自ら健康に、水から健康に。合言葉は「はやめに、こまめに」
✌センバツ2026 今年も金さんのくす玉 東洋大姫路、手作りで出場祝う
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e7d1599f0b7108a1bdcc332de2fd78bab47acee
第98回選抜高校野球大会の出場が決まった1月30日、東洋大姫路のグラウンドでは今年も巨大なくす玉が割られ、お祝いムードを盛り上げた。野球部の「ファン代表」としてチームを鼓舞する建設業、金徳諸(キムドクジェ)さん(75)=同市=が手作りした。
金さんがセンバツ決定時にくす玉割りを始めたのは2000年の第72回大会から。当初のくす玉はレンタル品だったが、「もっと立派なものにしよう」と22年の第94回大会出場時に、直径約1メートルの玉は骨組みに鉄筋や金網を使って自作した。くす玉を披露するのは今回で2年連続3回目になる。垂れ幕にはセンバツ出場回数「10」や春・夏・春の「3季連続」の文字をあしらった。
金さんと東洋大姫路野球部との出会いは50年以上前だ。近くに住む選手がいたことから阪神甲子園球場まで応援に行って以来、堅い守りと果敢な走塁で競り勝つ「東洋の野球」にほれ込んだ。練習を見に学校のグラウンドに頻繁に通い、試合の応援にも足を運んできた。1977年夏に全国制覇を果たした梅谷馨監督(故人)らチーム関係者やグラウンドに集まるファンたちと親交を深め、自然と「ファンクラブ」のとりまとめ役になった。
現チームについて、金さんは「チームワークの良さが受け継がれている。練習中からもっと声を出して、元気いっぱいに甲子園球場を走り回ってほしい」と期待を寄せる。
📝どこよりも早い26年センバツ予想! 日刊ゲンダイと専門家が占う優勝候補、対抗、大穴
https://www.nikkan-gendai.com/?p=news_detail&id=383585&page=1
第98回センバツ高校野球の選考委員会が30日、大阪市内で行われ、出場32校が決定した。
昨秋の明治神宮大会を制した九州国際大付(福岡)、準優勝の神戸国際大付(兵庫)は順当に選ばれた。注目された関東・東京地区の6枠目に滑り込んだのは、前回大会覇者の横浜(神奈川)。今秋ドラフト1位候補の154キロ右腕・織田翔希(2年)を擁する高い投手力が評価された。
今大会から新たにDH制が採用される。選手の出場機会の増加などメリットが大きいといわれるが、新ルールへの対応を含め、高校野球に詳しい専門家2氏と日刊ゲンダイが優勝校を予想した。
高校野球雑誌「ホームラン」の元編集長・戸田道男氏は「関東大会優勝校の山梨学院(山梨)が頭ひとつ抜けています」とこう続ける。
「最速152キロ右腕で、高校通算33本塁打の『二刀流』菰田陽生(2年)を軸としたスケールの大きなチーム。甲子園で準決勝まで勝ち上がった昨夏から新チームへの流れが最もスムーズでした。今大会からDH制が導入されるが、ドジャースの大谷翔平のように、菰田が先発して降板後もDHとして試合に残ることができるのは大きなメリットです」
アマチュア野球に詳しいスポーツライターの美山和也氏も「本命は山梨学院」とこう言った。
「投手陣を支えているのは左腕・檜垣瑠輝斗(2年)。昨夏の甲子園でも4試合に登板していて、変化球の低めへの精度が抜群。菰田は打者としても昨秋の関東大会では12打数7安打7打点、打率.583と打ちまくった。投打の層が厚く、5年連続センバツ出場の安定感はダテではありません」
本紙は智弁学園(奈良)を推す。関西の球界関係者がこう明かす。
「昨年秋の近畿大会で準優勝。最速149キロのエース杉本真滉(2年)はプロ注目左腕。スライダーのキレが抜群で、1年夏の甲子園準々決勝の京都国際(京都)戦に先発して3回途中無失点に封じた。他にも145キロ右腕の水口亮明(2年)も控えていて投手力が高い」
戸田氏は対抗として大阪桐蔭(大阪)を挙げた。
「MAX153キロ右腕のエース吉岡貫介(2年)が万全なら強い。川本晴大(1年)は192センチの大型左腕。打線も強力で、大阪桐蔭らしい分厚い戦力を誇ります」
美山氏は「明治神宮大会枠」に滑り込んだ昨夏甲子園優勝の沖縄尚学(沖縄)を挙げた。
「昨夏Vの原動力となった左腕エースの末吉良丞(2年)と右腕の新垣有絃(2年)の二枚看板が残っているのは大きい」
花巻東(岩手)も侮れないという。「4季連続甲子園出場となる古城大翔主将(2年)を筆頭に、昨夏の甲子園を経験しているエース萬谷堅心、赤間史弥(ともに2年)の3人衆を中心に、今チームは総合力が高い」(戸田氏)
大穴はどこか。「プロ注目右腕の木下瑛二(2年)擁する高川学園(山口)は自力がある。木下は打者としても昨秋公式戦の打率.414。各校がDH制をどう使うか頭を悩ませているところ、松 本祐一郎監督は『DHを使わないことも作戦になる』と言った。高川学園に勢いを感じます」とは美山氏だ。
📝甲子園Vから底へ…ドラ1候補の苦悩「落ちるところまで…」狂った制球 再生に導いた「原点」――沖縄尚学・末吉良丞
https://news.yahoo.co.jp/articles/2437f6282d369ebb87af953a6d07f308a4ad6ef2?page=1
センバツ“復活当選”した沖縄尚学 末吉は制球に乱れ、県大会決勝で登板せず
甲子園を制した剛腕が、聖地に戻ってくる――。第98回選抜高校野球大会に出場する32校を決める選考委員会が1月30日に開かれ、昨夏の第107回全国高校野球選手権で初優勝を飾った沖縄尚学が九州地区から2年連続で選出された。夏の頂点をけん引したエースの末吉良丞は、まだ2年生。夏春連覇への挑戦権を手にし、再び甲子園のマウンドに立つ。ただ、その歩みは決して平坦ではなかった。全国制覇後の秋から冬にかけて調子を崩し、本人は「自分のフォームを見失っていた」と率直に振り返る。それでも年明けから復調の兆しを見せているという。苦悩の正体と再生のきっかけは何だったのか。
「…4校目に熊本県立熊本工業高校、5校目に沖縄尚学高校」
沖縄尚学の5階講堂。九州地区の最終枠で校名が読み上げられると、発表を見守っていた学校関係者や保護者から歓声と拍手が沸いた。対照的に、整然と並べられたパイプ椅子に座った選手、コーチたちは固い表情のまま。「やっぱり(九州大会で)負けてしまったので、半分半分くらいの気持ちで選考会を見ていました。選ばれてうれしかったんですけど、そこまで期待していなかった部分もあったので、衝撃は少なかったと思います」。発表後、報道陣の囲み取材を受けた末吉は淡々と振り返った。
末吉の言葉にあったように、沖縄尚学は昨秋の九州地区大会でベスト8止まり。一度はセンバツへの道が閉ざされたかに見えたが、九州王者の九州国際大付(福岡)が明治神宮大会で優勝したことで、九州地区のセンバツ出場枠が4から5に増加。昨夏の甲子園で躍動した末吉と新垣有絋(2年)のダブルエースを中心とした投手力が高く評価され、5枠目に滑り込んだ。
他力を必要とした選出が、チームの控えめなリアクションにつながった部分はあるだろう。一躍優勝候補に挙げられるほどの力を持ちながら、九州地区大会を勝ち上がれなかった要因のひとつは、末吉の不調だった。
昨年8月、末吉は甲子園の中心にいた。決勝までの6試合で34イニングを投げ、39奪三振で防御率は1.06。最速150キロの直球と切れ味鋭いスライダーを武器に、全国の強打者を次々と打ち取っていった。翌月に地元・沖縄で開催されたU-18W杯では2年生でただひとり選出され、決勝の米国戦では先発を任された。
ただ、順風満帆だった状況は一転する。自身が「U-18W杯が終わってからフォームを見失ってしまい、調子が落ちていく期間がありました」と振り返る通り、秋に大きな壁にぶつかった。制球が狂い、スピードも思うように上がらない。優勝した県秋季大会は準決勝のエナジックスポーツ戦で7回2失点と粘投したものの、6四死球を記録。翌日にあったウェルネス沖縄との決勝は登板せず、その後の九州地区大会も2試合で4イニングのみの投球にとどまった。
疲労と周囲の期待で「空回り」…等身大を受け入れる
比嘉公也監督が「疲れがかなり残っているという印象は、U-18W杯の後から強く感じていました」と言う通り、不調に陥った最大の要因は疲労だった。
約1か月半という短期間で、甲子園とU-18W杯という大舞台で9試合に登板。U-18W杯は9月14日に閉幕し、秋季県大会は9月20日に開幕した。わずかな休息を挟んだが、ここまでタイトな日程では身体のダメージを抜くことは難しい。無意識のうちに肘が下がり、フォームが崩れていった。
メンタル面でも苦しんだ。2年生ながら次回のドラフト1位候補とされ、自然と周囲の期待は膨らむ。県大会や九州大会にも多くの観衆が詰め掛け、自身もそれに応えようとする。年明けに取材をした際、末吉は当時の心境をこう振り返っていた。
「疲労が溜まった中で自分にできることは限られていたと思いますが、それでも『ベストパフォーマンスを出そう、出そう』としていました。まわりからの期待もある中、自分にできる以上のことをやろうとして、空回りしていた感じです。気負い過ぎて、心と頭の整理がついていなかったと思います」
1999年のセンバツでエースとして沖縄尚学を初優勝に導いた比嘉監督は、トップ選手だからこその苦悩が手に取るように分かるのだろう。「常に見られている環境では、疲労は抜けにくいですよね。かわいそうだなとも思いますが、慣れていくしかない。応援され、見られる中でそれを力に変えていく考え方が必要です」と、温かくも厳しい眼差しで見守る。
冬はまず疲労回復を優先し、ボールを投げるよりもウエイトトレーニング中心の練習メニューを課したという。時間の経過と共に、徐々に自身と冷静に向き合えるようになっていった末吉。「冬に落ちるところまで落ちたので、できる範囲をより理解することができました。割り切ったことで、少しずつ状態が上がっていきました」。無理に背伸びはしない。底を知り、等身大の自分を受け入れたことで、前向きさを少しずつ取り戻していった。
心が回復し始めた頃、今度は一度崩れたフォームを立て直す転機が訪れる。昨年末のことだ。チームの練習納めは12月27日。その翌日には、弟が所属する少年野球チームが年内最後の練習を行った。自身もかつて在籍したチームだ。親に「手伝いに来て」と言われて久しぶりに顔を出すと、お世話になった監督がいた。やり取りの中で、「その監督にずっと言われていたテイクバックの使い方をふと思い出したんです」と振り返る。
「グラブからボールが離れた後、体のラインに沿って腕をたたみ、上に引く」。それが、少年時代に繰り返し指導されたフォームだった。
原点に立ち返って実践すると、ボールが指にかかる感覚が復活し、スピードも戻ってきた。「本当にたまたま」つかんだという再生への糸口を体に刻み、年明けから調子を取り戻していった。捕手の山川大雅主将(2年)も「年が明けてから、ボールの勢いがさらに強くなったように感じています」と好感触を語る。
苦しい時期でも、再浮上を信じてコツコツと積み重ねた体づくりも実を結びつつある。パンパンに張った太ももが象徴するように、土台はがっしりとしている中、上半身と下半身を7:3の割合で鍛えてバランス良く強化。昨夏時点で95キロが最高だったベンチプレスは105キロまで上がるように。今夏には平均球速を140キロ台後半から150キロまで上げることを目標にする。心身のコンディションが上向いてきた影響だろう。センバツ出場が決まった直後の言葉には、力があった。
「夏春連覇をできるのは自分たちだけなので、出るからには優勝を目標に全員でやっていきたいです。夏に優勝して追われる立場だとは思いますが、今は新しいチームになっています。そこはあまり意識せず、もう一度挑戦者という気持ちで1試合1試合に臨みたいです」
一度立ち止まったからこそ、見つめ直すことができた自身の原点。世代トップ級の選手とはいえ、まだ成熟の途上にある17歳にとっては次のステージに進むために必要な時間だったに違いない。自身3度目の甲子園となるセンバツでの投球で、それを証明してくれるはずだ。
📝“高市早苗首相の母校”が挑む「甲子園で1勝」への道…偏差値68の進学校が智弁学園をコールド撃破? フツーの公立校でも勝てる「番狂わせの方程式」
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb4e6297e951f26d1ce21ecd74e68854d183df1c?page=1
高市早苗首相の母校としても知られる奈良県立畝傍高校。例年、京大・神大をはじめとした難関国立大に合格者を出す名門校だが、昨季は県大会で春に王者・智弁学園を倒すジャイアントキリングを見せると、夏にはベスト8まで食い込む活躍を見せた。普通の公立校の躍進のウラにはどんな理由があったのだろうか。
そのことを聞かれると、つい困惑してしまう。嬉々として話すのはおかしいし、だからといってつっけんどんに返すと相手に申し訳ないとも思う。笑みを湛えながら「そうですねぇ」と、お茶を濁すしかないのが実情と言えるだろう。校外の人間から興味を向けられることへのリアクションについては、畝傍高校で野球部の監督を務める雀部尚也も同じだ。
「練習試合をすると相手の監督さんによく聞かれるようになりましたね。それまでは一切、話題に上がりませんでしたから。うちの卒業生に日本を動かすような仕事をしている方がいる、ということについては『よかったな』と」
昨年の10月に女性初の総理大臣となった高市早苗は、畝傍の卒業生である。学校創立は1896年。今年でちょうど130周年を迎える伝統校は、奈良高校、郡山高校と並ぶ進学校として県内で名高い。
高市の出身である神戸大学をはじめ京都大学、大阪大学といった難関国公立や、関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学の、いわゆる「関関同立」をはじめとする有力私立への進学実績が明るい。野球部にしても選手のほとんどが国公立大を目指しており、平日は多くの部員が放課後の補習を受けてから練習を行い、下校してからも塾に通う。それが彼らの日常なのだ。
硬式経験者は「例年2、3人」…でも県下の強豪に
高校野球における公立校は、現代の少子化も相まって部員数の減少に直面する。そんななか、畝傍は毎年15人前後の生徒が野球部に入部するという。雀部は「中学生が減っているなかで、勉強と野球の両立を選んで来てくれるのはありがたい」と頭を下げる。
中学で硬式チームでのプレー経験のある選手は例年2、3人だと言い、ほとんどが学校の野球部出身者。そのなかでも、地域の選抜チームに選ばれたような実力者が畝傍に入るそうだ。彼らは雀部の言う文武両道を志し、野球部での研鑽も求める。主将の日比克もそのひとりだ。3歳上の姉が畝傍の吹奏楽部にいたこともあり、中学時代に何度か高校の試合を観戦したことがあった。それがきっかけで興味が湧き始めていたところ、選抜チームでともにプレーしていた高岸彰良から誘われたことで心が固まったという。
「奈良で強豪って、智弁(学園)と天理って言われてるじゃないですか。小学校の時は公立校ってどんなところがあるのかわからなかったんですけど、お姉ちゃんがいたことで試合を観に行ったら『実力があるんだな』って思って。ライバルだった高岸君にも誘ってもらえたんで『私立に勝って甲子園に行きたい』って想いが生まれました」
日比が志を抱いた通り、畝傍は進学校ながら定期的に県で上位に進出する。甲子園出場こそないものの、2007年にセンバツ21世紀枠の近畿推薦校となり、20年にも奈良県の推薦を受けたように県内では実力校のひとつだ。今年3年生となる代は、26人いる部員のうち約半数が硬式出身者。多くが下級生から公式戦に出場しており経験値が高い。彼らは、雀部が野球部の監督となった24年に入学した、いわば1期生ということになる。そのチームが昨年に強烈なインパクトを放つわけだが、実現には前段があった。
チームの転機となった「予想外の敗戦」
雀部が監督となった24年は、春は奈良大附属、夏は天理と初戦で強豪私学に敗戦した。新チームが始動した夏休みの後半に打線が湿りがちとなり、不安を残したまま迎えた秋の大会だったが、生駒高校との初戦では2回までに4点を取る好スタートを切った。これがよくなかったと、雀部が振り返る。
「序盤に点が入ったことで、チームが『いける! 』と盛り上がったまではよかったんですけど、そこから攻撃が単調になってしまい、終盤にひっくり返されて負けてしまいました。僕としても監督となって初めての年でしたし、同じ公立校と戦う以上は勝ちたかったこともありましたけど、『試合では一定の気持ちで戦わなアカンな』と痛感させられました」
勝てると思っていた試合で負ける。チームはそこで慢心があったと気付く。気落ちする選手たちを真正面に捉えながら、雀部は監督である自分も戒めるように「今までのことを見直してやっていこう」と告げた。シーズンオフはウエートトレーニングで一から体を鍛えていく。基礎もさることながら、明らかに向上していったのは選手の自覚だった。それぞれが一つひとつのプレーを見直し、先輩、後輩関係なく選手間で意見を交わす。過程を信じ、もう秋のような失敗は繰り返さないのだと、自分たちに言い聞かす。雀部が目を細める。
「上級生を中心に、秋の敗戦はメンタル的にもしんどかったなかで『もう1回やっていこう』と、結果が出るかわからないなかで自分たちを信じて練習してくれました」
そうして報われたのが、昨年の春である。3回戦で強豪の智弁学園を相手に、2回に一挙6点を奪うと4回にも2点を追加した。結果は8-1の7回コールド。ジャイアントキリングを果たしたのである。大金星を通じて雀部が実感したこと。それこそが、秋に猛省した気の持ち方だった。
「序盤に大量点は入りましたけど『向こうは絶対にこのまま終わるわけないんやから、9回までしっかり戦って勝ち切るんや』とベンチで言い続けながら、コールドになる7回も『9回までやるからな』と言いましたし、あの子たちもしっかり戦ってくれました」
気持ちという精神論。野球は最後の1アウトを取られるまでわからない――今では使い古された格言においても、畝傍は柔軟に受け止める。だからこそ、夏も智弁学園戦での勝利がフロックではないと証明できた。
夏の奈良大会は「10年ぶりベスト8」の躍進
高田高校との3回戦は、3回までに0-5と劣勢を強いられていた。だが、前年秋に教訓を得たチームは「1点ずつ返していこう」と情勢を冷静に見つめる。4回に2点を返すと、6回には1点、7回には一挙5点を奪って逆転に成功し、10-6で相手を退けたのである。夏は10年ぶりのベスト8。監督就任2年目での躍進に雀部も自信を覗かせる。
「この年はひと冬を越えて迎えた3月以降は、負けていても『ひっくり返せるんじゃないか』という気持ちで試合を見ていられました。それは、データとか分析といった予備知識を持って臨んでいることもそうでしょうけど、あの子たちが自信を持ってプレーできるようになったのが強みになったと思っています」
試合での堂々とした佇まいは、ライバル校にも強く印象付ける。畝傍と並ぶ進学校であり、12回の甲子園出場経験のある郡山を率いる岡野雄基が感嘆の声を漏らす。
「試合での選手たちを見ていると、『やればできる』といった感覚を持ちながらプレーしているんじゃないかと思います。一つひとつの挙動からも選手たちから自信というか、そういった雰囲気を感じます」
チームの目標は…「甲子園で1勝」
雀部が監督になってからの畝傍は「甲子園で1勝」の目標を掲げている。
智弁学園と天理。奈良には絶対的な強豪が君臨しており、甲子園への道のりが困難であることは百も承知である。しかし畝傍には、文武両道の強みがある。「夏に奈良で優勝して甲子園」というシナリオはベストだが、「21世紀枠での出場を得るために勝つ」という選択肢もある。
「どうしても夏にフォーカスを当てがちですけど、『そういう出方もあるんだよ』と意識しているところもあります。目標を達成するために戦える力はありますから、甲子園に繋がる大会では『勝つために今からどうしていかなければいかんのか? 』ということは、チームに問いかけていきます」
大願を成就させるためにすべきこと。雀部が困惑するだろうとわかりながらも、あえてぶつけてみる。
――働いて働いて働いて働いて働くつもりで、母校を甲子園へ導く気持ちでしょうか?
昨年の新語・流行語大賞の年間大賞となった総理大臣の決意表明を引用すると、雀部はやはり「まぁ……まぁね」と苦笑いを見せながら、冷静に切り返す。
「目標をしっかりと見据えたアプローチはあると思うんで。すべてを効率化はできないでしょうけど、甲子園に一歩ずつ近づいていると実感しながらやれたらとは思います」
聞き手に流されない、監督の意思表明。そこには、迷いなき畝傍の甲子園への気持ちがあった。一方で、畝傍は公立校ということもあり、当然グラウンドなどは他の部活と共有だ。強豪私学のように常に思うような練習ができるわけではない。予算の関係で設備面の不備ももちろんある。では、どんな工夫でそんな「逆境」を跳ね返しているのだろうか?
<次回へつづく>
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e7d1599f0b7108a1bdcc332de2fd78bab47acee
第98回選抜高校野球大会の出場が決まった1月30日、東洋大姫路のグラウンドでは今年も巨大なくす玉が割られ、お祝いムードを盛り上げた。野球部の「ファン代表」としてチームを鼓舞する建設業、金徳諸(キムドクジェ)さん(75)=同市=が手作りした。
金さんがセンバツ決定時にくす玉割りを始めたのは2000年の第72回大会から。当初のくす玉はレンタル品だったが、「もっと立派なものにしよう」と22年の第94回大会出場時に、直径約1メートルの玉は骨組みに鉄筋や金網を使って自作した。くす玉を披露するのは今回で2年連続3回目になる。垂れ幕にはセンバツ出場回数「10」や春・夏・春の「3季連続」の文字をあしらった。
金さんと東洋大姫路野球部との出会いは50年以上前だ。近くに住む選手がいたことから阪神甲子園球場まで応援に行って以来、堅い守りと果敢な走塁で競り勝つ「東洋の野球」にほれ込んだ。練習を見に学校のグラウンドに頻繁に通い、試合の応援にも足を運んできた。1977年夏に全国制覇を果たした梅谷馨監督(故人)らチーム関係者やグラウンドに集まるファンたちと親交を深め、自然と「ファンクラブ」のとりまとめ役になった。
現チームについて、金さんは「チームワークの良さが受け継がれている。練習中からもっと声を出して、元気いっぱいに甲子園球場を走り回ってほしい」と期待を寄せる。
📝どこよりも早い26年センバツ予想! 日刊ゲンダイと専門家が占う優勝候補、対抗、大穴
https://www.nikkan-gendai.com/?p=news_detail&id=383585&page=1
第98回センバツ高校野球の選考委員会が30日、大阪市内で行われ、出場32校が決定した。
昨秋の明治神宮大会を制した九州国際大付(福岡)、準優勝の神戸国際大付(兵庫)は順当に選ばれた。注目された関東・東京地区の6枠目に滑り込んだのは、前回大会覇者の横浜(神奈川)。今秋ドラフト1位候補の154キロ右腕・織田翔希(2年)を擁する高い投手力が評価された。
今大会から新たにDH制が採用される。選手の出場機会の増加などメリットが大きいといわれるが、新ルールへの対応を含め、高校野球に詳しい専門家2氏と日刊ゲンダイが優勝校を予想した。
高校野球雑誌「ホームラン」の元編集長・戸田道男氏は「関東大会優勝校の山梨学院(山梨)が頭ひとつ抜けています」とこう続ける。
「最速152キロ右腕で、高校通算33本塁打の『二刀流』菰田陽生(2年)を軸としたスケールの大きなチーム。甲子園で準決勝まで勝ち上がった昨夏から新チームへの流れが最もスムーズでした。今大会からDH制が導入されるが、ドジャースの大谷翔平のように、菰田が先発して降板後もDHとして試合に残ることができるのは大きなメリットです」
アマチュア野球に詳しいスポーツライターの美山和也氏も「本命は山梨学院」とこう言った。
「投手陣を支えているのは左腕・檜垣瑠輝斗(2年)。昨夏の甲子園でも4試合に登板していて、変化球の低めへの精度が抜群。菰田は打者としても昨秋の関東大会では12打数7安打7打点、打率.583と打ちまくった。投打の層が厚く、5年連続センバツ出場の安定感はダテではありません」
本紙は智弁学園(奈良)を推す。関西の球界関係者がこう明かす。
「昨年秋の近畿大会で準優勝。最速149キロのエース杉本真滉(2年)はプロ注目左腕。スライダーのキレが抜群で、1年夏の甲子園準々決勝の京都国際(京都)戦に先発して3回途中無失点に封じた。他にも145キロ右腕の水口亮明(2年)も控えていて投手力が高い」
戸田氏は対抗として大阪桐蔭(大阪)を挙げた。
「MAX153キロ右腕のエース吉岡貫介(2年)が万全なら強い。川本晴大(1年)は192センチの大型左腕。打線も強力で、大阪桐蔭らしい分厚い戦力を誇ります」
美山氏は「明治神宮大会枠」に滑り込んだ昨夏甲子園優勝の沖縄尚学(沖縄)を挙げた。
「昨夏Vの原動力となった左腕エースの末吉良丞(2年)と右腕の新垣有絃(2年)の二枚看板が残っているのは大きい」
花巻東(岩手)も侮れないという。「4季連続甲子園出場となる古城大翔主将(2年)を筆頭に、昨夏の甲子園を経験しているエース萬谷堅心、赤間史弥(ともに2年)の3人衆を中心に、今チームは総合力が高い」(戸田氏)
大穴はどこか。「プロ注目右腕の木下瑛二(2年)擁する高川学園(山口)は自力がある。木下は打者としても昨秋公式戦の打率.414。各校がDH制をどう使うか頭を悩ませているところ、松 本祐一郎監督は『DHを使わないことも作戦になる』と言った。高川学園に勢いを感じます」とは美山氏だ。
📝甲子園Vから底へ…ドラ1候補の苦悩「落ちるところまで…」狂った制球 再生に導いた「原点」――沖縄尚学・末吉良丞
https://news.yahoo.co.jp/articles/2437f6282d369ebb87af953a6d07f308a4ad6ef2?page=1
センバツ“復活当選”した沖縄尚学 末吉は制球に乱れ、県大会決勝で登板せず
甲子園を制した剛腕が、聖地に戻ってくる――。第98回選抜高校野球大会に出場する32校を決める選考委員会が1月30日に開かれ、昨夏の第107回全国高校野球選手権で初優勝を飾った沖縄尚学が九州地区から2年連続で選出された。夏の頂点をけん引したエースの末吉良丞は、まだ2年生。夏春連覇への挑戦権を手にし、再び甲子園のマウンドに立つ。ただ、その歩みは決して平坦ではなかった。全国制覇後の秋から冬にかけて調子を崩し、本人は「自分のフォームを見失っていた」と率直に振り返る。それでも年明けから復調の兆しを見せているという。苦悩の正体と再生のきっかけは何だったのか。
「…4校目に熊本県立熊本工業高校、5校目に沖縄尚学高校」
沖縄尚学の5階講堂。九州地区の最終枠で校名が読み上げられると、発表を見守っていた学校関係者や保護者から歓声と拍手が沸いた。対照的に、整然と並べられたパイプ椅子に座った選手、コーチたちは固い表情のまま。「やっぱり(九州大会で)負けてしまったので、半分半分くらいの気持ちで選考会を見ていました。選ばれてうれしかったんですけど、そこまで期待していなかった部分もあったので、衝撃は少なかったと思います」。発表後、報道陣の囲み取材を受けた末吉は淡々と振り返った。
末吉の言葉にあったように、沖縄尚学は昨秋の九州地区大会でベスト8止まり。一度はセンバツへの道が閉ざされたかに見えたが、九州王者の九州国際大付(福岡)が明治神宮大会で優勝したことで、九州地区のセンバツ出場枠が4から5に増加。昨夏の甲子園で躍動した末吉と新垣有絋(2年)のダブルエースを中心とした投手力が高く評価され、5枠目に滑り込んだ。
他力を必要とした選出が、チームの控えめなリアクションにつながった部分はあるだろう。一躍優勝候補に挙げられるほどの力を持ちながら、九州地区大会を勝ち上がれなかった要因のひとつは、末吉の不調だった。
昨年8月、末吉は甲子園の中心にいた。決勝までの6試合で34イニングを投げ、39奪三振で防御率は1.06。最速150キロの直球と切れ味鋭いスライダーを武器に、全国の強打者を次々と打ち取っていった。翌月に地元・沖縄で開催されたU-18W杯では2年生でただひとり選出され、決勝の米国戦では先発を任された。
ただ、順風満帆だった状況は一転する。自身が「U-18W杯が終わってからフォームを見失ってしまい、調子が落ちていく期間がありました」と振り返る通り、秋に大きな壁にぶつかった。制球が狂い、スピードも思うように上がらない。優勝した県秋季大会は準決勝のエナジックスポーツ戦で7回2失点と粘投したものの、6四死球を記録。翌日にあったウェルネス沖縄との決勝は登板せず、その後の九州地区大会も2試合で4イニングのみの投球にとどまった。
疲労と周囲の期待で「空回り」…等身大を受け入れる
比嘉公也監督が「疲れがかなり残っているという印象は、U-18W杯の後から強く感じていました」と言う通り、不調に陥った最大の要因は疲労だった。
約1か月半という短期間で、甲子園とU-18W杯という大舞台で9試合に登板。U-18W杯は9月14日に閉幕し、秋季県大会は9月20日に開幕した。わずかな休息を挟んだが、ここまでタイトな日程では身体のダメージを抜くことは難しい。無意識のうちに肘が下がり、フォームが崩れていった。
メンタル面でも苦しんだ。2年生ながら次回のドラフト1位候補とされ、自然と周囲の期待は膨らむ。県大会や九州大会にも多くの観衆が詰め掛け、自身もそれに応えようとする。年明けに取材をした際、末吉は当時の心境をこう振り返っていた。
「疲労が溜まった中で自分にできることは限られていたと思いますが、それでも『ベストパフォーマンスを出そう、出そう』としていました。まわりからの期待もある中、自分にできる以上のことをやろうとして、空回りしていた感じです。気負い過ぎて、心と頭の整理がついていなかったと思います」
1999年のセンバツでエースとして沖縄尚学を初優勝に導いた比嘉監督は、トップ選手だからこその苦悩が手に取るように分かるのだろう。「常に見られている環境では、疲労は抜けにくいですよね。かわいそうだなとも思いますが、慣れていくしかない。応援され、見られる中でそれを力に変えていく考え方が必要です」と、温かくも厳しい眼差しで見守る。
冬はまず疲労回復を優先し、ボールを投げるよりもウエイトトレーニング中心の練習メニューを課したという。時間の経過と共に、徐々に自身と冷静に向き合えるようになっていった末吉。「冬に落ちるところまで落ちたので、できる範囲をより理解することができました。割り切ったことで、少しずつ状態が上がっていきました」。無理に背伸びはしない。底を知り、等身大の自分を受け入れたことで、前向きさを少しずつ取り戻していった。
心が回復し始めた頃、今度は一度崩れたフォームを立て直す転機が訪れる。昨年末のことだ。チームの練習納めは12月27日。その翌日には、弟が所属する少年野球チームが年内最後の練習を行った。自身もかつて在籍したチームだ。親に「手伝いに来て」と言われて久しぶりに顔を出すと、お世話になった監督がいた。やり取りの中で、「その監督にずっと言われていたテイクバックの使い方をふと思い出したんです」と振り返る。
「グラブからボールが離れた後、体のラインに沿って腕をたたみ、上に引く」。それが、少年時代に繰り返し指導されたフォームだった。
原点に立ち返って実践すると、ボールが指にかかる感覚が復活し、スピードも戻ってきた。「本当にたまたま」つかんだという再生への糸口を体に刻み、年明けから調子を取り戻していった。捕手の山川大雅主将(2年)も「年が明けてから、ボールの勢いがさらに強くなったように感じています」と好感触を語る。
苦しい時期でも、再浮上を信じてコツコツと積み重ねた体づくりも実を結びつつある。パンパンに張った太ももが象徴するように、土台はがっしりとしている中、上半身と下半身を7:3の割合で鍛えてバランス良く強化。昨夏時点で95キロが最高だったベンチプレスは105キロまで上がるように。今夏には平均球速を140キロ台後半から150キロまで上げることを目標にする。心身のコンディションが上向いてきた影響だろう。センバツ出場が決まった直後の言葉には、力があった。
「夏春連覇をできるのは自分たちだけなので、出るからには優勝を目標に全員でやっていきたいです。夏に優勝して追われる立場だとは思いますが、今は新しいチームになっています。そこはあまり意識せず、もう一度挑戦者という気持ちで1試合1試合に臨みたいです」
一度立ち止まったからこそ、見つめ直すことができた自身の原点。世代トップ級の選手とはいえ、まだ成熟の途上にある17歳にとっては次のステージに進むために必要な時間だったに違いない。自身3度目の甲子園となるセンバツでの投球で、それを証明してくれるはずだ。
📝“高市早苗首相の母校”が挑む「甲子園で1勝」への道…偏差値68の進学校が智弁学園をコールド撃破? フツーの公立校でも勝てる「番狂わせの方程式」
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb4e6297e951f26d1ce21ecd74e68854d183df1c?page=1
高市早苗首相の母校としても知られる奈良県立畝傍高校。例年、京大・神大をはじめとした難関国立大に合格者を出す名門校だが、昨季は県大会で春に王者・智弁学園を倒すジャイアントキリングを見せると、夏にはベスト8まで食い込む活躍を見せた。普通の公立校の躍進のウラにはどんな理由があったのだろうか。
そのことを聞かれると、つい困惑してしまう。嬉々として話すのはおかしいし、だからといってつっけんどんに返すと相手に申し訳ないとも思う。笑みを湛えながら「そうですねぇ」と、お茶を濁すしかないのが実情と言えるだろう。校外の人間から興味を向けられることへのリアクションについては、畝傍高校で野球部の監督を務める雀部尚也も同じだ。
「練習試合をすると相手の監督さんによく聞かれるようになりましたね。それまでは一切、話題に上がりませんでしたから。うちの卒業生に日本を動かすような仕事をしている方がいる、ということについては『よかったな』と」
昨年の10月に女性初の総理大臣となった高市早苗は、畝傍の卒業生である。学校創立は1896年。今年でちょうど130周年を迎える伝統校は、奈良高校、郡山高校と並ぶ進学校として県内で名高い。
高市の出身である神戸大学をはじめ京都大学、大阪大学といった難関国公立や、関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学の、いわゆる「関関同立」をはじめとする有力私立への進学実績が明るい。野球部にしても選手のほとんどが国公立大を目指しており、平日は多くの部員が放課後の補習を受けてから練習を行い、下校してからも塾に通う。それが彼らの日常なのだ。
硬式経験者は「例年2、3人」…でも県下の強豪に
高校野球における公立校は、現代の少子化も相まって部員数の減少に直面する。そんななか、畝傍は毎年15人前後の生徒が野球部に入部するという。雀部は「中学生が減っているなかで、勉強と野球の両立を選んで来てくれるのはありがたい」と頭を下げる。
中学で硬式チームでのプレー経験のある選手は例年2、3人だと言い、ほとんどが学校の野球部出身者。そのなかでも、地域の選抜チームに選ばれたような実力者が畝傍に入るそうだ。彼らは雀部の言う文武両道を志し、野球部での研鑽も求める。主将の日比克もそのひとりだ。3歳上の姉が畝傍の吹奏楽部にいたこともあり、中学時代に何度か高校の試合を観戦したことがあった。それがきっかけで興味が湧き始めていたところ、選抜チームでともにプレーしていた高岸彰良から誘われたことで心が固まったという。
「奈良で強豪って、智弁(学園)と天理って言われてるじゃないですか。小学校の時は公立校ってどんなところがあるのかわからなかったんですけど、お姉ちゃんがいたことで試合を観に行ったら『実力があるんだな』って思って。ライバルだった高岸君にも誘ってもらえたんで『私立に勝って甲子園に行きたい』って想いが生まれました」
日比が志を抱いた通り、畝傍は進学校ながら定期的に県で上位に進出する。甲子園出場こそないものの、2007年にセンバツ21世紀枠の近畿推薦校となり、20年にも奈良県の推薦を受けたように県内では実力校のひとつだ。今年3年生となる代は、26人いる部員のうち約半数が硬式出身者。多くが下級生から公式戦に出場しており経験値が高い。彼らは、雀部が野球部の監督となった24年に入学した、いわば1期生ということになる。そのチームが昨年に強烈なインパクトを放つわけだが、実現には前段があった。
チームの転機となった「予想外の敗戦」
雀部が監督となった24年は、春は奈良大附属、夏は天理と初戦で強豪私学に敗戦した。新チームが始動した夏休みの後半に打線が湿りがちとなり、不安を残したまま迎えた秋の大会だったが、生駒高校との初戦では2回までに4点を取る好スタートを切った。これがよくなかったと、雀部が振り返る。
「序盤に点が入ったことで、チームが『いける! 』と盛り上がったまではよかったんですけど、そこから攻撃が単調になってしまい、終盤にひっくり返されて負けてしまいました。僕としても監督となって初めての年でしたし、同じ公立校と戦う以上は勝ちたかったこともありましたけど、『試合では一定の気持ちで戦わなアカンな』と痛感させられました」
勝てると思っていた試合で負ける。チームはそこで慢心があったと気付く。気落ちする選手たちを真正面に捉えながら、雀部は監督である自分も戒めるように「今までのことを見直してやっていこう」と告げた。シーズンオフはウエートトレーニングで一から体を鍛えていく。基礎もさることながら、明らかに向上していったのは選手の自覚だった。それぞれが一つひとつのプレーを見直し、先輩、後輩関係なく選手間で意見を交わす。過程を信じ、もう秋のような失敗は繰り返さないのだと、自分たちに言い聞かす。雀部が目を細める。
「上級生を中心に、秋の敗戦はメンタル的にもしんどかったなかで『もう1回やっていこう』と、結果が出るかわからないなかで自分たちを信じて練習してくれました」
そうして報われたのが、昨年の春である。3回戦で強豪の智弁学園を相手に、2回に一挙6点を奪うと4回にも2点を追加した。結果は8-1の7回コールド。ジャイアントキリングを果たしたのである。大金星を通じて雀部が実感したこと。それこそが、秋に猛省した気の持ち方だった。
「序盤に大量点は入りましたけど『向こうは絶対にこのまま終わるわけないんやから、9回までしっかり戦って勝ち切るんや』とベンチで言い続けながら、コールドになる7回も『9回までやるからな』と言いましたし、あの子たちもしっかり戦ってくれました」
気持ちという精神論。野球は最後の1アウトを取られるまでわからない――今では使い古された格言においても、畝傍は柔軟に受け止める。だからこそ、夏も智弁学園戦での勝利がフロックではないと証明できた。
夏の奈良大会は「10年ぶりベスト8」の躍進
高田高校との3回戦は、3回までに0-5と劣勢を強いられていた。だが、前年秋に教訓を得たチームは「1点ずつ返していこう」と情勢を冷静に見つめる。4回に2点を返すと、6回には1点、7回には一挙5点を奪って逆転に成功し、10-6で相手を退けたのである。夏は10年ぶりのベスト8。監督就任2年目での躍進に雀部も自信を覗かせる。
「この年はひと冬を越えて迎えた3月以降は、負けていても『ひっくり返せるんじゃないか』という気持ちで試合を見ていられました。それは、データとか分析といった予備知識を持って臨んでいることもそうでしょうけど、あの子たちが自信を持ってプレーできるようになったのが強みになったと思っています」
試合での堂々とした佇まいは、ライバル校にも強く印象付ける。畝傍と並ぶ進学校であり、12回の甲子園出場経験のある郡山を率いる岡野雄基が感嘆の声を漏らす。
「試合での選手たちを見ていると、『やればできる』といった感覚を持ちながらプレーしているんじゃないかと思います。一つひとつの挙動からも選手たちから自信というか、そういった雰囲気を感じます」
チームの目標は…「甲子園で1勝」
雀部が監督になってからの畝傍は「甲子園で1勝」の目標を掲げている。
智弁学園と天理。奈良には絶対的な強豪が君臨しており、甲子園への道のりが困難であることは百も承知である。しかし畝傍には、文武両道の強みがある。「夏に奈良で優勝して甲子園」というシナリオはベストだが、「21世紀枠での出場を得るために勝つ」という選択肢もある。
「どうしても夏にフォーカスを当てがちですけど、『そういう出方もあるんだよ』と意識しているところもあります。目標を達成するために戦える力はありますから、甲子園に繋がる大会では『勝つために今からどうしていかなければいかんのか? 』ということは、チームに問いかけていきます」
大願を成就させるためにすべきこと。雀部が困惑するだろうとわかりながらも、あえてぶつけてみる。
――働いて働いて働いて働いて働くつもりで、母校を甲子園へ導く気持ちでしょうか?
昨年の新語・流行語大賞の年間大賞となった総理大臣の決意表明を引用すると、雀部はやはり「まぁ……まぁね」と苦笑いを見せながら、冷静に切り返す。
「目標をしっかりと見据えたアプローチはあると思うんで。すべてを効率化はできないでしょうけど、甲子園に一歩ずつ近づいていると実感しながらやれたらとは思います」
聞き手に流されない、監督の意思表明。そこには、迷いなき畝傍の甲子園への気持ちがあった。一方で、畝傍は公立校ということもあり、当然グラウンドなどは他の部活と共有だ。強豪私学のように常に思うような練習ができるわけではない。予算の関係で設備面の不備ももちろんある。では、どんな工夫でそんな「逆境」を跳ね返しているのだろうか?
<次回へつづく>
第1話 いきなりの大波乱・・・初出場・滋賀短大付 雨を味方に大金星☆
10/19 秋季近畿大会初日開幕試合 ほっともっとフィールド神戸 滋賀短大付(滋賀②)-履正社(大阪①) 8:58~11:40 中断43分
一二三四五六七八九十計HE
履 正 社100000000 173 辻琉、矢野-平山、根岸
滋 短 附00000400X 451 櫻本-大窪
第二試合 第三試合
天 理 大阪学院
和歌山東 北 稜
2024年最後の野球観戦が近づいてきた・・・・・10月19日から3週連続で開催される秋季近畿大会。今回は10月25日~27日まで2泊3日で松江・浜山の秋季中国大会観戦で島根遠征に行くのですべてを見ることはできないが、今年は兵庫主管なんでいつも通り春は明石トーカロ・秋はほっともっとフィールド神戸ゆえに自宅から1時間程度で通える!
これが終わると、マスターズ甲子園・兵庫県知事杯最後に三重県愛知県ピックアップ交流試合in津で冬眠に入る。
この日はあいにくの予報で午前中40%午後は70%という降水確率で11時から雨予報だった。HMF神戸hが2階席に屋根があるが、高校野球や大学野球では閉鎖されているので上がれない。庇が大きいので1・3塁側の端っこだったら雨が降っても大丈夫と開門8時少し前に総合運動公園駅に到着して3塁側の好位置をキープできた。
初日から4日目までは9時から3試合。最大の注目は第2試合の和歌山東ー天理。和歌山大会決勝で和智弁相手に11安打完封負けした和歌山東が天理相手にどこまで食らいつけるか???
天理は天理大学の藤原監督が高校に異動してきただけに今まで以上に手ごわいと思われるが、米原監督の采配で活路を見出せるか???
第3試合で北稜が出てくるが、今まで1度も見たことがないし、ヘタすりゃ3試合連続ワンサイドゲームで2試合くらいコールドになってしまうかも???という不安もあった。
まず開幕試合に登場する滋賀短大付は全く聞いたこともないチームだし、あの桐蔭に完勝した履正社が相手では名前負けして自滅するかも?という不安しかなかった。天気予報を考えるとサクサク試合が終わった方が良いのかもしれないが、、、、、
とりあえず球場到着までは天気も持ち試合開始前までは薄日も漏れて滞りなく野球ができると思ったのだが、、、、、どうやら滋賀短大付がじゃんけんで勝って後攻を選択した模様。
履正社はエース温存して背番号4の辻琉が先発。なんとサブマリン投法だった!!滋賀短大付はサウスポーエース・櫻本だったが彼のスローボールが面白いように履正社打線を翻弄するとは。
最近履正社は近畿大会に出ると張り切ってブラスバンドの応援が駆け付けるがこの日は口ラッパの応援。そして滋賀短大付の方が遠路はるばるブラスバンドが駆け付け、応援団も滋賀学園よろしくダンス応援を披露してくれた!
試合はプレーボールのサイレンと同時に履正社の先頭・矢野が初球セーフティーバントをかまし内野安打。すると多田監督は岡田監督と違って早速盗塁敢行しその後に送りバントで1死3塁と形を作って3番・辻琉がセンター犠飛を放ちノーヒットで1点をもぎ取り早くも僕は戦意喪失気味・・・その頃、予報よりも早く雨が降りだした!!
もう降雨ノーゲームの規定がないので、このまま続行した方がよかろう。そして県大会だったら第3試合途中で雨天試合打ち切りなら入場券にスタンプ押印してもらえたら今大会の次回入場時に無料入場できるが、近畿大会だったら第1試合成立すると払い戻しはしないルールなんで・・・・・。
そうこうしているうちに4番・福原がフルカウントからライト前ヒットを放つも1点どまりで終わってくれた。
滋賀短大付は案の定、アンダースローにタイミングが合わず三者凡退で攻撃終了。
なんとか8回まで残り7イニング5失点以内で、と計算しながら見ていたが2回も先頭打者に右中間ヒットを許し、岡田監督だったら100%送りバントのサインだが、多田監督は全く動かず6球目ショートゴロで走者入れ替わり。1死1塁から初球バントがファールになると、強打に切り替えてショートゴロゲッツーコースと思われたが、慣れない内野天然芝と雨で濡れている影響もあってかこれを弾いてエラーでオールセーフ。多田監督は大阪桐蔭を力でねじ伏せたイメージをまだ持っているのか?ここも無策でフリーに打たすが連続ライトフライで無得点。このあたりから大阪1位校のリズムが崩れてきたのかもしれない。
1点を追う滋賀短大付はその裏5番・峯が粘って四球をもぎ取り完全試合回避で近畿大会初走者。当然2死覚悟で送りバントで得点圏に走者を進めるべく保木監督はバントのサインを出すが1ボールからキャッチャーフライ。数少ないチャンスがしぼんだ。
3回表履正社は簡単にツーアウトを取られるが、4番・福原が2打席連続ヒットを放ち簡単には終わってくれない。それでも櫻本投手はストライク先行で打たせて取るピッチングで辛抱し続けていた。
そして3回裏先頭打者がサード悪送球で出塁し無死1塁。ここは9番・櫻本投手ゆえに手堅く送って上位に回すのが定石だが、保木監督は2回のバント失敗が頭をよぎったのか?それともセオリー無視の奔放な采配を好むタイプなのか???1-1からまさかのバスターエンドランを仕掛けファーストゴロで1死2塁。このあたりで雨が気になっているのか?辻琉投手が足場をしきりに気にして1番・森は1ボールからセーフティーバントもファール。ここから思いっきり粘り11球投げさせて四球をもぎ取り1死1・2塁。2番・加藤は送りバント初球ファールも2球目に決め、3番・岡がデッドボールで2死満塁でバッター4番。ここでなんとか1本放って逆転して勝機を見出したいところだが、大窪は第1打席で三振したので打ち気にはやり初球ショートゴロで三者残塁。
この試合最大のチャンスを逃してしまい中盤に3点くらいのビッグイニングを作られ試合の趨勢が決まりそうなイヤな予感がした・・・・・。
序盤は善戦しても、中盤からボチボチ守りから音を立てて崩れていくのがかつての滋賀野球だったが、初出場・滋賀短大付はそれにあてはまらなかった。
履正社ナインや監督たちがいつでも打てるという慢心があったのかは分からないが、技巧派サウスポー櫻本がスローボールで幻惑し、4・5回と3人ずつで履正社打線を打ち取りコールド回避はもちろんのこと同点に追いつけば後攻ゆえにどさくさに紛れてサヨナラ勝ちもあり得るかも?!と期待を抱かせた。
しかし、攻撃面が空回り。4回2死からヒットが出ても1塁けん制タッチアウト!5回も2死から1番・森が左中間へツーベースを放ったものの2番・加藤初球打ちはセカンドゴロで1-0のまま整備に入った。
予想に反して滋賀短大付の大健闘が目立つ開幕試合。試合開始当初から雨が降り、慣れない内野天然芝のグラウンドでお互い余所行きの野球になっているのかもしれないが、舞洲で大阪桐蔭を粉砕して大阪1位となった履正社だし、多田監督に交代して機動力野球を取り入れたとかで初回早速機能したが試合が進むにつれ打線が機能しなくなってきた・・・。
滋賀短大付はエース・櫻本の頑張りがすべてだが、いかんせん打つ方が全く援護できず数少ないチャンスも早打ちで凡打に終わりまだ相手先発の辻琉は5回で61球しか投げていない。
エース温存しているし、タイミングが合っていないのでそのまま完投させるか?たとえ1-0で終わっても大阪1位の近畿1勝はかなりのアドバンテージになるのでつらいところ。
予報よりも早く降り出した雨がどれだけいたずらするか?で戦局も変わるがどうやら点は滋賀短大付を味方したようだ!
6回表履正社は3番からの攻撃でいきなり先頭の辻琉が初球セーフティーとなりふり構わず攻めたがまたもや三者凡退。
その裏滋賀短大付も同じく3番からの攻撃。3番・岡が7球粘って四球をもぎ取りチャンス。ここまでチーム2安打なだけに4番に送りバントでも定石と思ったが、保木監督は普通に打たせて初球空振り。1-1からの3球目打った瞬間思わず「(ショートゴロ)ゲッツーや・・・」と呻いてしまったが、ショート・矢野が三遊間のゴロを弾き内野安打でオールセーフ!!
このあたりから小康状態の雨が大雨へと変わり、投手にとっては非常に厳しいコンディションとなりここでまさかのストレートの四球で無死満塁。
まだ1点リードしているが、多田監督は同点・逆転されたら厳しいと悟ったのか?この状況でショートの矢野をリリーフに送りピッチャーとショートを入れ替えた。
できれば押し出しもあり得るので6番・北島には追い込まれるまでじっくりボールを見極めてほしかったが、、、、、チーム全体でチャンスはファーストストライクから打ちに行くのが決まり事なのか?ここもいきなり初球から手を出しこれがラッキーパンチでまさかの左中間走者一掃タイムリースリーベースであっという間に3-1と逆転に成功!
3塁側アルプスは狂喜乱舞だったが、僕もスタンド後方で舞い上がって歓喜の雄たけびを上げていた!!
なおも無死3塁とチャンスは続き初球セーフティ―スクイズのサインでも出ていたのか?3塁走者大きく飛び出していた。結局バッテリーが警戒しすぎてストレートの四球。8番・関東も初球スクイズはファール・・・。しかし1-1からもう1回仕掛けて今度はマンマと成功し貴重な4点目!!
さらに雨が降りしきり足元が悪い中バント攻めが続き9番・櫻本も1死2塁からバント。初球ファールだったが、2球目は犠打エラーで1死1・3塁とした。1番・森も1-2からスクイズしてきたが、履正社バッテリーに見破られ3塁走者挟殺されてしまった・・・・・。それでも四球をもらい2番・加藤はレフトフライに倒れたが打者9人攻撃で5回までおとなしかった打線が4点をもぎ取りさあ逃げ切り体制へ・・・と思ったところで審判が試合を止めてまさかの雨天中断・・・・・。
せっかく4点を挙げて逆転に成功したが、気勢を削がれてしまう格好だ・・・・・。少し前までだったら7回表終了時点で勝っていれば試合成立となり降雨コールドで勝ちが転がり込んでくる直前ゆえにこのままノーゲームになれば気が気でない、、、、、
現状だと最悪「継続試合」で翌日7回表から再スタートとなるが、一晩過ごしてからの残り3イニングなんてメチャクチャ難しくなる。おそらく滋賀短大付ナインは興奮して一睡もできないまま、また神戸に時間をかけてバス移動となると大逆転されても不思議でない。なんとか今日中に決着をつけないと・・・・。とヤキモキながら43分間待たされて無事に整備を終えて試合再開にこぎつけた!
7回表櫻本投手の調子が不安だったが、うまく中断時間を過ごしたようで、6番からの攻撃で初球ストライクが入り一安心。しかし2-1からセンター前ヒットを喰らい気が抜けない。
多田監督は下位打線3連続代打を送る執念の采配を見せたが、無難に打ち取り大事には至らなかった。
履正社の2番手・背番号6の矢野は7回8回とヒット1本のみに抑え、6回頭から投げていたら完封負けしていたのでは?と思わせるような安定感をみせつけた。
こうなると櫻本投手の踏ん張りで逃げ切るしかない。8回1番からの好打順が最終関門と見ていたが、なんと3球でツーアウトを取れた!やはり相手打者の焦りもあったと思うが、ここからヒットと四球で1・2塁と塁上賑わしすかさず保木監督がタイムを要求。取られても1点で抑えて欲しい場面で、5番・金光を2球で追い込み勝負を急がずボール球を2つ混ぜてから最後は内120km直球で見逃しの三振を奪い勝負あり。
9回も先頭の6番・田中が初球センターフライに倒れるなど簡単にツーアウト。8番・途中代打で出た岩本がショート内野安打を放ちドキっとしたが、最後は8球粘られるも力ないセカンドフライで試合終了。
なんと大阪桐蔭に完勝した大阪1位の履正社相手に滋賀の初出場・滋賀短大付がワンチャンスを活かして堂々の完勝という大番狂わせを演じて近畿大会一番星を挙げた。
試合時間は1時間59分だが、中断43分を挟んだので試合終了11時43分と遅くなった。このまま残り2試合消化したらナイター点灯するだろうなあとほくそ笑んでいたが、、、、、
試合終了のサイレンから数分後・・・雨は上がり試合進行に影響はないと思われたが、まさかの第2試合・第3試合の中止が発表され、この2試合は月曜日11時から2試合にスライドされ、明日の3試合は予定通りと。。。。。
ようするに1試合消化したので払い戻しはせず、3日連続神戸市営地下鉄に乗ることが確定したわけで・・・・・。ナイターは没収となり、明後日もHMF神戸行かとため息が。。。。。
今回は秋季中国大会の島根遠征があるので4日間しか顔を出せないはずが5回もここに顔を出せることにはなったが、入場料・交通費・昼食代を考えると素直には喜べなかった。
ただ、滋賀短大付が大金星を挙げた試合観戦できたことは1000円の入場券で価値はあったと思うが。。。
HMF神戸は春の大学野球で第3試合中盤に土砂降りとなりノーゲームもあったし、夏の兵庫大会でも第2試合開始前に大雨が降って中止など結構、グラウンドが水浸しになるシーンをスタンドで観ているのだが、、、、、
まだ紀三井寺など遠距離でなく宿泊観戦でもないし片道1時間程度で家に帰れるので良しとしたい。
さて翌日は2試合が月曜日にスライドされたので、大会2日目3試合がそのまま開催される。1日空けて青空が戻り今度は天気に心配ない。
第1試合の東洋大姫路ー龍谷大平安も1回戦屈指の好カードだが、僕は第2試合の三田学園ー市和歌山を非常に楽しみにしていた!!20年ぶりの近畿大会出場の三田学園が1位校・2位校を避けて同じ3位校の市和歌山との対戦。相手にとって不足はないし、ロースコアの接戦に持ち込んで勝機を見出せるか?
まずは第1試合だが、県大会準々決勝まで沈黙していた東洋打線が平安投手陣に初回から襲い掛かる!そして平安・原田監督にとっては事実上この試合が最後の公式戦になろうとは。。。それはまた次回の講釈で。
チーム名 選手名 投球回 打者 投球数 安打 犠打 四球 死球 三振 失点 自責
履 正 社 辻琉 5 0/3 24 75 3 1 4 1 2 3 2
履 正 社 矢 野 3 13 36 2 2 2 0 1 1 1
滋 短 附 櫻 本 9 42 122 7 1 1 0 1 1 1
(完)
🌟次回予告🌟
10/19 秋季近畿大会2日目第1試合 ほっともっとフィールド神戸 東洋大姫路(兵庫①)-龍谷大平安(京都②)
10/19 秋季近畿大会初日開幕試合 ほっともっとフィールド神戸 滋賀短大付(滋賀②)-履正社(大阪①) 8:58~11:40 中断43分
一二三四五六七八九十計HE
履 正 社100000000 173 辻琉、矢野-平山、根岸
滋 短 附00000400X 451 櫻本-大窪
第二試合 第三試合
天 理 大阪学院
和歌山東 北 稜
2024年最後の野球観戦が近づいてきた・・・・・10月19日から3週連続で開催される秋季近畿大会。今回は10月25日~27日まで2泊3日で松江・浜山の秋季中国大会観戦で島根遠征に行くのですべてを見ることはできないが、今年は兵庫主管なんでいつも通り春は明石トーカロ・秋はほっともっとフィールド神戸ゆえに自宅から1時間程度で通える!
これが終わると、マスターズ甲子園・兵庫県知事杯最後に三重県愛知県ピックアップ交流試合in津で冬眠に入る。
この日はあいにくの予報で午前中40%午後は70%という降水確率で11時から雨予報だった。HMF神戸hが2階席に屋根があるが、高校野球や大学野球では閉鎖されているので上がれない。庇が大きいので1・3塁側の端っこだったら雨が降っても大丈夫と開門8時少し前に総合運動公園駅に到着して3塁側の好位置をキープできた。
初日から4日目までは9時から3試合。最大の注目は第2試合の和歌山東ー天理。和歌山大会決勝で和智弁相手に11安打完封負けした和歌山東が天理相手にどこまで食らいつけるか???
天理は天理大学の藤原監督が高校に異動してきただけに今まで以上に手ごわいと思われるが、米原監督の采配で活路を見出せるか???
第3試合で北稜が出てくるが、今まで1度も見たことがないし、ヘタすりゃ3試合連続ワンサイドゲームで2試合くらいコールドになってしまうかも???という不安もあった。
まず開幕試合に登場する滋賀短大付は全く聞いたこともないチームだし、あの桐蔭に完勝した履正社が相手では名前負けして自滅するかも?という不安しかなかった。天気予報を考えるとサクサク試合が終わった方が良いのかもしれないが、、、、、
とりあえず球場到着までは天気も持ち試合開始前までは薄日も漏れて滞りなく野球ができると思ったのだが、、、、、どうやら滋賀短大付がじゃんけんで勝って後攻を選択した模様。
履正社はエース温存して背番号4の辻琉が先発。なんとサブマリン投法だった!!滋賀短大付はサウスポーエース・櫻本だったが彼のスローボールが面白いように履正社打線を翻弄するとは。
最近履正社は近畿大会に出ると張り切ってブラスバンドの応援が駆け付けるがこの日は口ラッパの応援。そして滋賀短大付の方が遠路はるばるブラスバンドが駆け付け、応援団も滋賀学園よろしくダンス応援を披露してくれた!
試合はプレーボールのサイレンと同時に履正社の先頭・矢野が初球セーフティーバントをかまし内野安打。すると多田監督は岡田監督と違って早速盗塁敢行しその後に送りバントで1死3塁と形を作って3番・辻琉がセンター犠飛を放ちノーヒットで1点をもぎ取り早くも僕は戦意喪失気味・・・その頃、予報よりも早く雨が降りだした!!
もう降雨ノーゲームの規定がないので、このまま続行した方がよかろう。そして県大会だったら第3試合途中で雨天試合打ち切りなら入場券にスタンプ押印してもらえたら今大会の次回入場時に無料入場できるが、近畿大会だったら第1試合成立すると払い戻しはしないルールなんで・・・・・。
そうこうしているうちに4番・福原がフルカウントからライト前ヒットを放つも1点どまりで終わってくれた。
滋賀短大付は案の定、アンダースローにタイミングが合わず三者凡退で攻撃終了。
なんとか8回まで残り7イニング5失点以内で、と計算しながら見ていたが2回も先頭打者に右中間ヒットを許し、岡田監督だったら100%送りバントのサインだが、多田監督は全く動かず6球目ショートゴロで走者入れ替わり。1死1塁から初球バントがファールになると、強打に切り替えてショートゴロゲッツーコースと思われたが、慣れない内野天然芝と雨で濡れている影響もあってかこれを弾いてエラーでオールセーフ。多田監督は大阪桐蔭を力でねじ伏せたイメージをまだ持っているのか?ここも無策でフリーに打たすが連続ライトフライで無得点。このあたりから大阪1位校のリズムが崩れてきたのかもしれない。
1点を追う滋賀短大付はその裏5番・峯が粘って四球をもぎ取り完全試合回避で近畿大会初走者。当然2死覚悟で送りバントで得点圏に走者を進めるべく保木監督はバントのサインを出すが1ボールからキャッチャーフライ。数少ないチャンスがしぼんだ。
3回表履正社は簡単にツーアウトを取られるが、4番・福原が2打席連続ヒットを放ち簡単には終わってくれない。それでも櫻本投手はストライク先行で打たせて取るピッチングで辛抱し続けていた。
そして3回裏先頭打者がサード悪送球で出塁し無死1塁。ここは9番・櫻本投手ゆえに手堅く送って上位に回すのが定石だが、保木監督は2回のバント失敗が頭をよぎったのか?それともセオリー無視の奔放な采配を好むタイプなのか???1-1からまさかのバスターエンドランを仕掛けファーストゴロで1死2塁。このあたりで雨が気になっているのか?辻琉投手が足場をしきりに気にして1番・森は1ボールからセーフティーバントもファール。ここから思いっきり粘り11球投げさせて四球をもぎ取り1死1・2塁。2番・加藤は送りバント初球ファールも2球目に決め、3番・岡がデッドボールで2死満塁でバッター4番。ここでなんとか1本放って逆転して勝機を見出したいところだが、大窪は第1打席で三振したので打ち気にはやり初球ショートゴロで三者残塁。
この試合最大のチャンスを逃してしまい中盤に3点くらいのビッグイニングを作られ試合の趨勢が決まりそうなイヤな予感がした・・・・・。
序盤は善戦しても、中盤からボチボチ守りから音を立てて崩れていくのがかつての滋賀野球だったが、初出場・滋賀短大付はそれにあてはまらなかった。
履正社ナインや監督たちがいつでも打てるという慢心があったのかは分からないが、技巧派サウスポー櫻本がスローボールで幻惑し、4・5回と3人ずつで履正社打線を打ち取りコールド回避はもちろんのこと同点に追いつけば後攻ゆえにどさくさに紛れてサヨナラ勝ちもあり得るかも?!と期待を抱かせた。
しかし、攻撃面が空回り。4回2死からヒットが出ても1塁けん制タッチアウト!5回も2死から1番・森が左中間へツーベースを放ったものの2番・加藤初球打ちはセカンドゴロで1-0のまま整備に入った。
予想に反して滋賀短大付の大健闘が目立つ開幕試合。試合開始当初から雨が降り、慣れない内野天然芝のグラウンドでお互い余所行きの野球になっているのかもしれないが、舞洲で大阪桐蔭を粉砕して大阪1位となった履正社だし、多田監督に交代して機動力野球を取り入れたとかで初回早速機能したが試合が進むにつれ打線が機能しなくなってきた・・・。
滋賀短大付はエース・櫻本の頑張りがすべてだが、いかんせん打つ方が全く援護できず数少ないチャンスも早打ちで凡打に終わりまだ相手先発の辻琉は5回で61球しか投げていない。
エース温存しているし、タイミングが合っていないのでそのまま完投させるか?たとえ1-0で終わっても大阪1位の近畿1勝はかなりのアドバンテージになるのでつらいところ。
予報よりも早く降り出した雨がどれだけいたずらするか?で戦局も変わるがどうやら点は滋賀短大付を味方したようだ!
6回表履正社は3番からの攻撃でいきなり先頭の辻琉が初球セーフティーとなりふり構わず攻めたがまたもや三者凡退。
その裏滋賀短大付も同じく3番からの攻撃。3番・岡が7球粘って四球をもぎ取りチャンス。ここまでチーム2安打なだけに4番に送りバントでも定石と思ったが、保木監督は普通に打たせて初球空振り。1-1からの3球目打った瞬間思わず「(ショートゴロ)ゲッツーや・・・」と呻いてしまったが、ショート・矢野が三遊間のゴロを弾き内野安打でオールセーフ!!
このあたりから小康状態の雨が大雨へと変わり、投手にとっては非常に厳しいコンディションとなりここでまさかのストレートの四球で無死満塁。
まだ1点リードしているが、多田監督は同点・逆転されたら厳しいと悟ったのか?この状況でショートの矢野をリリーフに送りピッチャーとショートを入れ替えた。
できれば押し出しもあり得るので6番・北島には追い込まれるまでじっくりボールを見極めてほしかったが、、、、、チーム全体でチャンスはファーストストライクから打ちに行くのが決まり事なのか?ここもいきなり初球から手を出しこれがラッキーパンチでまさかの左中間走者一掃タイムリースリーベースであっという間に3-1と逆転に成功!
3塁側アルプスは狂喜乱舞だったが、僕もスタンド後方で舞い上がって歓喜の雄たけびを上げていた!!
なおも無死3塁とチャンスは続き初球セーフティ―スクイズのサインでも出ていたのか?3塁走者大きく飛び出していた。結局バッテリーが警戒しすぎてストレートの四球。8番・関東も初球スクイズはファール・・・。しかし1-1からもう1回仕掛けて今度はマンマと成功し貴重な4点目!!
さらに雨が降りしきり足元が悪い中バント攻めが続き9番・櫻本も1死2塁からバント。初球ファールだったが、2球目は犠打エラーで1死1・3塁とした。1番・森も1-2からスクイズしてきたが、履正社バッテリーに見破られ3塁走者挟殺されてしまった・・・・・。それでも四球をもらい2番・加藤はレフトフライに倒れたが打者9人攻撃で5回までおとなしかった打線が4点をもぎ取りさあ逃げ切り体制へ・・・と思ったところで審判が試合を止めてまさかの雨天中断・・・・・。
せっかく4点を挙げて逆転に成功したが、気勢を削がれてしまう格好だ・・・・・。少し前までだったら7回表終了時点で勝っていれば試合成立となり降雨コールドで勝ちが転がり込んでくる直前ゆえにこのままノーゲームになれば気が気でない、、、、、
現状だと最悪「継続試合」で翌日7回表から再スタートとなるが、一晩過ごしてからの残り3イニングなんてメチャクチャ難しくなる。おそらく滋賀短大付ナインは興奮して一睡もできないまま、また神戸に時間をかけてバス移動となると大逆転されても不思議でない。なんとか今日中に決着をつけないと・・・・。とヤキモキながら43分間待たされて無事に整備を終えて試合再開にこぎつけた!
7回表櫻本投手の調子が不安だったが、うまく中断時間を過ごしたようで、6番からの攻撃で初球ストライクが入り一安心。しかし2-1からセンター前ヒットを喰らい気が抜けない。
多田監督は下位打線3連続代打を送る執念の采配を見せたが、無難に打ち取り大事には至らなかった。
履正社の2番手・背番号6の矢野は7回8回とヒット1本のみに抑え、6回頭から投げていたら完封負けしていたのでは?と思わせるような安定感をみせつけた。
こうなると櫻本投手の踏ん張りで逃げ切るしかない。8回1番からの好打順が最終関門と見ていたが、なんと3球でツーアウトを取れた!やはり相手打者の焦りもあったと思うが、ここからヒットと四球で1・2塁と塁上賑わしすかさず保木監督がタイムを要求。取られても1点で抑えて欲しい場面で、5番・金光を2球で追い込み勝負を急がずボール球を2つ混ぜてから最後は内120km直球で見逃しの三振を奪い勝負あり。
9回も先頭の6番・田中が初球センターフライに倒れるなど簡単にツーアウト。8番・途中代打で出た岩本がショート内野安打を放ちドキっとしたが、最後は8球粘られるも力ないセカンドフライで試合終了。
なんと大阪桐蔭に完勝した大阪1位の履正社相手に滋賀の初出場・滋賀短大付がワンチャンスを活かして堂々の完勝という大番狂わせを演じて近畿大会一番星を挙げた。
試合時間は1時間59分だが、中断43分を挟んだので試合終了11時43分と遅くなった。このまま残り2試合消化したらナイター点灯するだろうなあとほくそ笑んでいたが、、、、、
試合終了のサイレンから数分後・・・雨は上がり試合進行に影響はないと思われたが、まさかの第2試合・第3試合の中止が発表され、この2試合は月曜日11時から2試合にスライドされ、明日の3試合は予定通りと。。。。。
ようするに1試合消化したので払い戻しはせず、3日連続神戸市営地下鉄に乗ることが確定したわけで・・・・・。ナイターは没収となり、明後日もHMF神戸行かとため息が。。。。。
今回は秋季中国大会の島根遠征があるので4日間しか顔を出せないはずが5回もここに顔を出せることにはなったが、入場料・交通費・昼食代を考えると素直には喜べなかった。
ただ、滋賀短大付が大金星を挙げた試合観戦できたことは1000円の入場券で価値はあったと思うが。。。
HMF神戸は春の大学野球で第3試合中盤に土砂降りとなりノーゲームもあったし、夏の兵庫大会でも第2試合開始前に大雨が降って中止など結構、グラウンドが水浸しになるシーンをスタンドで観ているのだが、、、、、
まだ紀三井寺など遠距離でなく宿泊観戦でもないし片道1時間程度で家に帰れるので良しとしたい。
さて翌日は2試合が月曜日にスライドされたので、大会2日目3試合がそのまま開催される。1日空けて青空が戻り今度は天気に心配ない。
第1試合の東洋大姫路ー龍谷大平安も1回戦屈指の好カードだが、僕は第2試合の三田学園ー市和歌山を非常に楽しみにしていた!!20年ぶりの近畿大会出場の三田学園が1位校・2位校を避けて同じ3位校の市和歌山との対戦。相手にとって不足はないし、ロースコアの接戦に持ち込んで勝機を見出せるか?
まずは第1試合だが、県大会準々決勝まで沈黙していた東洋打線が平安投手陣に初回から襲い掛かる!そして平安・原田監督にとっては事実上この試合が最後の公式戦になろうとは。。。それはまた次回の講釈で。
チーム名 選手名 投球回 打者 投球数 安打 犠打 四球 死球 三振 失点 自責
履 正 社 辻琉 5 0/3 24 75 3 1 4 1 2 3 2
履 正 社 矢 野 3 13 36 2 2 2 0 1 1 1
滋 短 附 櫻 本 9 42 122 7 1 1 0 1 1 1
(完)
🌟次回予告🌟
10/19 秋季近畿大会2日目第1試合 ほっともっとフィールド神戸 東洋大姫路(兵庫①)-龍谷大平安(京都②)
📣さわかみ関西独立リーグ オープン戦日程のお知らせ
https://kandok.jp/archives/9903/
3月2日~31日まで20試合組まれております。たいがい12時開始でたまに11時開始とありますが、、、、、
注目は3月17日火曜日 11時開始 堺ー和歌山 紀三井寺球場で開催されますね。
センバツ開幕2日前だし、天気が良ければJR和歌山駅でレンタサイクル借りて、
僕だけの聖地・紀三井寺へ行きスコア付けないので11時前に球場入りして
昼ご飯は中抜けで和歌山ラーメン食べるもよし。
だいたい13時30分過ぎには終わるだろうから、紀三井寺・日前宮にお参りして
喫茶店で打ち上げして帰ればちょうどよいかと。
しかしオープン戦は平日のみで、龍間・黒田庄・三木山・みなと堺と僕が名前しか
知らない縁のない球場をズラリと並べているのがいかにもカンドクらしいなあと!
📝<春風に乗って>’26センバツ 三重 出場決定までの軌跡/上 「失意の夏」バネに成長 打線のつながりを意識
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1e32fdfefa905072c04176ac03fb25ede0ae94d
第98回選抜高校野球大会で三重の8年ぶり14回目の出場が決まった。チームは夏の敗戦をバネにして練習に励み、沖田展男監督が「全員で打ち、全員で守れるのが魅力」と語るまでに成長した。県大会、東海大会を戦い抜き、センバツへの切符をつかむまでの軌跡を追う。
失意からのスタートだった。春季東海大会を11年ぶりに制し、優勝候補として臨んだ夏の三重大会。「打線がよく打つチーム」と沖田監督も自信を持って挑んだ初戦の2回戦で昴学園に抑えられ、0-2で敗退した。夏が終わり、沖田監督は新たなチーム作りに乗り出した。長打力を誇った3年生が抜けたことで「少ないチャンスをものにできるチームにしよう」と考えた。
意識したのは打線のつながりだ。長打に頼らず、出塁した走者を着実に進め、還すことを目指した。増やしたのは実戦的な練習だった。野手が守備位置に就いて行うシート打撃に加え、走者やアウトによってさまざまな場面を想定した打撃練習も行った。狙いは打順にも反映した。象徴的だったのは、チームの主砲が起用されることが多い4番に、足が速くセーフティーバントを得意とする河口遼(1年)を起用したことだ。
河口は当初は1番打者が多かったという。秋季県大会で初戦となった2回戦から大役を任され、「臨機応変に対応できるのが自分の強み。前にも後にも強い打者がいるので、つなげるのが僕の役割」と自負する。意識して取り組んできた「打線のつながり」でものにした試合がある。秋季県大会3回戦で昴学園と対戦した。夏に苦い思いをさせられた相手とは約1カ月前に秋季県大会南地区予選で対戦し、勝ったとはいえ、延長までもつれていた。
侮れない因縁の相手と、一回から互いに譲らなかった。スコアボードにゼロが並ぶ中、均衡を破ったのは後攻の三重打線だった。
八回裏に先頭打者から連打などで1死一、三塁と好機を広げると、3連続適時打で一気に4点を奪った。終盤に打線がつながり、九回表を0点に抑えて、夏の借りを返した。
新チームの攻撃パターンを確立し、準々決勝、準決勝をいずれも七回コールドで勝ち進み、決勝では、夏の甲子園に出場した津田学園と対戦した。一回、制球の定まらない相手投手の立ち上がりを攻め、二塁打や2四球などで2死満塁から、連続適時打で3点を先取した。その後、両チームが点を取り合う中、三重は追い付かれることなく、逃げ切った。県大会を制し、東海大会に挑むことになる。
👣「立ち止まることなく」 四日市高校59年ぶりの甲子園出場ならず
https://news.yahoo.co.jp/articles/65f4d070b89ab0a43b6f4298370ebbdba19d9fdc
21世紀枠の最終候補校に残っていた三重県立四日市高校は選ばれず、59年ぶりの甲子園出場はなりませんでした。
県内で唯一、夏の甲子園の優勝経験がある四日市高校。県内屈指の進学校として知られていて、去年の秋の県大会では甲子園出場経験のある高校を相次いで破りベスト4進出。今回、野球と勉強の両立などが評価され、21世紀枠の最終候補9校に選ばれました。
1月30日午後、諸岡校長や加藤監督をはじめとする学校関係者が多目的ホールに集まり、出場校発表の瞬間を見守りましたが、四日市高校の名前は呼ばれず、1967年以来の夏以来59年ぶりの甲子園出場はなりませんでした。
加藤監督は「ここで立ち止まることなく、春に向けて、また夏に向けて、もう一段、二段レベルを上げて戦えるチームにしたい」と話しました。
隯主将は「気持ちとしてはやっぱり残念。21世紀枠があるかもしれないという可能性があるだけで、僕たちのモチベーションは上がって、練習の励みになったので、そういうチャンスを得られたことは本当に大きな成果、効果があった。モチベーションが高いまま練習を続けて、春・夏と良い試合を続け、頂点を目指せるように頑張りたい」と話しました。
☟花巻東の野球部員、ほぼ半数が県外出身に アメリカからも
https://news.yahoo.co.jp/articles/b99c9514f7c89145726cb67ae6e09915698267ea
2024年の夏から4季連続で甲子園大会に出場する花巻東高(岩手県花巻市)の野球部は26年春入学の新入部員について、アメリカからの生徒を含む半数ほどが県外出身者となる見通しとなった。2日に決まった。佐々木洋監督は「県内・県外ともいいバランスを保って、強いチームを作って行きたい」と話している。
大リーグの菊池雄星投手や大谷翔平選手を輩出した同高野球部は、原則として岩手県内の中学出身者が入部していた。しかし、佐々木監督が「全国から人材を募って、世界で活躍する人材を育てたい」として25年春に門戸を開放。昨春の新入部員は28人中、14人が県外出身者となった。
今春は新入部員38人のうち、23人が県外出身。佐々木監督は「(県外出身者が半数となった)昨春は県内出身者との融和に苦労するかと思ったら、そうでもなかった。ベンチ入りやスタメンの選手の内訳も県内と県外の人数はそう変わらない」と明かす。「県内出身者はおとなしい子が多いが、県外は元気で積極性がある子が多く、お互い、いい刺激になっているようだ」と県外から部員を募る意義を強調する。
同野球部ではすでにドイツから編入した選手がいるほか、今年の新入部員にはアメリカからやってきた選手もおり、国際化も進んでいる。「県内・県外の比率は、あまり意識せずに選考し、このような結果になった。来年以降も半々ぐらいで募ることができれば」と佐々木監督は話す。
また、学校法人の理事長でもある小田島順造校長は「私立高として特色のある教育を目指しており、野球部もそのひとつだ。しかし県外出身者が多くなると県民の皆さんの共感を得られない可能性もあるので、1学年の人数を増やし、昨年より多い15人の県内出身者を入れた。多様な部員が所属することになり、今後の化学反応が楽しみだ」と話していた。
https://kandok.jp/archives/9903/
3月2日~31日まで20試合組まれております。たいがい12時開始でたまに11時開始とありますが、、、、、
注目は3月17日火曜日 11時開始 堺ー和歌山 紀三井寺球場で開催されますね。
センバツ開幕2日前だし、天気が良ければJR和歌山駅でレンタサイクル借りて、
僕だけの聖地・紀三井寺へ行きスコア付けないので11時前に球場入りして
昼ご飯は中抜けで和歌山ラーメン食べるもよし。
だいたい13時30分過ぎには終わるだろうから、紀三井寺・日前宮にお参りして
喫茶店で打ち上げして帰ればちょうどよいかと。
しかしオープン戦は平日のみで、龍間・黒田庄・三木山・みなと堺と僕が名前しか
知らない縁のない球場をズラリと並べているのがいかにもカンドクらしいなあと!
📝<春風に乗って>’26センバツ 三重 出場決定までの軌跡/上 「失意の夏」バネに成長 打線のつながりを意識
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1e32fdfefa905072c04176ac03fb25ede0ae94d
第98回選抜高校野球大会で三重の8年ぶり14回目の出場が決まった。チームは夏の敗戦をバネにして練習に励み、沖田展男監督が「全員で打ち、全員で守れるのが魅力」と語るまでに成長した。県大会、東海大会を戦い抜き、センバツへの切符をつかむまでの軌跡を追う。
失意からのスタートだった。春季東海大会を11年ぶりに制し、優勝候補として臨んだ夏の三重大会。「打線がよく打つチーム」と沖田監督も自信を持って挑んだ初戦の2回戦で昴学園に抑えられ、0-2で敗退した。夏が終わり、沖田監督は新たなチーム作りに乗り出した。長打力を誇った3年生が抜けたことで「少ないチャンスをものにできるチームにしよう」と考えた。
意識したのは打線のつながりだ。長打に頼らず、出塁した走者を着実に進め、還すことを目指した。増やしたのは実戦的な練習だった。野手が守備位置に就いて行うシート打撃に加え、走者やアウトによってさまざまな場面を想定した打撃練習も行った。狙いは打順にも反映した。象徴的だったのは、チームの主砲が起用されることが多い4番に、足が速くセーフティーバントを得意とする河口遼(1年)を起用したことだ。
河口は当初は1番打者が多かったという。秋季県大会で初戦となった2回戦から大役を任され、「臨機応変に対応できるのが自分の強み。前にも後にも強い打者がいるので、つなげるのが僕の役割」と自負する。意識して取り組んできた「打線のつながり」でものにした試合がある。秋季県大会3回戦で昴学園と対戦した。夏に苦い思いをさせられた相手とは約1カ月前に秋季県大会南地区予選で対戦し、勝ったとはいえ、延長までもつれていた。
侮れない因縁の相手と、一回から互いに譲らなかった。スコアボードにゼロが並ぶ中、均衡を破ったのは後攻の三重打線だった。
八回裏に先頭打者から連打などで1死一、三塁と好機を広げると、3連続適時打で一気に4点を奪った。終盤に打線がつながり、九回表を0点に抑えて、夏の借りを返した。
新チームの攻撃パターンを確立し、準々決勝、準決勝をいずれも七回コールドで勝ち進み、決勝では、夏の甲子園に出場した津田学園と対戦した。一回、制球の定まらない相手投手の立ち上がりを攻め、二塁打や2四球などで2死満塁から、連続適時打で3点を先取した。その後、両チームが点を取り合う中、三重は追い付かれることなく、逃げ切った。県大会を制し、東海大会に挑むことになる。
👣「立ち止まることなく」 四日市高校59年ぶりの甲子園出場ならず
https://news.yahoo.co.jp/articles/65f4d070b89ab0a43b6f4298370ebbdba19d9fdc
21世紀枠の最終候補校に残っていた三重県立四日市高校は選ばれず、59年ぶりの甲子園出場はなりませんでした。
県内で唯一、夏の甲子園の優勝経験がある四日市高校。県内屈指の進学校として知られていて、去年の秋の県大会では甲子園出場経験のある高校を相次いで破りベスト4進出。今回、野球と勉強の両立などが評価され、21世紀枠の最終候補9校に選ばれました。
1月30日午後、諸岡校長や加藤監督をはじめとする学校関係者が多目的ホールに集まり、出場校発表の瞬間を見守りましたが、四日市高校の名前は呼ばれず、1967年以来の夏以来59年ぶりの甲子園出場はなりませんでした。
加藤監督は「ここで立ち止まることなく、春に向けて、また夏に向けて、もう一段、二段レベルを上げて戦えるチームにしたい」と話しました。
隯主将は「気持ちとしてはやっぱり残念。21世紀枠があるかもしれないという可能性があるだけで、僕たちのモチベーションは上がって、練習の励みになったので、そういうチャンスを得られたことは本当に大きな成果、効果があった。モチベーションが高いまま練習を続けて、春・夏と良い試合を続け、頂点を目指せるように頑張りたい」と話しました。
☟花巻東の野球部員、ほぼ半数が県外出身に アメリカからも
https://news.yahoo.co.jp/articles/b99c9514f7c89145726cb67ae6e09915698267ea
2024年の夏から4季連続で甲子園大会に出場する花巻東高(岩手県花巻市)の野球部は26年春入学の新入部員について、アメリカからの生徒を含む半数ほどが県外出身者となる見通しとなった。2日に決まった。佐々木洋監督は「県内・県外ともいいバランスを保って、強いチームを作って行きたい」と話している。
大リーグの菊池雄星投手や大谷翔平選手を輩出した同高野球部は、原則として岩手県内の中学出身者が入部していた。しかし、佐々木監督が「全国から人材を募って、世界で活躍する人材を育てたい」として25年春に門戸を開放。昨春の新入部員は28人中、14人が県外出身者となった。
今春は新入部員38人のうち、23人が県外出身。佐々木監督は「(県外出身者が半数となった)昨春は県内出身者との融和に苦労するかと思ったら、そうでもなかった。ベンチ入りやスタメンの選手の内訳も県内と県外の人数はそう変わらない」と明かす。「県内出身者はおとなしい子が多いが、県外は元気で積極性がある子が多く、お互い、いい刺激になっているようだ」と県外から部員を募る意義を強調する。
同野球部ではすでにドイツから編入した選手がいるほか、今年の新入部員にはアメリカからやってきた選手もおり、国際化も進んでいる。「県内・県外の比率は、あまり意識せずに選考し、このような結果になった。来年以降も半々ぐらいで募ることができれば」と佐々木監督は話す。
また、学校法人の理事長でもある小田島順造校長は「私立高として特色のある教育を目指しており、野球部もそのひとつだ。しかし県外出身者が多くなると県民の皆さんの共感を得られない可能性もあるので、1学年の人数を増やし、昨年より多い15人の県内出身者を入れた。多様な部員が所属することになり、今後の化学反応が楽しみだ」と話していた。
📝「豊中ローズ球場」の外野フェンスに広告掲出へ 市、歳入確保へ公共施設活用狙う
https://news.yahoo.co.jp/articles/40b666f75b56b4b96de7aa9c240780f38a35ff0b
大阪府豊中市曽根南町の「豊中ローズ球場」(豊島公園野球場)で、管理運営する市が、外野フェンスやスタンド通路壁面に有料広告を掲出する事業をスタートさせる。公共施設を活用して新たな歳入を確保するのが目的で、同市の体育施設では初めてという。
同球場は昭和43年開設。平成6~8年の改修でスタンドやナイター照明などを備え、この際に公募で「豊中ローズ球場」の愛称がつけられた。令和5年からはグラウンドの芝生の張り替え、ナイター設備やスコアボードのLED化などが行われ、6年12月にリニューアルオープン。「高校野球発祥の地・豊中ミュージアム」も設けられた。全国高校野球選手権大阪大会やプロ野球ウエスタン・リーグの公式戦などに使われている。約1200人収容。
市は安定的な財源確保のため公共施設を有効活用しようと、市の施設の愛称命名権を付与する「ネーミングライツ」事業などを展開しており、今回の広告掲出事業もその流れで行う。
掲出される広告は、外野フェンスのものが縦1メートル、横7メートルでライト側、レフト側にそれぞれ3区画、スタンド通路壁面のものがB0サイズ(縦約1・5メートル、横約1メートル)で8区画設ける。
市は全14区画分の最低基準額を70万2千円(年額、税抜き)に設定。広告掲出事業者(広告代理店)を今月募集し、最高額を提示した応募者を事業者に決定する。
事業者が市の基準に基づいて広告主を募集し、広告物を製作。市の審査などを経て掲出する。掲出期間は今年6月から11年3月までの2年10カ月。
☟高校野球で起こる誹謗中傷…選抜前に異例の表明 高野連&主催者「看過できない」
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f104a5ded722af558f3dd2ab78b61c56281f4a3
「確認された場合には法的措置を含めた毅然とした対応」
公益財団法人日本高等学校野球連盟と株式会社毎日新聞社は31日、第98回選抜高等学校野球大会の開幕を前に、選手や審判、スタッフら大会関係者に対する誹謗中傷や差別的な言動への考え方と対応方針を公式に表明した。3月19日の開幕を控え、前日に出場32校が決定したことを受け、主催者としての姿勢を明確にした。
近年、スポーツ競技大会を巡っては、大会関係者に向けた誹謗中傷や差別的言動が、特にSNS上で拡散される事案が確認されているという。主催者は、こうした行為が名誉や尊厳、人権を傷つけ、心身に深刻な影響を及ぼすもので「決して看過できない」と強調した。
本大会は、日本学生野球憲章に基づき開催される。基本原理として「教育の一環であり、平和で民主的な人類社会の形成者として必要な資質を備えた人間の育成を目的とする」「友情、連帯そしてフェアプレーの精神を理念とする」と定められており、全国の高校球児が日々の鍛錬の成果を発揮し、スポーツマンシップに則って真剣勝負を繰り広げる舞台だと位置付けた。
主催者は、誹謗中傷や差別的な言動を厳に慎むよう求め、確認された場合には法的措置を含めた毅然とした対応を取る方針を示した。すべての人が安心して大会を楽しみ、互いに敬意を持って応援できる環境づくりへの理解と協力を呼びかけている。
☝“金農”の次は高知農業 部員3人…危機乗り越え 農高の躍進続く
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e5616bfa974b011ae280f63a11b779ccc5d88ff
農業実習と練習を両立
「部員ゼロ」を乗り越えつかんだ悲願――。高知県南国市の高知農業高校が30日、第98回選抜高校野球大会(3月19日開幕、甲子園球場)の21世紀枠の出場校に選ばれた。春夏通じて甲子園初出場の同校は、5年前に部員は3人まで減少し、危機的状態だった。農業実習などで部員がそろわない中、練習を工夫し、甲子園常連校と互角に戦うまでに躍進した。選抜出場が決まった瞬間、同校関係者は、歓喜の渦に包まれた。
同校は、常に部員不足という悩みと闘ってきた。創部は1947年だが、4年で活動を休止。再開したのは、52年後の1999年だ。2021年には新入部員数がゼロとなったが、農業高校の魅力発信や、地元球児らを招いた野球教室などで部員増に努めた。連合チームをへて、23年に単独チームとなった。現在部員は21人(マネジャー3人含む)在籍する。
チームの転機は、昨年の秋季県大会の8強入りだ。圧巻だったのは準々決勝、強豪の明徳義塾高校戦。実家がナス農家の栗山典天選手(2年)が適時三塁打で得点すると、エースの山下蒼生投手(同)が1人で投げ切った。延長10回タイブレークの末、2-3と惜敗したが、強豪相手に勝利まであと一歩のところまで追いつめた。
エースの担当は畜産動物
エース山下投手は、畜産総合科に在籍する。学校では畜産動物の飼育管理を担当。週3時間、ユニホームから作業着に着替え、畜舎の掃除や餌やりをする。また、プレスハムやベーコンなどの加工食品の製造にも携わる。
チームを指揮するのは食品ビジネス科で教える下坂充洋監督(33)。東京農業大学硬式野球部出身で4年間控え捕手だったが、激戦の東都大学野球リーグで、「野球の奥深さ」「勝負の厳しさ」「一球の怖さ」を学んだ。部員には日々“戦国東都魂”を注入する。
同校は農業実習を重視。練習に部員がそろわないのが日常だ。部員不足をカバーするため、選手たちは複数のポジションを守り、指導者も練習に加わるなどして工夫を凝らす。
「目指していた場所」 へ
初の甲子園出場の切符を手にし、下坂監督は「選んでもらってうれしいという気持ちでいっぱい。生徒がすごくうれしそうなので、私たちもうれしい。勝てるよう、点が取れるよう練習したい」と意気込んだ。
修学旅行先の羽田空港で吉報を知った山下投手は「(甲子園は)目指していた場所。自分の力を発揮できるよう練習する。コーナーをつくピッチングをしたい」と力を込めた。
塩田雅彦校長は「朝早くからや放課後などの実習がある中で、部活動に精いっぱい取り組みながら、夢である甲子園に出場できたことを、全国の農高生に伝えたい」と話した。
👣神戸弘陵・岡本博公監督が退任 オリックス・東晃平らを育成 後任は女子硬式野球部部長の村井雅之氏
https://news.yahoo.co.jp/articles/8cadfc7e1291ebbeed36d123fe25bbfd65e7a2cb
春夏通算5度の甲子園大会出場を誇る神戸弘陵(兵庫)の岡本博公監督(44)が退任することが31日、分かった。同校女子硬式野球部部長の村井雅之氏(35)が後任を務める。きょう1日から新体制がスタートする。
岡本氏は同校から大阪体育大学を経て、13年に母校の監督に就任した。定評ある指導力でこれまでオリックス・東晃平投手(26)や24年ドラフト1位でソフトバンクに入団した村上泰斗投手(18)らを育てた。
昨年の秋季兵庫大会は1回戦で敗退。99年の選抜大会を最後に甲子園から遠ざかっている。今回の交代は、激戦区の兵庫で苦戦が続く現状を打破するための組織改革の一環で、指導体制を刷新して復活を期す狙いがある。岡本氏は今後、総監督として引き続き野球部に携わる。今夏は高校、大学の後輩でもある村井氏とタッグを組む新体制で、悲願の「聖地」帰還を目指す。
☝センバツ高校野球 三重・決定一夜明け 髪刈り、気持ち新た 士気高め練習に汗
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c9f5c1048861210e8bc304612891754d274539f
第98回選抜高校野球大会に出場する三重は決定から一夜明けた1月31日、松阪市内のグラウンドで練習に臨んだ。春は8年ぶりの甲子園に向けて、選手たちは気持ちも新たに躍動していた。
ランニングの後、キャッチボールやトス打撃、守備位置に選手が就くシート打撃などを行い、合間には大西新史主将(2年)が「2年生から積極的に動いていこう」と声を掛けるなど、チームの士気を高めていた。大西主将は「いろいろな人からおめでとうと声があり、反響がすごい。守備も打撃もまだまだなので、細かいところの技術をチームとして上げていきたい」と話した。
練習を見ていたコーチ陣からは「みんなの表情が変わって、明るくなった」と指摘があった。秋季東海大会で準優勝し、選抜大会への出場が期待される中、実際に選ばれて意気上がる選手たちの様子を感じ取っていた。
また、出場が決まった1月30日には2年生15人が各自、自分の髪を短く刈ったという。自らも短くした大西主将は「髪の毛を気にせず、練習がしやすい。甲子園に全員で統一感を持っていくことが夢」と笑顔で語った。
📝センバツに出場する名門・崇徳はなぜ甦ったのか グラウンドも、寮も、意識も変えた再建の日々
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa6ea07019f4e0a75bd2fa38d36e99aad970a562?page=1
3年ぶり選抜出場・崇徳高校復活物語(前編)
1976年春。紫紺の優勝旗を手に凱旋し、広島の街を熱狂の渦に巻き込んだ「崇徳」の名が、ついに甲子園の舞台に帰ってくる。
1993年以来、じつに33年ぶりとなる選抜出場。古豪と呼ばれて久しい「眠れる獅子」は、いかにして長き眠りから目覚めたのか。そこには師弟の絆、そして学校とOBが一体となった「ALL(オール)崇徳」の執念があった。
【伝説のOBを監督として招聘】
チームを指揮する藤本誠監督は「OBの悲願でした」と感慨もひとしおだ。
「私の高校時代は1995年の1年夏、1997年の3年夏の広島大会で決勝敗退。2003年から監督をやらせていただき、2006年夏も決勝で負け、秋の中国大会ではことごとくベスト8で敗れました。昨夏の広島大会で19年ぶりに決勝に進みましたが、広陵さんに逆転負けと、あと一歩の状況がずっと続いてきました」
2018年。その「あと一歩」を払拭するために、「伝説のOB」を招聘した。1976年の選抜初出場・初優勝メンバーである應武篤良さんが監督に就任。藤本さんは部長としてチームを支えることになった。
捕手として活躍した應武さんは崇徳から早稲田大へ進み、新日鉄広畑(現・日本製鉄瀬戸内)時代には日本代表の一員として1988年ソウル五輪に出場。現役引退後の1994年から新日鉄君津(現・日本製鉄かずさマジック)を率い、チームを都市対抗の常連チームへと育て上げると、2005年から早大の監督に就任。在任中は斎藤佑樹(元日本ハム)らを擁し、2010年までの12シーズンで6度のリーグ制覇と2度の日本一に導くなど、黄金時代を築いたあと、甲子園から遠ざかる母校再建のため、故郷の広島へと戻った。藤本監督は、應武さんと過ごした濃密な日々を振り返る。
「早稲田大で監督をされていた頃からいろいろとご教授いただいていたのですが、『何で勝てないのか』『おまえがやっていることは"マネージャー"であって、監督の仕事ではない』とボロクソに怒られましたね。本当に勝つことに関しては徹底されていた方でした。実際に一緒にやらせていただくことになり、いろいろと勉強させてもらいました」
【「ALL崇徳」に込められた師の遺志】
藤本監督も捕手出身。亜細亜大時代は背番号2をつけて2年春のリーグ戦からベンチ入りしたが、公式戦に出場することはなかった。
「私はずっと神宮でブルペンキャッチャーでした。4年間、一度も試合に出ることなく、ひたすら投手の球を受け、彼らをどう導くかだけを考えていました」
裏方としてチームを支えたことが、監督業に役立ったことは言うまでもない。そして、部長という一歩引いた立場から應武さんの指導や采配を目の当たりにできたことが、かけがえのない財産となった。
「試合をやっていても『そういう感じで采配するのか』と思うことはよくありました。應武さんは選手の調子の良し悪しをよく見ているんです。ただやみくもに相手のビデオを見て研究するのではなく、まずは自分たちの選手をどう導いていくか。そのうえで、こういうタイプのチームであれば、こういうタイプの投手を先発させるというのが自分のなかにあったんだと思います。『常に一手先を読みながら、その空気感を感じろ』とよく言われていました」
しかし監督就任からほどなくして、應武さんの体を病魔が蝕んでいく。入退院を繰り返しながら、最後の采配となった2021年秋の広島大会は車椅子に座り、酸素吸入をしながらベンチ入りした。
「執念を感じましたね。そこまでして母校を甲子園に連れて行きたいんだという思いを感じました」
秋の大会を終えると、授業後に應武さんを自宅まで迎えに行き、グラウンドまで送り届けた。体調が悪くて外出できない日は、練習後に電話をして選手たちの様子を伝えるなど、絶えず連絡を取り合った。
「練習試合を見ることができない日は、スコアの写真を送って今日はああだった、こうだった、こういう時はどうすべきか、應武さんならどうされますか、といった会話をほぼ毎日していました。最後まで監督としてのイロハを教えてくださいました」
應武さんは翌2022年7月から総監督に退き、藤本監督が後任として復帰。ただ、夏の広島大会は準々決勝で敗れ、病床の師に吉報を届けることはできなかった。
「最後まで監督を辞めるとは言わなかったですね。復帰するというのが自分のモチベーションで、病と闘っていたのではないでしょうか」
そして同年9月。應武さんは64歳の若さでこの世を去った。生前に掲げた「ALL崇徳」の言葉は、チームスローガンとしてナインに根付いている。
【専用球場完成と寮生活始動】
應武さんの功績は指導だけにとどまらない。監督就任後から練習環境に大きな変化があった。かつては学校の校庭を他部と共有。夜21時には完全撤収という制約があったが、学校側の協力もあり、2021年に専用球場が完成。2024年から寮が始動し、好きなだけ練習に打ち込めるようになった。さらには元広島の岩見優輝さんを投手コーチに招聘。最速140キロのエース・徳丸凜空(2年)は、プロも注目する左腕へと成長を遂げた。今春の選抜出場は「ALL崇徳」の結集力にほかならない。
「自宅では好きなものしか食べないし、わがままなところがどうしても出るので、これまでは思うように体ができませんでした。寮で生活をすることで体つきも変わってきましたし、ウエイトトレーニングも寮の中でできるようにしていただいたので、故障が減ってきたというのも本当に大きいですね」
かつて應武さんら先輩が躍動した甲子園の土を踏む瞬間は刻一刻と迫っている。大恩人は、天国から何と言葉をかけてくれるだろうか。
「褒めてはくれないでしょうね(笑)。でも、私にとっては大事な恩師のひとりであることに変わりはありません。應武さんはよく『甲子園に行ったら人生が変わる』とおっしゃっていました。私自身も初めての甲子園なので、生徒たちと一緒のいい経験、いい勉強をさせてもらえたらという気持ちでいるのですが、OBにとっては33年ぶりの悲願でもあります。そういう方々の思いと一緒に『ALL崇徳』で戦っていきたいと思っています」
名将が遺した教えは、たしかに引き継がれた。中国覇者として、應武さんの思いも背負い、聖地へと乗り込む。
つづく>>
📝崇徳が「あと1勝の壁」を越えてつかんだ33年ぶり甲子園 スコアボードに刻んだ悔しさと拾い続けた運
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/hs_other/2026/02/01/33/
33年ぶり選抜出場・崇徳高校復活物語(後編)
1対2。今春の選抜に33年ぶり出場を果たす崇徳(広島)の専用グラウンド中堅後方には、昨夏広島大会決勝のスコアボードが掲げられている。広陵を相手に8回まで1対0とリードしながらも、9回表二死二塁から同点とされると、延長10回タイブレークで勝ち越され、まさかの逆転負け。49年ぶりの夏甲子園出場は露と消えた。
「あの敗戦の悔しさを忘れないよう、いつでも見ることができるように掲げています」
崇徳OBでもある藤本誠監督は口惜しそうにスコアを見つめる。自身も現役時代は1995年の1年夏、1997年の3年夏ともに広島大会決勝で敗退。これまで幾度も「あと1勝」の壁に跳ね返されてきた。
【エースが3試合連続完封の離れ業】
ただ、これまで先輩たちが流してきた悔し涙が、ようやく報われる瞬間がやってきた。昨秋の広島大会決勝でも広陵に4対5で9回サヨナラ負けを喫し、リベンジこそならなかったが、これまで力の差が歴然だった王者と2試合連続で接戦を繰り広げたことは、間違いなく自信へとつながった。藤本監督も手応えを語る。
「戦力的には広陵さんの方が当然上ですけど、グラウンドに立てば互角だといつも選手たちには話しています。あともうちょっとのところまでは迫ってきているのではないかと思っています」
オレたちはやれる──その自信は、広島2位通過で出場した中国大会で顕著に表われた。なかでも真価を発揮したのは、エース左腕の徳丸凜空(2年)だ。
広島大会では失点を重ねる試合が目立ったが、中国大会では最速140キロの直球とキレのあるスライダーを両コーナーにキッチリと投げ分け、準々決勝から3試合連続完封の離れ業を演じるなど、全4試合、33回を投げきりわずか1失点の快投。中国を制して選抜出場を勝ちとった。
「昨年夏の決勝で広陵さんに9回二死からすごく悔しい思いをしたので、新チームが始まった当初から絶対に『てっぺん』を獲って神宮大会にいくことをチームとしても自分自身としても目標として臨みました。広島大会では調子が上がりませんでしたが、中国大会ではいい結果に転んでくれてよかったです」
ただ実力だけでは、中国王者になるのは難しい。人事を尽くした結果が、悲願を引き寄せた。あと1勝で選抜出場当確ランプが灯る中国大会準決勝の倉敷商(岡山)戦の前、試合会場のユーピーアールスタジアム(山口)周辺のゴミを黙々と拾い続ける選手たちの姿があった。藤本監督が意図を説明する。
「ゴミを拾うことで、考え方が変わってくると思うんです。段々と大人になるというか、こういうことも大事なんだなということがわかってくれば、普段の生活が変わってきます。普段適当にやっている子は、ここ一番で力を発揮できません」
前チームから続く、「人の落とした運を拾う」という取り組みを野球の神様はしっかりと見ていた。岡山大会4試合で33得点をマークした強力打線のお株を奪う猛攻を見せ、終わってみれば10対0の8回コールド。徳丸も3安打でシャットアウトと、完璧に近い内容で「あと1勝」の壁を超えて見せた。
「私自身も含め、中国大会の準決勝が、一番プレッシャーがあったと思います。勝った時は久しぶりに感動しましたね。準々決勝の関西(岡山)戦からの1週間が本当に長く感じました。崇徳にとって、本当に大きな1勝でした」
【神宮大会で全国のレベルの高さを痛感】
中国覇者として51年ぶりに出場した神宮大会では全国のレベルの高さを肌で感じることもできた。初戦となる準々決勝の花巻東(岩手)戦。先発の徳丸は0対0の6回二死から4番の古城大翔に木製バットで左越えに先制本塁打を被弾。最終的に1対3で競り負けたが、絶対エースは前を向く。
「全国クラスの打者たちを相手に楽しみながら投げることができたので、自分のなかでは経験値はすごく上がりました。花巻東さんも選抜に出るので、今度は自分たちが勝つというのはもちろんですし、甲子園で古城選手にやり返したいなという思いです」
ただ、藤本監督は敗因を冷静に分析していた。全国常連の花巻東との決定的な差は、「大舞台の雰囲気に飲まれてしまった」という点だ。
「選手たちにとっては初めての全国大会ということで、中国大会の準決勝、決勝とはベンチの雰囲気が明らかに違いましたので、やはり飲まれていたのかなと。そろそろ慣れてきたかなという頃にはもう試合は大詰めでした。あの雰囲気のなか、いかに平常心で試合ができるか、自分たちがやってきたことがブレずにできるかが必要だと思っています」
今春は対外試合解禁日が3月7日。選抜開幕は同19日と、他校と実戦を行なう期間が極めて短い。そのため、1月の寒風吹きすさぶなか、紅白戦を行なうナインの姿があった。ミスや消極的なプレーをした選手には、藤本監督ら首脳陣から厳しい声が飛び、容赦なく交代を告げられる。「ALL(オール)崇徳」のチームスローガンが示すとおり、全員で本番さながらの緊迫感をつくり出していた。
「まずはこの春に向けて全力でチームを仕上げていきたいと思います」
藤本監督は短い言葉に力を込めた。1976年の選抜初出場・初優勝から半世紀。真の「古豪復活」に向けた熱い戦いが、もう間もなく幕を開ける。
https://news.yahoo.co.jp/articles/40b666f75b56b4b96de7aa9c240780f38a35ff0b
大阪府豊中市曽根南町の「豊中ローズ球場」(豊島公園野球場)で、管理運営する市が、外野フェンスやスタンド通路壁面に有料広告を掲出する事業をスタートさせる。公共施設を活用して新たな歳入を確保するのが目的で、同市の体育施設では初めてという。
同球場は昭和43年開設。平成6~8年の改修でスタンドやナイター照明などを備え、この際に公募で「豊中ローズ球場」の愛称がつけられた。令和5年からはグラウンドの芝生の張り替え、ナイター設備やスコアボードのLED化などが行われ、6年12月にリニューアルオープン。「高校野球発祥の地・豊中ミュージアム」も設けられた。全国高校野球選手権大阪大会やプロ野球ウエスタン・リーグの公式戦などに使われている。約1200人収容。
市は安定的な財源確保のため公共施設を有効活用しようと、市の施設の愛称命名権を付与する「ネーミングライツ」事業などを展開しており、今回の広告掲出事業もその流れで行う。
掲出される広告は、外野フェンスのものが縦1メートル、横7メートルでライト側、レフト側にそれぞれ3区画、スタンド通路壁面のものがB0サイズ(縦約1・5メートル、横約1メートル)で8区画設ける。
市は全14区画分の最低基準額を70万2千円(年額、税抜き)に設定。広告掲出事業者(広告代理店)を今月募集し、最高額を提示した応募者を事業者に決定する。
事業者が市の基準に基づいて広告主を募集し、広告物を製作。市の審査などを経て掲出する。掲出期間は今年6月から11年3月までの2年10カ月。
☟高校野球で起こる誹謗中傷…選抜前に異例の表明 高野連&主催者「看過できない」
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f104a5ded722af558f3dd2ab78b61c56281f4a3
「確認された場合には法的措置を含めた毅然とした対応」
公益財団法人日本高等学校野球連盟と株式会社毎日新聞社は31日、第98回選抜高等学校野球大会の開幕を前に、選手や審判、スタッフら大会関係者に対する誹謗中傷や差別的な言動への考え方と対応方針を公式に表明した。3月19日の開幕を控え、前日に出場32校が決定したことを受け、主催者としての姿勢を明確にした。
近年、スポーツ競技大会を巡っては、大会関係者に向けた誹謗中傷や差別的言動が、特にSNS上で拡散される事案が確認されているという。主催者は、こうした行為が名誉や尊厳、人権を傷つけ、心身に深刻な影響を及ぼすもので「決して看過できない」と強調した。
本大会は、日本学生野球憲章に基づき開催される。基本原理として「教育の一環であり、平和で民主的な人類社会の形成者として必要な資質を備えた人間の育成を目的とする」「友情、連帯そしてフェアプレーの精神を理念とする」と定められており、全国の高校球児が日々の鍛錬の成果を発揮し、スポーツマンシップに則って真剣勝負を繰り広げる舞台だと位置付けた。
主催者は、誹謗中傷や差別的な言動を厳に慎むよう求め、確認された場合には法的措置を含めた毅然とした対応を取る方針を示した。すべての人が安心して大会を楽しみ、互いに敬意を持って応援できる環境づくりへの理解と協力を呼びかけている。
☝“金農”の次は高知農業 部員3人…危機乗り越え 農高の躍進続く
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e5616bfa974b011ae280f63a11b779ccc5d88ff
農業実習と練習を両立
「部員ゼロ」を乗り越えつかんだ悲願――。高知県南国市の高知農業高校が30日、第98回選抜高校野球大会(3月19日開幕、甲子園球場)の21世紀枠の出場校に選ばれた。春夏通じて甲子園初出場の同校は、5年前に部員は3人まで減少し、危機的状態だった。農業実習などで部員がそろわない中、練習を工夫し、甲子園常連校と互角に戦うまでに躍進した。選抜出場が決まった瞬間、同校関係者は、歓喜の渦に包まれた。
同校は、常に部員不足という悩みと闘ってきた。創部は1947年だが、4年で活動を休止。再開したのは、52年後の1999年だ。2021年には新入部員数がゼロとなったが、農業高校の魅力発信や、地元球児らを招いた野球教室などで部員増に努めた。連合チームをへて、23年に単独チームとなった。現在部員は21人(マネジャー3人含む)在籍する。
チームの転機は、昨年の秋季県大会の8強入りだ。圧巻だったのは準々決勝、強豪の明徳義塾高校戦。実家がナス農家の栗山典天選手(2年)が適時三塁打で得点すると、エースの山下蒼生投手(同)が1人で投げ切った。延長10回タイブレークの末、2-3と惜敗したが、強豪相手に勝利まであと一歩のところまで追いつめた。
エースの担当は畜産動物
エース山下投手は、畜産総合科に在籍する。学校では畜産動物の飼育管理を担当。週3時間、ユニホームから作業着に着替え、畜舎の掃除や餌やりをする。また、プレスハムやベーコンなどの加工食品の製造にも携わる。
チームを指揮するのは食品ビジネス科で教える下坂充洋監督(33)。東京農業大学硬式野球部出身で4年間控え捕手だったが、激戦の東都大学野球リーグで、「野球の奥深さ」「勝負の厳しさ」「一球の怖さ」を学んだ。部員には日々“戦国東都魂”を注入する。
同校は農業実習を重視。練習に部員がそろわないのが日常だ。部員不足をカバーするため、選手たちは複数のポジションを守り、指導者も練習に加わるなどして工夫を凝らす。
「目指していた場所」 へ
初の甲子園出場の切符を手にし、下坂監督は「選んでもらってうれしいという気持ちでいっぱい。生徒がすごくうれしそうなので、私たちもうれしい。勝てるよう、点が取れるよう練習したい」と意気込んだ。
修学旅行先の羽田空港で吉報を知った山下投手は「(甲子園は)目指していた場所。自分の力を発揮できるよう練習する。コーナーをつくピッチングをしたい」と力を込めた。
塩田雅彦校長は「朝早くからや放課後などの実習がある中で、部活動に精いっぱい取り組みながら、夢である甲子園に出場できたことを、全国の農高生に伝えたい」と話した。
👣神戸弘陵・岡本博公監督が退任 オリックス・東晃平らを育成 後任は女子硬式野球部部長の村井雅之氏
https://news.yahoo.co.jp/articles/8cadfc7e1291ebbeed36d123fe25bbfd65e7a2cb
春夏通算5度の甲子園大会出場を誇る神戸弘陵(兵庫)の岡本博公監督(44)が退任することが31日、分かった。同校女子硬式野球部部長の村井雅之氏(35)が後任を務める。きょう1日から新体制がスタートする。
岡本氏は同校から大阪体育大学を経て、13年に母校の監督に就任した。定評ある指導力でこれまでオリックス・東晃平投手(26)や24年ドラフト1位でソフトバンクに入団した村上泰斗投手(18)らを育てた。
昨年の秋季兵庫大会は1回戦で敗退。99年の選抜大会を最後に甲子園から遠ざかっている。今回の交代は、激戦区の兵庫で苦戦が続く現状を打破するための組織改革の一環で、指導体制を刷新して復活を期す狙いがある。岡本氏は今後、総監督として引き続き野球部に携わる。今夏は高校、大学の後輩でもある村井氏とタッグを組む新体制で、悲願の「聖地」帰還を目指す。
☝センバツ高校野球 三重・決定一夜明け 髪刈り、気持ち新た 士気高め練習に汗
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c9f5c1048861210e8bc304612891754d274539f
第98回選抜高校野球大会に出場する三重は決定から一夜明けた1月31日、松阪市内のグラウンドで練習に臨んだ。春は8年ぶりの甲子園に向けて、選手たちは気持ちも新たに躍動していた。
ランニングの後、キャッチボールやトス打撃、守備位置に選手が就くシート打撃などを行い、合間には大西新史主将(2年)が「2年生から積極的に動いていこう」と声を掛けるなど、チームの士気を高めていた。大西主将は「いろいろな人からおめでとうと声があり、反響がすごい。守備も打撃もまだまだなので、細かいところの技術をチームとして上げていきたい」と話した。
練習を見ていたコーチ陣からは「みんなの表情が変わって、明るくなった」と指摘があった。秋季東海大会で準優勝し、選抜大会への出場が期待される中、実際に選ばれて意気上がる選手たちの様子を感じ取っていた。
また、出場が決まった1月30日には2年生15人が各自、自分の髪を短く刈ったという。自らも短くした大西主将は「髪の毛を気にせず、練習がしやすい。甲子園に全員で統一感を持っていくことが夢」と笑顔で語った。
📝センバツに出場する名門・崇徳はなぜ甦ったのか グラウンドも、寮も、意識も変えた再建の日々
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa6ea07019f4e0a75bd2fa38d36e99aad970a562?page=1
3年ぶり選抜出場・崇徳高校復活物語(前編)
1976年春。紫紺の優勝旗を手に凱旋し、広島の街を熱狂の渦に巻き込んだ「崇徳」の名が、ついに甲子園の舞台に帰ってくる。
1993年以来、じつに33年ぶりとなる選抜出場。古豪と呼ばれて久しい「眠れる獅子」は、いかにして長き眠りから目覚めたのか。そこには師弟の絆、そして学校とOBが一体となった「ALL(オール)崇徳」の執念があった。
【伝説のOBを監督として招聘】
チームを指揮する藤本誠監督は「OBの悲願でした」と感慨もひとしおだ。
「私の高校時代は1995年の1年夏、1997年の3年夏の広島大会で決勝敗退。2003年から監督をやらせていただき、2006年夏も決勝で負け、秋の中国大会ではことごとくベスト8で敗れました。昨夏の広島大会で19年ぶりに決勝に進みましたが、広陵さんに逆転負けと、あと一歩の状況がずっと続いてきました」
2018年。その「あと一歩」を払拭するために、「伝説のOB」を招聘した。1976年の選抜初出場・初優勝メンバーである應武篤良さんが監督に就任。藤本さんは部長としてチームを支えることになった。
捕手として活躍した應武さんは崇徳から早稲田大へ進み、新日鉄広畑(現・日本製鉄瀬戸内)時代には日本代表の一員として1988年ソウル五輪に出場。現役引退後の1994年から新日鉄君津(現・日本製鉄かずさマジック)を率い、チームを都市対抗の常連チームへと育て上げると、2005年から早大の監督に就任。在任中は斎藤佑樹(元日本ハム)らを擁し、2010年までの12シーズンで6度のリーグ制覇と2度の日本一に導くなど、黄金時代を築いたあと、甲子園から遠ざかる母校再建のため、故郷の広島へと戻った。藤本監督は、應武さんと過ごした濃密な日々を振り返る。
「早稲田大で監督をされていた頃からいろいろとご教授いただいていたのですが、『何で勝てないのか』『おまえがやっていることは"マネージャー"であって、監督の仕事ではない』とボロクソに怒られましたね。本当に勝つことに関しては徹底されていた方でした。実際に一緒にやらせていただくことになり、いろいろと勉強させてもらいました」
【「ALL崇徳」に込められた師の遺志】
藤本監督も捕手出身。亜細亜大時代は背番号2をつけて2年春のリーグ戦からベンチ入りしたが、公式戦に出場することはなかった。
「私はずっと神宮でブルペンキャッチャーでした。4年間、一度も試合に出ることなく、ひたすら投手の球を受け、彼らをどう導くかだけを考えていました」
裏方としてチームを支えたことが、監督業に役立ったことは言うまでもない。そして、部長という一歩引いた立場から應武さんの指導や采配を目の当たりにできたことが、かけがえのない財産となった。
「試合をやっていても『そういう感じで采配するのか』と思うことはよくありました。應武さんは選手の調子の良し悪しをよく見ているんです。ただやみくもに相手のビデオを見て研究するのではなく、まずは自分たちの選手をどう導いていくか。そのうえで、こういうタイプのチームであれば、こういうタイプの投手を先発させるというのが自分のなかにあったんだと思います。『常に一手先を読みながら、その空気感を感じろ』とよく言われていました」
しかし監督就任からほどなくして、應武さんの体を病魔が蝕んでいく。入退院を繰り返しながら、最後の采配となった2021年秋の広島大会は車椅子に座り、酸素吸入をしながらベンチ入りした。
「執念を感じましたね。そこまでして母校を甲子園に連れて行きたいんだという思いを感じました」
秋の大会を終えると、授業後に應武さんを自宅まで迎えに行き、グラウンドまで送り届けた。体調が悪くて外出できない日は、練習後に電話をして選手たちの様子を伝えるなど、絶えず連絡を取り合った。
「練習試合を見ることができない日は、スコアの写真を送って今日はああだった、こうだった、こういう時はどうすべきか、應武さんならどうされますか、といった会話をほぼ毎日していました。最後まで監督としてのイロハを教えてくださいました」
應武さんは翌2022年7月から総監督に退き、藤本監督が後任として復帰。ただ、夏の広島大会は準々決勝で敗れ、病床の師に吉報を届けることはできなかった。
「最後まで監督を辞めるとは言わなかったですね。復帰するというのが自分のモチベーションで、病と闘っていたのではないでしょうか」
そして同年9月。應武さんは64歳の若さでこの世を去った。生前に掲げた「ALL崇徳」の言葉は、チームスローガンとしてナインに根付いている。
【専用球場完成と寮生活始動】
應武さんの功績は指導だけにとどまらない。監督就任後から練習環境に大きな変化があった。かつては学校の校庭を他部と共有。夜21時には完全撤収という制約があったが、学校側の協力もあり、2021年に専用球場が完成。2024年から寮が始動し、好きなだけ練習に打ち込めるようになった。さらには元広島の岩見優輝さんを投手コーチに招聘。最速140キロのエース・徳丸凜空(2年)は、プロも注目する左腕へと成長を遂げた。今春の選抜出場は「ALL崇徳」の結集力にほかならない。
「自宅では好きなものしか食べないし、わがままなところがどうしても出るので、これまでは思うように体ができませんでした。寮で生活をすることで体つきも変わってきましたし、ウエイトトレーニングも寮の中でできるようにしていただいたので、故障が減ってきたというのも本当に大きいですね」
かつて應武さんら先輩が躍動した甲子園の土を踏む瞬間は刻一刻と迫っている。大恩人は、天国から何と言葉をかけてくれるだろうか。
「褒めてはくれないでしょうね(笑)。でも、私にとっては大事な恩師のひとりであることに変わりはありません。應武さんはよく『甲子園に行ったら人生が変わる』とおっしゃっていました。私自身も初めての甲子園なので、生徒たちと一緒のいい経験、いい勉強をさせてもらえたらという気持ちでいるのですが、OBにとっては33年ぶりの悲願でもあります。そういう方々の思いと一緒に『ALL崇徳』で戦っていきたいと思っています」
名将が遺した教えは、たしかに引き継がれた。中国覇者として、應武さんの思いも背負い、聖地へと乗り込む。
つづく>>
📝崇徳が「あと1勝の壁」を越えてつかんだ33年ぶり甲子園 スコアボードに刻んだ悔しさと拾い続けた運
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/hs_other/2026/02/01/33/
33年ぶり選抜出場・崇徳高校復活物語(後編)
1対2。今春の選抜に33年ぶり出場を果たす崇徳(広島)の専用グラウンド中堅後方には、昨夏広島大会決勝のスコアボードが掲げられている。広陵を相手に8回まで1対0とリードしながらも、9回表二死二塁から同点とされると、延長10回タイブレークで勝ち越され、まさかの逆転負け。49年ぶりの夏甲子園出場は露と消えた。
「あの敗戦の悔しさを忘れないよう、いつでも見ることができるように掲げています」
崇徳OBでもある藤本誠監督は口惜しそうにスコアを見つめる。自身も現役時代は1995年の1年夏、1997年の3年夏ともに広島大会決勝で敗退。これまで幾度も「あと1勝」の壁に跳ね返されてきた。
【エースが3試合連続完封の離れ業】
ただ、これまで先輩たちが流してきた悔し涙が、ようやく報われる瞬間がやってきた。昨秋の広島大会決勝でも広陵に4対5で9回サヨナラ負けを喫し、リベンジこそならなかったが、これまで力の差が歴然だった王者と2試合連続で接戦を繰り広げたことは、間違いなく自信へとつながった。藤本監督も手応えを語る。
「戦力的には広陵さんの方が当然上ですけど、グラウンドに立てば互角だといつも選手たちには話しています。あともうちょっとのところまでは迫ってきているのではないかと思っています」
オレたちはやれる──その自信は、広島2位通過で出場した中国大会で顕著に表われた。なかでも真価を発揮したのは、エース左腕の徳丸凜空(2年)だ。
広島大会では失点を重ねる試合が目立ったが、中国大会では最速140キロの直球とキレのあるスライダーを両コーナーにキッチリと投げ分け、準々決勝から3試合連続完封の離れ業を演じるなど、全4試合、33回を投げきりわずか1失点の快投。中国を制して選抜出場を勝ちとった。
「昨年夏の決勝で広陵さんに9回二死からすごく悔しい思いをしたので、新チームが始まった当初から絶対に『てっぺん』を獲って神宮大会にいくことをチームとしても自分自身としても目標として臨みました。広島大会では調子が上がりませんでしたが、中国大会ではいい結果に転んでくれてよかったです」
ただ実力だけでは、中国王者になるのは難しい。人事を尽くした結果が、悲願を引き寄せた。あと1勝で選抜出場当確ランプが灯る中国大会準決勝の倉敷商(岡山)戦の前、試合会場のユーピーアールスタジアム(山口)周辺のゴミを黙々と拾い続ける選手たちの姿があった。藤本監督が意図を説明する。
「ゴミを拾うことで、考え方が変わってくると思うんです。段々と大人になるというか、こういうことも大事なんだなということがわかってくれば、普段の生活が変わってきます。普段適当にやっている子は、ここ一番で力を発揮できません」
前チームから続く、「人の落とした運を拾う」という取り組みを野球の神様はしっかりと見ていた。岡山大会4試合で33得点をマークした強力打線のお株を奪う猛攻を見せ、終わってみれば10対0の8回コールド。徳丸も3安打でシャットアウトと、完璧に近い内容で「あと1勝」の壁を超えて見せた。
「私自身も含め、中国大会の準決勝が、一番プレッシャーがあったと思います。勝った時は久しぶりに感動しましたね。準々決勝の関西(岡山)戦からの1週間が本当に長く感じました。崇徳にとって、本当に大きな1勝でした」
【神宮大会で全国のレベルの高さを痛感】
中国覇者として51年ぶりに出場した神宮大会では全国のレベルの高さを肌で感じることもできた。初戦となる準々決勝の花巻東(岩手)戦。先発の徳丸は0対0の6回二死から4番の古城大翔に木製バットで左越えに先制本塁打を被弾。最終的に1対3で競り負けたが、絶対エースは前を向く。
「全国クラスの打者たちを相手に楽しみながら投げることができたので、自分のなかでは経験値はすごく上がりました。花巻東さんも選抜に出るので、今度は自分たちが勝つというのはもちろんですし、甲子園で古城選手にやり返したいなという思いです」
ただ、藤本監督は敗因を冷静に分析していた。全国常連の花巻東との決定的な差は、「大舞台の雰囲気に飲まれてしまった」という点だ。
「選手たちにとっては初めての全国大会ということで、中国大会の準決勝、決勝とはベンチの雰囲気が明らかに違いましたので、やはり飲まれていたのかなと。そろそろ慣れてきたかなという頃にはもう試合は大詰めでした。あの雰囲気のなか、いかに平常心で試合ができるか、自分たちがやってきたことがブレずにできるかが必要だと思っています」
今春は対外試合解禁日が3月7日。選抜開幕は同19日と、他校と実戦を行なう期間が極めて短い。そのため、1月の寒風吹きすさぶなか、紅白戦を行なうナインの姿があった。ミスや消極的なプレーをした選手には、藤本監督ら首脳陣から厳しい声が飛び、容赦なく交代を告げられる。「ALL(オール)崇徳」のチームスローガンが示すとおり、全員で本番さながらの緊迫感をつくり出していた。
「まずはこの春に向けて全力でチームを仕上げていきたいと思います」
藤本監督は短い言葉に力を込めた。1976年の選抜初出場・初優勝から半世紀。真の「古豪復活」に向けた熱い戦いが、もう間もなく幕を開ける。
💢野球部の練習中に“エラー”をしたら・・・日常的に生徒の頭を叩く体罰か 「アホ」「ボケ」「死ね」と暴言も 30歳府立高校教師が減給処分 他の教師は事案把握も・・・厳重注意処分に
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe0544f3aed4a8af0605f372d62615510dd8f5bf
大阪府教育委員会は30日、野球部の活動中に生徒に対し体罰や不適切な発言を繰り返したとして、府立高校で野球部の顧問を務める30歳の男性教師を、6ヶ月の減給処分にしたと発表しました。
府教委によりますと、男性教師(30)は去年4月から8月にかけて、野球部の練習中に生徒がエラーなどをした際に頭を叩く体罰を日常的に行ったほか、生徒に「アホ」「ボケ」「死ね」などの暴言を浴びせていたということです。
去年9月に野球部の生徒の保護者を名乗る人物から「野球部で体罰が行われている」と通報があり事案が発覚したといいます。
■精神的苦痛訴え退部した生徒も・・・ 教師は「スキンシップのつもりだった」 他の教師も事案把握か
体罰を受けた6人の生徒のうち、1人は精神的苦痛を訴え野球部を退部したということです。
府教委の聞き取りに対し男性教師は「スキンシップのつもりだった」と話していて、府教委は男性教師を減給6ヵ月の懲戒処分とし、事案を把握していた30代の学年主任の教師と野球部主顧問の教師を厳重注意しています。
💢イチロー氏が異論を唱えた高校野球の7回制は「時間の問題」か 現場から反対意見続出も「導入不可避」な理由
https://news.yahoo.co.jp/articles/93ed7b58fd95d5332e2617a4e70fd8943a52e352
反対意見が続々と、SNS上で表明されています。
「高校野球7回制」を巡る議論です。1月29日には日本高野連の理事会が開催され、昨年12月5日の理事会で報告された「7イニング制等高校野球の諸課題検討会議」の最終報告書について審議を行いました。
審議では、都道府県高野連や加盟校、そして社会に対して、7回制への議論が深まった背景や経過について、広く周知していくべきとの意見が出されたとされています。高校野球取材歴の長いスポーツライターは、こう解説します。
「ここから読み取れるのは、日本高野連側が、速やかでスムーズな7回制導入を目指しているにもかかわらず、現場からの反対が大きいために苦慮しているということです」
「中でも世論醸成に高い影響力を持つイチロー氏が、『TBS』で放映された「news23」にて、7回制について『それしちゃったらもう、野球じゃないから。9回なんですよ、野球は』などと明らかな反対意見を表明したところ、続々と賛同の声が集まりました。やはり、世間の声を無視して『強行導入』することは避けたい。だからこそ、7回制導入がいかに不可避であるか、丁寧な説明が必要だと考えたのでしょう」
どんなに反対の声が大きくても、地球温暖化の影響もあって、将来的に酷暑が和らぐことは考えられないのが現状です。これを放置することで、高校野球に関わる人の中に重篤な被害者が出てしまっては、元も子もありません。「未来に向けて高校野球を守るための7回制導入」というのが、推し進める側の本音でしょう。実際、一部メディアの間では、「7回制導入やむなし」になりつつあるとの話も聞こえてきます。
「スポーツ界では各競技団体が、夏の熱中症対策に追われています。高校野球は影響力が大きい。むしろ、率先して大胆な対策を打ち出さなければならない立場。7回制は米国の高校野球でも採用されるなど『国際基準』でもある。採用は決定的で、あとはいかに理解を求めていくかという、新たなフェーズに入ったとも言える。高校球児や観客、応援団などの健康を最優先とする以上、導入は不可避でしょう」(前述のスポーツライター)
高校球児や野球ファンを納得させるだけの、丁寧な説明が求められそうです。
📝なぜセンバツ東北3校目は東北高校だったのか? 聖光学院と分けた「評価の分岐点」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7ff28f428636a2b2f4317cbc5485a856a67fcf0?page=1
センバツの代表校選考は、毎年のように賛否を呼ぶ。とりわけ一般選考枠では、数字だけでは測れない「評価」が結果を左右する。今年、注目を集めたのが東北地区の3校目だった。聖光学院か、それとも東北か──。いずれも選ばれるに値する材料を持つなかで、最終的に名前が呼ばれたのは東北だった。
東北選出の背景に我妻監督のタクト捌き
東京は東西、北海道は南北に分かれているが、夏は都道府県大会で優勝した高校が甲子園に出場する。だが、春のセンバツは「選抜」と冠されているだけに、大会選考委員によって代表校が選出される。一般選考枠で確実に甲子園に出られるのは、前年秋に関東や近畿など9地区の大会で優勝した高校のみ。東京と北海道を除き準優勝校も出場は濃厚とされているが、優勝チームと同県であり、決勝戦で大敗した場合には落選することも稀にある。そのほかでは地区大会でベスト4などの上位に進出したうえで、投手力や攻撃力、機動力といった野球のカラーが突出したチームが選ばれるケースが多い。
30校の一般選考枠のほか、文武両道や過酷な環境下で実績を上げたことなどを評価された21世紀枠2校を含め、32校がセンバツの代表校となる。例年、大きく意見が分かれるのは一般選考枠だ。
今年、とくに選考が難航すると予想されていたのが東北地区だ。優勝した花巻東と準優勝の八戸学院光星に続く3校目が聖光学院になるのか、それとも東北になるのか。それぞれに選ばれるに値する強い要素があった。
結果、3枚目の切符をつかんだのは東北高校だった大会選考委員の評価はこうだ。タイプの違うピッチャーを複数擁しており、ゲームを組み立てる能力もある。昨秋の東北大会ではチーム打率3割をマークし、守備でも安定した力を見せた――。
昨夏の新チーム発足後から「センバツ出場」を掲げ、東北の監督として実現へと導いた我妻敏の言葉を思い出す。
「本当に選手たちは、そこに向かって一生懸命にやってくれました。東北大会の試合が終わったあとに『やればこういうところまでたどり着けるんだよ』と話をしたくらいです」
東北が3校目に選出されたのは、この我妻のタクト捌きが大きかったと見る。前回出場となる2023年のセンバツで指揮を執った佐藤洋も、チームの改革者だった。
坊主という規則を撤廃し、酷暑の夏場の練習はユニフォームではなくTシャツとハーフパンツの着用を容認。フリーバッティング中には、選手たちが選曲したBGMを流すなど旧態依然とした高校野球の慣例から一新させた。これら寛容の背景には、佐藤の「高校野球のイメージを変えたい」という切なる願いがあったからだった。
東北OBでもある我妻は、同校での監督就任はこれで3度目となる。最初は2008年から10年、次は13年から18年で、在任期間中にはいずれもチームを甲子園へと導いている。そして第3次政権がスタートしたのは昨年8月だった。我妻は佐藤が一新した“自由”から、再び規律ある体制へと戻した。
「前の監督やスタッフがやってきたことを見ていないので、決して否定しているわけではないです」と念を押しながら、自らの根拠をこのように説く。
寛容さが求められる時代だからこそ、線引きは必要
「『目標は何か?』ということですよね。選手たちの目標は甲子園です。目指す場所がユニフォームで野球をする以上、練習も同じ格好ですべきだよね、と。音楽が流れたなかで試合はしないし、大歓声のなかグラウンドでの声が通りにくいなら『普段から大声で出す習慣を身に付けたほうがいいよね』とか。もちろん、選手たちが『何をしたいのか?』は尊重してあげるべきですけど、同時に『何をすべきか?』ということも具体的に示していくことも必要だと思っているので」
それは我妻自身、20代という若さで監督となり、30代、40代と指導者としての変遷を経てきたからこそ得られた答えでもある。ダメなものはダメ。寛容さが求められる時代だからこそ、高校生には線引きを強く意識づけさせないといけないと我妻は強く言う。
「どこへ行っても当たり前のことができること。それを見過ごすようではいけないと思うし、部活動の位置づけってそこだと思うんです。我々が学校生活からクラブ活動まで彼らを指導している以上は、そこから逃げたらやる意味がなくなってしまうので」
今の東北が恵まれているのは、佐藤の自由と我妻の規律が絶妙にブレンドされていることである。ふたりのエッセンスを吸収する選手たちは、そこを強みとする。
キャプテンの松本叶大が頷く。「洋さんが『自分たちで考えること』を教えてくれたことで、今の監督になってからも自分たちで練習メニューを決めるとか、しっかりと野球と向き合えるようになりました」
そこは我妻も認めるところだ。東北大会での彼らの振る舞いを引き合いに、こう称える。
「ヒットを打ってすぐにガッツポーズしても、『まだプレーは続いているんだよ。最後までボールを確認しないと』と、少し言えばすぐに理解できる。冷静になって修正できる能力があるというか、反応が早いんです」
東北大会での結果が物語る。初戦で日大東北を8-0、準々決勝では日大山形に9-1と大勝。準決勝では大会で優勝した花巻東を相手に1-4と好ゲームを演出した。新たな東北の野球。それは、センバツでも大きな興味を与えることとなる。
聖光学院のマイナス材料
聖光学院にしても、惜しくもセンバツ出場を逃したが、これまでの戦いは賞賛に値する。昨年のベスト8をはじめ、出場した5大会では全て初戦突破を安定した力を示していた。チームを率いる斎藤が東北地区の監督で最多となる甲子園通算31勝と経験豊富であることも、重要な評価対象となったはずだ。
その強さは、昨秋の大会でも衆目を集めた。
福島大会を優勝して臨んだ東北大会では、初戦で盛岡中央相手に先取点を奪われながらも逆転し、9-1の7回コールドで圧倒した。ハイライトは準々決勝戦の仙台育英戦だ。ベスト16だった昨夏の甲子園メンバーが多く残り、優勝候補の筆頭と目された相手に対し4-1と快勝。相手の監督である須江航をこのように悔しがらせた。
「相手の力が上だったということです。夢のまた、夢のまた……を4、5回掛けるくらいの気持ちで甲子園に向かっていかないとダメなんだと、思い知らされた試合でした。もう、言葉にしがたいくらい悔しいですね」
悔恨は監督だけでなく選手にも植え付けた。最も印象深かったのが、この試合で4人のピッチャーをリードした1年生キャッチャー、倉方湊都の敗戦の弁である。
「聖光学院は細かい野球をしっかりしてきたこともあるんですけど、それ以上に痛感したのが積み重ねで。勝った瞬間に泣いていた選手がいたっていうのは、試合に出てる、出てない関係なく、人への想いが詰まっているというか、それだけの根拠を積み重ねてきたからだと思いました。自分たちとの違いはそこで、相手に甘さを教えられました」
東北大会での聖光学院のマイナス材料を挙げるならば、仙台育英を撃破し勢いに乗るかと思われた八戸学院光星との準決勝だった。この試合、聖光学院は0-7と大差で敗れた。相手を上回る9安打を放ちながらも得点できず、持ち味とされていた守備に綻びが生じたこともスコアとなって表れてしまった。敗戦後、斎藤も結果をこう甘受していた。
「0-7……9回までやりましたけど、コールドみたいなもんですからね。『負けに不思議な負けなし』と受け止めるしかありませんよね。潔く反省することが先決。選手もこの負けを重く受け止めていると思います」
聖光学院は敗戦を胸に刻み、チームの誰もが「センバツに出るつもりで練習してきた」と、迷いなき歩みを見せた。しかしながら、結果としてこの敗戦がセンバツ選考におけるマイナス材料となってしまった。あるいは、聖光学院に勝利した八戸学院光星が、決勝戦で花巻東に敗れたことも影響したのかもしれない。斎藤は現実を受け入れている。
「選ばれないことも想定はしていましたし、この結果を厳粛に受け止め夏に向かって邁進していきます」
代表が決まってからもなお、おそらくは賛否が巻き起こるだろう。それは東北地区に限ったことではない。だからこそ、センバツは面白い。
✌補欠から「準V」の快挙も…センバツ、当確ラインギリギリから大躍進したチーム列伝
https://news.yahoo.co.jp/articles/51395e3a2451739a900935ee24f1ed266df7eddd
今春開催される第98回選抜高校野球大会の出場校が1月30日に決定する。出場32校の中には、最後の1枠に滑り込む形で出場権を得た幸運なチームも存在する。そして、これらの当確ラインギリギリで選ばれたチームが、大会で優勝候補を倒して旋風を起こすのも、高校野球ならではの魅力である。
優勝まであと一歩のところまで
各地区の補欠校の中から選ばれる「希望枠」(2003年に導入)で“センバツ切符”を手にしたばかりではなく、一気に準優勝まで勝ち上がったのが、2007年の大垣日大だ。前年秋、岐阜県1位校として東海大会に出場した大垣日大は、準決勝で常葉菊川に0対4と完敗し、同地区の出場枠が2であることから、一度はセンバツの望みを絶たれた。
だが、北海道から九州までの9地区の補欠校を対象に、敗退までの直近4試合の被塁打数、与四死球数、失点数、失策数を1試合(9イニング)の平均値の総ポイント数を集計した結果、30ポイントの大垣日大は2位・浦和学院を2ポイント差で上回り、甲子園初出場が決まった。
愛知・東邦時代に春夏通算24回の甲子園出場歴を誇る名将・阪口慶三監督を迎えて3年計画の3年目で夢を叶えたチームは、1回戦で北大津、2回戦では都城泉ヶ丘を連破し、8強入りを決める。
さらに、準々決勝で関西を9対1、準決勝でも中村晃(現・ソフトバンク)、杉谷拳士(元日本ハム)を擁する優勝候補・帝京に5対4と競り勝ち、予想もしなかった決勝戦へ。勝てば、希望枠校では史上初のVが実現するところだったが、東海大会で敗れた常葉菊川に6回まで5対3とリードしながら、8回に逆転を許し、あと1歩及ばず。
甲子園でこれほど成長したチームはありません
終盤の大事なところで自慢の堅守にほころびが出て、1回戦から一人で投げ抜いてきたエース右腕・森田貴之の力投に応えることができなかったが、阪口監督は「ウチは1勝1敗(初戦突破が目標)で帰りたいと思っていたが、4勝もした。甲子園でこれほど成長したチームはありません」と満足そうな笑顔を浮かべた。大垣日大は連続出場した同年夏の甲子園でも8強入りし、以後、甲子園の常連校になった。その一方で、守備面のデータが重視されていた「希望枠」は、地区によって球場の状態が異なるなどの不公平性が指摘されたことを受け、08年の一関学院を最後に廃止されている。
前年秋の近畿大会で初戦敗退し、ベスト8にも入れなかったのに、地域性などから選ばれ、準優勝校になったのが、2000年の智弁和歌山だ。
前年夏の甲子園4強の智弁和歌山は、新チームのスタートが遅れたばかりでなく、旧チームが熊本開催の秋季国体で優勝した直後に近畿大会初戦の試合が組まれるという過密スケジュールの不利もあり、1回戦で東洋大姫路に1対3で敗れた。
当時の近畿地区の出場7枠は、8強入りしたチームから選ばれるのがほぼお約束とあって、この時点で翌春のセンバツはほぼ絶望と思われた。ところが、上位8校が大阪3、奈良、兵庫各2、京都1と4府県に偏り、和歌山と滋賀はゼロだったことから、地域性で再浮上するチャンスに恵まれる。
また、敗れた東洋大姫路戦も中盤以降は押し気味で、初戦敗退のマイナス要素を差し引いても潜在的な実力を有していることが評価され、準々決勝でいずれも大差で敗れた上宮、高田商を逆転する形で近畿6枠目の座を射止めた。近畿大会初戦敗退のチームが選ばれるのは、1993年の川西明峰、智弁学園以来の珍事だった。
「選んでもらった選考委員に恥はかかせない。さすが智弁という試合をする」(堤野健太郎主将)と甲子園での雪辱を誓ったナインは、1回戦で丸亀に20対8と大勝すると、国士館、柳川、国学院栃木を連破して決勝進出。決勝では東海大相模に2対4と惜敗したが、ノルマは十分にはたした。
高嶋仁監督の「夏に向けていい経験ができた」の言葉どおり、同年夏は通算100安打、チーム打率.413、通算11本塁打など大会記録を次々に塗り替え、2度目の夏制覇を実現した。
大きな経験になると思う
一度は選考に漏れながら、補欠校として代役で出場したセンバツで準優勝の快挙を達成したのが、2022年の近江だ。近江は前年秋の近畿大会では、エース・山田陽翔(現・西武)が故障で投げられず、準々決勝で金光大阪に6対0から悪夢の逆転負けに泣いた。選考でも失点の多さから神宮枠を含む7枠に入れず、補欠校になった。
補欠といっても、同じ地区の出場校が何らかの事情で辞退しない限り、繰り上げ出場できない。ナインは落選の悔しさもあり、目前の春の県大会に対しても、モチベーションが上がらない状態だったという。ところが、開幕直前の3月17日、大会第2日に出場予定だった京都国際が新型コロナウイルスの集団感染により出場を辞退し、急きょ近江が代役を務めることになった。
1回戦の長崎日大戦では、「京都国際さんの分まで頑張ろう!」を合言葉に、完封負け寸前の9回に追いつき、延長13回タイブレークの末、6対2で見事初戦突破、復調したエース・山田も13回を一人で投げ抜いた。その後も聖光学院、金光大阪を連破し、代替出場校では史上初の4強入りを実現すると、準決勝の浦和学院戦も2対2の延長11回に大橋大翔の3ランでサヨナラ勝ち。死球を受けた左足を引きずりながら完投した山田の奮闘も感動を呼んだ。
滋賀県勢の初となる全国制覇がかかった決勝の大阪桐蔭戦は、初戦から一人で投げ抜いてきた山田が3回途中4失点と力尽き、1対18と大敗も、多賀章仁監督は「代替出場でここまで来れるとは思っていなかった。この結果はチームにとって本当に大きな経験になると思う」とナインの大健闘に賛辞を惜しまなかった。
☟センバツ入場行進中の高校球児「イイじゃん」振り付けは容認か禁止か
https://news.yahoo.co.jp/articles/fdfed40f93a493501b1ba7afb09bd62a4eb6aaad
3月19日開幕の第98回センバツ高校野球大会の選考委員会が1月30日に開かれ、出場校32校が選出されます。ドラフトの目玉となる超高校級の選手を擁する強豪校から、ハンデを乗り越えて甲子園の土を踏む21世紀枠校まで、参加校が 一堂に会する開会式は、春の訪れを実感するイベントと呼んでもいいでしょう。
その入場行進曲に、男性5人組ボーカルダンスユニット「M!LK」のヒット曲「イイじゃん」が選ばれました。同曲は昨年、SNS上で流行し、「現代用語の基礎知識」が選ぶ「2025 T&D保険グループ新語・流行語大賞」のノミネート語30で、歌詞の「ビジュイイじゃん」が選出されるなど、社会現象になりました。紅白歌合戦でも披露され、世代を超えて話題になっており、行進曲にはふさわしいと言えるでしょう。しかし、一点だけ問題が――。
同曲のキモでもある、サビの「今日ビジュイイじゃん」には特徴的な振り付けがあり、これらがSNSでバズりまくるポイントにもなったわけですが、開会式に参加した高校球児が音楽に乗ってこの振り付けをした場合、日本高野連は注意をするのか否か、という心配事が浮上してきました。高校野球の取材歴が長い、スポーツライターは言います。
「普通の高校生が『今日ビジュイイじゃん』の振り付けを真似たところで、至極当たり前のことですが、こと高校野球になると、看過できない問題になる可能性があります。2023年のセンバツでは、WBCでブームとなったヌートバー選手の『ペッパーミルポーズ』を東北の選手が出塁時に披露したところ、審判が物言いをつけたことがありました。確かにあれは試合中の出来事だったため、パフォーマンスを注意されたわけですが、開会式ならばOKなのかどうか…予断を許さないところです」
ただ一つ言えるのは、これほど注目される中でサビの振り付けを敢行する球児がいるとするならば、かなりの大物に違いないということ。容認か、やっぱり禁止か。成り行きが注目されます。
⚾岩手さんへ
花巻東は数年前までは県内中心でチーム構成していたらしいですね。最近は県外からの野球留学生も大幅に受け入れ始めシフトチェンジしたようで。
そして野球スタイルもコスイ野球から力でねじ伏せる野球に変えつつありますよね。
萬谷投手は変則投法だし打ちづらいと思いますね。夏の初戦でも和智弁相手に150球ほど投げて1失点完投だったし。ただ、昨春に関しては1・2戦目飛ばしすぎて3戦目で完全に燃え尽きたきらいがありました。初戦で米子松蔭が相手だっただけにここはエース温存で準々決勝と同じような投手起用でも楽に勝てたと思いますが、最後まで手綱を緩めず完勝しつつもガス欠だったかなと。
しかし、昨年は木製バットで長打を放った主力選手が2人ほどいたはずで、まだ残ってますよね。岩手県で猛打といえば・・・脳筋野球の盛岡大付が思い浮かびますが、ここ数年は花巻東が独占している感もあるし、ここ10年ほどは甲子園に出たら必ず初戦突破できるチームに変わったので、、、、、
山梨学院大付は完全に覚醒してしまいましたが、九州国際大付は・・・若生監督がいた頃は強力打線で強かったですが、楠城監督に代わってから評判倒れのチームが多かったですね。
息子さんに禅譲してその流れが変わるか???
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe0544f3aed4a8af0605f372d62615510dd8f5bf
大阪府教育委員会は30日、野球部の活動中に生徒に対し体罰や不適切な発言を繰り返したとして、府立高校で野球部の顧問を務める30歳の男性教師を、6ヶ月の減給処分にしたと発表しました。
府教委によりますと、男性教師(30)は去年4月から8月にかけて、野球部の練習中に生徒がエラーなどをした際に頭を叩く体罰を日常的に行ったほか、生徒に「アホ」「ボケ」「死ね」などの暴言を浴びせていたということです。
去年9月に野球部の生徒の保護者を名乗る人物から「野球部で体罰が行われている」と通報があり事案が発覚したといいます。
■精神的苦痛訴え退部した生徒も・・・ 教師は「スキンシップのつもりだった」 他の教師も事案把握か
体罰を受けた6人の生徒のうち、1人は精神的苦痛を訴え野球部を退部したということです。
府教委の聞き取りに対し男性教師は「スキンシップのつもりだった」と話していて、府教委は男性教師を減給6ヵ月の懲戒処分とし、事案を把握していた30代の学年主任の教師と野球部主顧問の教師を厳重注意しています。
💢イチロー氏が異論を唱えた高校野球の7回制は「時間の問題」か 現場から反対意見続出も「導入不可避」な理由
https://news.yahoo.co.jp/articles/93ed7b58fd95d5332e2617a4e70fd8943a52e352
反対意見が続々と、SNS上で表明されています。
「高校野球7回制」を巡る議論です。1月29日には日本高野連の理事会が開催され、昨年12月5日の理事会で報告された「7イニング制等高校野球の諸課題検討会議」の最終報告書について審議を行いました。
審議では、都道府県高野連や加盟校、そして社会に対して、7回制への議論が深まった背景や経過について、広く周知していくべきとの意見が出されたとされています。高校野球取材歴の長いスポーツライターは、こう解説します。
「ここから読み取れるのは、日本高野連側が、速やかでスムーズな7回制導入を目指しているにもかかわらず、現場からの反対が大きいために苦慮しているということです」
「中でも世論醸成に高い影響力を持つイチロー氏が、『TBS』で放映された「news23」にて、7回制について『それしちゃったらもう、野球じゃないから。9回なんですよ、野球は』などと明らかな反対意見を表明したところ、続々と賛同の声が集まりました。やはり、世間の声を無視して『強行導入』することは避けたい。だからこそ、7回制導入がいかに不可避であるか、丁寧な説明が必要だと考えたのでしょう」
どんなに反対の声が大きくても、地球温暖化の影響もあって、将来的に酷暑が和らぐことは考えられないのが現状です。これを放置することで、高校野球に関わる人の中に重篤な被害者が出てしまっては、元も子もありません。「未来に向けて高校野球を守るための7回制導入」というのが、推し進める側の本音でしょう。実際、一部メディアの間では、「7回制導入やむなし」になりつつあるとの話も聞こえてきます。
「スポーツ界では各競技団体が、夏の熱中症対策に追われています。高校野球は影響力が大きい。むしろ、率先して大胆な対策を打ち出さなければならない立場。7回制は米国の高校野球でも採用されるなど『国際基準』でもある。採用は決定的で、あとはいかに理解を求めていくかという、新たなフェーズに入ったとも言える。高校球児や観客、応援団などの健康を最優先とする以上、導入は不可避でしょう」(前述のスポーツライター)
高校球児や野球ファンを納得させるだけの、丁寧な説明が求められそうです。
📝なぜセンバツ東北3校目は東北高校だったのか? 聖光学院と分けた「評価の分岐点」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7ff28f428636a2b2f4317cbc5485a856a67fcf0?page=1
センバツの代表校選考は、毎年のように賛否を呼ぶ。とりわけ一般選考枠では、数字だけでは測れない「評価」が結果を左右する。今年、注目を集めたのが東北地区の3校目だった。聖光学院か、それとも東北か──。いずれも選ばれるに値する材料を持つなかで、最終的に名前が呼ばれたのは東北だった。
東北選出の背景に我妻監督のタクト捌き
東京は東西、北海道は南北に分かれているが、夏は都道府県大会で優勝した高校が甲子園に出場する。だが、春のセンバツは「選抜」と冠されているだけに、大会選考委員によって代表校が選出される。一般選考枠で確実に甲子園に出られるのは、前年秋に関東や近畿など9地区の大会で優勝した高校のみ。東京と北海道を除き準優勝校も出場は濃厚とされているが、優勝チームと同県であり、決勝戦で大敗した場合には落選することも稀にある。そのほかでは地区大会でベスト4などの上位に進出したうえで、投手力や攻撃力、機動力といった野球のカラーが突出したチームが選ばれるケースが多い。
30校の一般選考枠のほか、文武両道や過酷な環境下で実績を上げたことなどを評価された21世紀枠2校を含め、32校がセンバツの代表校となる。例年、大きく意見が分かれるのは一般選考枠だ。
今年、とくに選考が難航すると予想されていたのが東北地区だ。優勝した花巻東と準優勝の八戸学院光星に続く3校目が聖光学院になるのか、それとも東北になるのか。それぞれに選ばれるに値する強い要素があった。
結果、3枚目の切符をつかんだのは東北高校だった大会選考委員の評価はこうだ。タイプの違うピッチャーを複数擁しており、ゲームを組み立てる能力もある。昨秋の東北大会ではチーム打率3割をマークし、守備でも安定した力を見せた――。
昨夏の新チーム発足後から「センバツ出場」を掲げ、東北の監督として実現へと導いた我妻敏の言葉を思い出す。
「本当に選手たちは、そこに向かって一生懸命にやってくれました。東北大会の試合が終わったあとに『やればこういうところまでたどり着けるんだよ』と話をしたくらいです」
東北が3校目に選出されたのは、この我妻のタクト捌きが大きかったと見る。前回出場となる2023年のセンバツで指揮を執った佐藤洋も、チームの改革者だった。
坊主という規則を撤廃し、酷暑の夏場の練習はユニフォームではなくTシャツとハーフパンツの着用を容認。フリーバッティング中には、選手たちが選曲したBGMを流すなど旧態依然とした高校野球の慣例から一新させた。これら寛容の背景には、佐藤の「高校野球のイメージを変えたい」という切なる願いがあったからだった。
東北OBでもある我妻は、同校での監督就任はこれで3度目となる。最初は2008年から10年、次は13年から18年で、在任期間中にはいずれもチームを甲子園へと導いている。そして第3次政権がスタートしたのは昨年8月だった。我妻は佐藤が一新した“自由”から、再び規律ある体制へと戻した。
「前の監督やスタッフがやってきたことを見ていないので、決して否定しているわけではないです」と念を押しながら、自らの根拠をこのように説く。
寛容さが求められる時代だからこそ、線引きは必要
「『目標は何か?』ということですよね。選手たちの目標は甲子園です。目指す場所がユニフォームで野球をする以上、練習も同じ格好ですべきだよね、と。音楽が流れたなかで試合はしないし、大歓声のなかグラウンドでの声が通りにくいなら『普段から大声で出す習慣を身に付けたほうがいいよね』とか。もちろん、選手たちが『何をしたいのか?』は尊重してあげるべきですけど、同時に『何をすべきか?』ということも具体的に示していくことも必要だと思っているので」
それは我妻自身、20代という若さで監督となり、30代、40代と指導者としての変遷を経てきたからこそ得られた答えでもある。ダメなものはダメ。寛容さが求められる時代だからこそ、高校生には線引きを強く意識づけさせないといけないと我妻は強く言う。
「どこへ行っても当たり前のことができること。それを見過ごすようではいけないと思うし、部活動の位置づけってそこだと思うんです。我々が学校生活からクラブ活動まで彼らを指導している以上は、そこから逃げたらやる意味がなくなってしまうので」
今の東北が恵まれているのは、佐藤の自由と我妻の規律が絶妙にブレンドされていることである。ふたりのエッセンスを吸収する選手たちは、そこを強みとする。
キャプテンの松本叶大が頷く。「洋さんが『自分たちで考えること』を教えてくれたことで、今の監督になってからも自分たちで練習メニューを決めるとか、しっかりと野球と向き合えるようになりました」
そこは我妻も認めるところだ。東北大会での彼らの振る舞いを引き合いに、こう称える。
「ヒットを打ってすぐにガッツポーズしても、『まだプレーは続いているんだよ。最後までボールを確認しないと』と、少し言えばすぐに理解できる。冷静になって修正できる能力があるというか、反応が早いんです」
東北大会での結果が物語る。初戦で日大東北を8-0、準々決勝では日大山形に9-1と大勝。準決勝では大会で優勝した花巻東を相手に1-4と好ゲームを演出した。新たな東北の野球。それは、センバツでも大きな興味を与えることとなる。
聖光学院のマイナス材料
聖光学院にしても、惜しくもセンバツ出場を逃したが、これまでの戦いは賞賛に値する。昨年のベスト8をはじめ、出場した5大会では全て初戦突破を安定した力を示していた。チームを率いる斎藤が東北地区の監督で最多となる甲子園通算31勝と経験豊富であることも、重要な評価対象となったはずだ。
その強さは、昨秋の大会でも衆目を集めた。
福島大会を優勝して臨んだ東北大会では、初戦で盛岡中央相手に先取点を奪われながらも逆転し、9-1の7回コールドで圧倒した。ハイライトは準々決勝戦の仙台育英戦だ。ベスト16だった昨夏の甲子園メンバーが多く残り、優勝候補の筆頭と目された相手に対し4-1と快勝。相手の監督である須江航をこのように悔しがらせた。
「相手の力が上だったということです。夢のまた、夢のまた……を4、5回掛けるくらいの気持ちで甲子園に向かっていかないとダメなんだと、思い知らされた試合でした。もう、言葉にしがたいくらい悔しいですね」
悔恨は監督だけでなく選手にも植え付けた。最も印象深かったのが、この試合で4人のピッチャーをリードした1年生キャッチャー、倉方湊都の敗戦の弁である。
「聖光学院は細かい野球をしっかりしてきたこともあるんですけど、それ以上に痛感したのが積み重ねで。勝った瞬間に泣いていた選手がいたっていうのは、試合に出てる、出てない関係なく、人への想いが詰まっているというか、それだけの根拠を積み重ねてきたからだと思いました。自分たちとの違いはそこで、相手に甘さを教えられました」
東北大会での聖光学院のマイナス材料を挙げるならば、仙台育英を撃破し勢いに乗るかと思われた八戸学院光星との準決勝だった。この試合、聖光学院は0-7と大差で敗れた。相手を上回る9安打を放ちながらも得点できず、持ち味とされていた守備に綻びが生じたこともスコアとなって表れてしまった。敗戦後、斎藤も結果をこう甘受していた。
「0-7……9回までやりましたけど、コールドみたいなもんですからね。『負けに不思議な負けなし』と受け止めるしかありませんよね。潔く反省することが先決。選手もこの負けを重く受け止めていると思います」
聖光学院は敗戦を胸に刻み、チームの誰もが「センバツに出るつもりで練習してきた」と、迷いなき歩みを見せた。しかしながら、結果としてこの敗戦がセンバツ選考におけるマイナス材料となってしまった。あるいは、聖光学院に勝利した八戸学院光星が、決勝戦で花巻東に敗れたことも影響したのかもしれない。斎藤は現実を受け入れている。
「選ばれないことも想定はしていましたし、この結果を厳粛に受け止め夏に向かって邁進していきます」
代表が決まってからもなお、おそらくは賛否が巻き起こるだろう。それは東北地区に限ったことではない。だからこそ、センバツは面白い。
✌補欠から「準V」の快挙も…センバツ、当確ラインギリギリから大躍進したチーム列伝
https://news.yahoo.co.jp/articles/51395e3a2451739a900935ee24f1ed266df7eddd
今春開催される第98回選抜高校野球大会の出場校が1月30日に決定する。出場32校の中には、最後の1枠に滑り込む形で出場権を得た幸運なチームも存在する。そして、これらの当確ラインギリギリで選ばれたチームが、大会で優勝候補を倒して旋風を起こすのも、高校野球ならではの魅力である。
優勝まであと一歩のところまで
各地区の補欠校の中から選ばれる「希望枠」(2003年に導入)で“センバツ切符”を手にしたばかりではなく、一気に準優勝まで勝ち上がったのが、2007年の大垣日大だ。前年秋、岐阜県1位校として東海大会に出場した大垣日大は、準決勝で常葉菊川に0対4と完敗し、同地区の出場枠が2であることから、一度はセンバツの望みを絶たれた。
だが、北海道から九州までの9地区の補欠校を対象に、敗退までの直近4試合の被塁打数、与四死球数、失点数、失策数を1試合(9イニング)の平均値の総ポイント数を集計した結果、30ポイントの大垣日大は2位・浦和学院を2ポイント差で上回り、甲子園初出場が決まった。
愛知・東邦時代に春夏通算24回の甲子園出場歴を誇る名将・阪口慶三監督を迎えて3年計画の3年目で夢を叶えたチームは、1回戦で北大津、2回戦では都城泉ヶ丘を連破し、8強入りを決める。
さらに、準々決勝で関西を9対1、準決勝でも中村晃(現・ソフトバンク)、杉谷拳士(元日本ハム)を擁する優勝候補・帝京に5対4と競り勝ち、予想もしなかった決勝戦へ。勝てば、希望枠校では史上初のVが実現するところだったが、東海大会で敗れた常葉菊川に6回まで5対3とリードしながら、8回に逆転を許し、あと1歩及ばず。
甲子園でこれほど成長したチームはありません
終盤の大事なところで自慢の堅守にほころびが出て、1回戦から一人で投げ抜いてきたエース右腕・森田貴之の力投に応えることができなかったが、阪口監督は「ウチは1勝1敗(初戦突破が目標)で帰りたいと思っていたが、4勝もした。甲子園でこれほど成長したチームはありません」と満足そうな笑顔を浮かべた。大垣日大は連続出場した同年夏の甲子園でも8強入りし、以後、甲子園の常連校になった。その一方で、守備面のデータが重視されていた「希望枠」は、地区によって球場の状態が異なるなどの不公平性が指摘されたことを受け、08年の一関学院を最後に廃止されている。
前年秋の近畿大会で初戦敗退し、ベスト8にも入れなかったのに、地域性などから選ばれ、準優勝校になったのが、2000年の智弁和歌山だ。
前年夏の甲子園4強の智弁和歌山は、新チームのスタートが遅れたばかりでなく、旧チームが熊本開催の秋季国体で優勝した直後に近畿大会初戦の試合が組まれるという過密スケジュールの不利もあり、1回戦で東洋大姫路に1対3で敗れた。
当時の近畿地区の出場7枠は、8強入りしたチームから選ばれるのがほぼお約束とあって、この時点で翌春のセンバツはほぼ絶望と思われた。ところが、上位8校が大阪3、奈良、兵庫各2、京都1と4府県に偏り、和歌山と滋賀はゼロだったことから、地域性で再浮上するチャンスに恵まれる。
また、敗れた東洋大姫路戦も中盤以降は押し気味で、初戦敗退のマイナス要素を差し引いても潜在的な実力を有していることが評価され、準々決勝でいずれも大差で敗れた上宮、高田商を逆転する形で近畿6枠目の座を射止めた。近畿大会初戦敗退のチームが選ばれるのは、1993年の川西明峰、智弁学園以来の珍事だった。
「選んでもらった選考委員に恥はかかせない。さすが智弁という試合をする」(堤野健太郎主将)と甲子園での雪辱を誓ったナインは、1回戦で丸亀に20対8と大勝すると、国士館、柳川、国学院栃木を連破して決勝進出。決勝では東海大相模に2対4と惜敗したが、ノルマは十分にはたした。
高嶋仁監督の「夏に向けていい経験ができた」の言葉どおり、同年夏は通算100安打、チーム打率.413、通算11本塁打など大会記録を次々に塗り替え、2度目の夏制覇を実現した。
大きな経験になると思う
一度は選考に漏れながら、補欠校として代役で出場したセンバツで準優勝の快挙を達成したのが、2022年の近江だ。近江は前年秋の近畿大会では、エース・山田陽翔(現・西武)が故障で投げられず、準々決勝で金光大阪に6対0から悪夢の逆転負けに泣いた。選考でも失点の多さから神宮枠を含む7枠に入れず、補欠校になった。
補欠といっても、同じ地区の出場校が何らかの事情で辞退しない限り、繰り上げ出場できない。ナインは落選の悔しさもあり、目前の春の県大会に対しても、モチベーションが上がらない状態だったという。ところが、開幕直前の3月17日、大会第2日に出場予定だった京都国際が新型コロナウイルスの集団感染により出場を辞退し、急きょ近江が代役を務めることになった。
1回戦の長崎日大戦では、「京都国際さんの分まで頑張ろう!」を合言葉に、完封負け寸前の9回に追いつき、延長13回タイブレークの末、6対2で見事初戦突破、復調したエース・山田も13回を一人で投げ抜いた。その後も聖光学院、金光大阪を連破し、代替出場校では史上初の4強入りを実現すると、準決勝の浦和学院戦も2対2の延長11回に大橋大翔の3ランでサヨナラ勝ち。死球を受けた左足を引きずりながら完投した山田の奮闘も感動を呼んだ。
滋賀県勢の初となる全国制覇がかかった決勝の大阪桐蔭戦は、初戦から一人で投げ抜いてきた山田が3回途中4失点と力尽き、1対18と大敗も、多賀章仁監督は「代替出場でここまで来れるとは思っていなかった。この結果はチームにとって本当に大きな経験になると思う」とナインの大健闘に賛辞を惜しまなかった。
☟センバツ入場行進中の高校球児「イイじゃん」振り付けは容認か禁止か
https://news.yahoo.co.jp/articles/fdfed40f93a493501b1ba7afb09bd62a4eb6aaad
3月19日開幕の第98回センバツ高校野球大会の選考委員会が1月30日に開かれ、出場校32校が選出されます。ドラフトの目玉となる超高校級の選手を擁する強豪校から、ハンデを乗り越えて甲子園の土を踏む21世紀枠校まで、参加校が 一堂に会する開会式は、春の訪れを実感するイベントと呼んでもいいでしょう。
その入場行進曲に、男性5人組ボーカルダンスユニット「M!LK」のヒット曲「イイじゃん」が選ばれました。同曲は昨年、SNS上で流行し、「現代用語の基礎知識」が選ぶ「2025 T&D保険グループ新語・流行語大賞」のノミネート語30で、歌詞の「ビジュイイじゃん」が選出されるなど、社会現象になりました。紅白歌合戦でも披露され、世代を超えて話題になっており、行進曲にはふさわしいと言えるでしょう。しかし、一点だけ問題が――。
同曲のキモでもある、サビの「今日ビジュイイじゃん」には特徴的な振り付けがあり、これらがSNSでバズりまくるポイントにもなったわけですが、開会式に参加した高校球児が音楽に乗ってこの振り付けをした場合、日本高野連は注意をするのか否か、という心配事が浮上してきました。高校野球の取材歴が長い、スポーツライターは言います。
「普通の高校生が『今日ビジュイイじゃん』の振り付けを真似たところで、至極当たり前のことですが、こと高校野球になると、看過できない問題になる可能性があります。2023年のセンバツでは、WBCでブームとなったヌートバー選手の『ペッパーミルポーズ』を東北の選手が出塁時に披露したところ、審判が物言いをつけたことがありました。確かにあれは試合中の出来事だったため、パフォーマンスを注意されたわけですが、開会式ならばOKなのかどうか…予断を許さないところです」
ただ一つ言えるのは、これほど注目される中でサビの振り付けを敢行する球児がいるとするならば、かなりの大物に違いないということ。容認か、やっぱり禁止か。成り行きが注目されます。
⚾岩手さんへ
花巻東は数年前までは県内中心でチーム構成していたらしいですね。最近は県外からの野球留学生も大幅に受け入れ始めシフトチェンジしたようで。
そして野球スタイルもコスイ野球から力でねじ伏せる野球に変えつつありますよね。
萬谷投手は変則投法だし打ちづらいと思いますね。夏の初戦でも和智弁相手に150球ほど投げて1失点完投だったし。ただ、昨春に関しては1・2戦目飛ばしすぎて3戦目で完全に燃え尽きたきらいがありました。初戦で米子松蔭が相手だっただけにここはエース温存で準々決勝と同じような投手起用でも楽に勝てたと思いますが、最後まで手綱を緩めず完勝しつつもガス欠だったかなと。
しかし、昨年は木製バットで長打を放った主力選手が2人ほどいたはずで、まだ残ってますよね。岩手県で猛打といえば・・・脳筋野球の盛岡大付が思い浮かびますが、ここ数年は花巻東が独占している感もあるし、ここ10年ほどは甲子園に出たら必ず初戦突破できるチームに変わったので、、、、、
山梨学院大付は完全に覚醒してしまいましたが、九州国際大付は・・・若生監督がいた頃は強力打線で強かったですが、楠城監督に代わってから評判倒れのチームが多かったですね。
息子さんに禅譲してその流れが変わるか???
花巻東についてですが、桐蔭、健大、東洋などにはサッパリダメな印象ですと指摘ですが、そもそも層が薄いですからね。
2019年の西舘辺りまでは、一人のいい投手で最小失点で少ない好機で得点で逃げる感じでしたが、翌年に麟太郎が入って打撃力強化傾向の野球になった感じかな?当然得点力は上がりましたが失策、バッテリーエラーなどで塁を埋めてガツンで失点を重ねて逆転されたりと投手陣、守備陣も足を引っ張りしましたが、去年、今年のチームは守備力はよくなったいる感じですが、投手陣の駒はあるが試合を作れる人がね!いないね。打たせて取るの萬谷だからね。
打撃陣は1~5番はまずまずだけど、下位打線がサッパリはいつもの事ですから赤間、古城の前に塁を埋めていないと得点は見込めないから4,5点取られるとえらいなと思うね。
ただ健大、東洋の試合はエースを投入せんでもええと思うが、わざわざ調整登板?流れが変わるかも?無駄遣いじゃないかな?
智弁和歌山戦は打線が左の軟投派に振り回してくれたからかな?
高嶋さんがよく言っていたと思うけど右打者は右方向に、左打者は左方向にコンパクトにされたらアッサリ負けていたでしょうね。
萬谷だったかな?ランナー出しても併殺打を打たせたからかな?
まあ今年のチームも完投出来る投手がいるといいだけど、5人位いるらしいがね?打撃は赤間、古城を抑えられるとね。
九州国際大付、山梨学院大付のように得点力があるといいね!
2019年の西舘辺りまでは、一人のいい投手で最小失点で少ない好機で得点で逃げる感じでしたが、翌年に麟太郎が入って打撃力強化傾向の野球になった感じかな?当然得点力は上がりましたが失策、バッテリーエラーなどで塁を埋めてガツンで失点を重ねて逆転されたりと投手陣、守備陣も足を引っ張りしましたが、去年、今年のチームは守備力はよくなったいる感じですが、投手陣の駒はあるが試合を作れる人がね!いないね。打たせて取るの萬谷だからね。
打撃陣は1~5番はまずまずだけど、下位打線がサッパリはいつもの事ですから赤間、古城の前に塁を埋めていないと得点は見込めないから4,5点取られるとえらいなと思うね。
ただ健大、東洋の試合はエースを投入せんでもええと思うが、わざわざ調整登板?流れが変わるかも?無駄遣いじゃないかな?
智弁和歌山戦は打線が左の軟投派に振り回してくれたからかな?
高嶋さんがよく言っていたと思うけど右打者は右方向に、左打者は左方向にコンパクトにされたらアッサリ負けていたでしょうね。
萬谷だったかな?ランナー出しても併殺打を打たせたからかな?
まあ今年のチームも完投出来る投手がいるといいだけど、5人位いるらしいがね?打撃は赤間、古城を抑えられるとね。
九州国際大付、山梨学院大付のように得点力があるといいね!
📝高校野球、なぜ7イニング制の議論? 直面する課題と賛否の内容とは
https://news.yahoo.co.jp/articles/77af0e7026c160b9ede8ab07526d075c6fc231c1
高校野球が転換期を迎えている。2028年の第100回選抜大会をめどに全ての公式戦で7イニング制を採用することが望ましい――。昨年12月、日本高校野球連盟の「7イニング制等高校野球の諸課題検討会議」は、そんな結論の最終報告書を示した。
最終報告書を受けた昨年12月5日、そして1月29日の理事会では導入の可否について結論は出なかった。29日の理事会では「様々な意見がある中、慎重に進める必要がある」「全国選手権大会において可及的速やかに採用すべきである」などの意見が出された。なかでも、議論の経過などについて都道府県高野連や加盟校、そして社会に対して広く周知していくべきだ、という意見が多数を占めたという。
なぜ、いま野球の根幹ルールを変えようとしているのか。喫緊の課題は、近年の暑さから選手や関係者の健康を守ることだ。
昨夏(6~8月)の全国の平均気温は平年より2.36度高く、統計のある1898年以降で最も暑かった。夏の地方大会では選手だけでなく、観客や審判の熱中症も相次いだ。
■2部制は「効果あった」が……
最終報告書によると、7イニング制にすることで、試合時間を約30分短縮でき、投手の球数も約30球減らすことができるという。これにより、熱中症やけがのリスクを減らすことが期待できる。
延長回数の短縮やタイブレーク制の導入、投手の球数制限など、日本高野連はこれまでも暑さや選手の健康対策に取り組んできた。
2024年夏の全国選手権からは、試合を午前と夕方に分ける「2部制」を導入。昨夏のデータでは、選手の熱中症疑いの数は6割減った。出場校アンケートでは8割以上が2部制に賛成だった。ただ、2部制で行われた昨夏の大会第4日の第4試合、高知中央―綾羽(延長十回タイブレーク)は雨の影響で開始が遅れ、試合終了が午後10時46分だった。高校生の部活動として適切ではない、という意見もあった。
7イニング制であれば、試合終了が遅くなることもなくなり、大会役員や指導者の働き方改革にもつながるとしている。
■反対派の懸念は
また、最終報告書は少子化の影響で硬式野球部員数が減っていることにも触れた。試合や練習時間が短縮されることで日々の活動時間にも変化が生まれ、気軽に競技に取り組みやすくなり、普及効果も見込めるという。U18のワールドカップなど国際大会のほか、米国や台湾など多くの国・地域の高校年代が7イニング制を採用していることも理由に挙げた。
ただ、反対の声は多い。昨年9月、滋賀県で開催された国民スポーツ大会で7イニング制が初めて実施された。「夏になれば良いと思うかも」「心地よい緊張感だった」という選手もいたが、監督や選手の大半が「物足りない」「早すぎる」と9イニング制を推した。
昨年6月に日本高野連が行ったアンケートでも、加盟校の約7割が反対だった。一般向けのモニター調査では7イニング制の賛成が反対を上回ったが、ファンらを対象に日本高野連ホームページで募った意見は9割が反対だった。
関西のある監督は「この状況で、現場の意見を『あくまで参考』で終わらすのは、あんまりではないか」とこぼす。7イニング制になることで、過去の記録との比較ができなくなり、歴史的な価値が失われるという声や、八、九回の「ドラマ」がなくなることを残念がる声も多い。
また、2イニング=6アウトがなくなることで、選手たちのプレー機会を奪ってしまう。この点について、検討会議では、今春から全ての公式戦で指名打者制の導入を決めた。投手の疲労軽減だけでなく、選手に新しく活躍の場を与えることが狙いだ。ほかにも、1校から複数チームの公式戦参加や選抜大会の出場枠増加などの案も挙がる。
最終報告書は春夏の甲子園大会がテレビやインターネットで日本だけでなく世界にも中継、配信されていることを重く見ており、熱中症リスクや働き方改革など社会的な課題に対して、「解決へ向けて自ら変化していく」ことの必要性も訴える。
次回の理事会は2月20日に予定されている。
📝高野連 理事会で7回制議論「夏は速やかに採用すべき」同時に慎重論も…継続審議へ
https://news.yahoo.co.jp/articles/c77c4c4541f04c269a841f0be4972c934e015aff
日本高野連は29日、大阪市内で理事会を開き、昨年12月の同会議で報告された「7イニング制等高校野球の諸課題検討会議」の報告書について再審議した。
現在、高校野球では7回制導入が検討されており、理事から「さまざまな意見がある中、慎重に進める必要がある」、「夏の大会においては可及的速やかに採用すべきである」などの意見が出た。さらに、最終報告書の背景や議論の経過について、同連盟の加盟校や社会に対して広く周知していくべきとの意見が多数を占めた。
2月に予定する次回の理事会では、具体的な施策を提示して再審議することが確認された。
📝昨春優勝の横浜、昨夏優勝の沖縄尚学は好投手決め手に最終切符 近畿公立校なしは大会史上初
https://news.yahoo.co.jp/articles/55dd151c3e05e3b5ad47db0cf85c2eb391cf7990
◇第98回選抜高校野球大会の出場校決定
一般枠の選考では波乱はなく、ほぼ予想通り、順当と言える30校が選ばれた。
昨春選抜優勝の横浜と昨夏選手権優勝の沖縄尚学はともに好投手の存在が大きく、それぞれ地区最後の代表校に滑り込んだ。
関東・東京最後の6校目はまず、昨秋関東大会4強に次ぐ5番目として「横浜は浦和学院との比較で走攻守に横浜の声で全会一致」と宝馨選考委員長(日本高校野球連盟会長)。東京大会準優勝の関東一との比較となったが「攻撃力は互角。織田、小林の好投手を擁する横浜が走攻守に高いレベルにある」と選出された。
沖縄尚学は九州大会準々決勝で敗退。神宮枠で1校増の九州で4強に次ぐ5番目として選出された。宝委員長は「昨夏の選手権大会優勝に貢献した末吉、新垣の二枚看板は球威、制球ともすばらしく、同じく準々決勝で敗れた他3校を上回る」と評価した。
横浜、沖縄尚学とも昨年春と夏の全国優勝チームだが、宝委員長は「昨年の実績が影響したわけではない。あくまで地区大会での力量評価」と説明した。
近畿は昨秋4強4校に次いで近江、東洋大姫路を選出。この6校はすべて私学。21世紀枠で近畿地区推薦校だった県立の郡山も落選したため、近畿は第1回大会から続いていた選抜大会での公立校出場が途切れた。宝委員長は「大会初らしいが、公立、私立を念頭に選出しているわけではない」と話した。
東北3校目は東北と聖光学院の比較で「対戦チームに応じた打撃で4強中唯一のチーム打率3割をマーク。投打にバランスがとれている」(辻中祐子副委員長)と強打を評価して東北を選んだ。
東海3校目は大垣日大の機動力を絡めた攻撃力への評価が高く全会一致で選出された。好投手・高部を擁する聖隷クリストファーは準決勝でのコールド負けが響いた。
21世紀枠は文武両道で推薦された数校のなかから長崎西を選出。九州大会で1勝した実績も加味された。困難克服、地域貢献の側面からは高知農を選出。近年の部員不足を克服した不屈の姿勢が評価された。
👣四日市高校、59年ぶりの甲子園出場ならず 選抜高校野球
https://article.yahoo.co.jp/detail/db8e9c17b5653048275bb29b3c4b1d80531a8b61
3月19日に開幕する「第98回選抜高校野球大会」の「21世紀枠」が1月30日、発表された。昨秋の三重県大会ベスト4で、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の文武両道で知られる県立四日市高校は、東海地区推薦校となっていたが、選ばれず、59年ぶりの出場は叶わなかった。
21世紀枠は、春の選抜高校野球大会で、実績だけでなく“困難克服・地域貢献・文武両道などの取り組み”を評価して選ばれる特別枠。 勝敗だけでは測れない「高校の努力」を甲子園で称えるために設けられている。過去には木本高校や相可高校などが県の推薦校に、近畿大学工業高等専門学校が、東海地区推薦校に選ばれたが、いずれも甲子園には出場していない。
30日、諸岡伸校長と加藤敬三監督が四日市高校の多目的ホールで出場校決定のライブ配信を見守った。最初に21世紀枠の発表があり、同高の名前が呼ばれることはなかった。諸岡校長が加藤監督の背中を軽くたたき、労をねぎらう場面もあった。別室で発表を見ていた部員は、多目的ホールで諸岡校長から改めて結果を聞いた。諸岡校長は「本当に悔しいし悲しいと思うけれど、これを糧に次のステージに向けて着々と力をつけてほしい」と励ました。
加藤監督は「非常に残念な思いですが、ここで立ち止まることなく、春夏に向けてレベルを上げて戦えるチームになりたい。21世紀枠推薦まで連れていってくれた生徒や支援してくれた人に感謝を伝えたい。秋季大会で見つけた課題を春まで、また夏までにしっかりと克服したい」と語った。
隯海生主将(2年)は「率直に残念な気持ち。秋の大会の準決勝と3位決定戦では後半の粘り強さや打力が欠けていた。21世紀枠に選ばれモチベーションになり、そのチャンスが得られたことは大きな成果があったと思う。選んでいただけなかったのは、秋の試合の成績もあると思う。課題を克服して強くなったと思われるよう頑張りたい。春はベスト4で、秋季で負けたチームに勝ち、自力で東海大会に行き、そのステップが踏めれば、夏は優勝できると考え、頂点を目指したい」と語った。
取材後、部員たちはすぐにユニフォームに着替え、グラウンドに向かった。
👣春のセンバツ高校野球 北信越地区の21世紀枠候補「若狭高校」52年ぶりの出場ならず
https://news.yahoo.co.jp/articles/f5d132ee2151c33b4b3bb98b3a4c292358715689
春の高校野球センバツ大会に出場する32校が30日に発表されました。21世紀枠の候補校に選ばれていた若狭高校は、残念ながら52年ぶりのセンバツ出場はなりませんでした。
21世紀枠候補には全国9つの地区から1校ずつが選出され、北信越地区からは若狭高校が初めて候補校に選ばれました。
若狭高校では、部員らが発表を見守っていましたが、21世紀枠の2校には長崎県の長崎西高校、高知県の高知農業高校が選ばれ、残念ながら若狭高校の52年ぶりのセンバツ出場はなりませんでした。
吉田大晟主将は「正直言うとやっぱり悔しい。北信越の代表として選んでもらったことはしっかり誇りを持って、明日からの練習に励んでいきたい」と話していました。
👣聖隷クリストファー初出場ならず 東海3校目は大垣日大…4年前は東海準Vながら落選で社会的問題に
https://news.yahoo.co.jp/articles/21d77a36bb17be47493aebffac8521c2bc0778b9
第98回センバツ高校野球大会(3月19日から13日間・甲子園)の出場校を決める選考委員会が30日、大阪市内で行われ、全32校が決定した。
昨夏の甲子園で好投した最速147キロ左腕・高部陸(2年)を擁し、東海地区の3校目で出場する可能性のあった聖隷クリストファー(静岡)は、無念の選出漏れ。東海地区の出場校は、中京大中京(愛知)、三重、大垣日大(岐阜)に決まった。
聖隷クリストファーは、静岡1位で昨秋の東海大会に出場。4強まで駒を進めたが、三重との準決勝で先発の高部が打ち込まれ、2―10で7回コールド負けを喫していた。同じく準決勝敗退の大垣日大との比較で、センバツ初出場を逃す結果になった。
同校は2022年、前年の秋季東海大会準Vの実績で選考委員会を迎えたが、まさかの落選。当時の出場枠は2つで、優勝校の日大三島(静岡)の次に、準決勝敗退の大垣日大が選ばれるという異例とも言える選考に泣いた。通例に反した選考は大きな話題となり、国会で議論されるなど社会的な問題に発展した。あれから4年。「今年こそ」の思いはかなわなかった。
◆2022年の選考過程 聖隷クリストファーは東海大会の決勝に進出しながら落選し、物議をかもした。準決勝敗退の大垣日大が選出された。同大会で決勝に進みながら落選したのは、不祥事により推薦を辞退した1978年の中京(現中京大中京、愛知)以来、44年ぶりだった(当時は中部大会)。当時の東海地区選考委員長は「選手個人の力量に勝る。甲子園で勝つ可能性が高いかを客観的に判断」と説明。静岡から2校という地域の偏りを避けたのではないか、との見方もあった。
👣近畿公立勢“最後の砦”郡山に吉報届かず 田副主将「目標は夏。落ち込んでいる時間はない」
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a5773ddf5f46a7cdd24c22255b90981f858a7b6
第98回選抜高校野球大会の出場校を決める選考委員会が30日に開かれ、出場32校が決まった。
近畿地区の21世紀枠候補だった奈良の郡山に聖地への切符は届かなかった。71年夏には全国4強も果たした伝統校で、春夏通じては12回の出場経験を持つ。27年ぶりの球春到来はならなかった。
これで、1924年の第1回大会から続く近畿からの公立高校連続出場の歴史も98回目で途絶えた。秋の近畿大会で上位進出を果たせなくても、10年に向陽、14年に海南、15年に桐蔭と和歌山の公立校が21世紀枠で出場し、公立枠を継続していた。
就任3年目の岡野雄基監督(35)は「勉強もしないといけないし、野球に特化できない。乗り越えないといけない壁はあるが、候補に選ばれたことで、何が足りないか可視化できた。そこを埋めていきたい」と冬の期間の練習の手応えを強調。この日も甲子園出場を信じて練習をしていた田副皓大主将(2年)も「結果に左右されずに、切り替える。目標は夏の甲子園。落ち込んでいる時間はない」と智弁学園、天理の奈良私学2強相手に全力を尽くすことを誓った。
1893年創立と奈良県内最古の歴史を持つ進学校。NHKの大河ドラマ「豊臣兄弟!」の主人公・豊臣秀長が城主を務めた郡山城に学校は隣接している。
👣3番手補欠校であと一歩…士別翔雲が21世紀枠で代表逃す 北海道名寄地区7度目の”決勝”も悲願ならず
https://news.yahoo.co.jp/articles/78f2afd3ce4018f2bbf39c0082279ec65dfc50ec
第98回センバツ高校野球大会の出場校を決める選考委員会が30日、大阪市内で行われ、21世紀枠候補校に選出されていた士別翔雲は代表入りを逃した。春夏通じて史上最北端からの甲子園出場には届かなかった。
部員、保護者、在校生らが集まった体育館は静まりかえった。名寄地区悲願の甲子園出場はまたもやお預け。士別翔雲の名前が呼ばれることはなかったが、渡辺雄介監督(44)は「(甲子園に)あと一歩まで来ている実感はある。必ずこの夏にあと一歩を埋めたい」と前を向いた。
全道10地区で唯一聖地の土を踏めていない名寄地区。これまでに稚内大谷が北北海道大会で3度準優勝(80、81、93年)したほか、21世紀枠候補校には同校が2度、天塩が1度選出されていた。同地区としては今回で7度目の“決勝”。今回は長崎西、高知農が選ばれ、あと一歩の3番手補欠校での選出だった。厳しい寒さが続く士別市に春の便りが届くことはなかった。
昨秋の全道大会は、準Vの白樺学園に惜敗(0●1)。地元上川管内の選手だけで強豪私立に食らいついたように、直近3年で2度の北北海道大会4強進出など実績を積んできた。直線距離で約1200キロ先にある聖地までの距離は着実に縮まっている。
2月に予定していた道外合宿は見送り、雪が降り積もるグラウンド、ビニールハウスの室内練習場で球春を待つ。本郷創士主将(2年)は「自分たちの最終目標は夏の北北海道大会で優勝して、甲子園で勝って校歌を歌うこと。そこはぶらさずに毎日頑張りたい」と夏を見据えていた。
👣上尾高42年ぶり甲子園ならず…森田主将「ここで終わりというよりは、また始まった感覚」
https://news.yahoo.co.jp/articles/60495721f529db661348749ddf72cd1a184656fe?page=1
第98回選抜高校野球大会の出場校を決める選考委員会が30日に大阪市内で開催され、一般選考30校と21世紀枠2校の計32校が発表された。21世紀枠で42年ぶりの甲子園出場を目指した上尾(埼玉)は選出されなかった。
15時15分の授業終了後、会議室に集められた生徒は、15時30分から予定された発表を待つも、なかなか始まらない。それでも誰も口を開くことはなく、じっとテレビ画面を見続けた。ようやく15時45分から選考結果が発表されたが、21世紀枠で長崎西に続き呼ばれたのは、高知農業。それでも表情を変えることはなく、両校の選考理由が終わるまで待ち、恵賀正治校長が労いの言葉をかけた。
1984年に2年生で夏の甲子園に出場している高野和樹監督(58)は異例のダブルキャプテン制を敷き、森田佑樹内野手と国井蒼太外野手を指名。
選考結果に森田は「落選という結果になって。でも、ここで終わりというよりは、また始まった感覚なので。高野先生も言っていたように、大きな夏の大会が残ってるので、また今日からやるべきことをしっかりやって、野球選手としても人としてもまた一から、この冬作り上げて、夏必ず今回の悔しさを(バネに)甲子園という舞台に行けるように、全力で毎日頑張っていきたい」。
国井は「関東、東京地区で選んでいただき、この期間すごくたくさんの方に応援してもらっていると、ものすごく感じることができたので。たくさんの方々に支えられている自分たちは、そういう感謝の気持ちをこれからも忘れてはいけないなということをまず感じて。甲子園に行けるかもしれないチャンスの期間をもらって、自分たちが練習してきたものは選ばれなくても変わらない事実だと思うので。この期間成長できたことを春(県大会)、夏につなげてやっていきたい。高野先生も先ほど言っていたんですけど、甲子園のチャンスは、まだ自分たちにはあと1回残っているので、それに向けて全力で頑張るだけ」と、ともに前を向いた。
地元だけではなく、全国の高校野球ファンから、上尾の選出を望む声があがっていたが、これは生徒にも届いていた。国井は「上尾のバックを背負っていたときに、通学してるときに、声をかけていただくことも多くて。自分だけじゃなくて他の部員とかもそういう話をよく受けて。やっぱりものすごく応援してくれているのを、とにかくすごい実感しました」と感謝した。
昨年12月12日に21世紀枠の候補入りが正式発表され約1カ月半。当日も長い1日を過ごした。
森田は「昨日の終わりのミーティングで『自分たちにできることは、1時間目から6時間目まで一生懸命受けることだ』と指導者の先生方からお話を受けて。もちろん、普段と同じと言えば同じなんですけど、心境としてはドキドキがあったりだとか、選ばれるか選ばれないかの中で期待だったり不安だったりとかたくさんあったんですけど。1時間目から6時間目までを一生懸命いつも通り受けていたという感じです」と明かした。
ダブルキャプテン制の理由を高野監督は「リーダーシップを特別取れる子がいつもの代に比べていなかった。森田1人だと潰れてしまうし、国井1人でも潰れてしまうし、重荷を1つに背負わせてしまうのはしんどい」と説明。森田が前に出ての発言や、ウオーミングアップの声出しなど先頭に立ち、国井がサポートと役割分担している。
高野監督は「森田は試合に出ることもありますけど、国井は技術的にそこまではない。でも上尾高校の野球を一番理解してる。学業も優秀で(埼玉の)東松山から1時間以上かけてわざわざここに来ている。自分が力がないのも分かりながら、試合に出れるか出れないか分からないし、恐らく出られないかもしれないけど、ここで上尾高校の野球を学びたいという思いの中で来てくれている子なので。森田も人柄もいいですし、この2人に託したいという思いで、任せた形」と2人を信頼。夏の甲子園出場へ、スタートを切った。
👣愛媛勢、5年連続で出場逃す 選抜高校野球出場校決定
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d24ce09fe9a73d6406dc98b04a2fd1914b587e5
第98回選抜高校野球大会の出場校が30日に決まり、愛媛勢は5年連続で出場を逃した。
5年連続の不出場は1957~61年以来。2021年の聖カタリナ学園を最後に、春の甲子園から遠ざかっている。
選抜の重要な選考資料となる昨年10月の秋季四国大会には、松山聖陵(愛媛1位)、西条(2位)、新田(3位)の県勢3校が出場。四国の一般枠は2で、決勝に進出すれば有力となるが、松山聖陵と西条は準々決勝、新田は1回戦で敗れた。
21世紀枠では、愛媛県高野連が新居浜西を推薦していたが、地区候補9校に選ばれなかった。
⚾岩手さんへ
7イニング制はなんだか変な方向に話が進みつつありますね・・・・。ただ、高野連の役員さんの中には良識ある方々が少なからずおられるようなんで、温かく見守るとして今年・来年は今まで通りの野球を観れる喜びを感じて球場に足を運びたいと思っております。
万が一導入されても、部員数の多いチームは複数の選手が試合に出れるようにしたり、センバツ出場校増枠などの考えもあるようだし・・・。昨春雨で流れた春季東海の5位決定戦みたいなものも各地で広がれば・・・そして秋に比べて春の地区大会は出場校が少ないのでこちらを増枠して欲しい!
次にセンバツ出場校ですが、花巻東は東北優勝しているので妥当ですね。昨春は米子松蔭・二松学舎大付を圧倒しながら準々決勝でなぜかしらエース温存して1-9で完敗と何とも言えない終わり方でした。。。夏も和智弁に快勝しながら東洋大姫路に完敗と落差が激しいですね。
甲子園に出てくれば勝つときは粘り強く接戦を制し、負けるときは力でねじ伏せられることが多いような・・・。中京大中京・大阪桐蔭・健大高崎・東洋大姫路との試合が思い浮かびます。
近畿公立枠は大阪枠に続いて途切れましたね。なんだかスッキリしました。郡山をゴリ押ししても甲子園で勝てる気がしないし、他の地区に今回は譲って来年以降出て欲しいチームが枠を獲ってくれたらと。高知農は今回観戦できなかったら一生見る機会のないチームかも分からないですね・・・。九州8強の長崎西でもC評価と思われますが、高知農の実力は???ヘタすりゃ多治見よりもヒドいスコアになる不安もありますが、、、
最後に素戔嗚神社ですが、甲子園球場ライトスタンド後方にありますね。レフト後方となると「ららぽーと甲子園」昔の阪神パーク方面になります。
https://news.yahoo.co.jp/articles/77af0e7026c160b9ede8ab07526d075c6fc231c1
高校野球が転換期を迎えている。2028年の第100回選抜大会をめどに全ての公式戦で7イニング制を採用することが望ましい――。昨年12月、日本高校野球連盟の「7イニング制等高校野球の諸課題検討会議」は、そんな結論の最終報告書を示した。
最終報告書を受けた昨年12月5日、そして1月29日の理事会では導入の可否について結論は出なかった。29日の理事会では「様々な意見がある中、慎重に進める必要がある」「全国選手権大会において可及的速やかに採用すべきである」などの意見が出された。なかでも、議論の経過などについて都道府県高野連や加盟校、そして社会に対して広く周知していくべきだ、という意見が多数を占めたという。
なぜ、いま野球の根幹ルールを変えようとしているのか。喫緊の課題は、近年の暑さから選手や関係者の健康を守ることだ。
昨夏(6~8月)の全国の平均気温は平年より2.36度高く、統計のある1898年以降で最も暑かった。夏の地方大会では選手だけでなく、観客や審判の熱中症も相次いだ。
■2部制は「効果あった」が……
最終報告書によると、7イニング制にすることで、試合時間を約30分短縮でき、投手の球数も約30球減らすことができるという。これにより、熱中症やけがのリスクを減らすことが期待できる。
延長回数の短縮やタイブレーク制の導入、投手の球数制限など、日本高野連はこれまでも暑さや選手の健康対策に取り組んできた。
2024年夏の全国選手権からは、試合を午前と夕方に分ける「2部制」を導入。昨夏のデータでは、選手の熱中症疑いの数は6割減った。出場校アンケートでは8割以上が2部制に賛成だった。ただ、2部制で行われた昨夏の大会第4日の第4試合、高知中央―綾羽(延長十回タイブレーク)は雨の影響で開始が遅れ、試合終了が午後10時46分だった。高校生の部活動として適切ではない、という意見もあった。
7イニング制であれば、試合終了が遅くなることもなくなり、大会役員や指導者の働き方改革にもつながるとしている。
■反対派の懸念は
また、最終報告書は少子化の影響で硬式野球部員数が減っていることにも触れた。試合や練習時間が短縮されることで日々の活動時間にも変化が生まれ、気軽に競技に取り組みやすくなり、普及効果も見込めるという。U18のワールドカップなど国際大会のほか、米国や台湾など多くの国・地域の高校年代が7イニング制を採用していることも理由に挙げた。
ただ、反対の声は多い。昨年9月、滋賀県で開催された国民スポーツ大会で7イニング制が初めて実施された。「夏になれば良いと思うかも」「心地よい緊張感だった」という選手もいたが、監督や選手の大半が「物足りない」「早すぎる」と9イニング制を推した。
昨年6月に日本高野連が行ったアンケートでも、加盟校の約7割が反対だった。一般向けのモニター調査では7イニング制の賛成が反対を上回ったが、ファンらを対象に日本高野連ホームページで募った意見は9割が反対だった。
関西のある監督は「この状況で、現場の意見を『あくまで参考』で終わらすのは、あんまりではないか」とこぼす。7イニング制になることで、過去の記録との比較ができなくなり、歴史的な価値が失われるという声や、八、九回の「ドラマ」がなくなることを残念がる声も多い。
また、2イニング=6アウトがなくなることで、選手たちのプレー機会を奪ってしまう。この点について、検討会議では、今春から全ての公式戦で指名打者制の導入を決めた。投手の疲労軽減だけでなく、選手に新しく活躍の場を与えることが狙いだ。ほかにも、1校から複数チームの公式戦参加や選抜大会の出場枠増加などの案も挙がる。
最終報告書は春夏の甲子園大会がテレビやインターネットで日本だけでなく世界にも中継、配信されていることを重く見ており、熱中症リスクや働き方改革など社会的な課題に対して、「解決へ向けて自ら変化していく」ことの必要性も訴える。
次回の理事会は2月20日に予定されている。
📝高野連 理事会で7回制議論「夏は速やかに採用すべき」同時に慎重論も…継続審議へ
https://news.yahoo.co.jp/articles/c77c4c4541f04c269a841f0be4972c934e015aff
日本高野連は29日、大阪市内で理事会を開き、昨年12月の同会議で報告された「7イニング制等高校野球の諸課題検討会議」の報告書について再審議した。
現在、高校野球では7回制導入が検討されており、理事から「さまざまな意見がある中、慎重に進める必要がある」、「夏の大会においては可及的速やかに採用すべきである」などの意見が出た。さらに、最終報告書の背景や議論の経過について、同連盟の加盟校や社会に対して広く周知していくべきとの意見が多数を占めた。
2月に予定する次回の理事会では、具体的な施策を提示して再審議することが確認された。
📝昨春優勝の横浜、昨夏優勝の沖縄尚学は好投手決め手に最終切符 近畿公立校なしは大会史上初
https://news.yahoo.co.jp/articles/55dd151c3e05e3b5ad47db0cf85c2eb391cf7990
◇第98回選抜高校野球大会の出場校決定
一般枠の選考では波乱はなく、ほぼ予想通り、順当と言える30校が選ばれた。
昨春選抜優勝の横浜と昨夏選手権優勝の沖縄尚学はともに好投手の存在が大きく、それぞれ地区最後の代表校に滑り込んだ。
関東・東京最後の6校目はまず、昨秋関東大会4強に次ぐ5番目として「横浜は浦和学院との比較で走攻守に横浜の声で全会一致」と宝馨選考委員長(日本高校野球連盟会長)。東京大会準優勝の関東一との比較となったが「攻撃力は互角。織田、小林の好投手を擁する横浜が走攻守に高いレベルにある」と選出された。
沖縄尚学は九州大会準々決勝で敗退。神宮枠で1校増の九州で4強に次ぐ5番目として選出された。宝委員長は「昨夏の選手権大会優勝に貢献した末吉、新垣の二枚看板は球威、制球ともすばらしく、同じく準々決勝で敗れた他3校を上回る」と評価した。
横浜、沖縄尚学とも昨年春と夏の全国優勝チームだが、宝委員長は「昨年の実績が影響したわけではない。あくまで地区大会での力量評価」と説明した。
近畿は昨秋4強4校に次いで近江、東洋大姫路を選出。この6校はすべて私学。21世紀枠で近畿地区推薦校だった県立の郡山も落選したため、近畿は第1回大会から続いていた選抜大会での公立校出場が途切れた。宝委員長は「大会初らしいが、公立、私立を念頭に選出しているわけではない」と話した。
東北3校目は東北と聖光学院の比較で「対戦チームに応じた打撃で4強中唯一のチーム打率3割をマーク。投打にバランスがとれている」(辻中祐子副委員長)と強打を評価して東北を選んだ。
東海3校目は大垣日大の機動力を絡めた攻撃力への評価が高く全会一致で選出された。好投手・高部を擁する聖隷クリストファーは準決勝でのコールド負けが響いた。
21世紀枠は文武両道で推薦された数校のなかから長崎西を選出。九州大会で1勝した実績も加味された。困難克服、地域貢献の側面からは高知農を選出。近年の部員不足を克服した不屈の姿勢が評価された。
👣四日市高校、59年ぶりの甲子園出場ならず 選抜高校野球
https://article.yahoo.co.jp/detail/db8e9c17b5653048275bb29b3c4b1d80531a8b61
3月19日に開幕する「第98回選抜高校野球大会」の「21世紀枠」が1月30日、発表された。昨秋の三重県大会ベスト4で、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の文武両道で知られる県立四日市高校は、東海地区推薦校となっていたが、選ばれず、59年ぶりの出場は叶わなかった。
21世紀枠は、春の選抜高校野球大会で、実績だけでなく“困難克服・地域貢献・文武両道などの取り組み”を評価して選ばれる特別枠。 勝敗だけでは測れない「高校の努力」を甲子園で称えるために設けられている。過去には木本高校や相可高校などが県の推薦校に、近畿大学工業高等専門学校が、東海地区推薦校に選ばれたが、いずれも甲子園には出場していない。
30日、諸岡伸校長と加藤敬三監督が四日市高校の多目的ホールで出場校決定のライブ配信を見守った。最初に21世紀枠の発表があり、同高の名前が呼ばれることはなかった。諸岡校長が加藤監督の背中を軽くたたき、労をねぎらう場面もあった。別室で発表を見ていた部員は、多目的ホールで諸岡校長から改めて結果を聞いた。諸岡校長は「本当に悔しいし悲しいと思うけれど、これを糧に次のステージに向けて着々と力をつけてほしい」と励ました。
加藤監督は「非常に残念な思いですが、ここで立ち止まることなく、春夏に向けてレベルを上げて戦えるチームになりたい。21世紀枠推薦まで連れていってくれた生徒や支援してくれた人に感謝を伝えたい。秋季大会で見つけた課題を春まで、また夏までにしっかりと克服したい」と語った。
隯海生主将(2年)は「率直に残念な気持ち。秋の大会の準決勝と3位決定戦では後半の粘り強さや打力が欠けていた。21世紀枠に選ばれモチベーションになり、そのチャンスが得られたことは大きな成果があったと思う。選んでいただけなかったのは、秋の試合の成績もあると思う。課題を克服して強くなったと思われるよう頑張りたい。春はベスト4で、秋季で負けたチームに勝ち、自力で東海大会に行き、そのステップが踏めれば、夏は優勝できると考え、頂点を目指したい」と語った。
取材後、部員たちはすぐにユニフォームに着替え、グラウンドに向かった。
👣春のセンバツ高校野球 北信越地区の21世紀枠候補「若狭高校」52年ぶりの出場ならず
https://news.yahoo.co.jp/articles/f5d132ee2151c33b4b3bb98b3a4c292358715689
春の高校野球センバツ大会に出場する32校が30日に発表されました。21世紀枠の候補校に選ばれていた若狭高校は、残念ながら52年ぶりのセンバツ出場はなりませんでした。
21世紀枠候補には全国9つの地区から1校ずつが選出され、北信越地区からは若狭高校が初めて候補校に選ばれました。
若狭高校では、部員らが発表を見守っていましたが、21世紀枠の2校には長崎県の長崎西高校、高知県の高知農業高校が選ばれ、残念ながら若狭高校の52年ぶりのセンバツ出場はなりませんでした。
吉田大晟主将は「正直言うとやっぱり悔しい。北信越の代表として選んでもらったことはしっかり誇りを持って、明日からの練習に励んでいきたい」と話していました。
👣聖隷クリストファー初出場ならず 東海3校目は大垣日大…4年前は東海準Vながら落選で社会的問題に
https://news.yahoo.co.jp/articles/21d77a36bb17be47493aebffac8521c2bc0778b9
第98回センバツ高校野球大会(3月19日から13日間・甲子園)の出場校を決める選考委員会が30日、大阪市内で行われ、全32校が決定した。
昨夏の甲子園で好投した最速147キロ左腕・高部陸(2年)を擁し、東海地区の3校目で出場する可能性のあった聖隷クリストファー(静岡)は、無念の選出漏れ。東海地区の出場校は、中京大中京(愛知)、三重、大垣日大(岐阜)に決まった。
聖隷クリストファーは、静岡1位で昨秋の東海大会に出場。4強まで駒を進めたが、三重との準決勝で先発の高部が打ち込まれ、2―10で7回コールド負けを喫していた。同じく準決勝敗退の大垣日大との比較で、センバツ初出場を逃す結果になった。
同校は2022年、前年の秋季東海大会準Vの実績で選考委員会を迎えたが、まさかの落選。当時の出場枠は2つで、優勝校の日大三島(静岡)の次に、準決勝敗退の大垣日大が選ばれるという異例とも言える選考に泣いた。通例に反した選考は大きな話題となり、国会で議論されるなど社会的な問題に発展した。あれから4年。「今年こそ」の思いはかなわなかった。
◆2022年の選考過程 聖隷クリストファーは東海大会の決勝に進出しながら落選し、物議をかもした。準決勝敗退の大垣日大が選出された。同大会で決勝に進みながら落選したのは、不祥事により推薦を辞退した1978年の中京(現中京大中京、愛知)以来、44年ぶりだった(当時は中部大会)。当時の東海地区選考委員長は「選手個人の力量に勝る。甲子園で勝つ可能性が高いかを客観的に判断」と説明。静岡から2校という地域の偏りを避けたのではないか、との見方もあった。
👣近畿公立勢“最後の砦”郡山に吉報届かず 田副主将「目標は夏。落ち込んでいる時間はない」
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a5773ddf5f46a7cdd24c22255b90981f858a7b6
第98回選抜高校野球大会の出場校を決める選考委員会が30日に開かれ、出場32校が決まった。
近畿地区の21世紀枠候補だった奈良の郡山に聖地への切符は届かなかった。71年夏には全国4強も果たした伝統校で、春夏通じては12回の出場経験を持つ。27年ぶりの球春到来はならなかった。
これで、1924年の第1回大会から続く近畿からの公立高校連続出場の歴史も98回目で途絶えた。秋の近畿大会で上位進出を果たせなくても、10年に向陽、14年に海南、15年に桐蔭と和歌山の公立校が21世紀枠で出場し、公立枠を継続していた。
就任3年目の岡野雄基監督(35)は「勉強もしないといけないし、野球に特化できない。乗り越えないといけない壁はあるが、候補に選ばれたことで、何が足りないか可視化できた。そこを埋めていきたい」と冬の期間の練習の手応えを強調。この日も甲子園出場を信じて練習をしていた田副皓大主将(2年)も「結果に左右されずに、切り替える。目標は夏の甲子園。落ち込んでいる時間はない」と智弁学園、天理の奈良私学2強相手に全力を尽くすことを誓った。
1893年創立と奈良県内最古の歴史を持つ進学校。NHKの大河ドラマ「豊臣兄弟!」の主人公・豊臣秀長が城主を務めた郡山城に学校は隣接している。
👣3番手補欠校であと一歩…士別翔雲が21世紀枠で代表逃す 北海道名寄地区7度目の”決勝”も悲願ならず
https://news.yahoo.co.jp/articles/78f2afd3ce4018f2bbf39c0082279ec65dfc50ec
第98回センバツ高校野球大会の出場校を決める選考委員会が30日、大阪市内で行われ、21世紀枠候補校に選出されていた士別翔雲は代表入りを逃した。春夏通じて史上最北端からの甲子園出場には届かなかった。
部員、保護者、在校生らが集まった体育館は静まりかえった。名寄地区悲願の甲子園出場はまたもやお預け。士別翔雲の名前が呼ばれることはなかったが、渡辺雄介監督(44)は「(甲子園に)あと一歩まで来ている実感はある。必ずこの夏にあと一歩を埋めたい」と前を向いた。
全道10地区で唯一聖地の土を踏めていない名寄地区。これまでに稚内大谷が北北海道大会で3度準優勝(80、81、93年)したほか、21世紀枠候補校には同校が2度、天塩が1度選出されていた。同地区としては今回で7度目の“決勝”。今回は長崎西、高知農が選ばれ、あと一歩の3番手補欠校での選出だった。厳しい寒さが続く士別市に春の便りが届くことはなかった。
昨秋の全道大会は、準Vの白樺学園に惜敗(0●1)。地元上川管内の選手だけで強豪私立に食らいついたように、直近3年で2度の北北海道大会4強進出など実績を積んできた。直線距離で約1200キロ先にある聖地までの距離は着実に縮まっている。
2月に予定していた道外合宿は見送り、雪が降り積もるグラウンド、ビニールハウスの室内練習場で球春を待つ。本郷創士主将(2年)は「自分たちの最終目標は夏の北北海道大会で優勝して、甲子園で勝って校歌を歌うこと。そこはぶらさずに毎日頑張りたい」と夏を見据えていた。
👣上尾高42年ぶり甲子園ならず…森田主将「ここで終わりというよりは、また始まった感覚」
https://news.yahoo.co.jp/articles/60495721f529db661348749ddf72cd1a184656fe?page=1
第98回選抜高校野球大会の出場校を決める選考委員会が30日に大阪市内で開催され、一般選考30校と21世紀枠2校の計32校が発表された。21世紀枠で42年ぶりの甲子園出場を目指した上尾(埼玉)は選出されなかった。
15時15分の授業終了後、会議室に集められた生徒は、15時30分から予定された発表を待つも、なかなか始まらない。それでも誰も口を開くことはなく、じっとテレビ画面を見続けた。ようやく15時45分から選考結果が発表されたが、21世紀枠で長崎西に続き呼ばれたのは、高知農業。それでも表情を変えることはなく、両校の選考理由が終わるまで待ち、恵賀正治校長が労いの言葉をかけた。
1984年に2年生で夏の甲子園に出場している高野和樹監督(58)は異例のダブルキャプテン制を敷き、森田佑樹内野手と国井蒼太外野手を指名。
選考結果に森田は「落選という結果になって。でも、ここで終わりというよりは、また始まった感覚なので。高野先生も言っていたように、大きな夏の大会が残ってるので、また今日からやるべきことをしっかりやって、野球選手としても人としてもまた一から、この冬作り上げて、夏必ず今回の悔しさを(バネに)甲子園という舞台に行けるように、全力で毎日頑張っていきたい」。
国井は「関東、東京地区で選んでいただき、この期間すごくたくさんの方に応援してもらっていると、ものすごく感じることができたので。たくさんの方々に支えられている自分たちは、そういう感謝の気持ちをこれからも忘れてはいけないなということをまず感じて。甲子園に行けるかもしれないチャンスの期間をもらって、自分たちが練習してきたものは選ばれなくても変わらない事実だと思うので。この期間成長できたことを春(県大会)、夏につなげてやっていきたい。高野先生も先ほど言っていたんですけど、甲子園のチャンスは、まだ自分たちにはあと1回残っているので、それに向けて全力で頑張るだけ」と、ともに前を向いた。
地元だけではなく、全国の高校野球ファンから、上尾の選出を望む声があがっていたが、これは生徒にも届いていた。国井は「上尾のバックを背負っていたときに、通学してるときに、声をかけていただくことも多くて。自分だけじゃなくて他の部員とかもそういう話をよく受けて。やっぱりものすごく応援してくれているのを、とにかくすごい実感しました」と感謝した。
昨年12月12日に21世紀枠の候補入りが正式発表され約1カ月半。当日も長い1日を過ごした。
森田は「昨日の終わりのミーティングで『自分たちにできることは、1時間目から6時間目まで一生懸命受けることだ』と指導者の先生方からお話を受けて。もちろん、普段と同じと言えば同じなんですけど、心境としてはドキドキがあったりだとか、選ばれるか選ばれないかの中で期待だったり不安だったりとかたくさんあったんですけど。1時間目から6時間目までを一生懸命いつも通り受けていたという感じです」と明かした。
ダブルキャプテン制の理由を高野監督は「リーダーシップを特別取れる子がいつもの代に比べていなかった。森田1人だと潰れてしまうし、国井1人でも潰れてしまうし、重荷を1つに背負わせてしまうのはしんどい」と説明。森田が前に出ての発言や、ウオーミングアップの声出しなど先頭に立ち、国井がサポートと役割分担している。
高野監督は「森田は試合に出ることもありますけど、国井は技術的にそこまではない。でも上尾高校の野球を一番理解してる。学業も優秀で(埼玉の)東松山から1時間以上かけてわざわざここに来ている。自分が力がないのも分かりながら、試合に出れるか出れないか分からないし、恐らく出られないかもしれないけど、ここで上尾高校の野球を学びたいという思いの中で来てくれている子なので。森田も人柄もいいですし、この2人に託したいという思いで、任せた形」と2人を信頼。夏の甲子園出場へ、スタートを切った。
👣愛媛勢、5年連続で出場逃す 選抜高校野球出場校決定
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d24ce09fe9a73d6406dc98b04a2fd1914b587e5
第98回選抜高校野球大会の出場校が30日に決まり、愛媛勢は5年連続で出場を逃した。
5年連続の不出場は1957~61年以来。2021年の聖カタリナ学園を最後に、春の甲子園から遠ざかっている。
選抜の重要な選考資料となる昨年10月の秋季四国大会には、松山聖陵(愛媛1位)、西条(2位)、新田(3位)の県勢3校が出場。四国の一般枠は2で、決勝に進出すれば有力となるが、松山聖陵と西条は準々決勝、新田は1回戦で敗れた。
21世紀枠では、愛媛県高野連が新居浜西を推薦していたが、地区候補9校に選ばれなかった。
⚾岩手さんへ
7イニング制はなんだか変な方向に話が進みつつありますね・・・・。ただ、高野連の役員さんの中には良識ある方々が少なからずおられるようなんで、温かく見守るとして今年・来年は今まで通りの野球を観れる喜びを感じて球場に足を運びたいと思っております。
万が一導入されても、部員数の多いチームは複数の選手が試合に出れるようにしたり、センバツ出場校増枠などの考えもあるようだし・・・。昨春雨で流れた春季東海の5位決定戦みたいなものも各地で広がれば・・・そして秋に比べて春の地区大会は出場校が少ないのでこちらを増枠して欲しい!
次にセンバツ出場校ですが、花巻東は東北優勝しているので妥当ですね。昨春は米子松蔭・二松学舎大付を圧倒しながら準々決勝でなぜかしらエース温存して1-9で完敗と何とも言えない終わり方でした。。。夏も和智弁に快勝しながら東洋大姫路に完敗と落差が激しいですね。
甲子園に出てくれば勝つときは粘り強く接戦を制し、負けるときは力でねじ伏せられることが多いような・・・。中京大中京・大阪桐蔭・健大高崎・東洋大姫路との試合が思い浮かびます。
近畿公立枠は大阪枠に続いて途切れましたね。なんだかスッキリしました。郡山をゴリ押ししても甲子園で勝てる気がしないし、他の地区に今回は譲って来年以降出て欲しいチームが枠を獲ってくれたらと。高知農は今回観戦できなかったら一生見る機会のないチームかも分からないですね・・・。九州8強の長崎西でもC評価と思われますが、高知農の実力は???ヘタすりゃ多治見よりもヒドいスコアになる不安もありますが、、、
最後に素戔嗚神社ですが、甲子園球場ライトスタンド後方にありますね。レフト後方となると「ららぽーと甲子園」昔の阪神パーク方面になります。
選抜大会・近畿地区21世紀枠選出🈚で97回で途切れるか。
公立高校の出番がなかったね。
勝ち上がり通りで当然だがね!
21世紀枠選出は予想通りだったな!
長崎西・高知農業が選ばれ共に西日本からですね。
農業高校出身者としては、大変ありがたいです!
たしか駅伝、サッカーは全国大会に出ていると思いますが、是非とも頑張って欲しいです。
公立高校の出番がなかったね。
勝ち上がり通りで当然だがね!
21世紀枠選出は予想通りだったな!
長崎西・高知農業が選ばれ共に西日本からですね。
農業高校出身者としては、大変ありがたいです!
たしか駅伝、サッカーは全国大会に出ていると思いますが、是非とも頑張って欲しいです。
選抜大会に花巻東が無事選出おめでとうございます。
手前味噌かな?
地元テレビ放送からです。
手前味噌かな?
地元テレビ放送からです。
10/13 秋季徳島大会決勝戦 むつみスタジアム 鳴門渦潮-小松島 13:41~15:43
一二三四五六七八九十計HE
小 松 島002030010 6132 三原-川西
鳴門渦潮12031000X 7122 大城-倉橋
第一試合
鳴 門6
川 島5
3位表彰式から数分後・・・ダッシュで球場を出て、レンタサイクル走らせ10分程度で定食屋に到着し、うどん食べてまた球場に戻るとまだのんびり散水されており、結局1時間インターバルをもらえた。なんだか兵庫ばりのインターバルの長さでありがたかったが、決勝戦も3時間ゲームになるとゆったりと徳島城跡を観光できなくなるのでぺース配分が難しい。
決勝戦は鳴門渦潮-小松島とともに甲子園出場校で面白い試合展開となりそう。すでに決勝進出した時点で四国大会出場は確定だが、1位になるとシードされ準々決勝からの登場となるので、2校しかセンバツに出れない四国地区では是が非でも1位通過して初戦で他県の2位か3位とぶつかりたい。
この試合は両チームともにエース先発で必勝態勢だったが、いずれも右サイドスローだった。アルプスはやはり太鼓1つの応援で、夏もこんな感じと思われるが、鳴門渦潮は女の子が太鼓をたたいていた。
さて、試合は1回表小松島が簡単に三者凡退に終わったのに対し、鳴門渦潮はいきなり先頭打者・西丸が初球ファースト左にライナーを放ちグラブをはじいてライト前ヒット。
手堅く送って2球で1死2塁と形を作り、3番・中山が1-1からライト前ヒットで1・3塁。スキンヘッドの森監督は4番・中山に1ボールからエンドランを仕掛けサードゴロの間に1点先制。
初回の攻防で明暗分かれたが、小松島は2回表4番・小林慈が初球ライト前ヒットで反撃開始。こちらも手堅く送って1死2塁とし、6番・小野初球ライトフライで2塁走者3塁を狙うもライト・西丸の好返球でダブルプレー!!
その裏、鳴門渦潮はまた先頭打者が初球レフト前ヒット。7番・大城投手は初球バスターでファール。2球目はサードゴロで走者入れ替わりと初回と違い先取点を奪ったことでずいぶん攻撃的な姿勢を見せた森監督。8番・倉橋がショートゴロ正面のゴロを弾くエラーでオールセーフとなり、9番・土谷のセカンドゴロの間に2死2・3塁。ここで1番・西丸が初球レフト前2点タイムリーヒットを放ちすぐさま盗塁と打つ・走る・守ると3拍子揃っている好選手と印象付けられ3-0と差を広げた。
しかし、3回表小松島は先頭打者のサードゴロエラーでチャンスをもらい、8番・河野1ボールからライト線に微妙な当たりもファール。しかし直後にレフト前ヒットと広角打法を見せつけ、福岡監督はエース・三原にバントで送ってもらい上位でなんとか・・・と思いつつも1ボールからバントファールで強打に切り替え8球粘るもサードフライ。
しかし1番・東山がライト前タイムリーヒットで1点を返しエラーも絡んでなおも1・3塁のチャンス!
だが、、、大城投手の1塁けん制球で帰塁の際に肩を脱臼した模様で臨時代走投入・・・次の回から選手交代し、閉会式ではギブスをつけての行進で痛々しかった・・・。
それでも直後に2番・白浜がセンター前タイムリーを放ち3-2と1点差に詰め寄り試合の緊迫感が増した。だが、大城投手がここで踏ん張り3・4番を打ち取り踏みとどまる。
これで息を吹き返した三原投手は3回裏クリーンアップの攻撃を三者凡退で退けエンジンがかかってきたようでこの試合も最後までもつれる予感がした。
しかしながら小松島も4回三者凡退で試合は膠着状態に入るかと思われた。だが鳴門渦潮はそれを許さずその裏先頭の6番・石本が初球レフト前ヒット。これを送って1死2塁として8番・倉橋がレフトへ大飛球を放つもレフト・白浜が懸命に背走してダイレクトヤッチ!9番・土谷もセカンド前方のフライでピンチ脱出と思われたが、セカンドには前の回の攻撃でけん制の際に肩を脱臼したショートが退き、セカンドの中元がショートに入りセカンドには途中出場の片山が入ったばかりなので勘が鈍ったのか?これを捕れずに内野安打としてしまい2塁走者ホームインで4点目。
さらに暴投も絡みピンチ拡大して1・2番の連続タイムリーヒットで6-2と差が広がった。
しかし小松島は逆境に強いチームなのか???5回表先頭の8番・河野が四球で出塁。9番・三原投手初球打ちはセカンドゲッツーコースだったが、セカンド・土谷がこれを弾き内野安打で、無死1・2塁。福岡監督は手堅くバントで送って1死2・3塁として2番・白浜初球ファールの後にセンター前タイムリーヒットを放ち3点差。さらに3番・馬着は初球からセーフティ―スクイズを狙いボール球は見逃し、2球目にきっちりピッチャー前に転がし狙い通りセーフティ―スクイズで6-4と詰め寄った!さらに2死2塁バッター4番ということで渦潮外野手は深く守っていたが、皮肉にも4番・小林慈の打球は力なくセンター前にポトリと落ち1点差。5番・川西もセンター前ヒットで続き俄然面白くなったが、6番・小野はサードゴロで3回同様1点差にまでは迫るが追いつけなかった。。。
その裏、渦潮は1死から連打で1・2塁とし7番・大城投手が三遊間に痛烈なゴロを放つが、サード・馬着のダイビングキャッチで止められ2塁封殺で2死1・3塁。8番・倉橋がライト前タイムリーヒットを放ちすかさず7-5と突き放して整備に入った。
それにしても徳島野球は点の取り合いがダイスキなようだ。この試合は序盤から激しく動いているが、両チームともエースと心中する構えのようで全く継投のそぶりはない。
すでに両軍合わせて19安打12得点で5回終了7-5と派手な展開だが試合時間は1時間07分とややゆったりしたペースで3位決定戦のように3時間ゲームも覚悟するほどではなかった。
双方ともにエラーも出ているが大味な試合ということもなく観ていて楽しい試合だった。
6回表2点差を追う小松島はやはり相対的に早打ちで攻めの姿勢を見せるが、アウトを積み重ね2死後死球で出塁するも1番・途中出場の片山外118kmの直球に手が出ず見逃しの三振。。。
その裏、渦潮は1番からの好打順。1死後四球で出塁したが、3番・中山のカウント2-1からランエンドヒットを試みるも小松島バッテリーに読まれてウエストされて2塁封殺。
直後にエラーと死球で再びチャンスをもらっただけに、おとなしくしていれば・・・と思ったが5番・津田が初球セカンドゴロに倒れ三原投手を中心に小松島ナインもまだまだ諦めてはいない。
2点差を追う小松島は7回2番からの好打順で先頭がデッドボールで出塁。福岡監督は残り3イニングを意識したのか?3番打者でも手堅くバントを選択したが、まさかのスリーバント失敗・・・。
4番・小林慈がサード正面のゴロを弾く内野安打でつないで同点の走者を出し、福岡監督ここも送りバントに固執して5番打者にバントして6番・小野に託したがスライダーに空振り三振。
その裏、鳴門渦潮はレフト白浜のダイビングキャッチの好プレーもあり5球で三者凡退。
守りからリズムをつかんだ小松島は8回下位打線が連打を放ちエンドランも成功し無死1・3塁と願ってもないチャンス!ここで三原投手をそのまま打席に立たせて初球セカンドゴロでスクイズと同じような形で1点差に詰め寄りなおも1死2塁。途中出場の1番・片山がセーフティーバントを仕掛け2死3塁。2番・白浜は2安打放っているだけに期待されたが、2-2からピッチャーゴロに倒れてしまった・・・。
3たび1点差に迫られた渦潮はその裏、先頭の9番・土谷がレフト前ヒット。森監督ここは強攻の構えでバントなし。小松島バッテリーは盗塁を警戒しウエストしながら様子を見て2-2からセカンドゴロで2塁封殺。2番・森本に対しては一転して送りバントの姿勢で初球ファール・2球目空振りと追い込まれ3球目に一転してバスターを仕掛けるの打球はピッチャー正面のライナー・・・1塁走者戻りえずダブルプレー!!
6-7とまだ1点差だけに目が離せないし予断を許さない。小松島は3番からの攻撃で鳴門渦潮のエース・大城も最後までマウンドを死守する様相だ。いきなり先頭の3番・馬着にレフト前ヒットを許し、4番・小林慈衛は3安打しているだけに強攻。しかし外129kmの直球に空振り三振。それでも5番・川西がフルカウントからランエンドヒットを仕掛け見事にライト前ヒットを放ったが、、、、、ライト・西丸の強肩が3塁を狙ったランナーを刺し2死1塁とビッグプレーを魅せ最後はスライダーで三振を奪い鳴門渦潮が7-6の打撃戦を制して優勝した。
せやけど、これだけのハイスコアながら試合時間は2時間02分とコンパクトにまとめてくれた。2時間30分を超えてもおかしくない試合内容だったが、要所で守備の好プレーが見受けられ両チームともにファーストストライクから積極的に打ちに行った結果が高校野球らしいペース配分で進んだと思われる。
試合そのものは紙一重の戦いで、最近よく甲子園で見かける鳴門渦潮の勢いが少し上回ったのかなと思われた。
閉会式が終わったのが16時を少し過ぎた頃だろうか?まだまだ日没まで間があるので、徳島駅に引き返し途中で徳島城跡を散策して夕焼け眺めて四国の空気をたっぷり吸いこんで自転車返却し、喫茶店で打ち上げし、徳島ラーメン食べて高速バスに揺られて淡路島縦断して本州に帰ってきた。
次に四国遠征するのは鳴門オロナミンC球場の長期改装工事が明けてからの四国大会だろうか???やはり愛媛・高知はあまりにも遠すぎて縁がないし、香川もアクセスが良くないので・・・。
行くとしたら神戸・三宮から90分で鳴門に到着するので徳島以外は選択の余地がなさそう。。。
さて、次回からはいよいよ秋季近畿大会開幕。今回は秋季中国大会を松江&浜山で観戦するので、近畿大会2週目は見れないが楽しみにしていた三田学園の初戦は観戦可能となった。
まずは開幕試合。初出場の滋賀短大付が大阪1位の履正社に挑む。下馬評を覆せたのは雨の影響も大きかったのか?波乱含みの悪天候で3塁側の庇に助けらえながらの観戦。それはまた次回の講釈で。
チーム名 選手名 投球回 打者 投球数 安打 犠打 四球 死球 三振 暴投 失点 自責
小 松 島 三 原 8 38 108 12 2 1 1 0 1 7 5
鳴門渦潮 大 城 9 42 131 13 5 1 2 6 0 6 4
(完)
🌟新シリーズのお知らせ🌟
熱闘ほっともっと 地下鉄の長いトンネルを抜けた先に希望の灯り
10/19 秋季近畿大会初日開幕試合 ほっともっとフィールド神戸 滋賀短大付(滋賀②)-履正社(大阪①)
一二三四五六七八九十計HE
小 松 島002030010 6132 三原-川西
鳴門渦潮12031000X 7122 大城-倉橋
第一試合
鳴 門6
川 島5
3位表彰式から数分後・・・ダッシュで球場を出て、レンタサイクル走らせ10分程度で定食屋に到着し、うどん食べてまた球場に戻るとまだのんびり散水されており、結局1時間インターバルをもらえた。なんだか兵庫ばりのインターバルの長さでありがたかったが、決勝戦も3時間ゲームになるとゆったりと徳島城跡を観光できなくなるのでぺース配分が難しい。
決勝戦は鳴門渦潮-小松島とともに甲子園出場校で面白い試合展開となりそう。すでに決勝進出した時点で四国大会出場は確定だが、1位になるとシードされ準々決勝からの登場となるので、2校しかセンバツに出れない四国地区では是が非でも1位通過して初戦で他県の2位か3位とぶつかりたい。
この試合は両チームともにエース先発で必勝態勢だったが、いずれも右サイドスローだった。アルプスはやはり太鼓1つの応援で、夏もこんな感じと思われるが、鳴門渦潮は女の子が太鼓をたたいていた。
さて、試合は1回表小松島が簡単に三者凡退に終わったのに対し、鳴門渦潮はいきなり先頭打者・西丸が初球ファースト左にライナーを放ちグラブをはじいてライト前ヒット。
手堅く送って2球で1死2塁と形を作り、3番・中山が1-1からライト前ヒットで1・3塁。スキンヘッドの森監督は4番・中山に1ボールからエンドランを仕掛けサードゴロの間に1点先制。
初回の攻防で明暗分かれたが、小松島は2回表4番・小林慈が初球ライト前ヒットで反撃開始。こちらも手堅く送って1死2塁とし、6番・小野初球ライトフライで2塁走者3塁を狙うもライト・西丸の好返球でダブルプレー!!
その裏、鳴門渦潮はまた先頭打者が初球レフト前ヒット。7番・大城投手は初球バスターでファール。2球目はサードゴロで走者入れ替わりと初回と違い先取点を奪ったことでずいぶん攻撃的な姿勢を見せた森監督。8番・倉橋がショートゴロ正面のゴロを弾くエラーでオールセーフとなり、9番・土谷のセカンドゴロの間に2死2・3塁。ここで1番・西丸が初球レフト前2点タイムリーヒットを放ちすぐさま盗塁と打つ・走る・守ると3拍子揃っている好選手と印象付けられ3-0と差を広げた。
しかし、3回表小松島は先頭打者のサードゴロエラーでチャンスをもらい、8番・河野1ボールからライト線に微妙な当たりもファール。しかし直後にレフト前ヒットと広角打法を見せつけ、福岡監督はエース・三原にバントで送ってもらい上位でなんとか・・・と思いつつも1ボールからバントファールで強打に切り替え8球粘るもサードフライ。
しかし1番・東山がライト前タイムリーヒットで1点を返しエラーも絡んでなおも1・3塁のチャンス!
だが、、、大城投手の1塁けん制球で帰塁の際に肩を脱臼した模様で臨時代走投入・・・次の回から選手交代し、閉会式ではギブスをつけての行進で痛々しかった・・・。
それでも直後に2番・白浜がセンター前タイムリーを放ち3-2と1点差に詰め寄り試合の緊迫感が増した。だが、大城投手がここで踏ん張り3・4番を打ち取り踏みとどまる。
これで息を吹き返した三原投手は3回裏クリーンアップの攻撃を三者凡退で退けエンジンがかかってきたようでこの試合も最後までもつれる予感がした。
しかしながら小松島も4回三者凡退で試合は膠着状態に入るかと思われた。だが鳴門渦潮はそれを許さずその裏先頭の6番・石本が初球レフト前ヒット。これを送って1死2塁として8番・倉橋がレフトへ大飛球を放つもレフト・白浜が懸命に背走してダイレクトヤッチ!9番・土谷もセカンド前方のフライでピンチ脱出と思われたが、セカンドには前の回の攻撃でけん制の際に肩を脱臼したショートが退き、セカンドの中元がショートに入りセカンドには途中出場の片山が入ったばかりなので勘が鈍ったのか?これを捕れずに内野安打としてしまい2塁走者ホームインで4点目。
さらに暴投も絡みピンチ拡大して1・2番の連続タイムリーヒットで6-2と差が広がった。
しかし小松島は逆境に強いチームなのか???5回表先頭の8番・河野が四球で出塁。9番・三原投手初球打ちはセカンドゲッツーコースだったが、セカンド・土谷がこれを弾き内野安打で、無死1・2塁。福岡監督は手堅くバントで送って1死2・3塁として2番・白浜初球ファールの後にセンター前タイムリーヒットを放ち3点差。さらに3番・馬着は初球からセーフティ―スクイズを狙いボール球は見逃し、2球目にきっちりピッチャー前に転がし狙い通りセーフティ―スクイズで6-4と詰め寄った!さらに2死2塁バッター4番ということで渦潮外野手は深く守っていたが、皮肉にも4番・小林慈の打球は力なくセンター前にポトリと落ち1点差。5番・川西もセンター前ヒットで続き俄然面白くなったが、6番・小野はサードゴロで3回同様1点差にまでは迫るが追いつけなかった。。。
その裏、渦潮は1死から連打で1・2塁とし7番・大城投手が三遊間に痛烈なゴロを放つが、サード・馬着のダイビングキャッチで止められ2塁封殺で2死1・3塁。8番・倉橋がライト前タイムリーヒットを放ちすかさず7-5と突き放して整備に入った。
それにしても徳島野球は点の取り合いがダイスキなようだ。この試合は序盤から激しく動いているが、両チームともエースと心中する構えのようで全く継投のそぶりはない。
すでに両軍合わせて19安打12得点で5回終了7-5と派手な展開だが試合時間は1時間07分とややゆったりしたペースで3位決定戦のように3時間ゲームも覚悟するほどではなかった。
双方ともにエラーも出ているが大味な試合ということもなく観ていて楽しい試合だった。
6回表2点差を追う小松島はやはり相対的に早打ちで攻めの姿勢を見せるが、アウトを積み重ね2死後死球で出塁するも1番・途中出場の片山外118kmの直球に手が出ず見逃しの三振。。。
その裏、渦潮は1番からの好打順。1死後四球で出塁したが、3番・中山のカウント2-1からランエンドヒットを試みるも小松島バッテリーに読まれてウエストされて2塁封殺。
直後にエラーと死球で再びチャンスをもらっただけに、おとなしくしていれば・・・と思ったが5番・津田が初球セカンドゴロに倒れ三原投手を中心に小松島ナインもまだまだ諦めてはいない。
2点差を追う小松島は7回2番からの好打順で先頭がデッドボールで出塁。福岡監督は残り3イニングを意識したのか?3番打者でも手堅くバントを選択したが、まさかのスリーバント失敗・・・。
4番・小林慈がサード正面のゴロを弾く内野安打でつないで同点の走者を出し、福岡監督ここも送りバントに固執して5番打者にバントして6番・小野に託したがスライダーに空振り三振。
その裏、鳴門渦潮はレフト白浜のダイビングキャッチの好プレーもあり5球で三者凡退。
守りからリズムをつかんだ小松島は8回下位打線が連打を放ちエンドランも成功し無死1・3塁と願ってもないチャンス!ここで三原投手をそのまま打席に立たせて初球セカンドゴロでスクイズと同じような形で1点差に詰め寄りなおも1死2塁。途中出場の1番・片山がセーフティーバントを仕掛け2死3塁。2番・白浜は2安打放っているだけに期待されたが、2-2からピッチャーゴロに倒れてしまった・・・。
3たび1点差に迫られた渦潮はその裏、先頭の9番・土谷がレフト前ヒット。森監督ここは強攻の構えでバントなし。小松島バッテリーは盗塁を警戒しウエストしながら様子を見て2-2からセカンドゴロで2塁封殺。2番・森本に対しては一転して送りバントの姿勢で初球ファール・2球目空振りと追い込まれ3球目に一転してバスターを仕掛けるの打球はピッチャー正面のライナー・・・1塁走者戻りえずダブルプレー!!
6-7とまだ1点差だけに目が離せないし予断を許さない。小松島は3番からの攻撃で鳴門渦潮のエース・大城も最後までマウンドを死守する様相だ。いきなり先頭の3番・馬着にレフト前ヒットを許し、4番・小林慈衛は3安打しているだけに強攻。しかし外129kmの直球に空振り三振。それでも5番・川西がフルカウントからランエンドヒットを仕掛け見事にライト前ヒットを放ったが、、、、、ライト・西丸の強肩が3塁を狙ったランナーを刺し2死1塁とビッグプレーを魅せ最後はスライダーで三振を奪い鳴門渦潮が7-6の打撃戦を制して優勝した。
せやけど、これだけのハイスコアながら試合時間は2時間02分とコンパクトにまとめてくれた。2時間30分を超えてもおかしくない試合内容だったが、要所で守備の好プレーが見受けられ両チームともにファーストストライクから積極的に打ちに行った結果が高校野球らしいペース配分で進んだと思われる。
試合そのものは紙一重の戦いで、最近よく甲子園で見かける鳴門渦潮の勢いが少し上回ったのかなと思われた。
閉会式が終わったのが16時を少し過ぎた頃だろうか?まだまだ日没まで間があるので、徳島駅に引き返し途中で徳島城跡を散策して夕焼け眺めて四国の空気をたっぷり吸いこんで自転車返却し、喫茶店で打ち上げし、徳島ラーメン食べて高速バスに揺られて淡路島縦断して本州に帰ってきた。
次に四国遠征するのは鳴門オロナミンC球場の長期改装工事が明けてからの四国大会だろうか???やはり愛媛・高知はあまりにも遠すぎて縁がないし、香川もアクセスが良くないので・・・。
行くとしたら神戸・三宮から90分で鳴門に到着するので徳島以外は選択の余地がなさそう。。。
さて、次回からはいよいよ秋季近畿大会開幕。今回は秋季中国大会を松江&浜山で観戦するので、近畿大会2週目は見れないが楽しみにしていた三田学園の初戦は観戦可能となった。
まずは開幕試合。初出場の滋賀短大付が大阪1位の履正社に挑む。下馬評を覆せたのは雨の影響も大きかったのか?波乱含みの悪天候で3塁側の庇に助けらえながらの観戦。それはまた次回の講釈で。
チーム名 選手名 投球回 打者 投球数 安打 犠打 四球 死球 三振 暴投 失点 自責
小 松 島 三 原 8 38 108 12 2 1 1 0 1 7 5
鳴門渦潮 大 城 9 42 131 13 5 1 2 6 0 6 4
(完)
🌟新シリーズのお知らせ🌟
熱闘ほっともっと 地下鉄の長いトンネルを抜けた先に希望の灯り
10/19 秋季近畿大会初日開幕試合 ほっともっとフィールド神戸 滋賀短大付(滋賀②)-履正社(大阪①)
ドーム球場で開催したらが、的外れな事か!
桐蔭西谷さんが苦言呈すが、プロ野球OBがおかしいよ!何人が野球は9回だよと叫んでも決定事項なのか?
秋季大会は9イニングで90回選抜が7回でするんだね!
近畿地方のある甲子園出場経験ある監督の話に、7イニング制になったら一人良い投手がいたら好機かもと言っているとか新聞記事で見ましたが、それはど~なん?
球数500球、複数投手制は意味ないじゃん!
高校野球に米、豪、加など7回イニング制でやっているから日本もやらないとおかしいよって事?
伝令とベンチ前キャッチボールとか他の国はやってないがね。
ただのガヤなのか?
球数500球でも延長タイブレークも9回イニングが前提だったがね。
やはり2部制導入した時点ヤレンの人は着々と外堀埋めていたんだな。
あきらめが悪いのでね!
桐蔭西谷さんが苦言呈すが、プロ野球OBがおかしいよ!何人が野球は9回だよと叫んでも決定事項なのか?
秋季大会は9イニングで90回選抜が7回でするんだね!
近畿地方のある甲子園出場経験ある監督の話に、7イニング制になったら一人良い投手がいたら好機かもと言っているとか新聞記事で見ましたが、それはど~なん?
球数500球、複数投手制は意味ないじゃん!
高校野球に米、豪、加など7回イニング制でやっているから日本もやらないとおかしいよって事?
伝令とベンチ前キャッチボールとか他の国はやってないがね。
ただのガヤなのか?
球数500球でも延長タイブレークも9回イニングが前提だったがね。
やはり2部制導入した時点ヤレンの人は着々と外堀埋めていたんだな。
あきらめが悪いのでね!