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📝【U18】28日の壮行試合で今夏甲子園V左腕対最速159キロ右腕 高校と大学の日本代表が両先発発表
https://news.yahoo.co.jp/articles/d033535ab085cf4e2eb481f328927eabc3aa4994

◆侍ジャパンU―18壮行試合 高校日本代表対大学日本代表(28日・ほっともっとフィールド神戸)

28日にほっともっとフィールド神戸にて開催される「侍ジャパンU―18壮行試合 高校日本代表対大学日本代表」の予告先発が27日、発表された。

先攻の大学日本代表は今秋ドラフト目玉候補の最速159キロ右腕・中村優斗(愛知工大=4年)、U―18アジア選手権に出場する高校日本代表は夏の甲子園V左腕・中崎琉生(京都国際=3年)が務める。

高校日本代表はこの日、関西学生野球連盟選抜と練習試合を行い、1―3で敗戦。夏の甲子園決勝から中3日でマウンドに上がった中崎は、1イニングを無失点に抑えた。このほか、報徳学園の今秋ドラフト1位候補右腕・今朝丸裕喜(3年)や、東海大相模の198センチ左腕・藤田琉生、広陵の高尾響(全員3年)らも登板し、いずれも無失点に抑えている。

U―18アジア選手権は9月2日から8日に台湾で開催される。

📝甲子園春夏8度出場の旭川龍谷野球部に女性主将が誕生!小玉心主将「野球部の名に残る代にしたい」
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a5a12c17deb6af9ef7b0da374c684bb7c7edecc

春夏計8度甲子園出場の旭川龍谷野球部に、女性の主将が誕生した。中学まで野球経験があり、マネジャーとして入部した小玉心さん(2年)で、視野の広さなど高橋健監督(52)をはじめスタッフ、選手の意見が一致した。1958年創部の古豪が、新体制で新たな伝統づくりに挑む。

甲子園を目指す伝統校に新しい風が吹いた。ノックの補助、遠征準備などをこなしながら、ノートを手にグラウンドを見渡す小玉主将の姿がある。「やるしかない。心の準備はしていたので、結果を残せるように頑張るだけ」と決意がにじむ。

37人と多い2年生の中でも自覚の強さ、視野の広さ、的確な発言は誰もが認めていた。高橋監督は「迷いはなかった。性別は関係ない。選手とはもう一つ違う目線で足りない部分を補ってくれる」と期待を口にする。運営を含めた小玉主将に加え、ゲームキャプテンに前代からマスクをかぶる藤原佑磨(2年)が就いた。小玉主将の存在で、藤原がグラウンドに集中できる利点も生まれた。

小玉主将の父・大輔さん(48)も野球部OBで、幼い頃から旭川龍谷の野球を見てきた。7月の北北海道大会では、当番校業務の傍ら出場校からチームづくりのヒントを探った。元選手とあり、練習試合では的確な声を飛ばす。練習中も手にするノートにはその日の目標や気づいたことなどを記し、練習後の選手ミーティングに生かしている。「選手ではないのでより周りが見える。全員に目を向けて、全員のことを平等に考えるのを心掛けています」。覚悟を決めた主将には、指導者に近い目線がある。

「主将」として9月11日の秋季大会旭川支部予選の組み合わせ抽選に臨み、同26日からの同予選は記録員としてベンチ入りする。来夏の甲子園を最終目標に、22年秋以来2年ぶりの支部突破に挑むチームのテーマは「乱気」。グラウンドで情熱を出し尽くす、甲子園出場時など往時の合言葉を復活させた。「より成長して、旭川龍谷野球部の名に残る代にしたい」。1、2年生部員56人の先頭に立つ主将は、前例のない道を全力で駆け抜ける。

≪ゲームキャプテンの藤原も小玉主将に太鼓判≫ゲームキャプテンの藤原は「(小玉)心は責任感が強いし、上の代の時から発言してくれていて主将にふさわしい。監督と主将の話になった時に、自分も“心を主将にどうですか”と提案した」と話す。小・中学時代ともに主将経験があり、前代から捕手としてけん引する藤原は練習試合を含めて新体制に手応えを感じている。「自分たちの代はこれまで全道大会(出場)の経験がない。まずは(全道大会が行われる)札幌ドームに行って、そして優勝したい」と意気込んだ。

📝今夏の甲子園で気づいた“新たな監督トレンド”とは? 慶應高「エンジョイ・ベースボール」から1年…躍進した若手指揮官たちの「ある共通点」
https://news.yahoo.co.jp/articles/a19c9c81c994fe079f1d3e4652556b886cdf7536

京都国際の初優勝で幕を閉じた今年の夏の甲子園。史上初の決勝戦でのタイブレークや、今季から導入された飛ばないバットが注目されるなど、今年も多くの話題が生まれた大会となった。振り返れば昨夏の甲子園は、慶應義塾の107年ぶりの全国制覇と「エンジョイ・ベースボール」という言葉が社会現象になった大会だった。そんなエポックメイキングな出来事から1年――昨年からの大きな流れは変わらない中で、今年の甲子園で見られた「変化」とは何だったのだろうか?

慶應高の「エンジョイ・ベースボール」から1年
 
1年前の夏の甲子園は、高校野球のあり方を再度、考えさせられたような大会となった。その道しるべとなったのが、優勝校の慶應義塾であり、準優勝校の仙台育英だった。

慶應義塾はエンジョイ・ベースボールが大々的に脚光を浴びた。チームのモットーについて、監督の森林貴彦は「単純な楽しさを示すものではないんです」と念を押した上でこのように意義を述べている。

「その先にある新しい世界に到達し、見たとのない景色を見るために、選手それぞれが目的意識をもって努力していく。そうすれば、より高いレベルの野球が身につき、楽しめるようになるよね、という意味があります」

仙台育英も掲げる文言こそ違えど、チーム育成の根幹は慶應義塾に通ずる部分が多い。それは監督の須江航も認めていることだ。

「思考力というものを駆使していかなければ、目の前にある高い壁を突破できないと思っています。日々やその瞬間で設定している目標に対して、頭を使って根気強く、歯を食いしばって乗り越えていくというか。そういう根性は必要だと思うんです」

昨年は「エンジョイ」や「主体性」…では今年は?
 
監督が野球をロジカルに突き詰め、選手たちに落とし込む。スマートに映るようで、その実どこよりも頭を使い、汗を流す。慶應義塾と仙台育英が結果を残したことで、森林と須江の指導法は大きくクローズアップされた。

エンジョイや主体性。これらはもはや、トレンドではなくスタンダードになりつつある。その息吹は1年後の今年の甲子園でも感じたことではあるが、昨年と大きく異なる点がひとつあった。

📝「執念、魂、根性! これだけです!!」一見すると“昭和的”でもアプローチは“合理的”…夏の甲子園で感じた令和の若手監督「意外な共通項」とは?
https://news.yahoo.co.jp/articles/548fb230b4e4bf3da18f24b02901a8ffd0d2cd9f

1年前の夏の甲子園では、優勝校の慶應義塾や準優勝校の仙台育英が脚光を浴びた。チーム力の高さはもちろんのこと、指導者たちの「エンジョイ」や「主体性」といった言葉も大きくクローズアップされた。

今夏、目立った指揮官の「表現力」
 
一方で、その息吹は残しつつも、今夏の監督たちには昨年との違いを感じることもあった。それが、「表現力」だ。今年はとにかく感情豊かな監督が多かった。

3回戦の早稲田実業戦を延長タイブレークの末に制し、32年ぶりの甲子園で93年ぶりのベスト8を決めた大社の石飛文太は、涙ながらに選手たちを称えていた。

今年の甲子園に旋風を巻き起こした公立校の監督は、チームの躍進について聞かれると力強く答えていたものである。

「執念、魂、根性! これだけです!!  言葉の力は人を動かす。監督の自分が想いを込めて伝えることによって選手が動いてくれるというのはあると思いますし、うちの選手たちは本当にそれを体現してくれています」

並ぶ昭和のフレーズ。しかし、実際のアプローチは令和と言っていい。32年ぶりの甲子園で地元・出雲から期待を寄せられるなか、監督は選手たちにこう言い続けた。

「“32年”とか背負わなくていいから」

選手たちは、「初出場のつもりでやろう」という監督の号令によって島根大会同様の粘り強い野球を展開し、甲子園を席巻した。

このような熱量の根源にあるものを明確に言語化してくれたのが、神村学園の小田大介である。チームを2年連続のベスト4へと導いた監督は、その情熱を真っ直ぐに伝える。

「監督が選手と同じユニフォームを着られるのは野球だけですから、同じ気持ちにならないといけないじゃないですか。選手がこんなに熱く野球ができるのは高校までだと思っていますんで、選手と一緒に野球ができる喜びを感じながら日々過ごしております、はい」

「勝って泣き、負けて泣く」監督たちの姿
 
選手と歩み、心と体を滾らせて指導する。そんな姿勢を前面に打ち出すひとりに、東海大相模の原俊介もいる。県大会から感極まり涙を流す様子が話題とされてきた男は「泣き虫じゃないですよ」と否定しながらも、準々決勝で関東一に敗れた際にはやはり泣いた。

母校を率いて初めて甲子園の土を踏んだ原の、指導者としての身上はこうだ。

「プレーヤーは結果を出すことだけを考えてくれるだけでいいんです。試合での選手の表情や力加減を見ながら監督は采配して、あとは願うしかないというか。うまくいかなかったら『ごめんな』と謝るだけですから。様々な人がいて、いいことも悪いことも様々あって、そのなかでどうアクションを起こしていくか? と考えながら全員と向き合っていくことで、気付きや教えがあると思っています」

勝って泣き、負けて泣く。石飛や原だけではなく、そんな監督が目立った。

「柏崎から甲子園に」

中学野球の指導者だった吉野公浩は、理事長のこんな嘆願もあって2016年に新潟産大附の監督となった。そして、8年後の今年に甲子園初出場を果たし、新潟に「令和初勝利」をもたらした。その吉野も、京都国際に敗れた直後に目を真っ赤に腫らしていた。

「春から練習試合で負けか引き分けばかりで、『負けるんじゃないぞ! 』といい続けてきたなかで、夏になってどんどん良くなって、ここまで連れてきてくれて。負けず嫌いな監督に、選手がよくついてきてくれました」

栃木の進学校である石橋を創立100周年で初めて夏の甲子園に導いた福田博之もまた、敗戦時には涙を流していた。そこには悔しさ以上に、「公立の進学校」というハンデとも受け取られかねない環境ながら、強豪ぞろいの甲子園で1勝できたこと。そして、「進学校でも甲子園に行けるチームになろう」と野心を掲げ、それを達成した選手への感謝があった。

甲子園という「夢舞台は青春そのもの」
 
涙もろさで言えば、26年ぶりに甲子園に帰ってきた進学校、掛川西を率いる大石卓哉が印象に残る。選手やチームを支える支援者、応援団への感謝を、言葉を詰まらせながら実直に伝える。そんな情に厚い監督は、胸に溜めていた想いをしみじみと編んでいた。

「子供たちからすれば公立も私立も関係なく、熱い思いで練習に取り組んでいますから。コツコツ積み重ねていったことが、甲子園という結果に繋がってくれたんだと思います」

選手たちを甲子園へと導いた監督。大人であろうと、この夢舞台は青春そのものなのである。だからこそ、感情がとめどなくあふれ出る。今年はそれが顕著だった。

小田が少年のような目を向け、このように声を張っていたのが印象的だった。それはきっと、高校野球に携わるすべての者たちの叫びである。

「僕は野球が大好きです! 愛してます!」
2024/08/27(火) 22時24分40秒 No.1345 編集 削除