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⚾今日の和歌山大会試合結果(準々決勝)
13日目第1試合 和歌山東-桐蔭 9:00~11:16
一二三四五六七八九十計HE
桐 蔭000000000 072
和歌山東00001021X 483
13日目第2試合 近大新宮-耐久 11:59~13:57
一二三四五六七八九十計HE
耐 久000001000 162
近大新宮00111000X 3110
⚾今日の兵庫大会試合結果(準々決勝)
HMF神戸第1試合 社-加古川北 10:00~11:13
一二三四五六七八九十計HE
加古川北00000 013
社 5025X 12140
HMF神戸第2試合 明石商-滝川二 12:30~14:41
一二三四五六七八九十計HE
明 石 商002000000 291
滝 川 二000000000 080
明石トーカロ球場第1試合 東洋大姫路-神戸国際大付 9:59~12:07
一二三四五六七八九十計HE
神国大付000100001 271
東洋姫路20000200X 471
明石トーカロ球場第2試合 報徳学園-神戸学院大付 12:58~14:54
一二三四五六七八九十計HE
神院大付000000000 032
報徳学園00100120X 462
⚾今日の京都大会試合結果(準々決勝 わかさS京都)
準々決勝第1試合 京都国際-西城陽 9:05~10:55
一二三四五六七八九十計HE
西 城 陽0100200 372
京都国際002045X 11110
準々決勝第2試合 龍谷大平安-乙訓 11:34~16:17 中断2時間49分
一二三四五六七八九十計HE
龍谷平安000101012 5120
乙 訓000000000 060
⚾今日の岡山大会試合結果(倉敷MS)
準々決勝第1試合 金光学園-倉敷商 9:00~11:32
一二三四五六七八九十計HE
倉 敷 商000000000 051
金光学園00200010X 370
準々決勝第2試合 岡山東商-関西 12:09~15:21
一二三四五六七八九十計HE
関 西0000102003690
岡山東商0010000200381
⚾今日の三重大会試合結果(準々決勝)
四日市市営霞ヶ浦球場第1試合 津田学園-高田 8:45~11:50
一二三四五六七八九十計HE
高 田0200200000493
津田学園0000100301x583
四日市市営霞ヶ浦球場球場第2試合 菰野-近大高専 12:35~16:03
一二三四五六七八九十計HE
菰 野001100011 490
近大高専100100000 2121
津市営球場第1試合 三重-海星 8:45~11:36
一二三四五六七八九十計HE
三 重200020010 5131
海 星000001100 2101
津市営球場第2試合 明野-鈴鹿 12:30~ 5回裏終了降雨継続試合
一二三四五六七八九十計HE
明 野00000 0
鈴 鹿11030 5
⚾明日の和歌山大会組み合わせ(14日目 準々決勝)
☆☆ 09:00~ 田 辺 - 海 南
☆ 11:30~ 智弁和歌山- 日 高
⚾明日の大阪大会組み合わせ(準々決勝)
大阪シティ信用金庫S
☆ 10:00~ 早稲田摂陵-大阪 桐蔭
12:10~ 履 正 社-大産 大付
南港中央球場
10:00~ 東大阪柏原-大商 大高
☆☆ 12:10~ 上 宮 -東海大仰星
⚾明日の滋賀大会組み合わせ(準決勝 マイネットスタジアム皇子山)
09:00~ 滋賀 学園- 草 津
☆☆ 11:30~ 近 江 - 綾 羽
⚾明日の三重大会組み合わせ(準々決勝 津市営球場)
☆☆☆ 10:00~ 明 野 - 鈴 鹿 (鈴鹿5-0明野のスコアで6回表から継続試合)
📝前 説・・・68度目の宿泊野球観戦は初の海南宿泊
紀三井寺で宿泊観戦する場合は『紀三井寺ガーデンホテルはやし』が定宿だが、6月30日に「ルートインホテルグランド海南」が新規オープンするということで、、、2年前の春秋と近畿大会のからみで1年間に3度も和歌山宿泊観戦したのでしばらく見送るつもりが、近いけれどほとんど縁がない海南に泊まろうと。
ここ最近の宿泊観戦は雨に悩まされることが多い!!
前回の岐阜は初日のカヤバSこそ晴れて真夏日となり、熱かったが2日目の長良川は夜遅く雨が降り出す予報がどんどん前倒しにされ、焦りながらの観戦で結果的に帰りのバスの車中から雨が降り出し、米原でラーメン屋に寄る折に本降りとなったが、試合中はなんとか逃げ切りと。
昨秋なんて福井で降水確率80%で前夜から雨が降り出し、勝山の恐竜博物館見学を視野に入れつつ朝起きたら太陽が見えて、フェニックス2時間・県営4時間遅れのプレーボールでナイターハシゴ観戦。
岡山は初日の倉敷市営で雷雲に襲われ2時間30分程度中断され、第2試合中止で翌日10時から3試合で結果的に2日連続ナイター観戦できるも、19時過ぎたので新倉敷散歩を諦め岡山のヤドに急いだ苦い過去が・・・・・。
大会序盤に4時間遅れのプレーボールがあり、翌日も3時間遅れの開始発表するが警報には勝てず1日順延となり、僕の観戦日もそのままスライドし7/21・22となり、ヤド代750円安くなったのでラッキーかなと。
梅雨明けしてますます熱くなり、紀三井寺球場到着したころには顔から滝のような汗が吹き出しズボンも地味に汗で濡れている・・・・・。
紀三井寺のアルプススタンドは気前よく、ポリバケツに氷水で冷やしたペットボトルを振舞ってくれるので試合前とクーリングタイム時にお邪魔して拝借するようにしている。
あの熱さだとせっかく冷たいドリンクもあっという間にぬるま湯になってしまうので・・・・・。
和歌山は数少ない参加校ながらどこのチームも守りがしっかりしているので和智弁と対戦しても0-30などといったラグビースコアはあり得ない。
TV・ラジオが完全実況中継なんで中抜けしても試合の状況把握できる。今回は2日目第2試合のみのスコア付けなんで普段解放されない外野芝生席に何度も足を運び散歩を楽しんだ!!
なんとかコールド撲滅で初日は17時直前の終了で、去年8月下旬に初来店した海沿いの喫茶・ナチュラル8のテラス席を狙っていた。なにせあの日は夕方ゲリラ雷雨に襲われ、雷鳴に怯えながら走って店に駆け込み滑り込みで雨から逃げ切ったが、危なくて喫茶店の屋内で雷雲が去るのを待つしかなくテラス席は絶対座れる環境になかったから・・・・。
ラジオ聞いて分かったことだが、和歌山のチームは先攻派が非常に多いのだが、今年は後攻を選択するチームが激増した。
いつの間にか田辺・和歌山東あたりもじゃんけんで勝って後攻を取ってきた。昨夏決勝まで6試合すべて先攻だった和歌山北でさえも、、、中谷和智弁も後攻派だし。
和歌山東の7回コールド勝ちは想定内だったが、1時間29分での瞬殺はいただけなかった↓↓
第2試合が定刻よりも15分早い11時15分開始予定でまだ救われたが・・・。
しかし、第2試合で昨夏の新人戦で延長タイブレーク6-2で勝った那賀が桐蔭にまさかの7回コールド負け・・・。
2回終了後に中抜けして海南の「つなや」でマグロ定食食べながらラジオ聞いていたが、クーリングタイム直前の5回裏の守りが異常に長く、押し出し四球直後に審判の判断で給水タイムが設けられ守備位置についているナインが全員ベンチに引き揚げたらしいが、その後にまた失点を重ねて3-10の7点差と。なんとか5回コールド負けを避けて、ここから10分間のクーリングタイムで時間を稼いで7回コールドながら2時間07分の試合。9回までできていればと・・・。
第3試合も耐久が飛ばしまくって4回表終了10-0で今度はクーリングタイムが観れない可能性が高くなり15時30分までに終わりかねないと絶望感に襲われたその時・・・余裕をかました井原監督がエース・冷水をファーストに下げキャッチャー川合を調整登板させてくれたお蔭で県和歌山が息を吹き返し4回裏3点を返し、5回から県和歌山投手陣が復調しクーリングタイム突入どころかコールド回避にまで成功し、なおかつ9回表の守りも0点で抑え試合時間2時間40分でセンバツ出場の耐久相手に県和歌山が5-10の大善戦で満足して、ゆっくり荷物整理。腰を上げると、、、ザブトンには大量の汗が染みこみ、座席も相当濡れていた・・・。
背もたれが鉄板のように熱かったし、3試合でアクエリアス6本飲み干したので3リットル以上は水分補給したのだが。。。。。
和歌山市防災行政無線🎵夕焼け小焼けのメロディーhttps://www.youtube.com/watch?v=S_sgpT3cud8 聴きながら、海岸線を歩いて憧れのテラス席でチーズケーキとアイスコーヒーで祝杯し、和歌浦の夕焼け見ながら1時間程度くつろいで和歌山ラーメン食べて20時前にヤド入り。
海南駅前にどでかいホテルができ、球場から徒歩45分で行けるし、バスもあるので利便性は良かった。
ただ、はやし&JR和歌山駅前のホテルも魅力的なんでそっちが来年以降宿泊の機会があれば選択するかな???
夜が明けるときれいな青空・・・今日もまた猛暑との戦いとなる!!前日は最高気温32、7度だったがこの日は35、2度まで上がった!!!しかし体感的には初日の方が熱かったような、、、、、
海南駅から紀三井寺球場まで徒歩約45分。汗だくになりながらネット裏に着席。1塁側アルプスに行くとハイカラなハーフパンツに包まれた近大新宮のチアガールたちがずいぶん愛らしかった。和歌山市内にはいないようなベッピンさんが多かった気がする。
高野山とともに前泊で第1試合に備えたようだが、6試合中もっとも好ゲームを期待したが、高野山は中1日での試合という日程の厳しさが・・・。山奥ではありえないほどの猛暑に疲れからか精彩を欠き、昨夏和智弁を2失点完投勝利したエース・酒井が1点失ってからリリーフするも流れを取り戻すことはできずズルズルと1-6で敗戦。
しかし試合時間2時間36分といい仕事をしてくれた。
第2試合だけスコア付けるので前日の陽に中抜けできず、試合終了後にオークワに昼ご飯買い出しして外野芝生席で食べるつもりだった。
田辺は初戦であの市和歌山相手に6-0で完勝しただけに部員15人の新宮・新翔連合を軽く一蹴すると思われたが、、、
向陽から10得点しただけに侮れないが、寺西投手が普通に投げれば最少失点に抑えて相手の投手力を考えると5点は取れると!
ところが、エース・寺西が絶不調で部員15人の連合チームに3点先制され厳しい序盤。4回裏に6得点あげて2番手投手にスイッチし悪い流れを断ち切ったと思いきや、8回表死球から無死満塁のピンチを招きレフトフライをマウンドを降りレフトに退いていた寺西が落球し一気に相手に流れが傾き1点差に迫られまさかの2ランスクイズで7-8と大逆転。
9回先頭打者がヒットを放つも4番・山本陣が3ボールから浅い外野フライに倒れ、5番打者の初球に盗塁と悪送球で1死3塁とするも痛烈なゴロを放つがサードの好守に遭い3塁走者本塁寸前憤死で2死1塁と敗戦覚悟したが、代走起用し田中監督がまた初球盗塁のサインを出しバクチに成功し、途中出場の柳田が起死回生の同点打を放ち延長へ。
10回表相手の強攻策を無失点で凌いで、最後はその裏無死満塁からサヨナラスクイズで振り切った時には15時05分。15時30分頃にようやく遅すぎる昼ご飯にありついた!
最後は部員11人の南部が登場したが、井戸監督の亡霊がいたのか???1-4の劣勢から6回集中打であっという間に追いつきあるいは2試合連続延長タイブレークもよぎったが、9回裏連続四球をきっかけに海南がサヨナラ勝ちを演出し、17時55分長すぎる1日の終わりを告げるサイレンが鳴った。。。
しかし、18時過ぎに紀三井寺公園を後にするところで、いきなり救急車と消防車がサイレン鳴らして球場付近に来たのは何だったのか???
この2日間でアルプススタンドでアクエリアスを10本近くお布施してもらい、人生初の熱中症は回避できた!
帰りの南海電車で途中寝落ちしてなんばに着いたのは22時前。
久しぶりに和歌山大学前駅で途中下車してイオンモールに寄り道し、グツグツに煮えた肉吸いが熱かったけど美味だった。
次に和歌山宿泊の折には「はやし」か「和歌山駅界隈」で泊まるので海南は1度きりかもしれないが、次に紀三井寺に行けるのは1日順延の恩恵で29日の決勝戦となる。
JR和歌山駅からレンタサイクルで爆走して閉会式後には昼ご飯食べてからマリーナシティと片男波公園最南端で鶴のモニュメントをみるつもりだ。
🎵「なんで和歌山」ウインズ平阪
https://www.youtube.com/watch?v=U4rr82WGcYs
📝好機を想定した練習が必要 明暗分けた和歌山東と桐蔭 高嶋仁の目
https://vk.sportsbull.jp/koshien/articles/ASS7S3JDKS7SPXLB00BM.html
(24日、第106回全国高校野球選手権和歌山大会準々決勝 和歌山東4―0桐蔭)
五回までは両先発投手の好投で緊迫した展開でした。六回に入って積極的に動いた桐蔭が代打の平清士朗選手(3年)のうまいバントなどで、1死二、三塁の好機を作りました。スクイズも考えられる場面でしたが、強攻策にでて三塁手前へのゴロ、本塁を狙った三塁走者がタッチアウトになりました。気負ったのか引っ張ってしまい、打球が正面をつきました。
七回も先頭打者が出塁しましたが、得点に結び付かずその裏、和歌山東に追加点を許してしまいます。ピンチの後にチャンスありとよくいわれますが、2度のピンチをしのいだ和歌山東が1死から出た走者を盗塁で進め、谷村剛選手(3年)の適時二塁打などできっちり得点しました。
チャンスから得点するには、普段から好機を想定した練習が必要です。私が監督時代は2日に1度はフリーバッティングで走者を一、三塁に置いてヒットエンドランの練習をしていました。和歌山東は3試合連続で相手に得点を与えない勝利。この試合も自信を持って進めていたように思います。投打とも練習通りの力が発揮できているようです。
👣もう「冷水の耐久」とは言わせない 敗れても「みんながいたから」
https://vk.sportsbull.jp/koshien/articles/ASS7S2RNPS7SPXLB007M.html
(24日、第106回全国高校野球選手権和歌山大会準々決勝 近大新宮3―1耐久)
3試合で271球を投げきった耐久の冷水孝輔投手(3年)の夏が終わった。調子は悪くなかったが、立ち上がりから得意球のスライダーが狙われていた。
「打たせて取るはずが、その球を安打にされているように感じた」と冷水投手。井原正善監督も「力んでいて、投球のテンポもはやすぎた」。三、四、五回と、1点ずつ失う展開にも焦りが募った。
昨年の秋季大会以降、選抜大会に出るまでの公式戦全9試合で完投し、一気に注目を集めた。「冷水の耐久」と見られていることが、重荷になることもあった。
赤山侑斗主将(3年)も「そんな孝輔を助けなきゃ、といつも思っていた」。仲間は八回、満塁の好機をつくり冷水を後押ししようとしたが、あと1本が出なかった。
それでも「みんながいたから、ここまでこられた。仲間に感謝です」。冷水だけではない、「みんなの耐久」の幕が閉じた。
🎁テレビ和歌山 「めざせ甲子園 高校野球ハイライト」
https://vk.sportsbull.jp/koshien/video/abc/localbroadcast_movie/wakayama/koya106_localbroadcast_movie_wakayama_2024_9.html
7月21日大会10日目和歌山大会3回戦
田辺工 0−7 和歌山東(7回コールド)
桐蔭 10−3 那 賀
県和歌山 5−10 耐 久
🎁テレビ和歌山 「めざせ甲子園 高校野球ハイライト」
https://vk.sportsbull.jp/koshien/video/abc/localbroadcast_movie/wakayama/koya106_localbroadcast_movie_wakayama_2024_10.html
7月22日大会11日目和歌山大会3回戦
近大新宮 6−1 高野山
新宮・新翔連合 8−9 田 辺(延長10回タイブレーク)
南部 4−5x 海 南
📝持丸修一 76歳名将の高校野球論
どれだけ大量リードしていても手加減なんて一切しない理由…批判の声も承知の上
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/357905
専大松戸は18日の佐原白楊戦は28対0で白星を挙げ、このコラム掲載の翌日(21日)の市船橋戦に駒を進めました。試合は初回に10点、三回に3点、続く四回に15点を取り、五回の守備を無失点に抑えてコールドでした。
大量リードによる勝利でしたが、高校野球ファンの間でこのような試合展開はたびたび物議を醸してきたことも承知しています。さかのぼると、1998年夏の青森大会、東奥義塾が公立校に122対0で勝利した試合がいい例です。当時は東奥義塾に対し、「手を抜かないのが礼儀」と肯定的な声が上がる一方で、「そこまでやる必要があるのか」「相手が野球を嫌いになってしまう」「かわいそうではないか」などと批判の声も吹き荒れました。
私のスタンスは当時も今も変わりません。どんな相手であろうと、どれだけ点差がついていようと、互いに勝負の土俵に上がったのだから、手加減は一切すべきでないと考えています。
確かに、得点差のつく試合はリードしているチームの攻撃時間が長くなり、ビハインド側は延々と守り続ける展開になってしまいます。そんな試合を快く思わない人たちの気持ちも分からないわけでもありません。しかし、野球は3つのアウトを取ればその回を終えることができる。どれだけ点差が開いても、それは変わりません。翻していえば、いくら失敗を重ねても、各イニングで「最低3つの成功」を重ねることができるのです。
これを踏まえた上で、一方的な試合展開の中、自分が負けている側でプレーしている場面を想像してみてください。試合結果を覆すことは難しくても、なんとかアウトを取るために一生懸命になっているはずです。そこで相手が突然、情けをかけて手を抜いてきたらどう思いますか。惨めな気持ちになる人も多いのではないでしょうか。
また、勝者側の実際問題として、手を抜くような勝ち方をして次戦に臨むリスクもバカにできません。負けたらそこで終わりのトーナメントなのだから、一瞬たりとも緊張の糸を切らしてはいけないという事情もあるのです。
これから野球人口の減少に伴い、得点差のつく試合が増えていくことが予想されます。このコラムの読者の方々には、これらをひとつの考え方として頭の片隅に置いていただけたら幸甚です。
🔥早稲田摂陵8強入り さあ大阪桐蔭に雪辱だ
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf5c3ebc6bcb09d08b58c93ece822cee3c4be9f7
◇第106回全国高校野球選手権 大阪大会5回戦 早稲田摂陵4―2太成学院大高(2024年7月24日 万博)
早稲田摂陵が難敵の太成学院大高を4―2で退け、8強入りを決めた。立役者は先発した左腕の前田拓郎投手(3年)だ。2点リードの9回2死二、三塁の場面。相手の4番・有水を内角高めの直球で詰まらせて遊飛に仕留めると、左の拳を空に突き上げだ。
9回を被安打8の2失点完投。146球の力投だった。殊勲の前田は「持ち味でもある内角を攻める投球ができました。捕手の林もうまくリードしてくれました。よく粘ったと思う。出来は90点くらいです」と屈託なく笑った。佐藤清監督は「よく投げてくれた。前田のピッチングに尽きる」とたたえた。
2025年4月に校名が早稲田大阪へ変更される。「摂陵」として迎える、最後の夏。燃えないはずがない。前田は部員の総意を代弁した。「先輩方から受け継いできた、摂陵という名前もこの夏が最後になります。先輩方か築いてきたことも踏まえ、全力でプレーしたい」と言葉に力を込めた。
第一目標だったベスト8入りを成し遂げた今夏、さらに期待は膨らむ。準々決勝の相手は大阪桐蔭に決まった。相手に不足はない。昨夏の大阪大会2回戦は1―8で敗れた。当時2年生だった前田は2番手で1回2/3を投げ、1失点だった。「この1年間、大阪桐蔭に雪辱したいという気持ちでやってきました。全力を尽くすだけです」と前田。力の限り腕を振るつもりだ。
13日目第1試合 和歌山東-桐蔭 9:00~11:16
一二三四五六七八九十計HE
桐 蔭000000000 072
和歌山東00001021X 483
13日目第2試合 近大新宮-耐久 11:59~13:57
一二三四五六七八九十計HE
耐 久000001000 162
近大新宮00111000X 3110
⚾今日の兵庫大会試合結果(準々決勝)
HMF神戸第1試合 社-加古川北 10:00~11:13
一二三四五六七八九十計HE
加古川北00000 013
社 5025X 12140
HMF神戸第2試合 明石商-滝川二 12:30~14:41
一二三四五六七八九十計HE
明 石 商002000000 291
滝 川 二000000000 080
明石トーカロ球場第1試合 東洋大姫路-神戸国際大付 9:59~12:07
一二三四五六七八九十計HE
神国大付000100001 271
東洋姫路20000200X 471
明石トーカロ球場第2試合 報徳学園-神戸学院大付 12:58~14:54
一二三四五六七八九十計HE
神院大付000000000 032
報徳学園00100120X 462
⚾今日の京都大会試合結果(準々決勝 わかさS京都)
準々決勝第1試合 京都国際-西城陽 9:05~10:55
一二三四五六七八九十計HE
西 城 陽0100200 372
京都国際002045X 11110
準々決勝第2試合 龍谷大平安-乙訓 11:34~16:17 中断2時間49分
一二三四五六七八九十計HE
龍谷平安000101012 5120
乙 訓000000000 060
⚾今日の岡山大会試合結果(倉敷MS)
準々決勝第1試合 金光学園-倉敷商 9:00~11:32
一二三四五六七八九十計HE
倉 敷 商000000000 051
金光学園00200010X 370
準々決勝第2試合 岡山東商-関西 12:09~15:21
一二三四五六七八九十計HE
関 西0000102003690
岡山東商0010000200381
⚾今日の三重大会試合結果(準々決勝)
四日市市営霞ヶ浦球場第1試合 津田学園-高田 8:45~11:50
一二三四五六七八九十計HE
高 田0200200000493
津田学園0000100301x583
四日市市営霞ヶ浦球場球場第2試合 菰野-近大高専 12:35~16:03
一二三四五六七八九十計HE
菰 野001100011 490
近大高専100100000 2121
津市営球場第1試合 三重-海星 8:45~11:36
一二三四五六七八九十計HE
三 重200020010 5131
海 星000001100 2101
津市営球場第2試合 明野-鈴鹿 12:30~ 5回裏終了降雨継続試合
一二三四五六七八九十計HE
明 野00000 0
鈴 鹿11030 5
⚾明日の和歌山大会組み合わせ(14日目 準々決勝)
☆☆ 09:00~ 田 辺 - 海 南
☆ 11:30~ 智弁和歌山- 日 高
⚾明日の大阪大会組み合わせ(準々決勝)
大阪シティ信用金庫S
☆ 10:00~ 早稲田摂陵-大阪 桐蔭
12:10~ 履 正 社-大産 大付
南港中央球場
10:00~ 東大阪柏原-大商 大高
☆☆ 12:10~ 上 宮 -東海大仰星
⚾明日の滋賀大会組み合わせ(準決勝 マイネットスタジアム皇子山)
09:00~ 滋賀 学園- 草 津
☆☆ 11:30~ 近 江 - 綾 羽
⚾明日の三重大会組み合わせ(準々決勝 津市営球場)
☆☆☆ 10:00~ 明 野 - 鈴 鹿 (鈴鹿5-0明野のスコアで6回表から継続試合)
📝前 説・・・68度目の宿泊野球観戦は初の海南宿泊
紀三井寺で宿泊観戦する場合は『紀三井寺ガーデンホテルはやし』が定宿だが、6月30日に「ルートインホテルグランド海南」が新規オープンするということで、、、2年前の春秋と近畿大会のからみで1年間に3度も和歌山宿泊観戦したのでしばらく見送るつもりが、近いけれどほとんど縁がない海南に泊まろうと。
ここ最近の宿泊観戦は雨に悩まされることが多い!!
前回の岐阜は初日のカヤバSこそ晴れて真夏日となり、熱かったが2日目の長良川は夜遅く雨が降り出す予報がどんどん前倒しにされ、焦りながらの観戦で結果的に帰りのバスの車中から雨が降り出し、米原でラーメン屋に寄る折に本降りとなったが、試合中はなんとか逃げ切りと。
昨秋なんて福井で降水確率80%で前夜から雨が降り出し、勝山の恐竜博物館見学を視野に入れつつ朝起きたら太陽が見えて、フェニックス2時間・県営4時間遅れのプレーボールでナイターハシゴ観戦。
岡山は初日の倉敷市営で雷雲に襲われ2時間30分程度中断され、第2試合中止で翌日10時から3試合で結果的に2日連続ナイター観戦できるも、19時過ぎたので新倉敷散歩を諦め岡山のヤドに急いだ苦い過去が・・・・・。
大会序盤に4時間遅れのプレーボールがあり、翌日も3時間遅れの開始発表するが警報には勝てず1日順延となり、僕の観戦日もそのままスライドし7/21・22となり、ヤド代750円安くなったのでラッキーかなと。
梅雨明けしてますます熱くなり、紀三井寺球場到着したころには顔から滝のような汗が吹き出しズボンも地味に汗で濡れている・・・・・。
紀三井寺のアルプススタンドは気前よく、ポリバケツに氷水で冷やしたペットボトルを振舞ってくれるので試合前とクーリングタイム時にお邪魔して拝借するようにしている。
あの熱さだとせっかく冷たいドリンクもあっという間にぬるま湯になってしまうので・・・・・。
和歌山は数少ない参加校ながらどこのチームも守りがしっかりしているので和智弁と対戦しても0-30などといったラグビースコアはあり得ない。
TV・ラジオが完全実況中継なんで中抜けしても試合の状況把握できる。今回は2日目第2試合のみのスコア付けなんで普段解放されない外野芝生席に何度も足を運び散歩を楽しんだ!!
なんとかコールド撲滅で初日は17時直前の終了で、去年8月下旬に初来店した海沿いの喫茶・ナチュラル8のテラス席を狙っていた。なにせあの日は夕方ゲリラ雷雨に襲われ、雷鳴に怯えながら走って店に駆け込み滑り込みで雨から逃げ切ったが、危なくて喫茶店の屋内で雷雲が去るのを待つしかなくテラス席は絶対座れる環境になかったから・・・・。
ラジオ聞いて分かったことだが、和歌山のチームは先攻派が非常に多いのだが、今年は後攻を選択するチームが激増した。
いつの間にか田辺・和歌山東あたりもじゃんけんで勝って後攻を取ってきた。昨夏決勝まで6試合すべて先攻だった和歌山北でさえも、、、中谷和智弁も後攻派だし。
和歌山東の7回コールド勝ちは想定内だったが、1時間29分での瞬殺はいただけなかった↓↓
第2試合が定刻よりも15分早い11時15分開始予定でまだ救われたが・・・。
しかし、第2試合で昨夏の新人戦で延長タイブレーク6-2で勝った那賀が桐蔭にまさかの7回コールド負け・・・。
2回終了後に中抜けして海南の「つなや」でマグロ定食食べながらラジオ聞いていたが、クーリングタイム直前の5回裏の守りが異常に長く、押し出し四球直後に審判の判断で給水タイムが設けられ守備位置についているナインが全員ベンチに引き揚げたらしいが、その後にまた失点を重ねて3-10の7点差と。なんとか5回コールド負けを避けて、ここから10分間のクーリングタイムで時間を稼いで7回コールドながら2時間07分の試合。9回までできていればと・・・。
第3試合も耐久が飛ばしまくって4回表終了10-0で今度はクーリングタイムが観れない可能性が高くなり15時30分までに終わりかねないと絶望感に襲われたその時・・・余裕をかました井原監督がエース・冷水をファーストに下げキャッチャー川合を調整登板させてくれたお蔭で県和歌山が息を吹き返し4回裏3点を返し、5回から県和歌山投手陣が復調しクーリングタイム突入どころかコールド回避にまで成功し、なおかつ9回表の守りも0点で抑え試合時間2時間40分でセンバツ出場の耐久相手に県和歌山が5-10の大善戦で満足して、ゆっくり荷物整理。腰を上げると、、、ザブトンには大量の汗が染みこみ、座席も相当濡れていた・・・。
背もたれが鉄板のように熱かったし、3試合でアクエリアス6本飲み干したので3リットル以上は水分補給したのだが。。。。。
和歌山市防災行政無線🎵夕焼け小焼けのメロディーhttps://www.youtube.com/watch?v=S_sgpT3cud8 聴きながら、海岸線を歩いて憧れのテラス席でチーズケーキとアイスコーヒーで祝杯し、和歌浦の夕焼け見ながら1時間程度くつろいで和歌山ラーメン食べて20時前にヤド入り。
海南駅前にどでかいホテルができ、球場から徒歩45分で行けるし、バスもあるので利便性は良かった。
ただ、はやし&JR和歌山駅前のホテルも魅力的なんでそっちが来年以降宿泊の機会があれば選択するかな???
夜が明けるときれいな青空・・・今日もまた猛暑との戦いとなる!!前日は最高気温32、7度だったがこの日は35、2度まで上がった!!!しかし体感的には初日の方が熱かったような、、、、、
海南駅から紀三井寺球場まで徒歩約45分。汗だくになりながらネット裏に着席。1塁側アルプスに行くとハイカラなハーフパンツに包まれた近大新宮のチアガールたちがずいぶん愛らしかった。和歌山市内にはいないようなベッピンさんが多かった気がする。
高野山とともに前泊で第1試合に備えたようだが、6試合中もっとも好ゲームを期待したが、高野山は中1日での試合という日程の厳しさが・・・。山奥ではありえないほどの猛暑に疲れからか精彩を欠き、昨夏和智弁を2失点完投勝利したエース・酒井が1点失ってからリリーフするも流れを取り戻すことはできずズルズルと1-6で敗戦。
しかし試合時間2時間36分といい仕事をしてくれた。
第2試合だけスコア付けるので前日の陽に中抜けできず、試合終了後にオークワに昼ご飯買い出しして外野芝生席で食べるつもりだった。
田辺は初戦であの市和歌山相手に6-0で完勝しただけに部員15人の新宮・新翔連合を軽く一蹴すると思われたが、、、
向陽から10得点しただけに侮れないが、寺西投手が普通に投げれば最少失点に抑えて相手の投手力を考えると5点は取れると!
ところが、エース・寺西が絶不調で部員15人の連合チームに3点先制され厳しい序盤。4回裏に6得点あげて2番手投手にスイッチし悪い流れを断ち切ったと思いきや、8回表死球から無死満塁のピンチを招きレフトフライをマウンドを降りレフトに退いていた寺西が落球し一気に相手に流れが傾き1点差に迫られまさかの2ランスクイズで7-8と大逆転。
9回先頭打者がヒットを放つも4番・山本陣が3ボールから浅い外野フライに倒れ、5番打者の初球に盗塁と悪送球で1死3塁とするも痛烈なゴロを放つがサードの好守に遭い3塁走者本塁寸前憤死で2死1塁と敗戦覚悟したが、代走起用し田中監督がまた初球盗塁のサインを出しバクチに成功し、途中出場の柳田が起死回生の同点打を放ち延長へ。
10回表相手の強攻策を無失点で凌いで、最後はその裏無死満塁からサヨナラスクイズで振り切った時には15時05分。15時30分頃にようやく遅すぎる昼ご飯にありついた!
最後は部員11人の南部が登場したが、井戸監督の亡霊がいたのか???1-4の劣勢から6回集中打であっという間に追いつきあるいは2試合連続延長タイブレークもよぎったが、9回裏連続四球をきっかけに海南がサヨナラ勝ちを演出し、17時55分長すぎる1日の終わりを告げるサイレンが鳴った。。。
しかし、18時過ぎに紀三井寺公園を後にするところで、いきなり救急車と消防車がサイレン鳴らして球場付近に来たのは何だったのか???
この2日間でアルプススタンドでアクエリアスを10本近くお布施してもらい、人生初の熱中症は回避できた!
帰りの南海電車で途中寝落ちしてなんばに着いたのは22時前。
久しぶりに和歌山大学前駅で途中下車してイオンモールに寄り道し、グツグツに煮えた肉吸いが熱かったけど美味だった。
次に和歌山宿泊の折には「はやし」か「和歌山駅界隈」で泊まるので海南は1度きりかもしれないが、次に紀三井寺に行けるのは1日順延の恩恵で29日の決勝戦となる。
JR和歌山駅からレンタサイクルで爆走して閉会式後には昼ご飯食べてからマリーナシティと片男波公園最南端で鶴のモニュメントをみるつもりだ。
🎵「なんで和歌山」ウインズ平阪
https://www.youtube.com/watch?v=U4rr82WGcYs
📝好機を想定した練習が必要 明暗分けた和歌山東と桐蔭 高嶋仁の目
https://vk.sportsbull.jp/koshien/articles/ASS7S3JDKS7SPXLB00BM.html
(24日、第106回全国高校野球選手権和歌山大会準々決勝 和歌山東4―0桐蔭)
五回までは両先発投手の好投で緊迫した展開でした。六回に入って積極的に動いた桐蔭が代打の平清士朗選手(3年)のうまいバントなどで、1死二、三塁の好機を作りました。スクイズも考えられる場面でしたが、強攻策にでて三塁手前へのゴロ、本塁を狙った三塁走者がタッチアウトになりました。気負ったのか引っ張ってしまい、打球が正面をつきました。
七回も先頭打者が出塁しましたが、得点に結び付かずその裏、和歌山東に追加点を許してしまいます。ピンチの後にチャンスありとよくいわれますが、2度のピンチをしのいだ和歌山東が1死から出た走者を盗塁で進め、谷村剛選手(3年)の適時二塁打などできっちり得点しました。
チャンスから得点するには、普段から好機を想定した練習が必要です。私が監督時代は2日に1度はフリーバッティングで走者を一、三塁に置いてヒットエンドランの練習をしていました。和歌山東は3試合連続で相手に得点を与えない勝利。この試合も自信を持って進めていたように思います。投打とも練習通りの力が発揮できているようです。
👣もう「冷水の耐久」とは言わせない 敗れても「みんながいたから」
https://vk.sportsbull.jp/koshien/articles/ASS7S2RNPS7SPXLB007M.html
(24日、第106回全国高校野球選手権和歌山大会準々決勝 近大新宮3―1耐久)
3試合で271球を投げきった耐久の冷水孝輔投手(3年)の夏が終わった。調子は悪くなかったが、立ち上がりから得意球のスライダーが狙われていた。
「打たせて取るはずが、その球を安打にされているように感じた」と冷水投手。井原正善監督も「力んでいて、投球のテンポもはやすぎた」。三、四、五回と、1点ずつ失う展開にも焦りが募った。
昨年の秋季大会以降、選抜大会に出るまでの公式戦全9試合で完投し、一気に注目を集めた。「冷水の耐久」と見られていることが、重荷になることもあった。
赤山侑斗主将(3年)も「そんな孝輔を助けなきゃ、といつも思っていた」。仲間は八回、満塁の好機をつくり冷水を後押ししようとしたが、あと1本が出なかった。
それでも「みんながいたから、ここまでこられた。仲間に感謝です」。冷水だけではない、「みんなの耐久」の幕が閉じた。
🎁テレビ和歌山 「めざせ甲子園 高校野球ハイライト」
https://vk.sportsbull.jp/koshien/video/abc/localbroadcast_movie/wakayama/koya106_localbroadcast_movie_wakayama_2024_9.html
7月21日大会10日目和歌山大会3回戦
田辺工 0−7 和歌山東(7回コールド)
桐蔭 10−3 那 賀
県和歌山 5−10 耐 久
🎁テレビ和歌山 「めざせ甲子園 高校野球ハイライト」
https://vk.sportsbull.jp/koshien/video/abc/localbroadcast_movie/wakayama/koya106_localbroadcast_movie_wakayama_2024_10.html
7月22日大会11日目和歌山大会3回戦
近大新宮 6−1 高野山
新宮・新翔連合 8−9 田 辺(延長10回タイブレーク)
南部 4−5x 海 南
📝持丸修一 76歳名将の高校野球論
どれだけ大量リードしていても手加減なんて一切しない理由…批判の声も承知の上
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/357905
専大松戸は18日の佐原白楊戦は28対0で白星を挙げ、このコラム掲載の翌日(21日)の市船橋戦に駒を進めました。試合は初回に10点、三回に3点、続く四回に15点を取り、五回の守備を無失点に抑えてコールドでした。
大量リードによる勝利でしたが、高校野球ファンの間でこのような試合展開はたびたび物議を醸してきたことも承知しています。さかのぼると、1998年夏の青森大会、東奥義塾が公立校に122対0で勝利した試合がいい例です。当時は東奥義塾に対し、「手を抜かないのが礼儀」と肯定的な声が上がる一方で、「そこまでやる必要があるのか」「相手が野球を嫌いになってしまう」「かわいそうではないか」などと批判の声も吹き荒れました。
私のスタンスは当時も今も変わりません。どんな相手であろうと、どれだけ点差がついていようと、互いに勝負の土俵に上がったのだから、手加減は一切すべきでないと考えています。
確かに、得点差のつく試合はリードしているチームの攻撃時間が長くなり、ビハインド側は延々と守り続ける展開になってしまいます。そんな試合を快く思わない人たちの気持ちも分からないわけでもありません。しかし、野球は3つのアウトを取ればその回を終えることができる。どれだけ点差が開いても、それは変わりません。翻していえば、いくら失敗を重ねても、各イニングで「最低3つの成功」を重ねることができるのです。
これを踏まえた上で、一方的な試合展開の中、自分が負けている側でプレーしている場面を想像してみてください。試合結果を覆すことは難しくても、なんとかアウトを取るために一生懸命になっているはずです。そこで相手が突然、情けをかけて手を抜いてきたらどう思いますか。惨めな気持ちになる人も多いのではないでしょうか。
また、勝者側の実際問題として、手を抜くような勝ち方をして次戦に臨むリスクもバカにできません。負けたらそこで終わりのトーナメントなのだから、一瞬たりとも緊張の糸を切らしてはいけないという事情もあるのです。
これから野球人口の減少に伴い、得点差のつく試合が増えていくことが予想されます。このコラムの読者の方々には、これらをひとつの考え方として頭の片隅に置いていただけたら幸甚です。
🔥早稲田摂陵8強入り さあ大阪桐蔭に雪辱だ
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf5c3ebc6bcb09d08b58c93ece822cee3c4be9f7
◇第106回全国高校野球選手権 大阪大会5回戦 早稲田摂陵4―2太成学院大高(2024年7月24日 万博)
早稲田摂陵が難敵の太成学院大高を4―2で退け、8強入りを決めた。立役者は先発した左腕の前田拓郎投手(3年)だ。2点リードの9回2死二、三塁の場面。相手の4番・有水を内角高めの直球で詰まらせて遊飛に仕留めると、左の拳を空に突き上げだ。
9回を被安打8の2失点完投。146球の力投だった。殊勲の前田は「持ち味でもある内角を攻める投球ができました。捕手の林もうまくリードしてくれました。よく粘ったと思う。出来は90点くらいです」と屈託なく笑った。佐藤清監督は「よく投げてくれた。前田のピッチングに尽きる」とたたえた。
2025年4月に校名が早稲田大阪へ変更される。「摂陵」として迎える、最後の夏。燃えないはずがない。前田は部員の総意を代弁した。「先輩方から受け継いできた、摂陵という名前もこの夏が最後になります。先輩方か築いてきたことも踏まえ、全力でプレーしたい」と言葉に力を込めた。
第一目標だったベスト8入りを成し遂げた今夏、さらに期待は膨らむ。準々決勝の相手は大阪桐蔭に決まった。相手に不足はない。昨夏の大阪大会2回戦は1―8で敗れた。当時2年生だった前田は2番手で1回2/3を投げ、1失点だった。「この1年間、大阪桐蔭に雪辱したいという気持ちでやってきました。全力を尽くすだけです」と前田。力の限り腕を振るつもりだ。