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6/2 春季近畿大会最終日決勝戦 明石トーカロ球場 智弁和歌山(和歌山)-京都国際(京都) 11:59~13:43
第7話 ありがとう明石 またいつかこの場所へ・・・
一二三四五六七八九十計HE
和 智 辯000010100 252 渡邊、中西-松本
京都国際000001101x 351 西村-奥井
いよいよ2024春のシーズンもこの試合が最後となる。最後まで残ったのは京都国際と智弁和歌山。
京都国際はセンバツで青森山田にサヨナラ負けしてから立て直し無敗で春の近畿決勝まで来た。
明石商・天理という難敵を連破し、中崎・西村のサウスポー2枚看板と機動力野球で相手を崩してきた。
一方の和智弁は秋は和歌山準決勝で田辺に逆転満塁弾を喰らい撃沈。その悔しさを胸に和歌山の春を圧倒し、近畿でも滋賀学園・須磨翔風を完封し投手陣も5人を使い分け負担を軽くして満を持して6年前大阪桐蔭に負けて準優勝に終わったリベンジを果たし明石で優勝を目論む。
この日は15時・16時に雨予報が出ていたが、12時プレーボールなんで屋根のない明石で雨雲から逃げ切って神戸で湯治して帰るつもりだった。
おそらくじゃんけんで勝って京都国際が後攻を取ったと思われる。以前は京都国際・和智弁ともに先攻派だったが、和智弁は中谷が監督就任後大きくチームカラーを変えて後攻を好むようになったし、京都国際はセンバツで東海大菅生に逆転サヨナラ負けを喰らい相当精神的ダメージが大きかったのか?絶対サヨナラ負けしない後攻を好むようになったが、やはり拮抗したチーム同士の対戦ゆえに和智弁が先攻に回ってしまったのが不運の始まりだったか???
先発投手は和智弁が満を持してエース・渡邊。京都国際は前日投げなかった2年生中崎。試合は京都国際が試合展開早いチームなんで足早に進んでいった。。。
1回表和智弁はスロースターターゆえに2死から死球で走者が出たものの4番・花田サードゴロで無得点。
和智弁のエース・渡邊投手も簡単に2死を取り調子良さそうに見えたが、3・4番に連打を浴びて早くもピンチ・・・。5番・高岸はセカンドゴロに倒れ事なきを得たが先取点は与えたくない。
2回表中崎投手が制球を乱し先頭の5番・松嶋に四球。中谷野球の象徴である送りバントを決めて1死2塁。1年生の7番・松本にストレートの四球で1・2塁と走者が溜まり渡邊投手だけにもういっぺん送りバントと思われたが、強攻して三振。8番・山田希は準決勝で4安打しただけに期待されたが初球センターフライで無得点。
3回表は1死から四球で出塁するも3番・辻2-6-3のダブルプレーで塁上賑わすもホームが遠い悪い伝統は治らない。。。
しかし、渡邊投手は気持ち込めて2回は2三振。3回は外野フライ2つなどでともに三者凡退に抑えこのまま9回完封してくれそうな予感があった!
4回表和智弁は4番からの攻撃で期待したが、西村投手初めて三者凡退に抑えエンジンがかかってきたようで攻略が難しくなってきた。
しかし、渡邊投手はそれ以上に出来が良く全く打たれる気配もなく試合は足早に進み5回ようやく試合が動いた。
まず先頭の1年生・松本がセンター前ヒットで出塁。しかし渡邊投手痛恨の送りバント失敗など2死1塁とランナー釘付けでこのまま無得点と思いきや、、、、、1・2番が連続センター前ヒットを放ちようやく遠かったホームベースを踏みしめた!!願わくば3番・辻主将にもつないでほしかったが、三振に倒れ前の打席でキャッチャーゴロゲッツー喰らっていたことも中谷の逆鱗に触れたのか?直後に高桑選手と守備交代。
その裏、京都国際は2死から西村投手が追い込まれながらもレフト前ヒットを放ち初回以来の走者として出塁し、6回は1番から攻撃できる形を作り、わずか45分で5回が終わった。
渡邊・西村の2年生投手のデキが良すぎてあっという間に5回まで来てしまった格好だ。なんとか和智弁が先取点をもぎ取り渡邊投手も3安打無四球と安定感抜群で球数60球と理想的なピッチングを続けあと1~2点援護をもらって逃げ切り体制に入りたかった。
継投を好む中谷がどこかでエース降板を考えているかもしれないが、この展開だったら最後までエースと心中してくれないかなと。
6回表1点を失ったものの西村投手はペースを崩さず3連続フライアウトで淡々とアウトを積み重ね味方の援護を待つ。
その裏1番からの攻撃でわずか3球でツーアウトと無風に思われたが、5回表の和智弁よろしく2死から急に打線が目覚めて3・4番が連続ツーベースを放ちあっという間に1-1同点でなおも2死2塁とピンチが続き、5番・高岸が2ボールから右中間にヒット性の打球を放つもセンター・藤田のスライディングキャッチに救われ同点止まり。
追いつかれた和智弁はすぐさま7回先頭の1年生松本が四球で出塁すると代走・井口を起用。3試合通じて松本は途中交代を余儀なくされまだ1試合フルに出る体力がないということだろうか???無死1塁で前の打席バント失敗した渡邊投手はそのまま打席に立たせて再度送りバントの中谷監督。
今度はピッチャー前に転がし相手のエラーを誘いオールセーフで無死1・2塁と願ってもないチャンス到来!
9番・山田希もバントするがまさかのキャッチャーフライ。
1番・福元はフリーに打たせる感じだったが、フルカウントから四球で1死満塁。決勝はコールド規定がないので取れるだけ遠慮せずに得点をもぎ取って欲しいところ。
2番・藤田がフルカウントからセンター犠飛を放ち2-1と再びリードを奪い、3番には途中出場の高桑。ここでダメ押し打を放ってヒーローになりたかったが、ショートフライ。
1点に抑えたことでまだ京都国際にも勝機は残り、先頭の6番・長谷川のショート正面のゴロを山田希が弾くエラーで出塁。送りバントが野選を誘いエラーも絡んで無死1・3塁と同じような展開となり、8番・西村投手は初球セーフティーの構えもボールでバットを引き、2球目一転してエンドランを仕掛けセカンドゴロの間に3塁走者生還し2-2同点。逆転の走者が2塁まで進み小牧監督は代打・石田を起用しカウント2-1からセンターフライ。1番・金本もレフトフライに倒れ何となく延長戦の匂いが漂ってきた。
試合のペースが速く、まだ雨も降りそうにないので延長でも構わないと思っていたが、8回表あっさり三者凡退で終わりその裏1点でも勝ち越されたら9回裏がないまま閉会式もありえそう。
中谷はここまで7回84球しか投げていない渡邊投手をベンチに下げリリーフに197cmと長身の中西投手をマウンドに上げた。
こういう緊迫した場面で継投は難しいと思ったが、相手の2番からの攻撃を連続フライアウトに抑え、4番・藤本は2-1と追い込みながら四球で歩かせるも5番・高岸が1ストライクからエンドラン連発。2球ファールのあとにバッテリーはあえてウエストし、盗塁失敗!
いよいよ最終回和智弁は7番からの攻撃で延長タイブレークを視野に入れると10回は1番からの攻撃で悪くはないが、西村投手のデキが非常によく9回裏の守りはサヨナラ負けと隣り合わせなんで余裕がない。。。
簡単にフライアウト2つで2死となり幸か不幸か?9番・山田希レフト前ヒットで1番・福元に回したがセカンドゴロで無得点。
その裏、京都国際は5番からの攻撃。先頭の高岸は7球粘ってセンターフライに終わるも直後にストレートの四球。7番・奥井は素直に送って2死2塁。打席には西村投手がそのまま入り真っ向勝負で抑えて延長タイブレーク・・・と思い描いていたが、2-2と追い込んだ後にまさかの暴投で2死3塁。フルカウントとなり勝負の1球・・・・・・これもまさかの連続ワイルドピッチでバックネット方向に転々とボールがする間に3塁走者ホームインで悪夢のサヨナラ負け・・・・・。
甲子園に直結しない大会とはいえイヤな敗北を喫しこれが夏の甲子園でも尾を引いたかのような悪い流れが・・・・・。
京都国際は相手のミスで勝ちを拾ったようなものだが、喜びが爆発し初優勝に酔いしれており、勢いそのままに夏の甲子園まで制覇するとはこの時全く予想できなかった!!
試合時間1時間44分と内容は濃い試合だったが両投手のテンポよくあっという間に終わってしまった感じだった。
閉会式を見届け、垂水に寄り道して喫茶店で打ち上げし神戸のスーパー銭湯で湯治して僕の長い春は終わった。
次回からは7月の夏の県大会に突入。まずは第1弾として我が母校・大商学園の夏の観戦記。それはまた次回の講釈で。
チーム名 選手名 投球回 打者 投球数 安打 犠打 犠飛 四球 三振 暴投 失点 自責
和 智 辯 渡 邊 7 28 84 5 1 0 0 3 0 2 1
和 智 辯 中 西 1 2/3 8 36 0 1 0 3 0 2 1 1
京都国際 西 村 9 37 109 5 2 1 5 4 0 2 2
(完)
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勝ちたいんや。だから頑張るねん。 106回選手権大阪大会 大商学園観戦記
7/13 大阪大会1回戦 住之江球場 大商学園-大教大池田
第7話 ありがとう明石 またいつかこの場所へ・・・
一二三四五六七八九十計HE
和 智 辯000010100 252 渡邊、中西-松本
京都国際000001101x 351 西村-奥井
いよいよ2024春のシーズンもこの試合が最後となる。最後まで残ったのは京都国際と智弁和歌山。
京都国際はセンバツで青森山田にサヨナラ負けしてから立て直し無敗で春の近畿決勝まで来た。
明石商・天理という難敵を連破し、中崎・西村のサウスポー2枚看板と機動力野球で相手を崩してきた。
一方の和智弁は秋は和歌山準決勝で田辺に逆転満塁弾を喰らい撃沈。その悔しさを胸に和歌山の春を圧倒し、近畿でも滋賀学園・須磨翔風を完封し投手陣も5人を使い分け負担を軽くして満を持して6年前大阪桐蔭に負けて準優勝に終わったリベンジを果たし明石で優勝を目論む。
この日は15時・16時に雨予報が出ていたが、12時プレーボールなんで屋根のない明石で雨雲から逃げ切って神戸で湯治して帰るつもりだった。
おそらくじゃんけんで勝って京都国際が後攻を取ったと思われる。以前は京都国際・和智弁ともに先攻派だったが、和智弁は中谷が監督就任後大きくチームカラーを変えて後攻を好むようになったし、京都国際はセンバツで東海大菅生に逆転サヨナラ負けを喰らい相当精神的ダメージが大きかったのか?絶対サヨナラ負けしない後攻を好むようになったが、やはり拮抗したチーム同士の対戦ゆえに和智弁が先攻に回ってしまったのが不運の始まりだったか???
先発投手は和智弁が満を持してエース・渡邊。京都国際は前日投げなかった2年生中崎。試合は京都国際が試合展開早いチームなんで足早に進んでいった。。。
1回表和智弁はスロースターターゆえに2死から死球で走者が出たものの4番・花田サードゴロで無得点。
和智弁のエース・渡邊投手も簡単に2死を取り調子良さそうに見えたが、3・4番に連打を浴びて早くもピンチ・・・。5番・高岸はセカンドゴロに倒れ事なきを得たが先取点は与えたくない。
2回表中崎投手が制球を乱し先頭の5番・松嶋に四球。中谷野球の象徴である送りバントを決めて1死2塁。1年生の7番・松本にストレートの四球で1・2塁と走者が溜まり渡邊投手だけにもういっぺん送りバントと思われたが、強攻して三振。8番・山田希は準決勝で4安打しただけに期待されたが初球センターフライで無得点。
3回表は1死から四球で出塁するも3番・辻2-6-3のダブルプレーで塁上賑わすもホームが遠い悪い伝統は治らない。。。
しかし、渡邊投手は気持ち込めて2回は2三振。3回は外野フライ2つなどでともに三者凡退に抑えこのまま9回完封してくれそうな予感があった!
4回表和智弁は4番からの攻撃で期待したが、西村投手初めて三者凡退に抑えエンジンがかかってきたようで攻略が難しくなってきた。
しかし、渡邊投手はそれ以上に出来が良く全く打たれる気配もなく試合は足早に進み5回ようやく試合が動いた。
まず先頭の1年生・松本がセンター前ヒットで出塁。しかし渡邊投手痛恨の送りバント失敗など2死1塁とランナー釘付けでこのまま無得点と思いきや、、、、、1・2番が連続センター前ヒットを放ちようやく遠かったホームベースを踏みしめた!!願わくば3番・辻主将にもつないでほしかったが、三振に倒れ前の打席でキャッチャーゴロゲッツー喰らっていたことも中谷の逆鱗に触れたのか?直後に高桑選手と守備交代。
その裏、京都国際は2死から西村投手が追い込まれながらもレフト前ヒットを放ち初回以来の走者として出塁し、6回は1番から攻撃できる形を作り、わずか45分で5回が終わった。
渡邊・西村の2年生投手のデキが良すぎてあっという間に5回まで来てしまった格好だ。なんとか和智弁が先取点をもぎ取り渡邊投手も3安打無四球と安定感抜群で球数60球と理想的なピッチングを続けあと1~2点援護をもらって逃げ切り体制に入りたかった。
継投を好む中谷がどこかでエース降板を考えているかもしれないが、この展開だったら最後までエースと心中してくれないかなと。
6回表1点を失ったものの西村投手はペースを崩さず3連続フライアウトで淡々とアウトを積み重ね味方の援護を待つ。
その裏1番からの攻撃でわずか3球でツーアウトと無風に思われたが、5回表の和智弁よろしく2死から急に打線が目覚めて3・4番が連続ツーベースを放ちあっという間に1-1同点でなおも2死2塁とピンチが続き、5番・高岸が2ボールから右中間にヒット性の打球を放つもセンター・藤田のスライディングキャッチに救われ同点止まり。
追いつかれた和智弁はすぐさま7回先頭の1年生松本が四球で出塁すると代走・井口を起用。3試合通じて松本は途中交代を余儀なくされまだ1試合フルに出る体力がないということだろうか???無死1塁で前の打席バント失敗した渡邊投手はそのまま打席に立たせて再度送りバントの中谷監督。
今度はピッチャー前に転がし相手のエラーを誘いオールセーフで無死1・2塁と願ってもないチャンス到来!
9番・山田希もバントするがまさかのキャッチャーフライ。
1番・福元はフリーに打たせる感じだったが、フルカウントから四球で1死満塁。決勝はコールド規定がないので取れるだけ遠慮せずに得点をもぎ取って欲しいところ。
2番・藤田がフルカウントからセンター犠飛を放ち2-1と再びリードを奪い、3番には途中出場の高桑。ここでダメ押し打を放ってヒーローになりたかったが、ショートフライ。
1点に抑えたことでまだ京都国際にも勝機は残り、先頭の6番・長谷川のショート正面のゴロを山田希が弾くエラーで出塁。送りバントが野選を誘いエラーも絡んで無死1・3塁と同じような展開となり、8番・西村投手は初球セーフティーの構えもボールでバットを引き、2球目一転してエンドランを仕掛けセカンドゴロの間に3塁走者生還し2-2同点。逆転の走者が2塁まで進み小牧監督は代打・石田を起用しカウント2-1からセンターフライ。1番・金本もレフトフライに倒れ何となく延長戦の匂いが漂ってきた。
試合のペースが速く、まだ雨も降りそうにないので延長でも構わないと思っていたが、8回表あっさり三者凡退で終わりその裏1点でも勝ち越されたら9回裏がないまま閉会式もありえそう。
中谷はここまで7回84球しか投げていない渡邊投手をベンチに下げリリーフに197cmと長身の中西投手をマウンドに上げた。
こういう緊迫した場面で継投は難しいと思ったが、相手の2番からの攻撃を連続フライアウトに抑え、4番・藤本は2-1と追い込みながら四球で歩かせるも5番・高岸が1ストライクからエンドラン連発。2球ファールのあとにバッテリーはあえてウエストし、盗塁失敗!
いよいよ最終回和智弁は7番からの攻撃で延長タイブレークを視野に入れると10回は1番からの攻撃で悪くはないが、西村投手のデキが非常によく9回裏の守りはサヨナラ負けと隣り合わせなんで余裕がない。。。
簡単にフライアウト2つで2死となり幸か不幸か?9番・山田希レフト前ヒットで1番・福元に回したがセカンドゴロで無得点。
その裏、京都国際は5番からの攻撃。先頭の高岸は7球粘ってセンターフライに終わるも直後にストレートの四球。7番・奥井は素直に送って2死2塁。打席には西村投手がそのまま入り真っ向勝負で抑えて延長タイブレーク・・・と思い描いていたが、2-2と追い込んだ後にまさかの暴投で2死3塁。フルカウントとなり勝負の1球・・・・・・これもまさかの連続ワイルドピッチでバックネット方向に転々とボールがする間に3塁走者ホームインで悪夢のサヨナラ負け・・・・・。
甲子園に直結しない大会とはいえイヤな敗北を喫しこれが夏の甲子園でも尾を引いたかのような悪い流れが・・・・・。
京都国際は相手のミスで勝ちを拾ったようなものだが、喜びが爆発し初優勝に酔いしれており、勢いそのままに夏の甲子園まで制覇するとはこの時全く予想できなかった!!
試合時間1時間44分と内容は濃い試合だったが両投手のテンポよくあっという間に終わってしまった感じだった。
閉会式を見届け、垂水に寄り道して喫茶店で打ち上げし神戸のスーパー銭湯で湯治して僕の長い春は終わった。
次回からは7月の夏の県大会に突入。まずは第1弾として我が母校・大商学園の夏の観戦記。それはまた次回の講釈で。
チーム名 選手名 投球回 打者 投球数 安打 犠打 犠飛 四球 三振 暴投 失点 自責
和 智 辯 渡 邊 7 28 84 5 1 0 0 3 0 2 1
和 智 辯 中 西 1 2/3 8 36 0 1 0 3 0 2 1 1
京都国際 西 村 9 37 109 5 2 1 5 4 0 2 2
(完)
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勝ちたいんや。だから頑張るねん。 106回選手権大阪大会 大商学園観戦記
7/13 大阪大会1回戦 住之江球場 大商学園-大教大池田