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7/27 岡山大会準決勝第2試合 倉敷MS 金光学園-関西 12:18~15:13
第2話 豪打の関西はどこへ???スモールベースボールに変貌した関西野球にガッカリ
一二三四五六七八九十計HE
金光学園000030000 391 佐伯、妹尾浩、藤波、高橋-中川
関 西04030001X 8141 山吹、原田、山本-伊勢田
第二試合
学 芸 館5
岡山理大0
さて、学芸館の完勝を見届け、4F席から2Fコンコースに移動して岡山駅弁食べてしばし休憩。夏場は風通しがよく日陰になるコンコースの木の椅子のテーブルが重宝される!!
続く第2試合はあの金光学園が登場。ノーマークだったがスルスルと勝ち上がり4強進出。創志は門馬監督に代わって夏は弱いみたいだし、倉敷商も姿を消した。ブラスバンドも来ているのでどうやらマスカットで金光マーチが聴けそうだ!
一方の関西は2011年夏に甲子園4強入りを果たし悲運の教育者・江浦先生が甲子園の主役となり、今後ますますの活躍を期待されたが、いつの間にか「いとこの浜田監督」に譲り総監督として隠居してしまった。。。。。その後、甲子園で関西を見ることもなく10年以上過ぎてしまい、いつしか監督も交代し藤井新監督が就任し久しぶりに夏の4強入りした。
やはり関西といえば豪快な打撃が看板で反面投手力に不安を抱え甲子園では終盤の大逆転負けが非常に目立っていたが・・・・・。
先発は金光はエース・佐伯。関西は10番・山吹だった。たっぷりとグラウンドに水がまかれ予定よりも3分遅い12時18分プレーボール。僕は前年秋に逃してしまった新倉敷駅界隈の散策をこの後考えていたが、やはり岡山の試合は異常に長く9時から2試合と言われても簡単に脱出できそうにもなかった。。。
試合は1回表金光が3番・三宅ストレートの四球をもらうもアウトは全部三振と変化球に全く合っていない感じだった。その裏関西はさっそく2安打放って好機を作るも2死1・2塁から5番・森本レフトフライに倒れ無得点。
2回表も金光はおとなしく攻撃を終え、その裏関西は先頭の6番・伊勢田がセンター前ヒット。藤井監督は定石通り送りバントのサインを出し1死2塁とここまでは分かるが、8番・山吹投手にも初球まさかのバントでこれが内野安打で1死1・3塁。従来の関西では考えられないような序盤からのバント攻勢に驚いた!9番・高森のスクイズが野選となり関西がさっそく先取点を奪い、1番・渡辺も初球バントと執拗な攻撃を見せ、カウント1-2から左中間突破のタイムリースリーベースで3点を奪い早々に相手エース佐伯をKO。さらに2番手・妹尾もセンター前タイムリーを浴び4点目と早々にコールドを意識せざるを得ない点差に、、、、、それでも藤井監督は容赦なく3番・松田にも1ボールからバントさせファールとこの回だけで何度送りバントやスクイズのサインを出したことか???江浦先生の頃とは全く違うチームカラーに驚きを隠せず、前年秋(2023年)は純白でなく漆黒のユニホームに変更していたようで https://www.youtube.com/watch?v=FqDGGU6o-0k
こうなるとコールド回避の為に金光学園の応援に走り3回表2本のヒットなどで2死1・2塁とチャンスを作り、3番・三宅の一打に期待したがライトフライで無得点。
その裏まさかの連続四死球で無死1・2塁とコールド街道を突き進むかに思いわれたが、バントに固執する藤井監督だったが、3番手・難波投手に交代し3-5-2のダブルプレー完成で結局無得点に終わりなんとか4-0で踏みとどまり序盤を終えた。ここで5分間の給水タイムが入り金光ナインが落ち着いてくれるといいのだが。
まずは1点を返したい金光は4回表1死から5番・金光が初球セーフティーバント。ファールになったが、追い込まれてからライト前ヒットで出塁。宰相監督は6番に難波投手が入っていることもあってか?2ボールからでも迷わず送りバントを選択し2死2塁と得点圏に走者を送ったがショートゴロで無得点。
その裏、関西は追い打ちをかけるべく連打で無死1・3塁として無慈悲に1塁走者盗塁を仕掛け、これがキャッチャー中川の悪送球を誘い3塁走者はもちろんのこと1塁ランナーまでホーム生還し6-0と差はますます広がり、金光はたまらず4番手・高橋を投入。それでも関西打線は勢い止まらず、2番・吉浦がヒットと盗塁を決めて無死2塁。藤井監督は6点差ついてクリーンアップだったが、なんと3番・松田にバントのサインを出しこれはキャッチャーフライに終わったが、4・5番の連打でもう1点追加しコールド圏内の7点差・・・それでも攻撃の手を緩めず、まさかのダブルスチール成功にスクイズで8点目を狙うも3塁走者ホーム憤死。結局5安打3盗塁仕掛けてインパクトある攻撃は3点でとどまったが、従来の関西野球と明らかに違う攻撃で戸惑いは大きかった。
なんとかコールド圏内から脱したい金光は5回表ようやく反撃開始。先頭の8番・中川がセンター前ヒットを放つとなりふり構わず送りバントで1死2塁。宰相監督はよほどのバント好きなんだろうか???
1番・勝楽がセンター前ヒットを放ち1・3塁とチャンス拡大し、ここでまさかの暴投が出て1点返した金光。金光マーチも流れて球場の空気が変わり、四球で1死1・2塁。3番・三宅の初球またもや暴投でピンチ拡大しまだ6点差あるが、藤井監督は14番・原田をリリーフ。しかし、左中間2点タイムリーヒットを浴び3-7とジワジワ追い上げてきた金光。
その裏、関西は先頭の原田投手が初球セーフティーをかましピッチャーフライ。直後にデッドボールを与えイヤなムードだったが、レフトフライに盗塁死で難を逃れグラウンド整備に入った。
ここまでは大きくチームカラーを変えた関西が2度のビッグイニングを作り強さを見せつけた半面、江浦監督時代からの悪しき伝統も顔を覗かせミスが重なり相手に反撃の余地を与えた。次の1点がどちらに入るかで展開が大きく変わりそうだ。
しかし金光はすでに4投手リレーしておりかなり苦しいが関西はまだエース・山本を残しており余力は充分。なんとか9回まで観たいと願っていたが、5回で1時間42分もかかり9回まで行けば3時間ペースに・・・・・。一応9時から2試合なんで14時頃には終わるつもりでノンビリ新倉敷散策のはずが切羽詰まってきた!!
6回表関西はついにエース・山本を投入して逃げ切り体制に入ってきた。いきなり先頭打者にヒットを浴び犠打エラーで無死1・2塁のピンチ招くも、ここからギアをあげて三振と内野ゴロ2つで無失点とエースの貫録。
その裏関西は2番からの攻撃で3度目のビッグイニングともなればコールドが見えてくるが、1死後四球で出た走者が盗塁死となり結果的に3人で攻撃が終わりやはり粗さが目立ってきた。
なんとか4点差を詰めて一縷の望みをつなぎたい金光は7回ヒットと死球で無死1・2塁と願ってもないチャンス!宰相監督はここもブレることなく送りバントでチャンス拡大を目指すも2球連続ファールで追い込まれ、ここまで2安打している金光のバットに託すも見逃しの三振。6番・高橋が初球ボール球に手を出し空振りするとすかさず攻撃のタイムを取って秘策を伝授するも3球三振など拙攻で無得点。
その裏関西はヒットと送りバントで1死2塁。ここで金光がタイムを取って落ち着かせようとするが、四球で傷口を広げホームランが出ればサヨナラコールドという局面。幸い、甲子園よりも広いマスカットスタジアムなんでフェンスオーバーは考えにくいが、、、8番・山本を2球で追い込みながらフルカウントまで持ち込みバッテリーは苦しみつつ連続外野フライで脱出。
金光打線に反撃する力は残っておらず後は8回裏の守りで2点差以内に収めて9回まで試合ができるかどうか???果たして1死から2番・吉浦にツーベースを浴び、暴投で3塁進塁を許し3番・松田はセンター前タイムリーヒットで5点差。4番・坂枝にストレートの四球を与えて気持ちが切れたかに思えたが、おそらくもう交代する投手はおらず高橋投手も最後の気力を振り絞りキャッチャーフライとセカンドゴロに抑えなんとか9回へ。
9回表2番からの攻撃だったが思い出代打がスライダーに三振。さらにサードゴロで簡単にツーアウト。4番・小寺も2球で追い込まれもはやこれまで・・・と思ったときにまさかの2打席連続デッドボール!!すかさず思いで代走まで投入したが、最後は3球三振で試合終了。なんと試合時間2時間55分とプロ野球並みのスローゲームだった。
試合終了15時13分であまりノンビリする時間も無くなった・・・。新倉敷のスーパー銭湯の位置を歩いて確認したかったが、それは来春(2025年春)ぶっつけ本番でやらねばなるまい。
振り返ってみたら、関西が新監督になってチームカラーを大幅に変えてなりふり構わず貪欲に勝ちに行き、金光を粉砕したという感じだった。しかし江浦先生の豪打の関西を知る僕としてはこういうチームカラーの関西高校に甲子園に出て欲しくはなかったので結果的に学芸館が優勝してなおかつ甲子園2勝したのでものすごく満足した。
足早にマスカット外周を1周し、新倉敷駅に到着。一応、新幹線も停車するが岡山駅と違いずいぶんこぢんまりとした駅舎だった。駅前には良寛上人の銅像があり、ここを南下して10分弱で岡山珈琲館。2023年秋に雨の影響で日程が狂い来れなかった悲願の新倉敷を堪能して優雅なひと時を過ごせた。今度は泊まりなんであの秋、出来なかったスーパー銭湯に入ってから岡山城近くのヤド入りを目指す。
そして地方大会も終わりいよいよ2024年夏の甲子園に突入・・・それはまた次回の講釈で。
チーム名 選手名 投球回 打者 投球数 安打 犠打 四球 死球 三振 暴投 失点 自責
金光学園 佐 伯 1 1/3 10 26 5 2 0 0 0 0 4 4
金光学園 妹尾浩 2/3 4 12 1 0 0 1 0 0 2 0
金光学園 藤 波 1 5 19 2 0 1 0 0 0 1 1
金光学園 高 橋 5 24 76 6 1 3 1 1 1 1 1
関 西 山 吹 4 1/3 20 77 5 1 2 0 5 2 3 3
関 西 原 田 2/3 4 9 2 0 0 0 1 0 0 0
関 西 山 本 4 17 64 2 1 1 1 5 0 0 0
(完)
🌟新シリーズのお知らせ🌟
ここにかける、ここから始まる。 106回選手権観戦記
8/7 初日第3試合 智弁学園(奈良)-岐阜城北(岐阜)
第2話 豪打の関西はどこへ???スモールベースボールに変貌した関西野球にガッカリ
一二三四五六七八九十計HE
金光学園000030000 391 佐伯、妹尾浩、藤波、高橋-中川
関 西04030001X 8141 山吹、原田、山本-伊勢田
第二試合
学 芸 館5
岡山理大0
さて、学芸館の完勝を見届け、4F席から2Fコンコースに移動して岡山駅弁食べてしばし休憩。夏場は風通しがよく日陰になるコンコースの木の椅子のテーブルが重宝される!!
続く第2試合はあの金光学園が登場。ノーマークだったがスルスルと勝ち上がり4強進出。創志は門馬監督に代わって夏は弱いみたいだし、倉敷商も姿を消した。ブラスバンドも来ているのでどうやらマスカットで金光マーチが聴けそうだ!
一方の関西は2011年夏に甲子園4強入りを果たし悲運の教育者・江浦先生が甲子園の主役となり、今後ますますの活躍を期待されたが、いつの間にか「いとこの浜田監督」に譲り総監督として隠居してしまった。。。。。その後、甲子園で関西を見ることもなく10年以上過ぎてしまい、いつしか監督も交代し藤井新監督が就任し久しぶりに夏の4強入りした。
やはり関西といえば豪快な打撃が看板で反面投手力に不安を抱え甲子園では終盤の大逆転負けが非常に目立っていたが・・・・・。
先発は金光はエース・佐伯。関西は10番・山吹だった。たっぷりとグラウンドに水がまかれ予定よりも3分遅い12時18分プレーボール。僕は前年秋に逃してしまった新倉敷駅界隈の散策をこの後考えていたが、やはり岡山の試合は異常に長く9時から2試合と言われても簡単に脱出できそうにもなかった。。。
試合は1回表金光が3番・三宅ストレートの四球をもらうもアウトは全部三振と変化球に全く合っていない感じだった。その裏関西はさっそく2安打放って好機を作るも2死1・2塁から5番・森本レフトフライに倒れ無得点。
2回表も金光はおとなしく攻撃を終え、その裏関西は先頭の6番・伊勢田がセンター前ヒット。藤井監督は定石通り送りバントのサインを出し1死2塁とここまでは分かるが、8番・山吹投手にも初球まさかのバントでこれが内野安打で1死1・3塁。従来の関西では考えられないような序盤からのバント攻勢に驚いた!9番・高森のスクイズが野選となり関西がさっそく先取点を奪い、1番・渡辺も初球バントと執拗な攻撃を見せ、カウント1-2から左中間突破のタイムリースリーベースで3点を奪い早々に相手エース佐伯をKO。さらに2番手・妹尾もセンター前タイムリーを浴び4点目と早々にコールドを意識せざるを得ない点差に、、、、、それでも藤井監督は容赦なく3番・松田にも1ボールからバントさせファールとこの回だけで何度送りバントやスクイズのサインを出したことか???江浦先生の頃とは全く違うチームカラーに驚きを隠せず、前年秋(2023年)は純白でなく漆黒のユニホームに変更していたようで https://www.youtube.com/watch?v=FqDGGU6o-0k
こうなるとコールド回避の為に金光学園の応援に走り3回表2本のヒットなどで2死1・2塁とチャンスを作り、3番・三宅の一打に期待したがライトフライで無得点。
その裏まさかの連続四死球で無死1・2塁とコールド街道を突き進むかに思いわれたが、バントに固執する藤井監督だったが、3番手・難波投手に交代し3-5-2のダブルプレー完成で結局無得点に終わりなんとか4-0で踏みとどまり序盤を終えた。ここで5分間の給水タイムが入り金光ナインが落ち着いてくれるといいのだが。
まずは1点を返したい金光は4回表1死から5番・金光が初球セーフティーバント。ファールになったが、追い込まれてからライト前ヒットで出塁。宰相監督は6番に難波投手が入っていることもあってか?2ボールからでも迷わず送りバントを選択し2死2塁と得点圏に走者を送ったがショートゴロで無得点。
その裏、関西は追い打ちをかけるべく連打で無死1・3塁として無慈悲に1塁走者盗塁を仕掛け、これがキャッチャー中川の悪送球を誘い3塁走者はもちろんのこと1塁ランナーまでホーム生還し6-0と差はますます広がり、金光はたまらず4番手・高橋を投入。それでも関西打線は勢い止まらず、2番・吉浦がヒットと盗塁を決めて無死2塁。藤井監督は6点差ついてクリーンアップだったが、なんと3番・松田にバントのサインを出しこれはキャッチャーフライに終わったが、4・5番の連打でもう1点追加しコールド圏内の7点差・・・それでも攻撃の手を緩めず、まさかのダブルスチール成功にスクイズで8点目を狙うも3塁走者ホーム憤死。結局5安打3盗塁仕掛けてインパクトある攻撃は3点でとどまったが、従来の関西野球と明らかに違う攻撃で戸惑いは大きかった。
なんとかコールド圏内から脱したい金光は5回表ようやく反撃開始。先頭の8番・中川がセンター前ヒットを放つとなりふり構わず送りバントで1死2塁。宰相監督はよほどのバント好きなんだろうか???
1番・勝楽がセンター前ヒットを放ち1・3塁とチャンス拡大し、ここでまさかの暴投が出て1点返した金光。金光マーチも流れて球場の空気が変わり、四球で1死1・2塁。3番・三宅の初球またもや暴投でピンチ拡大しまだ6点差あるが、藤井監督は14番・原田をリリーフ。しかし、左中間2点タイムリーヒットを浴び3-7とジワジワ追い上げてきた金光。
その裏、関西は先頭の原田投手が初球セーフティーをかましピッチャーフライ。直後にデッドボールを与えイヤなムードだったが、レフトフライに盗塁死で難を逃れグラウンド整備に入った。
ここまでは大きくチームカラーを変えた関西が2度のビッグイニングを作り強さを見せつけた半面、江浦監督時代からの悪しき伝統も顔を覗かせミスが重なり相手に反撃の余地を与えた。次の1点がどちらに入るかで展開が大きく変わりそうだ。
しかし金光はすでに4投手リレーしておりかなり苦しいが関西はまだエース・山本を残しており余力は充分。なんとか9回まで観たいと願っていたが、5回で1時間42分もかかり9回まで行けば3時間ペースに・・・・・。一応9時から2試合なんで14時頃には終わるつもりでノンビリ新倉敷散策のはずが切羽詰まってきた!!
6回表関西はついにエース・山本を投入して逃げ切り体制に入ってきた。いきなり先頭打者にヒットを浴び犠打エラーで無死1・2塁のピンチ招くも、ここからギアをあげて三振と内野ゴロ2つで無失点とエースの貫録。
その裏関西は2番からの攻撃で3度目のビッグイニングともなればコールドが見えてくるが、1死後四球で出た走者が盗塁死となり結果的に3人で攻撃が終わりやはり粗さが目立ってきた。
なんとか4点差を詰めて一縷の望みをつなぎたい金光は7回ヒットと死球で無死1・2塁と願ってもないチャンス!宰相監督はここもブレることなく送りバントでチャンス拡大を目指すも2球連続ファールで追い込まれ、ここまで2安打している金光のバットに託すも見逃しの三振。6番・高橋が初球ボール球に手を出し空振りするとすかさず攻撃のタイムを取って秘策を伝授するも3球三振など拙攻で無得点。
その裏関西はヒットと送りバントで1死2塁。ここで金光がタイムを取って落ち着かせようとするが、四球で傷口を広げホームランが出ればサヨナラコールドという局面。幸い、甲子園よりも広いマスカットスタジアムなんでフェンスオーバーは考えにくいが、、、8番・山本を2球で追い込みながらフルカウントまで持ち込みバッテリーは苦しみつつ連続外野フライで脱出。
金光打線に反撃する力は残っておらず後は8回裏の守りで2点差以内に収めて9回まで試合ができるかどうか???果たして1死から2番・吉浦にツーベースを浴び、暴投で3塁進塁を許し3番・松田はセンター前タイムリーヒットで5点差。4番・坂枝にストレートの四球を与えて気持ちが切れたかに思えたが、おそらくもう交代する投手はおらず高橋投手も最後の気力を振り絞りキャッチャーフライとセカンドゴロに抑えなんとか9回へ。
9回表2番からの攻撃だったが思い出代打がスライダーに三振。さらにサードゴロで簡単にツーアウト。4番・小寺も2球で追い込まれもはやこれまで・・・と思ったときにまさかの2打席連続デッドボール!!すかさず思いで代走まで投入したが、最後は3球三振で試合終了。なんと試合時間2時間55分とプロ野球並みのスローゲームだった。
試合終了15時13分であまりノンビリする時間も無くなった・・・。新倉敷のスーパー銭湯の位置を歩いて確認したかったが、それは来春(2025年春)ぶっつけ本番でやらねばなるまい。
振り返ってみたら、関西が新監督になってチームカラーを大幅に変えてなりふり構わず貪欲に勝ちに行き、金光を粉砕したという感じだった。しかし江浦先生の豪打の関西を知る僕としてはこういうチームカラーの関西高校に甲子園に出て欲しくはなかったので結果的に学芸館が優勝してなおかつ甲子園2勝したのでものすごく満足した。
足早にマスカット外周を1周し、新倉敷駅に到着。一応、新幹線も停車するが岡山駅と違いずいぶんこぢんまりとした駅舎だった。駅前には良寛上人の銅像があり、ここを南下して10分弱で岡山珈琲館。2023年秋に雨の影響で日程が狂い来れなかった悲願の新倉敷を堪能して優雅なひと時を過ごせた。今度は泊まりなんであの秋、出来なかったスーパー銭湯に入ってから岡山城近くのヤド入りを目指す。
そして地方大会も終わりいよいよ2024年夏の甲子園に突入・・・それはまた次回の講釈で。
チーム名 選手名 投球回 打者 投球数 安打 犠打 四球 死球 三振 暴投 失点 自責
金光学園 佐 伯 1 1/3 10 26 5 2 0 0 0 0 4 4
金光学園 妹尾浩 2/3 4 12 1 0 0 1 0 0 2 0
金光学園 藤 波 1 5 19 2 0 1 0 0 0 1 1
金光学園 高 橋 5 24 76 6 1 3 1 1 1 1 1
関 西 山 吹 4 1/3 20 77 5 1 2 0 5 2 3 3
関 西 原 田 2/3 4 9 2 0 0 0 1 0 0 0
関 西 山 本 4 17 64 2 1 1 1 5 0 0 0
(完)
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8/7 初日第3試合 智弁学園(奈良)-岐阜城北(岐阜)