを仕掛けるもファールでさらに2回連続仕掛けるも見逃しの三振と三塁盗塁失敗で最悪の三振ゲッツー。。。
しかし井伊投手がこれで気が緩んだのか?2死2塁から四球を与え、9番・川崎を2球で追い込んだ直後にデッドボールで満塁。かなり苦しくなったが、1番・川崎を真ん中ストレートで空振り三振を奪い無失点で切り抜けた。
滝川もその裏同じく7番からの攻撃だったが、7番・田中初球バントファールすると直後にバスターに切り替えたがこれもファール。最後は2-2からスリーバントに再度切り替えるもファーストフライ。それでも近藤監督は井伊投手にバントを命じ2死2・3塁。9番・北岡にそのまま打たせるがライトフライで両チームともに無得点。このタイミングで2度目のグラウンド整備に入った。

高砂だけではなく、兵庫県高野連のグラウンド整備はノンビリしているので、3時間ゲームが確定した。第2試合とくに豊岡総合の選手や応援団たちは帰りの足も気になるところだろうが、遠路はるばる高砂下りまで来たので兵庫南部の空気を味わってほしかった。

11回表神戸一は2番からの好打順で先頭の中村が初球バントファールいたものの2球目を決めて1死2・3塁。そして3番・田中の強攻策が実を結び2-2からセンター犠飛で延長に入りようやく勝ち越し成功。滝川は1点に抑えればまだ勝機はあるということで4番を申告敬遠して5番・辰野をチェンジアップで空振り三振に抑えまだ予断を許さない。
滝川は1番からの攻撃。近藤監督は定石通り送りバントのサインを出すが、ファーストが猛ダッシュして3塁送球封殺!しかし、2番・古谷も送りバントを敢行し今度は成功し2死2・3塁。
なんとかエースで4番の新井まで打席を回らせたい。あるいは3番・岡本のバットで逆転サヨナラ?!どちらを滝川サイドが考えていたかは分からないが3ボールとなって四球で2死満塁バッター4番・新井を思い描いたが、1球ストライクが入り5球目強振し無情にもサードフライに倒れ試合終了。

延長11回試合時間3時間03分と熱い熱い試合だったが、評判の滝川・新井投手の制球難が浮き彫りになり本当にドラフト上位候補と騒がれる逸材なのか???疑問符だけが残った。
7回投げて145球8四死球とかなり投手としては苦しかったが、打者としては4番の責務を果たす3安打を放っていたので打者の才能があるのかもしれない。。。
岐阜・各務原から日帰り約10時間旅した翌日の試合で大屋根に助けられこれだけの好ゲームを観戦できたので大満足だった。

つづく第2試合は13時55分開始予定という。まだまだ日没まで遠いので何の心配もないし、最寄りのJR宝殿駅は昼間は1時間2本しか電車が来ないので、4本来る夕方の方がありがたい。
僕は日本海側但馬のチームがダイスキなんでこの機会に豊岡総合を観戦できるのはありがたい。遠目から観たら東海大相模のようなユニホームに変わっている。
対する尼崎稲園は全くの無名校だが、かつて強かった尼崎北・市尼崎の勢いに翳りがでてきた間隙を縫ってたまに県大会に出てくる。そして両チームともに部員17人・18人と新チームになってベンチ入り20人に届かないが、力の差がほとんどなかったのか前日の岐阜大会のようなコールド寸前からの猛追でなく最後までコールドの心配なく観戦できた。それはまた次回の講釈で。

チーム名 選手名 投球回 打者 投球数 安打 犠打 犠飛 四球 死球 三振 暴投 失点 自責
神 戸 一 小 田    2/3  5  18   3  0  0  0   0  0  0  3  3
神 戸 一 川 崎 10 1/3 34 158    5  2  0  6  0   3   1  2  1                
   
滝  川 新 井  7  35 145   5   1  0  6   2  6  0  5  4  
滝  川 井 伊  4  15  57   1   1   1  2  1  4  0  1  0       

                    (完)  
                     
                 🌟次回予告🌟    
   R7年度秋季近畿地区高校野球大会兵庫予選観戦記② 撃魂 豊岡総合観戦記
           9/8 秋季兵庫大会1回戦 高砂球場 豊岡総合-尼崎稲園
2025/12/24(水) 22時46分22秒 No.2202 編集 削除