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5/26 春季近畿大会2日目第2試合 明石トーカロ球場 智弁和歌山(和歌山)-滋賀学園(滋賀) 12:46~14:41

第4話 覚醒前の滋賀学園。秋春連続近畿初戦敗退からの甲子園夏8強

    一二三四五六七八九十計HE
和 智 辯100101001 4130 渡辺、中西-上田
滋賀学園000000000 040 高橋侠、脇本、土田、長崎-杉本
 
        第一試合   
        翔  風3
        大阪学院1

 無事に天候に恵まれ、屋根のない難点もカバーできそうな今大会前半戦。1回戦最後のカードは智弁和歌山-滋賀学園。

和智弁は昨秋の県二次予選準決勝で田辺にまさかの逆転負け・・・。先発投手が好投して2点リードしていたが、なぜかしら中谷がセカンドの渡邊選手をリリーフ起用してまさかの逆転満塁ホームランを浴び2-5で敗戦しセンバツアウト・・・。
滋賀学園は滋賀2位で近畿大会出場するも舞洲で履正社に手も足も出ず1-8の完敗、、、何とか粘ってコールド回避してナイター点灯してくれたことだけが収穫といったところ。

春の滋賀大会決勝で天敵の近江相手に1-0で制して意外にも春初優勝という。普通に考えたら和智弁が勝つだろうと安易に考えていた。

先発は和智弁が2年生ながら昨秋セカンドからエースナンバーをつけた渡邊投手。彼はなんと神奈川からの野球留学生とか!高嶋先生時代には考えられないことだが、、、
滋賀学園は背番号10のサウスポー高橋侠投手。和智弁の強力打線をどこまで封じ込めてコールド回避できるか???

相変わらず春の近畿に和智弁は応援団を派遣せず、滋賀学園は張り切って太鼓1つに録音応援。そして近所のダンススクールの小中学生の女の子まで遠路はるばるやってきた。
滋賀学園は2016年センバツ8強入りして恋ダンスなどを披露してアルプス応援もクローズアップされていたが、相変わらずダンスはキレていた!

試合は1回表先頭の福元がサードフライでホッとしたのもつかの間、連続四球でピンチを招き4番・花田は木製バットで打ちに行ったが初球ファーストフライ。しかし5番・松嶋がライトへ先制タイムリーヒットを放ちあっさり先取点を奪った。やはりコールドか・・・とイヤな予感が脳裏をよぎったが、6番・上田サードフライで最少失点に抑えた。
その裏、和智弁の新エース・渡邊が打たせて取るピッチングで簡単に2アウト。2死から3番・岩井がレフト前ヒットを放つも4番・岡田は初球センターフライで凡退と。

ここからが大事になる滋賀学園の守り。2回も先頭打者を四球で歩かせ常にビッグイニングの不安を感じていたが、8番・渡邊まさかの送りバント2-6-3ダブルプレーで流れを止めた!
3回は2死から4番・花田のヒットと四球で1・2塁のチャンスをつかむが、6番・上田センターフライ。
振り返れば確かにフライアウトが多く、夏の甲子園で霞ヶ浦相手に凡フライ連発したことを考えると悪癖を修正できなかったということか?
一方、渡邊投手は滋賀学園打線を寄せ付けず2・3回ともに三者凡退に抑えスライダーやカットボールで三振を奪い全く危なげなく投げておりこのまま完封するんじゃないかと思わせた!

追加点が欲しい和智弁は4回先頭の7番・1年生松本が2-1からレフト前ヒットを放ちこれを送って1死2塁と形を作って9番・山田希が初球レフト線にタイムリーヒットと1・2年生の下位打線が活躍して貴重な追加点。しかし1・2番の2年生コンビはチェンジアップ・内ストレートに翻弄され連続三振。。。
渡邊投手は安定感抜群で4回もあっさり三者凡退と滋賀学園打線を寄せ付けない。

5回滋賀学園は早くもエース・脇本を投入。4回2失点で先発の高橋侠投手も決して悪くはなかったが、これ以上の傷口はコールドにつながると危険を察知しての山口監督の継投策だろうか?
立ち上がり和智弁の強力な3・4番を打たせて取るピッチングで打ち取り、5番・松嶋にヒットを許すものの無失点に切り抜け継投がはまった。
ボチボチ反撃したい滋賀学園はその裏、1死から6番・東坂がセンター前ヒット。1死1塁で7番打者に素直に送りバントというのは消極的すぎる。かといって無策で活路を見いだせないとなれば・・・カウント1-2からエンドランを仕掛けるのもさもありなんで、これがファールで結局三振。
8番・杉本もショートフライに倒れ2塁を踏めないまま整備に入った。

戦前はもっと和智弁打線が爆発して早々にコールドを意識せざるを得ない点差を想像していたが、和智弁打線が15のアウトのうちフライアウト7つで凡退しているのもそうだが、高橋侠ー脇本の投手リレーが上手くはまっているともいえる。
ただ、いかんせん滋賀学園打線が2年生エース・渡邊に対して2安打完封で2塁ベースすら踏めない状況ゆえに中谷の突然の思い付きによる継投が爆裂しないかぎり完封負けは必至な気がした。あとは3イニング4点以内に抑えて9回まで試合をして夏の滋賀大会に向けて課題を潰していきたいところか?

6回表7番からの攻撃で1年生・松本がマルチヒットとなるセンター前ヒットで出塁するとすかさず代走・井口が起用。背番号4ゆえにこのまま守備固めだろう。
中谷はここも手堅く送って1死2塁と就任以来一貫して手堅い作戦を貫きまたもや9番・山田希が猛打賞となるセンター前タイムリーヒットを放ち4回と同じ形で3点目を奪った。
そして1番・福元がストレートの四球で歩きここで一気に打線爆発かと思いきや、山口監督がタイムを要求して間を取り、2番・奥はフルカウントからファーストゴロ。3番・辻はライトフライでトドメを刺せずともコールド回避が現実味を帯びつつあったので願ったり叶ったり。
その裏、滋賀学園はエース脇本がそのまま打席に立ち3球三振。2死からこの試合初の四球で出塁したが、新聞でプロ注目のショートと言われる3番・岩井がレフト前に微妙な当たりを放つもレフトスライディングキャッチに阻まれ0行進は続く。。。。。。

和智弁は7回も先頭打者がヒットで出塁。ここまで回の先頭が出た場合の中谷采配は100%送りバントだったが、3点リードして余裕が出たのか?この回で一気に試合を終わらせたかったのか?5番・花田2ボールから手を出しライトフライ。6番・上田は初球エンドランを仕掛けるもピッチャーゴロで結果的に送りバントと同じ形の2死2塁。7番は途中出場の井口だが、足を活かしてショート内野安打で1・3塁とチャンス拡大し、エース・渡邊がダメ押し弾を放てば理想的だったが、初球から手を出しレフト線に微妙な打球を飛ばしたが、レフト・仲田が懸命に走ってこれをキャッチしてコールド回避に大きく前進。
1点でも返して流れを変えたい滋賀学園はその裏、1死から5・6番の連打で1・2塁とチャンスを広げホームランが出ればたちまち3-3となるシチュエーションで山口監督は代打・國中を起用。初球から手を出すもサードフライ。8番・杉本はフルカウントからファーストフライに倒れ最後のチャンスをフイにした・・・。

8回3点までに抑えたい滋賀学園だが、山口監督は最大のチャンスをフイにして気持ちが切れたのか?予定通りなのか?なんとエースをベンチに下げて3番手に2年生土田をリリーフさせた。
3点までならOKというところだが、9番からの攻撃をフライアウト2つに見逃しの三振で三者凡退に片付けあっさりコールド回避に成功し新チームの軸になるであろう投手を発掘。
その裏、1イニング好投した土田投手に代打を送り最後まで抵抗する意思表示はしたが滋賀学園の0行進は終わらない。

9回表のマウンドにはまた2年生長崎投手があがった。もうコールドの心配もないし、ノビノビ観戦できるところで、途中出場の藤田がライト前ヒット。4番・花田は初球エンドランを仕替えサードゴロで1死2塁。5番・松嶋が初球ライト前ヒットでつなぎ、トドメは6番・上田が3ボールから三遊間ゴロで突破する4点目のタイムリーを放ち渡邊投手に打席が回り代打・江島を起用してファーストフライで13安打4得点とやや消化不良気味に終わった。
9回裏4点差だが、好投していたエース降板で一抹の不安を感じていたが、リリーフは197cm102kgという巨漢の中西投手。ストレート主体の力でねじ伏せる形で滋賀学園打線に有無を言わせず三者凡退に片付け中谷野球らしい4-0というスコアで相手を寄せ付けず盤石の形で初戦突破し6年ぶりに明石公園に和智弁の校歌が流れた。

やはり一冬越えて和智弁は戦力を整えてきたようだ。まず高嶋先生時代と違って投手がしっかりしており失点を計算できるので簡単には崩れない。そして手堅すぎる采配で確実に1点ずつ取りに行きジワジワ相手を追い込んでそのまま逃げ切る派手さはないが負けにくい野球を体現した。

滋賀学園は秋に続いて春の近畿も初戦敗退。今回も4投手のリレーでコールド回避に成功したが、打線が全く機能せず援護できなかった。
しかし、ここから急に上昇気流に乗って夏の甲子園で3つ勝って堂々の8強入りとはこの時点で誰も予想してなかっただろう。

順当に日程を消化しいよいよ翌週は準決勝・決勝となる。
まだ梅雨入りまでは間がありそうだし、このまま好天で大会を終えたらと。

天理ー京都国際そして須磨翔風ー智弁和歌山となり、打力の高い天理が京都国際投手陣をどう攻略するか?須磨翔風の槙野投手が孤軍奮闘して昨秋の智弁に続き和智弁にも勝てるか?という展望だったが、、、それはまた次回の講釈で。

チーム名 選手名 投球回 打者 投球数 安打 犠打 四球 三振 失点 自責
和 智 辯 渡 邊  8  30 104  4  0  2  7  0  0  
和 智 辯 中 西  1   3  13  0  0  0  0  0  0

滋賀学園 高橋侠  4  20  73  5  1  4  2  2  2
滋賀学園 脇 本  3  15  40  5  1  1  0  1  1  
滋賀学園 土 田  1   3  10  0  0  0  1  0  0
滋賀学園 長 崎  1   6  19  3  0  0  0  1  1  
  
                       (完)

                    🌟次回予告🌟
6/1 春季近畿大会3日目第1試合 明石トーカロ球場 天理(奈良)-京都国際(京都)
2025/05/19(月) 22時32分47秒 No.1782 編集 削除