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9/24 秋季和歌山大会一次予選 代表決定戦第1試合 紀三井寺球場 近大新宮-星林 8:29~11:07
TEAM 12345678910RHE
近大新宮 021030003 981 南、浅原、清水-岡崎
星 林 002002020 6102 則藤、上田、則藤-浜口
UMPIRES
PL1B2B3B
弓 天 出 廣
中 野 羽 海
8月末の新人戦を雨で流して紀三井寺における4試合日をフイにしてしまったので、満を持して9月24日の一次予選 代表決定戦8時30分から4試合にかけていた。幸いこの日は午前中を中心に青空が広がっており、熱さは真夏並みだが日没は秋分の日を過ぎて早くなってくるのでよほどコールド連発などによる早じまいがなければナイター点灯濃厚だろうと。
いつも通り4時起床で5時08分の始発電車に乗り紀三井寺駅には7時50分過ぎに到着。ここから球場まで約3kmの道程を小走りで緑道駆け抜けネット裏に着席。この日は新人戦4強組の和智弁などは一次予選免除のため不在ゆえにスタンドも空席が目立ち快適に観戦できる環境だった!
まず第1試合は夏の準優勝校・近大新宮が星林の挑戦を受ける。星林は和歌山市内の高校で伝統校だが新チームはなんと部員13人しかいない、、、、宮下前監督のスパルタ指導が問題視され監督交代の影響もあったのだろうか???近大新宮はこれまで約20年間いつ和歌山を制してもおかしくない状況だったが、いつも惜しいところで姿を消し和歌山8強・4強あたりが関の山だった。しかし産屋敷監督が就任してから2022年秋ついに近畿大会初出場を果たし、2024年夏ようやく和歌山大会決勝に残り準優勝と過去20年間届かなかった領域に達し甲子園が見えてきた!
大ベテラン・安田 俊部長が隠居され代わりに宮本 俊子女史が部長に就任され以来1球ごとに名草山に響く大声を出し続けていた。
星林はのちに大きく成長し夏は準優勝まで上り詰めたが、この時は則藤投手の資質を見抜けずいつもながらの善戦マンといった風情だった。
近大新宮は旧チームも豊富な投手陣のマシンガン継投で相手を交わし続けており、この試合も先発は背番号3の4番打者南だった。星林はエース・則藤に託され8時29分長すぎる1日の始まりを告げるサイレンが鳴り響いた。
1回表近大新宮は1死から2番・鹿野がレフト前ヒットで出塁するも強攻策実らず無得点。その裏、星林は先頭の浜口がストレートの四球で出塁。2番・田中の初球もボールで新宮から前泊で和歌山市入りしての早朝に起床してコンディションを整えるのが難しそうな南投手の立ち上がり。6球投げてようやくストライクが入りこれで落ち着けたのか?1-1から送りバントがファールで追い込み外126kmストレートで三振。すると辻監督は3番・西山3ボールから1球待たせてからのエンドランで積極的に仕掛けたがライトフライ。そこから暴投~四球と安定感に欠ける南投手だったが、エースで5番則藤初球センターフライで結局無得点。
初回はストライク先行で安定していた則藤投手だったが、チャンスでの凡退を引きずったのか?あるいは相手投手にお付き合いしたのか???2回連続四球で無死1・2塁と厳しい状況に自分で追い込み送りバントで1死2・3塁とピンチ拡大し、8番・岡崎がピッチャー返しゴロでセンター前に抜ける先制タイムリーヒット。さらに1死1・3塁で9番・倉津が初球セーフティ―スクイズを決め、則藤投手の野選を誘い2点目。産屋敷監督は軟式野球上がりなんで細かい野球はお手の物だった!なおも1・2塁とチャンスは続くが、1番・山本はショートライナーゲッツーと星林がなんとか猛攻を食い止めた。
しかし、これで南投手が勇気づけられ初回とは別人のような投球でわずか6球で外野にすら打球は飛ばずガッチリと主導権を握った。
勢いそのままに3回死球と送りバントで1死2塁とお膳立てして2死から5番・樫原が2球で追い込まれながらも6球粘ってセンター前タイムリーヒットをしぶとく放って3点目。
しかし星林もこのまま黙って長い冬に突入することは許さず、その裏1死から1番・浜口がレフト前ヒットを放ちこれを合図に2番・田中がライトへタイムリースリーベースを放ち1点を返し、3番・西山はライト前タイムリーヒットと3連打であっという間に1点差!近大新宮ベンチは特に動かず静観視して4・5番を抑えたが、3回終了3-2とこのまま終盤までもつれていく予感がしてきた。
1点差に迫られた近大新宮は4回下位打線とはいえこの試合初の三者凡退に打ち取られ完全に流れが変わった印象を受けた。その裏、星林は先頭の6番・山崎が右中間にヒットを放ちこれを送って1死2塁とジワジワ近大新宮を追い込んでいく。8番・皆川がサードゴロに倒れると、辻監督は代打・竹内を起用し四球をもぎ取り逆転のランナーが出塁。1番・浜口に回し近大新宮ベンチは動かず南投手を行けるところまで投げさす構えでフルカウントからショートゴロに打ち取りピンチ脱出。
すると押されまくっていた近大新宮打線が目覚めた。5回1死から2番・鹿野がレフト前ヒットを放ち2死後4番・南のサードゴロトンネルで相手がスキを見せたところを一気に畳みかけ、5番・樫原初球センターオーバーの2点タイムリーツーベースで5-2と再び突き放し、6番・玉置は初球セーフティーバントをかましファール。直後にサードゴロだったがまたしてもサード後逸のエラーで6点目。相手のミスに乗じてしたたかに差を広げ二次予選進出の道が開けつつあった。
その裏、星林も先頭の2番・田中が初球セーフティーを仕掛けて揺さぶるもキャッチャーゴロなど3球でツーアウト。しかし、南投手が急に制球乱し初回と同じように突如ストライク入らず7球連続ボール球。結局連続四球で1・2塁。勝ち投手の権利まであと1つアウトを取ればいいのだが、高校野球なんでそこは気にせず産屋敷監督は中継ぎでエース・浅原を投入。6番・山崎にセンター前ヒットを喰らい満塁とされるも7番・酒井をサードゴロに仕留め火消し成功6-2で整備に入った。
秋の大会も熱さで言えばあまり夏と変わらないので、7月同様10分間のクーリングタイムが設けられた!日没した第4試合を除いてこの日3度あったので30分間より長く球場にいれた計算になる?!普段の整備がだいたい6分程度なんで実際は12分ほどしか長引いてはいないがそれでもここで通路で涼めるのはありがたい限り。
前半戦は近大新宮が効率よく得点を積み重ね試合を有利に進めつつあるが、投手陣が安定感を欠いて一歩間違えれば主導権を譲りかねない展開だった。
伝統的にどこと対戦しても接戦となり際どい試合をするイメージが強いので、簡単にコールド勝ちなどできはしない・・・・・。星林は塁上賑わすも8残塁と決め手に欠き、5回のサードゴロエラー2つで攻守に空回りしているきらいもあった。部員13人で厳しい局面ながらも一次予選8強まで勝ち上がり健闘しているがなんとか切れずにもう1度立て直したいところだ。
6回表から星林はエース・則藤がサードに回りレフトの上田がリリーフ。いきなり四球を与えスリーバントで1死2塁。ここで追加点を奪われたら一気に崩れかねない場面。1番・山本サードゴロの間に2塁走者は3塁へ進み、3打席全て出塁している2番・鹿野は四球と盗塁でかき回してきたが、ここで打席はリリーフしたエースの浅原。1-2からレフトフライを打ち上げ無得点。
なんとか4点差で踏ん張る星林はその裏先頭が四球で出塁すると途中出場の竹内がバスターエンドランを仕掛けショートゴロで1死2塁。1番・浜口はまさかのセーフティーバントをかましこれが内野安打で1・3塁。さらに初球盗塁を決めて相手バッテリーの動揺を誘い直後に暴投で3点差。1死3塁で2番・田中は2ボールからセーフティ―スクイズの構えを見せてかく乱し、6球目ショートゴロ後逸のタイムリーエラーで4-6と迫ってきた。辻監督は機動力野球がダイスキなのか?またも盗塁を仕掛け見事に決まるが、欲張って三盗をかますもタッチアウト!しかし2点差に迫りまだ試合の行方は分からない。
再度ケツに火が点いた近大新宮は失点直後の7回表2つの四球などで1死1・2塁のチャンスをもらった。このタイミングで辻監督はKOされたエース・則藤をサードからマウンドへ再登板を命じエースと心中する構え。いきなりサードの野選で満塁のピンチを迎え4失点までならOKと構えていたが、8・9番相手に見逃しの三振とショートゴロで凌ぎきった。
しかしその裏反撃したい星林だが2死から6番・山崎がヒットを放つも無得点で僅差に迫るが追いつき追い越すところまでは行かずじわじわと追い込まれてきた・・・。
星林のエース・則藤は再登板後は完全に復調して8回1番からの上位打線を三者凡退に抑え反撃の機運が高まる。近大新宮は2死ランナーなしからあえてエース・浅原に代打を出した関係で3番手投手に背番号11の清水がストッパーとして登板。簡単にツーアウトを取ったが、1番・浜口を歩かせると辻監督お得意の機動力野球がさく裂し盗塁成功。さらに連続四球で1・2塁の場面でなんとまさかのダブルスチール成功。3番・西山は7球粘ってセカンド内野安打を放ち3塁走者はもちろんのこと2塁走者・田中まで生還してついに6-6同点に追いついた!!
しかし4番・上田がピッチャーフライに倒れ流れが止まってしまった。
それまで1度も追いつかれなかった近大新宮がついに8回2死から同点に追いつかれガクっと来たかと思ったが、9回1死から5・6番の連続スリーベースヒットでアッサリ勝ち越し7番・西島の犠飛で8点目。さらに2死ランナーなしから四球とスリーベースで9-6と3点リード。最後の最後にスリーベース3本の長打攻勢で突き放した。
しかし部員13人の星林も負けたらセンバツ絶望の大事な試合で最後まで集中力を切らさず、シングルヒット2本と四球で無死満塁と大きなチャンス到来。産屋敷監督は試合を通じてタイムを取らず選手任せにしておりエース降板でもう清水投手に託すか?背番号10のブルペン待機に継投するかの二択だったが、清水に託してまず8番・皆川を浅いライトフライに打ち取り1アウト。代打・平川が送られホームランなら10-9で逆転サヨナラ勝ちだったが、3球三振。最後は1番・浜口が初球サードゴロに倒れヒヤヒヤしながら近大新宮が何とか部員13人の星林を振り切り2時間38分の打撃戦を制した。
早い段階で先制し効果的に加点して主導権を握り試合を有利に進めていたが、星林のしぶとい攻撃に大苦戦を強いられながらもなんとか振り切り3投手の継投で辛くも逃げ切った様相だ。
夏準優勝しただけにもっと貫録勝ちできるかと思ったが、3投手で9四球というのが苦戦の要因だろうか?伝統的に創部約20年経過するが、中堅クラスの相手にはこのようなシーソーゲームを展開するのがお家芸のような感じなので面白い試合はするだろうなと予想していたが予想以上の好ゲームで面白かった。
急いでスーパーオークワに昼ご飯買い出しに行き、その間に第2試合那賀-海南の試合準備が進められている。海南は21世紀枠で甲子園出場歴のある言わずと知れた創部100年の伝統校だが、那賀は無名校ながら平成中盤頃から力をつけて来ており、高津理事長が監督時代に覚醒し2011年秋の和歌山を制して近畿大会出場を果たした。後任の福田監督もうまくチームをまとめてダークホース的存在としての位置づけは変わらない。第1試合のような打撃戦かつロングゲームを期待していた試合は次回の講釈で。
チーム名 選手名 投球回 打者 投球数 安打 犠打 犠飛 四球 三振 暴投 失点 自責
近大新宮 南 4 2/3 23 70 4 1 0 5 2 0 2 2
近大新宮 浅 原 2 1/3 11 47 3 0 0 1 1 1 2 1
近大新宮 清 水 2 12 51 3 0 0 3 2 0 2 2
星 林 則 藤 6 25 81 5 3 0 3 2 0 6 3
星 林 上 田 1 1/3 8 33 0 1 0 4 0 0 0 0
星 林 則 藤 2 2/3 13 43 3 1 1 1 0 0 3 3
(完)
🌟次回予告🌟
9/24 秋季和歌山大会一次予選 代表決定戦第2試合 紀三井寺球場 海南-那賀
TEAM 12345678910RHE
近大新宮 021030003 981 南、浅原、清水-岡崎
星 林 002002020 6102 則藤、上田、則藤-浜口
UMPIRES
PL1B2B3B
弓 天 出 廣
中 野 羽 海
8月末の新人戦を雨で流して紀三井寺における4試合日をフイにしてしまったので、満を持して9月24日の一次予選 代表決定戦8時30分から4試合にかけていた。幸いこの日は午前中を中心に青空が広がっており、熱さは真夏並みだが日没は秋分の日を過ぎて早くなってくるのでよほどコールド連発などによる早じまいがなければナイター点灯濃厚だろうと。
いつも通り4時起床で5時08分の始発電車に乗り紀三井寺駅には7時50分過ぎに到着。ここから球場まで約3kmの道程を小走りで緑道駆け抜けネット裏に着席。この日は新人戦4強組の和智弁などは一次予選免除のため不在ゆえにスタンドも空席が目立ち快適に観戦できる環境だった!
まず第1試合は夏の準優勝校・近大新宮が星林の挑戦を受ける。星林は和歌山市内の高校で伝統校だが新チームはなんと部員13人しかいない、、、、宮下前監督のスパルタ指導が問題視され監督交代の影響もあったのだろうか???近大新宮はこれまで約20年間いつ和歌山を制してもおかしくない状況だったが、いつも惜しいところで姿を消し和歌山8強・4強あたりが関の山だった。しかし産屋敷監督が就任してから2022年秋ついに近畿大会初出場を果たし、2024年夏ようやく和歌山大会決勝に残り準優勝と過去20年間届かなかった領域に達し甲子園が見えてきた!
大ベテラン・安田 俊部長が隠居され代わりに宮本 俊子女史が部長に就任され以来1球ごとに名草山に響く大声を出し続けていた。
星林はのちに大きく成長し夏は準優勝まで上り詰めたが、この時は則藤投手の資質を見抜けずいつもながらの善戦マンといった風情だった。
近大新宮は旧チームも豊富な投手陣のマシンガン継投で相手を交わし続けており、この試合も先発は背番号3の4番打者南だった。星林はエース・則藤に託され8時29分長すぎる1日の始まりを告げるサイレンが鳴り響いた。
1回表近大新宮は1死から2番・鹿野がレフト前ヒットで出塁するも強攻策実らず無得点。その裏、星林は先頭の浜口がストレートの四球で出塁。2番・田中の初球もボールで新宮から前泊で和歌山市入りしての早朝に起床してコンディションを整えるのが難しそうな南投手の立ち上がり。6球投げてようやくストライクが入りこれで落ち着けたのか?1-1から送りバントがファールで追い込み外126kmストレートで三振。すると辻監督は3番・西山3ボールから1球待たせてからのエンドランで積極的に仕掛けたがライトフライ。そこから暴投~四球と安定感に欠ける南投手だったが、エースで5番則藤初球センターフライで結局無得点。
初回はストライク先行で安定していた則藤投手だったが、チャンスでの凡退を引きずったのか?あるいは相手投手にお付き合いしたのか???2回連続四球で無死1・2塁と厳しい状況に自分で追い込み送りバントで1死2・3塁とピンチ拡大し、8番・岡崎がピッチャー返しゴロでセンター前に抜ける先制タイムリーヒット。さらに1死1・3塁で9番・倉津が初球セーフティ―スクイズを決め、則藤投手の野選を誘い2点目。産屋敷監督は軟式野球上がりなんで細かい野球はお手の物だった!なおも1・2塁とチャンスは続くが、1番・山本はショートライナーゲッツーと星林がなんとか猛攻を食い止めた。
しかし、これで南投手が勇気づけられ初回とは別人のような投球でわずか6球で外野にすら打球は飛ばずガッチリと主導権を握った。
勢いそのままに3回死球と送りバントで1死2塁とお膳立てして2死から5番・樫原が2球で追い込まれながらも6球粘ってセンター前タイムリーヒットをしぶとく放って3点目。
しかし星林もこのまま黙って長い冬に突入することは許さず、その裏1死から1番・浜口がレフト前ヒットを放ちこれを合図に2番・田中がライトへタイムリースリーベースを放ち1点を返し、3番・西山はライト前タイムリーヒットと3連打であっという間に1点差!近大新宮ベンチは特に動かず静観視して4・5番を抑えたが、3回終了3-2とこのまま終盤までもつれていく予感がしてきた。
1点差に迫られた近大新宮は4回下位打線とはいえこの試合初の三者凡退に打ち取られ完全に流れが変わった印象を受けた。その裏、星林は先頭の6番・山崎が右中間にヒットを放ちこれを送って1死2塁とジワジワ近大新宮を追い込んでいく。8番・皆川がサードゴロに倒れると、辻監督は代打・竹内を起用し四球をもぎ取り逆転のランナーが出塁。1番・浜口に回し近大新宮ベンチは動かず南投手を行けるところまで投げさす構えでフルカウントからショートゴロに打ち取りピンチ脱出。
すると押されまくっていた近大新宮打線が目覚めた。5回1死から2番・鹿野がレフト前ヒットを放ち2死後4番・南のサードゴロトンネルで相手がスキを見せたところを一気に畳みかけ、5番・樫原初球センターオーバーの2点タイムリーツーベースで5-2と再び突き放し、6番・玉置は初球セーフティーバントをかましファール。直後にサードゴロだったがまたしてもサード後逸のエラーで6点目。相手のミスに乗じてしたたかに差を広げ二次予選進出の道が開けつつあった。
その裏、星林も先頭の2番・田中が初球セーフティーを仕掛けて揺さぶるもキャッチャーゴロなど3球でツーアウト。しかし、南投手が急に制球乱し初回と同じように突如ストライク入らず7球連続ボール球。結局連続四球で1・2塁。勝ち投手の権利まであと1つアウトを取ればいいのだが、高校野球なんでそこは気にせず産屋敷監督は中継ぎでエース・浅原を投入。6番・山崎にセンター前ヒットを喰らい満塁とされるも7番・酒井をサードゴロに仕留め火消し成功6-2で整備に入った。
秋の大会も熱さで言えばあまり夏と変わらないので、7月同様10分間のクーリングタイムが設けられた!日没した第4試合を除いてこの日3度あったので30分間より長く球場にいれた計算になる?!普段の整備がだいたい6分程度なんで実際は12分ほどしか長引いてはいないがそれでもここで通路で涼めるのはありがたい限り。
前半戦は近大新宮が効率よく得点を積み重ね試合を有利に進めつつあるが、投手陣が安定感を欠いて一歩間違えれば主導権を譲りかねない展開だった。
伝統的にどこと対戦しても接戦となり際どい試合をするイメージが強いので、簡単にコールド勝ちなどできはしない・・・・・。星林は塁上賑わすも8残塁と決め手に欠き、5回のサードゴロエラー2つで攻守に空回りしているきらいもあった。部員13人で厳しい局面ながらも一次予選8強まで勝ち上がり健闘しているがなんとか切れずにもう1度立て直したいところだ。
6回表から星林はエース・則藤がサードに回りレフトの上田がリリーフ。いきなり四球を与えスリーバントで1死2塁。ここで追加点を奪われたら一気に崩れかねない場面。1番・山本サードゴロの間に2塁走者は3塁へ進み、3打席全て出塁している2番・鹿野は四球と盗塁でかき回してきたが、ここで打席はリリーフしたエースの浅原。1-2からレフトフライを打ち上げ無得点。
なんとか4点差で踏ん張る星林はその裏先頭が四球で出塁すると途中出場の竹内がバスターエンドランを仕掛けショートゴロで1死2塁。1番・浜口はまさかのセーフティーバントをかましこれが内野安打で1・3塁。さらに初球盗塁を決めて相手バッテリーの動揺を誘い直後に暴投で3点差。1死3塁で2番・田中は2ボールからセーフティ―スクイズの構えを見せてかく乱し、6球目ショートゴロ後逸のタイムリーエラーで4-6と迫ってきた。辻監督は機動力野球がダイスキなのか?またも盗塁を仕掛け見事に決まるが、欲張って三盗をかますもタッチアウト!しかし2点差に迫りまだ試合の行方は分からない。
再度ケツに火が点いた近大新宮は失点直後の7回表2つの四球などで1死1・2塁のチャンスをもらった。このタイミングで辻監督はKOされたエース・則藤をサードからマウンドへ再登板を命じエースと心中する構え。いきなりサードの野選で満塁のピンチを迎え4失点までならOKと構えていたが、8・9番相手に見逃しの三振とショートゴロで凌ぎきった。
しかしその裏反撃したい星林だが2死から6番・山崎がヒットを放つも無得点で僅差に迫るが追いつき追い越すところまでは行かずじわじわと追い込まれてきた・・・。
星林のエース・則藤は再登板後は完全に復調して8回1番からの上位打線を三者凡退に抑え反撃の機運が高まる。近大新宮は2死ランナーなしからあえてエース・浅原に代打を出した関係で3番手投手に背番号11の清水がストッパーとして登板。簡単にツーアウトを取ったが、1番・浜口を歩かせると辻監督お得意の機動力野球がさく裂し盗塁成功。さらに連続四球で1・2塁の場面でなんとまさかのダブルスチール成功。3番・西山は7球粘ってセカンド内野安打を放ち3塁走者はもちろんのこと2塁走者・田中まで生還してついに6-6同点に追いついた!!
しかし4番・上田がピッチャーフライに倒れ流れが止まってしまった。
それまで1度も追いつかれなかった近大新宮がついに8回2死から同点に追いつかれガクっと来たかと思ったが、9回1死から5・6番の連続スリーベースヒットでアッサリ勝ち越し7番・西島の犠飛で8点目。さらに2死ランナーなしから四球とスリーベースで9-6と3点リード。最後の最後にスリーベース3本の長打攻勢で突き放した。
しかし部員13人の星林も負けたらセンバツ絶望の大事な試合で最後まで集中力を切らさず、シングルヒット2本と四球で無死満塁と大きなチャンス到来。産屋敷監督は試合を通じてタイムを取らず選手任せにしておりエース降板でもう清水投手に託すか?背番号10のブルペン待機に継投するかの二択だったが、清水に託してまず8番・皆川を浅いライトフライに打ち取り1アウト。代打・平川が送られホームランなら10-9で逆転サヨナラ勝ちだったが、3球三振。最後は1番・浜口が初球サードゴロに倒れヒヤヒヤしながら近大新宮が何とか部員13人の星林を振り切り2時間38分の打撃戦を制した。
早い段階で先制し効果的に加点して主導権を握り試合を有利に進めていたが、星林のしぶとい攻撃に大苦戦を強いられながらもなんとか振り切り3投手の継投で辛くも逃げ切った様相だ。
夏準優勝しただけにもっと貫録勝ちできるかと思ったが、3投手で9四球というのが苦戦の要因だろうか?伝統的に創部約20年経過するが、中堅クラスの相手にはこのようなシーソーゲームを展開するのがお家芸のような感じなので面白い試合はするだろうなと予想していたが予想以上の好ゲームで面白かった。
急いでスーパーオークワに昼ご飯買い出しに行き、その間に第2試合那賀-海南の試合準備が進められている。海南は21世紀枠で甲子園出場歴のある言わずと知れた創部100年の伝統校だが、那賀は無名校ながら平成中盤頃から力をつけて来ており、高津理事長が監督時代に覚醒し2011年秋の和歌山を制して近畿大会出場を果たした。後任の福田監督もうまくチームをまとめてダークホース的存在としての位置づけは変わらない。第1試合のような打撃戦かつロングゲームを期待していた試合は次回の講釈で。
チーム名 選手名 投球回 打者 投球数 安打 犠打 犠飛 四球 三振 暴投 失点 自責
近大新宮 南 4 2/3 23 70 4 1 0 5 2 0 2 2
近大新宮 浅 原 2 1/3 11 47 3 0 0 1 1 1 2 1
近大新宮 清 水 2 12 51 3 0 0 3 2 0 2 2
星 林 則 藤 6 25 81 5 3 0 3 2 0 6 3
星 林 上 田 1 1/3 8 33 0 1 0 4 0 0 0 0
星 林 則 藤 2 2/3 13 43 3 1 1 1 0 0 3 3
(完)
🌟次回予告🌟
9/24 秋季和歌山大会一次予選 代表決定戦第2試合 紀三井寺球場 海南-那賀