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⚾今日のセンバツ甲子園試合結果(1回戦)
3日目第1試合 大垣日大(岐阜)-西日本短大付(福岡) 9:02~11:01
一二三四五六七八九十計HE
大垣日大000000000 081
西短大付00032010X 690
3日目第2試合 天理(奈良)-山梨学院(山梨) 11:36~14:10
一二三四五六七八九十計HE
山梨学院000202001 590
天 理001000000 151
3日目第3試合 東洋大姫路(兵庫)-壱岐(長崎) 14:44~16:41
一二三四五六七八九十計HE
東洋姫路000150100 7121
壱 岐200000000 231
⚾明日のセンバツ甲子園組み合わせ(4日目 1回戦)
09:00~ 広 島 商(広 島)-横浜 清陵(神奈川)
☆☆☆ 11:30~ エナジック(沖 縄)-至 学 館(愛 知)
☆ 14:00~ 千葉 黎明(千 葉)-智弁和歌山(和歌山)
📝大阪勢98年ぶりセンバツ甲子園“出場校ゼロ”の衝撃…「例年のようにパワーで圧倒できなかった」それでも「夏こそは、という思いは強いです」
https://news.yahoo.co.jp/articles/24e10c5e4741fd87a9fdebb24d9bf1a7c92e33d0
大阪勢、98年ぶりのセンバツ出場なし――。その衝撃的な状況は、なぜ起こったのだろうか?
ひとつ要因を挙げるとしたら、昨年から導入された低反発バットの影響だろう。
全国的に見てもこの新基準バットにより、前評判の高い学校が敗れる波乱含みの試合が多かったと昨年1年間の春夏の甲子園を含めた大会を通じて感じていた。
秋の大阪王者は「打てなかったことが全て」
昨秋の府大会で優勝した履正社・多田晃監督は、昨秋の戦いをこう振り返る。
「近畿大会(滋賀短大附戦)は、ミスも出ましたし打てなかったことが全てでした。でも、大阪大会でも(初戦の)大阪高校戦や5回戦の興国戦など、打てない試合もありました。4回戦の(関大)北陽戦も、結果として点差はつきましたが前半は危なかったですし、チームとして打線がまだまだだったなとは思います」
秋は新チームが発足して最初の公式戦で、どの学校もすべてにおいて発展途上の要素が多い。さらに履正社は前チームからのレギュラーは内野手の辻琉、矢野塁のみが残り、メンバーが大きく入れ替わった。
例年、履正社はバッテリーを含め投手など数人はレギュラーが残ることが多く、経験値の面でも“劣勢”だった部分があったのかもしれない。さらに多田監督は続ける。
「今年は小柄な選手も多く、例年のようにパワーで圧倒できるようなところがウチにはありません。秋は特に力不足でした」
滋賀短大附のエース左腕・櫻本拓夢はストレートの最速が125キロで制球力を持ち味とする技巧派だ。その櫻本を相手に、初回に一死・三塁から中犠飛で先制するも、以降は安打が続かず、放った7安打はすべて単打だった。
さらに大阪桐蔭は初戦で滋賀学園の最速142キロ右腕・長崎蓮汰を打ちあぐみ、7安打するも唯一連打が生まれた4回の2得点のみに終わった。結果的に、5年連続で出場していたセンバツがこの春で途切れることとなった。
「センバツに大阪勢不在」の持つ意味は?
ただ、「センバツで大阪勢不在」であることは、そこまでネガティブに受け止めることなのだろうか。
大阪は「甲子園のお膝元」と言われ、全国屈指の激戦区ではある。だが、同じ激戦区では神奈川県勢も2015年から3年連続でセンバツ出場がなく、近年では22年、24年もセンバツ出場がなかった。同様に強豪ひしめく愛知県勢も過去20年で見れば07年、11年、13年、22年とセンバツに出場校を送り出していない“空白の年”はあった。
今回、近畿のセンバツ出場校の顔ぶれを見ると、兵庫県、奈良県からは各1校、和歌山県、滋賀県からそれぞれ2校が出場している。近畿大会でともに初戦で大阪の高校を破った滋賀県勢は近年、22年センバツで準優勝した近江をはじめ、昨夏の甲子園でベスト8進出を果たした滋賀学園など全国の舞台で躍動する学校が目立つ。
各府県のレベルが拮抗してきている
近畿地区の中で唯一全国優勝がない県ということで、かつては“後進県”というイメージがあったが、近年はそんな印象はあまり感じなくなった。
各府県のレベルが拮抗してきていることを考えると、大阪勢の出場がないことは大きく落胆することでもないのではないだろうか。むしろ、この結果を正面から受け止めて夏以降にどう生かすか。大勢の意地は、むしろこれからが見せ所だ。
入道美之大阪府高野連理事長はこうも口にする。「トーナメントの戦いは、たまたま起きたことなども重なって結果に結びつきます。今回も打てなかった、ミスがあったなど色々ありましたが、それを各校がどう受け止めるかです。これから春の大会も始まりますし、各学校さんが奮起してくれることを期待しています」
履正社の多田監督の気持ちも同じだ。「秋に負けて悔しい思いは今もあります。これからの戦いの中でその悔しさをどう生かしていくか。夏こそは、という思いは強いです」
センバツが終われば全国で春の大会、そして夏に向けた準備がいよいよ本格化する。これまで100年の球史を紡いできた高校野球史は、PL学園が黄金期を作り、大阪桐蔭が他を圧倒してきたように、大阪の高校野球が時に時代をけん引しながら時を経てきた。
低反発バット対策など細かい課題はあるが、これからの100年に向け、どう活性化していくべきなのか。大阪の高校野球は、新たな局面を迎えている。
👣市和歌山 甲子園初戦突破は出場5大会連続でストップ 力投の丹羽は手応え
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e79106f9b05155e9379996402f2ff75e07b64e4
◇第97回選抜高校野球大会第2日 1回戦 市和歌山2―4横浜(2025年3月19日 甲子園)
市和歌山は、昨秋明治神宮大会を制した横浜に競り負けた。甲子園大会の初戦突破は出場5大会連続で止まったが、背番号11の2番手・丹羽涼介が6回2/3を2安打1失点、8奪三振と力投。「直球の質がよくなった。意外と自分も通用するんだ」と手応えをつかんだ。
0―3の3回1死満塁から登板。「三振で抑えたらベスト。絶対に三振を取ろうと思っていました」。9番の織田翔希を見逃し三振、強打者の1番・阿部葉太を遊ゴロに仕留めて切り抜けた。4回に許した適時三塁打が唯一の失点。半田真一監督から「負けはしたけど、ロングリリーフとして敢闘してくれた。100点満点を与えたい」とたたえられた。
同校OBで21年ドラフト1位でDeNAに入団した小園に憧れて入学した。しかし、昨秋の公式戦登板は3試合で3イニングのみ。冬場に小園の直球の握りを参考に球威向上に励むと、大舞台で自己最速を4キロ更新する147キロを計測した。2年生右腕は「憧れの小園さんを超えられる投手になりたい。155キロ投げることが目標です」と自信を深め、先を見据えた。
☝甲子園「入場券完売通知」全席指定の21年以降初 外野席まで超満員の大観衆が集結
https://news.yahoo.co.jp/articles/2cc49068ac47a5e0d9e537165cc164b79458d0f1
センバツ大会本部と阪神甲子園球場は20日午後2時50分、この日の入場券完売を関係先に通知した。入場券完売通知とは、一般向け入場券が完売する見通しとなったことを阪神電車の主要駅などに通知し、新たに一般客に来場しないよう呼びかけてもらうのが目的。全席指定席となった2021年以降では初めてになる。
この日は祝日で、第2試合では山梨学院-天理、第3試合では壱岐-東洋大姫路と関西地区の人気チームが絡んだ好カードであることも、追い風になった。
☟珍事!大垣日大の左翼・船橋 スパイクのソールはがれ転倒→交換「ケガなくて良かった」
https://news.yahoo.co.jp/articles/75df3e190d4919b3c8f32113def23f7f4e2c8d32
◇第97回選抜高校野球大会第3日・1回戦 大垣日大―西日本短大付(2025年3月20日 甲子園)
大垣日大の左翼手・舩橋天(3年)にまさかの事態が起きた。
4回2死一、二塁の守備で西日本短大付の湯山仁太(2年)が放った打球が船橋の元へ飛びヒットとなった。
船橋は打球を捕球すると、二塁走者の生還を阻止しようと素早く返球。その際、芝に足を取られて転倒したように見えた。
ただ、実際にはスパイクのソールがすべてはがれ、転倒したようで、はがれたソールを手に笑みを浮かべながら一旦ベンチへ。代わりのスパイクを履いて元の守備位置に戻った。
珍しいシーンに試合を中継するNHKの実況、解説者も驚いていた。
SNS上でも「えーっ!スパイクの裏、ソールごと取れる事あるの??」「ソール取れることなんてあるんやな」「大垣日大のレフトの子のスパイク、ソールがまるごと剥がれたねえ…まずは彼にケガがなくて良かった」「珍しいシーン ソール剥がれてる」と驚きの声があがっていた。
☟緊急降板の東洋大姫路・阪下漣と一問一答「危険信号っていうのが出てしまった」
☟初出場の壱岐、勝利ならず 21世紀枠で出場のチームは21世紀枠同士の対戦除き25連敗に
https://news.yahoo.co.jp/articles/b597149a7f3dd11905adfca6abe3fdeee876b3b8
21世紀枠で春夏通じて初出場の壱岐(長崎)は優勝候補の一角に挙がる東洋大姫路(兵庫)を相手に先制したが、逆転負けで初勝利はならなかった。
21世紀枠で出場したチームは、21世紀枠同士の対戦を除けば25連敗となった。一般選考で選ばれたチームに勝ったのは2015年の1回戦で松山東(愛媛)が5―4で二松学舎大付(東京)を破ったのが最後。その後は16年の釜石(岩手)と21年の具志川商(沖縄)が21世紀枠選出校同士の対戦で初戦を突破したが、次戦で敗れた。
📝西日本短大付・西村監督に聞く「いまどきの高校生をどうやって指導しているのですか?」【2025年春のセンバツ 監督突撃インタビュー】
https://news.yahoo.co.jp/articles/a9ee02cce8d9e053de86a0ab0978fbf6b112bd0b
西村慎太郎監督(西日本短大付/53歳)
20日に登場、大垣日大(岐阜)と対戦する西日本短大付の西村監督は日本ハムの新庄監督の同級生。2003年に監督に就任して、今年で22年になる。今月2日にはセンバツの優勝実績もある龍谷大平安(京都)の原田英彦監督が体罰で退職しているが、今と昔では指導法は違うのか、聞いてみた。
──二十数年前と今で教え方は違いますか。
「教育現場もそうですが、世の中も変わっていますからね。それでも変わらないものもあります。例えば、我々が若い頃は強い口調で注意されたり、ゲンコツもありました。でも、その全てが無意味だったのかというと、そうではないと思う。僕はこの年になって、昔言われていたことで本当に大事なこと、さまざまな教えの中で僕の中に残っているものは何か、ということを考えています」
──具体的には。
「近年は努力をしないでもできる(簡単な)ことを『褒めてください』という傾向がある。でも、それでいいのか、と子どもたちに聞きます。おまえたちは県で一番になって、甲子園に行きたいのだから、こっちの口調も強くなったり、求めることも増えて言葉に圧がかかることもある。おまえらはどっちがいい? そう聞くと、『求められる方がいい』と返ってきます。じゃあ、求めるぞ、と。そうした手順を踏まず、昔のように最初から強い口調であれこれ言うと、今は問題になりかねませんからね」
──アプローチの仕方を変えていると。
「とにかく大事なのはコミュニケーション。今の時代は何かを言うと、すぐにハラスメントと言われがちです。だから大人たちも『言うのをやめよう』『関わるのをやめよう』となり、人間関係そのものが希薄になってしまう。むしろ、我々大人の方が、若い世代とコミュニケーションを取ることを放棄しているのでは?という思いもあります」
──他に現在と昔で違いはありますか?
「最近の若い人たちを見て思うのは『失敗した時に自分を傷つけたくないから本気でやらない』という傾向があること。いや、これは大人もそうですね。本気でやらず、どこか評論家的なところで自分の心を整えているような気がするんです。本気でやって失敗したら、確かに悔しさ、苦しさは強い。でも、成功した時のうれしさ、喜びも強い」
──確かに本気を出さずに失敗したら、言い訳にできます。
「どこまでが本気かというのは個人差があるので一概には言えませんが、僕は『やりたくてもできない子』は応援します。でも、『やろうともしない子』までカバーするのは、それは少し違うかな、と思っています。野球も勉強も、結果以上にやるその姿が一番大事なんだと、子どもたちにはよく話をしています」
🎤健大高崎にタイブレークの末に敗退 明徳義塾監督が語り尽くした甲子園で勝つことの難しさ
https://news.yahoo.co.jp/articles/ddf515e457361180e0cd29016cc2046d243792e7?page=1
野球はボールを遠くに飛ばす競技でも、速いボールの投げ合いでもない。前年の選抜優勝校・健大高崎(群馬)との1回戦を前に明徳義塾(高知)の馬淵史郎監督はこう語った。
「相手のほうが間違いなく、実力では上でしょう。でも、6対4くらいの差であれば勝つチャンスはある」
【明暗を分けた10回の攻防】
明徳義塾のエース・池﨑安侍朗は140キロを超えるストレートとスライダー、カーブを低めに集めるサウスポー。昨夏の甲子園では2回戦の鳥取城北戦で完封勝ち。3回戦の関東一戦でも好投を見せた。
「2対1か1対0の接戦に持ち込んで、相手のエラー、フォアボールが出てれば......」というのが馬淵監督の目論みだった。
強打の健大高崎と比べれば打力では見劣りするが、接戦での勝負強さでは負けない。そんな自信をのぞかせていた。
1回裏、明徳義塾がノーアウト一、二塁のチャンスをつかむ。3番の好打者・藤森海斗の送りバントがダブルプレーとなり、先制機を逃した。
4回表、健大高崎がヒットで出たランナーをバントで送り先取点を奪った。明徳義塾の守備のミスが絡んだ得点だった。
5回裏に藤森のライトオーバーのスリーベースで同点に追いつき、9回表にはセンターの好返球で得点を許さなかった。
ロースコアの接戦ならば勝機がある──そう踏んだ馬淵監督の望んだ展開になった。
タイブレークにもつれ込んだ10回表、ヒットとワイルドピッチで2点を奪われた明徳義塾は、10回裏二塁ランナーが飛び出して憤死。無得点で抑えられて1回戦で姿を消した。接戦に持ち込めば勝てるはずの明徳義塾が自らのミスで敗れた形だ。
【馬淵監督が指摘する課題と敗因】
試合後、馬淵監督からはため息が漏れた。
「今日はミスが多かった。いいプレーもあったんですけどね。やっぱり初回がねえ。あれ(ノーアウト一、二塁から3番・藤森のバントで併殺)で重苦しい雰囲気になりました。バントでランナーを送って、1点でも取れておれば相手が硬くなったと思うけどね。ボール球だったんで、見逃しておけばビッグチャンスになったかもしれない」
明徳義塾もエース・池﨑は9回を5安打、1失点で抑える好投を見せたが、最後まで打線の援護はなかった。
「池﨑は前半、タテのカーブがあまり決まらなくて苦しんだけど、1失点でしのいだわけやから。長打を打たれそうな雰囲気はなかった。問題はやっぱり、バントを絡めた攻撃でしょうね。8回、ノーアウト一塁の場面で4番の里山楓馬にバントさせましたが(2球ともファウル)、スリーバントをさせてもどうなかと思ってバスターをさせました(結果は三振)。8回裏、ノーアウト一塁の場面からチャンスを広げて1点を取っていれば、相手にはものすごくプレッシャーがかかっていたと思う。そのあたりにチームとしての課題がある」
苦しみながらも接戦に持ち込むことに成功したが、何かが足りなかった。
「ウチは打線が弱いから、勝つためには2対1か1対0しかないと選手に言ってきました。そういう意味では(9回を1対1で終えて)いい感じで試合を進められていた。失敗もあったけど、ペース的には悪くなかった。タイブレークになって、ウチは一番からの攻撃でしたから」
しかし、タイブレークになってからもミスを重ねた。
「10回表、はじめのバッターに変化球を投げてバントを決められたでしょう。あれはどうなんかなあ。ストレートのほうがバントを失敗する確率が高いと思うけどね。速い球で攻めるのがあの場面でのセオリーですよ。もし変化球を投げるんならボールにしないと。負ける時にはそういうミスが出るんです。普段からずっと言っていることができなかった」
【負けたのは監督の責任】
甲子園ではミスをしたほうが負ける。これまで敗軍の将が語ってきた言葉どおりの結果になった。
「結論から言うと、10回表の2失点目、ワイルドピッチが痛かった。1点でとどめておけば攻め方はいろいろあったから。打力がないならないでバントをうまく使ってと考えていたけど、両方を強化せんとダメなんでしょう。(10回裏、飛び出してアウトになった二塁ランナーの)池﨑に『なんで?』と聞いたら、バッターがバントすると思ったからと言う。やっぱりあれはダメですよ」
エースの池﨑が最少失点に抑え、バントを絡めて勝利をもぎ取ってきたが、この戦い方では夏は厳しいと馬淵監督は言う。
「春まではピッチャーが抑えて勝つということができるけど、夏に全国大会で勝とうと思ったら打てるバッターがふたりくらいいて、バントなど細かいこともできないと」
明徳義塾の「らしさ」が見えたのは10回表だ。ワンアウト三塁の場面でスクイズを外し、ピンチを脱した。
「あまり動く(仕掛ける)監督じゃないけど、初回からずっと見ていて『ここはスクイズでくる』と思ったので外しました。あの時だけ、ジェスチャーが大きかった。9回表のあれ(センターからの好返球でタッチアウト)はいいプレーでしたね。普通ならあればこちらの流れになるのにそうならなかった。やっぱり力の差でしょうかね」
接戦を落としたあとだけに、課題が次から次へと出てくる。
「里山はまだまだ。最後のワイルドピッチは止めてやらないと。そうしないと、ランナー三塁の時にピッチャーが低めに投げられなくなるから。まだまだ練習が足らんということでしょうね。あれはピッチャーの責任じゃない。
池﨑の課題はカーブが抜けること。もっと安定感がほしい。体が大きくないから『全身を使って投げないと』と思うのはわかるけど、8割くらいの力で投げても抑えられるようにならないと。じつはチェンジアップが投げられないんです。夏までに覚えてくれれば投球の幅が広がるはず」
3番の藤森も、池﨑と同様に下級生の時からチームの中心を担ってきた。
「藤森は器用で足も速い。でも、バッターはどんくさいほうがいいんですよ。『(自分には)これしかない』というほうが試合で結果が出せる。長打も打てるバッターなんで、3番としてどっしり構えてどんどん振ってもらいたい。もっとレベルの高いところで野球をやりたいのなら。本人がどう考えるかでしょうね」
この11月に古稀を迎える名将は力なく笑った。
「ミスのあるチームでは勝ち上がることができない。負けたのは監督の責任、監督が悪い。夏に40回目(の甲子園に)出られるように頑張ります。だけど、僕ももう70歳ですから。今日の寒さはこたえたよ」
⚾岩手さんへ
昨日は風がかなりきつく朝の7時前、駅に着く直前に雪がチラつき、レフトスタンドから見える六甲山は雪景色でした!!
滋賀短大付は大津に学校があるらしく、阪神地区よりも寒いのでこういう環境には慣れていると思いますが、敦賀の方がもっと寒いので・・・・・。
正直、戦前は4年連続センバツ初戦敗退の敦賀気比だけに昨秋の近畿開幕戦よろしく大波乱も???と色気ありましたが。
もうすっかり忘れていたかつての『滋賀野球』が全部出てしまいましたね。1試合6エラーは厳しすぎるし、0-15で迎えた終盤にランナー1塁で送りバントなど不可解なことが多すぎました!!
8時開門前から大応援団が滋賀から来てましたが・・・。
市和歌山は悲しいかな点差以上の力の差がありました・・・。
初回から守備のミスで先制を許しては試合にならないですね。
エースが肩を痛めていたらしいし、2番手の2年生丹羽投手だけが収穫でした!!
できれば昨秋の近畿1回戦三田学園との試合のように0-0で終盤8回裏に1点勝ち越し逃げ切りを狙ってましたが・・・。
打線はいつもあんな感じなんで、打てないのは仕方ないですがムダな失点が2点ほどありましたね。
そして2番手のエースからは全く打てる気配がなかったので、、、ゆとりをもって横浜に逃げ切られました。。。
あと青森山田は昨春8強昨夏4強でもっと強いと思ってましたが、花巻東と展開予想が真逆になりました!!
P・S まさかの近畿勢3連敗で去年の5連敗更新も覚悟しました・・・。
東洋も初回から8球連続ボールでピンチ招き2点先制されてどうなることかと、、、、、
今日はTV観戦で良かった・・・4万の大観衆だと動きづらいし帰りの電車も大混雑で・・・。
明日はレフトスタンドからノンビリ見れそうですね。昨日レフトスタンドにいましたが、レフトフライ上がったらTVに自分の姿がすぐわかるくらいの閑古鳥スタンドでしたから(笑)
3日目第1試合 大垣日大(岐阜)-西日本短大付(福岡) 9:02~11:01
一二三四五六七八九十計HE
大垣日大000000000 081
西短大付00032010X 690
3日目第2試合 天理(奈良)-山梨学院(山梨) 11:36~14:10
一二三四五六七八九十計HE
山梨学院000202001 590
天 理001000000 151
3日目第3試合 東洋大姫路(兵庫)-壱岐(長崎) 14:44~16:41
一二三四五六七八九十計HE
東洋姫路000150100 7121
壱 岐200000000 231
⚾明日のセンバツ甲子園組み合わせ(4日目 1回戦)
09:00~ 広 島 商(広 島)-横浜 清陵(神奈川)
☆☆☆ 11:30~ エナジック(沖 縄)-至 学 館(愛 知)
☆ 14:00~ 千葉 黎明(千 葉)-智弁和歌山(和歌山)
📝大阪勢98年ぶりセンバツ甲子園“出場校ゼロ”の衝撃…「例年のようにパワーで圧倒できなかった」それでも「夏こそは、という思いは強いです」
https://news.yahoo.co.jp/articles/24e10c5e4741fd87a9fdebb24d9bf1a7c92e33d0
大阪勢、98年ぶりのセンバツ出場なし――。その衝撃的な状況は、なぜ起こったのだろうか?
ひとつ要因を挙げるとしたら、昨年から導入された低反発バットの影響だろう。
全国的に見てもこの新基準バットにより、前評判の高い学校が敗れる波乱含みの試合が多かったと昨年1年間の春夏の甲子園を含めた大会を通じて感じていた。
秋の大阪王者は「打てなかったことが全て」
昨秋の府大会で優勝した履正社・多田晃監督は、昨秋の戦いをこう振り返る。
「近畿大会(滋賀短大附戦)は、ミスも出ましたし打てなかったことが全てでした。でも、大阪大会でも(初戦の)大阪高校戦や5回戦の興国戦など、打てない試合もありました。4回戦の(関大)北陽戦も、結果として点差はつきましたが前半は危なかったですし、チームとして打線がまだまだだったなとは思います」
秋は新チームが発足して最初の公式戦で、どの学校もすべてにおいて発展途上の要素が多い。さらに履正社は前チームからのレギュラーは内野手の辻琉、矢野塁のみが残り、メンバーが大きく入れ替わった。
例年、履正社はバッテリーを含め投手など数人はレギュラーが残ることが多く、経験値の面でも“劣勢”だった部分があったのかもしれない。さらに多田監督は続ける。
「今年は小柄な選手も多く、例年のようにパワーで圧倒できるようなところがウチにはありません。秋は特に力不足でした」
滋賀短大附のエース左腕・櫻本拓夢はストレートの最速が125キロで制球力を持ち味とする技巧派だ。その櫻本を相手に、初回に一死・三塁から中犠飛で先制するも、以降は安打が続かず、放った7安打はすべて単打だった。
さらに大阪桐蔭は初戦で滋賀学園の最速142キロ右腕・長崎蓮汰を打ちあぐみ、7安打するも唯一連打が生まれた4回の2得点のみに終わった。結果的に、5年連続で出場していたセンバツがこの春で途切れることとなった。
「センバツに大阪勢不在」の持つ意味は?
ただ、「センバツで大阪勢不在」であることは、そこまでネガティブに受け止めることなのだろうか。
大阪は「甲子園のお膝元」と言われ、全国屈指の激戦区ではある。だが、同じ激戦区では神奈川県勢も2015年から3年連続でセンバツ出場がなく、近年では22年、24年もセンバツ出場がなかった。同様に強豪ひしめく愛知県勢も過去20年で見れば07年、11年、13年、22年とセンバツに出場校を送り出していない“空白の年”はあった。
今回、近畿のセンバツ出場校の顔ぶれを見ると、兵庫県、奈良県からは各1校、和歌山県、滋賀県からそれぞれ2校が出場している。近畿大会でともに初戦で大阪の高校を破った滋賀県勢は近年、22年センバツで準優勝した近江をはじめ、昨夏の甲子園でベスト8進出を果たした滋賀学園など全国の舞台で躍動する学校が目立つ。
各府県のレベルが拮抗してきている
近畿地区の中で唯一全国優勝がない県ということで、かつては“後進県”というイメージがあったが、近年はそんな印象はあまり感じなくなった。
各府県のレベルが拮抗してきていることを考えると、大阪勢の出場がないことは大きく落胆することでもないのではないだろうか。むしろ、この結果を正面から受け止めて夏以降にどう生かすか。大勢の意地は、むしろこれからが見せ所だ。
入道美之大阪府高野連理事長はこうも口にする。「トーナメントの戦いは、たまたま起きたことなども重なって結果に結びつきます。今回も打てなかった、ミスがあったなど色々ありましたが、それを各校がどう受け止めるかです。これから春の大会も始まりますし、各学校さんが奮起してくれることを期待しています」
履正社の多田監督の気持ちも同じだ。「秋に負けて悔しい思いは今もあります。これからの戦いの中でその悔しさをどう生かしていくか。夏こそは、という思いは強いです」
センバツが終われば全国で春の大会、そして夏に向けた準備がいよいよ本格化する。これまで100年の球史を紡いできた高校野球史は、PL学園が黄金期を作り、大阪桐蔭が他を圧倒してきたように、大阪の高校野球が時に時代をけん引しながら時を経てきた。
低反発バット対策など細かい課題はあるが、これからの100年に向け、どう活性化していくべきなのか。大阪の高校野球は、新たな局面を迎えている。
👣市和歌山 甲子園初戦突破は出場5大会連続でストップ 力投の丹羽は手応え
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e79106f9b05155e9379996402f2ff75e07b64e4
◇第97回選抜高校野球大会第2日 1回戦 市和歌山2―4横浜(2025年3月19日 甲子園)
市和歌山は、昨秋明治神宮大会を制した横浜に競り負けた。甲子園大会の初戦突破は出場5大会連続で止まったが、背番号11の2番手・丹羽涼介が6回2/3を2安打1失点、8奪三振と力投。「直球の質がよくなった。意外と自分も通用するんだ」と手応えをつかんだ。
0―3の3回1死満塁から登板。「三振で抑えたらベスト。絶対に三振を取ろうと思っていました」。9番の織田翔希を見逃し三振、強打者の1番・阿部葉太を遊ゴロに仕留めて切り抜けた。4回に許した適時三塁打が唯一の失点。半田真一監督から「負けはしたけど、ロングリリーフとして敢闘してくれた。100点満点を与えたい」とたたえられた。
同校OBで21年ドラフト1位でDeNAに入団した小園に憧れて入学した。しかし、昨秋の公式戦登板は3試合で3イニングのみ。冬場に小園の直球の握りを参考に球威向上に励むと、大舞台で自己最速を4キロ更新する147キロを計測した。2年生右腕は「憧れの小園さんを超えられる投手になりたい。155キロ投げることが目標です」と自信を深め、先を見据えた。
☝甲子園「入場券完売通知」全席指定の21年以降初 外野席まで超満員の大観衆が集結
https://news.yahoo.co.jp/articles/2cc49068ac47a5e0d9e537165cc164b79458d0f1
センバツ大会本部と阪神甲子園球場は20日午後2時50分、この日の入場券完売を関係先に通知した。入場券完売通知とは、一般向け入場券が完売する見通しとなったことを阪神電車の主要駅などに通知し、新たに一般客に来場しないよう呼びかけてもらうのが目的。全席指定席となった2021年以降では初めてになる。
この日は祝日で、第2試合では山梨学院-天理、第3試合では壱岐-東洋大姫路と関西地区の人気チームが絡んだ好カードであることも、追い風になった。
☟珍事!大垣日大の左翼・船橋 スパイクのソールはがれ転倒→交換「ケガなくて良かった」
https://news.yahoo.co.jp/articles/75df3e190d4919b3c8f32113def23f7f4e2c8d32
◇第97回選抜高校野球大会第3日・1回戦 大垣日大―西日本短大付(2025年3月20日 甲子園)
大垣日大の左翼手・舩橋天(3年)にまさかの事態が起きた。
4回2死一、二塁の守備で西日本短大付の湯山仁太(2年)が放った打球が船橋の元へ飛びヒットとなった。
船橋は打球を捕球すると、二塁走者の生還を阻止しようと素早く返球。その際、芝に足を取られて転倒したように見えた。
ただ、実際にはスパイクのソールがすべてはがれ、転倒したようで、はがれたソールを手に笑みを浮かべながら一旦ベンチへ。代わりのスパイクを履いて元の守備位置に戻った。
珍しいシーンに試合を中継するNHKの実況、解説者も驚いていた。
SNS上でも「えーっ!スパイクの裏、ソールごと取れる事あるの??」「ソール取れることなんてあるんやな」「大垣日大のレフトの子のスパイク、ソールがまるごと剥がれたねえ…まずは彼にケガがなくて良かった」「珍しいシーン ソール剥がれてる」と驚きの声があがっていた。
☟緊急降板の東洋大姫路・阪下漣と一問一答「危険信号っていうのが出てしまった」
☟初出場の壱岐、勝利ならず 21世紀枠で出場のチームは21世紀枠同士の対戦除き25連敗に
https://news.yahoo.co.jp/articles/b597149a7f3dd11905adfca6abe3fdeee876b3b8
21世紀枠で春夏通じて初出場の壱岐(長崎)は優勝候補の一角に挙がる東洋大姫路(兵庫)を相手に先制したが、逆転負けで初勝利はならなかった。
21世紀枠で出場したチームは、21世紀枠同士の対戦を除けば25連敗となった。一般選考で選ばれたチームに勝ったのは2015年の1回戦で松山東(愛媛)が5―4で二松学舎大付(東京)を破ったのが最後。その後は16年の釜石(岩手)と21年の具志川商(沖縄)が21世紀枠選出校同士の対戦で初戦を突破したが、次戦で敗れた。
📝西日本短大付・西村監督に聞く「いまどきの高校生をどうやって指導しているのですか?」【2025年春のセンバツ 監督突撃インタビュー】
https://news.yahoo.co.jp/articles/a9ee02cce8d9e053de86a0ab0978fbf6b112bd0b
西村慎太郎監督(西日本短大付/53歳)
20日に登場、大垣日大(岐阜)と対戦する西日本短大付の西村監督は日本ハムの新庄監督の同級生。2003年に監督に就任して、今年で22年になる。今月2日にはセンバツの優勝実績もある龍谷大平安(京都)の原田英彦監督が体罰で退職しているが、今と昔では指導法は違うのか、聞いてみた。
──二十数年前と今で教え方は違いますか。
「教育現場もそうですが、世の中も変わっていますからね。それでも変わらないものもあります。例えば、我々が若い頃は強い口調で注意されたり、ゲンコツもありました。でも、その全てが無意味だったのかというと、そうではないと思う。僕はこの年になって、昔言われていたことで本当に大事なこと、さまざまな教えの中で僕の中に残っているものは何か、ということを考えています」
──具体的には。
「近年は努力をしないでもできる(簡単な)ことを『褒めてください』という傾向がある。でも、それでいいのか、と子どもたちに聞きます。おまえたちは県で一番になって、甲子園に行きたいのだから、こっちの口調も強くなったり、求めることも増えて言葉に圧がかかることもある。おまえらはどっちがいい? そう聞くと、『求められる方がいい』と返ってきます。じゃあ、求めるぞ、と。そうした手順を踏まず、昔のように最初から強い口調であれこれ言うと、今は問題になりかねませんからね」
──アプローチの仕方を変えていると。
「とにかく大事なのはコミュニケーション。今の時代は何かを言うと、すぐにハラスメントと言われがちです。だから大人たちも『言うのをやめよう』『関わるのをやめよう』となり、人間関係そのものが希薄になってしまう。むしろ、我々大人の方が、若い世代とコミュニケーションを取ることを放棄しているのでは?という思いもあります」
──他に現在と昔で違いはありますか?
「最近の若い人たちを見て思うのは『失敗した時に自分を傷つけたくないから本気でやらない』という傾向があること。いや、これは大人もそうですね。本気でやらず、どこか評論家的なところで自分の心を整えているような気がするんです。本気でやって失敗したら、確かに悔しさ、苦しさは強い。でも、成功した時のうれしさ、喜びも強い」
──確かに本気を出さずに失敗したら、言い訳にできます。
「どこまでが本気かというのは個人差があるので一概には言えませんが、僕は『やりたくてもできない子』は応援します。でも、『やろうともしない子』までカバーするのは、それは少し違うかな、と思っています。野球も勉強も、結果以上にやるその姿が一番大事なんだと、子どもたちにはよく話をしています」
🎤健大高崎にタイブレークの末に敗退 明徳義塾監督が語り尽くした甲子園で勝つことの難しさ
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野球はボールを遠くに飛ばす競技でも、速いボールの投げ合いでもない。前年の選抜優勝校・健大高崎(群馬)との1回戦を前に明徳義塾(高知)の馬淵史郎監督はこう語った。
「相手のほうが間違いなく、実力では上でしょう。でも、6対4くらいの差であれば勝つチャンスはある」
【明暗を分けた10回の攻防】
明徳義塾のエース・池﨑安侍朗は140キロを超えるストレートとスライダー、カーブを低めに集めるサウスポー。昨夏の甲子園では2回戦の鳥取城北戦で完封勝ち。3回戦の関東一戦でも好投を見せた。
「2対1か1対0の接戦に持ち込んで、相手のエラー、フォアボールが出てれば......」というのが馬淵監督の目論みだった。
強打の健大高崎と比べれば打力では見劣りするが、接戦での勝負強さでは負けない。そんな自信をのぞかせていた。
1回裏、明徳義塾がノーアウト一、二塁のチャンスをつかむ。3番の好打者・藤森海斗の送りバントがダブルプレーとなり、先制機を逃した。
4回表、健大高崎がヒットで出たランナーをバントで送り先取点を奪った。明徳義塾の守備のミスが絡んだ得点だった。
5回裏に藤森のライトオーバーのスリーベースで同点に追いつき、9回表にはセンターの好返球で得点を許さなかった。
ロースコアの接戦ならば勝機がある──そう踏んだ馬淵監督の望んだ展開になった。
タイブレークにもつれ込んだ10回表、ヒットとワイルドピッチで2点を奪われた明徳義塾は、10回裏二塁ランナーが飛び出して憤死。無得点で抑えられて1回戦で姿を消した。接戦に持ち込めば勝てるはずの明徳義塾が自らのミスで敗れた形だ。
【馬淵監督が指摘する課題と敗因】
試合後、馬淵監督からはため息が漏れた。
「今日はミスが多かった。いいプレーもあったんですけどね。やっぱり初回がねえ。あれ(ノーアウト一、二塁から3番・藤森のバントで併殺)で重苦しい雰囲気になりました。バントでランナーを送って、1点でも取れておれば相手が硬くなったと思うけどね。ボール球だったんで、見逃しておけばビッグチャンスになったかもしれない」
明徳義塾もエース・池﨑は9回を5安打、1失点で抑える好投を見せたが、最後まで打線の援護はなかった。
「池﨑は前半、タテのカーブがあまり決まらなくて苦しんだけど、1失点でしのいだわけやから。長打を打たれそうな雰囲気はなかった。問題はやっぱり、バントを絡めた攻撃でしょうね。8回、ノーアウト一塁の場面で4番の里山楓馬にバントさせましたが(2球ともファウル)、スリーバントをさせてもどうなかと思ってバスターをさせました(結果は三振)。8回裏、ノーアウト一塁の場面からチャンスを広げて1点を取っていれば、相手にはものすごくプレッシャーがかかっていたと思う。そのあたりにチームとしての課題がある」
苦しみながらも接戦に持ち込むことに成功したが、何かが足りなかった。
「ウチは打線が弱いから、勝つためには2対1か1対0しかないと選手に言ってきました。そういう意味では(9回を1対1で終えて)いい感じで試合を進められていた。失敗もあったけど、ペース的には悪くなかった。タイブレークになって、ウチは一番からの攻撃でしたから」
しかし、タイブレークになってからもミスを重ねた。
「10回表、はじめのバッターに変化球を投げてバントを決められたでしょう。あれはどうなんかなあ。ストレートのほうがバントを失敗する確率が高いと思うけどね。速い球で攻めるのがあの場面でのセオリーですよ。もし変化球を投げるんならボールにしないと。負ける時にはそういうミスが出るんです。普段からずっと言っていることができなかった」
【負けたのは監督の責任】
甲子園ではミスをしたほうが負ける。これまで敗軍の将が語ってきた言葉どおりの結果になった。
「結論から言うと、10回表の2失点目、ワイルドピッチが痛かった。1点でとどめておけば攻め方はいろいろあったから。打力がないならないでバントをうまく使ってと考えていたけど、両方を強化せんとダメなんでしょう。(10回裏、飛び出してアウトになった二塁ランナーの)池﨑に『なんで?』と聞いたら、バッターがバントすると思ったからと言う。やっぱりあれはダメですよ」
エースの池﨑が最少失点に抑え、バントを絡めて勝利をもぎ取ってきたが、この戦い方では夏は厳しいと馬淵監督は言う。
「春まではピッチャーが抑えて勝つということができるけど、夏に全国大会で勝とうと思ったら打てるバッターがふたりくらいいて、バントなど細かいこともできないと」
明徳義塾の「らしさ」が見えたのは10回表だ。ワンアウト三塁の場面でスクイズを外し、ピンチを脱した。
「あまり動く(仕掛ける)監督じゃないけど、初回からずっと見ていて『ここはスクイズでくる』と思ったので外しました。あの時だけ、ジェスチャーが大きかった。9回表のあれ(センターからの好返球でタッチアウト)はいいプレーでしたね。普通ならあればこちらの流れになるのにそうならなかった。やっぱり力の差でしょうかね」
接戦を落としたあとだけに、課題が次から次へと出てくる。
「里山はまだまだ。最後のワイルドピッチは止めてやらないと。そうしないと、ランナー三塁の時にピッチャーが低めに投げられなくなるから。まだまだ練習が足らんということでしょうね。あれはピッチャーの責任じゃない。
池﨑の課題はカーブが抜けること。もっと安定感がほしい。体が大きくないから『全身を使って投げないと』と思うのはわかるけど、8割くらいの力で投げても抑えられるようにならないと。じつはチェンジアップが投げられないんです。夏までに覚えてくれれば投球の幅が広がるはず」
3番の藤森も、池﨑と同様に下級生の時からチームの中心を担ってきた。
「藤森は器用で足も速い。でも、バッターはどんくさいほうがいいんですよ。『(自分には)これしかない』というほうが試合で結果が出せる。長打も打てるバッターなんで、3番としてどっしり構えてどんどん振ってもらいたい。もっとレベルの高いところで野球をやりたいのなら。本人がどう考えるかでしょうね」
この11月に古稀を迎える名将は力なく笑った。
「ミスのあるチームでは勝ち上がることができない。負けたのは監督の責任、監督が悪い。夏に40回目(の甲子園に)出られるように頑張ります。だけど、僕ももう70歳ですから。今日の寒さはこたえたよ」
⚾岩手さんへ
昨日は風がかなりきつく朝の7時前、駅に着く直前に雪がチラつき、レフトスタンドから見える六甲山は雪景色でした!!
滋賀短大付は大津に学校があるらしく、阪神地区よりも寒いのでこういう環境には慣れていると思いますが、敦賀の方がもっと寒いので・・・・・。
正直、戦前は4年連続センバツ初戦敗退の敦賀気比だけに昨秋の近畿開幕戦よろしく大波乱も???と色気ありましたが。
もうすっかり忘れていたかつての『滋賀野球』が全部出てしまいましたね。1試合6エラーは厳しすぎるし、0-15で迎えた終盤にランナー1塁で送りバントなど不可解なことが多すぎました!!
8時開門前から大応援団が滋賀から来てましたが・・・。
市和歌山は悲しいかな点差以上の力の差がありました・・・。
初回から守備のミスで先制を許しては試合にならないですね。
エースが肩を痛めていたらしいし、2番手の2年生丹羽投手だけが収穫でした!!
できれば昨秋の近畿1回戦三田学園との試合のように0-0で終盤8回裏に1点勝ち越し逃げ切りを狙ってましたが・・・。
打線はいつもあんな感じなんで、打てないのは仕方ないですがムダな失点が2点ほどありましたね。
そして2番手のエースからは全く打てる気配がなかったので、、、ゆとりをもって横浜に逃げ切られました。。。
あと青森山田は昨春8強昨夏4強でもっと強いと思ってましたが、花巻東と展開予想が真逆になりました!!
P・S まさかの近畿勢3連敗で去年の5連敗更新も覚悟しました・・・。
東洋も初回から8球連続ボールでピンチ招き2点先制されてどうなることかと、、、、、
今日はTV観戦で良かった・・・4万の大観衆だと動きづらいし帰りの電車も大混雑で・・・。
明日はレフトスタンドからノンビリ見れそうですね。昨日レフトスタンドにいましたが、レフトフライ上がったらTVに自分の姿がすぐわかるくらいの閑古鳥スタンドでしたから(笑)