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⚾昨日の和歌山大会試合結果(3回戦)
10日目第1試合 和歌山東-田辺工 9:00~10:29
          一二三四五六七八九十計HE
      田 辺 工0000000   031
      和歌山東110302X   7112

10日目第2試合 那賀-桐蔭 11:14~13:21
          一二三四五六七八九十計HE
      那  賀0100200   370
      桐  蔭300250X   1090

10日目第3試合 耐久-県和歌山 14:04~16:44
          一二三四五六七八九十計HE
      耐  久022600000 10111
      県和歌山000301001 5121

⚾今日の和歌山大会試合結果(3回戦)
11日目第1試合 近大新宮-高野山 8:59~11:35
          一二三四五六七八九十計HE
      高 野 山000000100 193
      近大新宮00112002X 6122

11日目第2試合 田辺-新宮/新翔 12:16~15:05
          一二三四五六七八九十計HE
      新宮新翔01020005008144
      田  辺0006010011x9131

11日目第3試合 海南-南部 15:49~17:55
          一二三四五六七八九十計HE
      南  部100003000 491
      海  南202000001x 580

⚾今日の奈良大会試合結果(さとやくスタジアム)
準々決勝第1試合 奈良大付-奈良 9:00~10:48
          一二三四五六七八九十計HE
      奈良大付000011000 240
      奈  良000001000 130

準々決勝第2試合 高田商-御所実 11:30~12:55
          一二三四五六七八九十計HE
      御 所 実00010     130
      高 田 商40034x     11112

⚾明日の和歌山大会組み合わせ(12日目 3回戦)
☆☆☆ 09:00~ 和歌山南陵-智弁和歌山
    11:30~ 日高 中津- 日 高 

⚾明日の奈良大会組み合わせ(準々決勝 さとやくスタジアム)
    09:00~ 大和 広陵- 郡 山
☆☆☆ 11:30~  天 理 -智弁 学園

⚾明日の京都大会組み合わせ(準々決勝 わかさS京都)
    09:00~ 北 嵯 峨-京都外大西
    11:30~  洛 星 - 鳥 羽 

⚾明日の滋賀大会組み合わせ(準々決勝)
マイネットスタジアム皇子山
  ☆ 09:00~  近 江 - 伊 香
    11:30~  綾 羽 - 八 幡

オセアンBCスタジアム彦根
    09:00~ 滋賀 学園- 米 原
    11:30~  虎 姫 - 草 津

⚾明日の岡山大会組み合わせ(準々決勝 倉敷MS)
  ☆ 09:00~ 岡山理大付-岡山 城東
  ☆ 11:30~ 岡山学芸館-玉野 光南

📝僕のタイブレーク球場観戦歴
① 15年 4月25日 佐藤薬品S  畝 傍 9-3奈良 大付(13回) 先攻勝利
② 15年 5月31日 倉敷 MS 創志 学園4-2松 江 商(13回) 先攻勝利
③ 18年 8月 6日 甲 子 園 佐久 長聖5-4旭 川 大(14回) 先攻勝利
④ 18年 8月12日 甲 子 園  済 美 13‐11 星 稜 (13回) 後攻勝利
⑤ 18年10月 3日 福井 県営  近 江 13‐12日 大 三(10回) 後攻勝利 (国体)
⑥ 18年10月13日 明石 トーカロ 報徳 学園3-2  社  (13回) 先攻勝利
⑦ 19年 5月 6日 皇 子 山 彦 根 東8-7 綾 羽 (13回) 後攻勝利
⑧ 19年10月26日 コカコーラ  矢 上 6-3 盈 進 (13回) 先攻勝利
⑨ 21年 7月23日 紀三 井寺 智弁和歌山3-2初芝 橋本(13回) 後攻勝利
⑩ 22年 3月20日 甲 子 園  近 江 6-2長崎 日大(13回) 先攻勝利
⑪ 22年 3月25日 甲 子 園 金光 大阪4-3木更津総合(13回) 後攻勝利
⑫ 22年 4月 9日 シティ 信金S 奈良学園大4-2神 戸 大(10回) 先攻勝利 (大学)
⑬ 22年10月 2日 ウイ ンク   社  4-2 育 英 (13回) 先攻勝利
⑭ 22年10月15日 倉敷 MS 周南公立大3-1環太平洋大(10回) 先攻勝利 (大学)
⑮ 22年10月15日 倉敷 MS 東 亜 大2-1吉備国際大(10回) 後攻勝利 (大学)

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⑯ 23年 3月28日 甲 子 園 報徳 学園5-4 東 邦 (10回) 後攻勝利
⑰ 23年 3月29日 甲 子 園 報徳 学園5-4仙台 育英(10回) 後攻勝利
⑱ 23年 4月16日 ダイムS伊勢 皇 學 館4ー3昴 学 園(10回) 後攻勝利
⑲ 23年 5月 1日 HMF神戸 関西国際大5-2天 理 大(10回) 先攻勝利 (大学)
⑳ 23年 5月13日 わかさ京都 京都 国際2-1龍谷大平安(10回) 後攻勝利
㉑ 23年 7月17日  浜 山  出 雲 工9-8 安 来 (10回) 後攻勝利
㉒ 23年 7月28日 紀三 井寺 市和 歌山5-4和歌 山北(11回) 後攻勝利
㉓ 23年 8月 6日 甲 子 園 土浦 日大8-3上 田 西(10回) 先攻勝利
㉔ 23年 8月13日 甲 子 園  山 陽 4-3大垣 日大(10回) 後攻勝利
㉕ 23年 8月16日 甲 子 園  慶 応 6-3 広 陵 (10回) 先攻勝利
㉖ 23年 8月26日 紀三 井寺  那 賀 6-2 桐 蔭 (10回) 先攻勝利
㉗ 23年 9月10日 G7スタジアム  彩星 工科4-3篠山 鳳鳴(10回) 後攻勝利
㉘ 23年10月15日 福井フェニックス 敦賀 気比11-5帝京 長岡(10回) 先攻勝利
㉙ 23年10月22日 シティ信金 京都 国際3-2 田 辺 (10回) 後攻勝利
㉚ 23年10月22日 シティ信金 京都外大西7-5彦根 総合(10回) 先攻勝利
㉛ 24年 3月18日 甲 子 園 八学 光星5-3関 東 一(11回) 先攻勝利
㉜ 24年 3月18日 甲 子 園 熊本 国府2-1 近 江 (10回) 後攻勝利
㉝ 24年 3月22日 甲 子 園 報徳 学園3-2愛工大名電(10回) 後攻勝利
㉞ 24年 3月27日 甲 子 園 青森 山田6-5 広 陵   (10回) 後攻勝利
㉟ 24年 4月27日 紀三 井寺 市和 歌山6-3 田 辺 (10回) 先攻勝利
㊱ 24年 4月29日 ウイ ンク 須磨 翔風5-3神戸学院付(11回) 先攻勝利
㊲ 24年 5月 3日 HMF神戸 大阪体育大6-5甲 南 大(10回) 先攻勝利(大学)
㊳ 24年 5月 6日 マイネット皇子山 八 幡 商3-2比 叡 山(10回) 先攻勝利
㊴ 24年 5月19日 長 良 川  菰 野 6-5県岐 阜商(10回) 先攻勝利
㊵ 24年 7月22日 紀三 井寺  田 辺 9-8新宮/新翔(10回) 後攻勝利

💢淡路島球団の今季の試合について
https://kandok.jp/archives/8883/

淡路島球団の今季の試合について方針が決定いたしましたのでお知らせいたします。

■試合開催方式について
・公式戦につきましては、淡路島球団の不戦敗とし対応いたします。
・淡路島球団のホーム戦については非公式試合となります。
・現在淡路島球団に所属する選手と、各球団の選手で混成する「関西独立リーグ連合」チームとして実施いたします。なお、該当試合の主催者は淡路島球団となります。

・日程は下記の通りとなります
8月14日(水)17:00~(淡路佐野)和歌山ウェイブス
9月 2日(月)17:00~(淡路佐野)姫路イーグレッターズ
9月 9日(月)17:00~(淡路佐野)姫路イーグレッターズ
9月18日(水)12:00~(淡路佐野)兵庫ブレイバーズ
9月19日(木)12:00~(淡路佐野)大阪ゼロロクブルズ
9月25日(水)12:00~(淡路佐野)兵庫ブレイバーズ

※上記試合については中止となった際の振替試合は行いません
※ビジター試合につきましては別途お知らせいたします

上記試合につきましては7イニング制(5回以降10点差が確定した段階でコールドゲーム)といたします。

なお、公式戦消化試合について各球団差が出ますが、規定打席・規定投球回の扱いについては未消化分の試合を省いて計算いたします。

💢西東京大会 創価―早大学院は午後7時38分開始の上、雷で継続試合とアクシデント続き
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7f3d81f16b006eebb79422f0d438bd65885317f

◇第106回全国高校野球選手権 西東京大会準々決勝 創価3―2早大学院(2024年7月22日 神宮)
 
第4試合は、雷のため6回終了した時点で中断となり、午後9時10分過ぎに継続試合が決定した。

第3試合の早実―国学院久我山が、雷雲の発生で54分間中断した上に14―13という大熱戦になったため、第4試合の開始が午後7時38分と押し押しになっていた。

試合は創価が初回2死三塁から4番・田村蓮太郎の適時内野安打で先制。3回には2死三塁から井路端広明が一塁へ適時内野安打を放って2点目を挙げた。

5回に早大学院が2点を挙げて同点としたが、中断寸前の6回には創価が1点を勝ち越していた。

この試合はスリーボンド八王子スタジアムで、23日午後1時より再開される。

👣「もうお前らと高校野球ができひん」 神港学園のラストミーティング
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ad939379655313954eb59f6991998335af19cf1

(22日、第106回全国高等学校野球選手権兵庫大会5回戦 神戸国際大付7―4神港学園)

■神港学園・北原直也監督

秋、春あんまり良い結果が出えへんかったから。なんとか夏は優勝目指して、ここまでやってきた。まず、優勝ていうのが果たせなかったこと。これは本当に申し訳ない。

今日もずっと戦っているなかで、リードされて追いついて、リードされて追いついて。

今まで3年生がずーっとチーム中心になってやってきてくれた、そういう空気が九回までずっとあった。

いま、一つ思うんは、「もうお前らと高校野球ができひん」。それだけや。申し訳ない。最後に3年生、保護者がやっぱり3年間支えてくれて、この活動ができたやんか。

俺からもそうやけど、保護者にもう一度気持ち伝えて。向こうのほう、行こう。

📝大阪桐蔭「藤浪世代」に危機感を抱かせた「西谷監督交代の噂」 白水健太を中心に「春夏全部勝つしかない」と燃えた
https://news.yahoo.co.jp/articles/c87a9a7beb45b3846046e921f8434abe06b969d3?page=1

大阪桐蔭初の春夏連覇「藤浪世代」のそれから~白水健太(前編)

2012年に甲子園春夏連覇を達成した大阪桐蔭の元副主将が指揮官となり、4度目の夏に挑もうとしている。

「夏前に宮城の仙台第一と練習試合をさせてもらったんですけど、部長が"あの年"のセンバツで選手宣誓をした石巻工業の阿部(翔人)くん。東日本大震災の翌年だったので、あれから12年です。僕もこの大会中に30歳になりますけど、ほんと早いですよね」

まだ学生と言われても通じそうなハツラツとした表情で語るのは、福井工大福井で監督を務める白水健太。「はくすい」の響きに、あの2012年の春、夏の甲子園での活躍を思い出す高校野球ファンも少なくないだろう。

【念願叶って大阪桐蔭へ進学】

福井県の今夏の大会参加チーム数は28。シードなら、4回勝てば甲子園への切符を手にすることができる。

「僕らの頃の大阪はシードがなくて、あの夏は1回戦からだったので8回勝って甲子園。だから福井にコーチで来た時は、正直『すぐ甲子園や!』って思っていました。でもいざ戦ってみると、なかなか簡単には勝たせてもらえません」

過去3回の夏は、ベスト4、ベスト8、ベスト4。敗れた相手は、敦賀気比、福井商、北陸とライバル校の名が並ぶ。

今年の春は福井県大会を制し、北信越大会でもベスト4。それだけに期待も大きいが、福井工大福井にとって夏の甲子園出場となれば、大阪桐蔭の春夏連覇に沸いた2012年以来となる。もし実現すれば、あの夏、歓喜の輪にいた白水が率いて12年ぶりの甲子園帰還。ドラマチックなシナリオは用意されている。

白水が中学2年の時、浅村栄斗(現・楽天)、萩原圭悟(現・ヤマハ)らの猛打で夏の甲子園を制した大阪桐蔭の戦いを、足しげく通った甲子園のスタンドから観戦。目指すところが決まった。

「3年間球拾いで終わってもいいから、日本一強いチームで高校野球をやりたい」

中学3年の夏には、主将を務めた奈良葛城ボーイズが全国制覇を果たし、しっかり箔をつけて大阪桐蔭への進学を決めた。大いに求められての進学と想像したが、白水は「いやぁ......」と苦笑いを浮かべた。

「僕たちのチームには青山がいて、アイツは早くから注目されていましたけど、僕は全然そんなこともなくて」

白水が言う「青山」とは、智弁学園(奈良)からトヨタ自動車を経てプロにまで進んだ青山大紀(元オリックス)。中学時代から投打ともにセンスを感じさせる"二刀流"で、高校野球関係者から注目を集めていた。

対して中学3年時の白水はショートを守り、攻撃では青山と入れ替わりで1番か3番。ミート力と足に自信があったといい、やはり目を引く好選手には違いなかったはずだ。しかし白水は、「いやいや」と手を振った。

「あとになって、西谷(浩一)先生から言われたんです。『おまえを見に行ったんじゃなくて、ほかのチームの選手を見に行ったらたまたま対戦相手が3回続けて葛城ボーイズやったんや』って」

西谷流のジョークにも思えたが、白水の実力に加え、大阪桐蔭時代にも醸し出されていた野球小僧的な雰囲気に興味をそそられたのではないかと想像する。ともあれ、念願叶っての大阪桐蔭行きとなった。

【生き残るための手段】

しかし、日本一を目標に掲げるチームのレベルは段違い。「3年間球拾いでも......」の決意はあったとしても、不安はなかったのだろうか。

「正直、球拾いで終わるつもりはなくて、入ることさえできればなんとかなるだろうという気持ちはあったんです。完全に根拠のない自信でしたけど」

会話の端々から伝わってくるポジティブな思考に興味が沸き、尋ねてみると、母の話につながった。

「生徒からも『先生はポジティブ過ぎる』とよく言われますが、完全にDNAです。僕の家は母子家庭なんですけど、母が僕のはるか上をいくプラス思考。僕の性格は母親譲りで、子どもの頃から『あんたは絶対に甲子園で優勝できる!』ってよく言われていたんです。それで僕の思考も似た感じになったんだと思います(笑)」

ただ、入ることさえできれば何とかなると進んだ大阪桐蔭のレベルは、白水の想像をはるかに超えていた。多くの新入生がそうであるように、シートノックの際のスピード感、送球の強さと正確など、至るところで度肝を抜かれた。

しかも驚かされた相手は、先輩だけではない。大西友也(セカンド)や妻鹿聖(ショート)ら同級生の守備力もまた、格別だった。

大阪桐蔭への進学が決まってから、監督の西谷から「外野の準備もしておくように」と言われ、練習はしていた。しかし、内心では「ショートで勝負や!」と持ち前のプラス思考も発揮し、そのつもりだった。だが、実際に同級生のハイレベルな内野守備を目の当たりにし、「すぐにグラブを替えて外野に行ったのを覚えています」と、白水は振り返る。

外野となると、バッティングの力がより問われる。そこは同級生を比べて「いける」と確信したのだろうか。

「いけるとは思わなかったです。ただ、僕は自分がうまいと思っていなかったので、徹する自信はありました」

白水が言う「徹する」とはどういうことか。

「たとえば、バッティング練習で『今日は打たなくていいから、セーフティー(バント)の練習だけをしとけ』とか、『エンドランの練習だけでいいぞ』と言われたとして、僕はそれを集中してやりきれる。でも、中学時代に全日本の4番を打っていた選手とかになるとプライドが邪魔して、やりきれなかったりする部分があると思う。だから、僕にはチームに求められるコマになる自信があった。どこかにはハマっていける。それが何とかなると思えた理由のひとつです」

生き残るための冷静な判断。目論見どおり、白水はチームの必要なコマとしてポジションを確立していった。

【澤田圭佑とともに副主将に就任】

2年秋から新チームでは、澤田圭佑(現・ロッテ)とともに主将の水本弦を支える副主将となった。エネルギッシュで前向き、そして発言力もある。ミーティングでは中心となって話を進めることも多かったが、そこには白水の計算もあった。

「水本は周りをグイグイ引っ張るというより、メンバーに入っていないヤツを大事にしながら下から押し上げてチームを束ねていくタイプ。一見、何を考えているのかわからないところもあるけど、前チームからのレギュラーで実力的な信頼を寄せていましたし、水本が『これでいこう』と言えば、ついてくることもわかっていました。だから、水本の発言に重みを持たせる意味でも、本人にはあまりしゃべらさないでおこうと考えていました。ふだんは僕が積極的に話し、うまくいかなかったり、最後の締めが必要になったりすれば、水本に決めてもらう。そのへんの呼吸はうまくいっていたと思います」

新チームが立ち上がりと、当時まだいた通いの選手も寮に入って"寮合宿"を実施。夜には毎日選手間ミーティングを行ない、ここで白水が中心となり、掲げられた目標が「春夏連覇」だった。

「西谷先生は、常に強いチームより負けにくいチームをつくろうと言われていたので、『負けにくいチームってなんぞや?』というところから始まったと思います」

実力的には、自分たちの代のチームより上だったと、各選手が口を揃える前チームを参考に意見を出しあった。

「周りからいくら強いと言われても、一発勝負のトーナメントでは1回負けたら終わり。あのチーム(前チームは大阪大会決勝で東大阪大柏原にサヨナラ負け)でも勝てなかったことで、負ける要因を全部潰していこう、と。もちろん練習はしっかりしましたが、それ以上に寮生活をきっちりする、時間を守る、掃除をしっかりやる......そういうところを一生懸命やった記憶が強いですね。とにかく甲子園へ確実に出るためにスキをなくす。そういう考えがチームに浸透していたので、夏の甲子園メンバー決定の時、それまでちょくちょくスキを見せていた(センバツで4番を打った)小池裕也を外すことには、僕も、水本も、澤田も、いっさい迷いはなかったです」

【西谷監督交代の噂】

そして白水はもう一点、野球以外の要素を挙げた。

「これはもう、ハングリー精神ですね。とにかく勝つことへの貪欲さ、執念、そこをものすごく持った学年でした。当時のメンバーと話をしていて、たとえば最近の桐蔭の選手を見ていたら、藤浪晋太郎(現・メッツ)や森友哉(現・オリックス)以外はレギュラーになれへんし、ベンチに入れるのも澤ちゃん(澤田圭佑)くらいやろうって。能力だけで言うとそれくらい差があるけど、根性とか、負けん気やったらオレのほうが上やろうって。そこはみんな言うてます」

その強さは、どこから生まれたのだろうか。

「もともとの能力に加えて、大阪桐蔭に入れば行けるだろうと思っていた甲子園に行けないまま高校野球が終わるかもしれないという焦り。ここが大きかったと思います。入学直後の春に先輩たちが出場していたセンバツをスタンドから見ただけで、そこから夏、秋、夏と負けた。とくに1学年上の代は本当に強いと思っていたのに勝てなかった。甲子園のチャンスは残り2回。なんとしても甲子園に行きたいと、本気の本気になったんだと思います」

やがて、ある噂が選手たちの間で流れてきた。「オレらが甲子園に行かれへんかったら、危ないかもしれんって」

要は、西谷の監督交代にまつわる噂だ。甲子園から遠ざかっているといっても、期間はたった3季。しかし、力があった前チームの負けがネガティブな空気を生んでいたのか。そんな噂話に選手たちの反応はどうだったのか。白水が当時の記憶を呼び起こす。

「マジで? やばいやん」
「西谷先生って、いま甲子園何勝なん?」
「たぶん14勝」
「オレらで春夏全部勝ってプラス10くらいにしたら、しばらくいけるんとちゃう?」
「ほんまやな。じゃあ、やっぱり連覇や」

白水は言う。「よく高校野球で、選手が『○○監督のために』『○○先生のために』っていうのがあるじゃないですか。大阪桐蔭って『西谷先生のために』って表立っての感じはないんです。でも、信頼関係はめちゃくちゃある。根も葉もない噂だったと思いますけど、『甲子園に行って優勝や!』って気持ちになりましたね」

白水は甲子園で戦ったなかでももっとも厳しい戦いとなった春の準々決勝の浦和学院戦で、9回に勝ち越しのタイムリー。夏はセンバツの再現となった光星学院(現・八戸学院光星)との決勝で貴重な先制弾。チームに必要なコマに徹した男の大仕事もあり、春5勝、夏5勝ときっちり10勝をプラスし、史上7校目、大阪桐蔭としては初となる春夏連覇を成し遂げたのだった。

⚾岩手さんへ
今回は時間の都合上、紀三井寺の参拝は控えました・・・。
和歌山は初日の最高気温32、7度(大阪は36、1度)2日目は35、2度とありましたが体感としては1日中カンカン照りだった初日の方が熱かった気が・・・・・。

日陰に入っても涼しさを感じなかったし、アルプススタンドで1試合2本ほどアクエリアスペットボトルお布施してもらいなんとか倒れずに済みました。

組み合わせを見て6試合中4試合コールドも覚悟しつつ初日に2試合連続コールドゲームそして第3試合が4回表終了10-0となったときにはもう地獄でしたが。。。。。
耐久・井原監督のエース冷水降板の温存策に助けられイヤな流れが変わりました!!

結果的に初日は16時44分終了 2日目は17時55分終了と16時~16時30分の間という想定を上回るスローペースでありがたかったし、初日の朝に初めてラジオで和歌山港で20時から花火大会があると知りましたが、場所が遠いので見逃しと。
初めて海南で泊まりましたが、普段は和歌山市内止まりで海南の市境を少し超えるくらいでしたが駅まで歩けたので新鮮でした!
2024/07/22(月) 23時26分57秒 No.1290 編集 削除